JPH08505213A - フライホイールに係合するカバープレートを備えるクラッチモジュール - Google Patents

フライホイールに係合するカバープレートを備えるクラッチモジュール

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JPH08505213A JP7511414A JP51141495A JPH08505213A JP H08505213 A JPH08505213 A JP H08505213A JP 7511414 A JP7511414 A JP 7511414A JP 51141495 A JP51141495 A JP 51141495A JP H08505213 A JPH08505213 A JP H08505213A
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Abstract

(57)【要約】 クラッチモジュール(10)は、クラッチ機構(11)と、クラッチ摩擦ホイール(12)と、フライホイール(13)とを有し、前記クラッチ機構(11)自体はカバープレート(14)を有し、このカバープレート(14)は、フライホイール(13)への取り付けのため、少なくとも局部的に係合手段(39)を有し、カバープレートは、係合のためフライホイール(13)の外周縁(42)に設けられた溝(40)に、この係合手段(39)を介して係合するようになっている。本発明によれば、係合手段(39)はスナップ嵌合手段であり、クラウン(50)、例えばスタータクラウンは、このスナップ嵌合手段が移動するのを防止する。用途は、特に自動車用のクラッチモジュールである。

Description

【発明の詳細な説明】 フライホイールに係合するカバープレート備えるクラッチモジュール 本発明は、クラッチモジュール、特に自動車用クラッチモジュールに関する。 公知のように、クラッチモジュールは、クラッチ機構と、クラッチ摩擦ホイー ルと、フライホイールとを、軸方向に順に備え、クラッチ機構自体は、フライホ イールに取り付けられたカバープレートと、このカバープレートに係合するダイ ヤフラムと、圧力プレートとフライホイールとの間に摩擦ディスクの摩擦ライナ ーをクランプするようにダイヤフラムが当接する圧力プレートとを備えている。 フライホイールにカバープレートを取り付けるため、カバープレートに、少な くとも局部的な係合手段を設け、フライホイールの外周エッジに設けた溝に、こ の係合手段を介して前記カバープレートが係合することは知られている。 例えばフランス特許公開第2,526,106号およびフランス特許公開第2,661,722号 明細書に記載されている実施例の少なくとも一部では、上記のような取り付け方 となっている。 上記各明細書に記載のものでは、カバープレートの係合手段は、シーム(継ぎ 目)手段となっており、この場合のカバープレートは延長部を有し、この延長部 を介して、カバープレートはフライホイールの外周縁に軸方向に係合し、かつカ バープレートの少なくとも一部分は、フライホイールの溝内に径方向に据え込み されている。 このように取り付けるには、径方向の作業が必要であるので、組み立て作業が 複雑となり、また複雑な生産設備も必要となる。 英国特許第2,248,476号明細書では、この係合手段は、少なくとも1つのスナ ップラグを含み、このスナップラグは、ほぼ軸方向に延びると共に、径方向に弾 性的に変形可能である。またこのスナップラグは、アセンブリ(組立体)の軸線 に向かって径方向に延びる局部的変形部を有し、この変形部を介して、フライホ イールの溝と係合するようになっている。 この変形部は、ほぼアセンブリの軸線に向かって内側に延びる第1部分と、係 合部分を構成する第2部分とを、軸方向に順に、かつ一体的に設けたものである 。 カバープレートをフライホイールに取り付けるには、スナップラグの変形部が フライホイールの溝に係合するまで、カバープレートをフライホイールに対して 軸方向に押すだけで充分である。 使用中、このスナップラグは遠心力を受け、その結果、スナップラグが事故で フライホイールから脱落する危険がある。このようになると、クラッチ機構は、 フライホイールから分離することとなる。 本発明の目的は、このような欠点を解消することにある。本発明によれば、フ ライホイールの外周縁にクラウンが係合し、このクラウンは、フライホイールの 溝を少なくとも一部分にカバーするので、その内部に、スナップラグの自由端の 少なくとも一部分を閉じ込める。 従ってクラウンはスナップラグを係止するように、フライホイールの外周縁と 係合する。またクラウンは、前記ラグの移動を防止するので、フライホイールと スナップラグの基本部または主要部分との間に、ラジアル間隙を設けることによ り、スナップ嵌合力を小さくできる。 そのため、前記スナップラグのすべての遠心力は、前記クラウンにより阻止さ れ、使用中に離間する危険性なく作動するモジュールが得られる。 変形部の第1部分は、アセンブリの軸線に対して斜めに延び、クラッチ摩擦ホ イールから離間するように延びるにつれて前記軸線に接近している。このことは 、前記第1部分が当接する溝の対応するフランク部に対しても当てはまる。 このような構造により、カバープレートとフライホイールとの間の間隙を無く すことができ、カバープレートをクランプできる。 このために、溝のベースと、溝内に嵌合されたスナップラグの変形部の第2部 分との間に、ラジアル間隙が存在することが好ましい。 添付した略図を参照し、実施例のみに基づく下記の説明を読めば、本発明の特 徴および利点がより明らかとなると思う。 図1は、本発明のクラッチモジュールの軸方向断面図である。 図2は、前記クラッチモジュールのアセンブリを示すもので、図1の一部の軸 方向部分断面図である。 図3は、変形実施例を示すもので、図1の一部の軸方向部分断面図に相当する 図である。 図面に示すように、一体的なアセンブリを構成する本発明のクラッチモジュー ル10は、軸方向に順に、公知の態様で、クラッチ機構11とクラッチ摩擦ホイ ール12と、フライホイール13とを備えている。 クラッチ機構11自体は、後に説明するようにフライホイール13に当接され るカバープレート14と、カバープレート14に係合するダイヤフラム15と、 ダイヤフラム15が当接する圧力プレート16とを軸方向に順に含む。 実施例の、クラッチ機構11は、プッシュトゥレリース(押し込み解放)タイ プのものであり、従ってダイヤフラム15は、ベルビーユリングを構成する小径 の周辺部分18側で、カバープレート14に係合すると共に、周辺がより大径と なっている圧力プレート16側で、圧力プレート16に係合する。 圧力プレート16は、ダイヤフラム15の押圧力により、フライホイール13 に対してクラッチ摩擦ホイール12の一部となっている摩擦ディスク19の摩擦 ライナー20をクランプするようになっている。 この摩擦ライナーを解放するため、図2の細線で示すように、クラッチ解放ベ アリング21が設けられている。この解放ベアリング21は、アセンブリのケー シング23に固定されたスリーブ22に軸方向に摺動可能に取り付けられており 、ダイヤフラム15の中心部分を構成するフィンガー24に対して、スラストモ ードで作用するようになっている。本例では、クラッチ摩擦ホイール12はダン パーハブタイプである。 摩擦ホイール12は、ハブ25(摩擦ホイール12は、ギアボックスの出力シ ャフトとなっている被動シャフト26に、このハブ25により回転自在に支持さ れている)と、シーミングによりハブ25に固定されているダンパープレート2 7の他に、2つのガイドリング28を含んでいる。 これらガイドリングは、摩擦ディスク19が固定されたダンパープレート27 の各側で延びており、周方向に作用する弾性手段が、ダンパープレート27とガ イドリング28との間に周方向に介在されている。この周方向に作用する弾性手 段は、本例ではコイルタイプのスプリング29であり、これら各スプリングは、 それぞれ一部がダンパープレート27のウィンドーに嵌合され、一部がガイドリ ング28のウィンドーに嵌合されている。 ガイドリング28のうちの1つは、摩擦ディスクで裏打ちされており、摩擦デ ィスク19は、前記ガイドリングを共に固定するスペーサバー28’により、こ のガイドリングに固定されている。 本例では、フライホイール13は成形可能な材料、例えば鋳造金属からなる単 一部品である。 このフライホイールは、中心に複数の孔30を有し、これら孔30には、本例 では内燃機関のクランクシャフトとなっている駆動シャフト32に本アセンブリ を嵌合するための締結ネジ31を収容挿入しうるようになっており、円周上に間 隔をおいて設けられている。 クラッチ機構11のカバープレート14は、板金プレス加工品である。このカ バープレート14は、軸線方向に対して横方向を向く環状ベース33を有し、環 状ベース33は、ダイヤフラム15の第1の側でダイヤフラム15のベルビーユ リングを構成する周辺部分18に対する第1当接部として、プレス加工により形 成したビード33’からなっている。 環状ベース部分33から突出するラグ34は、スペースリング35および弾性 リング36を介し、ダイヤフラムの反対側で前記周辺部分18に当接する第2当 接部を形成している。 このようにして、ダイヤフラム15はカバープレート14に枢動自在に取り付 けられている。 カバープレート14は横方向周辺壁37をも含み、この周辺壁37は、ダイヤ フラム15および圧力プレート16の回りに順に延びている。周辺壁37は、本 例ではほぼ切頭円錐形であり、横方向の断面が円形となっている。 カバープレートは、アセンブリの軸線およびベース部34から径方向に離間し て延びる横方向フランジ38をも含み、カバープレートは、このフランジにより フライホイール13に軸方向に当接している。 最後に、カバープレートは、少なくとも一部にフライホイール13に係合する ための係合手段39を含み、この係合手段により、カバープレートはフライホイ ール13の外周縁42に設けた溝40と係合している。 溝40は、アセンブリの軸線を中心とする円上に、連続的に延びている。 溝40は、クラッチ機構11と同じ側にフランク部43を有し、その反対側に フランク部44を有する。 カバープレート14の係合手段39は、スナップ嵌合手段から成っている。こ のスナップ嵌合手段は、少なくとも1つのスナップラグ45を含み、このスナッ プラグ45は、フランジ38と一体的であり、かつフランジ38から少なくとも 一部が突出している。 スナップラグ45は、ほぼ軸方向に延び、径方向に弾性的に変形自在であり、 局部的変形部46を有する。この局部的変形部46は、アセンブリの軸線方向に 向かって径方向に延び、この変形部を介して、ラグ45はフライホイール13の 溝40と係合する。 カバープレート14の係合手段39は、円周上に隔置された複数のスナップラ グ45を備えている。 しかし、変形例として、径方向の可撓性が充分大きいことを条件に、360゜ にわたって連続した単一のスナップラグ45を設けることも可能である。 前記スナップラグ45の自由端には、フライホイール13の溝40と協働する ように、スナップラグ45に変形部46が形成されている。 この変形部46は、ほぼアセンブリの軸線方向を向く部分、すなわち内側を向 く第1部分48と、係合部分を構成する第2部分49を、軸方向に順に一体的と して設けたものである。 第1部分48は、クラッチ機構11と同じ側で、溝40のフランク部43と係 合するようになっており、第2部分49は、第1部分48よりもモジュールの軸 線に対して径方向により近い。 本発明の1つの特徴によれば、第1部分48は、アセンブリの軸線に対して斜 めになっている。すなわち、クラッチ摩擦ホイール12から離間するにつれて、 アセンブリの軸線に近づくようになっている。 フライホイール13自体の溝40の対応するフランク部43は、これとほぼ相 補的に斜めに延びている。 これと対照的に、前記溝40の他方のフランク部分44は、径方向を向いてい る。第2部分49は、この溝40内に進入しうるようになっている。 スナップラグ45の変形部46の第2部分49も、静止時には図2の仮想線で 示すように、アセンブリの軸線に対して斜めに延びている。 しかし、この第2部分は、クラッチ摩擦ホイール12から離間するにつれて、 アセンブリの軸線から離間している。 本発明によれば、本例でスタータクラウンとなっているクラウン50は、フラ イホイール13の外周縁42と係合して、スナップラグ45の径方向の係止を保 証し、スナップラグが動かないようにしている。 これに関連し、前記クラウン50の少なくとも一部が、フライホイール13の 溝40をカバーし、よってその溝40内に、スナップラグ45の自由端の少なく とも一部が、保持されている。 クラッチ機構11のカバープレート14とフライホイール13との間には、周 方向当接手段52が介在されており、これにより、フライホイール13上でカバ ープレートが回転するのを阻止している。 部品の数を少なくするため、この周方向当接手段52は、フランジ38のノッ チ54内に局部的に位置するカバープレート14の側壁37から延び、各所に位 置するラグ53を有し、各ラグ53は、クラッチ摩擦ホイール12の摩擦ディス ク19を越えて、フライホイール13内に局部的に形成されたラジアル溝55に 別々に係合している。 ラジアル溝55は、フライホイール13の環状リブ56内に形成されており、 環状リブ56はフライホイール13の外周部から突出し、この環状リブ56に、 カバープレート14のフランジが当接している。このリブ56および溝55は、 鋳造によって形成することが好ましい。 図面には示していないが、公知のように、圧力プレート16は、カバープレー ト14に、それと共に回転し、かつカバープレートに対して、例えばタングによ り軸方向に移動するようにして固着されている。このタングは、カバープレート 14と圧力プレートとの間で横方向に延びている。 嵌合中、すなわちクラッチ機構11を所定位置に嵌合する際、カバープレート 14は、図2の矢印F1の方向に、フライホイール13に対して軸方向に移動さ せられるが、この移動は、スナップラグ45の変形部46が、その第1部分48 を介して、フライホイール13内の溝40のフランク部43に係合するまで続け る。 容易に理解できるように、前記変形部46の第2部分49が斜めの形状になっ ているのは、このような係合を容易にするためである。 変形例として、または追加事項として、嵌合目的のために、面取りにより、フ ライホイール13の対応するエッジをなくすことも可能である。 いずれの場合にせよ、カバープレート14がフライホイール13に対して軸方 向に係合することにより、そのスナップラグ45は、単純に一時的に弾性変形す る。 フランジ38と第1部分48との間にあるスナップラグ45の軸方向部分とフ ライホイール13の外周エッジ42との間には、わずかな径方向の間隙がある。 この間隙により、カバープレート14の嵌合を容易にしたまま、第1部分48の 長さを長くできる。 これに関連して言うと、この間隙の存在により、嵌合作業に必要な力を小さく できると共に、その後の第2部分49(図1)にクラウン50が係合するので、 係止を行うことができ、よって第2部分49は、第1部分48がフランク部43 に強く当接した状態で内側に押圧される。 図1および図2では、カバープレート14のフランジ38は、フライホイール 13に当接しているので、フランジ38は、ダイヤフラム15の嵌合位置の基準 ベースとなっている。 フライホイール13に対するフランジ38の係合力、およびこれに関連する軸 方向反対側でのフライホイールに対するスナップラグ45の変形部46の第1部 分48の係合力は、フライホイール13に対してカバープレート14が軸方向に 離間することを防止するのに充分である。スナップラグ45の変形部46の第1 部分48が斜めの形状になっていることにより、これら部品間の間隙をなくすこ とができ、更に、これら部品間の製造許容度を満足することができる。 従って、カバープレートのフランジ38は、フライホイール13に対して係合 した状態でクランプされ、かつスナップラグ45は丈夫となる。 所望により、フライホイール13の外周縁42に焼き嵌めできるまで加熱する ことにより、予め外周縁42に設けたクラウン50を、その外周縁42上で図2 の矢印F2の方向に軸方向に変位し、クラウンが、フライホイール13内の溝4 0、従ってカバープレート14のスナップラグ45の自由端を少なくとも部分的 にカバーするまで(この状態は図1に示されている)、このクラウンの変位を続 ける。 クラウン50には、第2部分49の端部に接触するよう面取りすることが好ま しい(図1〜図3)。 このようにして、スナップラグ45の遠心方向のあらゆる運動が防止される。 変形例では、クラウン50を、例えば溶接によりフライホイール13に固定す る。図3では、各スナップラグ45の少なくとも一部に、クラウン50が軸方向 に係合するラグ57を設けてあり、前記クラウン50とフライホイール13との 軸方向の境界部は充分に大きいので、この軸方向の境界部とは反対側で、スナッ プラグ45が同時に、それらの変形部46、より正確には変形部46の第1部分 48を介して、フライホイール13の溝40の対応するフランク部43に同時に 軸方向に係合する。 このようにして、カバープレート14は、第1のフライホイール13の溝40 のフランク部43と第2のクラウン50との間で軸方向にグリップされる。 フライホイール13の外周縁42とラグ57との間には、径方向の間隙が生じ ることは理解されると思う。 この場合、カバープレート14のフランジ38は、必ずしもフライホイール1 3と接触せず、ダイヤフラム15の嵌合に必要な基準ベースは、例えばクラウン 50によって設けられる。このようにして、カバープレートは簡略化される。 このような簡略化がなされているので、少なくともカバープレートのフランジ 38を省略することも可能である。 ラグ57は、スナップラグ45の主要(または基本的)部分58の直接的な延 長部である。この主要部分の変形部46は、主要部分58を局部的に簡単にスリ ットを設けることにより形成されている。 クラウン50は、スナップラグ45の主要部分58のエッジに軸方向に当接し ており、この点を別にすれば、この構造は、先に述べた構造と同じタイプとなっ ている。 変形部46にスリットを設けることにより、英国特許第2,248,476号明細書に 記載のものよりも、変形部がより頑丈になっているが、その理由は、変形部46 のルートゾーンの領域に多量の材料があるからである。 いずれの場合でも、嵌合力を小さくするように、主要部分または基本ラグ部分 とフライホイール13のエッジ42との間に、径方向の間隙が形成される。 本発明は、これまで説明し、図示した実施例のみに限定されるものでなく、す べての変形部を含むものである。 特に、カバープレート14と一体的なラグ34の代わりに、ダイヤフラム15 を前記カバープレート14に枢着するアセンブリ手段として、例えばフランス特 許公開第1,524,350号およびそれに対応する米国特許第3,499,512号明細書に記載 されているように、スペーサバーを使用することができる。 フライホイール13は2つの部品としてもよいし、弾性手段に抗して互いに回 転できるように取り付けた2つの質量部品を含むダンパーフライホイールの一部 であってもよい。この場合、自動車のエンジンのクランクシャフトにモジュール を締結するネジを締める締結、およびスクリュードライバ工具が貫通できる整合 した孔を、ダイヤフラムと、クラッチ摩擦ホイールと、2つの質量部品とに設け る必要がある。 当然ながら、フライホイールはクランクシャフトに取り付けるようになってい るラジアル支持プレートと、前記支持プレートに固定されたクラウンとを含むこ とができる。この場合、前記クラウンは溝を有し、クラッチ摩擦ディスクの適当 な摩擦ライナー20に対する摩擦面を提供する。 クラッチ機構は、ダイヤフラムの代わりに複数の螺旋スプリングを有すること ができ、この螺旋スプリングは、公知の態様でクラッチ解除レバーと連動する。 クラッチは、プッシュトゥレリース(押し込み解放)タイプにできる。この場 合、ダイヤフラム15のベルビーユリングの外周は、カバープレートのベース部 分と係合し、ベルビーユリングの内周部は、圧力プレート16に当接する。 最後に、クラウン50はスタータクラウンと別個の部品でもよい。 いずれの場合においても、クラウンはスナップラグ45の自由端に接触し、か つ第2部分49を溝40の内側に向けて曲げることができるように、内側ボアの 端部を面取りすることが好ましい。この場合、溝40のベースと第2部分49と の間にラジアル間隙が生じ、第1部分48は、フランク部43と接触した状態で クランプされる。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.軸方向に順に、クラッチ機構(11)と、クラッチ摩擦ホイール(12) と、フライホイール(13)とを有し、前記クラッチ機構(11)自体は、カバ ープレート(14)を含み、このカバープレート(14)は、フライホイール( 13)への取り付けのため、少なくとも一部に係合手段(39)を有し、カバー プレートは、フライホイール(13)の外周縁(42)に設けられた溝(40) に、この係合手段(39)を介して係合し、かつカバープレート(14)の係合 手段(39)は、少なくとも1つのスナップラグ(45)を有し、このスナップ ラグ(45)は、軸方向に延び、かつ径方向に弾性的に変形可能であり、更にア センブリの軸線に向かって径方向に突出する局部的変形部(46)を有し、カバ ープレートは、この局部的変形部を介してフライホイール(13)の溝(40) に係合し、スナップラグ(45)の変形部(46)は、スナップラグの自由端に 形成されており、更にアセンブリのほぼ軸線方向を向く、内側に延びた部分であ る一体的な第1部分(48)と、係合部分である一体的な第2部分(49)を、 軸方向に順に備えるクラッチモジュールにおいて、 クラウン(50)がフライホイール(13)の外周エッジ(42)に係合し、 該クラウン(50)は、フライホイール(30)の溝(40)を少なくとも部分 的にカバーするまで、その内部に、スナップラグ(45)の自由端の少なくとも 一部分を閉じ込めるようになっていることを特徴とするクラッチモジュール。 2.モジュールが静止状態にある時、スナップラグ(45)の変形部(46) の第2部分(49)は、アセンブリの軸線に対して斜めに延び、かつクラッチ摩 擦ホイール(12)から離間する方向に対して、前記軸線から離間することを特 徴とする、請求項1記載のモジュール。 3.スナップラグ(45)の変形部(46)の第1部分(48)は、アセンブ リの軸線に対して斜めに延び、クラッチ摩擦ホイール(12)から離間する方向 に対して前記軸線に接近し、このことが、フライホイール(13)の溝(40) の対応するフランク部(43)に対しても当てはまっていることを特徴とする、 請求項1記載のモジュール。 4.スナップラグ(45)は少なくとも局部的にラグ(57)を有し、クラウ ン(50)は軸方向に沿ってこのラグ(57)に当接し、ラグ(57)と反対側 で、変形部(46)を介して、フライホイール(13)の溝(40)の対応する フランク部(43)に軸方向に沿って係合するようになっていることを特徴とす る、請求項3記載のモジュール。 5.ラグ(57)は、スナップラグ(45)の主要部分(58)の延長部であ り、スナップラグの変形部(46)は、前記主要部分(58)に単にスリットを 設けることにより形成されていることを特徴とする、請求項4記載のモジュール 。 6.スナップラグ(45)が径方向に延びるカバープレート(14)のフラン ジ(38)から少なくとも局部的に延び、カバープレート(14)が、該フラン ジを介してフライホイール(13)に軸方向に当接するようにした、請求項3記 載のモジュールにおいて、カバープレート(14)のフランジ(38)は、スナ ップラグ(45)の第1部分(48)を介して、フライホイール(13)に係合 した状態でクランプされていることを特徴とする、請求項3記載のモジュール。 7.カバープレート(14)の係合手段(39)は、1つの円周上に隔置され た複数のスナップラグ(45)を備えていることを特徴とする、請求項1記載の クラッチモジュール。 8.カバープレート(14)は、側壁(37)およびラジアルフランジ(38 )を有し、カバープレートは、フランジ(38)を介してフライホイール(13 )に軸方向に当接し、前記フライホイール(13)上での前記カバープレート( 14)の回転を防止するように、カバープレート(14)とフライホイール(1 3)との間に、周方向当接手段(52)が介在されている、請求項1記載のクラ ッチモジュールにおいて、 周方向当接手段(52)は、ところどころにラグ(57)を有し、該ラグの各 々は、フランジ(38)のノッチ(54)内のカバープレート(14)の側壁( 37)の局部的延長部であり、クラッチ摩擦ホイール(12)の一部である摩擦 ディスク(19)を越えて、フライホイール(13)内に形成されたラジアル溝 (55)と個々に係合していることを特徴とする、請求項1記載のクラッチモジ ュール。 9.スナップラグ(45)の主要部分(58)とフライホイール(13)の外 周エッジ(42)との間に、径方向の間隙が形成されていることを特徴とする、 請求項1記載のモジュール。
JP7511414A 1993-10-20 1994-10-19 フライホイールに係合するカバープレートを備えるクラッチモジュール Pending JPH08505213A (ja)

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