JPH07132952A - ピルファープルーフキャップ - Google Patents
ピルファープルーフキャップInfo
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- JPH07132952A JPH07132952A JP5276368A JP27636893A JPH07132952A JP H07132952 A JPH07132952 A JP H07132952A JP 5276368 A JP5276368 A JP 5276368A JP 27636893 A JP27636893 A JP 27636893A JP H07132952 A JPH07132952 A JP H07132952A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring body
- screw lid
- bottle mouth
- proof cap
- circumferential direction
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
- B65D41/3404—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with ratchet-and-pawl mechanism between the container and the closure skirt or the tamper element
- B65D41/3409—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with ratchet-and-pawl mechanism between the container and the closure skirt or the tamper element the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
- B65D41/3423—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt
- B65D41/3428—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ねじ蓋の下端にブリッジ部を介してリング体を
連接して成るピルファープルーフキャップにおいて、流
通段階で不正に開封されたり、密封工程で封緘が解除さ
れたりした場合、その事実を目視で簡単に発見できるよ
うにする。 【構成】ねじ蓋2とリング体4との円周方向に沿った同
じ位置に、非ローレット2a及び突条9と切り欠き溝6
及び突条8等のような指標手段を設ける。不正に開封さ
れると、その指標手段が円周方向にずれるため、不正に
開封されたものを目視にて簡単に発見できる。
連接して成るピルファープルーフキャップにおいて、流
通段階で不正に開封されたり、密封工程で封緘が解除さ
れたりした場合、その事実を目視で簡単に発見できるよ
うにする。 【構成】ねじ蓋2とリング体4との円周方向に沿った同
じ位置に、非ローレット2a及び突条9と切り欠き溝6
及び突条8等のような指標手段を設ける。不正に開封さ
れると、その指標手段が円周方向にずれるため、不正に
開封されたものを目視にて簡単に発見できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不正な開封を確認でき
るようにしたピルファープルーフキャップの改良に関す
るものである。
るようにしたピルファープルーフキャップの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種のピルファープルーフキャップ
1′は、図10〜図11に示すように、瓶口Aにねじ込
むようにしたねじ蓋2′の下端に、ブリッジ部3′を介
してリング体4′を連接し、ねじ蓋2′を瓶口Aにねじ
込むに際しては、リング体4′が瓶口Aに沿って下向き
動することが許容され、ねじ蓋2′をねじ戻すときに
は、リング体4′が瓶口Aの外周面に形成したフランジ
等の係合部に係合して上向き移動不能又は回転不能に保
持されて、ブリッジ部3′が千切れるように構成し、ブ
リッジ部3′の千切れの有無により、不正な開封の有無
を確認できるようにしている。
1′は、図10〜図11に示すように、瓶口Aにねじ込
むようにしたねじ蓋2′の下端に、ブリッジ部3′を介
してリング体4′を連接し、ねじ蓋2′を瓶口Aにねじ
込むに際しては、リング体4′が瓶口Aに沿って下向き
動することが許容され、ねじ蓋2′をねじ戻すときに
は、リング体4′が瓶口Aの外周面に形成したフランジ
等の係合部に係合して上向き移動不能又は回転不能に保
持されて、ブリッジ部3′が千切れるように構成し、ブ
リッジ部3′の千切れの有無により、不正な開封の有無
を確認できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、流通段階で
不正な開封が行われた場合、これを目視で確認して排除
できるようにする必要がある。また、瓶の密封工程にお
いて、瓶口Aへのねじ蓋2′のねじ込みに際してブリッ
ジ部3′が千切れてしまうことがあり、この場合も、封
緘機能を失った不良品を目視で確認して簡単に排除でき
るようにする必要がある。
不正な開封が行われた場合、これを目視で確認して排除
できるようにする必要がある。また、瓶の密封工程にお
いて、瓶口Aへのねじ蓋2′のねじ込みに際してブリッ
ジ部3′が千切れてしまうことがあり、この場合も、封
緘機能を失った不良品を目視で確認して簡単に排除でき
るようにする必要がある。
【0004】これらの場合、ブリッジ部3′が千切れる
ことによってリング体4′が瓶口Aに沿って下方に落ち
込む場合は、リング体4′とねじ蓋2′との間に大きな
隙間が空くため、不正に開封された商品や密封不良の商
品を簡単に発見できる。しかし、瓶口Aはラッパ状に下
広がりになっているため、リング体4′の下端が瓶口A
の下部につかえて、ブリッジ部3′が千切れてもリング
体4′とねじ蓋2′とが密接した状態になっていたり、
或いは、リング体4′で瓶口Aを抱き込んだ状態になっ
ていて、ブリッジ部3′が千切れてもリング体4′とね
じ蓋2′とが密接した状態のままになっていたりするこ
とがあり、これらの場合は、ブリッジ部3′が千切れて
いることを目視で確認することができないため、不正に
開封された商品や密封不良の商品を発見することが困難
であると言う問題があった。
ことによってリング体4′が瓶口Aに沿って下方に落ち
込む場合は、リング体4′とねじ蓋2′との間に大きな
隙間が空くため、不正に開封された商品や密封不良の商
品を簡単に発見できる。しかし、瓶口Aはラッパ状に下
広がりになっているため、リング体4′の下端が瓶口A
の下部につかえて、ブリッジ部3′が千切れてもリング
体4′とねじ蓋2′とが密接した状態になっていたり、
或いは、リング体4′で瓶口Aを抱き込んだ状態になっ
ていて、ブリッジ部3′が千切れてもリング体4′とね
じ蓋2′とが密接した状態のままになっていたりするこ
とがあり、これらの場合は、ブリッジ部3′が千切れて
いることを目視で確認することができないため、不正に
開封された商品や密封不良の商品を発見することが困難
であると言う問題があった。
【0005】本発明は、この問題を解消することを目的
とするものである。
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、瓶口に着脱自在なねじ蓋と、該ねじ蓋の下端
に複数のブリッジ部を介して連接したリング体とから成
り、前記ねじ蓋を瓶口からねじ戻すとリング体が瓶口に
係合して前記ブリッジ部が千切れるように構成したピル
ファープルーフキャップにおいて、前記ねじ蓋の外周部
とリング体とに、円周方向に沿って同じ部位に位置した
指標手段を形成する構成にした。
本発明は、瓶口に着脱自在なねじ蓋と、該ねじ蓋の下端
に複数のブリッジ部を介して連接したリング体とから成
り、前記ねじ蓋を瓶口からねじ戻すとリング体が瓶口に
係合して前記ブリッジ部が千切れるように構成したピル
ファープルーフキャップにおいて、前記ねじ蓋の外周部
とリング体とに、円周方向に沿って同じ部位に位置した
指標手段を形成する構成にした。
【0007】
【発明の作用・効果】このように構成すると、商品の流
通段階で不正に開封された場合や、密封工程でブリッジ
部が千切れたりした場合には、ねじ蓋の指標手段とリン
グ体の指標手段とが円周方向に沿ってずれるため、この
指標手段のずれを目視にて確認することにより、不正な
開封や密封不良を発見することができる。
通段階で不正に開封された場合や、密封工程でブリッジ
部が千切れたりした場合には、ねじ蓋の指標手段とリン
グ体の指標手段とが円周方向に沿ってずれるため、この
指標手段のずれを目視にて確認することにより、不正な
開封や密封不良を発見することができる。
【0008】従って本発明によると、ブリッジ部が千切
れた後にねじ蓋とリング体とが密接した状態のピルファ
ープルーフキャップであっても、流通段階で不正に開封
された商品を発見することや、密封工程でブリッジ部が
千切れてしまった不良品を発見することを簡単にできる
効果を有する。ところで、ピルファープルーフキャップ
におけるリング体はループ状に形成されていて、一般
に、開封後に瓶口に取付いたままになっていることが多
い。このため、瓶のリサイクルに際しては、刃物でリン
グ体を切り裂いて瓶口から取り去るようにしており、瓶
のリサイクルに手間がかかると言う問題があり、また、
瓶から注ぎ出した液体が瓶口を伝わってリング体に付着
し、外観を悪化する等の問題があった。
れた後にねじ蓋とリング体とが密接した状態のピルファ
ープルーフキャップであっても、流通段階で不正に開封
された商品を発見することや、密封工程でブリッジ部が
千切れてしまった不良品を発見することを簡単にできる
効果を有する。ところで、ピルファープルーフキャップ
におけるリング体はループ状に形成されていて、一般
に、開封後に瓶口に取付いたままになっていることが多
い。このため、瓶のリサイクルに際しては、刃物でリン
グ体を切り裂いて瓶口から取り去るようにしており、瓶
のリサイクルに手間がかかると言う問題があり、また、
瓶から注ぎ出した液体が瓶口を伝わってリング体に付着
し、外観を悪化する等の問題があった。
【0009】この点について、特開昭54−83588
号公報には、リング体の適宜部位に縦方向に延びる薄肉
状の弱化部を形成し、ねじ蓋のねじ戻しにて弱化部を切
り裂くことが記載されているが、単に薄肉状に形成した
に過ぎない場合には、必ずしもねじ蓋のねじ戻しによっ
て弱化部が千切れるとは限らず、弱化部が千切れずに、
リング体の除去が面倒になる虞があった。
号公報には、リング体の適宜部位に縦方向に延びる薄肉
状の弱化部を形成し、ねじ蓋のねじ戻しにて弱化部を切
り裂くことが記載されているが、単に薄肉状に形成した
に過ぎない場合には、必ずしもねじ蓋のねじ戻しによっ
て弱化部が千切れるとは限らず、弱化部が千切れずに、
リング体の除去が面倒になる虞があった。
【0010】これに対して本願における請求項2のよう
に、リング体を、指標手段を兼用する切り欠き溝で分断
すると、リング体は、手で摘んで引っ張るだけで瓶口か
ら至極容易に除去できるから、流通段階での不正な開封
や密封工程でのブリッジ部の千切れを簡単に発見できる
ことに加えて、瓶のリサイクルの手間を軽減すること
と、内容物がリング体に付着することを防止することと
を、確実に達成できる効果を有する。
に、リング体を、指標手段を兼用する切り欠き溝で分断
すると、リング体は、手で摘んで引っ張るだけで瓶口か
ら至極容易に除去できるから、流通段階での不正な開封
や密封工程でのブリッジ部の千切れを簡単に発見できる
ことに加えて、瓶のリサイクルの手間を軽減すること
と、内容物がリング体に付着することを防止することと
を、確実に達成できる効果を有する。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面(図1〜図9)
に基づいて説明する。図1〜図6に示すのは第1実施例
であり、図において符号1は合成樹脂製のピルファープ
ルーフキャップを示し、このピルファープルーフキャッ
プ1は、従来と同様に、瓶口Aにねじ込むようにしたね
じ蓋2と、円周方向に沿った複数個のブリッジ部3を介
してねじ蓋2の下端に連接したリング体4とで構成され
ている。
に基づいて説明する。図1〜図6に示すのは第1実施例
であり、図において符号1は合成樹脂製のピルファープ
ルーフキャップを示し、このピルファープルーフキャッ
プ1は、従来と同様に、瓶口Aにねじ込むようにしたね
じ蓋2と、円周方向に沿った複数個のブリッジ部3を介
してねじ蓋2の下端に連接したリング体4とで構成され
ている。
【0012】前記リング体4には、内外に連通する5個
の窓孔5と、当該リング体4を非ループ状に分断する1
つの切り欠き溝6とが、円周方向に沿って略等しい間隔
で形成されており、前記各窓孔5の下端縁に、瓶口Aに
形成したフランジA1に係合する舌状の突起7を斜め上
向きに延びるように形成している。前記切り欠き溝6
を、その上部が細幅で、それ以外の部位は前記窓孔5と
略同じ横幅となるように形成することにより、リング体
4のうち切り欠き溝6の箇所に細幅状の横向き突出部4
aを形成し、この横向き突出部4aに、平断面山形の突
条8を形成する。
の窓孔5と、当該リング体4を非ループ状に分断する1
つの切り欠き溝6とが、円周方向に沿って略等しい間隔
で形成されており、前記各窓孔5の下端縁に、瓶口Aに
形成したフランジA1に係合する舌状の突起7を斜め上
向きに延びるように形成している。前記切り欠き溝6
を、その上部が細幅で、それ以外の部位は前記窓孔5と
略同じ横幅となるように形成することにより、リング体
4のうち切り欠き溝6の箇所に細幅状の横向き突出部4
aを形成し、この横向き突出部4aに、平断面山形の突
条8を形成する。
【0013】他方、前記ねじ蓋2の外周面のうち前記リ
ング体4の切り欠き溝6の箇所を除いた部位にローレッ
ト加工を施し、ねじ蓋2のうちリング体4の切り欠き溝
6の箇所を非ローレット部2aとすることにより、この
非ローレット2aと前記リング体4の切り欠き溝6を指
標手段とし、更に、ねじ蓋2の非ローレット部2aに、
前記リング体4の突条8と直線状に並ぶ突条9を形成す
る。前記突条8,9は、補助指標手段として機能する。
ング体4の切り欠き溝6の箇所を除いた部位にローレッ
ト加工を施し、ねじ蓋2のうちリング体4の切り欠き溝
6の箇所を非ローレット部2aとすることにより、この
非ローレット2aと前記リング体4の切り欠き溝6を指
標手段とし、更に、ねじ蓋2の非ローレット部2aに、
前記リング体4の突条8と直線状に並ぶ突条9を形成す
る。前記突条8,9は、補助指標手段として機能する。
【0014】ねじ蓋2とリング体4とは、切り欠き溝6
を挟んだ両側の近傍箇所でブリッジ部3にて連接されて
いる。以上の構成において、ねじ蓋2を瓶口Aにねじ込
んで行くと、リング体4の各突起7は、瓶口Aのフラン
ジA1に当たって半径外向きに起きるように弾性変形し
たのち、フランジA1を通過すると元の姿勢に戻り、各
突起7の先端はフランジA1の下面に位置する。従っ
て、ねじ蓋2をねじ戻すと、リング体4の各突起7が瓶
口AのフランジA1に下方から突っ張った状態になっ
て、各ブリッジ部4が千切れ、瓶は開封される。
を挟んだ両側の近傍箇所でブリッジ部3にて連接されて
いる。以上の構成において、ねじ蓋2を瓶口Aにねじ込
んで行くと、リング体4の各突起7は、瓶口Aのフラン
ジA1に当たって半径外向きに起きるように弾性変形し
たのち、フランジA1を通過すると元の姿勢に戻り、各
突起7の先端はフランジA1の下面に位置する。従っ
て、ねじ蓋2をねじ戻すと、リング体4の各突起7が瓶
口AのフランジA1に下方から突っ張った状態になっ
て、各ブリッジ部4が千切れ、瓶は開封される。
【0015】そして流通段階で不正に開封されたり、密
封工程でのねじ蓋2のねじ込みに際してブリッジ部3が
千切れたりすると、ねじ蓋2の非ローレット部2a及び
突条9と、リング体4の切り欠き溝6及び突条8とが円
周方向に沿ってずれるから、ブリッジ部3が千切れた後
にねじ蓋2とリング体4とが密接した状態であっても、
これら非ローレット部2a及び突条9と切り欠き溝6及
び突条8との不一致を目視にて確認することにより、不
正な開封や密封不良を簡単に発見することができるので
ある。
封工程でのねじ蓋2のねじ込みに際してブリッジ部3が
千切れたりすると、ねじ蓋2の非ローレット部2a及び
突条9と、リング体4の切り欠き溝6及び突条8とが円
周方向に沿ってずれるから、ブリッジ部3が千切れた後
にねじ蓋2とリング体4とが密接した状態であっても、
これら非ローレット部2a及び突条9と切り欠き溝6及
び突条8との不一致を目視にて確認することにより、不
正な開封や密封不良を簡単に発見することができるので
ある。
【0016】また、実施例のように、リング体4を切り
欠き溝6によって分断すると、開封後においては、図6
に一点鎖線で示すように、リング体4は、指で摘んで外
側に引っ張るだけで瓶口Aから取り外すことができるか
ら、瓶Aのリサイクルに際しての手間を軽減できると共
に、開封後に内容物を小出しするに際して液体が瓶口A
を伝わってリング体4に付着して外観が悪化することも
確実に防止できるのである。
欠き溝6によって分断すると、開封後においては、図6
に一点鎖線で示すように、リング体4は、指で摘んで外
側に引っ張るだけで瓶口Aから取り外すことができるか
ら、瓶Aのリサイクルに際しての手間を軽減できると共
に、開封後に内容物を小出しするに際して液体が瓶口A
を伝わってリング体4に付着して外観が悪化することも
確実に防止できるのである。
【0017】この場合、リング体4は、切り欠き溝6を
挟んだ両側においてブリッジ部3にてねじ蓋2に連接さ
れていて、ねじ蓋2をねじ戻すに際してリング体4が半
径外向きに広がるように変形することはないから、ブリ
ッジ部3が千切れずにリング体4が瓶口Aから取り外さ
れることはなく、封緘機能を確保できる。図7〜図9に
示すのは指標手段としての他の実施例であり、このうち
図7に示す第2実施例は、リング体4に切り欠き溝6を
形成した場合において、この切り欠き溝6を三角形に形
成することによって指標手段とする一方、ねじ蓋2の外
周面に、指標手段として逆三角形の非ローレット部2a
を形成したものである。
挟んだ両側においてブリッジ部3にてねじ蓋2に連接さ
れていて、ねじ蓋2をねじ戻すに際してリング体4が半
径外向きに広がるように変形することはないから、ブリ
ッジ部3が千切れずにリング体4が瓶口Aから取り外さ
れることはなく、封緘機能を確保できる。図7〜図9に
示すのは指標手段としての他の実施例であり、このうち
図7に示す第2実施例は、リング体4に切り欠き溝6を
形成した場合において、この切り欠き溝6を三角形に形
成することによって指標手段とする一方、ねじ蓋2の外
周面に、指標手段として逆三角形の非ローレット部2a
を形成したものである。
【0018】また、図8に示す第3実施例は、リング体
4に上向き矢印状のローレット部4bを形成する一方、
ねじ蓋2の外周面に、下向き矢印状の非ローレット部2
aを形成したものである。更に図9に示す第4実施例
は、リング体4の外周面とねじ蓋2の外周面とに、指標
手段としてのローレット部4b,2bを円周方向に沿っ
て適宜間隔で形成したものである。この実施例では、瓶
口Aの外周面とリング体4の内周面とにラチェット歯1
1,12を形成して、ねじ蓋2のねじ込みに際してはリ
ング体4の回転が許容され、ねじ蓋2のねじ戻しに際し
てはリング体4が回転不能に保持されるようにしてい
る。
4に上向き矢印状のローレット部4bを形成する一方、
ねじ蓋2の外周面に、下向き矢印状の非ローレット部2
aを形成したものである。更に図9に示す第4実施例
は、リング体4の外周面とねじ蓋2の外周面とに、指標
手段としてのローレット部4b,2bを円周方向に沿っ
て適宜間隔で形成したものである。この実施例では、瓶
口Aの外周面とリング体4の内周面とにラチェット歯1
1,12を形成して、ねじ蓋2のねじ込みに際してはリ
ング体4の回転が許容され、ねじ蓋2のねじ戻しに際し
てはリング体4が回転不能に保持されるようにしてい
る。
【0019】本発明における指標手段は、上記の実施例
に限らず、例えばリング体とねじ蓋との円周方向に沿っ
た同じ部位に色を塗るなど、他の種々の形態を採用でき
ることは言うまでもない。また、本発明は、リング体
を、熱収縮させることによって瓶口の環状係合部に係合
させるようにしたタイプのピルファープルーフキャップ
にも適用できることは言うまでもない。
に限らず、例えばリング体とねじ蓋との円周方向に沿っ
た同じ部位に色を塗るなど、他の種々の形態を採用でき
ることは言うまでもない。また、本発明は、リング体
を、熱収縮させることによって瓶口の環状係合部に係合
させるようにしたタイプのピルファープルーフキャップ
にも適用できることは言うまでもない。
【0020】更に、リング体を瓶口に係合する手段も、
他の種々の構造を採用することができる。
他の種々の構造を採用することができる。
【図1】第1実施例の正面図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】図1のIII − III視平断面図である。
【図4】瓶口にねじ込んだ状態での図3のIV−IV視断面
図である。
図である。
【図5】(a)は図1のVa−Va視平断面図、(b)は図
1のVb−Vb視平断面図である。
1のVb−Vb視平断面図である。
【図6】開封した状態での正面図である。
【図7】第2実施例の正面図である。
【図8】第3実施例の正面図である。
【図9】第4実施例を示す図で、(a)は正面図、
(b)は(a)のb−b視平断面図である。
(b)は(a)のb−b視平断面図である。
【図10】従来例の正面図である。
【図11】従来例において開封した状態の図である。
【図12】従来例において開封してから内容物を注ぎ出
している状態の図である。
している状態の図である。
【符号の説明】 1 ピルファープルーフキャップ 2 ねじ蓋 2a 指標手段としての非ローレット部 3 ブリッジ部 4 リング体 5 窓孔 6 切り欠き溝 7 突起 8,9 突条
Claims (2)
- 【請求項1】瓶口に着脱自在なねじ蓋と、該ねじ蓋の下
端に複数のブリッジ部を介して連接したリング体とから
成り、前記ねじ蓋を瓶口からねじ戻すとリング体が瓶口
に係合して前記ブリッジ部が千切れるように構成したピ
ルファープルーフキャップにおいて、 前記ねじ蓋の外周部とリング体とに、円周方向に沿って
同じ部位に位置した指標手段を形成したことを特徴とす
るピルファープルーフキャップ。 - 【請求項2】「請求項1」において、前記リング体のう
ち円周方向に沿った1か所に、当該リング体を非ループ
条に分断する切り欠き溝を形成する一方、前記ねじ蓋の
外周面のうち前記リング体における切り欠き溝の箇所を
除いた部位にローレット加工を施し、リング体の切り欠
き溝とねじ蓋の非ローレット部とを前記指標手段とした
ことを特徴とするピルファープルーフキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5276368A JP2521887B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 合成樹脂製のピルファ―プル―フキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5276368A JP2521887B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 合成樹脂製のピルファ―プル―フキャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07132952A true JPH07132952A (ja) | 1995-05-23 |
JP2521887B2 JP2521887B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=17568462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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