JP2010190250A - 一方向クラッチ - Google Patents

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毅 伊藤
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徹也 児玉
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隆 藤岡
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Abstract

【課題】押圧ばねが密着するまで押し潰されることを確実に防止してばねのヘタリを確実に防止することができる一方向クラッチを提供する。
【解決手段】内周面に円周方向に所要数のカム面を形成した円環状の外径側部材2と、該外径側部材のカム面11と当該外径側部材の内側に配置される内径側部材3の外周面との間の円周方向の複数個所に配置された複数のローラ5と、各ローラを前記カム面と前記内径側部材の外周面との間隔が狭くなる方向に個別に押圧する複数の押圧ばね6と、前記外径側部材と前記内径側部材との間に配置され、円環状板部21と該円環状板部の一方の面の円周方向複数個所に突設された複数の突部22を有する保持器4とを備え、保持器4は、突部22に前記押圧ばね6を支持するばね支持部24と、前記ローラを収納する収納部23と、前記ばね支持部の近傍に形成された前記押圧ばねの密着状態への収縮を制限する収縮制限部材25とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動二輪車等のスタータモータ式始動装置や各種機械の動力伝達装置に組み込まれる一方向クラッチに関する。
自動二輪車等のスタータモータ式始動装置等に一方向クラッチを組み込むことが、例えば、特許文献1及び2に記載されているように、従来から行われている。このうちの特許文献1には、図18に示す様な、自動二輪車のエンジンと始動装置との間の動力伝達構造が記載されている。セルモータ101の回転軸102の回転は、歯車伝達機構103及び一方向クラッチ104を介してクランクシャフト105に伝達される。そして、このクランクシャフト105の回転によりエンジンのピストン106が駆動され、エンジンが始動する。一方向クラッチ104は、セルモータ101の始動により、上記歯車伝達機構103を構成する大歯車107に固定した出力軸108が回転した場合に、この出力軸108の回転を上記クランクシャフト105に伝達する。一方、エンジン始動後は、これら出力軸108とクランクシャフト105との間で動力の伝達を遮断する。
上述の様に作用する一方向クラッチの具体的な構造に就いて説明する。
特許文献1では、同一方向に回転する第1及び第2の軸体のうち第1の軸体に固定されて回転する厚みが厚いベース盤を備え、そのベース盤の中心に形成した軸孔に第2の軸体を嵌合可能とし、前記軸孔の内周面に複数陥没形成した凹所にはローラとこのローラを軸孔の周方向に沿った一端側に押圧する弾性部材とが収容され、前記凹所はベース盤の両端面に開放し、前記ベース盤の一端面における開放部分が前記第1の軸体によって閉塞されると共に、前記ベース盤の他端面における前記凹所の開放部分を閉塞した閉塞板を備え、その閉塞板の一部を前記凹所内に折り曲げて、前記追う所における前記弾性部材の収容部分と前記軸孔とを区画する区画壁を形成した構成を有するワンウェイクラッチが記載されている。
また、特許文献2に記載されている一方向クラッチは、図19及び図20に示すように、一方向クラッチ104は、外輪109と、内径側部材110と、複数のローラ111と、これら各ローラ111と同数のばね112と、カバー113とから構成される。このうちの外輪109は、例えば、上述のクランクシャフト105に接続されるもので、内周面の円周方向複数個所に、それぞれが径方向外方に凹んだ凹入部114を形成している。又、上記内径側部材110は、例えば、上述の出力軸108に接続されるもので、上記外輪109の内径側に配置される。又、上記各ローラ111及びばね112は、上記各凹入部114内にそれぞれ配置される。従って、上記従来構造の場合、各凹入部114がポケットに相当する。又、上記カバー113は、上記各ローラ111及びばね112が、上記各凹入部114から脱落しないように、これら各凹入部114を覆うものである。
又、上記各凹入部114の奥面を、それぞれカム面115としている。そして、これら各カム面115と上記内径側部材110の外周面との間隔を、円周方向一方(図19、20の反時計方向)に向かう程小さくしている。上記各ばね112は、上記各凹入部114の、上記間隔が大きくなる側の円周方向片側面に一端を当接させた状態で、上記各ローラ111を上記間隔が小さくなる方向に押圧している。即ち、上記各凹入部114の円周方向片側面を、それぞれ、上記各ばね112の弾性力を支承可能な受部としている。
上述の様に構成される一方向クラッチ1104は、次の様に作動する。即ち、内径側部材110が上記外輪109に対し、図19、20の反時計方向に相対回転する傾向となった場合、上記各ローラ111が、上記内径側部材110の外周面と上記各カム面115との間の間隔が小さい部分に食い込む。この結果、上記内径側部材110と上記外輪109とがロック状態となり、これら内径側部材110と外輪109との間で動力が伝達される。これに対して、この内径側部材110が上記外輪109に対し、図19、20の時計方向に相対回転する傾向となった場合、上記各ローラ111が、上記間隔が大きい部分に向けて変位する傾向となる。この結果、上記内径側部材110と上記外輪109とがオーバーラン状態となり、これら内径側部材110と外輪109との間で動力の伝達が行われなくなる。
特開2004−346951号公報 特開2003−172377号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載された従来例にあっては、共に、ローラやこれを押圧するばねを収容するために、外輪やベース盤に形成する比較的深さが深い凹所やポケット部に挿入して装入するようにしている。このため、比較的厚い外輪やベース盤に凹所やポケット部を形成する必要があり、これら凹所やポケット部を打ち抜き加工するようにしている。
ところが、凹所やポケット部は、外輪やベース盤の内周側から外周側に向けて深くなる異形の凹形状であるため、この凹形状をリング上の部材から打ち抜き加工で形成しようとすると一方向クラッチとして作用するカム面が破断面となってしまい、精度が低下してしまうという未解決の課題がある。
この未解決の課題を解決するためには、別途仕上げ加工が必要となる等のコストアップ要素を盛り込まなければならない。さらにローラとばねの外輪の軸方向の脱落防止が必要な場合は別途部品を追加する必要がある。総削りにより外輪内周形状を形成することはコスト高であると考えられている。また、同様の形状を鍛造で製作しようとするならば凹凸が大きいため成形応力が大きくなり、カム面の精度が低下する。カム面はトルク伝達面であるため高い形状精度及び面精度が要求され、この要求に答えることができない。
一方、一方向クラッチのばねは、例えばエンジンの空転中にローラに発生する遠心力の分力により、潰れる方向に荷重を受ける。荷重の大きさによっては、ばねは密着するまで押し潰される。ばねが密着するまで押しつぶされる場合、ばねのヘタリが発生する懸念がある。ばねのヘタリが発生すると、所要の予圧荷重がローラに作用しなくなり、ロック機能の障害となる可能性がある。このため、使用空転荷重下でへたらないばね設定・製造か必要になり、製造条件が追加さればねの製造に関してコスト高になる場合があるという未解決の課題がある。
そこで、本発明は上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、押圧ばねが密着するまで押し潰されることを確実に防止してばねのヘタリを確実に防止することができる一方向クラッチを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係る一方向クラッチは、内周面に円周方向に所要数のカム面を形成した円環状の外径側部材と、該外径側部材のカム面と当該外径側部材の内側に配置される内径側部材の外周面との間の円周方向の複数個所に配置された複数のローラと、各ローラを前記カム面と前記内径側部材の外周面との間隔が狭くなる方向に個別に押圧する複数の押圧ばねと、前記外径側部材と前記内径側部材との間に配置され、円環状板部と該円環状板部の一方の面の円周方向複数個所に突設された複数の突部を有する保持器とを備え、前記保持器は、前記突部に前記押圧ばねを支持するばね支持部と、前記ローラを収納する収納部と、前記ばね支持部の近傍に形成された前記押圧ばねの密着状態への収縮を制限する収縮制限部材とを有することを特徴としている。
この構成によると、保持器に、ローラをカム面と内径側部材の外周面との間隔が狭くなる方向に個別に押圧するばねを支持するばね支持部を形成し、このばね支持部の近傍にローラに接触して押圧ばねの密着状態への収縮を制限する収縮制限部材を設けたので、押圧ばねが密着状態まで押し潰されることを確実に防止してヘタリの発生を確実に防止する。
また、請求項2に係る一方向クラッチは、請求項1に係る発明において、前記外径側部材は、円環状ブランクを冷間鍛造することにより形成されていることを特徴としている。
この構成によると、外径側部材を冷間鍛造で形成するので、外径側部材の製造コストを低減することができる。
また、請求項3に係る一方向クラッチは、請求項1又は2に係る発明において、前記収縮制限部材は、前記押圧ばねを圧縮する方向における前記ローラの周方向移動量を当該ローラの外周面に当接して制限するストッパーで構成されていることを特徴としている。
この構成によると、押圧ばねを圧縮する方向におけるローラの周方向移動量を、ストッパーがローラの外周面に当接して制限するので、押圧ばねが密着状態となることを確実に防止することができる。
また、請求項4に係る一方向クラッチは、請求項1又は2に係る発明において、前記収縮制限部材は、前記押圧ばねを圧縮する方向における前記ローラの周方向移動量を制限するように前記円環状板部に形成した当該ローラの外周面に当接する段部で構成されていることを特徴としている。
この構成によると、押圧ばねを圧縮する方向におけるローラの周方向移動量を、ローラの外周面に当接して制限する段部を円環状板部に形成したので、押圧ばねが密着状態となることを確実に防止することができる。
また、請求項5に係る一方向クラッチは、請求項1又は2に係る発明において、前記収縮制限部材は、前記押圧ばねの前記ローラ側に被冠させたキャップで構成され、当該キャップの開放端が前記ばね支持部の底部に当接することにより前記押圧ばねの密着状態への圧縮を制限することを特徴としている。
この構成によれば、押圧ばねのローラ側にキャップを被冠し、このキャップの開放端がばね支持部の底部に当接することにより、押圧バネの密着状態への圧縮を制限するので、押圧ばねが密着状態となることを確実に防止することができる。
また、請求項6に係る一方向クラッチは、請求項5に係る発明において、前記キャップの内部軸方向長さが前記押圧ばねの密着長よりも長く選定されていることを特徴としている。
この構成によると、キャップの内部軸方向長さが押圧ばねの密着長よりも長く選定されているので、押圧ばねが圧縮されたときに、密着状態となる前にキャップの開放端がばね支持部に当接して、押圧ばねが密着状態まで圧縮されることを確実に防止することができる。
また、請求項7に係る一方向クラッチは、請求項5又は6に係る発明において、前記ばね支持部は、前記押圧ばねの端面を支持する当接面と、該当接面と連接して前記キャップの内径側面を支持する内径側当接面とを少なくとも備えていることを特徴としている。
この構成によると、押圧ばねが圧縮されたときに、キャップの開放端のエッジと保持器が接触することを確実に防止することができる。
本発明によれば、一方向クラッチを構成する外径側部材が内周面にカム面を有する円環状に形成されているので、冷間鍛造等の塑性変形によって容易に形成することができ、製造コストを低減することができる。また、保持器に、ローラと当接して前記押圧ばねの密着状態への収縮を制限する収縮制限部材を形成したので、ローラによって押圧ばねが収縮されたときに、密着状態への収縮を確実に防止することができ、押圧ばねのヘタリを確実に防止することができる。このため、押圧ばねの設計・製造時に自由度をもたせることができ、コスト高を回避できる余地を生み出すことができる。
本発明の第1の実施形態をその一部を切り欠いて示すロック時の正面図である。 図1の背面図である。 図1の一部を切り欠いて示す側面図である。 本発明に適用し得る保持器の斜視図である。 第1の実施形態をその一部を切り欠いて示す空転時の正面図である。 図5の要部を拡大して示す拡大図である。 外輪の製造方法を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態をその一部を切り欠いて示すロック時の正面図である。 第2の実施形態の保持器を示す斜視図である。 第2の実施形態をその一部を切り欠いて示す空転時の正面図である。 図9の要部を拡大して示す拡大図である。 第1及び第2の実施形態の変形例を示す保持器の斜視図である。 本発明の第3の実施形態をその一部を切り欠いて示すロック時の正面図である。 第3の実施形態をその一部を切り欠いて示す空転時の正面図である。 図14の要部を拡大して示す拡大図である。 第3の実施形態をその一部を切り欠いて示す組み立て時の正面図である。 図16の要部を拡大して示す拡大図である。 本発明の対象となる一方向クラッチを組込む、ステータモータ式始動装置の一例を示す模式図である。 一方向クラッチの従来例を示す断面図である。 図19の部分拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す正面図であり、図中、1は一方向クラッチである。この一方向クラッチ1は、外径側部材としての外輪2と、この外輪2の内側に所定間隔を保って同心的に配設された円柱状の内径側部材3と、これら外輪2及び内径側部材3間に配設された保持器4と、この保持器4に保持された複数6個のローラ5と、これらローラ5を後述するカム面11と内径側部材3との間隔が狭くなる方向に個別に押圧する複数6個の弾性部材としての押圧ばね6とで構成されている。
外輪2は、内周面に円周方向に複数例えば6つの直線状の側壁でなるカム面11が等間隔で形成された円筒部12と、この円筒部12の軸方向の一端部から径方向内方に突出する内向鍔部13とで構成されている。
保持器4は、合成樹脂材を射出成形するか又は金属材料の型成形によって形成され、図4〜図6に示すように、厚みが比較的薄い円環状板部としての円環状のベース部材21と、このベース部材21の一方の端面上に円周方向に所定間隔を保って一体に突出形成された複数6個の突部22とで構成されている。
ここで、ベース部材21は、その外周縁が前述した外輪2の内周面に内接する六角形状に形成され、内周面は内径側部材3の外周面に外接する円筒面に形成されている。
また、突部22は、ベース部材21の外周面の各辺の中央よりやや時計方向寄り位置に突出形成されている。そして、突部22は、円周方向の一端面例えば反時計方向端面にローラ5を保持する円筒面でなるポケット23が形成され、円周方向の他端面例えば時計方向端面に押圧ばね6の一端面を支持する当接面24aと、押圧ばね6の内径側面を支持する内径側当接面24bとで平面から見てく字状のばね支持部としてのポケット24が形成されている。
また、保持器4には、突部22におけるポケット24の当接面24aの外側にローラ5の円筒面と接触して押圧ばね6が密着状態となることを制限する収縮制限部材としてのストッパー25がベース部材21に突部22と同一高さまで延長して形成されている。このストッパー25は、図6に拡大して示すように、空転時にローラに密生する遠心力の分力が伝達されたり、キックスタータの始動時などのケッチントルクがエンジン側から伝達されたり、さらには振動が伝達されたりすることによって、ローラ5が反時計方向に移動した場合に、ローラ5の円筒面が当接した状態で、押圧ばね6が収縮して密着状態となる密着長さよりも長い収縮長さAとなり、それ以上の押圧ばね6の収縮を制限するように構成されている。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
一方向クラッチ1を組み立てるには、先ず、外輪2の内周側に保持器4を装着する。この保持器4の装着は、外輪2の内向鍔部13を上方に向け、円筒部12の開放端を下側とした状態とし、且つ保持器4の突部22を上方とした状態で、外輪2の下側に保持器4を外輪2のカム面11と保持器4の突部22の外周面とを対向させる。この状態で、外輪2及び保持器4の少なくとも一方を他方に接近させて、保持器4の突部22の外周面を外輪2のカム面11内に挿通して嵌合固定する。
この外輪2への保持器4の装着後又はその前に保持器4の突部22に形成されたポケット24に押圧ばね6を装着すると共に、押圧ばね6で押圧されるローラ5を装着する。
その後、保持器4の内周側に内径側部材3を挿通して、内径側部材3の外周の円筒面と外輪2のカム面11との間にローラ5を接触させることにより、一方向クラッチ1を構成することができる。
このようにして一方向クラッチ1が構成されると、図1で見て外輪2に対して内径側部材3が時計方向に相対回転する状態では、内径側部材3の時計方向の回転に伴ってその外周面に接触するローラ5が押圧ばね6で押圧されて内径側部材3の外周面とカム面11との間隔が狭まる部分に食い込む。この結果、内径側部材3と外輪2とがロック状態となり、これら内径側部材3と外輪2との間で動力が伝達される。
これに対して、内径側部材3が外輪2に対して図1の反時計方向に相対回転する状態では、図5及び図6に示すように、ローラ5が内径側部材3の外周面とカム面11との間隔が広くなる部分に向けて変位することになる。この結果、内径側部材3と外輪2とがオーバーラン状態となり、これら内径側部材3と外輪2との間で動力の伝達が遮断される。
この状態では、ローラ5が押圧ばね6に抗して反時計方向に移動したときに、その円筒面がストッパー25に当接することになり、これ以上の押圧ばね6の収縮が制限される。このときの押圧ばね6の圧縮長さが押圧ばね6の密着長さよりも長く設定されているので、押圧ばね6が密着状態となるまで押し潰されることを確実に防止することができ、押圧ばね6にヘタリを生じることを確実に防止することができる。しかも、ストッパー25がローラ5の円筒面にその軸方向長さの略全域に亘って当接するので、ローラ5が傾くことなく直立状態を保って移動を制限することができ、ローラ5の端面がベース部材21に食い込むことを防止することができる。
この結果、空転時にローラに発生する遠心力の分力が伝達されたり、キックスタータの始動時などのケッチントルクがエンジン側から伝達されたり、さらには振動が伝達されたりすることによって、ローラが押圧ばね6を圧縮させる方向に移動する場合のローラ移動量をストッパー25で確実に制限することができ、押圧ばね6が密着状態となるまで押し潰されることを確実に防止することができる。
次に、前述した外輪2の製造方法について図7に基づいて説明する。
先ず、図7(a)に示すような、内径が外輪2のカム面11の内接円の直径よりも小さい金属製の円環状ブランク31を用意し、この円環状ブランク31を図7(a)に示すように、台座32上に載置した状態で、外周面をダイ33により拘束する。この状態で、7(b)に示すように、円環状ブランク31の内径寄り部分にパンチ34を、軸方向に押し込む。このパンチ34の外周面は、外輪2の円筒部12の内周面に見合った雄雌関係の形状を有する。このため、パンチ34の押し込みにより、円環状ブランク31の内周面に外輪2のカム面11が形成される。また、本例の場合、このようなパンチ34の押し込みにより生じた円環状ブランク31の内径寄りの余肉部分を、円環状ブランク31の一端側(図7の下端側)に移動させる。
上述のような余肉部分を円環状ブランク31の一端部に移動させることにより、この円環状ブランク31の一端面が、カム面11よりも径方向内方に突出し、この円環状ブランク31の一端部に素内向鍔部35が形成される。すなわち、円環状ブランク31の外周面は、ダイ33により拘束されているため、パンチ34の押し込みにより、図7(d)に示すように、円環状ブランク31の内径寄りの余肉(破線で示した斜格子部分)が、この円環状ブランク31の一端部(梨子地部分)に流れる。この結果、円環状ブランク31の一端部が径方向内方に突出し、素内向鍔部35が形成される。なお、本例の場合、円環状ブランク31の他端面(図7の上端面)を、図示しない抑え部材により押さえつけるなどして、パンチ34の押し込みにより円環状ブランク31の横方向(図7の上下方向)の厚さが変化しないようにしている。このため、この円環状ブランク31の厚さは、加工後の外輪2の厚さと同じとしている。
上述のようなパンチ34による加工の後、図7(c)に示すように、素内向鍔部35の内径寄り部分を、別のパンチ34aにより打ち抜いて除去する。このパンチ34aの外径は、外輪2の内向鍔部13の内径と同じとしている。このため、素内向鍔部35をパンチ34aにより打ち抜くことにより、所定の内径を有する内向鍔部13が形成されて目的とする外輪2を得ることができる。
このように、冷間鍛造によって外輪2を製造することにより、外輪2のカム面11を形成した部分の強度を十分に確保することができると共に、この外輪2の製造を用意且つ精度良く行う、一方向クラッチ1の製造コストを低減することができる。
すなわち、本例の場合、金属製の円環状ブランク31の内周面を塑性変形させることによりカム面11を形成し、外輪2を得るようにしている。このため、カム面11を形成した部分の強度及び剛性を十分に確保できる。また、本例の場合、内向鍔部13を、カム面11を有する円筒部12と一体に形成しているため、外輪2の強度及び剛性が向上し、このカム面11を形成した部分を、より変形しにくくすることができる。この結果、内径側部材3から外輪2に動力が伝達される際に、各ローラ5からカム面11に力が作用しても、このカム面11を形成した部分が径方向外方に変形することを防止して、一方向クラッチ1による動力の伝達を十分に行える。
また、本例の場合、保持器4に各ローラ5及び各押圧ばね6を配置するポケット23及び24を形成しているため、外輪2にこのようなポケットを設ける必要がない。したがって、外輪2の円筒部12の内周面にはカム面11を形成するだけでよく、この円筒部12の内周面の凹凸を小さくできる。言い換えれば、この円筒部12の内周面に形成するのは、各ポケット23,24と比べて凹凸の大きさが小さい(円周方向に関して内径の変化量が少ない)カム面11のみである。したがって、外輪2の成形時の応力を小さくでき、1回のパンチの押し込みにより、カム面11を、容易且つ精度良く形成することができる。
また、本例の場合、円環状ブランク31の内周面を塑性変形させることによりカム面11を形成しているため、カム面を打ち抜きで形成した、前述の図19及び図20に示した従来構造の場合のような破断面が生じることがない。このため、カム面11の仕上げ加工が必要ないか、仕上げ加工を行うにしても僅かで済む。また、本例の場合、カム面11の形成と同時に素内向鍔部35も形成でき、その後、この素内向鍔部35の内径寄り部分を除去するだけで内向鍔部13を得られる。したがって、本例の場合、外輪2を形成するための加工工数を少なくできる。この結果、外輪2の製造を低コストで、容易且つ精度良く行える。
一方、保持器4は、各押圧ばね6の弾性力を支承できればよく、各ローラ5から大きな力が作用することがない。このため、保持器4は外輪2に比べ強度を高くする必要がなく、例えば,合成樹脂やアルミニウム合金を型成形すること等により容易に形成できる。なお、本例の場合、各突部22の円周方向片側側面を、それぞれ各ばね6の弾性力を支承可能なポケット24としており、ばね6を配置するための有底溝を設ける必要がなく、保持器4の製造コストを低減することができる。
また、本例の場合、外輪9に内向鍔部13を一体に形成し、各ローラ5及び各押圧ばね6を、この内向鍔部13と保持器4の円環状のベース部材21との間に配置している。このため、前述した図19及び図20の従来例のように、別途、カバー等を設けることなく、各ローラ5及び各押圧ばね6が、保持器4の各ポケット23及び24から脱落することを防止できる。
次に、本発明の第2の実施形態を図8〜図11について説明する。
この第2の実施形態では、前述した第1の実施形態におけるストッパー25に代えてベース部材21に形成した段部でローラの反時計方向の移動を制限するようにしたものである。
すなわち、第2の実施形態では、前述した第1の実施形態の構成において、保持器4のベース部材21に形成したストッパー25が省略され、これに代えて、ベース部材21の押圧ばね6を支持するポケット24の時計方向寄り位置にローラ5のベース部材21寄り端部が当接する収縮制限部材としての段部31が形成されていることを除いては前述した第1の実施形態と同様の構成を有し、図1、図4〜図6との対応部分には同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
ここで、段部31は、図11に示すように、空転時にローラ5の下端面が段部31のローラ5の外周面の曲率と略等しい円弧面でなる当接面32に当接したときに、押圧ばね6の圧縮長さAが、押圧ばね6が密着状態となったときの密着長さより長くなるように、その当接面32の位置が設定されている。
この第2の実施形態によると、ロック時には、前述した第1の実施形態と同様に、図8で見て外輪2に対して内径側部材3が時計方向に相対回転する状態では、内径側部材3の時計方向の回転に伴ってその外周面に接触するローラ5が押圧ばね6で押圧されて内径側部材3の外周面とカム面11との間隔が狭まる部分に食い込む。この結果、内径側部材3と外輪2とがロック状態となり、これら内径側部材3と外輪2との間で動力が伝達される。
これに対して、内径側部材3が外輪2に対して図8の反時計方向に相対回転する状態では、図10及び図11に示すように、ローラ5が内径側部材3の外周面とカム面11との間隔が広くなる部分に向けて変位することになる。この結果、内径側部材3と外輪2とがオーバーラン状態となり、これら内径側部材3と外輪2との間で動力の伝達が遮断される。
この状態では、ローラ5が押圧ばね6に抗して反時計方向に移動したときに、ローラ5のベース部材21側端部が段部31の当接面32に当接することになり、これ以上の押圧ばね6の収縮が制限される。このときの、押圧ばね6の圧縮長さAが押圧ばね6の密着長さよりも長く設定されているので、押圧ばね6が密着状態となるまで押し潰されることを確実に防止することができ、押圧ばね6にヘタリを生じることを確実に防止することができる。
なお、上記第1及び第2の実施形態では、押圧ばね6の収縮を制限する収縮制限部材としてストッパー25及び段部31を形成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図12に示すように、ストッパー25と段部31との双方を形成することもできる。この場合には、空転時にローラ25の円筒面がストッパー25及び段部31の双方に当接するので、ローラ25の姿勢をより安定させることができる。
次に、本発明の第3の実施形態を図13〜図17について説明する。
この第3の実施形態では、保持器4に収縮制限部材を設ける場合に代えて押圧ばね6に収縮制限部材としてのキャップを被冠させるようにしたものである。
すなわち、第3の実施形態では、前述した第1の実施形態の構成において、ストッパー25が省略され、これに代えて押圧ばね6のローラ側端部に伸縮制限部材としての有底円筒状のキャップ41を被冠させたことを除いては第1の実施形態と同様の構成を有し、第1の実施形態との対応部分には同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
ここで、キャップ41は、図15に示すように、空転時にローラ5によって押圧ばね6が圧縮されて収縮したときに、その開放端面がポケット24の当接面24aに当接したときに、押圧ばね6の収縮長さAが押圧ばね6の密着状態における密着長さより長くなるように設定され、且つ図17に示す組付時にキャップ41の少なくとも開放端側がポケット24の内径側当接面24bの内側に当接するように内径側当接面24bとの相対位置が設定されている。
この第3の実施形態によると、ロック時には、前述した第1の実施形態と同様に、図13で見て外輪2に対して内径側部材3が時計方向に相対回転する状態では、内径側部材3の時計方向の回転に伴ってその外周面に接触するローラ5が押圧ばね6によってキャップ41を介して押圧されて内径側部材3の外周面とカム面11との間隔が狭まる部分に食い込む。この結果、内径側部材3と外輪2とがロック状態となり、これら内径側部材3と外輪2との間で動力が伝達される。
これに対して、内径側部材3が外輪2に対して図13の反時計方向に相対回転する状態では、図14及び図15に示すように、ローラ5が内径側部材3の外周面とカム面11との間隔が広くなる部分に向けて変位することになる。この結果、内径側部材3と外輪2とがオーバーラン状態となり、これら内径側部材3と外輪2との間で動力の伝達が遮断される。
この状態では、ローラ5が押圧ばね6を圧縮しながら反時計方向に移動することになるが、押圧ばね6が収縮して密着長さとなる前にキャップ41の開放端面がポケット24の当接面24aに当接することになり、押圧ばね6の収縮長さAが密着長さより長くなり、押圧ばね6が密着状態となるまで押し潰されることを確実に防止することができ、押圧ばね6にヘタリを生じることを確実に防止することができる。
しかも、組付時に図16及び図17に示すように、キャップ41の開放端面側の外周面の一部がポケット24の内径側当接面24bに当接しており、キャップ41の開放端面41がポケットの内径側当接面24bから時計方向に抜け出すことがない。このため、キャップ41の開放端面がポケット24の内径側当接面24bの端面に当接して押圧ばね6の収縮が阻害されることはなく、押圧ばね6を円滑に収縮させることができる。
1…一方向クラッチ、2…外輪、3…内径側部材、4…保持器、5…ローラ、6…ばね、11…カム面、12…円筒部、13…内向鍔部、21…ベース部材、22…突部、23,24…ポケット、26…係合爪、27…接合部、28…垂直板部、29…嵌合突部、30…溝部、31…円環状ブランク、32…台座、33…ダイ、34…パンチ、35…素内向鍔部

Claims (7)

  1. 内周面に円周方向に所要数のカム面を形成した円環状の外径側部材と、
    該外径側部材のカム面と当該外径側部材の内側に配置される内径側部材の外周面との間の円周方向の複数個所に配置された複数のローラと、
    各ローラを前記カム面と前記内径側部材の外周面との間隔が狭くなる方向に個別に押圧する複数の押圧ばねと、
    前記外径側部材と前記内径側部材との間に配置され、円環状板部と該円環状板部の一方の面の円周方向複数個所に突設された複数の突部を有する保持器とを備え、
    前記保持器は、前記突部に前記押圧ばねを支持するばね支持部と、前記ローラを収納する収納部と、前記ばね支持部の近傍に形成された前記ローラと当接して前記押圧ばねの密着状態への収縮を制限する収縮制限部材とを有すること
    を備えたことを特徴とする一方向クラッチ。
  2. 前記外径側部材は、円環状ブランクを冷間鍛造することにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の一方向クラッチ。
  3. 前記収縮制限部材は、前記押圧ばねが収縮する方向における前記ローラの周方向移動量を当該ローラの外周面に当接して制限するストッパーで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の一方向クラッチ。
  4. 前記収縮制限部材は、前記押圧ばねが収縮する方向における前記ローラの周方向移動量を制限するように前記円環状板部に形成した当該ローラの外周面に当接する段部で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の一方向クラッチ。
  5. 前記収縮制限部材は、前記押圧ばねの前記ローラ側に被冠させたキャップで構成され、当該キャップの開放端が前記ばね支持部の底部に当接することにより前記押圧ばねの密着状態への圧縮を制限することを特徴とする請求項1又は2に記載の一方向クラッチ。
  6. 前記キャップの内部軸方向長さが前記押圧ばねの密着長よりも長く選定されていることを特徴とする請求項5に記載の一方向クラッチ。
  7. 前記ばね支持部は、前記押圧ばねの端面を支持する当接面と、該当接面と連接して前記キャップの内径側面を支持する内径側当接面とを少なくとも備えていることを特徴とする請求項5又は6に記載の一方向クラッチ。
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