JPWO2015128926A1 - 検査装置及び検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動取引装置に搭載される紙幣収納庫を適切に管理して、自動取引装置の稼働品質を向上させる。【解決手段】複数のセンサと、駆動部と、記憶部とを備え、自動取引装置に搭載される紙幣収納庫を検査する検査装置は、前記紙幣収納庫と接続される接続部と、前記複数のセンサ及び前記駆動部の動作を検査し、前記検査の結果を前記記憶部に記憶し、前記検査の結果を他の装置に送信する制御部と、を備える。

Description

本発明は、自動取引装置に搭載される紙幣収納庫を検査する検査装置及び検査方法に適用して好適なるものである。
ATM(Automated Teller Machine)などの自動取引装置は、銀行の店舗だけでなく、デパート、コンビニエンスストアまたは駅構内などに幅広く設置されている。自動取引装置の運用に際しては、故障などが発生した場合には、装置保守部門により、故障した部品の交換、修理などの適切な処置が行われて、速やかに正常な運用が開始されることが望まれる。
一般的に、自動取引装置には、顧客との入出金紙幣を出し入れする紙幣収納庫が複数搭載されている。例えば、1つの紙幣収納庫が故障した場合には、その紙幣収納庫を使用せずに、搭載されている紙幣収納庫のうち、他に正常に機能する紙幣収納庫を使用することで、運用に一部制限があったとしても自動取引装置としての運用を継続することができる。したがって、通常は、故障した紙幣収納庫を直ちに交換や修理などせずに、紙幣回収や装填などの紙幣収納庫を交換するタイミングで交換や修理が行われる。
しかし、上記したように、紙幣回収や装填などの紙幣収納庫を交換するタイミングで交換や修理が行われるため、紙幣の回収・装填業務を実施する業務部門に紙幣収納庫が持ち込まれたときに紙幣収納庫のいずれの機能に異常が発生したのかなどの情報が引き継がれずに、故障している紙幣収納庫を再び使用して自動取引装置に搭載する運用が度々発生していた。そこで、例えば、特許文献1では、紙幣収納庫の特定の故障部位の故障履歴データを詳細に保存して監視する手段が開示されている。
特開昭62−293391号公報
しかし、上記した特許文献1では、自動取引装置が稼働している状態で紙幣収納庫の異常を検出して、故障部位の故障履歴データが自動取引装置に保存される。このため、紙幣収納庫が自動取引装置から取り出されてしまうと、保存された故障履歴データが引き継がれず、いずれの紙幣収納庫に故障が発生したのか、各紙幣収納庫についてどのような検査を行う必要があるのかを把握することが困難となるという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、自動取引装置に搭載される紙幣収納庫を適切に管理することが可能な検査装置及び検査方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、紙幣収納庫と接続される接続部と、前記複数のセンサ及び前記駆動部の動作を検査し、前記検査の結果を前記記憶部に記憶し、前記検査の結果を他の装置に対して送信する制御部と、を備える検査装置を提供する。これにより、紙幣回収・装填業務を行う業者が紙幣収納庫を簡単に検査し、異常な紙幣収納庫を見つけ出すことができる。
また、自動取引装置は、前記紙幣収納庫と接続される第1の接続部と、該自動取引装置の障害のうち、前記紙幣収納庫に起因する障害の情報であることを示す紙幣収納庫障害情報を紙幣収納庫に備えた記憶部に記憶する第1の制御部とを備え、前記検査装置は、前記紙幣収納庫と接続される第2の接続部と、前記複数のセンサ及び前記駆動部の動作を検査し、前記検査の結果を前記第1の記憶部に記憶する第2の制御部とを備える検査システムを提供する。これにより、自動取引装置の障害情報を検査装置に伝え、障害情報の内容により紙幣収納庫の検査内容を適切に設定したり、目視検査すべき項目を表示したりすることにより、検査を適切に効率よく実行することができる。
また、紙幣収納庫の検査の実施時期と、紙幣収納庫の識別情報と、前記検査の実施時期とを対応付けて、前記実施時期が記憶されていない、または記憶された前記実施時期から所定期間経過している場合、対応する前記紙幣収納庫に関する警告を通知することにより、紙幣収納庫が適切に検査を実施しているかを確認することができる。
本発明によれば、自動取引装置に搭載される紙幣収納庫を適切に管理して、自動取引装置の稼働品質を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る自動取引システムの構成を示す概念図である。 同実施形態にかかる自動取引装置の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる紙幣部の内部構成を示す概念図である。 同実施形態にかかる紙幣収納庫の構成を示す概念図である。 同実施形態にかかる紙幣収納庫検査装置の構成を示す概念図である。 同実施形態にかかる紙幣収納庫検査装置及び紙幣収納庫の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる収納庫の検査方法を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる表示内容の一例である。 同実施形態にかかる自動取引装置と連動した紙幣収納庫検査システムの構成図である。 同実施形態にかかる稼働情報記録処理を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる紙幣収納庫の検査処理の詳細を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる紙幣収納庫稼働情報および検査結果の内容を示す図表である。 同実施形態にかかるサーバに記録される情報の内容を示す図表である。 同実施形態にかかる検査実施確認動作処理を示すフローチャートである。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態の概要
ATM(Automated Teller Machine)などの自動取引装置は、銀行の店舗だけでなく、デパート、コンビニエンスストアまたは駅構内などに幅広く設置されている。自動取引装置の運用に際しては、故障などが発生した場合には、装置保守部門により、故障した部品の交換、修理などの適切な処置が行われて、速やかに正常な運用が開始されることが望まれる。
一般的に、自動取引装置には、顧客との入出金紙幣を出し入れする紙幣収納庫が複数搭載されている。例えば、1つの紙幣収納庫が故障した場合には、その紙幣収納庫を使用せずに、搭載されている紙幣収納庫のうち、他に正常に機能する紙幣収納庫を使用することで、運用に一部制限があったとしても自動取引装置としての運用を継続することができる。したがって、通常は、故障した紙幣収納庫を直ちに交換や修理などせずに、紙幣回収や装填などの紙幣収納庫を交換するタイミングで交換や修理が行われる。
しかし、上記したように、紙幣回収や装填などの紙幣収納庫を交換するタイミングで交換や修理が行われるため、紙幣の回収・装填業務を実施する業務部門に紙幣収納庫が持ち込まれたときに紙幣収納庫の何れの機能に異常が発生したのかなどの情報が引き継がれずに、故障している紙幣収納庫を再び使用して自動取引装置に搭載する運用が度々発生していた。すなわち、修理が必要な紙幣収納庫か正常な紙幣収納庫かを区別することができず、各紙幣収納庫に対して適切な検査や修理を行うことができなかった。
例えば、自動取引装置内では、故障した紙幣収納庫は紙幣収納庫内の紙幣を回収するタイミングまで使用されず、他の正常な紙幣収納庫を使用して運用を継続している。そして紙幣収納庫内部に保有している紙幣の回収のため紙幣収納庫が取り出され、紙幣収納庫は紙幣回収施設に運び込まれる。紙幣収納庫から紙幣が取り除かれた後に紙幣収納庫を修理することになるが、紙幣の回収・装填業務を扱う業者は、修理が必要な紙幣収納庫と正常な紙幣収納庫を区別する必要がある。
また、自動取引装置が稼働している状態で、紙幣収納庫内部でジャムが発生していることが原因でセンサ出力が異常値になっている場合など、紙幣収納庫内部に紙幣が収納されている状態で十分な検査を実施することはできなかった。
また、異常部位の検査には紙幣収納庫の構造部品やローラなどの磨耗状態を目視で確認することも必要である。これらの目視確認については、紙幣の回収・装填業務を扱う業者が、簡単に、故障している紙幣収納庫を探し出すことはできなかった。また大量に保有している紙幣収納庫の一つ一つが適切に検査されているのかなど、複数の紙幣収納庫全体を把握することは困難であった。そこで、本実施の形態では、故障や異常が発生している紙幣収納庫が、紙幣の回収・装填業務を経て再び自動取引装置に取り付けられることを未然に防止し、紙幣収納庫を適切に管理し、自動取引装置の稼働品質を向上させることを可能としている。
(2)自動取引システムの構成
本実施の形態は、自動取引装置として、金融機関などに設置されるATMを例示して説明する。
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかる自動取引システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる自動取引システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、自動取引システムは、自動取引装置(以下、ATM(Automated Teller Machine))1と、上位装置であるホストコンピュータ2と、これらを接続するネットワーク3とから構成される。
ATM1は、利用者の操作により、現金の入出金等の取引を行う自動取引装置であり、操作案内を表示すると同時に利用者の入力を検出する表示入力部11と、利用明細を印刷発行する明細書発行部12と、現金の入出金を行う紙幣部13と、利用者の口座番号などの情報が記録された記録媒体であるカードを取り扱うカード部14とを備える。
ホストコンピュータ2は、複数のATM1と接続されるコンピュータであり、ATM1の利用者の口座や残高に関する情報などが記録されている。また、ネットワーク3は、例えばLAN(Local Area Network)などを例示できるが、これに限られるものではない。
次に、図2を参照して、自動取引装置1の構成について説明する。図2は、自動取引装置の機能構成を示すブロック図である。自動取引装置1は、上記した表示入力部11、明細書発行部12、紙幣部13及びカード部14の他に、ネットワーク3を経由してホストコンピュータと接続された通信制御部15と、ATM1の制御プログラム、取引記録、ATM1内の紙幣情報などを記憶する記憶部16と、これらの部位を制御する制御部20とを備える。
また、紙幣部13は、入金処理時に利用者により投入された紙幣(入金紙幣)の受け付けと出金処理時に利用者に対して出金される紙幣(出金紙幣)の払い出しを行う入出金部110と、入金処理時、出金処理時及び精査処理時に紙幣の金種、正損、真偽、折れ・破れなどの紙幣状態などを判別する紙幣判別部120と、紙幣判別部120で読み取った入金紙幣の金種、枚数、合計金額などを利用者により確認され、ホストコンピュータ2にて入金処理が確定するまでの間、紙幣を一時的に収納する一時保留部130と、紙幣の収納を行う収納部200と、紙幣を各部に搬送する紙幣搬送部300と、これらの部位を制御する紙幣制御部400とを備える。
次に、図3を参照して、紙幣部13の内部構成について説明する。図3は、紙幣部13の内部構成を示す概念図である。図3に示すように、紙幣部13の上部前方(図3の右上側)には、入出金部110が設けられている。入出金部110の上部には、シャッタ111を設けられており、シャッタ111の下方には、紙幣投入ホッパ112と紙幣払出スタッカ114とが設けられている。紙幣投入ホッパ112には入金紙幣が収納され、紙幣払出スタッカ114には出金紙幣が収納される。
紙幣部13の上部中央部には、紙幣判別部120が設けられている。また、紙幣部13の上部後方(図3の左上側)には、一時保留部130が設けられている。
一時保留部130は、テープと、テープ上に紙幣を乗せた状態で巻き取るホイールと、テープのみを巻き取るリールとを備えている巻取り式の一時保留部や、搬送された紙幣を集積して一時的に収納するスタック式の一時保留部などがあるが、いずれの形式でも良い。
収納部200は、紙幣部13の下部前方から下部後方にかけて配置された紙幣収納庫201及び不適切紙幣収納庫204と、紙幣部13の上部後方であって、一時保留部130の下部に配置された、取り忘れ紙幣収納庫203から構成されている。
紙幣収納庫201は、入金紙幣の内、出金処理に適した紙幣を収納する入出金兼用収納庫、または入金紙幣の内、出金処理を行わない紙幣を収納する入金専用収納庫である。入出金兼用収納庫の場合、入金処理時に金種別に紙葉類が収納され、出金処理時に指定された枚数の紙葉類が分離され、繰り出される。
不適切紙幣収納庫204は、後述する入金収納処理時及び出金処理時に発生したリジェクト紙幣を収納する収納庫である。ここで、「リジェクト紙幣」とは、紙幣判別部120で、紙幣部13の内部に収納することは適切であるが、例えば、折れや破れ等による品質の低下により、出金処理時に利用者に提供するには適さないと判別された紙幣である。なお、不適切紙幣収納庫204を設けずに、上述の紙幣収納庫201を入金専用収納庫としてリジェクト紙幣を収納する構成としてもよい。
取り忘れ紙幣収納庫203は、後述する入金計数処理時に入出金部110に搬送された紙幣(紙幣部13の内部に収納することが不適切であると判断された紙幣)や出金処理時に入出金部110に搬送された紙幣を利用者が取り出すことを忘れた際に、当該紙幣が収納される収納庫である。
また、複数の紙幣収納庫201、あるいは不適切紙幣収納庫204は、同一の外形であり、それぞれのボックスにおける紙幣の出入口は共通の位置に設けられている。そのため、ソフトウェアによる設定や、ディップスイッチの設定等を用いなくても、それぞれのボックスの位置を相互に交換することも可能である。
紙幣搬送部300は、入出金部110と、紙幣判別部120と、一時保留部130と、紙幣収納庫201と、不適切紙幣収納庫204と、取り忘れ紙幣収納庫203と、を接続する紙幣搬送路により構成される。これらの搬送路は、図示しない駆動源により駆動される。
各搬送路上には、紙幣の存在を検出するための搬送路センサ(図示せず)を備えている。搬送路センサは、例えば、赤外光発光部と、搬送路を挟んで赤外光発光部に対向する位置に設けられた赤外光受光部とから構成され、赤外光受光部のダーク/ライトを検出することにより、紙幣の存在を検出する。
次に、図4を参照して、紙幣収納庫201の構成について説明する。図4は、紙幣収納庫201の構成を示す概念図である。図4に示すように、紙幣収納庫201は、入金された紙幣を収納でき、さらには出金のために収納庫内の紙幣を放出するために収納された紙幣を1枚ずつ分離し収納庫外に繰出し放出できる収納庫である。
紙幣収納庫の収納・分離機構は、ピックアップローラ262と、スタック・フィードローラ263、紙幣の収納方向に回転し、繰り出し方向には回転しないゲートローラ265、ゲートローラ265と同軸上にあって弾性部材を放射状に配置したブラシローラ264、および分離時と収納時で可動する分離・収納ガイド266から構成される。また紙幣212の収納状態に応じて可動する押し板261を備える。これらの機構は図示せぬ駆動部からギヤ、ベルトなどを介して駆動される。
さらに、ピックアップローラ262の回転位置を検出するセンサ232と、スタック・フィードローラ263の回転位置を検出するセンサ233と、ゲートローラ265の回転位置を検出するセンサ235と、分離・収納ガイド266の位置を検出するセンサ236と、押し板261の位置を検出するセンサ231およびセンサ238を備える。
紙幣収納庫201の紙幣が空の場合には、押し板261は図4の上方向に移動して、センサ231にて紙幣が空であることが検出される。また、紙幣収納庫201の紙幣が満杯の場合には、押し板261は、図4の下方向に移動して、紙幣が満杯であることがセンサ238にて検出される。さらに紙幣収納庫201は後述する情報を記録するメモリを備えた記憶部290と外部と電気的に接続されるコネクタ250を備える。
不適切紙幣収納庫204は、収納専用とした収納庫で紙幣収納庫201から分離繰出し機構を省略した構成であり、例えばピックアップローラ262は実装されていない。紙幣収納庫201と不適切紙幣収納庫204を判別するための情報が記憶部290に記録される。
次に、図5を参照して、紙幣収納庫検査装置500の構成について説明する。上記したように、紙幣収納庫検査装置500は、紙幣収納庫201あるいは不適切紙幣収納庫204を検査する装置である。以下では、紙幣収納庫検査装置500の検査対象として、紙幣収納庫201を例示して説明する。図5は、紙幣収納庫検査装置500の構成を示す概念図である。
図5に示すように、紙幣収納庫201を搭載する本体部540とPC550より構成される。本体部540は紙幣収納庫201と電気的に接続するためにコネクタ520と、スタック・フィードローラ263、ピックアップローラ262、ゲートローラ265、ブラシローラ264、分離・収納ガイド266、押し板261の駆動と各センサ231〜238の検出を行う制御部510と、紙幣収納庫201を立てるためのガイド502a、502bを備る。
また、ガイド502aとガイド502bは紙幣収納庫201を紙幣収納庫検査装置500にセットする際のガイドの役目も兼ねており、ガイド502aとガイド502bに沿って本体部540に差し込むと紙幣収納庫201のコネクタ250と紙幣収納庫検査装置本体部540のコネクタ520を容易に接続することができる。PC550は後述する検査結果などの情報を表示するためのディスプレイ551と、目視検査結果を入力するキーボード552と、を備えるPCであり、USBなどの通信回線で制御部510と接続される。
次に、図6を参照して、紙幣収納庫検査装置500及び紙幣収納庫201(不適切紙幣収納庫204)の機能構成について説明する。図6は、紙幣収納庫検査装置500及び紙幣収納庫201(不適切紙幣収納庫204)の機能構成を示すブロック図である。以下では、紙幣収納庫検査装置500の検査対象として、紙幣収納庫201を例示して説明する。
図6に示すように、紙幣収納庫検査装置500は、ホストコンピュータ2が接続されるネットワーク3とは異なるネットワーク610によりサーバ600と接続される。サーバ600は必要に応じて、複数の紙幣収納庫検査装置500と接続される。
PC550は、制御部510とコネクタ520を介して、紙幣収納庫と接続される。PC550は、紙幣収納庫201に実装されている上記したスタック・フィードローラ263、ピックアップローラ262、ゲートローラ265、ブラシローラ264、分離・収納ガイド266、押し板261を駆動する駆動部260や各センサ231〜238を動作させ紙幣収納庫201の各機能が正常であるかなどの検査を行う。また紙幣収納庫201には、後述するATMの稼働情報や検査結果などの情報を記憶する記憶部290を備える。
(3)紙幣収納庫の検査方法
次に、図7を参照して、収納庫の検査方法について説明する。図7は、本実施形態にかかる収納庫の検査方法を示すフローチャートである。図7に示すように、まず、紙幣収納庫検査装置500の本体部540に、紙幣収納庫201または不適切紙幣収納庫204がセットされる(S101)。
PC550は、紙幣収納庫の種類を特定する(S102)。具体的に、PC550は、ステップS101でセットされた紙幣収納庫とコネクタ520を介して接続して、紙幣収納庫201または不適切紙幣収納庫204の記憶部290に記録された紙幣収納庫の種類を識別する識別情報をもとに紙幣収納庫の種類を特定する。
そして、PC550は、ステップS102で特定した紙幣収納庫に対応する検査プログラムを設定する(S103)。ステップS103で設定される検査プログラムは、予め、紙幣収納庫の種類毎に定められてPC550の記憶部(図示せず)に記憶されている。
検査プログラムは、紙幣収納庫の機構などに対応して予め規定されている。例えば、紙幣収納庫201には分離繰出し機構があるため、ピックアップローラ262の検査を実施する検査プログラムが設定される。一方、不適切紙幣収納庫204にはピックアップローラ262は実装されていないため、ピックアップローラ262の検査は実施しない。一般的に、紙幣収納庫201は紙幣の出金及び入金を行う機構を有し、不適切紙幣収納庫204は入金のみを行う機構となっているため、紙幣収納庫201に対して検査項目の多いプログラムとなっている。
続いて、駆動部260やセンサ231〜238を動作させて、ステップS103で設定された、紙幣収納庫の種類に対応した検査プラグラムを用いて紙幣収納部が正常に機能するか検査する(S104)。また、ステップS104において、予め定められた紙幣収納部についての目視検査の項目をPC550のディスプレイに表示させて、検査実施者に目視検査の結果を入力させる(S105)。
ステップS105で表示される目視検査の内容は、例えば、紙幣収納部の外観にキズは無いか、紙幣収納部から人手で紙幣を出し入れするための扉の開閉はスムーズか、など機械的に確認するのが困難な内容が含まれる。
図8に、PC550のディスプレイに表示される表示内容5500を示す。図8に示すように、表示内容5500は、例えば、検査実施者に目視検査させる目視検査項目5501と、検査プログラムで実施される自動検査項目5502を含む。検査実施者は、目視検査項目5501を視認して、検査対象の紙幣収納庫に対して必要な目視検査項目を把握することができる。また、自動的に検査プログラムによって実施される検査がどのような検査なのかを把握することができる。これにより、各紙幣収納庫に対して適切な検査を実行することが可能となる。
図7に戻り、ステップS104において検査プログラムにより実施された検査結果及びステップS105における目視検査の結果がPC550に接続されたサーバ600に保存される(S106)。さらに、検査結果が紙幣収納庫の記憶部290に記録される(S107)。また、検査結果がPC550のディスプレイに表示される。(S108)
(4)自動取引装置と紙幣収納庫検査装置との連動
次に、自動取引装置1と紙幣収納庫検査装置500との連動動作について説明する。図9は、自動取引装置1と紙幣収納庫検査装置500との連動動作を説明する概念図である。
図9に示すように、自動取引装置1の稼働の際に、紙幣収納庫201は自動取引装置1に搭載されている。そして、紙幣収納庫201を検査する際には、自動取引装置1から紙幣収納庫201が取り出されて、紙幣収納庫検査装置500にセットされる。紙幣収納庫201が紙幣収納庫検査装置500にセットされるとは、両装置のコネクタがケーブル等で接続される状態を意味する。紙幣収納庫検査装置500は、ネットワーク601を介してサーバ600に接続されている。
次に、図10を参照して、自動取引装置1に紙幣収納庫201がセットされた場合について説明する。図10に示すように、自動取引装置1が稼働すると、紙幣収納庫201に紙幣が収納または分離される(S201)。ステップS201では、紙幣収納庫201にエラー(障害)が発生し、紙幣が収納も分離もされない場合も含まれる。
そして、ステップS201において、紙幣収納庫201に紙幣が収納または分離される度に、紙幣収納庫201の記憶部290に、紙幣収納庫に収納あるいは分離された紙幣枚数が過去から累積加算されて紙幣収納庫稼働情報291として記憶部290に記録される(S202)。また、ステップS201において、紙幣収納庫201に異常が発生した場合も、エラー情報(障害情報)が紙幣収納庫稼働情報291として記憶部290に記録される。
ここで、エラー情報は複数記録される場合もある。当該エラー情報には、センサや駆動系の故障だけでなく、ピックアップローラ262など紙幣収納庫201に搭載されているローラ類が原因で正しく紙幣の分離が行えず紙幣が2枚重なったり、姿勢が斜めのまま搬送され、紙幣判別部120がリジェクト紙幣と判断されたりする場合も含まれる。上記した紙幣収納庫201内の記憶部290への記録は、複数の紙幣収納庫201のそれぞれで独立して実行される。
ここで、図12に紙幣収納庫201の記憶部290に記録される紙幣収納庫稼働情報291について説明する。図12に示すように、紙幣収納庫稼働情報291は、収納庫種類2910、紙幣収納庫ID2911、収納回数2912、分離回数2913、エラー発生日付1 2914、エラーコード1 2915、エラー発生日付2 2916及びエラーコード2 2917から構成される。
収納庫種類2910には、収納庫の種類を識別する情報が格納され、例えば、紙幣収納庫は001、不適切紙幣収納庫は002などが格納される。紙幣収納庫ID2911には、紙幣収納庫を識別する情報が格納され、紙幣収納庫毎に設定されたコード(CS−000001)が格納される。収納回数2912には、紙幣が収納された回数が格納される。分離回数2913には、紙幣が分離された回数が格納される。
エラー発生日付1 2914には、エラーが発生した日付が格納され、エラーコード1 2915には、エラーに対応するコードが格納される。エラー発生日付2 2916及びエラーコード2 2917もエラー発生日付1及びエラーコード1と同様である。なお、エラーコードに代えて、エラーが発生した機構部のログ情報が格納されてもよい。エラーが複数回発生した場合には、エラー発生回数分のエラー情報が記録される。
自動取引装置1が所定期間稼働されると、紙幣収納庫に保有した紙幣の枚数を精査するために、紙幣収納庫201が自動取引装置1から取り外され、それぞれの紙幣収納庫の内部の紙幣枚数が数えられる。その後、上記したように、紙幣収納庫201が紙幣収納庫検査装置500に搭載されて、紙幣収納庫201の検査が実施される。
ここで、図11を参照して、紙幣収納庫201の検査処理について説明する。図11は、紙幣収納庫201の検査処理の詳細を示すフローチャートである。
図11に示すように、まず、紙幣収納庫201の検査を実施するために、紙幣収納庫201が紙幣収納庫検査装置500に搭載される(S301)。
紙幣収納庫検査装置500のPC550は、ステップS301で紙幣収納庫検査装置500に搭載された紙幣収納庫201の記憶部201に記録された紙幣収納庫稼働情報291を読み出す(S302)。
そして、PC550は、ステップS302で読み出した紙幣収納庫稼働情報291にエラー情報が含まれるかチェックする(S303)。
ステップS303において、紙幣収納庫稼働情報291にエラー情報が含まれていないと判定された場合には、PC550は、ステップS305の処理を実行する。また、ステップS303において、紙幣収納庫稼働情報291にエラー情報が含まれていると判定された場合には、PC550は、当該エラー情報をPC550のディスプレイに表示させる(S304)。
そして、PC550は、紙幣収納庫稼働情報291に含まれる稼働情報及びエラー情報に対応する検査プログラムを設定する(S305)。ステップS305で設定される検査プログラムは、予め紙幣収納庫の種類毎に定められており、さらに、エラー情報に対応する検査プログラムも予め定められてPC550の記憶部(図示せず)に記憶されている。例えば、紙幣の収納、分離回数が規定値より大きい場合には、センサや駆動部の検査内容を詳細に実施し、規定値より小さい場合、すなわち、それほど頻繁に稼働していない紙幣収納庫に対しては簡素な検査を実施するようにしてもよい。
そして、PC550は、駆動部260やセンサ231〜238を動作させて、ステップS305で設定された、紙幣収納庫の種類に対応した検査プラグラムを用いて紙幣収納部が正常に機能するか検査する(S306)。
続いて、PC550は、実施が必要な目視検査の項目をPC550のディスプレイに表示させて目視検査を実施させ、目視検査の結果を入力させる(S307)。ステップS307における目視検査は、標準的に行う検査の他に、各紙幣収納庫の稼働情報やエラー情報に基づいた目視検査内容を設定するようにしてもよい。
例えば、紙幣の収納や分離回数が規定値より大きい場合には、ローラ部の磨耗など消耗部位を目視検査するようにディスプレイに表示させる。また、紙幣収納庫稼働情報291にエラー情報が含まれている場合には、そのエラー情報に関連する部位を目視検査するようにディスプレイに表示させる。
そして、PC550は、ステップS306及びステップS307において実施された検査の結果をサーバ600に送信して、サーバ600に保存する(S308)。
さらに、PC550は、ステップS306及びステップS307において実施された検査の結果を、搭載されている紙幣収納庫201の記憶部290に保存する(S309)。
検査の結果は、検査結果292として、各紙幣収納庫の記憶部290に保存される。図12に示すように、検査結果292には、検査回数欄2921、検査実施日付欄2922及び検査結果欄2923から構成される。検査回数欄2921には、実施された検査の階数が格納される。検査実施日付欄2922には、検査を実施した日付が格納される。検査結果欄2923には、検査の結果が格納される。検査結果292は、不適切紙幣収納庫204の記憶部にも同様の内容が格納される。
また、PC550は、検査結果をPC550のディスプレイに表示させる(S310)。なお、紙幣収納庫201の記憶部290に保存された検査結果292は、紙幣収納部を修理する場合などに修理部門のユーザに参照される場合もある。
また、図13に示すように、サーバ600には、各紙幣収納庫の検査結果の内容が蓄積情報601として記憶される。サーバ600には、予め、サーバ600で管理する紙幣収納庫の識別情報(紙幣収納庫ID)と、その紙幣収納庫の納入日のすべてが記憶されている。ユーザが新たに紙幣収納庫を購入して使用する場合には、ユーザの入力に応じて蓄積情報601に新たな紙幣収納庫の紙幣収納庫IDと納入日の情報が追加される。
図13に示すように、蓄積情報601には、紙幣収納庫ID欄6011、納入日欄6012、最新検査実施日欄6013、紙幣収納庫稼働情報欄6014及び検査結果欄6015から構成される。
紙幣収納庫ID欄6011には、紙幣収納庫の識別情報が格納される。納入日欄6012には、紙幣収納庫を納入した日付の情報が格納される。最新検査実施日欄6013には、紙幣収納庫の検査を実施した最新の日付の情報が格納される。最新検査実施日は、紙幣収納庫検査装置500に検査対象となる紙幣収納庫をセットして検査を実施するたびに書き換えられる。
紙幣収納庫稼働情報欄6014には、紙幣収納庫の稼働情報が格納される。検査結果欄6015には、検査の結果が格納される。紙幣収納庫の稼働情報及び検査の結果は検査が実施される度に追加されて蓄積される情報である。紙幣収納庫の稼働情報により、該当する紙幣収納庫が頻繁に使用されているか、複数回しか使用されていないか、未使用の紙幣収納庫かなどをユーザが把握することができる。また、検査結果の情報により、該当する紙幣収納庫が正常な状態か、何らかの故障が発生しているか、部品が摩耗しているかなどを把握することができる。
次に、サーバ600で管理している複数の紙幣収納庫について適切に検査が行われているかを確認する方法について説明する。なお、この確認処理は、サーバ600に記録されている検査結果の情報をPC550が読み込んで、PC550上で確認処理を実施しているが、サーバ600上で実施した確認処理の結果をPC550が読み込むようにしてもよい。
図14に示すように、PC550は、予め設定された紙幣収納庫の検査期限を超過している紙幣収納庫を抽出する(S401)。具体的に、紙幣収納庫について、予め検査期限を設定しておき、確認実施日から最新検査実施日の期間が検査期限を超えている紙幣収納庫があるか、または、検査が一度も実施されておらず最新検査実施日が入力されていない紙幣収納庫を抽出する。予め設定される検査期限は、各紙幣収納庫について設定してもよいし、紙幣収納庫の納入日に対して検査期限を設定するようにしてもよい。
そして、ステップS401で抽出した紙幣収納庫の識別情報(カセットID)をPC550のディスプレイに表示させる(S402)。これにより、ユーザが管理する複数の紙幣収納庫のうち、紛失したり故障したりして稼働されておらず、検査が実施されていない紙幣収納庫を把握することができ、複数の紙幣収納庫の資産管理を適切に行うことが可能となる。
(5)本実施の形態の効果
本実施の形態では、上記したように、自動取引装置1の運用において、紙幣収納庫に異常が発生した場合に、紙幣収納庫の回収業務の作業のなかで紙幣収納庫の異常が発生した個所について、検査プログラムを実行して自動的に検査したり、検査実施者に必要な個所の目視検査を促したりすることができる。また、各紙幣収納庫の検査結果を紙幣収納庫の記憶部に記憶することにより、自動取引装置1にセットされた紙幣収納庫の状態を把握することが可能となる。また、複数の紙幣収納庫の検査結果がサーバ600上で保存することにより、ユーザが保有している複数の紙幣収納庫を適切に管理したり、必要な検査が実施されているかを把握したりすることが可能となる。
1 自動取引装置
2 ホストコンピュータ
3 ネットワーク
11 表示入力部
12 明細書発行部
13 紙幣部
14 カード部
15 通信制御部
16 記憶部
20 制御部
110 入出金部
120 紙幣判別部
130 一時保留部
200 収納部
201 紙幣収納庫
203 取り忘れ紙幣収納庫
204 不適切紙幣収納庫
300 紙幣搬送部
500 紙幣収納庫検査装置
600 サーバ

Claims (14)

  1. 複数のセンサと、駆動部と、記憶部とを備え、自動取引装置に搭載される紙幣収納庫を検査する検査装置であって、
    前記紙幣収納庫と接続される接続部と、
    前記複数のセンサ及び前記駆動部の動作を検査し、前記検査の結果を前記記憶部に記憶し、前記検査の結果を他の装置に送信する制御部と、
    を備えることを特徴とする、検査装置。
  2. 前記検査の結果を表示する表示部を備える
    ことを特徴とする、請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記記憶部には、前記紙幣収納庫の識別情報が記憶される
    ことを特徴とする、請求項1に記載の検査装置。
  4. 前記制御部は、
    前記記憶部に記憶された識別情報に基づいて、前記検査の内容を変更する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の検査装置。
  5. 目視検査の内容を表示する表示部と、
    前記目視検査の検査結果を入力する入力部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記目視検査の結果を前記記憶部に記憶する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の検査装置。
  6. 前記検査装置は、前記紙幣収納庫を前記自動取引装置に搭載される方向に姿勢を保持するための保持部を備える
    ことを特徴とする、請求項1に記載の検査装置。
  7. 紙幣収納庫を備える自動取引装置と、前記紙幣収納庫を検査する検査装置と、を備える検査システムであって、
    前記紙幣収納庫は、
    複数のセンサと、駆動部と、第1の記憶部とを備え、
    前記自動取引装置は、
    前記紙幣収納庫と接続される第1の接続部と、該自動取引装置の障害のうち、前記紙幣収納庫に起因する障害の情報であることを示す紙幣収納庫障害情報を前記第1の記憶部に記憶する第1の制御部とを備え、
    前記検査装置は、前記紙幣収納庫と接続される第2の接続部と、前記複数のセンサ及び前記駆動部の動作を検査し、前記検査の結果を前記第1の記憶部に記憶する第2の制御部とを備えることを特徴とする、検査システム。
  8. 前記検査装置に接続される上位装置を備え、
    前記第2の制御部は、前記第1の記憶部に記憶された前記紙幣収納庫障害情報及び前記検査の結果を前記上位装置に送信する
    ことを特徴とする、請求項7に記載の検査システム。
  9. 前記検査装置は、第2の記憶部を備え、
    前記第2の制御部は、前記紙幣収納庫障害情報及び前記検査の結果を前記第2の記憶部に記憶し、前記検査の結果を前記上位装置に送信する
    ことを特徴とする、請求項8に記載の検査システム。
  10. 前記第1の制御部は、
    前記自動取引システムの稼働履歴を前記第1の記憶部に記憶し、
    前記第2の制御部は、
    前記第1の記憶部に記憶された稼働履歴の内容に応じて、前記検査の内容を変更する
    ことを特徴とする、請求項7に記載の検査システム。
  11. 前記検査装置は、
    目視検査の内容を表示する表示部と、
    前記目視検査の検査結果を入力する入力部と、
    を備え、
    前記第2の制御部は、
    前記第1の記憶部に記憶された稼働履歴の内容に応じて、前記目視検査の内容を変更して前記表示部に表示する
    ことを特徴とする、請求項10に記載の検査システム。
  12. 前記紙幣収納庫障害情報は、前記複数のセンサに起因する障害の情報、前記駆動部に起因する障害の情報及び紙幣の繰り出し異常の情報を含む
    ことを特徴とする、請求項7に記載の検査システム。
  13. 複数のセンサと、駆動部と、紙幣収納庫の固有情報を記憶する第1の記憶部とを備え、自動取引装置に搭載される紙幣収納庫を検査する検査装置と、前記検査装置に接続される上位装置と、を備え、
    前記検査装置は、前記紙幣収納庫と接続される接続部と、前記複数のセンサ及び前記駆動部の動作を検査し、前記検査の結果及び前記検査の実施時期とを前記第1の記憶部に記憶し、前記紙幣収納庫の識別情報、前記検査の結果及び前記検査の実施時期の情報を前記上位装置に送信する第1の制御部と、を備え、
    前記上位装置は、前記紙幣収納庫の識別情報と前記検査の実施時期とを対応付けて記憶する第2の記憶部と、前記実施時期が記憶されていない、または記憶された前記実施時期から所定期間経過している場合、対応する前記紙幣収納庫に関する警告を前記検査装置に通知する第2の制御部と、を備える
    ことを特徴とする、検査システム。
  14. 前記第2の記憶部は、前記紙幣収納庫の固有情報と前記紙幣収納庫の納入日とを対応付けて記憶し、
    前記第2の制御部は、前記実施時期が記憶されていない、かつ、前記納入日より所定期間経過している場合、対応する前記紙幣収納庫に関する警告を前記検査装置に通知する
    ことを特徴とする、請求項13に記載の検査システム。
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