JP6518456B2 - 合成樹脂製容器蓋及びこれと容器との組み合わせ - Google Patents
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Description
好ましくは、該嵌合面の表面粗さ(JIS B0601で定義されている算術平均粗さ(Ra))が2〜20μmの範囲の粗面に形成されていることが望まれる。
本発明の他の局面によれば、上記主たる技術的課題を達成する合成樹脂製容器蓋と容器との組み合わせとして、円筒形状の口頸部を有し、該口頸部の外周面には雄螺条と該雄螺条の下方に位置する半径方向外方に突出する係止あご部が形成されている容器と、
円形天面壁と該天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁とを具備し、該スカート壁には周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個のスリットと該スリット間に存在する複数個の橋絡部とから構成された周方向に延びる破断ラインが形成されており、該スカート壁は該破断ラインより上方の主部と該破断ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、該主部の内周面には雌螺条が形成され、該タンパーエビデント裾部の内周面には半径方向内方に突出する係止手段が配設されており、該係止手段は周方向に間隔をおいて配設され周方向に延在する複数個の係止突部又は周方向に連続して延びる環状係止突部から構成され、該係止突部の上面基縁から上方へ向かって延びる嵌合面が形成されている合成樹脂製容器蓋とから成り、該容器の該口頸部に該容器蓋を被嵌し閉方向に回転せしめ、該雄螺条に該雌螺条を螺合せしめて該容器の該口頸部に該容器蓋を所要とおりに装着すると、該容器蓋の該係止手段は該口頸部の該係止あご部を弾性的に乗り越えてその下方に位置し、該嵌合面に該口頸部の該係止あご部が密接乃至接触せしめられる組み合わせにおいて、該嵌合面又は該係止あご部の外周面は、摩擦抵抗が低減される摩擦低減領域となっていることを特徴とする組み合わせが提供される。
好ましくは、該嵌合面の表面粗さ(JIS B0601で定義されている算術平均粗さ(Ra))が2〜20μmの範囲の粗面に形成されていることが望まれる。
4:天面壁
6:スカート壁
18:周方向破断ライン
20:スカート壁の主部
22:タンパーエビデント裾部
24:スリット
26:橋絡部
30:雌螺条
34:係止手段
42:口頸部
43:嵌合面
44:雄螺条
46:係止あご部(係止部)
Claims (4)
- 円形天面壁と該天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁とを具備し、該スカート壁には周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個のスリットと該スリット間に存在する複数個の橋絡部とから構成された周方向に延びる破断ラインが形成されており、該スカート壁は該破断ラインより上方の主部と該破断ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、該主部の内周面には雌螺条が形成され、該タンパーエビデント裾部の内周面には半径方向内方に突出する係止手段が配設されており、該係止手段は周方向に間隔をおいて配設され周方向に延在する複数個の係止突部又は周方向に連続して延びる環状係止突部から構成されている合成樹脂製容器蓋において、
該タンパーエビデント裾部の内周面には、該係止突部の上面基縁から上方へ向かって延びる嵌合面が形成されており、該嵌合面は摩擦抵抗が低減される摩擦低減領域となっている、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋。 - 該嵌合面の表面粗さ(JIS B0601で定義されている算術平均粗さ(Ra))が2〜20μmの範囲の粗面に形成されていること、を特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製容器蓋。
- 円筒形状の口頸部を有し、該口頸部の外周面には雄螺条と該雄螺条の下方に位置する半径方向外方に突出する係止あご部が形成されている容器と、
円形天面壁と該天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁とを具備し、該スカート壁には周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個のスリットと該スリット間に存在する複数個の橋絡部とから構成された周方向に延びる破断ラインが形成されており、該スカート壁は該破断ラインより上方の主部と該破断ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、該主部の内周面には雌螺条が形成され、該タンパーエビデント裾部の内周面には半径方向内方に突出する係止手段が配設されており、該係止手段は周方向に間隔をおいて配設され周方向に延在する複数個の係止突部又は周方向に連続して延びる環状係止突部から構成され、該係止突部の上面基縁から上方へ向かって延びる嵌合面が形成されている合成樹脂製容器蓋とから成り、
該容器の該口頸部に該容器蓋を被嵌し閉方向に回転せしめ、該雄螺条に該雌螺条を螺合せしめて該容器の該口頸部に該容器蓋を所要とおりに装着すると、該容器蓋の該係止手段は該口頸部の該係止あご部を弾性的に乗り越えてその下方に位置し、該嵌合面に該口頸部の該係止あご部が密接乃至接触せしめられる組み合わせにおいて、
該嵌合面又は該係止あご部の外周面は、摩擦抵抗が低減される摩擦低減領域となっている、ことを特徴とする組み合わせ。 - 該嵌合面の表面粗さ(JIS B0601で定義されている算術平均粗さ(Ra))が2〜20μmの範囲の粗面に形成されていること、を特徴とする請求項3に記載の組み合わせ。
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