JP5889011B2 - 封緘付きネジキャップの成形金型 - Google Patents

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Description

本発明は、ネジキャップの成形金型、とくに不正を防止するための封緘リングを具えた封緘付きネジキャップの成形金型に関するものである。
ピルファープルーフ機能を有するキャップとして、容器本体の口筒部外周に螺合するキャップ本体の下端に、複数の細い接続片を介して、口筒部外周の係止部に抜け出し不能に係止する封緘リングを連結して構成され、開蓋時のキャップの開蓋操作により接続片を破断させて、口筒部の下部に残る封緘リングと、開蓋されるキャップ本体とに分離し、これによりキャップが開蓋されたことを判別できるようにした不正開封を防止する封緘付きキャップは従来より広く使用されている。
また、封緘付きキャップと容器本体とを構成する材質が異なる場合、廃棄物のリサイクル利用の観点から、口筒部に残った封緘リングを外して分別廃棄する必要があるので、封緘リングの一部にスリットを設け、該スリットのリングの端部を切断可能な連結部で連結し、開蓋時のキャップの開蓋操作により、封緘リングの連結部を切断し、封緘リング自体をキャップ本体とともに容器本体の口筒部から外せるようにした不正開封を防止する封緘付きキャップは、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−1828号公報
封緘付きキャップを成形する際には、ネジキャップの外周を成形するキャビティとネジキャップの外周下面を形成する下部キャビティ、ネジキャップの内周を成形するコアとを具え、ネジキャップを成形する空間を形成した成形金型に、溶融樹脂を流し込み、次に、樹脂が一定温度に冷却され、固化してきたら、まず、キャビティを抜き取った後、下部キャビティを上昇させ、ネジキャップ自体をコアから抜き取り、ネジキャップを成形している。
しかしながら、上記特許文献1記載の封緘付きキャップでは、成形時のコアから抜き取る際に、無理抜きとなり、封緘リングを外側に押し広げるとともに、下方に引っ張りながら上昇することにより、封緘リングのスリットの間隔を広げ、連結部を切断して、成型時に不良品となるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、開蓋時のキャップの開蓋操作により、キャップが開蓋されたことを判別でき、構成する材質が異なるキャップと容器本体とを簡単かつ確実に分別廃棄できるようにするとともに、射出成形時の成形金型のコアからキャップを抜き取る際に、封緘リングのスリットの間隔を広げることを防止し、成型時に不良品を出さないようにした封緘付きネジキャップの成形金型を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、封緘付きネジキャップの成形金型として、容器本体の口筒部に螺着される合成樹脂製の封緘付きネジキャップの成形金型であって、ネジキャップは、キャップ本体と、キャップ本体の下端に連設され、リング状に形成された封緘リングとからなり、キャップ本体は、頂壁と、外周壁とからなり、封緘リングは、所定のスリットを設けた帯体と、帯体の端部間のスリット側面の内側を連設する破断可能な弱化部とからなり、帯体の外周の両端部の近傍には、それぞれ凹部または凸部からなる切断防止部を有し、帯体の内周下部には、閉蓋時に容器本体の口筒部外周下部と係合する複数の係止爪片を有し、キャップ本体の外周壁の下面と封緘リングの上面とは、破断可能な弱化片を有し、成形金型は、ネジキャップの外周を成形するキャビティと、ネジキャップの内周を成形するコアとを具え、成形金型のキャビティは、内方面に、封緘リングの切断防止部を形成するそれぞれ凸部または凹部からなる成形部を有することを特徴とする構成を採用する。
成形金型の実施例として、成形金型のキャビティは、キャップ本体の外周を成形する上部キャビティと、キャップ本体の外周下端部と封緘リングの外周およびキャップ本体と封緘リングとの間を成形する左右に開閉可能な中部スライドキャビティと、封緘リングの下面を形成する下部キャビティとからなり、中部スライドキャビティの下部には、封緘リングの帯体を形成する部分の切断防止部の近傍に凹設された係合凹部を有し、下部キャビティの上面には、中部スライドキャビティの係合凹部に係合する係合凸部を有し、係合凸部の内方面は、封緘リングの帯体の切断防止部を形成する成形部を有することを特徴とする構成を採用する。
封緘リングと成形金型の実施例として、封緘リングの帯体の切断防止部は、凹部であり、成形金型のキャビティの成形部は、切断防止部の凹部に対応する凸部であることを特徴とする構成、または、封緘リングの帯体の切断防止部は、凸部であり、成形金型のキャビティの成形部は、切断防止部の凸部に対応する凹部であることを特徴とする構成を採用する。
キャップ本体と封緘リングの実施例として、キャップ本体は、外周壁の下端部の所定の箇所に複数の係止凹部を有し、封緘リングは、帯体の上面の所定の箇所に係止凹部に係合する複数の係止凸部を有していることを特徴とする構成、または、キャップ本体の外周壁の下面と封緘リングの帯体の上面とを連設する弱化片は、帯体の開蓋方向に対して反対側の端部側が、他の弱化片より太く比較的強固な連結弱化片となっていることを特徴とする構成を採用する。
封緘リングの実施例として、封緘リングのスリットは、変形スリットであり、帯体の端部は、変形スリットを挟んで、開蓋方向に対して反対側の端部の上部から延びる上部帯体端部と、開蓋方向の端部の下部から延びる下部帯体端部とを有し帯体は、開蓋方向に対して反対側の端部と下部帯体端部の先端の内側に、両端部を連設する破断可能な弱化部を有していることを特徴とする構成を採用する。
本発明の封緘付きネジキャップの成形金型は、ネジキャップの封緘リングが、所定のスリットを設けた帯体と、帯体の端部間のスリット側面の内側を連設する破断可能な弱化部とからなり、帯体の外周の両端部の近傍には、それぞれ凹部または凸部からなる切断防止部を有し、帯体の内周下部には、閉蓋時に容器本体の口筒部外周下部と係合する複数の係止爪片を有し、キャップ本体の外周壁の下面と封緘リングの上面とは、破断可能な弱化片を有し、成形金型は、ネジキャップの外周を成形するキャビティと、ネジキャップの内周を成形するコアとを具え、成形金型のキャビティは、内方面に、封緘リングの切断防止部を形成するそれぞれ凸部または凹部からなる成形部を有し、ネジキャップ成形時に、キャビティの成形部が封緘リングの切断防止部およびその近傍と係合して、封緘リングの帯体の両端部の近傍を固定することにより、コアからネジキャップを抜き取る際に、封緘リングのスリットの間隔を広げることを防止し、成型時に不良品を出さないようにすることができる。
また、本発明の成形金型による封緘付きネジキャップは、開蓋時のキャップの回転により、封緘リングの帯体の両端部を連結する弱化部が切断されるとともに、キャップ本体と封緘リングを連結している弱化片を切断していき、帯体が帯状となり、容器本体からキャップを外すことができる。
キャップのキャップ本体と封緘リングとを連設する弱化片と、封緘リングの弱化部とが切断されると、その跡が残るので、キャップの不正開封を確認することができる。
さらに、キャップ本体に封緘リングが連設されたままであるので、再び閉蓋する際に、封緘リングが閉蓋の妨げとなる。
開蓋時に、封緘リングがキャップ本体に連設したままで容器本体から外すことができるので、容器使用後に、構成する材質が異なる容器本体とキャップを簡単に分別廃棄することができる。
本願発明の第1実施例の封緘付きネジキャップと、該ネジキャップを成形する成形金型の説明図で、(a)は封緘付きネジキャップと成形金型の断面正面図、(b)は封緘付きネジキャップの正面図である。 封緘付きネジキャップの説明図で、(a)は断面側面図、(b)は封緘帯の下面図である。 成形金型の説明図で、(a)は中部スライドキャビティの下面図、(b)は下部キャビティの上面図である。 本願発明の第2実施例の封緘付きネジキャップと、該ネジキャップを成形する成形金型の説明図で、(a)は封緘付きネジキャップと成形金型の断面正面図、(b)は封緘付きネジキャップの正面図である。 封緘付きネジキャップの説明図で、(a)は断面側面図、(b)は封緘帯の下面図である。 成形金型の説明図で、(a)は中部スライドキャビティの下面図、(b)は下部キャビティの上面図である。 本願発明の第3実施例の封緘付きネジキャップと、該ネジキャップを成形する成形金型の説明図で、(a)は封緘付きネジキャップと成形金型の断面正面図、(b)は封緘付きネジキャップの正面図である。 封緘付きネジキャップの説明図で、(a)は断面側面図、(b)は封緘帯の下面図である。 成形金型の説明図で、(a)は中部スライドキャビティの下面図、(b)は下部キャビティの上面図である。 本願発明の第4実施例の封緘付きネジキャップと、該ネジキャップを成形する成形金型の説明図で、(a)は封緘付きネジキャップと成形金型の断面正面図、(b)は封緘付きネジキャップの正面図である。 封緘付きネジキャップの説明図で、(a)は断面側面図、(b)は封緘帯の下面図である。 成形金型の説明図で、(a)は中部スライドキャビティの下面図、(b)は下部キャビティの上面図である。
次に、本発明の封緘付きネジキャップの成形金型について、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器本体の口筒部に螺着される合成樹脂製の封緘付きのネジキャップ、BはネジキャップAを成形する成形金型である。
また、図2において、CはネジキャップAを螺着する容器本体であり、容器本体Cの口筒部には、上部に、ネジ1が螺設され、中程から下方に向かって他の外周より縮径される係合凹部2が形成されている。
ネジキャップAは、図1、2に示すように、キャップ本体A1と、キャップ本体A1の下端に連設される封緘リングA2とからなっている。
キャップ本体A1は、頂壁5と外周壁6とからなり、外周壁6の内周の中央部には、容器本体Cの口筒部のネジ1に螺合するネジ7が突設され、外周壁6の下端部には、所定の箇所に係止凹部8が複数配設されている。
また、外周壁6の外周には、滑り止めのために、ローレット等が設けられている。
封緘リングA2は、所定のスリット10を設けて円状に形成した帯体11と、帯体11の端部11a、11b間のスリット10側面の内側下端部を連設する破断可能な弱化部12とによりリング状に形成されている。
帯体11の端部11aは、スリット10を挟んで、開蓋方向に対して反対側にあり、端部11bは、開蓋方向にある。
帯体11の外周の端部11aおよび端部11bの近傍には、図1に示すように、それぞれ切断防止凹部13が成形金型Bにより形成されている。
帯体11の内周には、図1に示すように、ネジキャップAの成型時に、内方下向きに傾斜して延びる係止爪片14が、複数形成されている。
また、係止爪片14は、周知のものと同様に、成形後の工程により、図2に示すように、内方上向きに傾斜して延び、閉蓋時に容器本体Cの口筒部の係合凹部2と係合するように成形される。
帯体11の上面には、所定の箇所に、キャップ本体A1の係止凹部8に係合する係止凸部15が複数配設されている。
キャップ本体A1の係止凹部8およびそれに係合する係止凸部15は、封緘リングA2の帯体11の端部11aと端部11bの近傍から離れた箇所に、少なくとも二つは配設されている。
キャップ本体A1の外周壁6と封緘リングA2は、外周壁6の下面と帯体11の上面とを、端部11bと端部11aの近傍を残すとともに、係止凹部8およびそれに係合する係止凸部15の近傍の箇所を残して、複数配設された破断可能な弱化片16と、封緘リングA2の帯体11の端部11a付近に配設され、弱化片16より太く比較的強固な連結弱化片17とにより連結されている。
図1、3に示すように、成形金型Bは、上部キャビティB1と中部スライドキャビティB2と下部キャビティB3、および、コアB4と筒状コアB5で構成されており、ネジキャップAを成形する空間を形成している。
また、成形金型Bには、溶融樹脂を導入するためのスプルーと通路が形成されている。
上部キャビティB1はネジキャップAのキャップ本体A1の外周を成形するようになっている。
中部スライドキャビティB2は、上面が上部キャビティB1下面と係合するとともに、左右に開閉可能な金型であり、ネジキャップAのキャップ本体A1の外周下端部と封緘リングA2の外周、および、キャップ本体A1と封緘リングA2との間と、封緘リングA2の帯体11のスリット10を形成するようになっている。
中部スライドキャビティB2の下部の封緘リングA2の帯体11を形成する部分において、端部11aと端部11bの切断防止凹部13の近傍に下端面から凹設された係合凹部20が形成されている。
下部キャビティB3は、上面が中部スライドキャビティB2下面と係合するとともに、筒状コアB5が内周で上下方向に移動可能な金型であり、ネジキャップAの封緘リングA2の帯体11の下面を形成するようになっている。
下部キャビティB3の上面には、中部スライドキャビティB2の係合凹部20に係合する係合凸部25がそれぞれの位置に配設されている。
それぞれの係合凸部25の内方面には、封緘リングA2の切断防止凹部13を形成する成形凸部26が突設されている。
係合凸部25の内面は、切断防止凹部13および封緘リングA2の帯体11の端部11aと端部11bの切断防止凹部13の近傍を形成するようになっている。
コアB4は、ネジキャップAのキャップ本体A1内周全体と、封緘リングA2の帯体11上部内周および係止爪片14内面を形成するようになっている。
筒状コアB5は、コアB4の外周で上下方向に移動可能であるとともに、下部キャビティB3内周で上下方向に移動可能な金型であり、ネジキャップAの封緘リングA2の帯体11下部内周および係止爪片14外面を形成するようになっている。
次に、本実施例の成形時の作用効果について説明する。
まず、成形金型Bによって形成される空間に、上部キャビティB1に設けたスプルーより溶融樹脂を流し込み、ネジキャップAを成形する。
樹脂が一定の温度に冷却され、固化してきたら、まず、上部キャビティB1を抜き取り、次いで、中部スライドキャビティB2を左右に開く。
次に、筒状コアB5を抜き取り、次いで、下部キャビティB3を上昇させることで、ネジキャップA自体を上昇させ、コアB4から抜き取る。
ネジキャップAをコアB4から抜き取る際には、無理抜きとなるため、ネジキャップA自体、とくに、封緘リングA2が外方へ広げられるが、本実施例では、下部キャビティB3のそれぞれの係合凸部25の内面および成形凸部26が、封緘リングA2の帯体11の端部11aと端部11bの切断防止凹部13の近傍および切断防止凹部13と係合して押さえ付け、封緘リングA2の帯体11の端部11aと端部11bの近傍を固定することにより、封緘リングA2の他の部分が外方へ広がり、変形するのに対して、帯体11の端部11aと端部11bとのスリット10を広げることを防止し、弱化部12を切断してしまうことを防止することができる。
最後に、ネジキャップAを下部キャビティB3から外すと、ネジキャップAが成形される。
帯体11の係止爪片14は、筒状コアB5およびコアB4を抜いた時点では、図1に示すように、内方下向きに成形されるが、図2に示すように、周知のものと同様に、成形後の工程で係止爪片14を内方上向きに変形させる。
本願発明は、下部キャビティB3のそれぞれの係合凸部25の内方面により、封緘リングA2の帯体11の端部11aと端部11bの近傍を固定するので、ネジキャップAをコアB4から抜き取る際に、帯体11の弱化部12の切断を防止することができ、成形時に、ネジキャップAの封緘リングA2の帯体11が切れた不良品を出すことを防止することができる。
次に、本実施例の封緘付きネジキャップの使用態様と作用効果について説明する。
まず、ネジキャップAを螺着方向に回転させ、容器本体Cの口筒部に装着し、図2に示すように、閉蓋する。
ネジキャップAを回転させ、容器本体Cの口筒部に対して降下させていく際には、キャップ本体A1の外周壁6に設けた係止凹部8と、封緘リングA2の帯体11に設けた係止凸部15とが係合することによって、キャップ本体A1の下降に対して封緘リングA2を下方に押すとともに、キャップ本体A1の回転力で封緘リングA2全体を回転させる。
キャップ本体A1の回転に対して、封緘リングA2が一緒に回転することにより、キャップ本体A1と封緘リングA2とを連設する弱化片16および連結弱化片17と、帯体11を連設する弱化部12に負担を掛けないようにすることができ、最初の閉蓋時に、弱化片16および連結弱化片17と弱化部12が切れてしまうことを防止することができる。
ネジキャップAを開蓋する際には、キャップ本体A1の回転による上昇に対して、容器本体Cの係合凹部2の上端面と、封緘リングA2の係止爪片14の当接により、封緘リングA2の上昇が阻止されるとともに、封緘リングA2の回転が阻止されることにより、キャップ本体A1と封緘リングA2が引き離され、キャップ本体A1と封緘リングA2とを連設する弱化片16を切断していく。
また、キャップ本体A1が上昇していくと、キャップ本体A1と封緘リングA2とを連設する連結弱化片17は、弱化片16に比べ強固であるので、封緘リングA2の帯体11の端部11a付近がキャップ本体A1とともに上昇し、帯体11の端部11aと端部11bとの高さの差が大きくなり、帯体11の端部11aと端部11bとを連設する弱化部12が切断される。
弱化部12が切断されることによって、封緘リングA2の帯体11の保形性が弱くなり、端部11b側から、係止爪片14の先端を支点として、下側が外側に向かって捻れていき、係止爪片14と容器本体Cの係合凹部2の上端面との係合が外され、帯体11は、端部11a付近が上方、端部11b側が下方となるように変形される。
さらに、キャップ本体A1の上昇が続くと、封緘リングA2はキャップ本体A1とともに完全に容器本体Cの口筒部から外されて上昇し、ネジキャップAは容器本体Cから開蓋される。
本実施例の封緘付きネジキャップは、最初の開蓋で、ネジキャップAのキャップ本体A1と封緘リングA2とを連設する弱化片16と、封緘リングA2の弱化部12とが切断されるので、不正開封を視認することができる。
また、最初の開蓋で、封緘リングA2の片方の端部側が下がった帯状となり、再び閉蓋しようとしても、閉蓋の妨げとなる。
キャップ本体A1を容器本体Cの口筒部に閉蓋する際には、封緘リングA2の帯体11の端部11bに指を掛け、キャップ本体A1に対して引っ張り、連結弱化片17を切断して封緘リングA2をキャップ本体A1から外して使用する。
連結弱化片17は、最初の開蓋時に、下方に引っ張られるので、元の状態に比べ、連結弱化片17自体の強度が低下しているので、簡単に切り離すことができる。
本実施例の封緘付きネジキャップは、キャップ本体A1から封緘リングA2を取り外した後に閉蓋すると、キャップとしての外観が変わるとともに、キャップ本体A1の外周壁6の下端に弱化片16と連結弱化片17の切断跡が残るので、不正開封を確認することができる。
また、封緘リングA2が、キャップ本体A1とともに容器本体Cから外されるので、封緘リングA2が容器本体Cに残らないので、容器使用後に、構成する材質が異なる容器本体CとネジキャップAを簡単に分別廃棄することができる。
上記実施例では、封緘リングA2の係止爪片14を帯体11の内周に複数形成したが、特に、帯体11の両端部11a、11bの付近には配設しないようにすることによって、ネジキャップAを容器本体Cに装着する際に、係止爪片14が容器本体Aの口筒部に当接し、封緘リングA2を僅かに広げようとするが、封緘リングA2の両端部11a、11bの付近は変形せず、弱化部12の破断を防止することができる。
次に、第1実施例の封緘リングの構成を変えた第2実施例について、説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示して、詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図4において、Aaは容器本体Cの口筒部に螺着される合成樹脂製の封緘付きのネジキャップ、BaはネジキャップAaを成形する成形金型である。
ネジキャップAaは、図4、5に示すように、キャップ本体Aa1と、キャップ本体Aa1の下端に連設される封緘リングAa2とからなっている。
キャップ本体Aa1は、頂壁5と外周壁6とからなり、外周壁6の内周の中央部には、容器本体Cの口筒部のネジ1に螺合するネジ7が突設されている。
封緘リングAa2は、横方向に延びる中央部とその両端から上下いずれかの方向に延びる形状の変形スリット30を設けて円状に形成した帯体31によりリング状に形成されている。
帯体31の端部は、変形スリット30を挟んで、開蓋方向に対して反対側の端部31aと、端部31aの上部から横方向に延びる上部帯体端部32と、開蓋方向の端部31bと、端部31bの下部から横方向に延びる下部帯体端部33とから形成されており、帯体31の端部31aと下部帯体端部33の先端の内側下端部には、連設する破断可能な弱化部12が形成されている。
帯体31の外周の端部31aおよび下部帯体端部33の先端の近傍には、それぞれ切断防止凹部13が成形金型Baにより形成されている。
帯体31の内周下部には、係止爪片14が下部帯体端部33も含めて複数配設されている。
また、実施例1と同様に、係止爪片14を帯体31の両端部31a、31bの付近には配設しないようにしてもよい。
キャップ本体Aa1の外周壁6と封緘リングAa2は、複数配設された破断可能な弱化片16により連結されている。
図4、6に示すように、成形金型Baは、上部キャビティB1と中部スライドキャビティBa2と下部キャビティB3、および、コアB4と筒状コアB5で構成されており、ネジキャップAaを成形する空間を形成している。
また、成形金型Baには、溶融樹脂を導入するためのスプルーと、通路が形成されている。
中部スライドキャビティBa2は、上面が上部キャビティB1下面と係合するとともに、左右に開閉可能な金型であり、ネジキャップAaのキャップ本体Aa1の外周下端部と封緘リングAa2の外周、および、キャップ本体Aa1と封緘リングAa2との間と、封緘リングAa2の帯体31の変形スリット30を形成するようになっている。
中部スライドキャビティBa2の下部の封緘リングAa2の帯体31を形成する部分において、端部31aと下部帯体端部33の切断防止凹部13の近傍に、下端面から凹設された係合凹部20が形成されている。
下部キャビティB3は、上面が中部スライドキャビティBa2下面と係合するとともに、筒状コアB5が内周で上下方向に移動可能な金型であり、ネジキャップAaの封緘リングAa2の帯体31の下面を形成するようになっている。
下部キャビティB3の上面には、中部スライドキャビティBa2の係合凹部20に係合するとともに、内方面に封緘リングAa2の切断防止凹部13を形成する成形凸部26が突設されている係合凸部25がそれぞれの位置に配設されている。
係合凸部25の内面は、切断防止凹部13および封緘リングAa2の帯体31の端部31aと下部帯体端部33の切断防止凹部13の近傍を形成するようになっている。
次に、本実施例の成形時の作用効果について説明する。
まず、成形金型Baによって形成される空間に、上部キャビティB1に設けたスプルーより溶融樹脂を流し込み、ネジキャップAaを成形する。
樹脂が一定の温度に冷却され、固化してきたら、まず、上部キャビティB1を抜き取り、次いで、中部スライドキャビティBa2を左右に開く。
次に、筒状コアB5を抜き取り、次いで、下部キャビティB3を上昇させることで、ネジキャップAa自体を上昇させ、コアB4から抜き取る。
ネジキャップAaをコアB4から抜き取る際には、無理抜きとなるため、ネジキャップAa自体、とくに、封緘リングAa2が外方へ広げられるが、本実施例では、下部キャビティB3のそれぞれの係合凸部25の内面および成形凸部26が、封緘リングAa2の帯体31の端部31aと下部帯体端部33の切断防止凹部13の近傍および切断防止凹部13と係合して押さえ付け、封緘リングAa2の帯体31の端部31aと下部帯体端部33の近傍を固定することにより、封緘リングAa2の他の部分が外方へ広がり、変形するのに対して、帯体31の端部31aと下部帯体端部33との変形スリット30を広げることを防止し、弱化部12を切断してしまうことを防止することができる。
その他の成形時の作用効果は、実施例1と同じである。
次に、本実施例の封緘付きネジキャップの使用態様と作用効果について説明する。
ネジキャップAaを開蓋する際には、キャップ本体Aa1の回転による上昇に対して、容器本体Cの係合凹部2の上端面と、封緘リングAa2の係止爪片14の当接により、封緘リングAa2の上昇が阻止されながらキャップ本体Aa1が上昇しようとする。
封緘リングAa2の係止爪片14の当接により、キャップ本体Aa1と封緘リングAa2が引き離されようとすると、まず、上部が他の下面と連結していない帯体31の下部帯体端部33が他の上昇に伴い、上部帯体端部32から離され、変形していくとともに、キャップ本体Aa1と封緘リングAa2が引き離され、キャップ本体Aa1と封緘リングAa2とを連設する弱化片16が端部31b側から切断されていく。
また、帯体31の上部帯体端部32には、係止爪片14が配設されていないので、上部帯体端部32およびその付近はキャップ本体Aa1とともに上昇し、帯体31の端部31aと下部帯体端部33の先端との高さの差が大きくなり、連設する弱化部12が切断される。
弱化部12が切断されることによって、封緘リングAa2の帯体31の保形性が弱くなり、端部31b側から係止爪片14の先端を支点として、下側が外側に向かって捻れ、係止爪片14と容器本体Cの係合凹部2の上端面との係合が外され、帯体31は、上部帯体端部32および端部31a付近が上方、端部31b側が下方となるように変形していく。
さらに、キャップ本体Aa1の上昇が続くと、封緘リングAa2は、キャップ本体Aa1に対して上部帯体端部32付近を弱化片16を介して連設したまま、完全に容器本体Cの口筒部から外されて上昇し、ネジキャップAaは容器本体Cから開蓋される。
キャップ本体Aa1を容器本体Cの口筒部に閉蓋する際には、封緘リングAa2の帯体31の端部31b側に指を掛け、キャップ本体Aa1に対して引っ張り、残った弱化片16を切断して封緘リングAa2をキャップ本体Aa1から外して使用する。
その他の作用効果は、実施例1と同じである。
次に、第1実施例の封緘リングと成形金型の構成を変えた第3実施例について、説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示して、詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図7において、Abは容器本体Cの口筒部に螺着される合成樹脂製の封緘付きのネジキャップ、BbはネジキャップAbを成形する成形金型である。
ネジキャップAbは、図7、8に示すように、キャップ本体Ab1と、キャップ本体Ab1の下端に連設される封緘リングAb2とからなっている。
封緘リングAb2の帯体11の外周の端部11aおよび端部11bの近傍には、それぞれ切断防止凸部35が成形金型Bbにより形成される。
図7、9に示すように、成形金型Bbは、上部キャビティB1と中部スライドキャビティB2と下部キャビティBb3、および、コアB4と筒状コアB5で構成されており、ネジキャップAbを成形する空間を形成している。
また、成形金型Bbには、溶融樹脂を導入するためのスプルーと通路が形成されている。
下部キャビティBb3の上面には、中部スライドキャビティB2の係合凹部20に係合する係合凸部40がそれぞれの位置に配設されている。
それぞれの係合凸部40の内方面には、封緘リングAb2の切断防止凸部35を形成する成形凹部41が凹設されている。
係合凸部40の内面は、切断防止凸部35および封緘リングAb2の帯体11の端部11aと端部11bの切断防止凸部35の近傍を形成するようになっている。
次に、本実施例の成形時の作用効果について説明する。
まず、成形金型Bbによって形成される空間に、上部キャビティB1に設けたスプルーより溶融樹脂を流し込み、ネジキャップAbを成形する。
下部キャビティBb3を上昇させることで、ネジキャップAb自体を上昇させ、コアB4から抜き取る際、本実施例では、下部キャビティBb3のそれぞれの係合凸部40の内面および成形凹部41が、封緘リングAb2の帯体11の端部11aと端部11bの切断防止凸部35の近傍および切断防止凸部35と係合して押さえ付け、封緘リングAb2の帯体11の端部11aと端部11bの近傍を固定することにより、封緘リングAb2の他の部分が外方へ広がり、変形するのに対して、帯体11の端部11aと端部11bとのスリット10を広げることを防止し、弱化部12を切断してしまうことを防止することができる。
その他の成形時の作用効果は、実施例1と同じである。
また、ネジキャップの使用態様と作用効果は、実施例1と同じである。
次に、第2実施例の封緘リングと成形金型の構成を第3実施例の構成に基づき変更した第4実施例について、説明する。
本実施例の第2実施例および第3実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示して、詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図10において、Acは容器本体Cの口筒部に螺着される合成樹脂製の封緘付きのネジキャップ、BcはネジキャップAcを成形する成形金型である。
ネジキャップAcは、図10、11に示すように、キャップ本体Ac1と、キャップ本体Ac1の下端に連設される封緘リングAc2とからなっている。
封緘リングAc2の帯体31の外周の端部31aおよび下部帯体端部33の先端の近傍には、それぞれ切断防止凸部35が成形金型Bcにより形成されている。
図10、12に示すように、成形金型Bcは、上部キャビティB1と中部スライドキャビティBc2と下部キャビティBc3、および、コアB4と筒状コアB5で構成されており、ネジキャップAcを成形する空間を形成している。
また、成形金型Bcには、溶融樹脂を導入するためのスプルーと通路が、形成されている。
下部キャビティBc3の上面には、中部スライドキャビティBc2の下端面に設けた係合凹部20に係合する係合凸部40がそれぞれの位置に配設されている。
それぞれの係合凸部40の内方面には、封緘リングAc2の切断防止凸部35を形成する成形凹部41が凹設されている。
係合凸部40の内面は、切断防止凸部35および封緘リングAc2の帯体31の端部31aと下部帯体端部33の切断防止凸部35の近傍を形成するようになっている。
次に、本実施例の成形時の作用効果について説明する。
まず、成形金型Bcによって形成される空間に、上部キャビティB1に設けたスプルーより溶融樹脂を流し込み、ネジキャップAcを成形する。
下部キャビティBc3を上昇させることで、ネジキャップAc自体を上昇させ、コアB4から抜き取る際、本実施例では、下部キャビティBc3のそれぞれの係合凸部40の内面および成形凹部41が、封緘リングAc2の帯体31の端部31aと下部帯体端部33の切断防止凸部35の近傍および切断防止凸部35と係合するとともに、押さえ付け、封緘リングAc2の帯体31の端部31aと下部帯体端部33の近傍を固定することにより、封緘リングAc2の他の部分が外方へ広がり、変形するのに対して、帯体31の端部31aと下部帯体端部33との変形スリット30を広げることを防止し、弱化部12を切断してしまうことを防止することができる。
その他の成形時の作用効果は、実施例2と同じである。
また、ネジキャップの使用態様と作用効果は、実施例2と同じである。
前記各実施例では、ネジキャップの封緘リングの帯体の間を、弱化部により連結されたスリットまたは変形スリットとしたが、ネジキャップの外周を成形する金型により、該スリット付近を固定させることにより、帯体のスリットに設けられ連結する弱化部を切断させないようにすることができるので、弱化部により連結されリング状に形成された帯体のスリットは、前記各実施例の形状に限定されない。
また、本願発明は、帯体を連結する弱化部を、成形時のコアからの無理抜きにより切断しないようにすることができるので、キャップ本体と封緘リングとの連結およびそれに伴う封緘リングの削除方法の構成は、どのようなものでも良く、前記各実施例のキャップ本体と封緘リングとの連結およびそれに伴う削除方法の構成に限定されない。
本発明の封緘付きネジキャップの成形金型は、成形時のコアから引き抜く際に、封緘リングの一部を切断してしまうことを防止でき、生産性を向上させることができ、また、ネジキャップとして、最初の開蓋時にキャップ本体と一緒に封緘リングが容器本体から確実に外されるので、キャップと容器本体とを分別廃棄することを簡単にできる封緘付きネジキャップの成形金型として広く利用することができる。
A、Aa、Ab、Ac ネジキャップ
A1、Aa1、Ab1、Ac1 キャップ本体
A2、Aa2、Ab2、Ac2 封緘リング
B、Ba、Bb、Bc 成形金型
B1 上部キャビティ
B2、Ba2、Bc2 中部スライドキャビティ
B3、Bb3、Bc3 下部キャビティ
B4 コア
B5 筒状コア
C 容器本体
1、7 ネジ
2 係合凹部
5 頂壁
6 外周壁
8 係止凹部
10 スリット
11、31 帯体
11a、11b、31a、31b 端部
12 弱化部
13 切断防止凹部
14 係止爪片
15 係止凸部
16 弱化片
17 連結弱化片
20 係合凹部
25、40 係合凸部
26 成形凸部
30 変形スリット
32 上部帯体端部
33 下部帯体端部
35 切断防止凸部
41 成形凹部

Claims (7)

  1. 容器本体の口筒部に螺着される合成樹脂製の封緘付きネジキャップの成形金型であって
    ネジキャップは、キャップ本体と、キャップ本体の下端に連設され、リング状に形成された封緘リングとからなり、
    キャップ本体は、頂壁と、外周壁とからなり、
    封緘リングは、所定のスリットを設けた帯体と、帯体の端部間のスリット側面の内側を連設する破断可能な弱化部とからなり
    帯体の外周の両端部の近傍には、それぞれ凹部または凸部からなる切断防止部を有し
    帯体の内周下部には、閉蓋時に容器本体の口筒部外周下部と係合する複数の係止爪片を有し
    キャップ本体の外周壁の下面と封緘リングの上面とは、破断可能な弱化片を有し
    成形金型は、ネジキャップの外周を成形するキャビティと、ネジキャップの内周を成形するコアとを具え、
    成形金型のキャビティは、内方面に、封緘リングの切断防止部を形成するそれぞれ凸部または凹部からなる成形部を有することを特徴とする封緘付きネジキャップの成形金型
  2. 成形金型のキャビティは、キャップ本体の外周を成形する上部キャビティと、キャップ本体の外周下端部と封緘リングの外周およびキャップ本体と封緘リングとの間を成形する左右に開閉可能な中部スライドキャビティと、封緘リングの下面を形成する下部キャビティとからなり、
    中部スライドキャビティの下部には、封緘リングの帯体を形成する部分の切断防止部の近傍に凹設された係合凹部を有し
    下部キャビティの上面には、中部スライドキャビティの係合凹部に係合する係合凸部を有し
    係合凸部の内方面は、封緘リングの帯体の切断防止部を形成する成形部を有することを特徴とする請求項1記載の封緘付きネジキャップの成形金型
  3. 封緘リングの帯体の切断防止部は、凹部であり、
    成形金型のキャビティの成形部は、切断防止部の凹部に対応する凸部であることを特徴とする請求項1または2記載の封緘付きネジキャップの成形金型
  4. 封緘リングの帯体の切断防止部は、凸部であり、
    成形金型のキャビティの成形部は、切断防止部の凸部に対応する凹部であることを特徴とする請求項1または2記載の封緘付きネジキャップの成形金型
  5. キャップ本体は、外周壁の下端部の所定の箇所に複数の係止凹部を有し
    封緘リングは、帯体の上面の所定の箇所に係止凹部に係合する複数の係止凸部を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の封緘付きネジキャップの成形金型
  6. キャップ本体の外周壁の下面と封緘リングの帯体の上面とを連設する弱化片は、
    帯体の開蓋方向に対して反対側の端部側が、他の弱化片より太く比較的強固な連結弱化片となっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の封緘付きネジキャップの成形金型
  7. 封緘リングのスリットは、変形スリットであり
    帯体の端部は、変形スリットを挟んで、開蓋方向に対して反対側の端部の上部から延びる上部帯体端部と、開蓋方向の端部の下部から延びる下部帯体端部とを有し
    帯体は、開蓋方向に対して反対側の端部と下部帯体端部の先端の内側に、両端部を連設する破断可能な弱化部を有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の封緘付きネジキャップの成形金型
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