JP2007285127A - 樹脂製燃料タンク用接合部品 - Google Patents

樹脂製燃料タンク用接合部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2007285127A
JP2007285127A JP2006109934A JP2006109934A JP2007285127A JP 2007285127 A JP2007285127 A JP 2007285127A JP 2006109934 A JP2006109934 A JP 2006109934A JP 2006109934 A JP2006109934 A JP 2006109934A JP 2007285127 A JP2007285127 A JP 2007285127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
fuel tank
resin
barrier layer
resin fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006109934A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4556904B2 (ja
Inventor
Tatenori Sasai
建典 笹井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP2006109934A priority Critical patent/JP4556904B2/ja
Priority to US11/783,640 priority patent/US7828334B2/en
Publication of JP2007285127A publication Critical patent/JP2007285127A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4556904B2 publication Critical patent/JP4556904B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L47/00Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics
    • F16L47/20Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics based principally on specific properties of plastics
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L47/00Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics
    • F16L47/02Welded joints; Adhesive joints

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】樹脂製燃料タンクの開口部外周との溶着部分において優れた溶着力を奏するとともに、その溶着界面においても燃料に対してバリア性の高い樹脂製燃料タンク用接合部品を提供する。
【解決手段】バリア層1と、その内周面に形成された内層2および外周面に形成された外層3の少なくとも一方とが同軸的に積層された略円筒状の2層以上の複層構造となっており、バリア層1の材料が、EVOH,PA,ポリエステル,LCP等の耐燃料透過性樹脂のいずれか、もしくは2種以上に、ポリエチレンを配合したコンパウンド材料となっており、内層2,外層3の材料が、HDPEまたは変性HDPEとなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂製燃料タンクに接合される接合パイプや接合バルブ等の樹脂製燃料タンク用接合部品に関するものである。
自動車用の樹脂製燃料タンクの開口部外周に接合される接合パイプや接合バルブ等の接合部品としては、最近、樹脂製のものが使用されている。そして、その樹脂製接合部品は、通常、熱板溶着により樹脂製燃料タンクに接合される。
上記樹脂製燃料タンクは、燃料の蒸散防止を考慮して、通常、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)等の燃料低透過材料からなる燃料低透過層を組み込んだ多層構造とされ、その最外層には、耐衝撃性,耐薬品性,耐水性,経済性等の理由から、高密度ポリエチレン(HDPE)等が材料として用いられている。
上記接合パイプ等の接合部品も、ポリアミド12(PA12)等の燃料低透過材料が用いられる。しかしながら、このPA12等は、HDPE等(樹脂製燃料タンクの最外層の材料)に対して溶着しない。そこで、図4に示すように、これら両者(接合部品50、樹脂製燃料タンクTの最外層)のいずれとも強固に溶融接合する変性ポリエチレン等のポリエチレン系樹脂からなる溶着部材60を、上記両者の間に介在させた状態で溶着させたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2715870号公報
上記溶着部材60の厚みは、溶着精度等の関係で、溶着後もある程度の厚みが必要であり、しかも、溶着部材60は、ガソリン、特にガソホール(アルコール混合ガソリン)に対して透過(蒸散)抑制効果が低い。すなわち、上記溶着部材60の材料である変性ポリエチレン等のポリエチレン系樹脂は、溶着性に富んでいるものの、燃料に対するバリア効果が少ないことから、その溶着部材60を、燃料が透過し外部に蒸散するという難点がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、樹脂製燃料タンクの開口部外周との溶着部分において優れた溶着力を奏するとともに、その溶着界面においても燃料に対してバリア性の高い樹脂製燃料タンク用接合部品の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の樹脂製燃料タンク用接合部品は、樹脂製燃料タンクの開口部外周に、それ自体の一端開口部を位置決めした状態で溶着される略筒状の樹脂製燃料タンク用接合部品であって、少なくとも上記樹脂製燃料タンクの開口部外周との溶着部分が、下記の(A)からなる略筒状のバリア層と、このバリア層の内周面および外周面の少なくとも一方に形成された下記の(B)からなる略筒状の溶着層とからなるという構成をとる。
(A)エチレン−ビニルアルコール共重合体,ポリアミド,ポリエステルおよび液晶ポリマーからなる群から選ばれた少なくとも一つに、ポリエチレンを配合したコンパウンド材料。
(B)高密度ポリエチレンまたは変性高密度ポリエチレン。
本発明者は、樹脂製燃料タンク用接合部品が樹脂製燃料タンクの開口部外周との溶着部分において優れた溶着力および燃料に対するバリア性を奏するようにすべく、その樹脂製燃料タンク用接合部品の構成について研究を重ねた。その結果、少なくとも樹脂製燃料タンクとの溶着部分が、上記(A)からなる略筒状のバリア層と、このバリア層の内周面および外周面の少なくとも一方(内周面および/または外周面)に形成された上記(B)からなる略筒状の溶着層とからなるようにすると、上記(A)からなるバリア層が燃料に対して優れたバリア性を奏し、しかも、上記(B)からなる溶着層が、樹脂製燃料タンクの最外層の材料であるHDPE等に対して優れた溶着力を奏することを見出した。さらに、上記バリア層と溶着層との接着力が大きくなり、両層間の界面が剥がれることがなく、その界面から燃料が漏れるおそれもないことを見出し、本発明に到達した。
本発明の樹脂製燃料タンク用接合部品は、少なくとも樹脂製燃料タンクとの溶着部分が略筒状の2層構造を有し、その2層構造のバリア層の材料を上記(A)とし、溶着層の材料を上記(B)としているため、その溶着部分では、優れた溶着力および燃料に対するバリア性を奏する。
特に、上記(A)におけるポリエチレンの主成分が酸変性ポリエチレンである場合には、燃料に対するバリア性がより優れたものとなる。
また、上記(A)が、エチレン−ビニルアルコール共重合体,ポリアミド,ポリエステルおよび液晶ポリマーからなる群から選ばれた少なくとも一つからなる海相中に、ポリエチレンからなる島相が分散した海島構造を形成しているコンパウンド材料である場合には、燃料に対するバリア性がより一層優れたものとなる。
特に、上記バリア層の厚みが0.05〜0.8mmの範囲内に設定されている場合には、樹脂製燃料タンク用接合部品の変形に対してバリア層の追従性が良好となり、バリア層の引張破断伸びを200%以上にすることができる。また、−40℃程度の低温で衝撃を加えても、バリア層はその衝撃を吸収することができ、破断しない。すなわち、ある程度の過酷な条件でも、バリア層の、燃料に対するバリア性は保持される。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。但し、本発明は、これに限定されるわけではない。
図1は、本発明の樹脂製燃料タンク用接合部品の一実施の形態が樹脂製燃料タンクTの開口部Taの外周に溶着した状態を模式的に示している。この実施の形態では、本発明の樹脂製燃料タンク用接合部品の一例として、燃料ホース(図示せず)を接続する接合パイプについて説明する。この接合パイプは、ホース外嵌部となる上半分が一定内径に形成され、下半分が内外径とも末広がり状に形成された略円筒状となっている。そして、その略円筒状を形成する周壁は、上端から下端まで、同軸的に積層された略円筒状の3層構造〔バリア層1,内層(溶着層)2,外層(溶着層)3〕となっており、各層は、下記に詳述する本発明に係る材料からなっている。なお、図1において、符号RはOリングである。また、上記樹脂製燃料タンクは、通常、外側表面から、HDPE層/変性HDPE層/EVOH層/変性HDPE層/HDPE層の5層構造となっている。
すなわち、上記3層のうちのバリア層1の材料は、耐燃料透過性樹脂に、ポリエチレンを配合したコンパウンド材料となっている。上記耐燃料透過性樹脂としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH),ポリアミド(PA),ポリエステル,液晶ポリマー(LCP)等があげられ、これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。上記PAとしては、ポリアミド6(PA6)やポリアミド12(PA12)等の脂肪族PA、ポリアミドMXD6等の半芳香族PA等があげられる。上記ポリエステルとしては、ポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリブチレンナフタレート(PBN)等があげられる。上記ポリエチレンとしては、高密度ポリエチレン(HDPE)や変性HDPE等があげられる。そして、バリア層1の厚みは、通常、0.01〜5mmの範囲内に設定され、後で説明するように、引張破断伸びや耐低温衝撃性を良好にする観点から、0.05〜0.8mmの範囲内に設定されることが好ましい。
上記バリア層1の内周面および外周面にそれぞれ形成された内層2および外層3の材料は、高密度ポリエチレン(HDPE)または変性HDPEとなっており、内層2の材料と外層3の材料とは、同じでもよいし、異なっていてもよい。そして、内層2および外層3の各厚みは、通常、0.01〜10mmの範囲内に設定され、溶着力を充分に得る観点から、0.2〜7mmの範囲内に設定されることが好ましい。内層2の厚みと外層3の厚みとは、同じでもよいし、異なっていてもよい。
そして、上記3層構造の接合パイプの作製は、インサート成形,2色成形,サンドイッチ成形等により行うことができる。そして、上記接合パイプの周壁(3層構造)の厚みは、通常、0.5〜10mmの範囲内に設定される。
また、このような接合パイプの、樹脂製燃料タンクへの溶着を容易にする観点から、上記バリア層1の溶融温度と上記内層2および外層3の溶融温度は、近似しており、上記バリア層1と内層2および外層3とを溶融接合させる溶融温度条件は、同一の温度に設定されていることが好ましい。しかも、その同一の温度は、通常、220℃以上に設定される。その理由は、上記バリア層1,内層2および外層3の少なくとも一つが溶融されず、その部分が変形できず、樹脂製燃料タンクの最外層と接合パイプとの溶融接合を阻害するからである。なお、上記バリア層1の溶融温度の設定は、バリア層1の上記材料において、エチレン−ビニルアルコール共重合体,ポリアミド,ポリエステルおよび液晶ポリマーの融点を選定するか、もしくは、それらに配合するポリエチレンの配合量を10体積%以上とすることにより行うことができる。また、上記内層2および外層3の溶融温度の設定は、内層2および外層3の上記材料において、分子量を制御し、溶融粘度をコントロールすることにより、上記バリア層1の溶融温度に近づけることができる。
上記3層構造の各層がそれぞれ上記材料を用いることにより、バリア層1は、樹脂製燃料タンクの最外層の材料であるHDPE等に溶着し、その溶着界面において、燃料に対して高いバリア性を奏する。さらに、バリア層1は、厚みが薄くても燃料に対して高いバリア性を奏し、そのため、厚みを薄くすることができる。また、上記内層2および外層3は、樹脂製燃料タンクの最外層の材料であるHDPE等に対して優れた溶着力を奏する。このため、従来の溶着に要していた溶着部材60(図4参照)は不要となる。
しかも、上記バリア層1と内層2および外層3との層間接着力は大きくなっている。その理由は、各層にポリエチレンが含有されていることにより、各界面でのなじみ性が良好になっているからであると思われる。このため、各界面が剥がれることがなく、各界面から燃料が漏れるおそれもない。
また、上記バリア層1の材料(特定のコンパウンド材料)は、内層2および外層3の材料(変性HDPE等)と比較して、同じ厚みであれば、溶着に多くの熱エネルギーが必要である(溶融温度を上げたり、溶融時間を長くしたりする必要がある)が、上記バリア層1は、上記のように厚みを薄くすることができるため、溶着に必要な熱エネルギーを少なくすることができる(溶融温度を下げたり、溶融時間を短くしたりできる)。
さらに、上記バリア層1の材料に吸湿性を有するものを用いた場合、吸湿により、溶着力が低下することがあるが、バリア層1の両面に、耐水性に優れたHDPE等からなる内層2および外層3が形成されているため、吸湿が防止され、吸湿による溶着力の低下のおそれもない。
特に、バリア層1の厚みを0.05〜0.8mmの範囲内に設定すると、接合パイプが変形しても、バリア層1の追従性が良好となり、バリア層1の引張破断伸びを200%以上にすることができる。また、−40℃程度の低温で衝撃を加えても、バリア層1はその衝撃を吸収することができ、破断しない。すなわち、ある程度の過酷な条件でも、バリア層1の燃料に対するバリア性は保持され、燃料の漏れを防止することができる。
また、上記内層2は、その材料により、粗悪ガソリンやガソリン添加剤に対して高い耐性を奏しているとともに、耐酸性,耐アルカリ性等の耐薬品性も高くなっている。上記外層3も、その材料により、耐塩化カルシウム性,耐カーシャンプー性,耐ウォッシャー液性,耐バッテリー液性等の耐薬品性も高くなっている。
なお、上記接合パイプと樹脂製燃料タンクとの接合(溶着)方法としては、特に限定されないが、高い接合強度が得られる観点から、熱板溶着法,振動溶着法,超音波溶着法,レーザー溶着法等が好適であるが、ホットガス溶着法,回転溶着法であっても差し支えない。
ここで、上記各層の材料について、より詳しく説明する。
バリア層1のコンパウンド材料は、上述したように、EVOH等の耐燃料透過性樹脂にポリエチレンを配合したものとなっており、燃料に対して優れたバリア性を奏する観点から、そのポリエチレンは、主成分が酸変性ポリエチレンであることが好ましい。さらに、厚みが薄くても燃料に対して優れたバリア性を奏する観点から、上記コンパウンド材料は、EVOHと変性HDPEとを主成分とするアロイ材料が好ましい。なかでも、変性HDPEの主成分が、マレイン酸無水物残基,マレイン酸基,アクリル酸基,メタクリル酸基,アクリル酸エステル基,メタクリル酸エステル基,酢酸ビニル基,およびアミノ基のいずれか、もしくは2種以上の官能基を有する変性HDPEであることが好ましい。さらには、上記EVOHおよび特定の変性HDPEの融点以下で混練してなるアロイ材料であり、その配合割合は、EVOH30〜90体積%、特定の変性HDPE70〜10体積%の範囲内であり、かつ、その特定の変性HDPEの変性率が、0.01〜5重量%の範囲内であることがより好ましい。なお、上記主成分とは、全体の過半を占める成分のことをいい、全体が主成分のみからなる場合も含める趣旨である。
特に、上記EVOHと特定の変性HDPEとの混練が高剪断をかけて行われると、EVOHがマトリクス、特定の変性HDPEがドメインを形成(EVOHからなる海相中に、特定の変性HDPEからなる島相が微分散した海島構造を形成)する。また、EVOHの水酸基と、特定の変性HDPEの変性基とが、水素結合もしくは共有結合を形成すると思われる。これらの結果、EVOHと、特定の変性HDPEとの親和性が高くなり、変性HDPEからなる島相の分散径が極めて小さく(10μm以下)なるとともに、分散径のばらつきが殆どなく、微分散の海島構造を示す。そのため、バリア層1の厚みが薄くても、燃料透過量が小さくなり、燃料に対するバリア性に優れると考えられる。なお、上記高剪断をかけた混練は、例えば、二軸押出機(混練機)等を用いることにより実現できる。
このように上記EVOHと特定の変性HDPEとを混練する場合、そのEVOHとしては、特に限定されないが、アロイ材料成形時の成形性と燃料に対するバリア性との点から、エチレン共重合比率が25〜50モル%の範囲内のものが好ましく、特に好ましくは30〜45モル%の範囲内のものである。また、上記EVOHとしては、融点が160〜191℃の範囲内のものが好ましく、特に好ましくは165〜191℃の範囲内のものである。
上記特定の変性HDPEは、特に限定されないが、例えば、HDPEに、不飽和カルボン酸および不飽和カルボン酸誘導体の少なくとも一方,またはアミン含有化合物(メチレンジアミン等)等の変性用化合物を、ラジカル開始剤の存在下、グラフト変性することによって得ることができる。また、上記特定の変性HDPEの配合割合は、上述したようにEVOH30〜90体積%に対して70〜10体積%の範囲内がより好ましいとしている。この理由は、上記特定の変性HDPEの配合割合が10体積%を下回ると、樹脂製燃料タンクに対する溶着性が低下する傾向にあり、逆に70体積%を上回ると、燃料に対するバリア性が悪くなる傾向にあるからである。さらに、上記特定の変性HDPEの変性率は、上述したように0.01〜5重量%の範囲内に設定している。この理由は、変性率が0.01重量%を下回ると、上記EVOHと特定の変性HDPEとの親和性が悪くなって燃料に対するバリア性が劣る傾向にあり、5重量%を上回っても、燃料に対するバリア性が劣る傾向にあるとともに、混練,成形等の作業環境も悪化する傾向にあるからである。また、上記特定の変性HDPEとしては、融点(ISO 3146)が126〜140℃の範囲内のものが好ましく、特に好ましくは128〜136℃の範囲内のものである。なお、上記特定の変性HDPEにおけるHDPE(高密度ポリエチレン)とは、通常、比重(ISO 1183)が0.93〜0.97、好ましくは0.93〜0.96の範囲内であり、かつ、融点(ISO 3146)が120〜145℃の範囲内のものをいう。
なお、上記実施の形態では、接合パイプとして3層構造のものについて説明したが、これに限定されるものではなく、上記バリア層1の内周面に内層2のみが形成された2層構造もしくはバリア層1の外周面に外層3のみが形成された2層構造としてもよいし、または上記3層構造の内周面や外周面に、他の材料からなる層を積層し4層以上の構造としてもよい。また、上記実施の形態では、接合パイプの上端から下端まで上記3層構造としたが、これに限定されるものではなく、例えば、樹脂製燃料タンクとの溶着部分を上記3層構造とし、それよりも上側をPA12等の燃料低透過材料で形成してもよい。
また、本発明の樹脂製燃料タンク用接合部品は、上記接合パイプに限定されるものではなく、例えば、燃料フィラーバルブ,ORVR(Onboard Refueling Vapor Recovery)バルブ,VSF(Vent Shaft Float)バルブ,Vリターンバルブ等の接合バルブに好適に用いられる。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
まず、下記に示す、バリア層ならびに内層および外層の材料を準備した。
〔EVOH(バリア層の材料)〕
下記の表1に示す特性(MFR,比重,融点,エチレン共重合比率)を有する2種類(a,b)のEVOHをそれぞれ準備した。
Figure 2007285127
下記の2種類(I,II)の無水マレイン酸変性HDPEをそれぞれ準備した。
〔無水マレイン酸変性HDPE−I(バリア層の材料)〕
HDPE(日本ポリエチレン社製、ノバテックHB111R、比重:0.945、融点:129℃)に、無水マレイン酸(含有量:0.2重量%)およびジ−t−ブチルパーオキサイド(含有量:1重量%)を配合し、二軸押出機を用いて溶融混練して作製した(変性率:0.2重量%、融点:129℃、最大引張強度:16MPa)。
〔無水マレイン酸変性HDPE−II(バリア層ならびに内層および外層の材料)〕
HDPE(日本ポリエチレン社製、ノバテックHY430、比重:0.956、融点:135℃)に、無水マレイン酸(含有量:0.4重量%)および2,5−ジメチル−2,5ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン(含有量:0.015重量%)を配合し、二軸押出機を用いて溶融混練して作製した(変性率:0.4重量%、融点:135℃、最大引張強度:15MPa)。
〔アロイ材料(バリア層の材料)〕
上記材料を下記の表2に示す割合で配合し、二軸混練押出機(日本製鋼所製、TEX30α)を用いて、混練温度80℃で混練し、4種類(A〜D)のアロイ材料からなるペレットを作製した。また、各ペレットの海相,島相の分散状態を、走査電子顕微鏡(日立テクノロジーズ社製、S4800)を用いて観察し、その結果を表2に併せて示した。また、市販のアロイ材料(種類:E)として、PA4とポリエチレンとのアロイ材料(東レ社製、CM1801)を準備した。
Figure 2007285127
〔実施例1〜7〕
上記バリア層,内層,外層の材料として後記の表3に示すものを用い、内層から順にインサート成形(モールド成形)することにより、図2に示す、上記バリア層1,内層2,外層3の3層からなる有天円筒状の試験片を作製した。この試験片の寸法は、高さ10mm、内径70mmとし、各層の厚みは表3に示した(各層の厚みの合計が周壁および天壁の厚みとなる)。なお、上記インサート成形は、成形温度260℃にて行った。
〔比較例1,2〕
比較例1は、後記の表4に示す材料を用い、比較例2は、HDPE(日本ポリエチレン社製、ノバテックHB111R)を用い、射出成形により、1層からなる有天円筒状(上記実施例1〜7と同形状)の試験片を作製した。この試験片の寸法は、高さ10mm、内径70mm、周壁および天壁の厚み4mmとした。上記射出成形は、成形温度230℃にて行った。
このようにして得られた実施例1〜7および比較例1,2の各試験片を用い、下記の基準に従って、各特性の評価を行った。これらの結果を、後記の表3,4に併せて示した。
〔燃料透過量〕
図3に示すように、樹脂製燃料タンクに相当するHDPE/変性HDPE/EVOH/変性HDPE/HDPEの5層構造(図3では各層を図示せず)からなるシート材11を準備し、このシート材11に、上記試験片の下端開口内径と同径の開口部11aを形成した。そして、この開口部11aの外周部と試験片の下端開口部とを位置決めした状態で、各試験片を上記シート材11の片面(HDPE層の表面)に熱板溶着(240℃×20秒間)により溶着し、各サンプルを作製した。つぎに、カップ形状の容器12を準備し、この容器12に、Fuel C〔トルエン:イソオクタン=50:50(容量基準)〕と、エタノールとの混合燃料液〔Fuel C:エタノール=90:10(容量基準)〕13を収容した。上記容器12は、上端部が拡径した段部を有しており、上端開口部内周面には、雌螺子が螺刻されている。そして、上記容器12の段部に、リング状のシールゴム14を介して、上記サンプルを重ね、さらに、リング状の螺子蓋15を上端開口部に螺合させて上記サンプルのシート材11の部分を締め付けることにより、容器12を密封した。このようにして、燃料透過量を測定する試験装置を作製した。そして、その試験装置を上下逆さまにした状態で、雰囲気を40℃に保ち、1ケ月間、毎日1度ずつ試験装置の重量を測定し、1日当たりの重量変化を算出した。そして、その重量変化が安定した時の1日当たりの重量変化を燃料透過量とした。
〔層間接着性〕
上記実施例1〜7の各試験片を10mm幅で短冊状に切断し、各短冊状の先端部の各層(バリア層1,内層2,外層3)を剥離し、その剥離した各層の先端部を引張試験機(オリエンテック社製)の各チャックに挟み、引張速度50mm/分の条件で、引張試験を行った。その結果、全ての試験片において、剥離は起こらなかった。
〔タンクとの溶着性〕
樹脂製燃料タンクに相当する上記5層構造からなるシート材11に上記各試験片を溶着した上記各サンプルを、10mm幅で短冊状に切断し、各短冊状におけるシート材11の先端部と各試験片の先端部とを引張試験機(オリエンテック社製)の各チャックに挟み、引張速度50mm/秒の条件で、引張試験を行った。その結果、全てのサンプルにおいて、シート材11と試験片との界面で剥離は起こらず、シート材11または試験片のいずれか(母材)が破壊した。
Figure 2007285127
Figure 2007285127
上記結果から、実施例1〜7の試験片は、比較例1,2と比較して、燃料透過量が少ないことがわかる。しかも、実施例1〜7の試験片は、各層が剥離するおそれもなく、また、樹脂製燃料タンクとの溶着力も強力であることがわかる。
本発明の樹脂製燃料タンク用接合部品の一実施の形態が樹脂製燃料タンクに溶着した状態を模式的に示す断面図である。 実施例,比較例の試験片を示す断面図である。 実施例,比較例の試験片の燃料透過量を測定する試験装置を示す断面図である。 従来の樹脂製燃料タンク用接合部品が樹脂製燃料タンクに溶着した状態を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1 バリア層
2 内層
3 外層

Claims (5)

  1. 樹脂製燃料タンクの開口部外周に、それ自体の一端開口部を位置決めした状態で溶着される略筒状の樹脂製燃料タンク用接合部品であって、少なくとも上記樹脂製燃料タンクの開口部外周との溶着部分が、下記の(A)からなる略筒状のバリア層と、このバリア層の内周面および外周面の少なくとも一方に形成された下記の(B)からなる略筒状の溶着層とからなることを特徴とする樹脂製燃料タンク用接合部品。
    (A)エチレン−ビニルアルコール共重合体,ポリアミド,ポリエステルおよび液晶ポリマーからなる群から選ばれた少なくとも一つに、ポリエチレンを配合したコンパウンド材料。
    (B)高密度ポリエチレンまたは変性高密度ポリエチレン。
  2. 上記(A)におけるポリエチレンの主成分が酸変性ポリエチレンである請求項1記載の樹脂製燃料タンク用接合部品。
  3. 上記(A)が、エチレン−ビニルアルコール共重合体,ポリアミド,ポリエステルおよび液晶ポリマーからなる群から選ばれた少なくとも一つからなる海相中に、ポリエチレンからなる島相が分散した海島構造を形成しているコンパウンド材料である請求項1または2記載の樹脂製燃料タンク用接合部品。
  4. 上記(A)からなるバリア層の溶融温度と上記(B)からなる溶着層の溶融温度とが、220℃以上の同一の温度に設定されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の樹脂製燃料タンク用接合部品。
  5. 上記バリア層の厚みが0.05〜0.8mmの範囲内に設定されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の樹脂製燃料タンク用接合部品。
JP2006109934A 2006-04-12 2006-04-12 樹脂製燃料タンク用接合部品 Expired - Fee Related JP4556904B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006109934A JP4556904B2 (ja) 2006-04-12 2006-04-12 樹脂製燃料タンク用接合部品
US11/783,640 US7828334B2 (en) 2006-04-12 2007-04-11 Joint part for resin fuel tank

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006109934A JP4556904B2 (ja) 2006-04-12 2006-04-12 樹脂製燃料タンク用接合部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007285127A true JP2007285127A (ja) 2007-11-01
JP4556904B2 JP4556904B2 (ja) 2010-10-06

Family

ID=38604131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006109934A Expired - Fee Related JP4556904B2 (ja) 2006-04-12 2006-04-12 樹脂製燃料タンク用接合部品

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7828334B2 (ja)
JP (1) JP4556904B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009255891A (ja) * 2008-03-28 2009-11-05 Tokai Rubber Ind Ltd 樹脂製燃料タンク用燃料ホースおよびその製法
JP2010077388A (ja) * 2008-08-28 2010-04-08 Tokai Rubber Ind Ltd 樹脂製燃料タンク用接合部品
JP2010235660A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Tokai Rubber Ind Ltd 樹脂製フィラーパイプおよびこれを用いた樹脂製フィラーパイプモジュール
WO2016080425A1 (ja) * 2014-11-18 2016-05-26 三井化学株式会社 変性エチレン系重合体、接着性樹脂組成物、積層体、その用途
KR20180117560A (ko) * 2017-04-19 2018-10-29 테이 아우토모티브 (풀다프뤼크) 게엠베하 탱크용 내부 파이프, 특히 자동차 연료 탱크용 내부 파이프

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162401A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Kyosan Denki Co Ltd 樹脂タンク溶着部材
JP2008162436A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Tokai Rubber Ind Ltd 樹脂製燃料タンク用燃料ホースおよびその製法

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55110433U (ja) * 1979-01-29 1980-08-02
JPH06294484A (ja) * 1993-04-07 1994-10-21 Bridgestone Corp 冷媒輸送用ホース
JPH10180911A (ja) * 1996-11-08 1998-07-07 Toray Ind Inc 熱可塑性樹脂多層管状体およびその用途
JPH10182970A (ja) * 1996-11-08 1998-07-07 Toray Ind Inc 多層成形用ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物および多層成形品
JP2001098492A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Mitsubishi Paper Mills Ltd 画像材料用支持体
JP2001200961A (ja) * 2000-01-18 2001-07-27 Nichirin Co Ltd 複合フレキシブルホース
JP2001239613A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Unitika Ltd クロス強化樹脂積層板、並びにこれを用いた研磨用保持シート
JP2001341255A (ja) * 2000-05-30 2001-12-11 Unitika Ltd 強化樹脂積層板、並びにこれを用いた研磨用保持シート
JP2002160537A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Toyota Motor Corp 樹脂製燃料タンク
JP2003194280A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Toyoda Gosei Co Ltd 燃料チューブ−タンク間の接続構造
JP2004143311A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Toppan Printing Co Ltd 無機化合物を含有する樹脂組成物およびそれを用いた積層体、包装体
JP2005315406A (ja) * 2004-03-31 2005-11-10 Bridgestone Corp 冷媒輸送用ホース

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU526564B2 (en) * 1977-09-02 1983-01-20 Sekisui Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Pipe joints
DE3336940C2 (de) * 1983-10-11 1986-03-27 Phoenix Ag, 2100 Hamburg T-förmige Schlauchverzweigung aus Gummi
DE3430053C1 (de) * 1984-08-16 1986-01-02 Phoenix Ag, 2100 Hamburg T-Schlauch
FR2693249B1 (fr) * 1992-07-03 1994-09-16 Hutchinson Procédé de raccordement de tubes ou tuyaux, raccords et dispositifs analogues obtenus par sa mise en Óoeuvre.
JP3657282B2 (ja) 1993-08-10 2005-06-08 株式会社クラレ 燃料用パイプまたはタンク
AU1690099A (en) * 1997-12-24 1999-07-19 Daicel Chemical Industries Ltd. Pipe of hard thermoplastic resin, pipe joint structure and methods of manufacturing the same
ES2282092T3 (es) 1999-03-04 2007-10-16 Kuraray Co., Ltd. Deposito de combustible.
FR2805592B1 (fr) * 2000-02-25 2002-05-03 Nobel Plastiques Tubulure de transport de carburant resistante au feu
JP2002242783A (ja) 2001-02-20 2002-08-28 Tokai Rubber Ind Ltd タンク接合部品
JP3893987B2 (ja) 2001-03-16 2007-03-14 東海ゴム工業株式会社 タンク接合部品、リング状樹脂成形品の成形方法
KR20050099962A (ko) 2002-12-10 2005-10-17 토요 보세키 가부시기가이샤 연료계 부품용 재료 및 그것을 이용한 연료계 부품
US6902208B1 (en) * 2003-12-10 2005-06-07 Dayco Product, Llc Gas impermeable tube joint and method of forming same
JP2006151365A (ja) 2004-10-26 2006-06-15 Tokai Rubber Ind Ltd 樹脂製燃料タンク用接合部品およびその製法
JP6270701B2 (ja) 2014-12-04 2018-01-31 株式会社フジクラ ケーブル

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55110433U (ja) * 1979-01-29 1980-08-02
JPH06294484A (ja) * 1993-04-07 1994-10-21 Bridgestone Corp 冷媒輸送用ホース
JPH10180911A (ja) * 1996-11-08 1998-07-07 Toray Ind Inc 熱可塑性樹脂多層管状体およびその用途
JPH10182970A (ja) * 1996-11-08 1998-07-07 Toray Ind Inc 多層成形用ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物および多層成形品
JP2001098492A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Mitsubishi Paper Mills Ltd 画像材料用支持体
JP2001200961A (ja) * 2000-01-18 2001-07-27 Nichirin Co Ltd 複合フレキシブルホース
JP2001239613A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Unitika Ltd クロス強化樹脂積層板、並びにこれを用いた研磨用保持シート
JP2001341255A (ja) * 2000-05-30 2001-12-11 Unitika Ltd 強化樹脂積層板、並びにこれを用いた研磨用保持シート
JP2002160537A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Toyota Motor Corp 樹脂製燃料タンク
JP2003194280A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Toyoda Gosei Co Ltd 燃料チューブ−タンク間の接続構造
JP2004143311A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Toppan Printing Co Ltd 無機化合物を含有する樹脂組成物およびそれを用いた積層体、包装体
JP2005315406A (ja) * 2004-03-31 2005-11-10 Bridgestone Corp 冷媒輸送用ホース

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009255891A (ja) * 2008-03-28 2009-11-05 Tokai Rubber Ind Ltd 樹脂製燃料タンク用燃料ホースおよびその製法
JP2010077388A (ja) * 2008-08-28 2010-04-08 Tokai Rubber Ind Ltd 樹脂製燃料タンク用接合部品
JP2010235660A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Tokai Rubber Ind Ltd 樹脂製フィラーパイプおよびこれを用いた樹脂製フィラーパイプモジュール
WO2016080425A1 (ja) * 2014-11-18 2016-05-26 三井化学株式会社 変性エチレン系重合体、接着性樹脂組成物、積層体、その用途
JPWO2016080425A1 (ja) * 2014-11-18 2017-09-28 三井化学株式会社 変性エチレン系重合体、接着性樹脂組成物、積層体、その用途
KR20180117560A (ko) * 2017-04-19 2018-10-29 테이 아우토모티브 (풀다프뤼크) 게엠베하 탱크용 내부 파이프, 특히 자동차 연료 탱크용 내부 파이프
KR102477044B1 (ko) * 2017-04-19 2022-12-12 테이 아우토모티브 (풀다프뤼크) 게엠베하 탱크용 내부 파이프, 특히 자동차 연료 탱크용 내부 파이프

Also Published As

Publication number Publication date
US20070241557A1 (en) 2007-10-18
US7828334B2 (en) 2010-11-09
JP4556904B2 (ja) 2010-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4556904B2 (ja) 樹脂製燃料タンク用接合部品
US20060099365A1 (en) Joint part for resin fuel tank and manufacturing method thereof
ES2380671T3 (es) Tubo multicapa basado en poliamida para transferir fluidos
JP2006266319A (ja) 低透過樹脂ホース
JP2008030386A (ja) 低透過樹脂ホース
JP4647453B2 (ja) 透過防止用部材
JP4544129B2 (ja) 低透過樹脂ホースおよびその製法
JPWO2004052964A1 (ja) 燃料系部品用材料およびそれを用いた燃料系部品
JP2008068672A (ja) 樹脂製燃料タンク用接合部品
JP5154487B2 (ja) 樹脂製燃料系部材
JP5255954B2 (ja) 樹脂製燃料タンク用燃料ホースおよびその製法
US20100112256A1 (en) Multi-layered structure containing a barrier polymer optionally reinforced against impacts
JP2002242783A (ja) タンク接合部品
JP5154488B2 (ja) 樹脂製燃料タンク用接合部品
JP4544125B2 (ja) 低透過樹脂ホースおよびその製法
JP5154489B2 (ja) 樹脂製フィラーパイプおよびこれを用いた樹脂製フィラーパイプモジュール
JP2021133504A (ja) 多層フィルムおよび深絞り包装体
JP2009113254A (ja) 積層包装材料及びその製造法
JP2008201365A (ja) 樹脂製燃料タンク用接合部品およびその製法
JP3972786B2 (ja) 燃料用の複層樹脂チューブ
JP2006212966A (ja) 低透過樹脂ホースおよびその製法
JPWO2018168731A1 (ja) 樹脂製高圧水素タンク用ライナー材
WO2021015098A1 (ja) 樹脂組成物およびその樹脂組成物からなる樹脂成形品
JP3512918B2 (ja) 積層構造体及びその用途
JP5243904B2 (ja) 樹脂製燃料タンク用接合部品およびその製法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4556904

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees