JP2716692B2 - 筒状包装袋 - Google Patents

筒状包装袋

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JP2716692B2
JP2716692B2 JP8310682A JP31068296A JP2716692B2 JP 2716692 B2 JP2716692 B2 JP 2716692B2 JP 8310682 A JP8310682 A JP 8310682A JP 31068296 A JP31068296 A JP 31068296A JP 2716692 B2 JP2716692 B2 JP 2716692B2
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JP
Japan
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packaging bag
rough surface
narrow
surface portion
plastic
Prior art date
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JP8310682A
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JPH09104471A (ja
Inventor
崎 正 吉 山
島 重 行 大
木 芳 次 茂
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Hosokawa Yoko KK
Nichiban Co Ltd
Original Assignee
Hosokawa Yoko KK
Nichiban Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、ソーセ
ージや羊羮を封入するために用いられ、開封を容易に行
なう筒状包装袋に関する。 【0002】 【従来の技術】セロファン、紙等にポリエチレンフイル
ムをラミネートした複合フイルムを素材とした包装袋
は、ヒートシール面の開封をカッタを用いることなく手
で容易にできるので、その用途も広範囲にわたっている
が、この種の複合フイルムは、破断強度が低く、特に防
湿性が不足するため、封入される内容物に制限がある。 【0003】そこで、プラスチックフイルムを用いて、
破断強度を上げるとともに防湿性を改良した包装袋が開
発された。 【0004】プラスチックラミネートフイルムを素材と
した筒状包装袋は、引裂き強度が高いため、封着部を手
で開封することが難しく、開封にカッタ等の治具を必要
とし、手で容易に開封できる筒状包装袋の開発がユーザ
ーから要望されている。 【0005】そこで、筒状包装袋のヒートシール面に細
幅テープを設け、この細幅テープを引っ張ることで、ヒ
ートシール面の開封を容易に行い得るようにした筒状包
装袋が開発された。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】プラスチックラミネー
トフイルムを素材とした筒状包装袋において、ヒートシ
ール面に細幅テープを設けることで、ヒートシール面の
開封を容易に行うことはできるが、細幅テープをヒート
シール面に配設するには、別の工程を必要とし、工程が
繁雑になるとともに、製品のコストアップになるという
問題点がある。 【0007】本発明は上記した点に鑑みてなされたもの
で、プラスチックラミネートフイルムにスパイラル状に
延びる細幅粗面部を設けることで、製造工程を複雑にす
ることなく、ヒートシール面とは別の位置で、開封を容
易に行い得るようにした筒状包装袋を提供することを目
的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の筒状包装袋は、
矩形状に裁断したプラスチックラミネートフィルムの両
側部に設けた接合部を重ね合わせ形成される連続したス
パイラル状に延びる細幅粗面部をプラスチックラミネー
トフィルムの表面側に設け、この細幅粗面部は、サンド
ペーパー手段によりプラスチックフィルムに形成される
傷部と押し出しラミネート加工時に傷部に充填されるプ
ラスチック材料から形成されることを特徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
つき説明する。第1図は本発明による筒状包装袋を示
し、この筒状包装袋の外周面にはスパイラル状に延びる
細幅粗面部2が上端から下端まで連続して形成されてい
る。 【0010】上記筒状包装袋1は、第2図および第3図
に示すように、矩形状に裁断したラミネートフイルム素
材3を両側部分3a,3bを重なるようにヒートシール
加工して形成され、筒状包装袋1の細幅粗面部2は、ラ
ミネートフイルム素材3に形成された一側縁から他側縁
まで延びる細幅粗面部分2a,2b…を連続するように
結ぶことで形成される。この筒状包装袋1の上下開口端
は、通常の手段による締め輪4により閉じられる。 【0011】上記筒状包装袋1の細幅粗面部2は、ラミ
ネートフイルム素材3に形成された複数の細幅粗面部分
2a,2b…を連続するように配置することで構成され
るものであり、この場合、ヒートシールされた部分にお
いて細幅粗面部分が連続するように、上端側に位置する
第1細幅粗面部分2aの上縁と側部分3aの内側縁との
交点aと次に続く第2細幅粗面部分2aの下縁と側部分
3bの内側縁との交点bが同一横線L1上に位置するよ
うにし、以下同様に、第2細幅粗面部分2bの上縁と側
部分3aの内側縁との交点a´と次に続く第3細幅粗面
部分2aの下縁と側部分3bの内側縁との交点b´が同
一横線L2上に位置するようにする。 【0012】上記ラミネートフイルム素材3は、第4図
に示すように、一面に粗面部分2他面に印刷面を形成し
た厚さ12μのポリエステルフイルム5と、厚さ15μ
のポリエチレンフイルム6と、厚さ7μのアルミニウム
フォイル7と、厚さ30μのポリエチレンフイルム8を
押出しラミネートすることで作られる。細幅粗面部2
は、サンドペーパを巻いたローラのような粗面形成手段
により形成される。 【0013】一方、上記ポリエステルフイルム5に形成
される細幅粗面部2の傷は、第4図に示すように、押出
しラミネート加工する際に、ポリエチレン材料が入り込
むことで平滑面を呈し外観的に見苦しくなることはな
い。 【0014】しかして、筒状包装袋1に充填された内容
物を取り出すには、筒状包装袋1のヒートシール部の細
幅粗面部2に対応した部位を破くと、筒状包装袋1が、
このヒートシール部から、筒状包装袋1の外周面に設け
たスパイラル状に延びる細幅粗面部2に沿って開封され
ることにより行なう。 【0015】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、スパ
イラル状に延びる細幅粗面部はプラスチックラミネート
フィルムの表面側に位置するプラスチックフィルムに形
成され、この細幅粗面部は、サンドペーパー手段により
プラスチックフィルムに形成される傷部とラミネート加
工時に傷部に充填されるプラスチック材料から形成され
るので、筒状包装袋に設けた細幅粗面部によるバリヤー
性が低下することはほとんどなく、筒状包装袋に封入さ
れた内容物は長期保存してもほとんど変化することがな
い。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による筒状包装袋の正面図。 【図2】本発明による筒状包装袋の断面図。 【図3】本発明による筒状包装袋素材の展開図。 【図4】細幅粗面部の拡大図。 【符号の説明】 1 筒状包装袋 2 細幅粗面部 2a,2b,2c 細幅粗面部分 3 筒状包装袋素材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.矩形状に裁断したプラスチックラミネートフィルム
    の両側部に接合部を設け、これら接合部を重ね合わせて
    ヒートシールした筒状包装袋において、プラスチックラ
    ミネートフィルムの表面側に位置するプラスチックフィ
    ルムに連続したスパイラル状に延びる細幅粗面部を設
    け、この細幅粗面部は、サンドペーパー手段によりプラ
    スチックフィルムに形成される傷部と、押し出しラミネ
    ート加工時に傷部に充填されるプラスチック材料から形
    成されることを特徴とする筒状包装袋。
JP8310682A 1995-12-08 1996-11-21 筒状包装袋 Expired - Lifetime JP2716692B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8310682A JP2716692B2 (ja) 1996-11-21 1996-11-21 筒状包装袋
US09/090,943 US6541086B2 (en) 1995-12-08 1998-06-05 Easily tearable packing films

Applications Claiming Priority (1)

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JP8310682A JP2716692B2 (ja) 1996-11-21 1996-11-21 筒状包装袋

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JPH09104471A JPH09104471A (ja) 1997-04-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104875957A (zh) * 2015-04-15 2015-09-02 广西大学 一种包装结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54137077A (en) * 1978-04-17 1979-10-24 Dainippon Printing Co Ltd Packaging material and its manufacturing

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JPH09104471A (ja) 1997-04-22

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