JP2008041030A - 紙葉類取扱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保守員・係員の介在がなくても完全に自動復旧が可能な紙幣入出金機を提供する。
【解決手段】入金計数時、入金収納時、および出金時での異物除去処理や異物除去チェック処理を実行した後、本体制御部106は、専用収納庫202にジャム紙幣や搬送路チェックシート207を回収したことを自動機監視システム107に連絡する。これにより、自動復旧で紙幣入出金機1が稼動している間に、保守員を装置に出動させ、専用収納庫202のジャム紙幣や搬送路チェックシート207を回収することができる。以上に説明した紙幣入出金機1により、搬送路上の滞留物・ジャム紙幣など、運用上に悪影響を及ぼす媒体の収納と残留物の有無確認を行い、完全自動復旧を可能とする。
【選択図】図5

Description

この発明は、例えば紙葉類を取り扱うような紙葉類取扱装置に関する。
従来、例えば金融機関等で使用される紙幣取扱装置は、銀行支店などに複数設置されているだけでなく、例えばスーパーやコンビニなどの店舗に単独で設置されている場合もある。このように単独で設置されている場合、紙幣の搬送ジャムのような障害が発生すると、保守管理者が紙幣取扱装置の設置場所へ行ってジャム紙幣を除去する必要がある。このため、搬送ジャムなどの障害で紙幣取扱装置が停止すると、紙幣取扱装置を再度立ち上げるまでに長時間を要することがある。このように店舗内に1台しかない紙幣取扱装置が長時間停止すると、利用者や金融機関に多大な迷惑を掛けるという問題がある。
一方、このような問題を解決するため、ジャム紙幣が発生した場合に、通常搬送速度より遅い速度で搬送路モータを正逆方向に所定回数繰り返して回転させることでジャム紙幣をジャム位置から移動させる紙幣自動支払装置が提案されている(特許文献1参照)。この紙幣自動支払装置は、リジェクト金庫にジャム紙幣を収納することでジャム紙幣を除去し、保守管理者を介さないで紙幣取扱装置の自動復旧を行っている。
また、搬送路上における滞留物の有無や搬送路の清掃を自動で行う為に、搬送路に搬送路をチェックするシートなる媒体を流し、滞留物除去と搬送路のチェックを行う自動取引装置管理システムの自動復旧方法が提案されている(特許文献2参照)。この自動取引装置管理システムの自動復旧方法は、保守管理者を介さないで紙幣取扱装置の自動復旧ができるとされている。
しかし、上述した方法や装置は、ジャム紙幣を一旦一時貯留部に収納し、その後リジェクト庫などの別の収納庫へジャム紙幣を搬送しなければならなかった。そのため、再度繰出しができない状態で紙幣が折れ曲がってジャムしているような場合に、ジャム紙幣をリジェクト庫へ収納することができず、自動復旧できない場合があった。
また、搬送路上における滞留物の有無を確認するために、搬送路チェックシートを繰り出し・収納するための機構を専用に備えるには、装置内に多くのスペースを要していた。
また、搬送路チェックシートにより搬送路の残留物を確認する装置について、一方向の搬送では、搬送路の滞留物に搬送路チェックシートが衝突してジャムを引き起こし、搬送路チェックシート自身が除去できなくなり、自動復旧ができないことも考えられた。
特開平6−219596号公報 特開平11−7568号公報
この発明は、保守員・係員の介在がなくても完全に自動復旧が可能な紙幣取扱装置を提供することを目的とする。
この発明は、紙葉類を双方向に搬送可能な搬送路と、搬送路の途中に設けられて前記紙葉類の鑑別を行う鑑別部とを有する紙葉類取扱装置であって、リジェクトするリジェクト紙葉類を収納するリジェクト紙葉類収納庫と、ジャムしたジャム紙葉類を収納するジャム紙葉類収納庫とを別個に備え、前記ジャム紙葉類収納庫を前記搬送路の一端あるいは両端に配置した紙葉類取扱装置であることを特徴とする。
この発明により、保守員・係員の介在がなくても完全に自動復旧が可能な紙幣取扱装置を提供することができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、実施例1として、双方向搬送を可能とする紙幣取扱装置において、ジャム紙幣の収納と、搬送路確認媒体としての搬送路チェックシート207の繰り出し・収納を可能としたジャム紙葉類収納庫としての専用収納庫202を、紙幣搬送路の一端(特に双方向搬送可能な搬送路の一端)に設置した紙幣入出金機1について説明する。
図1は、本発明の一実施例となる紙幣入出金機1の構成を示す側面図である。紙幣入出金機1は、上部紙幣機構1aと下部紙幣機構1bとが連結搬送路501hで連結されて構成されている。
上部紙幣機構1aは、入出金口20、鑑別部としての紙幣判別部30、リジェクト紙葉類収納庫としての一時保管庫40、および上部搬送路50から構成される。上部搬送路50は、紙幣搬送路501a〜501gが連結されて構成されており、入出金口20、紙幣判別部30、一時保管庫40、および下部紙幣機構1bの間で紙幣を搬送する。この上部搬送路50の搬送路上には、搬送路紙幣通過センサ210aなどのセンサが複数個所に設けられている。これらのセンサは、ジャム検知手段として機能し、搬送路上の滞留物・ジャム紙幣を検知している。
下部紙幣機構1bは、入金庫60、リサイクル庫80a〜80c、および、各収納庫(60、80a〜80c)の前面に配された開閉可能な下部搬送路90により構成されている。下部搬送路90は、紙幣搬送路901a〜901dが連結されて構成されており、入金庫60、リサイクル庫80a〜80c、および専用収納庫202の間で紙幣を搬送する。
下部紙幣機構1bは、約50mm程度の厚い鉄板で構成される金庫筐体104の中に実装されており、上部紙幣機構1aの紙幣搬送路501gと下部紙幣機構1bの紙幣搬送路901aとは、連結搬送路501hで接続されている。
連結搬送路501hは、下部紙幣機構1bを囲う金庫筐体104の上面鉄板部分で、かつ上部紙幣機構1aの紙幣搬送路501gと、下部紙幣機構1bの紙幣搬送路901aが連結する位置に設けられたスリット内に配置される。上面鉄板部分にあけられたスリットは、紙幣が通過するための長さと、このスリットに搬送されてきた紙幣を挟持して繰り出すよう取り付けられた搬送ローラの幅の大きさを有する。下部紙幣機構1bを金庫筐体で囲わない構成を取る場合に、下部紙幣機構1b上に直接上部紙幣機構1aが載置されるときは、必ずしもスリットを設ける必要はない。上部搬送路50の駆動源となる例えばモータは、上部紙幣機構1aの上部搬送路50と下部紙幣機構1bの下部搬送路90で別々に設けてもよいが、単一の駆動源を用い、この駆動力を紙幣搬送路501g−連結搬送路501h−紙幣搬送路901a間に設けられたギヤで伝達するようにしてもよい。
また、上部搬送路50,下部搬送路90は、紙幣判別部30を双方向に通過し、紙幣搬送路501a〜501hおよび901a〜901dを経由して、入出金口20、一時保管庫40、入金庫60、リサイクル庫80a〜80c、専用収納庫202を接続する。
下部紙幣機構1bにあって、入金庫60とリサイクル庫80a〜80cの前部にある4ヶ所の紙幣搬送路901a〜901dは、一体となって開閉できるようにされた下部搬送路90を構成しており、保守員は、下部搬送路90を開いて入金庫60、リサイクル庫80a〜80cの操作を行うことができる。
入金庫60とリサイクル庫80a〜80cの各収納庫は、それぞれ共通の筐体外形、共通の位置に設けられた紙幣の出入り口、及び共通の駆動部を持ち、紙幣入出金機1の収容装着部に対して、相互に交換して取り付けが可能に構成されている。
図2は紙幣入出金機1の概略を示す側面図であり、図3は紙幣入出金機1の専用収納庫202の概略を示す拡大側面図であり、図4は専用収納庫202の概略を示す拡大正面図である。
下部紙幣機構1bの下搬送路ベルト201は、図1で説明した紙幣搬送路901a〜901dの一部を簡略表示したものである。この下搬送路ベルト201は下部紙幣搬送機構モータ200によって駆動される。下搬送路ベルト201は、図4に示すように搬送幅方向へ2本並列に設けられており、下端に設けられた4つの搬送ローラ201aのうち内側2つにそれぞれ張架されている。下部紙幣搬送機構モータ200が下搬送路ベルト201を駆動することにより、入金庫60とリサイクル庫80a〜80cへ紙幣の繰り出し・収納が実行される。
専用収納庫202は、図3に示すように、主に搬送ガイド205、搬送ガイド206、および該搬送ガイド205、206を動かす2つのソレノイド203,204により構成されている。
前記搬送ガイド205の下部には、下搬送路ベルト201の下端に設けられた搬送ローラ201aの外周より一回り大きいカーブを描く半円形の3つのガイド爪205aが設けられている。この3つのガイド爪205aは、横並びに間隔を開けて配設されている4つの搬送ローラ201aの各間に位置するように、横並びに配設されている。
この搬送ガイド205のガイド爪205aは、滞留物・ジャム紙幣209を専用収納庫202内に誘導する誘導手段として機能し、また搬送路チェックシート207を通常運用時の紙幣搬送路(下搬送路ベルト201による搬送路)に繰り出しおよび収納する際の誘導手段として機能する。
前記搬送ガイド206は、搬送路チェックシート207の繰り出し・収納を実行するガイドである。搬送ガイド206の収納空間Eの底面部分には、上下方向に開閉可能な開閉蓋206a(図3参照)が設けられている。この開閉蓋206aは、バネなどの付勢手段によって水平状態が維持されており、搬送路チェックシート207を上に乗せた状態では、搬送路チェックシート207の重量によって下方に開くことはない。
この開閉蓋206aは、搬送ガイド206がソレノイド203によって下搬送路ベルト201に押し付けられると、下搬送路ベルト201の搬送力を受けて下方へ移動する搬送路チェックシート207によって下方へ押し開けられる。
逆に搬送路チェックシート207を収納する際に、開閉蓋206aは、下搬送路ベルト201の搬送力を受けて上方へ移動する搬送路チェックシート207によって上方へ押し開けられる。
図5は、紙幣入出金機1の構成を示すブロック図である。
紙幣入出金機1は、利用者が紙幣の投入・取り出しを行う入出金口20と、紙幣の判別を行う紙幣判別部30と、入金した紙幣を取引成立までの間一旦収納する一時保管庫40と、搬送路51と、着脱可能で紙幣を収納する複数種類の収納庫(60,80)と、専用収納庫202と、これらの機構部を制御する制御部35とから構成されている。
収納庫(60,80)は、リサイクルに使用しない紙幣を収納する入金庫60と、入出金兼用のリサイクル庫80a〜80cとで構成される。
搬送路51は、上述した上部搬送路50と下部搬送路90とこれらを連結する連結搬送路501hとで構成される。
制御部35は、バス106aを介して現金自動取引装置108の本体制御部106と接続され、本体制御部106からの指令および紙幣入出金機1の状態検出に応じて紙幣入出金機1の制御を行う。また、紙幣入出金機1の状態を、必要に応じて本体制御部106に送る。また、制御部35は、紙幣入出金機1の中では、入出金口20、紙幣判別部30、一時保管庫40、搬送路51、入金庫60、リサイクル庫80a〜80c、および専用収納庫202の各ユニットの駆動モータや電磁ソレノイドやセンサと接続され、取引に応じて、センサで状態を監視しながら、各アクチュエータ(ソレノイドやモータ等)を駆動制御する。
本体制御部106は、回線を通して自動機監視システム107と接続されている。この自動機監視システム107は、本体制御部106から受信する信号によって現金自動取引装置108の状態を監視しており、異常があれば保守員を出動させて、現金自動取引装置108の保守を行う。
次に、紙幣入出金機1の各種動作中に滞留物・ジャム紙幣が発生した場合について説明する。紙幣入出金機1の各種動作としては、入金計数動作、入金収納動作、および出金動作が存在する。
まず、入金計数動作の時に、紙幣入出金機1の上部搬送路50上に滞留物・ジャム紙幣が滞留した場合について説明する。ここでは、紙幣入出金機1の上部紙幣機構1aの搬送路紙幣通過センサ210a(図1参照)で滞留物の残留あるいは紙幣のジャムが発生した場合を例に説明する。
この場合、制御部35は、上部搬送路50に連結したベルトを、計数時の搬送方向である正方向とは反対の逆方向に一定の距離(あるいは一定の時間)動かし、滞留物やジャム紙幣を逆方向へ搬送した後に、再度、正方向にベルトを動かして、滞留物やジャム紙幣を入出金口20へ搬送する。このように搬送方向を逆方向に切り替えるときの制御部35は、ジャム時搬送方向切替手段として機能する。
前記逆方向へ搬送の際に、滞留物やジャム紙幣を逆方向に搬送出来なかった場合(つまり滞留物やジャム紙幣の逆方向への搬送がセンサ類によって検知できなかった場合)には、滞留物やジャム紙幣を正方向に搬送して入出金口20へ搬送する。
このようにして滞留物やジャム紙幣を入出金口20へ搬送した後、制御部35は、搬送路チェックシート207(図3参照)を用いて、紙幣入出金機1の上部搬送路50に滞留物やジャム紙幣などの異物がないことを確認する異物除去チェック処理を実行する。
異物除去チェック処理では、搬送路チェックシート207を搬送して正常搬送できるか否かを判定することでチェックする。この異物除去チェック処理を実行する制御部35は、搬送路確認手段として機能する。
搬送路チェックシート207を搬送路51に繰り出す際、制御部35は、専用収納庫202に制御信号を送信し、図6の拡大側面図に示すように、ソレノイド203,204をいずれも「ON」にする。
これにより、搬送ガイド205はガイド爪205aが搬送ローラ201aの外周に沿う位置に移行して繰り出し収納可能状態となる。また、搬送ガイド206は、下部紙幣機構1bの下搬送路ベルト201と側面視重なる位置に移動し、搬送路確認媒体収納庫としての収納空間Eに収納されている搬送路チェックシート207を下搬送路ベルト201に押し付けて接触させる状態となる。
搬送路チェックシート207は、下搬送路ベルト201の搬送力によって下方へ移動し、搬送ガイド206の開閉蓋206aを押し開けて収納空間Eから繰り出され、ガイド爪205aに沿って下部搬送路90に繰り出される。
繰り出された搬送路チェックシート207は、図7の側面図に示すように、下部紙幣搬送機構モータ200および下搬送路ベルト201によって、矢印Y1に示すように繰り出し方向へ搬送路51全体に搬送され、搬送路51全体をチェックする。
搬送路チェックシート207は、紙幣入出金機1の搬送路51の末端までを一巡し、搬送路51上に滞留物・ジャム紙幣が無いことを確認した後、図8の側面図に示すように、下部紙幣搬送機構モータ200と下搬送路ベルト201の逆転搬送によって、繰り出し時の方向と逆方向である矢印Y2の流れで専用収納庫202に収納される。
この専用収納庫202への収納の際、図9の拡大側面図に示すように、制御部35が専用収納庫202に送信する制御信号によってソレノイド203,204はいずれも「ON」となっている。
従って、搬送路チェックシート207は、搬送ガイド205のガイド爪205aに沿って搬送ローラ201aの周囲を搬送され、搬送ガイド206の開閉蓋206aを押し上げて収納空間Eに収納される。
このようにして搬送路チェックシート207によって紙幣入出金機1の搬送路51に滞留物・ジャム紙幣がないことを確認した後に、制御部35は入出金口20の入出金口シャッター20aを開く。
一方、異物除去チェック処理の際に、紙幣入出金機1の搬送路51に滞留物やジャム紙幣が残っており、搬送路チェックシート207が滞留物やジャム紙幣と接触し、これによってセンサが残留を検知する場合がある。
このように搬送路チェックシート207で残留物があることを検知した場合、搬送方向を逆方向に切り替えて搬送路チェックシート207を専用収納庫202に戻す。このとき同時に、滞留物やジャム紙幣も専用収納庫202に収納する。
この搬送路チェックシート207を用いた異物除去チェック処理は、規定回数実行し(規定回数が複数回であれば複数回繰り返し)、入金計数時の搬送路51上にある滞留物やジャム紙幣を除去する。
以上の入金計数時の異物除去処理と異物除去チェック処理を実行することにより、ジャム紙幣と搬送路51に残留していた紙幣を全て入出金口20へ搬送して確実に利用者に返却できる。さらに、利用者が返却された紙幣を入金したい場合は、折れ曲がった紙幣があれば利用者にまっすぐに直してもらい、再度入出金口20aのシャッターを開き、利用者に再度入金を行ってもらうことも可能である。これにより、入金計数時の紙幣搬送路上にある滞留物・ジャム紙幣の除去・及び通常運用への復旧を完全に自動化することができる。
また、搬送路チェックシート207で残留物の存在を検知した場合、つまり入金計数時のジャム紙幣を利用者に返却できなかった場合は、利用者にレシート等でジャム紙幣を回収した旨を伝え、専用収納庫202に回収した紙幣を後日利用者に返却することで、入金できなかった紙幣を利用者に確実に返却することができる。
また、搬送路チェックシート207で残留有りと検知した場合でも、搬送路51の紙幣等の残留物を除去できれば、再度利用者に入金を行ってもらうことも可能である。これにより、入金計数時の復旧を完全に自動化することができる。
次に、利用者が紙幣を入金して金額確認した後の収納時、すなわち入金収納時に、紙幣入出金機1の搬送路51上に滞留物やジャム紙幣が滞留している場合について説明する。ここでは、図10の側面図に示す搬送路紙幣通過センサ210bが一定時間外の間ダークと検知した場合で、滞留物・ジャム紙幣209が存在する場合や、入金庫60とリサイクル庫80a〜80cにおける通過センサ211,212a〜212cにて一定時間内に紙幣の確認が出来なかった場合について説明する。
入金収納時に紙幣入出金機1の下部紙幣機構1bの、例えば搬送路紙幣通過センサ210bに滞留物・ジャム紙幣209があり、滞留物・ジャム紙幣209が収納方向に搬送出来ない場合があるとする。この場合は、下部紙幣機構1bの下部搬送路90に連結した下搬送路ベルト201を収納方向と反対である正方向に一定の距離(あるいは一定の時間)動かし、滞留物・ジャム紙幣209を正方向に動かした後に、連結した下搬送路ベルト201によって滞留物・ジャム紙幣209を逆方向に搬送させて、専用収納庫202へ滞留物・ジャム紙幣209を格納する。
また、滞留物・ジャム紙幣209を正方向に搬送できない場合には、下搬送路ベルト201を逆方向に搬送させて、専用収納庫202へ滞留物・ジャム紙幣209を格納する。
滞留物・ジャム紙幣209を専用収納庫202へ格納する際、図3に示したように、制御部35の制御信号によって専用収納庫202のソレノイド204は「ON」となる。これにより、搬送ガイド205はガイド爪205aが搬送ローラ201aの外周に沿う位置に移行して収納可能状態となる。また、このときソレノイド203は「OFF」となっており、搬送ガイド206は下搬送路ベルト201から離れた状態となっている。
滞留物・ジャム紙幣209は、下搬送路ベルト201の搬送力によってガイド爪205aに沿って収納空間Fに収納される。滞留物・ジャム紙幣209が専用収納庫202に格納された後、制御部35は、紙幣入出金機1の搬送路51に滞留物・ジャム紙幣の残留がないかを残留確認処理により確認する。この残留確認処理は、上述した入金計数時の異物除去処理の次の異物除去チェック処理と殆ど同一である。異なる点は、入金計数時であれば入出金口20に残留物を返却するが、入金収納時では入出金口20への残留物の返却は行わずに残留物の存在の確認を行う点のみである。
また、制御部35は、上述した異物除去チェック処理を実行し、残留物の確認と、残留物が存在した場合の専用収納庫202への収納とを実行する。
以上の入金収納時の異物除去処理と異物除去チェック処理を実行することにより、ジャム紙幣と搬送路51に残留していた紙幣を全て専用収納庫202に回収できる。
また、搬送路チェックシート207で残留有りと検知した場合でも、搬送路51の紙幣等の残留物を除去できるため、入金収納時の復旧を完全に自動化することができる。
また、搬送路チェックシート207で残留物の存在を検知した場合は、利用者にレシート等でジャム紙幣を回収した旨を伝え、専用収納庫202に回収した紙幣を後日利用者に返却することで、入金収納できなかった紙幣を利用者に確実に返却することができる。
次に、出金動作の時に、紙幣入出金機1の搬送路51上に滞留物・ジャム紙幣が滞留した場合について説明する。ここでは、例えば搬送路紙幣通過センサ210b(図10参照)が一定時間の間ダークと検知した場合で滞留物・ジャム紙幣209がある場合、または入金庫60とリサイクル庫80a〜80cにおける通過センサ211,212a〜212cが一定時間内に紙幣の確認が出来なかった場合について説明する。
出金時に紙幣入出金機1の下部紙幣機構1bの、例えば搬送路紙幣通過センサ210bに滞留物・ジャム紙幣209があるとする。この場合は、下部搬送路90に連結した下搬送路ベルト201を出金方向に一定の距離(あるいは一定の時間)動かし、滞留物・ジャム紙幣209を動かした後に、下搬送路ベルト201を逆方向に搬送させて滞留物・ジャム紙幣209を専用収納庫202に格納する。ここで出金方向へ一定の距離動かすのは、入金庫60やリサイクル庫80a〜80cの紙幣繰出口から紙幣が一部繰り出された中途状態の場合に、この紙幣を下部搬送路90へ完全に繰り出すためである。
このように異物除去を行った後、制御部35は上述した異物除去チェック処理を実行する。この異物除去チェック処理にて紙幣入出金機1の搬送路51に滞留物・ジャム紙幣がないことを確認した後に、入出金口20に搬送された紙幣、及び搬送路51上にある全ての紙幣を、各紙幣に対応した、入金庫60・リサイクル庫80a〜80cに回収し、再度利用者へ出金を行う。
これにより、出金時の滞留物・ジャムによる異常状態から通常運用への復旧を完全に自動化することができる。
また、紙幣入出金機1の搬送路51に滞留物・ジャム紙幣が残り、搬送路チェックシート207が滞留物・ジャム紙幣と接触し、残留を検知した場合には、搬送方向を切り替えて搬送路チェックシート207を専用収納庫202に戻すと同時に、滞留物・ジャム紙幣も専用収納庫202に収納する。搬送路チェックシート207での搬送路チェックは規定回数行う。このように紙幣搬送路上にある滞留物・ジャム紙幣の除去を行うことで、通常運用への復旧を完全に自動化することができる。
以上に説明した入金計数時、入金収納時、および出金時での異物除去処理や異物除去チェック処理を実行した後、本体制御部106は、専用収納庫202にジャム紙幣や搬送路チェックシート207を回収したことを自動機監視システム107に連絡する。これにより、自動復旧で紙幣入出金機1が稼動している間に、保守員を装置に出動させ、専用収納庫202のジャム紙幣や搬送路チェックシート207を回収することができる。
以上に説明した紙幣入出金機1により、搬送路51上の滞留物・ジャム紙幣など、運用上に悪影響を及ぼす媒体の収納と残留物の有無確認を行い、完全自動復旧を可能とする紙幣取扱装置を提供することができる。
このため、保守員等の人手を介さずに、ジャム紙幣を確実に除去することができ、装置を自動復旧させることができる。また、保守員等の出動時間を減らすことができ、紙幣入出金機1を設置する金融機関等にとっては、保守費用を削減することができる。さらに、自動復旧により装置が停止する期間を短縮できるので、利用者に対するサービス性を向上することができる。
また、搬送路チェックシート207を収納する収納空間Eと滞留物・ジャム紙幣209を収納する収納空間Fを1箇所の専用収納庫202内に設けたため、低コストかつ小スペースで紙幣入出金機1に組み込むことが可能となる。
また、専用収納庫202を付けて制御部35の制御を追加するという既存モジュールの機構変更だけで、新規または既存の紙幣取扱装置に搬送路上の滞留物を除去する機能を備えることができる。
また、ガイド爪205aを、下部搬送路90から収納空間Eへの搬送路チェックシート207の誘導と、下部搬送路90から収納空間Fへの滞留物・ジャム紙幣209の誘導とに共用しているため、駆動部を減らして低コストかつ小スペースに製造することができると共に、制御部35の制御を簡素化することができる。
また、滞留物と運用紙幣との混在を防止することができる。
なお、残留物やジャム紙幣などの異物が検知されていない通常運用の状態では、専用収納庫202のソレノイド203,204はいずれも「OFF」になっている。このため、図11の拡大側面図に示すように、搬送ガイド205のガイド爪205aは下部搬送路90から後退し、下部搬送路90で搬送される紙幣を専用収納庫202に取り込むことがない。また、搬送ガイド206が下搬送路ベルト201に接触していないため、搬送路チェックシート207が繰り出されることもない。したがって、専用収納庫202は紙幣入出金機1の通常運用に影響を与えない。
実施例2として、図12に示す紙幣入出金機11の側面図と共に、専用収納庫202を搬送路51の両端(双方向搬送可能な搬送路の両端)に設けた紙幣入出金機11について説明する。この場合、実施例1の専用収納庫202に加えて、上部搬送路50の一時保管庫40近傍位置に専用収納庫222を備える。
この専用収納庫222は、滞留物・ジャム紙幣の収納のみ行う機能を有していり、ソレノイド224により上部搬送路50への搬送路連通状態と離間状態とに切り替えられる。この専用収納庫222と専用収納庫202により、搬送路51の両端に収納庫が存在する構成となる。その他の構成については、実施例1と同一であるため、同一要素に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施例2の紙幣入出金機11は、入金計数時は、実施例1と同一の動作を実行する。
入金収納時は、搬送路51上で滞留物・ジャム紙幣が発生した場合、制御部35は、搬送切り替えゲートのソレノイド224を「ON」にする。これにより、上部搬送路50と専用収納庫222とが接続され、滞留物・ジャム紙幣を正方向へ搬送し、専用収納庫222へ収納する。これにより、滞留物・ジャム紙幣を上部搬送路50上から除去する。
ここで、正方向へ搬送するのは、ジャムの状態によって、正方向へのジャム紙幣搬送は出来るが、逆方向へ搬送が出来ない場合が多いからである。詳述すると、収納時は搬送路51を逆方向に動作させて紙幣を収納しており、搬送路51のガイド等に紙幣が引っかかり折れが発生することがある。このように折れが発生したジャム紙幣を同じ逆方向に搬送すると、折れた部分が再度ガイドに引っかかり、搬送できないことになる。
専用収納庫222への収納が完了すると、実施例1で説明した異物除去チェック処理を実行し、専用収納庫202から搬送路チェックシート207を繰り出して搬送路51を一巡させた後に専用収納庫202に収納する。
これにより、入金収納時の搬送路51上にある滞留物・ジャム紙幣の除去・及び通常運用への復旧を完全に自動化することができる。
出金時は、実施例1と同一の動作を実行する。この出金時に残留物やジャム紙幣が存在すると逆方向へ搬送するのは、ジャムの状態により、逆方向へのジャム紙幣搬送は出来るが、正方向へ搬送が出来ない場合が多いからである。詳述すると、出金時は搬送路51を正方向に動作させて紙幣を入出金口20へ搬送しており、その時搬送路51のガイド等に紙幣が引っかかり折れが発生することがある。このように折れが発生したジャム紙幣を同じ正方向に搬送すると、折れた部分が再度ガイドに引っかかり、搬送できないことになる。
この出金時の異物除去の動作により、出金時の搬送路51上にある滞留物・ジャム紙幣の除去・及び通常運用への復旧を完全に自動化することができる。
このように、専用収納庫202,222を搬送路51の両端に持たせるようにすれば、自動復旧の確実性をさらに高めることができ、装置の停止時間をさらに減らすことができる。
実施例3として、図13に示す紙幣入出金機12の側面図と共に、専用収納庫202の代わりに、リサイクル部213と収納空間214を2つ持つリサイクル庫80eを搬送路51の末端に設けた紙幣入出金機12について説明する。
リサイクル庫80eには、2つのリサイクル空間としてリサイクル部213と収納空間214があり、どちらの空間も紙幣の繰出し/収納を行うことができ、それぞれリサイクル庫として利用が可能である。他のリサイクル庫80a〜80cはリサイクル空間が1つであり、リサイクル庫80eはこの点で他のリサイクル庫80a〜80cと異なっている。
リサイクル庫80eは、1つの箱をリサイクル部213と収納空間214の2つに分けて使用するため、紙幣の収納容量は少なくなるが、例えば、高額紙幣や使用頻度の少ない金種のリサイクル用に使用する場合に充分有用である。
このリサイクル庫80eの収納空間214は、ジャム紙幣を収納するものであり、リサイクル部213とは、搬送路チェックシート207の繰出し・収納を行うものとして設定する。
この収納空間214を使うことで、実施例1で説明した専用収納庫202における滞留・ジャム紙幣を収納する搬送ガイド205と同様の運用が可能である。また、リサイクル部213を使うことで、実施例1で説明した専用収納庫202における搬送路チェックシート207の繰出し・収納を行う搬送ガイド206と同様の運用が可能である。
その他の構成は、実施例1と同一であるので、同一要素に同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
この紙幣入出金機12の入金計数時、入金収納時、および出金時の各動作は、滞留・ジャム紙幣が収納空間214に収納され、搬送路チェックシート207がリサイクル部213に収納される以外は実施例1と同一である。
滞留・ジャム紙幣を収納空間214に収納する際、滞留・ジャム紙幣が下搬送路ベルト201を通じてリサイクル庫80eの中に搬送される。そして、この滞留・ジャム紙幣は、図示省略するガイドを通じて収納空間214に取り込まれ、押し板215によって整えられて収納される。
搬送路チェックシート207をリサイクル部213から繰り出す際、搬送路チェックシート207は押し板216によって図示省略する搬送ガイドに接触して、搬送路51に繰出される。
搬送路チェックシート207を収納する際、搬送路チェックシート207は、下搬送路ベルト201を通じてリサイクル庫80eの中に搬送され、図示省略するガイドを通じてリサイクル部213に取り込まれ、押し板216によって収納される。
したがって、リサイクル庫80eを使用した場合でも、上述した実施例1における入金計数時、入金収納時、出金時における滞留物・ジャム紙幣の除去が可能であり、通常運用への復旧も完全に自動化することができる。
なお、入出金用紙葉類保管庫としての入金庫60とリサイクル庫80a〜80cとジャム紙葉類収納庫および搬送路確認媒体としてのリサイクル庫80eのメカ的な接続部分は統一しており、これらを収納する各収納部も構成を統一して、各収納部に各庫を相互に入替可能に構成している。従って、入金庫60とリサイクル庫80a〜80cとリサイクル庫80eを入れ替えることで、リサイクル金種を増やす運用に重点を置くことや、紙幣収納容量を増やすことに重点を置くなど、運用形態に応じて組み合わせを自由に切り替えることができる。
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
紙幣入出金機の構成を示す側面図。 紙幣入出金機の概略構成を示す側面図。 専用収納庫の概略構成を示す拡大側面図。 専用収納庫の概略構成を示す拡大正面図。 紙幣入出金機の構成を示すブロック図。 専用収納庫の概略構成を示す拡大側面図。 紙幣入出金機の概略構成を示す側面図。 紙幣入出金機の概略構成を示す側面図。 専用収納庫の概略構成を示す拡大側面図。 紙幣入出金機の概略構成を示す側面図。 専用収納庫の概略構成を示す拡大側面図。 実施例2の紙幣入出金機の概略構成を示す側面図。 実施例3の紙幣入出金機の概略構成を示す側面図。
符号の説明
1,11,12…紙幣入出金機、30…紙幣判別部、40…一時保管庫、50…上部搬送路51…搬送路、90…下部搬送路、202,222…専用収納庫、205a…ガイド爪、209…滞留物・ジャム紙幣、210a,210b…搬送路紙幣通過センサ、211,212a〜212c…通過センサ

Claims (5)

  1. 紙葉類を双方向に搬送可能な搬送路と、搬送路の途中に設けられて前記紙葉類の鑑別を行う鑑別部とを有する紙葉類取扱装置であって、
    リジェクトするリジェクト紙葉類を収納するリジェクト紙葉類収納庫と、
    ジャムしたジャム紙葉類を収納するジャム紙葉類収納庫とを別個に備え、
    前記ジャム紙葉類収納庫を前記搬送路の一端あるいは両端に配置した
    紙葉類取扱装置。
  2. 前記搬送路内での前記紙葉類のジャムを検知するジャム検知手段と、
    該ジャム検知手段によりジャムを検知した場合に、前記搬送路の搬送方向をジャム前の方向と逆方向に切り替えるジャム時搬送方向切替手段と、
    搬送するジャム紙葉類を前記ジャム紙葉類収納庫へ誘導する誘導手段とを備えた
    請求項1記載の紙葉類取扱装置。
  3. 搬送路の確認用の搬送路確認媒体を収納する搬送路確認媒体収納庫と、
    前記ジャム紙葉類を前記ジャム紙葉類収納庫に誘導した後に前記搬送路確認媒体を前記搬送路内で搬送して残留物の有無を確認する搬送路確認手段とを備えた
    請求項2記載の紙葉類取扱装置。
  4. 前記ジャム紙葉類収納庫と前記搬送路確認媒体収納庫を近接して配置し、
    前記誘導手段を、
    前記搬送路から前記ジャム紙葉類収納庫への前記ジャム紙葉類の誘導と、
    前記搬送路から前記搬送路確認媒体収納庫への前記搬送路確認媒体の誘導とに共用する構成とした
    請求項3記載の紙葉類取扱装置。
  5. 紙葉類を双方向に搬送可能な搬送路と、搬送路の途中に設けられて前記紙葉類の鑑別を行う鑑別部と、紙葉類を繰出し/収納する2以上の収納部と備えた紙葉類取扱装置であって、
    前記収納部を、
    入出金用の紙葉類を保管する入出金用紙葉類保管庫として取り扱う運用と、
    ジャム紙葉類を収納するジャム紙葉類収納庫として取り扱う運用と、
    搬送路の確認用の搬送路確認媒体を保管する搬送路確認媒体収納庫として取り扱う運用に切り替え可能に構成した
    紙葉類取扱装置。
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