JP2007221472A - ノイズフィルタ及びノイズフィルタの実装構造 - Google Patents

ノイズフィルタ及びノイズフィルタの実装構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ノイズ除去効果をより一層向上させることが可能なノイズフィルタ及びノイズフィルタの実装構造を提供すること。
【解決手段】ノイズフィルタFは、素体1と、素体1の外表面に形成された第1〜第6の端子電極11〜16とを備える。素体1は、積層された複数の絶縁体層と、信号側内部電極及び接地側内部電極とを有する。信号側内部電極と接地側内部電極とは、絶縁体層を挟んで対向するように配されている。素体1の第1の主面2には、2つの接続導体41,43が形成されている。接続導体41は、第1の端子電極11と第2の端子電極12とを電気的に接続している。接続導体43は、第5の端子電極15と第6の端子電極16とを電気的に接続している。2つの接続導体41,43は、フェライトを含有した樹脂51により覆われている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノイズフィルタ及びノイズフィルタの実装構造に関する。
電源や信号等の配線を介したノイズの漏洩や侵入を防止するためのノイズフィルタとして、三端子コンデンサや貫通コンデンサ等が用いられることがある。貫通コンデンサとしては、信号側内部電極と接地側内部電極とが絶縁体層を介して積層された積層型貫通コンデンサが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭55−43869号公報
しかしながら、三端子コンデンサや貫通コンデンサ(例えば、特許文献1に記載された積層型貫通コンデンサ)では、未だノイズ除去効果が不十分である。
本発明は、ノイズ除去効果をより一層向上させることが可能なノイズフィルタ及びノイズフィルタの実装構造を提供することを課題とする。
本発明に係るノイズフィルタは、素体と、素体の外表面に形成された第1〜第4の端子電極と、を備え、素体内には、第1及び第2の端子電極と、第3及び第4の端子電極との間に電気的に接続されるコンデンサが形成されており、第1及び第2の端子電極が、外表面に形成された接続導体を通して電気的に接続され、接続導体が、フェライトを含有した樹脂により覆われていることを特徴とする。
本発明に係るノイズフィルタでは、第1の端子電極と第2の端子電極とを電気的に接続する接続導体がフェライトを含有した樹脂により覆われているので、接続導体とフェライトを含有した樹脂とがフェライトビーズインダクタとして機能することとなる。これにより、ノイズ除去効果がより一層向上する。
好ましくは、素体が、積層された複数の絶縁体層と、絶縁体層を挟んで対向するように配された信号側内部電極及び接地側内部電極と、を有しており、信号側内部電極が、外表面まで引き出される一対の信号側引き出し部を含み、一対の信号側引き出し部が、それぞれ、第1及び第2の端子電極に電気的に接続され、接地側内部電極が、外表面まで引き出される一対の接地側引き出し部を含み、一対の接地側引き出し部が、それぞれ、第3及び第4の端子電極に電気的に接続され、信号側内部電極と接地側内部電極とによりコンデンサが形成されている。
好ましくは、第5及び第6の端子電極を更に備え、素体が、絶縁体層を挟んで接地側内部電極に対向するように配された新たな信号側内部電極を更に有し、新たな信号側内部電極が、外表面まで引き出される一対の信号側引き出し部を含み、一対の信号側引き出し部が、それぞれ、第5及び第6の端子電極に電気的に接続され、新たな信号側内部電極と接地側内部電極とによりコンデンサが形成され、第5及び第6の端子電極が、外表面に形成された接続導体を通して電気的に接続されており、該接続導体が、フェライトを含有した樹脂により覆われている。この場合、第5の端子電極と第6の端子電極とを電気的に接続する接続導体がフェライトを含有した樹脂により覆われているので、当該接続導体及びフェライトを含有した樹脂がフェライトビーズインダクタとして機能することとなる。これにより、ノイズフィルタを第5及び第6の端子電極と当該第5及び第6の端子電極に電気的に接続される信号側内部電極を備える構成であっても、ノイズ除去効果をより一層向上することができる。
好ましくは、信号側内部電極と新たな信号側内部電極とが、同一面内に配されている。この場合、内部電極の層数が少なくなるため、ノイズフィルタの低背化を図ることができる。
好ましくは、素体が、積層された複数の絶縁体層と、絶縁体層を挟んで対向するように配された接地側内部電極及び一対の信号側内部電極と、を有しており、一対の信号側内部電極のうち一方の信号側内部電極が、外表面まで引き出される信号側引き出し部を含み、該信号側引き出し部が、第1の端子電極に電気的に接続され、一対の信号側内部電極のうち他方の信号側内部電極が、外表面まで引き出される信号側引き出し部を含み、該信号側引き出し部が、第2の端子電極に電気的に接続され、接地側内部電極が、外表面まで引き出される一対の接地側引き出し部を含み、一対の接地側引き出し部が、それぞれ、第3及び第4の端子電極に電気的に接続され、一対の信号側内部電極と接地側内部電極とによりコンデンサが形成されている。
好ましくは、一対の信号側内部電極が、同一面内に配されている。この場合、内部電極の層数が少なくなるため、ノイズフィルタの低背化を図ることができる。
好ましくは、第5及び第6の端子電極を更に備え、素体が、絶縁体層を挟んで接地側内部電極に対向するように配された新たな一対の信号側内部電極を更に有し、新たな一対の信号側内部電極のうち一方の信号側内部電極が、外表面まで引き出される信号側引き出し部を含み、該信号側引き出し部が、第5の端子電極に電気的に接続され、新たな一対の信号側内部電極のうち他方の信号側内部電極が、外表面まで引き出される信号側引き出し部を含み、該信号側引き出し部が、第6の端子電極に電気的に接続され、新たな一対の信号側内部電極と接地側内部電極とによりコンデンサが形成され、第5及び第6の端子電極が、外表面に形成された接続導体を通して電気的に接続されており、該接続導体が、フェライトを含有した樹脂により覆われている。この場合、第5の端子電極と第6の端子電極とを電気的に接続する接続導体がフェライトを含有した樹脂により覆われているので、当該接続導体及びフェライトを含有した樹脂がフェライトビーズインダクタとして機能することとなる。これにより、ノイズフィルタを第5及び第6の端子電極と当該第5及び第6の端子電極に電気的に接続される信号側内部電極を備える構成であっても、ノイズ除去効果をより一層向上することができる。
好ましくは、新たな一対の信号側内部電極が、同一面内に配されている。この場合、内部電極の層数が少なくなるため、ノイズフィルタの低背化を図ることができる。
好ましくは、一対の信号側内部電極と新たな一対の信号側内部電極とが、同一面内に配されている。この場合、内部電極の層数が少なくなるため、ノイズフィルタの低背化をより一層図ることができる。
好ましくは、接続導体が、第1及び第2の端子電極よりも幅狭に形成されている。
好ましくは、接続導体が、ミアンダ形状を呈している。
本発明に係るノイズフィルタの実装構造は、上記ノイズフィルタと、実装面に接地電極と少なくとも2つの信号電極とが形成された回路基板と、を備え、ノイズフィルタの第1及び第2の端子電極が、それぞれ少なくとも2つの信号電極のうち異なる信号電極に接続され、ノイズフィルタの第3及び第4の端子電極が、それぞれ接地電極に接続されていることを特徴とする。
本発明に係るノイズフィルタの実装構造では、実装されるノイズフィルタにおいて、第1の端子電極と第2の端子電極とを電気的に接続する接続導体がフェライトを含有した樹脂により覆われているので、接続導体とフェライトを含有した樹脂とがフェライトビーズインダクタとして機能することとなる。これにより、ノイズ除去効果がより一層向上する。
本発明によれば、ノイズ除去効果をより一層向上させることが可能なノイズフィルタ及びノイズフィルタの実装構造を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1〜図3を参照して、本実施形態に係るノイズフィルタFの構成について説明する。図1は、本実施形態に係るノイズフィルタの斜視図である。図2は、本実施形態に係るノイズフィルタに含まれる素体の分解斜視図である。図3は、本実施形態に係るノイズフィルタの断面構成を説明するための模式図である。
ノイズフィルタFは、図1に示すように、略直方体形状をした素体1と、素体1の外表面に形成された第1〜第6の端子電極11〜16とを備える。素体1は、相対向する第1及び第2の主面2,3と、相対向する第1及び第2の端面4,5と、相対向する第1および第2の側面6,7とを含んでいる。第1及び第2の端面4,5と第1及び第2の側面6,7とは、第1の主面2と第2の主面3との間を連結するように伸びている。
素体1の第1の側面6には、第1の端子電極11、第3の端子電極13、及び第5の端子電極15が形成されている。第1の端子電極11及び第5の端子電極15は第1の側面6の端部に位置しており、第3の端子電極13は第1の側面6の中央部に位置している。素体1の第2の側面7には、第2の端子電極12、第4の端子電極14、及び第6の端子電極16が形成されている。第2の端子電極12及び第6の端子電極16は第2の側面7の端部に位置しており、第4の端子電極14は第2の側面7の中央部に位置している。第1及び第2の端子電極11,12と第5及び第6の端子電極15,16とは信号側端子電極として機能し、第3及び第4の端子電極13,14は接地側端子電極として機能する。
第1〜第6の端子電極11〜16は、例えば、導電性金属粉末及びガラスフリットを含む導電性ペーストを素体1の外表面の付与し、焼き付けることによって形成される。必要に応じて、焼き付けられた電極の上にめっき層が形成されることもある。
素体1は、図2に示されるように、積層された複数の絶縁体層21と、信号側内部電極23,25及び接地側内部電極27と、を有している。各絶縁体層21は、第1及び第2の主面2,3に平行な方向に伸びている。素体1では、第1の主面2と第2の主面3とが対向する方向は、複数の絶縁体層21の積層方向とされる。信号側内部電極23と接地側内部電極27とは、絶縁体層21を挟んで対向するように配されている。信号側内部電極25と接地側内部電極27とは、絶縁体層21を挟んで対向するように配されている。
各絶縁体層21は、たとえば誘電体セラミックを含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。実際のノイズフィルタFでは、各絶縁体層21は、絶縁体層21の間の境界が視認できない程度に一体化されている。各内部電極23〜27は、導電性ペーストの焼結体から構成される。
信号側内部電極23は、一対の信号用引き出し部23a,23bを含んでいる。信号側引き出し部23aは、第1の側面6まで引き出されており、第1の端子電極11に電気的且つ物理的に接続されている。信号側引き出し部23bは、第2の側面7まで引き出されており、第2の端子電極12に電気的且つ物理的に接続されている。信号側内部電極23は、第1の側面6から第2の側面7にわたって素体1を貫通すると共に、第1の端子電極11と第2の端子電極12とに電気的に接続されることとなる。
信号側内部電極25は、一対の信号用引き出し部25a,25bを含んでいる。信号側引き出し部25aは、第1の側面6まで引き出されており、第5の端子電極15に電気的且つ物理的に接続されている。信号側引き出し部25bは、第2の側面7まで引き出されており、第6の端子電極16に電気的且つ物理的に接続されている。信号側内部電極25は、第1の側面6から第2の側面7にわたって素体1を貫通すると共に、第5の端子電極15と第6の端子電極16とに電気的に接続されることとなる。
接地側内部電極27は、一対の接地側引き出し部27a,27bを含んでいる。接地側引き出し部27aは、第1の側面6まで引き出されており、第3の端子電極13に電気的且つ物理的に接続されている。接地側引き出し部27bは、第2の側面7まで引き出されており、第4の端子電極14に電気的且つ物理的に接続されている。接地側内部電極27は、第1の側面6から第2の側面7にわたって素体1を貫通すると共に、第3の端子電極13と第4の端子電極14とに電気的に接続されることとなる。
素体1の第1の主面2には、図3にも示されるように、2つの接続導体41,43が形成されている。接続導体41は、第1の端子電極11と第2の端子電極12とを電気的に接続している。接続導体41は、第1の主面2上を第1の側面6と第2の側面7とが対向する方向に伸びており、第1及び第2の端子電極11,12よりも幅狭とされている。接続導体43は、第5の端子電極15と第6の端子電極16とを電気的に接続している。接続導体43は、第1の主面2上を第1の側面6と第2の側面7とが対向する方向に伸びており、第5及び第6の端子電極15,16よりも幅狭とされている。ここで、「幅」なる用語は、第1の端面4と第2の端面5とが対向する方向での長さを意味している。
接続導体41,43は、第1〜第6の端子電極11〜16と同様に、例えば、導電性金属粉末及びガラスフリットを含む導電性ペーストを素体1の外表面の付与し、焼き付けることによって形成される。必要に応じて、焼き付けられた電極の上にめっき層が形成されることもある。接続導体41,43は、第1〜第6の端子電極11〜16と一体的に形成されていてもよい。
2つの接続導体41,43は、フェライト(例えば、粉末状のフェライト等)を含有した樹脂51により覆われている。樹脂51は、接続導体41,43を覆うように第1の主面2に付与した後に硬化させることにより、形成される。樹脂51は、電気絶縁性を有していることが好ましく、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、エポキシフェノール樹脂等を用いることができる。
上述したように構成されたノイズフィルタFでは、図4に示されるように、一対のコンデンサC1,C2と、フェライトビーズインダクタFB1,FB2とが形成される。図4は、本実施形態に係るノイズフィルタの等価回路図である。コンデンサC1は、信号側内部電極23と接地側内部電極27とで構成される。コンデンサC2は、信号側内部電極25と接地側内部電極27とで構成される。フェライトビーズインダクタFB1は、接続導体41とフェライトを含有した樹脂51とで構成される。フェライトビーズインダクタFB2は、接続導体43とフェライトを含有した樹脂51とで構成される。
以上のように、本実施形態によれば、第1の端子電極11と第2の端子電極12とを電気的に接続する接続導体41とフェライトを含有した樹脂51とがフェライトビーズインダクタFB1として機能すると共に、第5の端子電極15と第6の端子電極16とを電気的に接続する接続導体43とフェライトを含有した樹脂51とがフェライトビーズインダクタFB2として機能するので、ノイズフィルタFのノイズ除去効果がより一層向上する。
次に、図5〜図12を参照して、本実施形態に係るノイズフィルタFの変形例の構成について説明する。
図5は、本実施形態に係るノイズフィルタの変形例を示す斜視図である。図5に示されたノイズフィルタFの変形例は、接続導体41,43の形状の点で、上述した実施形態と異なる。図5に示されたノイズフィルタFの変形例では、各接続導体41,43がミアンダ形状を呈している。各接続導体41,43をミアンダ形状とすることにより、当該接続導体41,43の導体長を所望の値に調整することができる。
図6は、本実施形態に係るノイズフィルタの変形例を示す斜視図である。図7は、図6に示されたノイズフィルタの変形例の断面構成を説明するための模式図である。図6及び図7に示されたノイズフィルタFの変形例は、接続導体41,43の位置の点で、上述した実施形態と異なる。図6及び図7に示されたノイズフィルタFの変形例では、接続導体41が第1の端面4に形成され、接続導体43が第2の端面5に形成されている。
接続導体41は、第1の端面4上を第1の側面6と第2の側面7とが対向する方向に伸びており、第1及び第2の端子電極11,12よりも幅狭とされている。接続導体43は、第2の端面5上を第1の側面6と第2の側面7とが対向する方向に伸びており、第5及び第6の端子電極15,16よりも幅狭とされている。ここで、「幅」なる用語は、第1の主面2と第2の主面3とが対向する方向での長さを意味している。フェライトを含有した樹脂51は、接続導体41,43を覆うように各端面4,5に付与した後に硬化させることにより、それぞれ形成される。
図8は、本実施形態に係るノイズフィルタの変形例を示す斜視図である。図8に示されたノイズフィルタFの変形例は、接続導体41,43の形状の点で、図6及び図7に示されたノイズフィルタFの変形例と異なる。図8に示されたノイズフィルタFの変形例では、各接続導体41,43がミアンダ形状を呈している。各接続導体41,43をミアンダ形状とすることにより、当該接続導体41,43の導体長を所望の値に調整することができる。
図9は、本実施形態に係るノイズフィルタの変形例を示す斜視図である。図10は、図9に示されたノイズフィルタの変形例の断面構成を説明するための模式図である。図9及び図10に示されたノイズフィルタFの変形例は、接続導体41,43の形状の点で、図6及び図7に示されたノイズフィルタFの変形例と異なる。接続導体41は、第1及び第2の端子電極11,12と幅が同じである。接続導体43は、第5及び第6の端子電極15,16と幅が同じである。
また、図9及び図10に示されたノイズフィルタFの変形例では、素体1を図11〜図13に示されるように構成してもよい。図11〜図13は、本実施形態に係るノイズフィルタに含まれる素体の変形例を示す分解斜視図である。
図11に示された変形例では、信号側内部電極23は、信号用引き出し部23cを含んでいる。信号用引き出し部23cは、第1の端面4まで引き出されており、接続導体41に電気的且つ物理的に接続されている。信号側内部電極23は、第1の端子電極11、第2の端子電極12及び接続導体41に電気的に接続されることとなる。また、信号側内部電極25は、信号用引き出し部25cを含んでいる。信号用引き出し部25cは、第1の端面5まで引き出されており、接続導体43に電気的且つ物理的に接続されている。信号側内部電極25は、第5の端子電極15、第6の端子電極16及び接続導体43に電気的に接続されることとなる。
図12に示された変形例では、信号側内部電極23と信号側内部電極25とが、同一面内に配されている。これにより、内部電極23,25,27の層数が少なくなるため、ノイズフィルタF(素体1)の低背化を図ることができる。
図13に示された変形例では、信号側内部電極23は、信号用引き出し部23a,23bを含んでおらず、信号用引き出し部23cを含んでいる。この場合、信号側内部電極23は、接続導体41を通して、第1の端子電極11及び第2の端子電極12に電気的に接続されることとなる。また、信号側内部電極25は、信号用引き出し部25a,25bを含んでおらず、信号用引き出し部25cを含んでいる。この場合、信号側内部電極25は、接続導体43を通して、第5の端子電極15及び第6の端子電極16に電気的に接続されることとなる。
図14は、本実施形態に係るノイズフィルタに含まれる素体の変形例を示す分解斜視図である。図14に示された変形例では、素体1は、積層された複数の絶縁体層21と、信号側内部電極31〜37及び接地側内部電極27と、を有している。各内部電極27,31〜37は、導電性ペーストの焼結体から構成される。各信号側内部電極31〜37と接地側内部電極27とは、絶縁体層21を挟んで対向するように配されている。
信号側内部電極31は、信号用引き出し部31aを含んでいる。信号側引き出し部31aは、第1の側面6まで引き出されており、第1の端子電極11に電気的且つ物理的に接続されている。信号側内部電極31は、第1の端子電極11に電気的に接続されることとなる。信号側内部電極33は、信号用引き出し部33aを含んでいる。信号側引き出し部33aは、第2の側面7まで引き出されており、第2の端子電極12に電気的且つ物理的に接続されている。信号側内部電極33は、第2の端子電極12に電気的に接続されることとなる。
信号側内部電極35は、信号用引き出し部35aを含んでいる。信号側引き出し部35aは、第1の側面6まで引き出されており、第5の端子電極15に電気的且つ物理的に接続されている。信号側内部電極35は、第5の端子電極15に電気的に接続されることとなる。信号側内部電極37は、信号用引き出し部37aを含んでいる。信号側引き出し部37aは、第2の側面7まで引き出されており、第6の端子電極16に電気的且つ物理的に接続されている。信号側内部電極37は、第6の端子電極16に電気的に接続されることとなる。
図14に示された素体1を備えるノイズフィルタでは、図15に示されるように、4つのコンデンサC11,C12,C21,C22と、フェライトビーズインダクタFB1,FB2とが形成される。コンデンサC11は、信号側内部電極31と当該信号側内部電極31に対向する接地側内部電極27とで構成される。コンデンサC12は、信号側内部電極33と当該信号側内部電極33と対向する接地側内部電極27とで構成される。コンデンサC21は、信号側内部電極35と当該信号側内部電極35に対向する接地側内部電極27とで構成される。コンデンサC22は、信号側内部電極37と当該信号側内部電極37と対向する接地側内部電極27とで構成される。
以上のように、図14に示された変形例においても、ノイズフィルタのノイズ除去効果がより一層向上する。
図16は、本実施形態に係るノイズフィルタに含まれる素体の変形例を示す分解斜視図である。図16に示された素体1は、信号側内部電極31〜37の位置の点で、図14に示された素体1と異なる。
信号側内部電極31と信号側内部電極33とは、同一面内に配されている。すなわち、信号側内部電極31と信号側内部電極33とは、同じ絶縁体層21上に位置する。信号側内部電極31と信号側内部電極33とは、所定の間隔を有した状態で、第1の側面6と第2の側面7とが対向する方向に併置されており、電気的に絶縁されている。
信号側内部電極35と信号側内部電極37とは、同一面内に配されている。すなわち、信号側内部電極35と信号側内部電極37とは、同じ絶縁体層21上に位置する。信号側内部電極35と信号側内部電極37とは、所定の間隔を有した状態で、第1の側面6と第2の側面7とが対向する方向に併置されており、電気的に絶縁されている。
図16に示された変形例では、信号側内部電極31と信号側内部電極33とが同一面内に配されると共に、信号側内部電極35と信号側内部電極37とが同一面内に配されている。このため、内部電極27,31〜37の層数が少なくなるため、ノイズフィルタ(素体1)の低背化を図ることができる。
図17は、本実施形態に係るノイズフィルタに含まれる素体の変形例を示す分解斜視図である。図17に示された素体1は、信号側内部電極31〜37の位置の点で、図14に示された素体1と異なる。
各信号側内部電極31〜37は、同一面内に配されている。すなわち、各信号側内部電極31〜37は、同じ絶縁体層21上に位置する。各信号側内部電極31〜37は、所定の間隔を有した状態で、マトリックス状に併置されており、電気的に絶縁されている。
図17に示された変形例では、各信号側内部電極31〜37が同一面内に配されている。このため、内部電極27,31〜37の層数が更に少なくなるため、ノイズフィルタ(素体1)の低背化をより一層図ることができる。
次に、図18〜図20を参照して、本実施形態に係るノイズフィルタの更なる変形例の構成について説明する。図18は、本実施形態に係るノイズフィルタの変形例の斜視図である。図19は、本実施形態に係るノイズフィルタの変形例に含まれる素体の分解斜視図である。図20は、本実施形態に係るノイズフィルタの変形例の断面構成を説明するための模式図である。
変形例に係るノイズフィルタFは、図18に示すように、素体1と、素体1の外表面に形成された第1〜第8の端子電極11〜18とを備える。素体1の第1の側面6には、第1の端子電極11、第5の端子電極15、及び第7の端子電極17が形成されている。素体1の第2の側面7には、第2の端子電極12、第6の端子電極16、及び第8の端子電極18が形成されている。素体1の第1の端面4には第3の端子電極13が形成され、素体1の第2の端面5には第4の端子電極14が形成されている。第1及び第2の端子電極11,12と、第5及び第6の端子電極15,16と、第7及び第8の端子電極17,18と、は信号側端子電極として機能し、第3及び第4の端子電極13,14は接地側端子電極として機能する。
素体1は、図19に示されるように、積層された複数の絶縁体層21と、信号側内部電極61〜66及び接地側内部電極27と、を有している。各内部電極27,61〜66は、導電性ペーストの焼結体から構成される。各信号側内部電極61〜66と接地側内部電極27とは、絶縁体層21を挟んで対向するように配されている。各信号側内部電極61〜66は、同一面内に配されている。すなわち、各信号側内部電極61〜66は、同じ絶縁体層21上に位置する。各信号側内部電極61〜66は、所定の間隔を有した状態で、マトリックス状に併置されており、電気的に絶縁されている。
信号側内部電極61は、第1の側面6まで引き出されており、第1の端子電極11に電気的且つ物理的に接続されている。信号側内部電極62は、第2の側面7まで引き出されており、第2の端子電極12に電気的且つ物理的に接続されている。信号側内部電極63は、第1の側面6まで引き出されており、第5の端子電極15に電気的且つ物理的に接続されている。信号側内部電極64は、第2の側面7まで引き出されており、第6の端子電極16に電気的且つ物理的に接続されている。信号側内部電極65は、第1の側面6まで引き出されており、第7の端子電極17に電気的且つ物理的に接続されている。信号側内部電極66は、第2の側面7まで引き出されており、第8の端子電極18に電気的且つ物理的に接続されている。
接地側内部電極27は、第1及び第2の端面4,5まで引き出されており、第3及び第4の端子電極13,14に電気的且つ物理的に接続されている。接地側内部電極27は、第1の端面4から第2の端面5にわたって素体1を貫通している。
素体1の第1の主面2には、図20にも示されるように、3つの接続導体41〜45が形成されている。接続導体41は、第1の端子電極11と第2の端子電極12とを電気的に接続している。接続導体43は、第5の端子電極15と第6の端子電極16とを電気的に接続している。接続導体45は、第7の端子電極17と第8の端子電極18とを電気的に接続している。接続導体45は、第1の主面2上を第1の側面6と第2の側面7とが対向する方向に伸びており、第7及び第8の端子電極17,18よりも幅狭とされている。ここで、「幅」なる用語は、第1の端面4と第2の端面5とが対向する方向での長さを意味している。
図18〜図20に示されたノイズフィルタFでは、図21に示されるように、6つのコンデンサC11,C12,C21,C22,C31,C32と、3つのフェライトビーズインダクタFB1〜FB3とが形成される。コンデンサC11は、信号側内部電極61と接地側内部電極27とで構成される。コンデンサC12は、信号側内部電極62と接地側内部電極27とで構成される。コンデンサC21は、信号側内部電極63と接地側内部電極27とで構成される。コンデンサC22は、信号側内部電極64と接地側内部電極27とで構成される。コンデンサC31は、信号側内部電極65と接地側内部電極27とで構成される。コンデンサC32は、信号側内部電極66と接地側内部電極27とで構成される。フェライトビーズインダクタFB1は、接続導体41とフェライトを含有した樹脂51とで構成される。フェライトビーズインダクタFB2は、接続導体43とフェライトを含有した樹脂51とで構成される。フェライトビーズインダクタFB3は、接続導体45とフェライトを含有した樹脂51とで構成される。
以上のように、図18〜図20に示された変形例においても、ノイズフィルタFのノイズ除去効果がより一層向上する。
続いて、図22及び図23を参照して、本実施形態に係るノイズフィルタFの実装構造について説明する。図22は、本実施形態に係るノイズフィルタの実装構造を示す平面図である。図23は、本実施形態に係るノイズフィルタの実装構造を示す斜視図である。ここでは、図1〜図3に示されたノイズフィルタFを実装する例について説明する。ここでの説明は省略するが、図5〜図17に示された変形例に係るノイズフィルタの実装構造も、図22及び図23に示されたノイズフィルタFの実装構造と同様である。
図22及び図23に示されるように、ノイズフィルタFは、回路基板71にはんだ付け等の手法により実装されている。回路基板71の実装面71aには、4つの信号電極72〜75と、接地電極76とが形成されている。
ノイズフィルタFの第1の端子電極11は、信号電極72に物理的且つ電気的に接続されている。ノイズフィルタFの第2の端子電極13は、信号電極73に物理的且つ電気的に接続されている。ノイズフィルタFの第5の端子電極15は、信号電極74に物理的且つ電気的に接続されている。ノイズフィルタFの第6の端子電極16は、信号電極75に物理的且つ電気的に接続されている。ノイズフィルタFの第3及び第4の端子電極13,14は、接地電極76に物理的且つ電気的に接続されている。
回路基板71に実装されたノイズフィルタFにおいては、各内部電極23〜27で構成されたコンデンサC1,C2、及び、接続導体41,43とフェライトを含有した樹脂51とで構成されたフェライトビーズインダクタFB1,FB2が、端子電極11〜16を通して回路基板71に形成された電極72〜75,76に電気的に接続されることとなる。これにより、ノイズフィルタFは、回路基板71上においてノイズフィルタとしての機能を発揮する。
続いて、図24を参照して、本実施形態に係るノイズフィルタFの異なる実装構造について説明する。図24は、本実施形態に係るノイズフィルタの実装構造を示す斜視図である。ここでは、図18〜図20に示されたノイズフィルタFを実装する例について説明する。
図24に示されるように、ノイズフィルタFは、回路基板71にはんだ付け等の手法により実装されている。回路基板71の実装面71aには、6つの信号電極72〜75,77,78と、接地電極76とが形成されている。
ノイズフィルタFの第1の端子電極11は、信号電極72に物理的且つ電気的に接続されている。ノイズフィルタFの第2の端子電極13は、信号電極73に物理的且つ電気的に接続されている。ノイズフィルタFの第5の端子電極15は、信号電極74に物理的且つ電気的に接続されている。ノイズフィルタFの第6の端子電極16は、信号電極75に物理的且つ電気的に接続されている。ノイズフィルタFの第7の端子電極17は、信号電極77に物理的且つ電気的に接続されている。ノイズフィルタFの第8の端子電極18は、信号電極78に物理的且つ電気的に接続されている。ノイズフィルタFの第3及び第4の端子電極13,14は、接地電極76に物理的且つ電気的に接続されている。
回路基板71に実装されたノイズフィルタFにおいては、各内部電極27,61〜66で構成されたコンデンサC11,C12,C21,C22,C31,C32、及び、接続導体41,43,45とフェライトを含有した樹脂51とで構成されたフェライトビーズインダクタFB1〜FB3が、端子電極11〜18を通して回路基板71に形成された電極72〜78に電気的に接続されることとなる。これにより、ノイズフィルタFは、回路基板71上においてノイズフィルタとしての機能を発揮する。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
本実施形態に係るノイズフィルタの斜視図である。 本実施形態に係るノイズフィルタに含まれる素体の分解斜視図である。 本実施形態に係るノイズフィルタの断面構成を説明するための模式図である。 本実施形態に係るノイズフィルタの等価回路図である。 本実施形態に係るノイズフィルタの変形例を示す斜視図である。 本実施形態に係るノイズフィルタの変形例を示す斜視図である。 図6に示されたノイズフィルタの変形例の断面構成を説明するための模式図である。 本実施形態に係るノイズフィルタの変形例を示す斜視図である。 本実施形態に係るノイズフィルタの変形例を示す斜視図である。 図9に示されたノイズフィルタの変形例の断面構成を説明するための模式図である。 本実施形態に係るノイズフィルタに含まれる素体の変形例を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るノイズフィルタに含まれる素体の変形例を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るノイズフィルタに含まれる素体の変形例を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るノイズフィルタに含まれる素体の変形例を示す分解斜視図である。 図14に示されたノイズフィルタの変形例の等価回路図である。 本実施形態に係るノイズフィルタに含まれる素体の変形例を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るノイズフィルタに含まれる素体の変形例を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るノイズフィルタの変形例の斜視図である。 本実施形態に係るノイズフィルタの変形例に含まれる素体の分解斜視図である。 本実施形態に係るノイズフィルタの変形例の断面構成を説明するための模式図である。 図18に示されたノイズフィルタの変形例の等価回路図である。 本実施形態に係るノイズフィルタの実装構造を示す平面図である。 本実施形態に係るノイズフィルタの実装構造を示す斜視図である。 本実施形態に係るノイズフィルタの実装構造を示す斜視図である。
符号の説明
1…素体、2…第1の主面、3…第2の主面、4…第1の端面、5…第2の端面、6…第1の側面、7…第2の側面、11…第1の端子電極、12…第2の端子電極、13…第3の端子電極、14…第4の端子電極、15…第5の端子電極、16…第6の端子電極、17…第7の端子電極、18…第8の端子電極、21…絶縁体層、23,25…信号側内部電極、23a,23b,23c,25a,25b,25c…信号用引き出し部、27…接地側内部電極、27a,27b…接地側引き出し部、31,33,35,37…信号側内部電極、31a,33a,35a,37a…信号用引き出し部、41,43,45…接続導体、51…樹脂、61〜66…信号側内部電極、71…回路基板、71a…実装面、72〜75…信号電極、76…接地電極、C1,C2、C11,C12,C21,C22,C31,C32…コンデンサ、F…ノイズフィルタ、FB1,FB2,FB3…フェライトビーズインダクタ。

Claims (12)

  1. 素体と、前記素体の外表面に形成された第1〜第4の端子電極と、を備え、
    前記素体内には、前記第1及び第2の端子電極と、前記第3及び第4の端子電極との間に電気的に接続されるコンデンサが形成されており、
    前記第1及び第2の端子電極が、前記外表面に形成された接続導体を通して電気的に接続され、
    前記接続導体が、フェライトを含有した樹脂により覆われていることを特徴とするノイズフィルタ。
  2. 前記素体が、積層された複数の絶縁体層と、前記絶縁体層を挟んで対向するように配された信号側内部電極及び接地側内部電極と、を有しており、
    前記信号側内部電極が、前記外表面まで引き出される一対の信号側引き出し部を含み、前記一対の信号側引き出し部が、それぞれ、前記第1及び第2の端子電極に電気的に接続され、
    前記接地側内部電極が、前記外表面まで引き出される一対の接地側引き出し部を含み、前記一対の接地側引き出し部が、それぞれ、前記第3及び第4の端子電極に電気的に接続され、
    前記信号側内部電極と前記接地側内部電極とにより前記コンデンサが形成されることを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ。
  3. 第5及び第6の端子電極を更に備え、
    前記素体が、前記絶縁体層を挟んで前記接地側内部電極に対向するように配された新たな信号側内部電極を更に有し、
    前記新たな信号側内部電極が、前記外表面まで引き出される一対の信号側引き出し部を含み、前記一対の信号側引き出し部が、それぞれ、前記第5及び第6の端子電極に電気的に接続され、
    前記新たな信号側内部電極と前記接地側内部電極とによりコンデンサが形成され、
    前記第5及び第6の端子電極が、前記外表面に形成された接続導体を通して電気的に接続されており、該接続導体が、フェライトを含有した樹脂により覆われていることを特徴とする請求項2に記載のノイズフィルタ。
  4. 前記信号側内部電極と前記新たな信号側内部電極とが、同一面内に配されていることを特徴とする請求項3に記載のノイズフィルタ。
  5. 前記素体が、積層された複数の絶縁体層と、前記絶縁体層を挟んで対向するように配された接地側内部電極及び一対の信号側内部電極と、を有しており、
    前記一対の信号側内部電極のうち一方の信号側内部電極が、前記外表面まで引き出される信号側引き出し部を含み、該信号側引き出し部が、前記第1の端子電極に電気的に接続され、
    前記一対の信号側内部電極のうち他方の信号側内部電極が、前記外表面まで引き出される信号側引き出し部を含み、該信号側引き出し部が、前記第2の端子電極に電気的に接続され、
    前記接地側内部電極が、前記外表面まで引き出される一対の接地側引き出し部を含み、前記一対の接地側引き出し部が、それぞれ、前記第3及び第4の端子電極に電気的に接続され、
    前記一対の信号側内部電極と前記接地側内部電極とにより前記コンデンサが形成されることを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ。
  6. 前記一対の信号側内部電極が、同一面内に配されていることを特徴とする請求項5に記載のノイズフィルタ。
  7. 第5及び第6の端子電極を更に備え、
    前記素体が、前記絶縁体層を挟んで前記接地側内部電極に対向するように配された新たな一対の信号側内部電極を更に有し、
    前記新たな一対の信号側内部電極のうち一方の信号側内部電極が、前記外表面まで引き出される信号側引き出し部を含み、該信号側引き出し部が、前記第5の端子電極に電気的に接続され、
    前記新たな一対の信号側内部電極のうち他方の信号側内部電極が、前記外表面まで引き出される信号側引き出し部を含み、該信号側引き出し部が、前記第6の端子電極に電気的に接続され、
    前記新たな一対の信号側内部電極と前記接地側内部電極とによりコンデンサが形成され、
    前記第5及び第6の端子電極が、前記外表面に形成された接続導体を通して電気的に接続されており、該接続導体が、フェライトを含有した樹脂により覆われていることを特徴とする請求項5に記載のノイズフィルタ。
  8. 前記新たな一対の信号側内部電極が、同一面内に配されていることを特徴とする請求項7に記載のノイズフィルタ。
  9. 前記一対の信号側内部電極と前記新たな一対の信号側内部電極とが、同一面内に配されていることを特徴とする請求項7に記載のノイズフィルタ。
  10. 前記接続導体が、前記第1及び第2の端子電極よりも幅狭に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載のノイズフィルタ。
  11. 前記接続導体が、ミアンダ形状を呈していることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載のノイズフィルタ。
  12. 請求項1に記載されたノイズフィルタと、
    実装面に接地電極と少なくとも2つの信号電極とが形成された回路基板と、を備え、
    前記ノイズフィルタの前記第1及び第2の端子電極が、それぞれ前記少なくとも2つの信号電極のうち異なる信号電極に接続され、
    前記ノイズフィルタの前記第3及び第4の端子電極が、それぞれ前記接地電極に接続されていることを特徴とするノイズフィルタの実装構造。

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