JP2008095944A - 回転伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転方向切換え時の応答性に優れた回転伝達装置を提供する。
【解決手段】内輪2の外周にカム面5を形成し、外輪1の内周に円筒面4を形成し、カム面5と円筒面4の間に周方向に対向するローラ6,6を組み込み、その周方向に対向するローラ6,6間に設けたローラ離反ばね7で各ローラ6を互いに離反する方向に付勢して各ローラ6をカム面5と円筒面4の間に噛み込ませ、周方向に対向するローラ6,6をローラ6,6間の距離を変化可能なローラ保持器8で保持し、そのローラ保持器8でローラ6,6間の距離を短縮してカム面5と円筒面4の間への各ローラ6の噛み込みを解除可能とした構成を回転伝達装置に採用する。
【選択図】図3

Description

この発明は、動力伝達経路における動力の伝達と遮断の切換えに用いられる回転伝達装置に関する。
動力の伝達と遮断の切換えに用いられる回転伝達装置として、内輪の外周と外輪の内周のうちの一方にカム面を形成し、他方に円筒面を形成し、前記カム面と前記円筒面の間に周方向に対向するローラを組み込み、その周方向に対向するローラ間の距離を保持するローラ保持器を、ローラがカム面と円筒面の間に噛み込む位置とその噛み込みが解除される位置の間で周方向に移動可能に設けたものが一般に用いられている。
この回転伝達装置は、ローラがカム面と円筒面の間に噛み込んでいない状態では、内外輪間での回転の伝達は遮断され、ローラがカム面と円筒面の間に噛み込んだ状態では、内外輪間で回転が伝達される。また、この回転伝達装置は、内外輪間で伝達する回転の方向を切換える場合、ローラが一方の回転方向に噛み込んだ状態から、他方の回転方向に噛み込む状態になるまで、内輪と外輪のうちのカム面を形成した側の部材に対して、ローラ保持器を周方向に移動させる必要がある。
ここで、回転方向切換え時の応答性を向上させるために、カム面とローラのうちの一方を周方向に一定ピッチに配置し、他方を不定ピッチに配置したものが提案されている(特許文献1)。この回転伝達装置は、一方の回転方向に噛み込むローラと他方の回転方向に噛み込むローラとを別個にすることにより、回転方向の切換えに必要なローラ保持器の周方向の移動量を抑え、回転方向切換え時の応答性の向上を図っている。
特開2003−262238号公報
しかし、この回転伝達装置は、内外輪間で伝達する回転の方向を切換えるときに、一方の回転方向にローラが噛み込んだ状態から、他方の回転方向にローラが噛み込んだ状態になるまでローラ保持器を周方向に移動させる必要がある。そのため、ローラ保持器の移動による応答遅れが必ず発生し、回転方向切換え時の応答性が十分でない場合があった。また、回転方向切換え時の応答性を向上させるために、回転方向切換え時のローラ保持器の移動量を小さく設定すると、ローラが誤ってカム面と円筒面の間に噛み込む事態(ミス係合)を生じやすくなり、動作の信頼性が低下する。
この発明が解決しようとする課題は、回転方向切換え時の応答性に優れた回転伝達装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、内輪の外周と外輪の内周のうちの一方にカム面を形成し、他方に円筒面を形成し、前記カム面と前記円筒面の間に周方向に対向するローラを組み込み、その周方向に対向するローラ間に設けたローラ離反ばねで各ローラを互いに離反する方向に付勢して各ローラを前記カム面と前記円筒面の間に噛み込ませ、前記周方向に対向するローラをローラ間の距離を変化可能なローラ保持器で保持し、そのローラ保持器で前記ローラ間の距離を短縮して前記カム面と前記円筒面の間への各ローラの噛み込みを解除可能とした構成を回転伝達装置に採用した。
この回転伝達装置は、前記ローラ保持器を、前記内輪と前記外輪のうちの前記カム面を形成した側の部材に弾性保持してもよく、また、前記ローラ離反ばねを、前記内輪と前記外輪のうちの前記カム面を形成した側の部材に固定してもよい。後者の場合、前記ローラ離反ばねは、直接固定してもよいが、ばね保持器を介して固定してもよい。すなわち、前記ローラ離反ばねを保持するばね保持器を設け、そのばね保持器を、前記内輪と前記外輪のうちの前記カム面を形成した側の部材に固定することにより、ばね保持器の固定を行なってもよい。
また、この回転伝達装置は、次の構成を加えると好ましい。
1)前記ローラ間の距離の短縮を規制して前記ローラ離反ばねの破壊を防止するローラストッパを、前記周方向に対向するローラ間に設ける。
2)前記ローラ離反ばねがコイルばねからなり、そのコイルばねの前記ローラに対する接触部を拡径させる。
前記ローラ保持器は、周方向に相対移動可能な一対の環状保持器で構成し、その一対の環状保持器のうちの一方の環状保持器に設けた軸方向の突起部と他方の環状保持器に設けた突起部とで前記周方向に対向するローラを支持し、前記一対の環状保持器の相対位置を周方向に変化させて前記ローラ間の距離を変化可能とすることができる。
さらに、このローラ保持器は、前記一対の環状保持器を軸方向に相対移動可能とし、その各環状保持器に、環状保持器の相対位置を軸方向に変化させたときに環状保持器の相対位置を周方向に変化させる相互接触面を形成することができる。
この回転伝達装置は、次の構成を加えると好ましい。
1)前記突起部を、前記ローラの中心よりも前記カム面から離れた位置で前記ローラに当接させる。
2)一方の環状保持器の前記突起部と他方の環状保持器の前記突起部との間に、前記内輪と前記外輪のうちの前記カム面を形成した側の部材に固定された保持器ストッパを設け、その保持器ストッパに対する前記各突起部の当接により、各環状保持器を周方向に位置決めするようにする。
また、前記一対の環状保持器の相対位置を軸方向に変化させる構成としては、たとえば、次の構成を採用することができる。
1)前記一対の環状保持器のうちの一方の環状保持器に軸方向に固定され、かつ、その環状保持器に対して回転可能に設けられた磁性体からなる環状のアーマチュアを設け、そのアーマチュアから軸方向に間隔をおいて配置したフィールドコアに電磁コイルを巻回し、その電磁コイルに通電することにより前記一対の環状保持器の相対位置を軸方向に変化させるようにする。
2)前記一対の環状保持器のうちの一方の環状保持器に、磁性体からなる環状のアーマチュアを一体に設け、前記内輪と前記外輪のうちの前記カム面を形成した側の部材と一体に回転する環状のロータを前記アーマチュアと軸方向に対向して設け、そのロータを間に挟んで前記アーマチュアと対向するフィールドコアを設け、そのフィールドコアに電磁コイルを巻回し、その電磁コイルに通電することにより前記一対の環状保持器の相対位置を軸方向に変化させるようにする。
この発明の回転伝達装置は、周方向に対向するローラをいずれも前記カム面と前記円筒面の間に噛み込ませた状態では、周方向に対向するローラのうちの一方のローラで一方の回転方向の回転を内外輪間で伝達可能であると同時に、他方のローラで他方の回転方向の回転を内外輪間で伝達可能である。そのため、内外輪間で伝達する回転の方向を切換えるときに、内輪と外輪のうちのカム面を形成した側の部材に対してローラ保持器を周方向に移動させる必要がなく、応答遅れが生じない。
図1から図5に、この発明の第1実施形態の回転伝達装置を示す。図1、図2に示すように、この回転伝達装置は、外輪1と内輪2を有し、外輪1は、内輪2の外周に設けた転がり軸受3で回転可能に支持されている。外輪1の内周には、図4に示すように、円筒面4が形成され、その円筒面4との間にくさび空間を形成するカム面5が内輪2の外周に形成されている。円筒面4とカム面5の間に形成されるくさび空間は、径方向の幅が、周方向中央から周方向両端に向かって次第に狭くなるくさび形状となっている。
カム面5と円筒面4の間には、図3、図4に示すように、周方向に対向するローラ6,6が組み込まれている。各ローラ6は、ローラ6,6間に設けられたローラ離反ばね7で互いに離反する方向に付勢されるとともに、ローラ6,6間の距離をローラ保持器8で保持されている。
ローラ保持器8は、周方向に相対移動可能かつ軸方向に相対移動可能な一対の環状保持器9A,9Bからなり、環状保持器9Aは、円筒部10Aと、円筒部10Aから軸方向に延びる突起部11Aとからなり、他方の環状保持器9Bも、円筒部10Bと、円筒部10Bから軸方向に延びる突起部11Bとからなる。突起部11A,11Bは、それぞれ、周方向に一定の間隔をおいて複数設けられており、突起部11Aに形成された相互接触面12と、突起部11Bに形成された相互接触面12とが互いに接触している。また、ローラ6,6は、周方向に間隔をおいて隣り合う突起部11Aと突起部11Bの間に収容されており、一方のローラ6が突起部11Aで支持され、他方のローラ6が突起部11Bで支持されている。
相互接触面12は、軸方向に対して傾斜して形成され、環状保持器9A,9Bの相対位置を軸方向に変化させたときに、一方の環状保持器9Aの相互接触面12が他方の環状保持器9Bの相互接触面12で案内されて、環状保持器9A,9Bの相対位置を周方向に変化させるようになっている。そのため、環状保持器9A,9Bの相対位置を軸方向に変化させると、その変化量に応じて環状保持器9A,9Bの相対位置が周方向に変化し、これによりローラ6,6間の距離も変化する。
図2に示すように、環状保持器9Aの端部外周には滑り軸受13が設けられ、その滑り軸受13で環状のアーマチュア14が回転可能に支持されている。アーマチュア14は、環状保持器9Aの外周に装着された止め輪15で、環状保持器9Aに軸方向に固定されている。
アーマチュア14は磁性体(鉄など)からなる。アーマチュア14は、ケース16に固定されたフィールドコア17と軸方向に対向しており、フィールドコア17には、永久磁石18が埋め込まれている。また、フィールドコア17には電磁コイル19が巻回されており、電磁コイル19の通電によって発生する磁界が、永久磁石18の磁界を打ち消すようになっている。フィールドコア17には、アーマチュア14をフィールドコア17から離反する方向に付勢するアーマチュア離反ばね20が設けられている。
フィールドコア17の内周には転がり軸受21が設けられ、その転がり軸受21で回転軸22が回転可能に支持されている。また、回転軸22の端部外周に形成されたスプラインが、内輪2の内周に形成されたスプラインと係合しており、その係合によって、回転軸22と一体に内輪2が回転するようになっている。
環状保持器9Bは、内輪1の外周に装着された止め輪23で、内輪1に軸方向に固定されている。また、環状保持器9Bは、図5に示すように、スイッチばね24で内輪2との相対位置を周方向に弾性保持されている。スイッチばね24は、C形に連なるC形環状部25と、C形環状部25の両端から径方向に延びる係止部26,26とからなり、各係止部26は、内輪2に形成された切欠き27の周方向の対向面と、環状保持器9Bに形成された切欠き28の周方向の対向面にそれぞれ接触している。
この回転伝達装置の動作例を説明する。電磁コイル19への通電を遮断すると、図6に示すように、永久磁石18の吸引力によってアーマチュア14がフィールドコア17に当接し、環状保持器9Aが環状保持器9Bから離反する方向に移動する。このとき、図7に示すように、ローラ離反ばね7の力によってローラ6,6間の距離が広がり、図8に示すように、ローラ6,6はいずれもカム面5と円筒面4の間に噛み込んだ状態となる。また、環状保持器9Bが内輪2に対して周方向に移動するので、図9に示すようにスイッチばね24が弾性変形する。
一方、電磁コイル19に通電すると、電磁コイル19から発生する磁界によって永久磁石18の磁界が打ち消され、図2に示すように、アーマチュア離反ばね20の付勢力によってアーマチュア14がフィールドコア17から離反し、環状保持器9Aが環状保持器9Bに近接する方向に移動する。このとき、図3に示すように、突起部11A,11Bが相互接触面12で案内されて環状保持器9A,9Bの相対位置が周方向に変化し、これにより、ローラ6,6を挟んで周方向に対向する突起部11A,11Bの間隔が狭まってローラ6,6間の距離が短縮する。また、スイッチばね24の弾性復元力によって環状保持器9Bが内輪2に対して周方向に移動し、図5に示すように、各ローラ6,6は、カム面5と円筒面4の間への噛み込みを解除した状態となる。
この回転伝達装置は、周方向に対向するローラ6,6間の距離を広げてカム面5と円筒面4の間にローラ6,6をいずれも噛み合わせた状態では、ローラ6,6のうちの一方のローラ6で一方の回転方向の回転を内外輪間で伝達可能であると同時に、他方のローラ6で他方の回転方向の回転を内外輪間で伝達可能である。そのため、この回転伝達装置は、外輪1と内輪2の間で伝達する回転の方向を切換えるときに、内輪2に対してローラ保持器8を周方向に移動させる必要がなく、応答遅れが生じない。
また、この回転伝達装置は、カム面5と円筒面4の間へのローラ6の噛み込みを解除した状態で、ローラ6と円筒面4の間の隙間を確保することができるので、ローラ6が誤ってカム面5と円筒面4の間に噛み込む事態(ミス係合)を生じにくく、動作の信頼性に優れる。
また、この回転伝達装置は、カム面5と同数のローラ6が外輪1と内輪2の間で回転を伝達するので、内外輪間で伝達可能な回転トルクが大きい。
上記実施形態では、図3に示すように、ローラ離反ばね7を環状保持器9Bで保持することによって、ローラ離反ばね7の姿勢を安定させているが、図10に示すように、ローラ離反ばね7をローラ保持器8とは独立して設けてもよい。
図11から図13に、この発明の第2実施形態の回転伝達装置を示す。この回転伝達装置は、第1実施形態のスイッチばね24を組み込むのにかえて、ローラ離反ばねを内輪2に固定したものである。この回転伝達装置の第1実施形態に対応する部分は、第1実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
図12、図13に示すように、この回転伝達装置は、周方向に対向するローラ6,6が、ローラ6,6間に設けられたローラ離反ばね30で互いに離反する方向に付勢されている。ローラ離反ばね30は、周方向に伸縮可能な波形の板ばねからなり、図14に示すように、板ばねの周方向中央から軸方向に延びる延出部31の先端が、内輪2のカム面5の周方向中央に対応する位置に固定されている。
この回転伝達装置の動作例を説明する。電磁コイル19への通電を遮断すると、永久磁石18の吸引力によって、環状保持器9Aが環状保持器9Bから離反する方向に移動する。このとき、図15に示すように、ローラ離反ばね30の力によってローラ6,6間の距離が広がり、図16に示すように、ローラ6,6はいずれもカム面5と円筒面4の間に噛み込んだ状態となる。
一方、電磁コイル19に通電すると、アーマチュア離反ばね20の付勢力によって環状保持器9Aが環状保持器9Bに近接する方向に移動し、図12に示すように、ローラ6,6間の距離が短縮する。このとき、ローラ離反ばね30の延出部31が、内輪2のカム面5の周方向中央に対応する位置に固定されているので、図13に示すように、ローラ6,6は、カム面5の周方向中央を基準とする対称配置を保持した状態でローラ6,6間の距離を短縮し、ローラ6,6は、いずれもカム面5と円筒面4の間への噛み込みを解除した状態となる。
この回転伝達装置は、周方向に対向するローラ6,6間の距離を広げてカム面5と円筒面4の間にローラ6,6をいずれも噛み合わせた状態では、ローラ6,6のうちの一方のローラ6で一方の回転方向の回転を内外輪間で伝達可能であると同時に、他方のローラ6で他方の回転方向の回転を内外輪間で伝達可能である。そのため、この回転伝達装置は、外輪1と内輪2の間で伝達する回転の方向を切換えるときに、内輪2に対してローラ保持器8を周方向に移動させる必要がなく、応答遅れが生じない。
また、この回転伝達装置は、ローラ離反ばね30を内輪に固定しているので、第1実施形態と比較した場合、スイッチばね24を設ける必要がなく、経済的である。
図17から図19に、この発明の第3実施形態の回転伝達装置を示す。この回転伝達装置の第1実施形態に対応する部分は、第1実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
図18、図19に示すように、この回転伝達装置は、周方向に対向するローラ6,6間に、一対のローラ離反ばね40,40が設けられており、そのローラ離反ばね40,40で、ローラ6,6を互いに離反する方向に付勢している。また、各ローラ離反ばね40は、ばね保持器41で保持されている。
ばね保持器41は、図20に示すように、フランジ部42と、フランジ部42から軸方向に延びる柱部43とを有し、フランジ部42は、内輪2の軸方向端面にねじ44で固定されている。図18に示すように、柱部43は、周方向に対向するローラ6,6間に挿入されており、各ローラ6に対する対向面45で、各ローラ離反ばね40を支持している。ローラ離反ばね40は、平行に配置したコイルばねの一端同士を連結した形状であり、ローラ6の一端部と他端部を同時に付勢するようになっている。また、柱部43は、ローラ6に対する対向面45から突出するローラストッパ46を有する。
この回転伝達装置の動作例を説明する。電磁コイル19への通電を遮断すると、永久磁石18の吸引力によって、環状保持器9Aが環状保持器9Bから離反する方向に移動する。このとき、図21に示すように、ローラ離反ばね40の力によってローラ6,6間の距離が広がり、図22に示すように、ローラ6,6はいずれもカム面5と円筒面4の間に噛み込んだ状態となる。
一方、電磁コイル19に通電すると、アーマチュア離反ばね20の付勢力によって環状保持器9Aが環状保持器9Bに近接する方向に移動する。このとき、図18に示すように、突起部11A,11Bが相互接触面12で案内されて環状保持器9A,9Bの相対位置が周方向に変化し、ローラ6,6間の距離が短縮する。また、ローラ離反ばね40がばね保持器41を介して内輪2に固定されているので、図19に示すように、ローラ6,6は、カム面5の周方向中央を基準とする対称配置を保持した状態でローラ6,6間の距離を短縮し、ローラ6,6は、いずれもカム面5と円筒面4の間への噛み込みを解除した状態となる。
また、このとき、図18に示すように、柱部43に形成されたローラストッパ46がローラ6を係止し、ローラ6,6間の距離の短縮を規制するので、ローラ6と柱部43の間の距離が確保され、ローラ離反ばね40の破壊が防止される。
この回転伝達装置は、周方向に対向するローラ6,6間の距離を広げてカム面5と円筒面4の間にローラ6,6をいずれも噛み合わせた状態では、第1実施形態と同様に、両方向の回転を内外輪間で伝達可能である。そのため、外輪1と内輪2の間で伝達する回転の方向を切換えるときに、内輪2に対してローラ保持器8を周方向に移動させる必要がなく、応答遅れが生じない。
また、この回転伝達装置は、特開2003−262238号公報に記載の回転伝達装置と比較した場合、回転軸22と一体に回転するロータを、アーマチュア14とフィールドコア17の間に設ける必要がないので、低コストである。
ところで、板ばねよりもコイルばねの方が、一般に、へたりを生じにくいので、第1実施形態に示すように、板ばねをローラ離反ばね7として用いる場合よりも、この実施形態に示すように、コイルばねをローラ離反ばね40として用いた方が、ローラ離反ばねの耐久性に優れるが、この場合、図23に示すように、ローラ離反ばね40のローラ6に対する接触部40Aがローラ6の外周に沿って逃げて、ローラ離反ばね40のローラ6に対する付勢力が不安定になるおそれがある。そこで、ローラ離反ばね40は、図24、図25に示すように、ローラ6に対する接触部40Aを拡径させてフランジ状にすると、ローラ6の外周に沿って接触部40Aが逃げるのを防止することができ、ローラ離反ばね40のローラ6に対する付勢力を安定させることができる。
また、図26(a)に示すように、各突起部11A,11Bのローラ6に対する当接面47A,47Bは、円筒面4側(図では外径側)がカム面5側(図では内径側)よりもローラ6に向かって突出する方向に傾斜させ、ローラ6の中心よりもカム面5から離れた位置でローラ6に当接させると好ましい。このようにすると、図26(b)に示すように、突起部11A,11Bでローラ6を押し動かすときに、ローラ6がカム面5上を転がりながら移動する。そのため、ローラ6が円滑に移動し、ローラ6の噛み込みを解除するために必要な力を抑えることができる。
また、図27に示すように、周方向に間隔をおいて隣り合う突起部11A,11Bが、ばね保持器41のフランジ部42に一体に設けた保持器ストッパ48を間に挟んで配置されるようにし、その保持器ストッパ48の周方向端面49A,49Bに対する突起部11A,11Bの当接により、各環状保持器9A,9Bが内輪2に対して周方向に位置決めされるようにすると好ましい。このようにすると、図28に示すように、ローラ6,6間の距離を短縮する方向に突起部11A,11Bが移動したときに、各突起部11A,11Bが保持器ストッパ48に当接し、ローラ6,6がカム面5の周方向中央を基準とする対称配置になるので、ローラ6が誤ってカム面5と円筒面4の間に噛み込む事態(ミス係合)を確実に防止することができる。
上記各実施形態では、フィールドコア17に永久磁石18を設けることにより、電磁コイル19への通電を遮断したときにアーマチュア14がフィールドコア17に吸着するようにしているが、フィールドコア17の永久磁石18を取り除き、電磁コイル19への通電時にアーマチュア14がフィールドコア17に吸着するようにしてもよい。
図29に、この発明の第4実施形態の回転伝達装置を示す。この回転伝達装置の第3実施形態に対応する部分は、第3実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
環状保持器9Aの端部には、磁性体からなる環状のアーマチュア50が一体に設けられている。アーマチュア50は、回転軸22の外周に固定された環状のロータ51と軸方向に対向しており、ロータ51には、永久磁石52が埋め込まれている。また、電磁コイル53を巻回したフィールドコア54が、ロータ51を間に挟んでアーマチュア50と対向して設けられており、電磁コイル53の通電によって発生する磁界が、永久磁石52の磁界を打ち消すようになっている。ロータ51には、アーマチュア50をロータ51から離反する方向に付勢するアーマチュア離反ばね55が設けられている。
この回転伝達装置の動作例を説明する。電磁コイル53への通電を遮断すると、永久磁石52の吸引力によってアーマチュア50がロータ51に当接し、環状保持器9Aが環状保持器9Bから離反する方向に移動する。このとき、第3実施形態と同様に、ローラ6,6は、いずれもカム面5と円筒面4の間に噛み込んだ状態となる。
一方、電磁コイル53に通電すると、アーマチュア離反ばね55の付勢力によって環状保持器9Aが環状保持器9Bに近接する方向に移動する。このとき、第3実施形態と同様に、ローラ6,6は、いずれもカム面5と円筒面4の間への噛み込みを解除した状態となる。
この回転伝達装置は、周方向に対向するローラ6,6間の距離を広げてカム面5と円筒面4の間にローラ6,6をいずれも噛み合わせた状態では、第1実施形態と同様に、両方向の回転を内外輪間で伝達可能である。そのため、外輪1と内輪2の間で伝達する回転の方向を切換えるときに、応答遅れが生じない。
また、この回転伝達装置は、ロータ51をアーマチュア50から離反させたときにも、ロータ51とアーマチュア50が一体に回転するので、ロータ51とアーマチュア50の間に摺動抵抗が生じない。そのため、第3実施形態と比較した場合、カム面5と円筒面4の間へのローラ6の噛み込みを解除したときに、内輪2と外輪1の間で伝達される空転トルクが小さい。
図29では、アーマチュア50を外向きフランジ状に形成しているが、アーマチュア50は、図30に示すように、内向きフランジ状に形成してもよい。
この実施形態では、ロータ51に永久磁石52を設けることにより、電磁コイル52への通電を遮断したときにアーマチュア50がロータ51に吸着するようにしているが、ロータ51の永久磁石52を取り除き、電磁コイル53への通電時にアーマチュア50がロータ51に吸着するようにしてもよい。
上記各実施形態では、環状保持器9A,9Bの相対位置を軸方向に変化させるアクチュエータとして電磁コイルを用いているが、電気モータ、油圧アクチュエータ、空圧アクチュエータなど他の形式のアクチュエータで環状保持器9A,9Bの相対位置を軸方向に変化させるようにしてもよい。
上記各実施形態では、外輪1の内周に円筒面4を形成し、内輪2の外周にカム面5を形成しているが、外輪1の内周にカム面を形成し、内輪2の外周に円筒面を形成してもよい。
この発明の第1実施形態の回転伝達装置を示す断面図 図1の回転伝達装置のローラ保持器近傍を示す拡大断面図 図2のローラ近傍を示す展開図 図3のIV−IV線に沿った断面図 図3のV−V線に沿った断面図 図2の電磁コイルへの通電を解除した状態を示す拡大断面図 図6のローラ近傍を示す展開図 図7のVIII−VIII線に沿った断面図 図7のIX−IX線に沿った断面図 図3のローラ離反ばねの変形例を示す展開図 この発明の第2実施形態の回転伝達装置を示すローラ保持器近傍の拡大断面図 図11のローラ近傍を示す展開図 図12のXIII−XIII線に沿った断面図 図12の内輪とローラ離反ばねを示す斜視図 図11の電磁コイルへの通電を解除した状態を示すローラ近傍の展開図 図15のXVI−XVI線に沿った断面図 この発明の第3実施形態の回転伝達装置を示すローラ保持器近傍の拡大断面図 図17のローラ近傍を示す展開図 図18のXIX−XIX線に沿った断面図 図18の内輪とローラとローラ離反ばねとばね保持器とを示す斜視図 図17の電磁コイルへの通電を解除した状態を示すローラ近傍の展開図 図21のXXII−XXII線に沿った断面図 図19のローラ離反ばねのローラに対する接触部がローラの外周に沿って逃げた状態を示す断面図 図19のローラ離反ばねの変形例を示す断面図 図24のローラ離反ばねの拡大斜視図 (a)は、図22の環状保持器の突起部の変形例を示す断面図であり、(b)は、(a)のローラを突起部で押し動かしてローラの噛み込みを解除する過程を示す図 図21のローラ保持器とばね保持器の変形例を示す展開図 図27の環状保持器の相対位置を変化させてローラ間の距離を短縮した状態を示す展開図 この発明の第4実施形態の回転伝達装置を示すローラ保持器近傍の拡大断面図 図29のアーマチュアの変形例を示す拡大断面図
符号の説明
1 外輪
2 内輪
4 円筒面
5 カム面
6 ローラ
7 ローラ離反ばね
8 ローラ保持器
9A,9B 環状保持器
11A,11B 突起部
12 相互接触面
14 アーマチュア
17 フィールドコア
19 電磁コイル
40 ローラ離反ばね
40A 接触部
41 ばね保持器
46 ローラストッパ
48 保持器ストッパ
50 アーマチュア
51 ロータ
53 電磁コイル
54 フィールドコア

Claims (12)

  1. 内輪(2)の外周と外輪(1)の内周のうちの一方にカム面(5)を形成し、他方に円筒面(4)を形成し、前記カム面(5)と前記円筒面(4)の間に周方向に対向するローラ(6,6)を組み込み、その周方向に対向するローラ(6,6)間に設けたローラ離反ばね(7)で各ローラ(6)を互いに離反する方向に付勢して各ローラ(6)を前記カム面(5)と前記円筒面(4)の間に噛み込ませ、前記周方向に対向するローラ(6,6)をローラ(6,6)間の距離を変化可能なローラ保持器(8)で保持し、そのローラ保持器(8)で前記ローラ(6,6)間の距離を短縮して前記カム面(5)と前記円筒面(4)の間への各ローラ(6)の噛み込みを解除可能とした回転伝達装置。
  2. 前記ローラ保持器(8)を、前記内輪(2)と前記外輪(1)のうちの前記カム面(5)を形成した側の部材(2)に弾性保持した請求項1に記載の回転伝達装置。
  3. 前記ローラ離反ばね(7)を、前記内輪(2)と前記外輪(1)のうちの前記カム面(5)を形成した側の部材(2)に固定した請求項1に記載の回転伝達装置。
  4. 前記ローラ離反ばね(7)を保持するばね保持器(41)を設け、そのばね保持器(41)を、前記内輪(2)と前記外輪(1)のうちの前記カム面(5)を形成した側の部材(2)に固定することにより、前記ローラ離反ばね(40)の固定を行なった請求項3に記載の回転伝達装置。
  5. 前記ローラ(6,6)間の距離の短縮を規制して前記ローラ離反ばね(40)の破壊を防止するローラストッパ(46)を、前記周方向に対向するローラ(6,6)間に設けた請求項1から4のいずれかに記載の回転伝達装置。
  6. 前記ローラ離反ばね(40)がコイルばねからなり、そのコイルばねの前記ローラ(6,6)に対する接触部(40A)を拡径させた請求項1から5のいずれかに記載の回転伝達装置。
  7. 前記ローラ保持器(8)を周方向に相対移動可能な一対の環状保持器(9A,9B)で構成し、その一対の環状保持器(9A,9B)のうちの一方の環状保持器(9A)に設けた軸方向の突起部(11A)と他方の環状保持器(9B)に設けた突起部(11B)とで前記周方向に対向するローラ(6,6)を支持し、前記一対の環状保持器(9A,9B)の相対位置を周方向に変化させて前記ローラ(6,6)間の距離を変化可能とした請求項1から6のいずれかに記載の回転伝達装置。
  8. 前記一対の環状保持器(9A,9B)を軸方向に相対移動可能とし、その各環状保持器(9A,9B)に、環状保持器(9A,9B)の相対位置を軸方向に変化させたときに環状保持器(9A,9B)の相対位置を周方向に変化させる相互接触面(12)を形成した請求項7に記載の回転伝達装置。
  9. 前記突起部(11A,11B)を、前記ローラ(6)の中心よりも前記カム面(5)から離れた位置で前記ローラ(6)に当接させた請求項7または8に記載の回転伝達装置。
  10. 一方の環状保持器(9A)の前記突起部(11A)と他方の環状保持器(9B)の前記突起部(11B)との間に、前記内輪(2)と前記外輪(1)のうちの前記カム面(5)を形成した側の部材(2)に固定された保持器ストッパ(48)を設け、その保持器ストッパ(48)に対する前記各突起部(11A,11B)の当接により、各環状保持器(9A,9B)を周方向に位置決めするようにした請求項7から9のいずれかに記載の回転伝達装置。
  11. 前記一対の環状保持器(9A,9B)のうちの一方の環状保持器(9A)に軸方向に固定され、かつ、その環状保持器(9A)に対して回転可能に設けられた磁性体からなる環状のアーマチュア(14)を設け、そのアーマチュア(14)から軸方向に間隔をおいて配置したフィールドコア(17)に電磁コイル(19)を巻回し、その電磁コイル(19)に通電することにより前記一対の環状保持器(9A,9B)の相対位置を軸方向に変化させるようにした請求項8に記載の回転伝達装置。
  12. 前記一対の環状保持器(9A,9B)のうちの一方の環状保持器(9A)に、磁性体からなる環状のアーマチュア(50)を一体に設け、前記内輪(2)と前記外輪(1)のうちの前記カム面(5)を形成した側の部材(2)と一体に回転する環状のロータ(51)を前記アーマチュア(50)と軸方向に対向して設け、そのロータ(51)を間に挟んで前記アーマチュア(50)と対向するフィールドコア(54)を設け、そのフィールドコア(54)に電磁コイル(53)を巻回し、その電磁コイル(53)に通電することにより前記一対の環状保持器(9A,9B)の相対位置を軸方向に変化させるようにした請求項8に記載の回転伝達装置。
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