JP4501996B2 - 貫通コンデンサの実装構造 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に対して貫通コンデンサを実装してなる貫通コンデンサの実装構造に関する。
従来、この種の実装構造として、例えば特許文献1記載のものが知られている。特許文献1記載の実装構造では、積層基板にグリッド端子が行列状に配されている。貫通コンデンサは一つのグリッド端子の上に配されており、貫通コンデンサの各端子電極は、この一つのグリッド端子の周辺にあるグリッド端子に半田付けされている。
特開2007−129046号公報
特許文献1記載の実装構造では、積層基板はグリッド端子として電源側のグリッド端子とグランド電極側のグリッド端子とを有しており、電源側のグリッド端子とグランド電極側のグリッド端子とを行方向及び列方向において交互に並べることで基板のESLを低く抑えている。
ところで特許文献1記載の実装構造では、貫通コンデンサの下にグリッド端子が位置している。貫通コンデンサの下のあるこのグリッド端子は、貫通コンデンサのいずれの端子電極とも接続されず、またこのような位置にあるグリッド端子を他の外部素子の端子電極に接続することは極めて難しい。したがって、貫通コンデンサの下にあるグリッド端子は未使用となる。未使用のグリッド端子は貫通コンデンサの数だけ存在することになり、そのため基板における実装密度が低くなってしまう。
そこで、ESLの上昇を抑えつつ実装密度の向上を図ることが可能な、基板に対する貫通コンデンサの実装構造を提供することを課題とする。
本発明は、基板の実装面に貫通コンデンサを実装してなる貫通コンデンサの実装構造であって、基板は、互いに絶縁された第1及び第2の導体部を内部に有する絶縁基板であり、実装面から第1の導体部まで伸びる複数の第1のビアホールと、実装面から第2の導体部まで伸びる複数の第2のビアホールと、実装面において第1のビアホールと対応した位置にそれぞれ形成され当該第1のビアホールに接続された複数の第1のランド電極と、実装面に形成され第1のランド電極と絶縁された状態で第2のビアホールに接続された第2のランド電極とを備え、第1のビアホール及び第2のビアホールは実装面側から見ると、行列状に配置されると共に行方向及び列方向において交互に並び、貫通コンデンサは、長手方向を有する素体と、長手方向に対向する素体の一対の第1の端面に配された一対の第1の端子電極と、長手方向と直交する前素体の第2の端面に配された第2の端子電極とを備え、貫通コンデンサは実装面側から見ると、行方向に交差する方向で互いに隣り合い且つ列方向に交差する方向でも互いに隣り合う一対の第1のビアホールの間に位置し、一対の第1の端子電極は一対の第1のビアホールと対応する第1のランド電極にそれぞれ接続され、第2の端子電極は第2のランド電極に接続されることを特徴とする。
本発明に係る実装構造によれば、基板には、第1の導体層につながる第1のビアホールと第2の導体層につながる第2のビアホールとが行方向及び列方向において交互に配列されている。そのため、隣り合うビアホールで流れる電流が互いに逆とすることができるので、基板のESLを低く抑えることができる。
貫通コンデンサは、行方向に交差する方向で互いに隣り合い且つ列方向に交差する方向でも互いに隣り合う第1のビアホールの間に位置している。つまり貫通コンデンサは、斜め方向で隣り合う第1のビアホールの間に位置している。第1のビアホールと第2のビアホールとは行方向及び列方向において交互に並んでいるので、斜め方向で隣り合う第1のビアホールの間には、ビアホールが存在しない。よって、貫通コンデンサを実装した際に、ビアホールが貫通コンデンサの下に隠れてしまうということがなくなる。したがって、未使用のビアホールを生じさせることなく貫通コンデンサを実装できるため、実装密度の向上を図ることができる。更に、貫通コンデンサの下にビアホールが存在しないため、第1の貫通コンデンサの第1の端子電極を半田付けする際に、半田が貫通コンデンサ下のビアホールに流れ込むということがなくなる。その結果、実装不良を低減することができる。
また、斜め方向で隣り合うビアホール間の距離は、行方向や列方向で隣り合うビアホール間の距離よりも長い。そのため、行方向あるいは列方向に隣り合うビアホール間の距離をある程度短くしても、貫通コンデンサを問題なく実装することができる。よって、ビアホールの配列ピッチを狭めることが可能となる。ビアホールの配列ピッチを狭めることにより、第1のビアホールと第2のビアホールとがより近づくことになるので、基板のESLを更に低下させることができる。またビアホールの配列ピッチを狭めることにより、基板における所定面積あたりのビアホール数が増える。ビアホール数の増加に伴い、より多くの貫通コンデンサを基板に搭載することが可能となるので、実装密度を更に向上させることができる。
本発明は、基板の実装面に第1及び第2の貫通コンデンサを実装してなる貫通コンデンサの実装構造であって、基板は、互いに絶縁された第1及び第2の導体部を内部に有する絶縁基板であり、実装面から第1の導体部まで伸びる複数の第1のビアホールと、実装面から第2の導体部まで伸びる複数の第2のビアホールと、実装面において第1のビアホールと対応した位置にそれぞれ形成され当該第1のビアホールに接続された複数の第1のランド電極と、実装面に形成され第1のランド電極と絶縁された状態で第2のビアホールに接続された第2のランド電極とを備え、第1のビアホール及び第2のビアホールは実装面側から見ると、行列状に配置されると共に行方向及び列方向において交互に並び、第1及び第2の貫通コンデンサは、長手方向を有する素体と、長手方向に対向する素体の一対の面に配された一対の第1の端子電極と、長手方向と直交する前素体の面に配された第2の端子電極とをそれぞれ備え、第1及び第2の貫通コンデンサは実装面側から見ると、行方向に交差する方向で互いに隣り合い且つ列方向に交差する方向でも互いに隣り合う一対の第1のビアホールの間にそれぞれ位置し、一対の第1の端子電極は一対の第1のビアホールと対応する第1のランド電極にそれぞれ接続され、第2の端子電極は第2のランド電極に接続され、間に第1の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの一方は、間に第2の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの一方と同一であり、間に第1の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの他方は、間に第2の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの他方と第2のビアホールを挟んで対向することを特徴とする。
本発明によれば、基板において第1のビアホールと第2のビアホールとが行方向及び列方向で交互に配列されているため、基板のESLを低く抑えることができる。貫通コンデンサを斜め方向で隣り合う第1のビアホールの間に配置するため、貫通コンデンサを実装した際に、ビアホールが貫通コンデンサの下に隠れてしまうということがない。よって、未使用のビアホールができてしまうことを防げ、実装密度の向上を図ることが可能となる。更に、一つの第1のビアホールを介して複数の貫通コンデンサが接続されることとなるので、実装密度をより向上させることができる。
本発明は、基板の実装面に第1〜第4の貫通コンデンサを実装してなる貫通コンデンサの実装構造であって、基板は、互いに絶縁された第1及び第2の導体部を内部に有する絶縁基板であり、実装面から第1の導体部まで伸びる複数の第1のビアホールと、実装面から第2の導体部まで伸びる複数の第2のビアホールと、実装面において第1のビアホールと対応した位置にそれぞれ形成され当該第1のビアホールに接続された複数の第1のランド電極と、実装面に形成され第1のランド電極と絶縁された状態で第2のビアホールに接続された第2のランド電極とを備え、第1のビアホール及び第2のビアホールは実装面側から見ると、行列状に配置されると共に行方向及び列方向において交互に並び、第1〜第4の貫通コンデンサは、長手方向を有する素体と、長手方向に対向する素体の一対の面に配された一対の第1の端子電極と、長手方向と直交する前素体の面に配された第2の端子電極とをそれぞれ備え、第1〜第4の貫通コンデンサは実装面側から見ると、行方向に交差する方向で互いに隣り合い且つ列方向に交差する方向でも互いに隣り合う一対の第1のビアホールの間にそれぞれ位置し、一対の第1の端子電極は一対の第1のビアホールと対応する第1のランド電極にそれぞれ接続され、第2の端子電極は第2のランド電極に接続され、間に第1の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの一方は、間に第2の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの一方と同一であり、間に第1の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの他方は、間に第2の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの他方と第2のビアホールを挟んで対向すると共に、間に第3の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの一方と同一であり、間に第3の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの他方は、間に第1の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの一方と第2のビアホールを挟んで対向すると共に、間に第4の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの一方と同一であり、間に第4の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの他方は、間に第2の貫通コンデンサが位置する一対の第1のビアホールの他方と同一であることを特徴とする。
本発明によれば、基板において第1のビアホールと第2のビアホールとが行方向及び列方向で交互に配列されているため、基板のESLを低く抑えることができる。貫通コンデンサを斜め方向で隣り合う第1のビアホールの間に配置するため、貫通コンデンサの下にビアホールが存在しない。よって、未使用のビアホールができてしまうことを防げる。その結果、実装密度の向上を図ることが可能となる。更に、一つの第2のビアホールを囲むように4つの貫通コンデンサが配されるので、4つの貫通コンデンサの電流成分のベクトル和を小さくすることが可能となる。つまり4つの貫通コンデンサは電流に起因して発生する磁界を互いに相殺し合うこととなるため、より低ESL化を図ることが可能となる。
本発明によれば、ESLの上昇を抑えつつ実装密度の向上を図ることが可能な、基板に対する貫通コンデンサの実装構造を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1(a)は貫通コンデンサの斜視図であり、図1(b)は貫通コンデンサの上面図である。図2は第1の実施形態に係る貫通コンデンサの実装構造を示す上面図である。図3(a)は図2のIIIa−IIIa線での断面図であり、図3(b)は図2のIIIb−IIIb線での断面図である。なお図2では、図面を見易くするために、貫通コンデンサと基板との半田付け部分について記載を省略している。
図1〜3を参照して、第1の実施形態に係る、基板に対する貫通コンデンサの実装構造について説明する。
貫通コンデンサ(第1の貫通コンデンサ)C1は3端子貫通コンデンサと呼ばれるものであって、図1(a)に示されるように、直方体状をしたコンデンサ素体2と、端子電極(第1の端子電極)3,3と、接地電極(第2の端子電極)4,4とを備えて構成されている。
端子電極3,3は、コンデンサ素体2における長手方向に対向する一対の端面(第1の端面)2a,2aを覆うようにそれぞれ形成されている。端子電極3は多層化されており、コンデンサ素体2に接する内側の層には、例えばCu、Ni、Ag−Pdなどが用いられ、外側の層には、例えばNi−Snなどのめっきが施されている。接地電極4,4は、コンデンサ素体2において、端面2a,2aと直交する一対の端面(第2の端面)2b,2bの略中央部分にそれぞれ形成され、互いに対向した状態となっている。接地電極4は、端子電極3と同様の材料によって多層化されている。また、接地電極4,4は、コンデンサ素体2の表面において、端子電極3とは互いに電気的に絶縁されている。
図1(b)に矢印で示されるように、貫通コンデンサC1では、端子電極3から接地電極4に向かって電流が流れる。
基板10は、貫通コンデンサC1が実装される実装面を有している。基板10は絶縁基板であって、図3(a)に示されるように、第1の絶縁体層11と、第2の絶縁体層12と、電源側導体層(第1の導体部)13と、接地側導体層(第2の導体部)14とが積層されている。実装面と接地側導体層14との間には絶縁体層11が配され、接地側導体層14と電源側導体層13との間には絶縁体層12が配されている。
基板10は、電源側ビアホール(第1のビアホール)17と接地側ビアホール(第2のビアホール)18とを備えている。電源側ビアホール17は実装面から、第1及び第2の絶縁体層11,12を貫通して電源側導体層13まで伸びている。接地側ビアホール18は実装面から、第1の絶縁体層11を貫通して接地側導体層14まで伸びている。
図2に示されるように、基板10を実装面側から見ると、電源側ビアホール17及び接地側ビアホール18は行列状に形成されている。電源側ビアホール17及び接地側ビアホール18は、行方向および列方向のいずれにおいても交互に並んでいる。
基板10は、電源側ランド電極(第1のランド電極)15及び接地側ランド電極(第2のランド電極)16を備えている。電源側ランド電極15及び接地側ランド16は、電極基板10の実装面に位置している。
電源側ランド電極15は、電源側ビアホール17の開口を囲むように、第1の絶縁体層11の主面上に形成されている。電源側ランド電極15は島状に複数存在し、一つの電源側ランド電極15は一つの電源側ビアホール17と対応している。各電源側ランド電極15は、対応する電源側ビアホール17を介して電源側導体層13に電気的に接続される。
接地側ランド電極16は、接地側ビアホール18の開口を囲むように第1の絶縁体層11の主面上に形成されている。より具体的には、接地側ランド電極16は第1の絶縁体層11の主面のうち、電源側ランド電極15の形成領域を除いた部分に形成されている。島状の電源側ランド電極15と接地側ランド電極16との間には間隙が設けられ、この間隙から第1の絶縁体層11が露出している。これにより、電源側ランド電極15と接地側ランド電極16とは絶縁された状態となっている。接地側ランド電極16は、複数の接地側ビアホール18を介して接地側導体層14に電気的に接続される。
電源側ランド電極15及び接地側ランド電極16が形成された基板10の実装面に、先述した貫通コンデンサC1が搭載される。貫通コンデンサC1は、行方向に交差する方向で互いに隣り合い且つ列方向に交差する方向でも互いに隣り合う一対の電源側ビアホール17a,17bの間に配される。
より具体的には、貫通コンデンサC1は、斜め方向に隣り合う一対の電源側ビアホール17a,17bの間に配される。このとき、貫通コンデンサC1の一方の端子電極3が電源側ビアホール17a側に、他方の端子電極3が電源側ビアホール17b側にそれぞれくるように、貫通コンデンサC1を配置する。貫通コンデンサC1の一方の端子電極3は電源側ビアホール17aに対応した電源側ランド電極15に半田付けされ、他方の端子電極3は電源側ビアホール17bに対応した電源側ランド電極15に半田付けされる。貫通コンデンサC1の一対の接地電極4,4は、直下にある接地側ランド電極16に半田付けされる。これにより、貫通コンデンサC1の一方の端子電極3は電源側ビアホール17aを介して電源側導体層13に電気的に接続され、貫通コンデンサC1の他方の端子電極3は電源側ビアホール17bを介して電源側導体層13に電気的に接続され、貫通コンデンサC1の一対の接地電極4,4はいずれかの接地側ビアホール18を介して接地側導体層14に電気的に接続されることとなる。
なお第1の実施形態では、貫通コンデンサC1のほかに、貫通コンデンサC2〜C4を基板10に実装している。貫通コンデンサC2〜C4は、貫通コンデンサC1と同様の構成を有している。貫通コンデンサC2〜C4は貫通コンデンサC1と同様に、斜め方向で隣り合う一対の電源側ビアホール17,17の間に配されており、当該一対の電源側ビアホール17,17を介して電源側導体層13に電気的に接続されている。ただし、間に貫通コンデンサC1が配される電源側ビアホール17a,17b、貫通コンデンサC2が間に配される電源側ビアホール17c,17d、貫通コンデンサC3が間に配される電源側ビアホール17e,17f、および貫通コンデンサC4が間に配される電源側ビアホール17g,17hは、それぞれ異なっている。すなわち、複数の貫通コンデンサが同一の電源側ビアホール17を介して電源側導体層13に電気的に接続されるということがないように、貫通コンデンサC1〜C4は配置されている。
以上の構成を有する第1の実施形態の実装構造によれば、貫通コンデンサC1が実装される基板10には、電源側導体層13につながる電源側ビアホール17と接地側導体層14につながる接地側ビアホール18とが行方向及び列方向において交互に配列されている。流れる電流が互いに逆の電源側ビアホール17と接地側ビアホール18とが隣り合うこととなるので、基板10のESLを低く抑えることができる。
貫通コンデンサC1は、行方向に交差する方向で互いに隣り合い且つ列方向に交差する方向でも互いに隣り合う電源側ビアホール17の間に位置している。つまり貫通コンデンサC1は、斜め方向で隣り合う電源側ビアホール17の間に位置している。電源側ビアホール17と接地側ビアホール18とは行方向及び列方向において交互に並んでいるので、斜め方向で隣り合う電源側ビアホール17の間には、接地側ビアホール18が存在しない。よって、未使用のビアホールを生じさせることなく貫通コンデンサC1を実装できるので、実装密度の向上を図ることができる。更に、貫通コンデンサC1の下にビアホールが存在しないため、貫通コンデンサC1の一対の端子電極3,3を半田付けする際に、半田が貫通コンデンサC1下のビアホールに流れ込むということがなくなる。その結果、実装不良を低減することができる。
また、斜め方向で隣り合う電源側ビアホール17a,17b間の距離は、行方向や列方向で隣り合う電源側ビアホール17と接地側ビアホール18との間の距離よりも長い。そのため、電源側ビアホール17と接地側ビアホール18との間の距離をある程度短くしても、貫通コンデンサC1を問題なく実装することができる。よって、ビアホールの配列ピッチを狭めることが可能となる。ビアホールの配列ピッチを狭めることにより、電源側ビアホール17と接地側ビアホール18とがより近づくことになるので、基板10のESLを更に低下させることができる。またビアホールの配列ピッチを狭めることにより、基板10における所定面積あたりのビアホール数が増える。ビアホール数の増加に伴い、より多くの貫通コンデンサを基板10に搭載することが可能となるので、実装密度を更に向上させることができる。
(第2の実施形態)
続いて、図4に基づいて第2の実施形態について説明する。図4は、第2の実施形態に係る基板に対する貫通コンデンサの実装構造を示す上面図である。なお、実際には貫通コンデンサは基板に対して半田付けされているが、図4では図面を見易くするために、貫通コンデンサと基板との半田付け部分について記載を省略している。
第2の実施形態では、基板10の実装面に貫通コンデンサC11,C12が実装されている。貫通コンデンサC11,C12は、第1の実施形態にかかる貫通コンデンサC1と同じ構成をそれぞれ有している。
貫通コンデンサ(第1の貫通コンデンサ)C11は、行方向に交差する方向で互いに隣り合い且つ列方向に交差する方向でも互いに隣り合う一対の電源側ビアホール17,17の間に配されている。貫通コンデンサ(第2の貫通コンデンサ)C12は、行方向に交差する方向で互いに隣り合い且つ列方向に交差する方向でも互いに隣り合う一対の電源側ビアホール17,17の間に配されている。間に貫通コンデンサC11が配された一対の電源側ビアホール17,17の一方は、間に貫通コンデンサC12が配された一対の電源側ビアホール17,17の一方と同一である。間に貫通コンデンサC11が配された一対の電源側ビアホール17,17の他方は、間に貫通コンデンサC12が配された一対の電源側ビアホール17,17の他方と、接地側ビアホール18を挟んで対向している。
より具体的には、貫通コンデンサC11は斜め方向に隣り合う一対の電源側ビアホール17a,17bの間に配される。貫通コンデンサC11の一方の端子電極3は電源側ビアホール17a側に位置し、他方の端子電極3は電源側ビアホール17b側に位置している。貫通コンデンサC11の一方の端子電極3は電源側ビアホール17aに対応した電源側ランド電極15に半田付けされ、他方の端子電極3は電源側ビアホール17bに対応した電源側ランド電極15に半田付けされる。貫通コンデンサC11の一対の接地電極4,4は、当該接地電極の直下にある接地側ランド電極16に半田付けされる。
貫通コンデンサC12は、斜め方向に隣り合う一対の電源側ビアホール17a,17cの間に配される。電源側ビアホール17cと電源側ビアホール17bとは、1つの接地側ビアホール18aを挟んで同じ行に並んでいる。貫通コンデンサC12の一方の端子電極3は電源側ビアホール17a側に位置し、他方の端子電極3は電源側ビアホール17c側に位置している。貫通コンデンサC12の一方の端子電極3は電源側ビアホール17aに対応した電源側ランド電極15に半田付けされ、他方の端子電極3は電源側ビアホール17cに対応した電源側ランド電極15に半田付けされる。貫通コンデンサC12の一対の接地電極4,4は、当該接地電極の直下にある接地側ランド電極16に半田付けされる。
以上の構成を有する貫通コンデンサの実装構造によれば、第1の実施形態と同様の理由により、基板10のESLを低く抑えることができる。また、貫通コンデンサC11,C12の真下に位置し未使用となるビアホールが生じないので、実装密度の向上を図ることができる。
また、貫通コンデンサC11の一方の端子電極3と貫通コンデンサC12の一方の端子電極3とは、共に電源側ビアホール17aを介して電源側導体層13に電気的に接続されることになる。一つの電源側ビアホール17aを介して2つの貫通コンデンサC11,C12が接続されるので、実装密度をより向上させることができる。
更に、貫通コンデンサC11と貫通コンデンサC12とは、電源側ビアホール17aを頂点として直交している。このような位置関係にある貫通コンデンサC11と貫通コンデンサC12とでは、電流に起因して発生する磁界の一部を互いに相殺し合うため、より低ESL化を図ることが可能となる。
なお第2の実施形態では、貫通コンデンサC11,C12のほかに、貫通コンデンサC13〜C16が基板10に実装されている。貫通コンデンサC13〜C16は、貫通コンデンサC11,C12と同じ構成を有している。貫通コンデンサC13は電源側ビアホール17c,17dの間に配されている。電源側ビアホール17dは電源側ビアホール17aと、1つの接地側ビアホール18を挟んで同じ行に並んでいる。よって貫通コンデンサC11〜C13はジグザグ状に並ぶこととなる。このように貫通コンデンサC11〜C13をジグザグ上に配することにより、貫通コンデンサC12は、貫通コンデンサC11と協働して電流に起因する磁界の一部を互いに相殺し合うと共に、貫通コンデンサC13とも協働して電流に起因する磁界の一部を互いに相殺し合う。よって更なる低ESL化を図ることが可能となる。貫通コンデンサC11〜C13と同様に、貫通コンデンサC14〜C16もジグザグ状に並んでいる。
(第3の実施形態)
続いて、図5に基づいて第3の実施形態について説明する。図5は、第3の実施形態に係る基板に対する貫通コンデンサの実装構造を示す上面図である。なお、実際には貫通コンデンサは基板に対して半田付けされているが、図5では図面を見易くするために、貫通コンデンサと基板との半田付け部分について記載を省略している。
第3の実施形態では、基板10の実装面に貫通コンデンサC21〜C24が実装されている。貫通コンデンサC21〜C24は、第1の実施形態にかかる貫通コンデンサC1と同じ構成をそれぞれ有している。
貫通コンデンサ(第1の貫通コンデンサ)C21は、斜め方向に隣り合う一対の電源側ビアホール17a,17bの間に配されている。貫通コンデンサC21の端子電極3,3は、電源側ビアホール17a,17bに対応した電源側ランド電極15に接続される。
貫通コンデンサC22(第1の貫通コンデンサ)は、斜め方向に隣り合う一対の電源側ビアホール17a,17cの間に配されている。第2の実施形態でも説明したように、電源側ビアホール17bと電源側ビアホール17cとは、1つの接地側ビアホール18aを挟んで同じ行に並んでいる。貫通コンデンサC22の端子電極3,3は、電源側ビアホール17a,17cに対応した電源側ランド電極15に接続される。
貫通コンデンサ(第3の貫通コンデンサ)C23は、斜め方向に隣り合う一対の電源側ビアホール17b,17eの間に配されている。電源側ビアホール17eは電源側ビアホール17aと、1つの接地側ビアホール18aを挟んで同じ列に並んでいる。貫通コンデンサC23の端子電極3,3は電源側ビアホール17b,17eに対応した電源側ランド電極15に接続される。
貫通コンデンサ(第4の貫通コンデンサ)C24は、斜め方向に隣り合う一対の電源側ビアホール17e,17cの間に配されている。貫通コンデンサC24の端子電極3,3は、電源側ビアホール17e,17cに対応した電源側ランド電極15に接続される。
以上の構成を有する貫通コンデンサの実装構造によれば、第1の実施形態と同様の理由により、基板10のESLを低く抑えることができる。また、貫通コンデンサC21〜C24の真下に位置し未使用となるビアホールが生じないので、実装密度の向上を図ることができる。
また、4つの貫通コンデンサC21〜C24は、一つの接地側ビアホール18aを囲むように配されている。よって、4つの貫通コンデンサC21〜C24の電流成分のベクトル和がほぼゼロとなり、電流に起因して発生する磁界を互いに相殺し合うこととなるので、より低ESL化を図ることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨が逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、コンデンサ素体2における長手方向に対向する一対の端面2a,2aに端子電極3,3が形成され、一対の端面2a,2aと直交する一対の端面2b,2bに接地電極4,4が形成されているとした。これを、コンデンサ素体2における長手方向に対向する一対の端面2a,2aに接地電極4,4が形成され、一対の端面2a,2aと直交する一対の端面2b,2bに端子電極3,3が形成されているとしてもよい。この場合には、貫通コンデンサC1に流れる電流の向きが図1(b)示される矢印と逆になる。また、貫通コンデンサは、斜め方向に隣り合う一対の接地側ビアホール18,18の間に配される。
第1の実施形態に係る貫通コンデンサの斜視図である。 第1の実施形態に係る貫通コンデンサの上面図である。 図2のIIIa−IIIa線及びIIIb−IIIb線での断面図である。 第2の実施形態に係る基板に対する貫通コンデンサの実装構造を示す上面図である。 第3の実施形態に係る基板に対する貫通コンデンサの実装構造を示す上面図である。
符号の説明
2…コンデンサ素体、2a…端面(第1の端面)、2b…端面(第2の端面)、3…端子電極(第1の端子電極)、4…接地電極(第2の端子電極)、10…積層基板、11…第1の絶縁体層、13…電源側導体層(第1の導体層)、14…接地側導体層(第2の導体層)、15…電源側ランド電極(第1のランド電極)、16…接地側ランド電極(第2のランド電極)、17…電源側ビアホール(第1のビアホール)、18…接地側ビアホール(第2のビアホール)、C1〜C4,C11〜C16,C21〜C24…貫通コンデンサ。

Claims (3)

  1. 基板の実装面に貫通コンデンサを実装してなる貫通コンデンサの実装構造であって、
    前記基板は、互いに絶縁された第1及び第2の導体部を内部に有する絶縁基板であり、前記実装面から前記第1の導体部まで伸びる複数の第1のビアホールと、前記実装面から前記第2の導体部まで伸びる複数の第2のビアホールと、前記実装面において前記第1のビアホールと対応した位置にそれぞれ形成され当該第1のビアホールに接続された複数の第1のランド電極と、前記実装面に形成され前記第1のランド電極と絶縁された状態で前記第2のビアホールに接続された第2のランド電極とを備え、前記第1のビアホール及び前記第2のビアホールは前記実装面側から見ると、行列状に配置されると共に行方向及び列方向において交互に並び、
    前記貫通コンデンサは、長手方向を有する素体と、前記長手方向に対向する前記素体の一対の第1の端面に配された一対の第1の端子電極と、前記長手方向と直交する前素体の第2の端面に配された第2の端子電極とを備え、
    前記貫通コンデンサは、前記実装面側から見ると、前記行方向に交差する方向で互いに隣り合い且つ前記列方向に交差する方向でも互いに隣り合う一対の前記第1のビアホールの間に位置し、前記一対の第1の端子電極は前記一対の前記第1のビアホールと対応する前記第1のランド電極にそれぞれ接続され、前記第2の端子電極は前記第2のランド電極に接続されることを特徴とする貫通コンデンサの実装構造。
  2. 基板の実装面に第1及び第2の貫通コンデンサを実装してなる貫通コンデンサの実装構造であって、
    前記基板は、互いに絶縁された第1及び第2の導体部を内部に有する絶縁基板であり、前記実装面から前記第1の導体部まで伸びる複数の第1のビアホールと、前記実装面から前記第2の導体部まで伸びる複数の第2のビアホールと、前記実装面において前記第1のビアホールと対応した位置にそれぞれ形成され当該第1のビアホールに接続された複数の第1のランド電極と、前記実装面に形成され前記第1のランド電極と絶縁された状態で前記第2のビアホールに接続された第2のランド電極とを備え、前記第1のビアホール及び前記第2のビアホールは前記実装面側から見ると、行列状に配置されると共に行方向及び列方向において交互に並び、
    前記第1及び前記第2の貫通コンデンサは、長手方向を有する素体と、前記長手方向に対向する前記素体の一対の面に配された一対の第1の端子電極と、前記長手方向と直交する前素体の面に配された第2の端子電極とをそれぞれ備え、
    前記第1及び第2の貫通コンデンサは、前記実装面側から見ると、前記行方向に交差する方向で互いに隣り合い且つ前記列方向に交差する方向でも互いに隣り合う一対の前記第1のビアホールの間にそれぞれ位置し、前記一対の第1の端子電極は前記一対の前記第1のビアホールと対応する前記第1のランド電極にそれぞれ接続され、前記第2の端子電極は前記第2のランド電極に接続され、
    間に前記第1の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの一方は、間に前記第2の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの一方と同一であり、
    間に前記第1の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの他方は、間に前記第2の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの他方と前記第2のビアホールを挟んで対向することを特徴とする貫通コンデンサの実装構造。
  3. 基板の実装面に第1〜第4の貫通コンデンサを実装してなる貫通コンデンサの実装構造であって、
    前記基板は、互いに絶縁された第1及び第2の導体部を内部に有する絶縁基板であり、前記実装面から前記第1の導体部まで伸びる複数の第1のビアホールと、前記実装面から前記第2の導体部まで伸びる複数の第2のビアホールと、前記実装面において前記第1のビアホールと対応した位置にそれぞれ形成され当該第1のビアホールに接続された複数の第1のランド電極と、前記実装面に形成され前記第1のランド電極と絶縁された状態で前記第2のビアホールに接続された第2のランド電極とを備え、前記第1のビアホール及び前記第2のビアホールは前記実装面側から見ると、行列状に配置されると共に行方向及び列方向において交互に並び、
    前記第1〜第4の貫通コンデンサは、長手方向を有する素体と、前記長手方向に対向する前記素体の一対の面に配された一対の第1の端子電極と、前記長手方向と直交する前素体の面に配された第2の端子電極とをそれぞれ備え、
    前記第1〜第4の貫通コンデンサは、前記実装面側から見ると、前記行方向に交差する方向で互いに隣り合い且つ前記列方向に交差する方向でも互いに隣り合う一対の前記第1のビアホールの間にそれぞれ位置し、前記一対の第1の端子電極は前記一対の前記第1のビアホールと対応する前記第1のランド電極にそれぞれ接続され、前記第2の端子電極は前記第2のランド電極に接続され、
    間に前記第1の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの一方は、間に前記第2の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの一方と同一であり、
    間に前記第1の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの他方は、間に前記第2の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの他方と前記第2のビアホールを挟んで対向すると共に、間に前記第3の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの一方と同一であり、
    間に前記第3の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの他方は、間に前記第1の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの一方と前記第2のビアホールを挟んで対向すると共に、間に前記第4の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの一方と同一であり、
    間に前記第4の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの他方は、間に前記第2の貫通コンデンサが位置する前記一対の第1のビアホールの他方と同一であることを特徴とする貫通コンデンサの実装構造。
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