JPS60146424A - 都市形柱上変圧器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は都市形柱上変圧器に関し、外液形状が向上する
とともに、日射や雨による高圧力ットアウトの劣化を防
止するよう工夫したものである。

近年、柱上変圧器に高圧力ットアラトラ内蔵した都市形
−柱上変圧器と称される柱上変圧器が開発された。この
都市形柱上変圧器は、高圧力ットアウトを内蔵している
ため配電線路の構成を簡素化し′ｆｃ、ｊｌｌ、変圧器
と高圧力ットアウトとの接続ｔ−製造時に行うため装柱
作業を軽減化するという利点がある。

ここで従来の都市形柱上変圧器を、その上面図である第
１図（ａ）、左斜めから見た斜視図である第１図〜）及
び右斜めから見た斜視図である第１図（ｅ）を参照しつ
つ説明する。これらの図に示すように、絶縁油が充填さ
れた変圧器タンク１内には、上下２段になって変圧器中
身２ａ、２ｂが収納されている。更に変圧器タンク１に
は高圧力ットアウト３が一体に（Ｉｉ＃見られて内蔵さ
れている。また高圧側ケーブル４及び低圧側ケーブル５
が引き出されている（図中のＵ、Ｖ、Ｗ及びｕ、ｖ、ｗ
は各相を、またＮは中性点を夫々示す）。前記変圧器タ
ンク１の周面には多数の放熱ノ４イブ６が配設されてお
り絶縁油はこの放熱バイブロ内を流通して冷却される。

そして、変圧器タンク１には上部ハンガー７及び下部ハ
ンガー８が取り付けられており、この両ノ・ンガー７，
８をハンガーバンドにて電柱９に締着することにより、
都市形柱上変圧器が電柱９に装柱される。

ところで上述した従来の都市形変圧器では、高圧力ット
アウト３が変圧器タンク１から突出しているｌｃめ外観
形状が悪く都市の美観を損うばかりでなく、高圧力ット
アウト３に電線等が引っ掛かりやす〈装柱作業の邪魔に
なっていた。

また、高圧力ットアウト３は日光や雨風に晒されるため
、取付角度、使用材料等に制約が多かった。

本発明は、上記従来技術に鑑み、高圧力ットアウトが突
出することなく且つ日光等に晒されることのない都市形
柱上変圧器を提供することを目的とする。かかる目的を
達成する本発明は、タンク部材の上端開口を塞ぐカバー
に高圧力ットアウトを備え、この高圧力ットアウトを扉
で覆う点をその技術思想の基礎とする。

以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。な
お、従来技術と同一部分には同一符号を付す。第２図は
本実施例の変圧器タンク及び扉を分解して示す概略図、
第３図（ａ）は一部破断した本実施例の上面図、第３図
（ｂ）は一部破断した本実施例の正面図、第３図（ｃ）
は本実施例の上部を抽出・拡大して示す正面図である。

まず第２図に示すようＶこ、本実施例に用いる変圧器タ
ンク１０は、上端−１（ｒ＋Ｉが開口した円筒状のタン
ク部材１１と、カバー１２とで構成されている。そして
カバー１２は、タンク部材１１の上端面の一部を閉塞す
る半円板状の平板カバー１２ａと、タンク部材１１の上
端面のうち前記カバー１２ａで閉塞されない残りの開口
面の縁部から立ち上がった筒状の側板カバー１２ｂと、
この側板カバー１２ｂの上端開口面を閉塞する上板カバ
ー１２ｃとで形成されている。この１ζめ、側板カバー
１２ｂ及び上板カバー１２ｃで形成される空間と、タン
ク部材１１内の空間とが連通して一体の密閉空間となる
。更に扉１３は、上端面及び下端面が閉じられた円筒部
材をその軸方向に切断したような筐体状となってお９、
後述するように開閉自在にカバー１２に取り付けられる
。

更に第３図に示すように、ｆｉｌｌｌ＆カバー１２ｂの
うち的曲した面には低圧ブッシング１４が備えられてお
り、側板カバー１２ｂのうち平板カバー１２ａに接して
立ち上がった平面状）５６分に゛は高圧力ットアウト３
が備えられている。また上板カバー１２ｃｉ’ｉ：は高
圧ブッシング１５及び吊り耳１６が備えられてａる。更
に、タンク部材１１内には、変圧器中身２ａ　、　２ｂ
が収納されるとともに、タンク部材１１の局面には上部
ハンガー７、下部ハンガー８及び波形方熱板１７が取り
付けられている。。

一方、カバー１２には２つのヒンジ部材１８゜１８（こ
の構成は後で詳述する）が備えられておシ、両ヒンジ部
材１８．１８は簡単に扉１３に着脱できる。このためｊ
Ｉｉｉ１３はヒンジ部材１８．１８のいずれか一方で開
閉自在に支持されて開閉する（第３図（ａ）では図中上
側のヒンジ部材１８で支持された扉１３が開放されてい
る状態金二点鎖紳で示している）。扉１３をどちらのヒ
ンジ部材１８で支持するかは、この変圧器を装柱した際
に扉１３を開閉するのに便利な方を考慮して決定する。

このように筐体状の扉１３によシ高圧力ットアウト３を
覆うように１−たため、扉１３を閉じておけば、高圧力
ットアウト３は外から見えることもなくまた日光や雨風
に晒されることもない。もちろん、高圧力ットアウト３
を点検する際には扉１３を叩く。

なお、第３図（ｅ）に特に抽出・拡大して示すように、
上板カバー１２ｃ及び扉１３の上面は傾斜しておシ雨水
が流れやすくなっている。

こ仁でヒンジ部材１８の構造を、第４図（ａ）。

（ｂ）　ｔ　（ｃ）　ｔ　（ｄ）を基に説明する。第４
図（ａ）に示すようにカバー１２ｔ／ｃは座１９ａ、１
９ｂが溶接されており扉１３には座２０が浴接されてお
り、これら座１９ａ、１９ｂ、２０を挿通するようにス
タッド２１が備えられている。スタッド２１には第４図
（ｂ）に示すようにその先端に雄ねじが刻設されており
、座１９ａ、１９ｂには第４図（ｅ）に示すように雌ね
じが刻設されている。また、座２０は第４図（ｄ）に示
すように平板をＵ字状に折シ曲げて形成されている。

そこで第４図（ａ）に示す如く、スタッド２１を、座１
９ａ、２０ｅ貫通させて座１９ｂに螺合させると、この
ヒンジ部材１８によフ扉１３がカバー１２に開閉自在に
支持される。一方、スタッド２１を座１９ｂから緩めて
上方に引き上げ、更に座２０からも引き抜いた後座１９
ａＫｖｙＡ合したところで止めると、扉１３はカバー１
２から開放される。開放したときには他方のヒンジ部材
で扉１３を支持しておく。かくて、扉の開閉方向を変更
することができる。更にスタッド２１を緩めてもこれが
座１９ａＫ螺合しているのでスタッド２１が落下するこ
とはなく、安全に作業を行うことができる。

以上実施例とともに具体的に説明したように本発明によ
れば、高圧力ットアウトをカバーに備えて扉で覆うよう
にしたため、高圧力ットアウトが突出することがなくな
り、美観を損うことや作業の邪魔になることがなく、更
に高圧力ットアウトが日光や雨風に晒されることがなく
その使用材料、取付角度等の制約がなくなった。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｃ）は従来の都市形
柱上変圧器に係り、第１図（ａ）は上面図、第１図価）
は左斜めから見た斜視図、第１図（ｅ）は右斜めから見
た斜視図、第２図は本発明の実施例に用いる変圧器タン
ク及び扉を分解して示す概略斜視図、第３図（ａ）　、
　（ｂ）　、　（ｃ）は本発明の実施例に係り、第３図
（ａ）は一部破断して示す上面図、第３図価）は一部破
断して示す正面図、第３図（Ｃ）はその上部を抽出・拡
大して示す正面図、第４図（ａ］　、　（ｂ）　、　（
ｃ）　。 （ｄ）は本実施例に用いるヒンジ部材に係シ、第４図（
ａ）はその全体の正面図、第４図（ｂ）はそのスタッド
を抽出して示す正面図、第４図（ｃ）　、　（ｄ）はそ
れぞれその座を抽出して示す斜視図である。 図面中、 ３は高圧力ットアウト、 １０は変圧器タンク、 １１はタンク部材、 １２はカバー、 １２ａは平板カバー、 １２ｂは側板カバー、 １２ｃは上板カバー、 １３は扉、 １８はヒンジ部材である 特許出願人 株式会社高岳製作所 代　理　人 弁理士光　石　士　部（他１名） 第１図 （ａ） （ｂ）　（Ｃ） 第２　図 ／−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 柱上変圧器に高圧力ットアウトを内蔵した都市形柱上変
   圧器において、変圧器タンクを、上端面が開口した有底
   筒状のタンク部材と、このタンク部材の上端面の一部會
   閉塞する平板カバー及び前記タンク部材の上端面のうち
   残りの開口面の級ｆｉＢから立ち上がった筒状の側板カ
   バー並びにこの側板カバーの上端開口面を閉塞する上板
   カバーで形成されたカバーと、で構成するとともに、前
   記側板カバーのうち平板カバーに接して立ち上がった部
   分に高圧力ットアウトを備え、更にこの高圧力ットアウ
   トを復うように筐体状の加金前記カバーに開閉自在に取
   り付けたことを特徴とする都市形柱上変圧器。