JP2019109644A - 自動機監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙幣のジャムの解消を自動取引装置に行わせる自動機監視装置を提供すること。【解決手段】複数の自動取引装置100とネットワークNWで接続され、自動取引装置で発生した障害を監視する自動機監視装置500において、自動取引装置から通知された障害の情報に基づいて、障害の発生した自動取引装置に対して、発生した障害の種類に対応した復旧処理を制御する監視制御部510を備え、監視制御部は、発生した障害が紙幣のジャムの場合に、ジャムを解消させるためのジャム除去処理部を有し、ジャム除去処理部は、ジャムの位置から直近に紙幣検出センサが設けられた紙幣搬送路中の箇所を再移動可能位置とし、ジャムした紙幣をいったん再移動可能位置に移動させてジャムを解消させるよう自動取引装置を制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、自動取引装置を監視する自動機監視装置に関する。
自動取引装置は、ネットワークを介して自動機監視装置に接続され、集中的に自動機監視装置よって稼動状態や媒体残量が監視される。自動機監視装置は監視センタに設置され、監視センタのオペレータが、自動機監視装置をモニタして、自動取引装置を管理する(例えば、特許文献1)。
自動取引装置でトラブルが発生すると、自動取引装置から当該装置の機器番号と発生した障害の種類等を示す障害情報が自動機監視装置に送信される。自動機監視装置は、障害情報を画面に表示し、障害の内容に応じて、自動あるいはオペレータからの指示に基づき、対応する処理を行う。
特開2016−212660号公報
自動取引装置で発生する障害の一つに、紙幣搬送中に紙幣がジャムしてしまう障害がある。紙幣のジャムが発生した場合には、自動機監視装置が、リモートによりジャムを解消させることは、簡単ではなかった。そのため、自動取引装置が無人の箇所に設置されている場合には、カスタマエンジニア(CEとも呼ばれる)がその自動取引装置まで出向いて、紙幣を取り除く等の処理をして、障害の復旧を行なわねばならなかった。
本願発明は、上記課題に鑑み、紙幣のジャムの解消を自動取引装置に行わせる自動機監視装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、複数の自動取引装置とネットワークで接続され、前記自動取引装置で発生した障害を監視する自動機監視装置において、前記自動取引装置から通知された障害の情報に基づいて、障害の発生した前記自動取引装置に対して、発生した障害の種類に対応した復旧処理を制御する監視制御部を備え、前記監視制御部は、発生した障害が紙幣のジャムの場合に、ジャムを解消させるためのジャム除去処理部を有し、前記ジャム除去処理部は、ジャムの位置から直近に紙幣検出センサが設けられた紙幣搬送路中の箇所を再移動可能位置とし、ジャムした紙幣をいったん前記再移動可能位置に移動させてジャムを解消させるよう前記自動取引装置を制御する。
本発明によれば、紙幣のジャムの解消を自動取引装置に行わせる自動機監視装置を提供することができる。
自動機監視システムを含む自動取引システムの全体を示す図である。 自動機監視システムを構成する自動取引装置と自動機監視装置の機能ブロック図である。 自動取引装置の紙幣処理部の機能ブロック図である。 自動機監視装置の監視制御部の機能ブロック図である。 自動取引装置の主制御部のハードウェアブロック図である。 自動機監視装置の監視制御部のハードウェアブロック図である。 紙幣ジャムを解消する処理の手順を説明するフローチャートである。 ジャム除去処理のサブルーチンである。 自動機監視装置の表示部に表示される画面例である。 取引の種類と状態における、残留媒体の関係を示す媒体状態参照テーブルである。 自動機監視装置に表示されるジャム位置図の例である。 入金系における、ジャム位置と再移動可能位置の一例を示す図である。 入金系における、ジャム位置と再移動可能位置の一例を示す図である。 支払系における、ジャム位置と再移動可能位置の一例を示す図である。
以下、図面に従って本発明の実施形態を説明する。図1は、自動機監視システム10を含む自動取引システム1の全体を示す図である。自動取引システム1は、自動取引装置100、自動機監視装置500、ホストコンピュータ600を有する。自動機監視システム10は、自動取引装置100及び自動機監視装置500から少なくとも構成される。
自動取引装置100は、いわゆるATMと呼ばれ、顧客の操作により、入出金等を自動で行うものである。自動取引装置100は、金融機関やコンビニエンスストアあるいは、駅やデパートに設置される。自動取引装置100は、ルーター700を介してネットワークNWに接続され、ネットワークNWにより自動機監視装置500とホストコンピュータ600に相互に通信可能に接続される。
自動機監視装置500は、自動取引装置100の稼動状態や媒体残量等を監視するものである。自動機監視装置500は、監視センタに設置され、ネットワークNWで接続された複数の自動取引装置100を監視する。自動機監視装置500は、専任のオペレータによって、監視及び操作がされる。
ホストコンピュータ600は、自動取引装置100と通信して、自動取引装置100から送信された顧客の取引依頼について顧客DB(不図示)を参照して、取引依頼の可否を判断する。ホストコンピュータ600は、自動取引装置100へ取引可否の内容を通知し、また、取引内容に応じて顧客DBを更新する。
図2は、自動機監視システム10を構成する自動取引装置100、自動機監視装置500についての機能ブロック図である。
自動取引装置100は、主制御部110、操作部120、表示部130、紙幣処理部140、硬貨処理部150、通帳処理部160、カード処理部170及び通信部180等を有する。
主制御部110は、自動取引装置100全体を統括的に制御する制御部である。主制御部110は、例えば、ROM304(図4Aで後述)に記憶された制御プログラムを読込んだCPU300(図4Aで後述)によるソフトウェア処理により、主に実現される。
主制御部110は、自動取引装置100に障害が発生した場合には、障害発生の通知として、障害内容に対応するエラーコードを自動機監視装置500に通知する。主制御部110は、ジャム判定部204(図3Aで後述)により紙幣ジャムの判定がされた場合には、エラーコードと共にジャムの発生の位置に関する情報を自動機監視装置500に通知する。エラーコードとジャムの発生の位置に関する情報を、まとめて、障害の情報とも呼ぶ。
そして、主制御部110は、自動機監視装置500から障害を復旧するための復旧処理の制御を受けた場合には、その制御を実行する。
操作部120は、顧客が取引内容等を入力するものである。操作部120は、例えばタッチパネルである。表示部130は、顧客へのガイド画面や顧客が入力した内容等を表示するものである。表示部130は、例えば、LCDで、操作部120と一体的に設けられてもよい。
紙幣処理部140は、顧客から入金された紙幣を搬送して内部に格納したり、あるいは顧客からの出金指示に応じて内部から所定の金額の紙幣を取出して顧客に出金する。紙幣処理部については、図3Aで詳述する。
硬貨処理部150は、不図示の硬貨出入口から挿入された硬貨を受け入れ、また、顧客によって選択された出金取引に応じて所定数の硬貨を硬貨出入口から排出する。
通帳処理部160は、不図示の磁気データ読取部、スキャナ部を有する。通帳処理部160は、顧客が不図示の通帳出入口から挿入した通帳を受け付けて所定の位置まで搬送し、取引処理の内容を記帳したり、記録が完了した通帳を通帳出入口から返却したりする。
カード処理部170は、不図示の磁気データ読取部やメモリ読取部を有する。カード処理部170は、顧客が不図示のカード出入口から挿入したカードなどを受け付けて、カードの磁気データやメモリデータから口座情報を読み取る。カード処理部170は、取引処理終了後、カードをカード出入口から返却する。
通信部180は、外部機器と情報の送受信を行う。通信部180は、取引時には、ホストコンピュータ600に取引内容や顧客のカード情報等を送信し、ホストコンピュータ600から取引可否等々の情報を受信する。
また、通信部180は、自動取引装置100に障害が発生した場合には、主制御部110で生成されたエラーコードを自動機監視装置500に通知する。また、通信部180は、自動機監視装置500から送信された復旧処理の制御を受信する。
自動機監視装置500は、監視制御部510、操作部520、表示部530及び通信部540を有する。自動機監視装置500は、例えば、汎用のPC(personal computer)やサーバである。
監視制御部510は、自動取引装置100から通知される稼動情報の情報に基づき、監視処理を実行する。そして、監視制御部510は、自動取引装置100から障害発生の通知を受けた場合には、自動取引装置100から通知された障害の情報に基づいて、障害の発生した自動取引装置100に対して、発生した障害の種類に対応した復旧処理を制御する。監視制御部510については、図3Bで詳述する。
操作部520は、監視センタのオペレータからの入力を受け付けて、監視制御部510に通知するものである。操作部520は、キーボードやマウスである。表示部530は、自動取引装置100の稼動状態や障害発生に関する情報を表示する。また、自動取引装置100で紙幣のジャム(詰り)が発生した場合に、表示部530は、自動取引装置100からの障害情報に基づき、ジャム紙幣の搬送路上の位置(ジャム位置図とも呼ぶ)を表示する。
通信部540は、自動取引装置100と情報の送受信を行う。通信部540は、自動取引装置100から稼動状態や障害発生に関する情報を受信する。また、通信部540は、復旧処理の制御を自動取引装置100に送信する。
図3Aは、自動取引装置100の紙幣処理部140についての機能ブロック図である。紙幣処理部140は、紙幣制御部200、入出金部210、一時保留部220、鑑別部230、カセット240、スタッカ250、リジェクト部260、駆動モータ270、搬送路センサ280を有する。
紙幣制御部200は、紙幣の入出金全体を制御する。紙幣制御部200は、搬送制御部202及びジャム判定部204を有する。搬送制御部202は、搬送路センサ280等から出力される信号に基づき、駆動モータ270の回転を制御して、紙幣の搬送を制御する。ジャム判定部204は、搬送路センサ280から出力される信号に基づき、搬送途中で紙幣がジャムしたか否か、ジャムした場合にはジャムの位置を判定する。
入出金部210は、紙幣を入金したり、出金するための入金・出金口である。一時保留部220は、入出金する紙幣を一時的に保留しておくためのものである。鑑別部230は、入金された紙幣や出金する紙幣の種類や不良券を識別する。鑑別部230によって識別された紙幣は、カセット240、スタッカ250あるいはリジェクト部260へ搬送される。
カセット240は、スタッカ250に紙幣を補充したり、スタッカ250の紙幣を回収するために用いられるカセットである。リジェクト部260は、鑑別部230で識別された不良券を収納する。スタッカ250は、自動取引装置100に固定された収納部であり、入出金のための紙幣を一時的に収納する。
駆動モータ270は、紙幣を挟持して搬送する紙幣搬送ローラを駆動したり、紙幣を収納するカセット240、スタッカ250及びリジェクト部260で、紙幣の送出や排出を行う装置を駆動する。搬送路センサ280は、搬送路中に適当な間隔で設けられ、紙幣の通過や有無を検出する。搬送路センサ280は、例えば、透過型あるいは反射型の光学センサである。搬送路センサ280は、入出金部210、一時保留部220、鑑別部230、カセット240、スタッカ250、リジェクト部260の出入口にも、適宜設けられても良い。
図3Bは、自動機監視装置500の監視制御部510についての機能ブロック図である。監視制御部510は、ジャム除去処理部512及びジャム表示処理部514を有する。
ジャム除去処理部512及びジャム表示処理部514は、自動取引装置100から紙幣ジャムの発生が通知された場合に、実行される処理部である。
ジャム除去処理部512は、障害の復旧処理として、ジャムを解消させるよう自動取引装置100を制御する。具体的には、ジャム除去処理部512は、ジャムの位置から直近に紙幣検出センサが設けられた紙幣搬送路中の箇所を再移動可能位置とし、ジャムの位置から再移動可能位置にジャムした紙幣をいったん移動させて、ジャムを解消させるよう自動取引装置100を制御する。自動取引装置100の主制御部110は、ジャム除去処理部512からの制御を受け、搬送制御部202は、ジャム除去処理部512からの制御に従って紙幣の搬送処理を実行する。
ジャム表示処理部514は、自動取引装置100から通知された障害の情報に基づいて、自動取引装置100の紙幣搬送路上にジャムの位置を示したジャム位置図を表示部530に表示する。
図4Aは、自動取引装置100の主制御部110に関するハードウェアブロック図である。
CPU300は、ROM304に記憶されたプログラムを読込み、読込んだプログラムに従って、自動取引装置100全体の制御処理を実行する。RAM302は、プログラムやデータを一時的に記憶する記憶部であって、ワークエリアを提供する。RAM302は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。ROM304は、プログラムやデータを保存記憶する不揮発性の記憶部である。ROM304は、例えば、フラッシュメモリである。入出力IF(Interface)306は、紙幣処理部140、硬貨処理部150、通帳処理部160、カード処理部170等が接続され、各処理部とCPU300とのデータの送受信を制御する。CPU300、RAM302、ROM304、入出力IF306は、バス308で接続される。
また、紙幣制御部200も、図4Aと同様なCPU、RAM、ROMによるソフトウェア処理により実現される。
図4Bは、監視制御部510のハードウェアブロック図である。監視制御部510は、CPU560、RAM562、ROM564、入出力IF566、表示制御部568及びバス570から実現される。
CPU560は、ROM564に記憶されたプログラムを読込み、読込んだプログラムに従って、自動機監視装置500の制御処理を実行する。
RAM562は、プログラムやデータを一時的に記憶する記憶部であって、ワークエリアを提供する。RAM562は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。ROM564は、監視制御のプログラムやジャム除去処理のプログラムを保存記憶する不揮発性の記憶部である。ROM564は、例えば、フラッシュメモリである。
入出力IF(Interface)566は、キーボードやマウス(不図示)が接続され、キーボード等からの入力操作の信号をCPU560に通知する。
表示制御部568は、自動取引装置100から通知された障害の情報を表示部530に表示させる。また、表示制御部568は、ジャム表示処理部514によって生成されたジャム位置図を表示部530に表示させる。CPU560、RAM562、ROM564、入出力IF566及び表示制御部568は、バス570で接続される。
図5は、自動機監視装置500で行われる自動取引装置100に発生した障害、特に紙幣ジャムを解消する処理の手順を説明するフローチャートである。以下の処理は、主に監視制御部510によって実行される。
自動機監視装置500が、自動取引装置100からの障害情報の通知を受けたとする。監視制御部510は、通知された障害が紙幣取扱に関するものであるかを判断する(ステップS10)。監視制御部510は、自動取引装置100から通知された障害の情報(エラーコード)によって、障害の内容を判断する。図7は、自動機監視装置500の表示部530に表示される画面例である。図7の画面D1は、障害発生時に、自動機監視装置500の表示部530に表示される画面の例である。
図8は、取引の種類と状態における、残留媒体の関係を一覧で示す媒体状態参照テーブルである。媒体とは、カード、通帳、紙幣、硬貨である。媒体状態参照テーブルは、ROM564に格納される。監視制御部510は、媒体状態参照テーブルを随時参照して、復旧処理を実行する。
媒体状態参照テーブルの左端の項目が、自動取引装置100の取引種類を示す。紙幣が取り扱われるのは、支払系取引と入金系取引である。左から2番目の「取引状態」の項目は、各取引種類における具体的なステップを、上から順に時系列で並べたものである。「顧客媒体残留」の項目は、各取引状態で、残留の対象となる媒体種類を示すものである。「残留検知タイミング」は、各取引状態における媒体の検知タイミングを示す。「紙幣ジャム」は、各取引状態での、紙幣ジャムの発生可能性を示すものである。例えば、取引種類が「支払系取引」の場合に、現金計数〜現金放出までの処理中に、紙幣ジャムが発生する。そして、発生する紙幣ジャムとして、1か所のジャム及び複数箇所のジャムの両方の可能性があることを示す。
図5に戻る。監視制御部510は、通知された障害が紙幣取扱に関するものでないと判断すると(ステップS10のNo)、障害に対応する復旧処理を実行する(ステップS12)。障害に対応する復旧処理とは、自動取引装置100へのリセット処理の指示や障害復旧のためのCEの出動指示である。監視制御部510は、例えば、リセット処理指示後に、自動取引装置100から障害が解消された通知を受けたら、復旧処理を終了する。この場合には、自動機監視装置500の表示部530に例えば図7の画面D2のような内容が表示される。
監視制御部510は、通知された障害が紙幣取扱に関するものであると判断すると(ステップS10のYES)、通知された障害が紙幣の取り忘れであるかを判断する(ステップS14)。紙幣の取り忘れとは、支払時に、顧客が入出金部210から現金を取り忘れた場合である。
監視制御部510は、紙幣の取り忘れであると判断すると(ステップS14のYES)、対応する復旧処理を自動取引装置100に指示する(ステップS18)。ここで対応する復旧処理は、現金の回収処理である。回収処理とは、取り忘れされた紙幣を内部の所定箇所に格納して保管して、入出金部210のシャッターを閉じる処理である。監視制御部510からの指示により、自動取引装置100の主制御部110は、現金の回収処理を行う。
監視制御部510は、通知された障害が紙幣の取り忘れでないと判断すると(ステップS14のNO)、通知された障害が紙幣のジャムであるかを判断する(ステップS16)。監視制御部510は、通知された障害が紙幣のジャムではないと判断すると(ステップS16のNO)、障害に対応する復旧処理を自動取引装置100に指示する(ステップS18)。
監視制御部510は、通知された障害が紙幣のジャムであると判断すると(ステップS16のYES)、ジャム表示処理部514は、自動取引装置100の紙幣搬送路上にジャムの位置を示したジャム位置図を生成し、表示制御部568は、生成されたジャム位置図を自動機監視装置500の表示部530に表示する(ステップS20)。
図9は、ジャム位置図が表示される表示部530の画面D3の例である。画面D3には、ジャム箇所が重畳された図9のジャム位置図Kと、障害の発生した自動取引装置100の機器番号、取引種別、障害種別、ジャム紙幣の種類、ジャム箇所等の情報が表示される。
図9のジャム位置図Kで、太い実線が鑑別部230で正常券と判定されて入出金部210に放出される紙幣の搬送ルートで、太い破線が不良券と判定されてリジェクト部260に回収される紙幣の搬送ルートである。本例は、ジャムが、それぞれt1とt2の2ヶ所で発生した場合の例である。画面D3によって、オペレータは、発生したジャムの状況を具体的に把握することができる。
監視制御部510は、取引の種類が入金系取引であるかを判断する(ステップS22)。監視制御部510は、取引の種類が入金系取引であると判断すると(ステップS22のYES)、ジャムの箇所が1か所であるかを判断する(ステップS24)。
監視制御部510は、ジャムの箇所が1か所であると判断すると(ステップS24のYES)、復旧処理として、自動取引装置100を制御して、ジャム紙幣の搬送処理(ステップS26)及び返却処理(ステップS28)を行わせる。ジャムが1か所の場合には、単純な復旧処理で解消が可能である。
具体的には、自動取引装置100の搬送制御部202は、入金途中にジャムした紙幣の位置にある紙幣搬送ローラを駆動して、入出金部210まで搬送する制御を行う。すなわち、自動取引装置100は、ジャムした紙幣を入出金部210まで搬送して顧客に返却する。自動取引装置100は、障害を解消したら、障害解消を監視制御部510に通知する。監視制御部510は、障害解消の通知を受けて、復旧処理を終了する。
監視制御部510は、ジャムの箇所が1か所でないと判断すると(ステップS24のNO)、ジャム除去処理部512により、自動取引装置100にジャム除去処理を行わせる(ステップS30)。図9で示したように、2ヶ所でジャムが発生した場合である。ジャム除去処理は、1枚ずつ行われる。図9の例では、最初にt1のジャムについて除去処理が行われる。ジャムが複数ある場合には、1か所ずつジャムを解消しないと、ジャム紙幣同士が衝突するおそれがあるからである。
図6は、ジャム除去処理のサブルーチンである。ジャム除去処理は、監視制御部510のジャム除去処理部512からの制御により、自動取引装置100の搬送制御部202によって実行される。
搬送制御部202は、正回転で再移動可能位置まで紙幣を低速移動させることを試みる(ステップS100)。正回転とは、支払い系取引の場合には、スタッカ250やカセット240から入出金部210の方向に紙幣を移動させるような、紙幣搬送ローラの回転方向を指す。入金系取引の場合には、入出金部210からスタッカ250やカセット240の方向に紙幣を移動させる紙幣搬送ローラの回転方向を指す。低速移動とは、通常の紙幣搬送速度に対して、例えば、1/2〜1/10の速度で移動させることである。
また、再移動可能位置とは、ジャム位置から直近で搬送路センサ280が取り付けられた位置である。搬送路センサ280が配置された位置であれば、紙幣の位置が特定できるからである。
さらに、再移動可能位置は、ジャム発生の可能性が低いと判断される箇所がより望ましい。搬送路センサ280が取り付けられた位置であっても、搬送路に段差のある箇所や急カーブの箇所は、その箇所で再度ジャムが発生する可能性もあるからである。
なお、ジャム位置から正回転による方向の再移動可能位置を、前側の再移動可能位置、逆回転による方向の再移動可能位置を後側の再移動可能位置とも呼ぶ。すなわち、搬送制御部202は、紙幣搬送ローラを低速度で正回転させて、ジャム位置から再移動可能位置まで、紙幣を移動させる。
なお、候補となる再移動可能位置は、ROM304に記憶されて、搬送制御部202が、ROM304から候補となる再移動可能位置を読み出して、その中からジャム位置に応じた再移動可能位置を2つ(前側及び後側)設定してもよい。あるいは、候補となる再移動可能位置がROM564に記憶されて、ジャム除去処理部512が、ROM564から候補となる再移動可能位置を読み出して、2つの再移動可能位置を設定して、搬送制御部202に通知してもよい。低速度の値も同様で、搬送制御部202が、ROM304から読み出してもよいし、ジャム除去処理部512が、ROM564から読み出して搬送制御部202に指示するようにしてもよい。
図10A、図10Bは、入金系における、ジャム位置と再移動可能位置の一例を示す図である。図10Aのジャム位置図K1は、入金された紙幣を一時保留部220に格納する搬送ルートの場合の図である。太い実線が鑑別部230で正常券と判定されて一時保留部220に格納される搬送ルートである。太い破線が、鑑別部230で不良券と判定されて、入出金部210に返却される搬送ルートである。
図10Aのジャム位置図K1で、t1のジャム位置に対して、前側の再移動可能位置をf1、後側の再移動可能位置をb1とする。また、t2のジャム位置に対して、前側の再移動可能位置をf2、後側の再移動可能位置をb2とする。
また、図10Bのジャム位置図K2は、一時保留部220に格納された紙幣をカセット240やスタッカ250に格納する搬送ルートの場合の図である。
図10Bのジャム位置図K2で、t3のジャム位置に対して、前側の再移動可能位置をf3、後側の再移動可能位置をb3とする。また、t4のジャム位置に対して、前側の再移動可能位置をf4、後側の再移動可能位置をb4とする。
また、ジャム位置と再移動可能位置の間に、他のジャム位置が存在するような場合には、反対方向に存在する再移動可能位置のみ設定する。例えば、図10Bのジャム位置図K2で、t3とf3の間にt4が存在する場合には、b3のみを再移動可能位置として設定する。なお、以下で説明する処理では、前側と後側の両方の再移動可能位置が設定されたとする。
搬送制御部202は、正回転での低速移動によって、紙幣が移動したかを判断する(ステップS102)。搬送制御部202は、搬送路センサ280の信号により紙幣が移動したかを判断する。例えば、t1でジャムした紙幣に対して、f1の方向に移動させために、紙幣搬送ローラを低速で正回転方向に回転させた場合である。
搬送制御部202は、紙幣が移動していないと判断すると(ステップS102のNO)、ステップS106に進む。搬送制御部202は、紙幣が移動したと判断すると(ステップS102のYES)、所定時間内で、紙幣が再移動可能位置まで移動したかを判断する(ステップS104)。前述の例であれば、t1でジャムした紙幣を、紙幣搬送ローラの回転開始後例えば3秒以内に、f1まで移動できたかを判断する。
搬送制御部202は、紙幣が再移動可能位置まで移動したと判断すると(ステップS104のYES)、ジャム除去処理部512は、ジャム除去ができたとして、ジャム除去処理を終了する。前述の例であれば、t1でジャムした紙幣が所定時間内でf1まで移動されると、t1のジャム除去処理が完了したとされる。また、t2でジャムした紙幣が所定時間内でf2まで移動されると、t2のジャム除去処理が完了したとされる。
搬送制御部202は、紙幣が所定時間内で再移動可能位置まで移動していないと判断した場合(ステップS104のNO)、または、ステップS102のNOの場合に、移動処理回数>所定回数であるかを判断する(ステップS106)。移動処理回数は、正回転の低速移動を繰り返すトライ回数である。所定回数は例えば2回である。紙幣制御部200は、移動処理回数>所定回数でないと判断すると(ステップS106のNO)、ステップS100に進み、再度、正回転の低速移動を行う。
搬送制御部202は、移動処理回数>所定回数であると判断すると(ステップS106のYES)、逆回転により再移動可能位置まで紙幣を低速移動させることを試みる(ステップS108)。逆回転とは、ステップS100の正回転と逆の回転である。例えば、t1でジャムした紙幣に対して、逆回転での低速移動によってb1の方向に移動させる。
搬送制御部202は、搬送路センサ280の信号により、紙幣が移動したかを判断する。(ステップS110)。搬送制御部202は、紙幣が移動していないと判断すると(ステップS110のNO)、ステップS114に進む。紙幣制御部200は、紙幣が移動したと判断すると(ステップS110のYES)、所定時間内で、紙幣が再移動可能位置まで移動したかを判断する(ステップS112)。
搬送制御部202は、紙幣が再移動可能位置まで所定時間内で移動したと判断すると(ステップS112のYES)、ジャム除去処理部512は、ジャム除去ができたとして、ジャム除去処理を終了する。例えば、図10Aのジャム位置図K1で、紙幣搬送ローラの低速回転によりジャム紙幣がt2からb2まで紙幣が所定時間内で移動されると、ジャム除去処理部512はt2のジャム除去処理を終了する。
搬送制御部202は、紙幣が再移動可能位置まで所定時間内で移動していないと判断すると(ステップS112のNO)、紙幣制御部200は、移動処理回数>所定回数であるかを判断する(ステップS114)。この移動処理回数は、逆回転を行った回数である。また、所定回数は、逆回転によるトライ回数で、正回転での所定回数と同数でも良いし異なる数でもよい。
搬送制御部202は、移動処理回数>所定回数でないと判断すると(ステップS114のNO)、ステップS108に戻る。紙幣制御部200は、移動処理回数>所定回数であると判断すると(ステップS114のYES)、ジャム除去処理部512は、ジャム除去ができないとして、ジャム除去処理を終了する。
なお、図6のジャム除去処理では、前側と後側の再移動可能位置が有効であるとしたが、例えば、後側の再移動可能位置が設定できず、前側の再移動可能位置のみが設定されたような場合には、ステップS108〜S114の処理は実行されない。
図5に戻る。ジャム除去処理後、監視制御部510は、ジャム除去処理によってジャムが除去されたかを判断する(ステップS32)。監視制御部510は、ジャム除去処理を行っても、ジャムが除去されなかったと判断すると(ステップS32のNO)、CEコール(カスタマエンジニアを現地に派遣する指示)をして(ステップS34)、図5の復旧処理を終了する。
監視制御部510は、ジャム除去処理によってジャムが除去されたと判断すると(ステップS32のYES)、ジャム除去処理された紙幣をリジェクト部260に回収するよう搬送制御部202を制御する(ステップS36)。ジャムした紙幣は、不良券になった可能性があるからである。なお、搬送制御部202は、ステップS28と同様に、ジャム除去処理された紙幣をリジェクト部260ではなく、入出金部210に返却するようにしてもよい。
監視制御部510は、他のジャムがあるかを判断する(ステップS38)。監視制御部510は、他のジャムがあると判断すると(ステップS38のYES)、ステップS30に戻る。図10Aのジャム位置図K1の例であれば、監視制御部510は、t1のジャム除去処理が終わると、自動取引装置100を制御してt2のジャム除去処理を行わせる。
監視制御部510は、他のジャムがないと判断すると(ステップS38のNO)、復旧処理を終了する。すなわち、ジャムが1か所でも残った場合には、ステップS34のCEコールが行われる。
ステップS22に戻る。監視制御部510は、取引の種類が入金系取引でない、つまり支払系取引であると判断すると(ステップS22のNO)、ジャム除去処理部512はジャム除去処理を行う(ステップS40)。なお、以下の支払い系の例では、ジャム数に関わらず、ジャム除去処理を行う処理を示すが、前述の入金系と同様に、ジャム数が複数の場合に、ジャム除去処理を実行するようにしてもよい。
図11は、支払系における、ジャム位置と再移動可能位置の一例を示す図である。図11のジャム位置図K3は、スタッカ250から出金された紙幣が入出金部210に放出される搬送ルートの場合の図である。太い実線が鑑別部230で正常券と判定されて入出金部210に放出される搬送ルートである。太い破線が鑑別部230で不良券と判定されて、リジェクト部260に回収される搬送ルートである。
図11のジャム位置図K3で、ジャム位置t1に対して、前側の再移動可能位置をf1、後側の再移動可能位置をb1とする。また、ジャム位置t2に対して、前側の再移動可能位置をf2、後側の再移動可能位置をb2とする。
図5に戻る。ジャム除去処理は、前述した図6のサブルーチンである。ジャム除去処理の内容は、前述と同様であるので、説明は省略する。
ジャム除去処理後、監視制御部510は、ジャム除去処理によってジャムが除去されたかを判断する(ステップS42)。監視制御部510は、ジャム除去処理を行っても、ジャムが除去されなかったと判断すると(ステップS42のNO)、CEコールをして(ステップS44)、復旧処理を終了する。
監視制御部510は、ジャム除去処理によってジャムが除去されたと判断すると(ステップS42のYES)。ジャム除去処理された紙幣をリジェクト部260に回収するよう搬送制御部202を制御する(ステップS46)。ジャムした紙幣は、不良券になった可能性があるからである。
監視制御部510は、他のジャムがあるかを判断する(ステップS48)。監視制御部510は、他のジャムがあると判断すると(ステップS48のYES)、ステップS40に戻る。監視制御部510は、他のジャムがないと判断すると(ステップS48のNO)、復旧処理を終了する。
<効果>
・上記実施形態によれば、自動機監視装置500は、ジャム発生時に、ジャムを解消する特別な処理(ジャム除去処理)を自動取引装置100に行わせて、ジャム解消を図る。これにより、従来のようにジャムを解消するためにCEを派遣する回数を大幅に削減することができる。
・ジャム箇所が複数ある場合に、1か所ずつジャム紙幣を再移動可能位置まで移動させる処理を行うので、ジャム紙幣同士が衝突することが防止される。
・ジャム除去処理として、低速で再移動可能位置まで紙幣を一旦移動させるので、ジャム解消効果が高まる。
・ジャム除去処理として、正回転と逆回転の2方向への移動を試みるので、ジャム解消効果が高まる。
<変形例>
・上記実施形態では、監視制御部510が自動取引装置100に対してジャム除去処理の制御を具体的に行う例を説明したが、自動機監視装置500からのジャム除去処理指示により、自動取引装置100の紙幣制御部200のCPUが、紙幣制御部200のROMから予め記憶されたジャム除去処理のプログラムを読み出して、ジャム除去処理を実行するようにしてもよい。
・監視制御部510や紙幣制御部200は、主にCPUによるソフトウェア処理により実現されると説明したが、これに限るものではなく、一部あるいは全部をゲートアレイ等のハードウェアで実現してもよい。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用ができることはもちろんである。
1 自動取引システム
10 自動機監視システム
100 自動取引装置
110 主制御部
120 操作部
130 表示部
140 紙幣処理部
150 硬貨処理部
160 通帳処理部
170 カード処理部
180 通信部
200 紙幣制御部
202 搬送制御部
204 ジャム判定部
210 入出金部
220 一時保留部
230 鑑別部
240 カセット
250 スタッカ
260 リジェクト部
270 駆動モータ
300 搬送路センサ
500 自動機監視装置
510 監視制御部
512 ジャム除去処理部
514 ジャム表示処理部
520 操作部
530 表示部
540 通信部

Claims (7)

  1. 自動取引装置とネットワークで接続され、前記自動取引装置で発生した障害を監視する自動機監視装置において、
    前記自動取引装置から通知された障害の情報に基づいて、障害の発生した前記自動取引装置に対して、発生した障害の種類に対応した復旧処理を制御する監視制御部を備え、
    前記監視制御部は、発生した障害が紙幣のジャムの場合に、ジャムを解消させるためのジャム除去処理部を有し、
    前記ジャム除去処理部は、ジャムの位置から直近に紙幣検出センサが設けられた紙幣搬送路中の箇所を再移動可能位置とし、ジャムした紙幣をいったん前記再移動可能位置に移動させてジャムを解消させるよう前記自動取引装置を制御する
    ことを特徴とする自動機監視装置。
  2. 前記監視制御部は、前記自動取引装置の紙幣搬送路上にジャムの位置を示したジャム位置図を表示部に表示するジャム表示処理部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動機監視装置。
  3. 前記ジャム除去処理部は、ジャムした紙幣を前記再移動可能位置に移動させる場合に、通常の搬送速度よりも低速度で移動させるよう前記自動取引装置に制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動機監視装置。
  4. 前記ジャム除去処理部は、ジャムの位置の前後方向でそれぞれ直近に存在する2つの再移動可能位置のうちで、いずれか一方の方向の再移動可能位置へジャムした紙幣を移動させるよう制御し、前記一方の方向の再移動可能位置に移動が出来ない場合には、他方の方向の再移動可能位置に向かってジャムした紙幣を移動させるよう制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動機監視装置。
  5. 前記ジャム除去処理部は、ジャムの発生個所数が複数の場合には、ジャムした紙幣をいったん前記再移動可能位置に移動させてジャムを解消させてから再度通常の搬送を開始するよう前記自動取引装置を制御し、
    ジャムの発生個所数が1箇所の場合には、ジャムの位置から再度通常の搬送を開始するよう前記自動取引装置を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動機監視装置。
  6. ネットワークで接続された自動取引装置で発生した障害を監視する自動取引装置の復旧方法において、
    紙幣ジャムが発生した場合に、ジャムの位置から直近に紙幣検出センサが設けられた紙幣搬送路中の箇所を再移動可能位置とし、ジャムした紙幣を前記再移動可能位置に移動させてジャムを解消させるよう前記自動取引装置を制御する
    ことを特徴とする自動取引装置の復旧方法。
  7. 自動取引装置と、前記自動取引装置とネットワークで接続され前記自動取引装置で発生した障害を監視する自動機監視装置とを有する自動機監視システムにおいて、
    前記自動取引装置は、
    紙幣の搬送を制御する搬送制御部と、
    発生した障害を通知する制御部と、を備え、
    前記自動機監視装置は、
    前記自動取引装置から通知された障害の情報に基づいて、障害の発生した前記自動取引装置に対して、発生した障害の種類に対応した復旧処理を制御する監視制御部を備え、
    前記監視制御部は、発生した障害が紙幣のジャムの場合に、ジャムを解消させるためのジャム除去処理部を有し、
    前記ジャム除去処理部は、ジャムの位置から直近に紙幣検出センサが設けられた紙幣搬送路中の箇所を再移動可能位置とし、ジャムした紙幣を前記再移動可能位置に移動させてジャムを解消させるよう前記自動取引装置を制御する
    ことを特徴とする自動機監視システム。
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