JP5554574B2 - 容器と合成樹脂製容器蓋との組み合わせ - Google Patents
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Description
該合成樹脂製容器蓋の該スカート壁は厚肉上部と薄肉下部とを有し、該破断ラインは該薄肉下部に配設され且つ周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個のスリットと該スリット間に残留せしめられている複数個の橋絡部とから構成されており、
該容器の該係止あご部は該円筒形状の外周面と水平に延在する下面を有し、該合成樹脂製容器蓋の該係止手段は略水平に半径方向内方に延出する上面を有し、
該合成樹脂製容器蓋の該タンパーエビデント裾部の内周面における該係止手段よりも上方には、内径がd1である遊嵌上部と円筒形状である内周面の内径がd2である嵌合下部とが配設されており、該内径d2は該内径d1よりも小さく(d2<d1)、該口頸部の該係止あご部の外径Dに対して、d1≧Dであり、d2<Dであり、
該口頸部の該雄螺条に該合成樹脂製容器蓋の該雌螺条を螺合せしめて該口頸部に該合成樹脂製容器蓋を装着して該口頸部を密封した状態において、該タンパーエビデント裾部の該遊嵌上部が該口頸部の該係止あご部に対向して該係止あご部の半径方向外側に位置し、該タンパーエビデント裾部の該嵌合下部は該口頸部の該係止あご部よりも下方に位置し、口頸部の該係止あご部の下面と該タンパーエビデント裾部の内周面における該嵌合下部の上端縁との軸線方向間隔L1=0.1乃至0.7mmであり、該嵌合下部の軸線方向長さL2=0.3乃至0.7mmである、
ことを特徴とする組み合わせが提供される。
44の下面50に当接すると共に、タンパーエビデント裾部20の内周面における嵌合下部36が口頸部40の係止あご部44の外周面48に対向して位置する。係止あご部44の外径Dに対して嵌合下部36の内径d2はd2≦D、好ましくは0mm<(D−d2)≦0.5mmであって、係止あご部44の外周面48に対して嵌合下部36が締り嵌め状態になることが重要である。図4に図示する状態から容器蓋2を更に開方向に回転せしめると、容器蓋2の係止手段30が口頸部40の係止あご部44に係止せしめられている故に、タンパーエビデント裾部20の上昇が阻止され、破断ライン16、更に詳しくはその橋絡部24に応力が生成され、破断ライン16が破断されてタンパーエビデント裾部20がスカート壁6の主部18から分離される。破断ライン16が破断される際には、タンパーエビデント裾部20の内周面における嵌合下部36が口頸部40の係止あご部44の外周面48に締り嵌め状態にせしめられている故に、タンパーエビデント裾部20の弾性的変形乃至変位が抑制され、破断ライン16が破断されることなく係止手段30が係止あご部44を乗り越えて上昇してしまうことが充分確実に回避される。破断ライン16が破断されてタンパーエビデント裾部20がスカート壁6の主部18から分離された後においては、容器蓋2の開方向への回転に応じて容器蓋2のタンパーエビデント裾部20を除く部分が上昇せしめられ、タンパーエビデント裾部20を口頸部40に残留せしめて容器蓋2が口頸部40から離脱され、かくして口頸部40が開封される。
4:天面壁
6:スカート壁
12:スカート壁の厚肉上部
14:スカート壁の薄肉下部
16:破断ライン
18:スカート壁の主部
20:タンパーエビデント裾部
28:雌螺条
30:係止手段
34:遊嵌上部
36:嵌合下部
40:容器の口頸部
44:係止あご部
Claims (4)
- 円筒形状の口頸部を有し、該口頸部の外周面には雄螺条と該雄螺条の下方に位置する係止あご部が形成されている容器と、該容器の該口頸部に装着される合成樹脂製容器蓋であって、円形天面壁と該天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁とを具備し、該スカート壁には周方向に延びる破断ラインが形成されていて、該スカート壁は該破断ラインより上方の主部と該破断ラインより下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、該主部の内周面には該口頸部の該雄螺条に螺合される雌螺条が形成され、該タンパーエビデント裾部の内周面には該口頸部の該係止あご部と協働する係止手段が配設されている合成樹脂製容器蓋との組み合わせにおいて、
該合成樹脂製容器蓋の該スカート壁は厚肉上部と薄肉下部とを有し、該破断ラインは該薄肉下部に配設され且つ周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個のスリットと該スリット間に残留せしめられている複数個の橋絡部とから構成されており、
該容器の該係止あご部は該円筒形状の外周面と水平に延在する下面を有し、該合成樹脂製容器蓋の該係止手段は略水平に半径方向内方に延出する上面を有し、
該合成樹脂製容器蓋の該タンパーエビデント裾部の内周面における該係止手段よりも上方には、内径がd1である遊嵌上部と円筒形状である内周面の内径がd2である嵌合下部とが配設されており、該内径d2は該内径d1よりも小さく(d2<d1)、該口頸部の該係止あご部の外径Dに対して、d1≧Dであり、d2<Dであり、
該口頸部の該雄螺条に該合成樹脂製容器蓋の該雌螺条を螺合せしめて該口頸部に該合成樹脂製容器蓋を装着して該口頸部を密封した状態において、該タンパーエビデント裾部の該遊嵌上部が該口頸部の該係止あご部に対向して該係止あご部の半径方向外側に位置し、該タンパーエビデント裾部の該嵌合下部は該口頸部の該係止あご部よりも下方に位置し、口頸部の該係止あご部の下面と該タンパーエビデント裾部の内周面における該嵌合下部の上端縁との軸線方向間隔L1=0.1乃至0.7mmであり、該嵌合下部の軸線方向長さL2=0.3乃至0.7mmである、
ことを特徴とする組み合わせ。 - 0mm≦(d1−D)≦0.4mmである、請求項1記載の組み合わせ。
- 0mm<(D−d2)≦0.5mmである、請求項1又は2記載の組み合わせ。
- 該タンパーエビデント裾部の内周面における該遊嵌上部と該嵌合下部との間には下方に向かって内径が漸次減少する逆円錐台形状である境界部が存在する、請求項1から3までのいずれかに記載の組み合わせ。
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JP2010006784A JP5554574B2 (ja) | 2010-01-15 | 2010-01-15 | 容器と合成樹脂製容器蓋との組み合わせ |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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