JPH074811Y2 - 目薬容器 - Google Patents

目薬容器

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Publication number
JPH074811Y2
JPH074811Y2 JP15443588U JP15443588U JPH074811Y2 JP H074811 Y2 JPH074811 Y2 JP H074811Y2 JP 15443588 U JP15443588 U JP 15443588U JP 15443588 U JP15443588 U JP 15443588U JP H074811 Y2 JPH074811 Y2 JP H074811Y2
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JP
Japan
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mouth
eye drop
container
fitting cylinder
neck
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP15443588U
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English (en)
Other versions
JPH0274040U (ja
Inventor
弘幸 中村
岸  隆生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、口部に注出栓を有し、使用時倒立されるスク
イズ形の目薬容器に関する。
「従来の技術」 この種容器は第3図に示すように、スクイズ形の容器体
21の口頸部22に、軸芯部に注出孔23を開孔した注出栓24
を固く押込み内嵌し、また口頸部22外面に図では示して
いないがキャップを螺合装着したもので、使用時にはキ
ャップを外して倒立させ、この状態で容器体21を軽く圧
搾して注出孔23から液状の目薬を滴下させる。注出孔23
の下端部は微小孔25に絞り、容器体1を倒立させても目
薬液が自然流出しないようにしてある。
「考案が解決しようとする課題」 上記した従来容器で、注出栓24は容器体口頸部22に押込
み易いように、嵌合筒26下端の外面側角部をカットして
図示のように内下方向のテーパー27にしてあり、口頸部
22内面とは断絡した形状である。
ところで、この目薬容器で、目薬液を注出するのに容器
を倒立させると、内部の目薬液は下側となる口頸部22側
に移動するので、目薬液滴下後容器を正立状態に戻した
とき微小孔25下面の嵌合筒26に液が付着して残留し、こ
の付着残留液28は嵌合筒26がテーパー27のため口頸部22
内面と断絡していることから流路を断たれ、図のように
微小孔25を塞ぐよう残留する。このため次に使用すると
き、この残留液28が加圧空気、加圧液で破裂し、いわゆ
るパンク現象を起し、注出孔23から目薬液が噴射され
る。
本考案は、注出孔の下面部に付着残留する目薬液が容器
体内に流下できる構造として、注出孔が残留液で塞がれ
ることのないようにした目薬容器を得るにある。
「課題を解決するための手段」 本考案の目薬容器は、容器体1口頸部2の内面周方向と
びとびに、上端がこの口頸部2上部に内嵌した注出栓3
の嵌合筒4下端に接し、かつ少なくとも上端部近辺がこ
の嵌合筒4内面と略面一となる高さのリブ5を突出形成
した構造としている。
「作用」 上記において、目薬液滴下のため容器体1を倒立させる
と、容器体1内の目薬液は口頸部2側に移動し、従って
容器体1を正立状態に戻したとき、注出栓3下面の嵌合
筒4に囲まれた部分には目薬液が付着残留し、この注出
栓4の注出孔6下端の微小孔7を塞ぐことになる。
しかし、口頸部2内面の周方向とびとびにリブ5が突出
形成されており、これらリブ5の上端は嵌合筒4下端に
接し、しかもこの嵌合筒4内面と略面一となる高さなの
で、換言すれば嵌合筒4は周方向とびとびの個所が断絡
せずに口頸部2内面に連続して延長された形状なので、
嵌合筒4部分の付着残留液はこれらリブ5を介し容器体
1内に流下することになり、微小孔7を塞ぐようなこと
はなくなる。
「実施例」 以下図面を参照して一実施例を説明するに、本考案の目
薬容器は、容器体1口頸部2内面に、注出栓3下面部に
付着する目薬液を下方に流下させるリブ5を設け、付着
液が残留して注出孔6を塞ぐことのないようにした点に
特徴を有する。
容器体1は、第1図では示していないが目薬液注出時圧
搾される弾性変形可能な胴部を有し、この胴部上方に肩
部8を介して口頸部2を立設している。この口頸部2外
面にはキャップ螺着用のねじ9を形成し、そして内面周
方向とびとびに、この内面中腹部から肩部8にかけてリ
ブ5を突出形成している。これらリブ5は、上端は注出
栓3の嵌合筒4下端に接し、かつこの上端付近が嵌合筒
4内面と略面一となる高さであって、曲線状に次第に高
さが低くなり肩部8部分で消滅する形状にしてある。
注出栓3は、軸芯部に下端を微小孔7に絞った注出孔6
を開孔し、下面周縁部から、下端外面側角部をテーパー
10にカットし、かつ外面に粗面11を形成した嵌合筒4を
垂設し、また中間部外面にフランジ12を設け、このフラ
ンジ12を前記口頸部2口頂面に掛けて嵌合筒4をこの口
頸部2内上部に圧入嵌合して取付けてある。取付けた状
態で嵌合筒4下端が前記リブ5群上端と接する。
従って、嵌合筒4は周方向とびとびの個所がリブ5と連
らなることになり、目薬液注出後嵌合筒4部に微小孔7
を塞ぐように付着した目薬液13は各リブ5を介し下方に
流下することができ、微小孔7を塞ぐことがなくなる。
上記各部は合成樹脂材で成形製作させるが、容器体1は
1次成形品のピースをブロー成形して形成される。
第2図a,bは、この容器体1のピースを示したものであ
る。
「考案の効果」 上記した如く、本考案の目薬容器では、口頸部2の内面
周方向とびとびに、上端がこの口頸部2上部に内嵌した
注出栓3の嵌合筒4下端に接し、かつ少なくとも上端部
近辺がこの嵌合筒4内面と略面一となる高さのリブ5を
突出形成し、嵌合筒4部に付着した目薬液がこれらリブ
5を介し下方に流下できるようにしたので、付着液が残
留して注出孔6を塞ぐようなことが防止でき、いわゆる
パンク減少が除去できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案目薬容器の一実施例の要部縦断面図、第
2図a,bは同実施例のスクイズ形容器体のピースの上面
図と半部縦断正面図、第3図は従来の目薬容器の要部縦
断面図である。 1……容器体、2……口頸部、3……注出栓、5……リ
ブ、6……注出孔、7……微小孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器体1口頸部2の内面周方向とびとび
    に、上端がこの口頸部2上部に内嵌した注出栓3の嵌合
    筒4下端に接し、かつ少なくとも上端部近辺がこの嵌合
    筒4内面と略面一となる高さのリブ5を突出形成した目
    薬容器。
JP15443588U 1988-11-28 1988-11-28 目薬容器 Expired - Lifetime JPH074811Y2 (ja)

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JP15443588U JPH074811Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 目薬容器

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JPH0274040U JPH0274040U (ja) 1990-06-06
JPH074811Y2 true JPH074811Y2 (ja) 1995-02-08

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WO2012063798A1 (ja) * 2010-11-09 2012-05-18 千寿製薬株式会社 薬液容器用ノズル

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