JP2008126880A - シートベルト装置およびシートベルトの制御方法 - Google Patents

シートベルト装置およびシートベルトの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】乗員着座時に、体をねじることなく容易にシートベルトを装着できるようにする。
【解決手段】ドアセンサ60によってドア開き状態を検出するとモータを駆動してシートベルト2を巻き取り、ベルトガイド4をスプリング9の付勢力に抗して移動させシートベルト2をシートバック1aから車両後方側へ退避させる。ドアセンサ60及びシートセンサ61でドア閉じ状態及び乗員着座状態を検出するとモータが逆転されてクラッチ機構34を非連結状態にしスプリング9の付勢力によってシートベルト2を車両前方側に突出させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の固定側部材に接続されたバックルにシートベルトに設けたタングを係合させるシートベルト装置およびシートベルトの制御方法に関するものである。
いわゆる3点式シートベルト装置では、リトラクタをピラー等の下部に配設し、該リトラクタのリールにシートベルトの一端側を巻回し、該シートベルトを上方に繰り出しピラーの上部に配設したスルーアンカで下方へ折り返し、その折り返し部にタングを挿通させるとともに、さらに他端側を車体側に連結している(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−103633号公報
しかしながら、上記従来のシートベルト装置においては、乗員が車に乗り込みシートに着座した直後の非装着状態で、タングがシートのシートバック側方に位置するため、乗員がシートに着座した状態でタングを取り出すには、身体を後方へ捩じらなくてはならなくなり、タングの取り出しが煩雑になっている。
本発明の目的は、乗員着座時に、体をねじることなく容易にシートベルトを装着できるシートベルト装置およびシートベルトの制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、シートベルトの一端側を巻回したリール、このリールを回転駆動するためのモータ、及び、このモータの駆動軸のシートベルト巻き取り方向の回転に対しては当該駆動軸から前記リールの軸へ駆動力を伝達するとともに、前記駆動軸のシートベルト繰り出し方向の回転に対しては前記駆動軸から前記リールの軸への駆動力伝達を遮断可能なクラッチ機構を備えたリトラクタと、その基端が車両の前後方向に揺動可能に支持され、前記シートベルトの他端側をガイドするように設けたベルトガイドと、前記ベルトガイドを車両前方側へ付勢するスプリングと、前記車両の固定側部材に接続されたバックルと、前記シートベルトに設けられ、前記バックルと係合するタングとを有することを特徴とする。
第2発明は、上記第1発明において、ドアの開閉を検出するドアセンサと、前記ドアセンサの検出信号に基づいて前記リトラクタの前記モータを制御する制御ユニットとを有することを特徴とする。
第3発明は、上記第2発明において、さらに、乗員がシートに着座したことを検出し、その検出信号に基づいて前記リトラクタの前記モータを制御するシートセンサを備えたことを特徴とする。
第4発明は、ドアセンサでドアが開いたことを検出したときには、リトラクタのモータを正転駆動してクラッチを介しリールへ駆動力を伝達して前記シートベルトの一端側を前記リールに巻き取り、前記シートベルトの他端側をガイドするように揺動可能に設けたベルトガイドをスプリングの付勢力に抗して揺動移動させることで、前記シートベルトを車両後方側へ退避させることを特徴とする。
第5発明は、上記第4発明において、シートセンサで乗員がシートに着座したことを検出したときには、前記リトラクタのモータを逆転駆動して前記クラッチを駆動力遮断状態にし、前記スプリングの付勢力によって前記ベルトガイドを復帰移動させることで、前記シートベルトを車両前方側に突出させることを特徴とする。
本発明によれば、クラッチを非連結状態にすることによって、スプリングの付勢力でシートベルトを車両前方へ突出させることができるので、乗員は、着座時に体をねじることなく容易にシートベルトを装着することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1乃至図5は、本発明に係るシートベルト装置におけるシートベルトの作動(詳細は後述)を示した概念図である。図1はシートベルトの初期状態を示した図であり、図2はシートベルトを車両後方側へ移動させた状態を示した図であり、図3はシートベルトを車両前方側へ突き出した状態を示した図であり、図4はシートベルトを乗員に装着させた状態を示した図であり、図5は乗員が降車する際にシートベルトが車両後方側に移動させた状態を示した図である。
これら図1乃至図5において、シートベルト装置は、シート1の一方側に位置されて、フロアパネル等に設置されたリトラクタ10を有している。そして、リトラクタ10のリール11に巻回されたシートベルト2の繰り出し部は、センタピラ等の上部に設置されたスルーアンカ3(ショルダーアンカ)に掛け渡され、そこで折り返されて、下方に導かれている。そして、このシートベルト2の折り返し部2aの先端は、シート1の一方側に位置され、フロアパネル等に回動自在に設置されたベルトガイド4に係止されている。シートベルト2の折り返し部2aには、タング5が摺動自在に取り付けられている。一方、シート1の他方側に位置されて、フロアパネル等にバックル6が設置されている。そして、シートベルト2のタング5をバックル6に装着することによって、乗員がシート1に拘束される。
図6は、図1におけるVI−VI線断面図である。図6において、ベルトガイド4は、シートベルト2の先端部を囲むように形成され、基部がボルト7によって、フロアパネル等に設置したアンカ8(ラップアンカ)に回動自在に保持されている。このガイドケース4のボルト7には、捩じりコイルスプリング9が巻回され、一端がベルトガイド4に係止され、他端がアンカ8等に係止されている。そして、ベルトガイド4は、捩じりコイルスプリング9によって車両の車体前方へ付勢されている。このベルトガイド4の基端部には、ピン4aによって、シートベルト2の先端が係止されている。
図7乃至図9は、リトラクタ10を示した斜視図であり、図7は全体構造を表す分解斜視図、図8及び図9は図7の部分抽出拡大図である。
リトラクタ10のフレーム12は、平行な一対の側壁12a,12bとこれらを連結する背壁12cとによってコ字状を成している。そして、このフレーム12の両側壁12a,12bには、大径の孔12d,12eが形成されている。
フレーム12の側壁12aの外側面には、第1のリテーナ13,カバー14,スプリングケース15,プリテンショナカセット16がこの順に添設され、側壁12bの外側面には、第2のリテーナ17が添設される。
一方、リトラクタ10のリール11は、一方端が閉塞された筒状を成している。このリール11の閉塞された端面の中心には、外方に向けて軸18が突設されている。軸18は、図8に示すように大径軸部18a、中径軸部18bおよび小径軸部18cからなり、大径軸部18aおよび中径軸部18bにはスプラインが形成されている。
また、リトラクタ10は、フォースリミッタ機構Aを構成するトーションバー19を備えている。このトーションバー19の一端には、後述する緊急ロック機構Bの構成要素の1つを成すロッキングベース20が固設されている。そして、トーションバー19は、先端19aがリール11の開口から挿入され、その先端19aがリール11の閉塞端に一体的に連結される。
また、ロッキングベース20には、トーションバー19と反対側に延びる軸21が形成されている。
上記リール11は、フレーム12の側壁12a,12b間に位置され、軸18の小径軸部18cがプリテンショナカセット16に回転可能に支持され、軸21が第2のリテーナ17に回転可能に支持される。
第1のリテーナ13には、モータ22が支持されている。このモータ22は、リール11を強制的に駆動させるものであり、モータ22の駆動軸22aは、動力伝達機構Cによってリール11の軸18に連係されている。
動力伝達機構Cは、第1のリテーナ13に形成された大径孔13a内に収容される遊星歯車機構を備えている。この遊星歯車機構は、3つのプラネタリギヤ23を備え、それらのプラネタリギヤは、キャリヤ24の側面周縁に回転可能に支持される。キャリヤ24の中心には、スプライン孔24aが形成され、該スプライン孔24aはリール11の大径軸部18aのスプラインに係合される。プラネタリギヤ23には、それらのプラネタリギヤを囲うようにインターナルギヤ25の内歯25aが噛合される。また、サンギヤ26は、リール11の大径軸部18aに回転可能に保持され、プラネタリギヤ23に噛合される。また、このサンギヤ26は大径ギヤ27の中心孔27aに一体的に係合される。そして、大径ギヤ27の外歯27bは、第1のリテーナ13に回転可能に支持させた中間ギヤ28,第1のリテーナ13に回転可能に支持させたコネクトギヤ29を介してモータ22の駆動軸22aに固設したモータギヤ30に連係される。
この動力伝達機構Cでは、クラッチ機構Dが介在されている。クラッチ機構Dは、モータ22からリール11への動力伝達を選択的に遮断するもので、図9に示すように、コネクトギヤ29の側面に添設されるスプリング保持部材31,レバースプリング32等から構成されている。スプリング保持部材31の周面には、溝31bを備えた突起が形成されている。そして、スプリング保持部材31はピン31aによってコネクトギヤ29の側面に添設される。レバースプリング32は、一端に湾曲部32aを備えている。そして、このレバースプリング32は、湾曲部32aをスプリング保持部31の溝31bに嵌挿させることによってスプリング保持部31に回動可能に支持される。レバースプリング32の先端には、係止レバー33が配設されている。この係止レバー33は、先端に爪33aを備えている。この爪33aは、インターナルギヤ25の周面に形成された外歯25bに対向するように位置される。
図10及び図11は、動力伝達機構Cの動作を説明する断面図である。この動力伝達機構Cを備えたリトラクタ10では、図10に示すように、モータ10の軸22aが、シートベルト巻取り方向(CCW方向)に回転されると、その動力は、モータギヤ30を介してコネクトギヤ29に伝達され、コネクトギヤ29をCCW方向へ回転させる。すると、レバースプリング32を介して係止レバー33が作動され、その爪33aがインターナルギヤ25の外歯28に係合する。
一方、コネクトギヤ29の回転は、中間ギヤ28,大径ギヤ27,サンギヤ26を介してプラネタリギヤ23に伝達される。
この場合に、インターナルギヤ25は、係止レバー33の爪33aによって回転が阻止されているため、プラネタリギヤ23は、インターナルギヤ25の内歯25aに沿って自転しながら公転し、それによって、キャリヤ24が回転され、軸12を介してリール11がシートベルト巻取り方向(CCW方向)に回転される。したがって、シートベルト2は、強制的に巻き取られる。
モータ22が駆動され、軸22aが、図11に示すように、シートベルト引き出し方向(CW方向)へ回転されると、その動力は、モータギヤ30を介してコネクトギヤ29に伝達され、コネクトギヤ29をCW方向へ回転させる。すると、レバースプリング32を介して係止レバー33が作動され、その爪33aがインターナルギヤ25の外歯25bから離反される。
一方、コネクトギヤ29の回転は、中間ギヤ28,大径ギヤ27,サンギヤ26を介してプラネタリギヤ23に伝達される。
この場合に、係止レバー33の爪33aがインターナルギヤ25の外歯25bから離反されて、インターナルギヤ25が回転可能になっているため、プラネタリギヤ23は、公転されることなく、インターナルギヤ25を回転させる。したがって、キャリヤ24は回転されることなく、リール11も回転されることはない。
また、このリトラクタ10は、リール11を常時シートベルト巻取り方向(CCW方向)に付勢するスプリング機構Eを備えている。スプリング機構Eは、シートベルト2をリール11に引き込む方向に付勢し、無負荷状態、即ち、シートベルト2の不使用状態で、シートベルト2を収納状態に保持し、使用時において、常時弱い張力で乗員に当接させるとともに、乗員が上体を前方に移動させる場合に、容易にシートベルト2を繰り出すことができるように乗員を拘束するものである。
このスプリング機構Eは、ゼンマイばねからなるリターンスプリング34を備えている。このリターンスプリング34は、カバー14とスプリングケース15との間に収容され、内端34aがリール11の中径軸18bにスプライン結合されたブッシュ35に係合され、外端34bがスプリングケース15の内周面に係止される。
また、このリトラクタ10は、ロック機構Fを備えている。このロック機構Fは、制動時等に、シートベルト2が急に引き出されようとしたときに、直ちに、シートベルト2の繰り出しを規制することによって、乗員が前方の障害物等に突き当たるのを防止するものである。
このロック機構Fは、ロックギヤ36と、フライホイール37と、第2のリテーナ17に形成されたラチェット歯17aとによって構成される。
フライホイール37は、先端に爪37aを備え、基端がロックギヤ36の側面に回転可能に支持されている。そして、このフライホイール37は、該フライホイールとロックギヤ36間に配装させたスプリング38によって、ロックギヤ36の径方向内方に付勢され、それによって爪37aが第2のリテーナ17のラチェット歯17aから離反した状態にある。
このロック機構Fでは、例えば、制動時等において、シートベルト2が急に引き出され、リール11がベルト引出し方向(CW方向)に回転されると、それに伴ってロックギヤ36も急に回転されるが、フライホイール37がロックギヤ36の回転に追従することができず、スプリング38の付勢力に抗して移動され、爪37aが第2のリテーナ17のラチェット歯17aに係合する。これによって、ロックギヤ36は回転が阻止され、それに伴ってリール11のベルト引出し方向(CW方向)の回転が阻止される。したがって、シートベルト2のそれ以上の繰り出しは規制される。
そして、制動が解除されると、フライホイール36は元の状態に復帰し、爪36aが第2のリテーナ17のラチェット歯17aから離反する。したがって、リール11のロックは解除される。
上記緊急ロック機構Bは、例えば、衝突時等に車両が急激に減速され、それによって乗員が瞬時に車体前方へ突き出されようとするが、その際にシートベルトが繰り出されるのを阻止することによって、乗員をシートに拘束するようにしたものである。
この緊急ロック機構Bは、減速度検知手段39,ロッキングベース20に支持されるパウル40,フレーム側壁12bの大径孔12eの内面に形成されたラチェット歯41等によって構成されている。
減速度検出手段39は、レバー39aを備え、該レバーの先端に爪39bを備えている。そして、この減速度検出手段39は、フレーム12の側壁12b外面に設置され、その爪39bがロックギヤ36のラチェット歯36aに対向して位置される。
パウル40は、先端部側面に、ロックギヤ36に向けて突設されカムフォロア40aを備え、先端に爪40bを備えている。そして、このパウル40は、基端がロッキングベース20の側面に回動可能に支持され、カムフォロア40aがロックギヤ36の側面に形成されたカム溝36bに挿嵌され、爪40bがラチェット歯41に対向して位置される。そして、このパウル40とロッキングベース20との間にスプリング41が介装され、それによって、パウル40の爪40aがラチェット歯41から離反した状態に位置される。
このように構成された緊急ロック機構Bによれば、車両が急減速した場合に、減速度検出手段39のレバー39aが作動され、その爪39bがロックギヤ36のラチェット歯36aに係合する。
一方、車両が急減速すると、乗員に車体前方への負荷が生じ、それによってシートベルトが繰り出され、リール11がベルト引出し方向(CW方向)に回転される。それに伴って、トーションバー19を介してロッキングベース20が回転される。しかし、ロックギヤ35は、減速度検出手段39のレバー39aによって回転が阻止されているため、パウル40のカムフォロア40aが作動され、それによってパウル40の爪40bがラチェット歯41に係合される。したがって、ロッキングベース20は回転が阻止され、それに伴ってリール11の回転が阻止され、シートベルト2の引出しが阻止される。
このようにして、車両の急減速に対してシートベルト2の引出しが阻止されるため、乗員は、シートに確実に拘束される。その際、乗員に必要以上の拘束力が働いた場合には、フォースリミッタ機構を成すトーションバー19が捩じれることによって、その拘束力が緩和される。
図12は、本発明に係るシートベルト装置で使用されているスパイラルスプリングおよび捩じりコイルスプリングの特性の一例を示した特性線図である。図12において、スパイラルスプリング34の特性は、リール11が8回転するまでは、付勢力が比較的小さい状態で漸増し、リール11が8〜12回転の範囲で、付勢力が急激に増大し、リール11が12〜26回転の範囲で、付勢力が漸増する。また、捩じりコイルスプリング9の特性は、リール11が9回転するまでは、スパイラルスプリング34の付勢力よりも大きく、リール11が9回転以上になると、スパイラルスプリング34の付勢力よりも小さくなる。
そして、このような特性を有するスパイラルスプリング34及び捩じりコイルスプリング9を備えたシートベルト装置では、車両のエンジンが停止している非運転状態にあっては、リール11が5〜7回転程度に付勢されている。この状態では、捩じりコイルスプリング9の付勢力がスパイラルスプリング34の付勢力よりも大きいため、ベルトガイド4が捩じりコイルスプリング9の付勢力によって、車両前方側に傾動された状態(シートベルト2の初期状態)にあり、タング5を備えたシートベルト2の折り返し部2aが前方へ張り出ている。この状態におけるスパイラルスプリング34の付勢力は、前述の図12におけるT1ゾーンに位置している。
図13は、本発明に係るシートベルト装置の制御ブロック図である。図13において、このシートベルト装置では、ドアが開閉されたことを検知するドアセンサ60,乗員がシート1に着座したことを検知するシートセンサ61,タング5がバックル6から離脱されたことを検知するバックルセンサ62を備えている。そして、これらのドアセンサ60,シートセンサ61,バックルセンサ62が、制御ユニット63に接続されている。
図14(a)及び図14(b)は、上記のように構成されたシートベルト装置の動作フローチャートであり、図14(a)は乗員が車両に乗り込むときの動作に対応し、図14(b)は乗員が車両より降車するときの動作に対応している。
図14(a)のフローチャートで示すように、シートベルト2の初期状態で、乗員がドアを開けると、ドアセンサ60がドアの開成を検出する(ステップS101)。それによって、モータ22が正転駆動され(ステップS102)、コネクトギヤ29がシートベルト巻取り方向(CCW方向)へ回転される。すると、クラッチ機構Dが連結状態(ON状態)になる。したがって、コネクトギヤ29の動力はリール11に伝達され、該リールをシートベルト巻取り方向(CCW方向)に回転させて、シートベルト2を数回転強制的に巻き取る。そして、モータ22は、所定回数回転された後に停止される。この状態におけるスパイラルスプリング34の付勢力は、前述の図12におけるT2ゾーンに位置する。
このようにして、シートベルト2が、捩じりコイルスプリング9の付勢力に抗してリール11に巻き取られると、ベルトガイド4は、前述の図2に示すように、後方へ回動される。その結果、シートベルト2の折り返し部2aは、シートバック1aの前面よりも車両後方側に位置される。これにより、乗員が車両に乗り込む際に、シートベルト2が邪魔になることはない。
乗員がシート1のシートクッション1bに着座すると、シートセンサ61が乗員の着座を検出し(ステップS103)、続いて、ドアを閉じると、ドアセンサ60がドアの閉成を検出する(ステップ104)。ドアが閉じられたことがドアセンサ60によって検出される(ステップS104)。それによって、モータ22が逆転駆動され(ステップS105)、コネクトギヤ29がベルト引出し方向(CCW方向)に所定量回転される。すると、それに伴って、クラッチ機構Dが非連結状態(OFF状態)になる。クラッチ機構DがOFF状態になると、捩じりコイルスプリング9の付勢力によって、シートベルト2がリール11から引き出され、リール11が初期位置に復帰される。この状態においては、折り返し部2aのタング5が、図3に示すように、シートバック1aの前面よりも車両前方側に位置される。これにより、乗員は、体をねじることなくタング5を容易に掴みシートベルト2を装着することができる。
なおこのとき、ドアセンサ60によるドア閉じ状態の検出と、シートセンサ61による乗員着座の検出との両方が揃ってタング5を前方に出すようにしている。これにより、着座のみでタング5を前方に出すようにした場合のようにドアを閉める前にタング5が前に出ることがないため、着座後ドアを閉めようとする際にシートベルト2が邪魔になることがない。また、着座のみでタング5を前方に出すようにした場合のように、乗員が完全に降車した後ドアを閉めたときにタング5が再び前に出てくる無駄な動作を防止できる効果もある。
図14(b)のフローチャートで示すように、乗員が車両から降りるためにタング5をバックル6から離脱させ(ステップS111)、ドアを開くと(ステップS112)、それによって、モータ22が正転駆動され(ステップS113)、コネクトギヤ29をシートベルト巻取り方向(CCW方向)へ回転させる。すると、クラッチ機構Dが連結状態(ON状態)になる。したがって、コネクトギヤ29の動力はリール11に伝達され、該リールをシートベルト巻取り方向(CCW方向)に回転させて、シートベルト2を強制的に巻き取る。そして、モータ22は、リール11が数回転された後に停止される。
シートベルト2が、捩じりコイルスプリング9の付勢力に抗してリール11に巻き取られると、ベルトガイド4は、図5に示すように、後方へ回動され、その結果、シートベルト2の折り返し部2aは、シートバック1aの前面よりも車両後方側に位置される。これによって、乗員が車両から降りる際に、シートベルト2が邪魔になることはない。
乗員が降車してドアを閉める(ステップS114)と、それによって、モータ22が逆転駆動され(ステップS115)、コネクトギヤ29がシートベルト引出し方向(CW方向)へ回転され、クラッチ機構DがOFF状態になる。
なおこのとき、ドアセンサ60によるドアの開き状態検出のみでタング5を後ろに下げることにより、上述のように、シートベルト2のタング5をバックル6から外した後(乗員が座席に座った状態のままでも)ドアを開けるだけでタング52が後ろに下がる。したがって、ドア開き状態の検出と、シートセンサ61による乗員着座の非検出との両方が揃ってタング5を後方へ下げるようにした場合のように、乗員が足を車外に降ろして立ち上がろうとするときにシートベルト2が邪魔になることがない。
なお、上記実施の形態では、ベルトガイド4の作動を、ドアの開成を検知するドアセンサ60,乗員がシート1に着座したことを検知するシートセンサ61、およびタング5がバックル6から離脱されたのを検知するバックルセンサ62の検出信号に基づいて制御している。しかし、本発明はこのような制御に限定されず、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(1)ドアの開閉のみでタング5を前後させる場合
例えば、図15に示すフローチャートのように、ドアセンサ60のみの検知信号に基づいてモータ22を駆動させてベルトガイド4を制御することもできる。この場合、ドアの開成を検出し(ステップS121)、それによってモータ22をシートベルト巻取り方向(CCW方向)に正転駆動させる(ステップS122)。またドアを閉成することによって(ステップS123)、(クラッチ解除状態で)ベルトガイド4の捩りコイルスプリング9の力によりシートベルトを引出し方向(CW方向)に駆動させるようにしてもよい。
この場合には、乗員が乗車するために、ドアを開成すると、捩じりコイルスプリング9の付勢力によって車両の前方に向けて突出しているシートベルト2をシート1の後方に退避させ、ベルトガイド4が乗車の邪魔にならないようにし、ドアを閉成した時に、シートベルト2を車両の前方に突出した状態に復帰させることによって、シートベルト2のタング5をバックル6に容易に装着できるようにしている。また、乗員が降車するために、ドアを開成すると、捩じりコイルスプリング9の付勢力によって車両の前方に向けて突出しているシートベルト2をシート1の後方に退避させ、ベルトガイド4が降車の邪魔にならないようにする。
(2)その他
以上においては、シートベルト2の繰り出し端を、ベルトガイド4の基端部にピン4aによって係止させているが、ベルトガイド4の先端部に係止させてもよく、ベルトガイド4をフロアパネル等に支持させているボルト7に係止させてもよい。
また、以上においては、ベルトガイド4の基部(下方側)を車両のフロアパネル等に設置したアンカ8に回動自在に保持し、リトラクタ10でシートベルトを繰り出すことでベルトガイド4を車両下部側のボルト7近傍を支点として回動させたが、これに限られない。すなわち、図1に対応する図16、及び、図16中A矢視図(一部断面で示す)の図17に示すように、ベルトガイド4の基部(上方側)を例えば車両のピラー近傍のスルーアンカ3付近等に回動自在に保持し、(クラッチ解除状態で)前述のように捩りコイルスプリング9の力によってベルトガイド4をその上側を支点として回動させ、シートベルト2を引き出すようにしてもよい。この場合も、前述と同様、リトラクタ10によるシートベルト2の巻き取り/繰り出しに応じてベルトガイド4が車両後方/前方側に移動することとなり、同様の効果を得る。
さらに、詳細な図示は省略するが、ベルトガイド4の基部を例えば車両のシート1に設けたラップアンカ(前述のアンカ8に対応)に回動自在に保持し、シート1に設けたリトラクタ10(シート1外に設置してもよい)に対し(クラッチ解除状態で)捩りコイルスプリング9の力によって当該ラップアンカを支点としてベルトガイド4を回動させ、シートベルト2を引き出すようにしてもよい。このとき、前述のショルダーアンカもシート1に設けるようにしてもよい。これらの場合も同様の効果を得る。
また、以上においては、シートベルト2を囲むようにしてベルトガイド4を形成しているが、ベルトガイド4を帯状板体または棒体によって形成し、それをシートベルト2に添わせて配設してもよい。さらに、シートベルト2を中空構造とし、ベルトガイド4をその内部に配設するようにしてもよい。
また、以上においては、ベルトガイド4を捩じりコイルスプリングによって付勢しているが、例えば、引張りコイルスプリング,圧縮コイルスプリング等の他のスプリングであってもよい。
本発明の一実施形態のシートベルト装置の作動を示した概念図で、シートベルトの初期状態を示した図である。 シートベルトを車両後方側へ移動させた状態を示した図である。 シートベルトを車両前方側へ突き出した状態を示した図である。 シートベルトを乗員に装着させた状態を示した図である。 乗員が降車する際にシートベルトが車両後方側へ移動させた状態を示した図である。 図1におけるVI−VI線断面図である。 リトラクタの詳細構造を表す分解斜視図である。 リトラクタの一部の分解斜視図である。 リトラクタの一部の分解斜視図である。 動力伝達機構を示す正面図で、クラッチ機構によって動力の伝達が可能となっている状態を示している。 動力伝達機構を示す正面図で、クラッチ機構によって動力の伝達が遮断されている状態を示している。 スパイラルスプリングの特性を示した特性線図である。 制御系を表す制御ブロック図である。 シートベルト装置の動作フローチャートである。 シートベルト装置の他の動作フローチャートである。 ベルトガイド上端を回動自在に保持する変形例を表す図である。 図16の一部断面で示すA矢視図である。
符号の説明
1 シート
1a シートバック
2 シートベルト
4 ベルトガイド
5 タング
6 バックル
9 捩じりコイルスプリング(スプリング)
10 リトラクタ
11 リール
18 軸
22 モータ
C 動力伝達機構
23 プラネタリギヤ
24 キャリヤ
25 インターナルギヤ
26 サンギヤ
27 大径ギヤ
28 中間ギヤ
29 コネクトギヤ
30 モータギヤ
D クラッチ機構
31 スプリング保持部材
32 レバースプリング
33 係止レバー
33a 爪
60 ドアセンサ
61 シートセンサ
62 バックルセンサ
63 制御ユニット

Claims (5)

  1. シートベルトの一端側を巻回したリール、このリールを回転駆動するためのモータ、及び、このモータの駆動軸のシートベルト巻き取り方向の回転に対しては当該駆動軸から前記リールの軸へ駆動力を伝達するとともに、前記駆動軸のシートベルト繰り出し方向の回転に対しては前記駆動軸から前記リールの軸への駆動力伝達を遮断可能なクラッチ機構を備えたリトラクタと、
    その基端が車両の前後方向に揺動可能に支持され、前記シートベルトの他端側をガイドするように設けたベルトガイドと、
    前記ベルトガイドを車両前方側へ付勢するスプリングと、
    前記車両の固定側部材に接続されたバックルと、
    前記シートベルトに設けられ、前記バックルと係合するタングと
    を有することを特徴とするシートベルト装置。
  2. 請求項1記載のシートベルト装置において、
    ドアの開閉を検出するドアセンサと、
    前記ドアセンサの検出信号に基づいて前記リトラクタの前記モータを制御する制御ユニットと
    を有することを特徴とするシートベルト装置。
  3. 請求項2記載のシートベルト装置において、
    さらに、乗員がシートに着座したことを検出し、その検出信号に基づいて前記リトラクタの前記モータを制御するシートセンサを有することを特徴とするシートベルト装置。
  4. ドアセンサでドアが開いたことを検出したときには、リトラクタのモータを正転駆動してクラッチを介しリールへ駆動力を伝達して前記シートベルトの一端側を前記リールに巻き取り、前記シートベルトの他端側をガイドするように揺動可能に設けたベルトガイドをスプリングの付勢力に抗して揺動移動させることで、前記シートベルトを車両後方側へ退避させる
    ことを特徴とするシートベルトの制御方法。
  5. 請求項4記載のシートベルトの制御方法において、
    シートセンサで乗員がシートに着座したことを検出したときには、前記リトラクタのモータを逆転駆動して前記クラッチを駆動力遮断状態にし、前記スプリングの付勢力によって前記ベルトガイドを復帰移動させることで、前記シートベルトを車両前方側に突出させる
    ことを特徴とするシートベルトの制御方法。
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