JP2005088945A - ワンピース口栓 - Google Patents

ワンピース口栓 Download PDF

Info

Publication number
JP2005088945A
JP2005088945A JP2003325987A JP2003325987A JP2005088945A JP 2005088945 A JP2005088945 A JP 2005088945A JP 2003325987 A JP2003325987 A JP 2003325987A JP 2003325987 A JP2003325987 A JP 2003325987A JP 2005088945 A JP2005088945 A JP 2005088945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
spout
peripheral surface
annular
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003325987A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Saito
剛史 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2003325987A priority Critical patent/JP2005088945A/ja
Publication of JP2005088945A publication Critical patent/JP2005088945A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】使用時に、キャップをスパウトから分離してスパウトを開封しやすく、分離したキャップを紛失しにくく、使用後に、再封止がしやすいワンピース口栓を提供する。
【解決手段】キャップとの咬合リングを内周面にもつスパウトの注出筒部の内周面上端に、環状薄肉脆弱線を介して、スパウトとの咬合リングを外周面上方にもちキャップの周壁部の先端部をスパウト内へ垂下して、スパウトの上方にキャップを接続するワンピース口栓において、キャップ100 の周壁部120 の外周面上方に、曲げ可能な小幅接続部101 を介して開封用環状つまみ130 を接続し、小幅接続部の両側のキャップの周壁部外周面と環状開封用つまみ内周面と間の環状の隙間131 を、小幅薄肉脆弱ブリッジ102 で一箇所又は多数箇所接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スパウトの上方にキャップが接続している口栓であり、始めて開封するときに、キャップをスパウトから分離してスパウトを開封し、再封止するときには、キャップをスパウトへ押し込んで封止するワンピース口栓に関するものである。
従来、ワンピース口栓は、使用時の便宜性を考慮して、液体用紙容器の注出位置に突設して使用するものである。そのワンピース口栓(10)の構造は、例えば図2(a)及び(b)に示すように、スパウト(200)(注出具)の注出筒部(220)の内周面上端に、環状薄肉脆弱線(11)を介して、キャップ(100)の周壁部(120)の先端部をスパウトの注出筒内へ垂下した状態で、スパウトの上方にキャップを接続したものである。スパウト(200)は、環状台座部(210)上に、内周面先端にキャップとの咬合リング(221)を設けた注出筒部(220)が立設され、環状台座部の外周面下端に、液体用紙容器(20)の口栓取付孔(21)の内面に超音波溶着法などで上面を溶着する溶着リング(230)が設けられており、キャップ(100)は、天板(110)と周壁(120)とからなり、周壁の外周面上方に環状開封用つまみ(130)が設けられ、周壁の外周面中程にスパウトとの咬合リング(121)が設けられ、周壁下端部の外周面はスパウトに挿着し易いように下方へ曲面をもって狭くなっている。この口栓は、開封するときに、キャップの天板上を指で押圧してキャップをスパウト内に押し込んでキャップとスパウトを連結している環状薄肉脆弱線(11)を一旦破断してキャップをスパウトから分離し、環状開封用つまみ(130)により、キャップをスパウトから取り外してスパウトを開封するものであった。そして、再封止するときには、スパウトの注出筒にキャップの環状開封用つまみの下方の周壁を押し込んで、キャップの咬合リング(121)をスパウトの咬合リング(221)に咬合させて封止するものであった。また、従来の他のワンピース口栓としては、スパウトの注出筒部の上端に、キャップを裏返しの状態で、接続部にV字状のカット溝を形成したものも知られていた(特許文献1参照)。
特開平5−229566号公報
しかしながら、上述の従来のワンピース口栓は、口栓の径がφ10mm以上になると、キャップをスパウトから分離するために強い力を必要とし、スパウトが開封しにくいことがあった。この対策としては、環状開封用つまみの外径寸法を大きくしてもよいが、液体用紙容器の注出位置に突設するときに、口栓取付孔の口径寸法には規制があるため、環状開封用つまみの外径寸法には自ずと限界があった。また、スパウトから分離したキャップを、内容物を注出しているときに、誤って紛失しやすいこともあった。
本発明は、上述の従来のワンピース口栓の問題点を解決したものであり、使用するときに、キャップをスパウトから分離してスパウトを開封しやすく、使用しているときに、キャップを紛失しにくく、また、使用したのち、再封止がしやすいワンピース口栓を提供するものである。
すなわち、本発明の発明は、キャップとの咬合リングを内周面にもつスパウトの注出筒部の内周面上端に、環状薄肉脆弱線を介して、前記スパウトとの咬合リングを外周面上方にもちキャップの周壁部の先端部を前記スパウト内へ垂下して、前記スパウトの上方に前
記キャップを接続するワンピース口栓において、前記キャップの周壁部の外周面上方に、曲げ可能な小幅接続部を介して開封用環状つまみを接続し、前記小幅接続部の両側の前記キャップの周壁部外周面と前記環状開封用つまみ内周面と間の環状の隙間を、小幅薄肉脆弱ブリッジで一箇所又は多数箇所接続したことを特徴とするワンピース口栓である。
本発明のワンピース口栓は、使用するときに、キャップの開封用環状つまみの小幅接続部と対向側を指で摘んで引き上げると、開封用環状つまみと周壁との隙間を接続している小幅薄肉脆弱ブリッジが切断され、開封用環状つまみが小幅接続部で折れ曲がって傾斜し、開封用環状つまみに指を入れることができるので、強くキャップを上方へ引き上げることができる。この結果、キャップとスパウトを接続する環状薄肉脆弱線が破断しやすく、キャップをスパウトから分離してスパウトを開封しやすい。
また、本発明のワンピース口栓は、開封用環状つまみに指を通してスパウトから分離したキャップを保持することができるので、注出しているときに、キャップを紛失することが防げる。
また、本発明の本発明のワンピース口栓は、使用したのち、スパウトから分離したキャップをスパウトの注出筒に押し込んで、キャップの咬合リングをスパウトの咬合リングに咬合させて封止するものであり、再封止がしやすい。
次に、本発明のワンピース口栓の一実施形態について、図を用いて詳細に説明する。
本実施形態のワンピース口栓(10)は、図1(a)に示すように、キャップ(100)の周壁部(120)の先端部をスパウト(200)の注出筒部(220)内へ垂下して、スパウトの注出筒部の内周面上端に、環状薄肉脆弱線(11)を介して、スパウトの上方にキャップが一体に接続する口栓である。キャップ(100)の構造は、天板部(110)と周壁部(120)とからなり、周壁部の外周面上方に環状開封用つまみ(130)を設け、周壁部の外周面中程にスパウトとの咬合リング(121)を設け、周壁部の外周面先端部は、スパウトの注出筒部(220)に挿着し易いように下方へ曲面をもって狭く形成するものである。環状開封用つまみ(130)は、図1(a)及び(b)に示すように、曲げ可能な小幅接続部(101)を介してキャップの周壁部(120)の外周面に接続し、小幅接続部の両側のキャップの周壁部外周面と環状開封用つまみ内周面と間の環状の隙間(131)を、小幅薄肉脆弱ブリッジ(102)で周方向へ等間隔で3箇所接続するものである。なお、この小幅薄肉脆弱ブリッジの接続個数は、必要に応じた個数に製品設計するものである。スパウト(200)の構造は、図1(a)に示すように、環状台座部(210)に注出筒部(220)を立設し、この注出筒部の内周面上端にキャップとの咬合リング(221)を設け、注出筒部の外周面下端に液体用紙容器(20)の口栓取付孔(21)の内面に超音波溶着法などで上面を溶着する溶着リング(230)が設けられるものである。なお、スパウトの咬合リングの位置は、必要に応じ、キャップの咬合リングに合わせて製品設計するものである。
本実施形態のワンピース口栓は、薄肉脆弱線や薄肉脆弱ブリッジが破断可能な材質、例えば低密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法によりキャップとスパウトとを一体成形して作製するものである。
液体用紙容器の注出位置に突設する上述の本実施形態のワンピース口栓は、キャップの開封用環状つまみの小幅接続部と対向側を指で摘んで引き上げると、開封用環状つまみと周壁との隙間を接続している小幅薄肉脆弱ブリッジが容易に切断され、開封用環状つまみが小幅接続部で折れ曲がって傾斜する。傾斜する開封用環状つまみに指を入れてキャップ
を上方へ引き上げると、口栓の径がφ10mm以上であっても、キャップとスパウトを接続する環状薄肉脆弱線が容易に破断されて、キャップをスパウトから分離して、スパウトを開封することができる。取り外したキャップは、スパウトの注出筒部に押し込むことにより、スパウトを容易に封止することができる。
(a)は、本発明の一実施形態のワンピース口栓の構造を示す断面図であり、(b)は、そのキャップの平面図である。 (a)は、従来の一例のワンピース口栓の構造を示す断面図であり、(b)は、そのキャップの平面図である。
符号の説明
10……ワンピース口栓
11……環状薄肉脆弱線
20……液体用紙容器
21……口栓取付孔
100……キャップ
101……小幅接続部
102……小幅薄肉脆弱ブリッジ
110……天板部
120……周壁部
121,221……咬合リング
130……環状開封用つまみ
131……隙間
200……スパウト
210……環状台座部
220……注出筒部
230……貼着リング

Claims (1)

  1. キャップとの咬合リングを内周面にもつスパウトの注出筒部の内周面上端に、環状薄肉脆弱線を介して、前記スパウトとの咬合リングを外周面上方にもちキャップの周壁部の先端部を前記スパウト内へ垂下して、前記スパウトの上方に前記キャップを接続するワンピース口栓において、前記キャップの周壁部の外周面上方に、曲げ可能な小幅接続部を介して開封用環状つまみを接続し、前記小幅接続部の両側の前記キャップの周壁部外周面と前記環状開封用つまみ内周面と間の環状の隙間を、小幅薄肉脆弱ブリッジで一箇所又は多数箇所接続したことを特徴とするワンピース口栓。
JP2003325987A 2003-09-18 2003-09-18 ワンピース口栓 Pending JP2005088945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003325987A JP2005088945A (ja) 2003-09-18 2003-09-18 ワンピース口栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003325987A JP2005088945A (ja) 2003-09-18 2003-09-18 ワンピース口栓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005088945A true JP2005088945A (ja) 2005-04-07

Family

ID=34456293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003325987A Pending JP2005088945A (ja) 2003-09-18 2003-09-18 ワンピース口栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005088945A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074428A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Toppan Printing Co Ltd ワンピース口栓
JP2008230642A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Mikasa Sangyo Kk キャップ付き注出口
JP2009190781A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Japan Crown Cork Co Ltd ワンピーススパウト
KR101143544B1 (ko) 2010-06-21 2012-05-09 (주) 에이텍 파우치용 스파우트

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074428A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Toppan Printing Co Ltd ワンピース口栓
JP2008230642A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Mikasa Sangyo Kk キャップ付き注出口
JP2009190781A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Japan Crown Cork Co Ltd ワンピーススパウト
KR101143544B1 (ko) 2010-06-21 2012-05-09 (주) 에이텍 파우치용 스파우트

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5804847B2 (ja) キャップ
JP2008308218A (ja) キャップ
JP2005289389A (ja) プルリング無しヒンジキャップ
JP2005088945A (ja) ワンピース口栓
JP5125249B2 (ja) バージン性機能をもつ栓体
JP7278872B2 (ja) 抜栓キャップ
JP2008074428A (ja) ワンピース口栓
JP2010120658A (ja) スパウト閉栓キャップ
JP4458463B2 (ja) 栓部材および容器
JP2007084079A (ja) プルリング付口栓
JP2004099105A (ja) イージーオープン口栓
JP4525085B2 (ja) 改ざん防止用オーバーキャップ
JP2017065799A (ja) ヒンジキャップ
JP2000128217A (ja) 液体用紙容器の口栓
JP4306210B2 (ja) 口栓用スパウト
JP7466988B2 (ja) ヒンジキャップ
JP2005096793A (ja) 不正開封防止機能をもつキャップと容器口元部の構造
JP2007084078A (ja) プルリング付口栓
JP5154293B2 (ja) 注出栓
JP2008230642A (ja) キャップ付き注出口
JP3214701U (ja) キャップ
JP2024018568A (ja) 注出キャップ
JP2009107687A (ja) ヒンジキャップ
JP2002029555A (ja) 注出キャップ
JP4779306B2 (ja) 不正開封防止封緘リング付口栓

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090804