JP6189726B2 - 合成樹脂製容器蓋 - Google Patents

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Description

本発明は、タンパーエビデント特性を備えた合成樹脂製容器蓋、更に詳しくは円形天面壁とこの天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁とを具備し、スカート壁には周方向に延びる破断ラインが形成されていて、スカート壁は破断ラインよりも上方の主部と破断ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、スカート壁の主部の内周面には雌螺条が形成され、タンパーエビデント裾部の内周面には係止手段が形成されている合成樹脂製容器蓋に関する。
周知の如く、外周面には雄螺条とこの雄螺条の下方に位置する係止あご部が配設されている円筒形状の口頸部を有する飲料用容器のための合成樹脂製容器蓋として、例えば下記特許文献1に開示されている如く、円形天面壁とこの天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁とを具備し、スカート壁には周方向に延びる破断ラインが形成されていて、スカート壁は破断ラインよりも上方の主部と破断ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、スカート壁の主部の内周面には雌螺条が形成され、タンパーエビデント裾部の内周面には係止手段が形成されている合成樹脂製容器蓋が広く実用に供されている。
上記のとおりの合成樹脂製容器蓋は、容器の口頸部に被嵌して閉回転方向、即ち上方から見て時計方向、に回転せしめ、口頸部の雄螺条に容器蓋の雌螺条を螺合せしめることによって口頸部に装着される。タンパーエビデント裾部の内周面に形成されている係止手段は、口頸部の係止あご部を弾性的に乗り越えてその下方に位置せしめられる。容器の内容物を消費するために容器の口頸部を開封する際には、容器蓋を開回転方向、即ち上方から見て反時計方向、に回転せしめる。かくすると、雄螺条に対する雌螺条の螺合が漸次解除され、容器蓋の天面壁及びスカート壁の主部は開方向への回転と共に上昇せんとするが、タンパーエビデント裾部はその内周面に形成されている係止手段が口頸部の係止あご部に係止することによって上昇が阻止され、かくして破断ラインに応力が生成されて破断ラインが破断され、タンパーエビデント裾部がスカート壁の主部から分離される。しかる後においては、タンパーエビデント裾部を口頸部に残留せしめて、天面壁及びスカート壁の主部は開回転方向の回転と共に自由に上昇せしめられて口頸部から離脱され、口頸部が開封される。タンパーエビデント裾部に軸線方向に延在する破断ラインが形成されている形態の合成樹脂製容器蓋においては、周方向に延びる破断ラインの破断は周方向全周ではなくて一部において破断されることなく維持され、タンパーエビデント裾部に形成されている軸方向に延在する破断ラインが破断されてタンパーエビデント裾部が無端環状形態から有端帯状形態にせしめられ、これによって口頸部の係止あご部に対する係止手段の係止が解除され、しかる後にタンパーエビデント裾部を含む容器蓋の全体が開回転方向の回転と共に自由に上昇せしめられて口頸部から離脱され、口頸部が開封される。
特開2011−143942号公報
本発明者の経験によれば、上述したとおりの形態の従来の合成樹脂容器蓋には、(1)タンパーエビデント裾部の端部に指或いは適宜の工具を係止せしめて半径方向外方に変位せしめながら容器蓋を開回転方向に回転せしめることによって、破断ラインを破断せしめることなく容器蓋の全体を口頸部から離脱せしめて口頸部を不正に開封されてしまう虞が皆無ではない、(2)容器の口頸部に容器蓋を装着する際、特にタンパーエビデント裾部の内周面に配設されている係止手段が口頸部の係止あご部を弾性的に乗り越える際に、破断ラインが偶発的に破断されてしまう虞がある、という解決すべき問題が存在する。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、上記のとおりにして口頸部が不正に開封されることが確実に防止されると共に、口頸部に容器蓋を装着する際に破断ラインが偶発的に破断されることが可及的に防止される、新規且つ改良された合成樹脂製容器蓋を提供することである。
本発明者は、鋭意検討の結果、タンパーエビデント裾部の外側にタンパーエビデント裾部の下端を覆う覆壁を配設し、タンパーエビデント裾部の外周面と覆壁の内周面とを周方向に間隔をおいて配設された複数個の連結リブで連結することによって、上記主たる技術的課題を達成することができることを見出した。
即ち、本発明によれば、上記主たる技術的課題を達成する合成樹脂製容器蓋として、円形天面壁と該天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁とを具備し、該スカート壁には周方向に延びる破断ラインが形成されていて、該スカート壁は該破断ラインよりも上方の主部と該破断ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、該スカート壁の該主部の内周面には雌螺条が形成され、該タンパーエビデント裾部の内周面には係止手段が形成されている合成樹脂製容器蓋において、
該タンパーエビデント裾部の外側には円筒形状の覆壁が配設されていて、該覆壁の下端縁は該タンパーエビデント裾部の下端縁よりも下方に位置し、該タンパーエビデント裾部の下端縁は該覆壁によって覆われており、該タンパーエビデント裾部の外周面と該覆壁の内周面とは周方向に間隔をおいて配設された複数個の連結リブによって連結されている、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋が提供される。
好ましくは、該連結リブの各々は半径方向に対して傾斜せしめられている。該連結リブの各々は半径方向に対して、半径方向外方に向かって容器蓋の開回転方向に傾斜せしめられているのが好適である。好適形態においては、該連結リブの各々は半径方向に対して30乃至60度の傾斜角度で傾斜せしめられている。該覆壁の上端縁は該タンパーエビデント裾部の上端縁に整合して位置或いは該タンパーエビデント裾部の上端縁よりも下方に位置せしめられていて、該破断ラインは該覆壁に覆われることなく露呈せしめられているのが好ましい。
本発明の合成樹脂容器蓋においては、覆壁によってタンパーエビデント裾部の下端が覆われているので、タンパーエビデント裾部の下端に指或いは適宜の工具を係止せしめることができない。覆壁の下端に指或いは適宜の工具を係止せしめて覆壁の下端を半径方向外側に変位せしめても、連結リブの変位乃至伸長によってタンパーエビデント裾部の下端が半径方向外方に変位することが実質上回避される。かくして容器の口頸部を不正に開封することが確実に防止される。そしてまた、容器の口頸部に容器蓋を装着する際には、覆壁の存在によりタンパーエビデント裾部の上端部が半径方向外方に過剰に変位することが阻止され、かくして破断ラインが偶発的に破断することが可及的に回避される。
本発明に従って構成された合成樹脂製容器蓋の好適実施形態を容器の口頸部に装着した状態を、一部を断面で示す正面図。 図1の容器蓋の底面図。 図2の一部を拡大して示す拡大部分底面図。 図1の容器蓋を容器の口頸部に装着する際にタンパーエビデント裾部が変形した状態を示す拡大部分底面図。 図1の容器蓋を容器の口頸部に装着した状態で、覆壁の下端に指或いは適宜の工具を係止せしめて覆壁の下端を半径方向外側に変位せしめた状態を示す拡大部分底面図。
以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された合成樹脂製容器蓋の好適実施形態について、更に詳述する。
図1及び図2を参照して説明すると、ポリエチレン又はポリプロピレンの如き適宜の合成樹脂から射出成形又は圧縮成形することができる容器蓋2は、円形天面壁4とこの天面壁4の周縁から垂下する円筒形スカート壁6とを具備する。天面壁4の内面外周縁部には、下方に垂下する比較的長い円筒形状の内側シール片8と共に下方に垂下する比較的短い円筒形状の外側シール片10が形成されている。更に、内側シール片8と外側シール片10との間には比較的小さい環状突条12が形成されている。
スカート壁6は比較的肉厚の厚肉上部14と比較的肉薄の薄肉下部16を有する。薄肉下部14の上端部には周方向に延びる破断ライン18が形成されており、スカート壁6は破断ライン18より上方の主部20と破断ライン18より下方のタンパーエビデント裾部22とに区画されている。図示の実施形態においては、破断ライン18は周方向に延びる複数個のスリット(切り溝)24とスリット24間に残留せしめられている複数個の橋絡部26とから構成されており、タンパーエビデント裾部22は複数個の橋絡部26を介して主部20に接続されている。
スカート壁6の主部20の外周面には、周方向に見て交互に存在する凹凸形状から構成された滑り止めローレット28が形成されている。スカート壁6の主部20の内周面には、雌螺条30と共に軸線方向に延びる複数個の切欠き32が形成されている。タンパーエビデント裾部22の内周面には係止手段34が配設されている。図示の実施形態においては、係止手段34は周方向に間隔をおいて配設され周方向に延びる5個の係止突起36から形成されている。係止突起36の各々の主部(両端部を除く部分)の断面形状は略直角三角形状であり、略水平方向に延出する上面を有する。
図1と共に図2を参照して説明を続けると、タンパーエビデント裾部22の外側には円筒形状の覆壁38が配設されていて、覆壁38の下端縁はタンパーエビデント裾部22の下端縁よりも下方に位置し、タンパーエビデント裾部22の下端縁は覆壁38によって覆われていることが重要である。図示の実施形態においては、略円筒形状の覆壁38がタンパーエビデント裾部22に対して半径方向外側に幾分離隔せしめて、タンパーエビデント裾部22と同心状に配設されている。覆壁38の内周面はその全体に渡って実質上鉛直に延在し、一方覆壁38の外周面は実質上鉛直に延びる上部、下方に向かって半径方向外方に傾斜して延びる中間部及び実質上鉛直に延びる下部を有する。覆壁38の上端縁はタンパーエビデント裾部22の上端縁よりも幾分下方に位置せしめられていて、破断ライン18は覆壁38に覆われることなく露呈せしめられている。所望ならば、覆壁38の上端縁はタンパーエビデント裾部22の上端に整合して位置せしめられていてもよい。覆壁38の下端縁はタンパーエビデント裾部22の下端縁よりも下方に位置し、タンパーエビデント裾部22の下端縁は覆壁38によって覆われている。図示の実施形態においては、タンパーエビデント裾部22の下端縁は覆壁38の軸線方向中間部に対応して位置せしめられている。更に、タンパーエビデント裾部22の外周面と覆壁38の内周面とは周方向に間隔をおいて配設された複数個の連結リブ40によって連結されていることが重要である。図示の実施形態においては、タンパーエビデント裾部22の外周面と覆壁38の内周面とは周方向に等間隔をおいて配設された複数個の連結リブ40によって連結されている。所望ならば、周方向全体に渡って連結リブ40を配設することに代えて、係止片36が存在する領域のみに連結リブ40を配設し、係止片36間の領域においては連結リブ40を省略することもできる(かくした場合、容器の口頸部に容器蓋2を装着する際に係止片36の半径方向外方への変位が比較的容易に実現され、破断ライン18が偶発的に破断されることが可及的に回避される)。連結リブ40の各々は軸線方向において覆壁38の上端位置からタンパーエビデント裾部22の下端位置まで延出する高さを有する板状片である。連結リブ40の各々は軸線方向において覆壁38の上端位置からタンパーエビデント裾部22の下端位置までの全体に渡って延在することは必ずしも必要ではないが、成形性の点から連結リブ40の上端は覆壁38の上端に合致しているのが好都合である。連結リブ40の各々は半径方向外方に向かって容器蓋2の開回転方向(図2において時計方向)に30乃至60度の傾斜角度(図示の実施形態においては45度)で傾斜せしめられており、その横断面形状は略平行四辺形である。
図1には容器蓋2と共に容器の口頸部42も図示されている。ポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹脂、ガラス或いは金属薄板から形成することができる容器の口頸部42は全体として円筒形状であり、口頸部42の外周面には雄螺条44と雄螺条44の下方に位置する係止あご部46が形成されている。係止あご部46は下方に向かって外径が漸次増大する弧状の上面及び実質上水平に延在する下面を有する。口頸部42の外周面には、更に、係止あご部46の下方に位置するサポートリング48(かかるサポートリング48は当業者には周知の如く容器の搬送に利用される)も配設されている。
容器内に内容物を充填した後に口頸部42に容器蓋2を装着して口頸部42を密封する際には、口頸部42に容器蓋2を被嵌して容器蓋2を閉回転方向、図1において上方から見て時計方向、に回転せしめ、容器蓋2の雌螺条30を口頸部42の雄螺条44に螺合せしめる。図1に示す状態まで雌螺条30を雄螺条44に螺合せしめると、容器蓋2の内側シール片8が口頸部40内に侵入して口頸部42の内周面に密接され、環状シール突条12が口頸部42の頂面に密接せしめられ、外側シール片10が口頸部42の外周面に密接乃至近接せしめられ、かくして口頸部42が密封される。
図1と共に図3及び図4を参照して説明を続けると、口頸部42に容器蓋2を被嵌して容器蓋2を閉回転方向に回転せしめて容器蓋2を所定距離だけ下降せしめると、容器蓋2の係止突起36の下面が口頸部42の係止あご部46の上面と当接する。この状態から更に容器蓋2を閉回転方向に回転せしめて容器蓋2を下降せしめると、係止突起36は係止あご部46に沿って漸次半径方向外方に変位せしめられることにより、タンパーエビデント裾部22には半径方向外方に応力が生ずる。更に詳述すると、かかる応力はタンパーエビデント裾部22の下端部において半径方向外方に加えられるため、タンパーエビデント裾部22全体としては、タンパーエビデント裾部22の上端に配設されている橋絡部26を基端として半径方向外方に回転しようとする回転モーメントが生じ、橋絡部26に負荷が集中することとなる。然るに、タンパーエビデント裾部22の外側に覆壁38が配設されていることに起因して、タンパーエビデント裾部22の上端部が半径方向外方に過剰に変位することが阻止され、橋絡部26が偶発的に破断することが可及的に回避される。更に、図3と共に図4を参照することによって明確に理解される如く、図示の実施形態においては、連結リブ40の各々が半径方向に対して開回転方向(図3及び図4において時計方向)に傾斜せしめられている。それ故に、タンパーエビデント裾部22が半径方向外方に変位する際には連結リブ40はその半径方向外側端を支点として図3及び図4において時計方向に変位せしめられると共に幾分伸長され、かくしてタンパーエビデント裾部22と覆壁38との間隙が低減され、タンパーエビデント裾部22の所要変位が許容されると共にタンパーエビデント裾部22が偶発的に過剰に変位して破断ライン18が破断されてしまうことが防止される。更に容器蓋2を閉回転方向に回転せしめて容器蓋2を下降せしめると、係止突起36は係止あご部46を弾性的に乗り越えて係止あご部46の下方に位置する。この状態においては、覆壁38によってタンパーエビデント裾部22の下端が覆われ、従ってタンパーエビデント裾部22の下端に指或いは適宜の工具を係止せしめることができない。また、覆壁38の下端に指或いは適宜の工具を係止せしめて覆壁38の下端を半径方向外側に変位せしめても、図5に図示する如く連結リブ40の半径方向内方を基端とする反時計方向への弾性的な変位乃至伸長によってタンパーエビデント裾部22の下端が半径方向外方に変位することが実質上回避される。かくして、容器の口頸部を不正に開封することが確実に防止される。
内容物を消費するために口頸部42を開封する際には、容器蓋2を開方向、即ち図1において上方から見て反時計方向、に回転せしめる。かくすると、雄螺条44と雌螺条30の螺合が漸次解除され、スカート壁6の主部20は回転と共に軸線方向上方に移動せしめられる。一方、タンパーエビデント裾部22は係止突起36が係止あご部46に係止せしめられる故に軸線方向上方への移動が阻止され、かくして破断ライン18の橋絡部26に応力が生成されて橋絡部26が破断され、タンパーエビデント裾部22がスカート壁6の主部20から切り離される。しかる後には、タンパーエビデント裾部22及びこれに連結リブ40を介して連続された覆壁38を口頸部42に残留せしめて、容器蓋2の天面壁4及びスカート壁6の主部20は回転と共に軸線方向上方に自由に移動せしめられて口頸部42から離脱され、かくして口頸部42が開封される。所望ならば、タンパーエビデント裾部22に軸線方向破断ラインを形成し、容器の口頸部42を開封する際には上記軸線方向破断ラインが破断され、一方周方向に延在する破断ライン18はその一端が破断されることなく維持され、タンパーエビデント裾部22が無端環状から有端環状に展開され、タンパーエビデント裾部22及び覆壁38を含む容器蓋2の全体が口頸部42から離脱されるようになすこともできる。
2:容器蓋
4:天面壁
6:スカート壁
18:破断ライン
20:主部
22:タンパーエビデント裾部
26:橋絡部
34:係止手段
36:係止突起
38:覆壁
40:連結リブ
42:口頸部
46:係止あご部

Claims (5)

  1. 円形天面壁と該天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁とを具備し、該スカート壁には周方向に延びる破断ラインが形成されていて、該スカート壁は該破断ラインよりも上方の主部と該破断ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、該スカート壁の該主部の内周面には雌螺条が形成され、該タンパーエビデント裾部の内周面には係止手段が形成されている合成樹脂製容器蓋において、
    該タンパーエビデント裾部の外側には円筒形状の覆壁が配設されていて、該覆壁の下端縁は該タンパーエビデント裾部の下端縁よりも下方に位置し、該タンパーエビデント裾部の下端縁は該覆壁によって覆われており、該タンパーエビデント裾部の外周面と該覆壁の内周面とは周方向に間隔をおいて配設された複数個の連結リブによって連結されている、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋。
  2. 該連結リブの各々は半径方向に対して傾斜せしめられている、請求項1記載の合成樹脂製容器蓋。
  3. 該連結リブの各々は半径方向に対して、半径方向外方に向かって容器蓋の開回転方向に傾斜せしめられている、請求項2記載の合成樹脂製容器蓋。
  4. 該連結リブの各々は半径方向に対して30乃至60度の傾斜角度で傾斜せしめられている、請求項2又は3記載の合成樹脂製容器蓋。
  5. 該覆壁の上端縁は該タンパーエビデント裾部の上端縁に整合して位置或いは該タンパーエビデント裾部の上端縁よりも下方に位置せしめられていて、該破断ラインは該覆壁に覆われることなく露呈せしめられている、請求項1から4までのいずれかに記載の合成樹脂製容器蓋。
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