JPH0817637A - チップ型lrフィルタおよびその製造方法 - Google Patents

チップ型lrフィルタおよびその製造方法

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JPH0817637A
JPH0817637A JP6143307A JP14330794A JPH0817637A JP H0817637 A JPH0817637 A JP H0817637A JP 6143307 A JP6143307 A JP 6143307A JP 14330794 A JP14330794 A JP 14330794A JP H0817637 A JPH0817637 A JP H0817637A
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layer
ceramic substrate
filter
external electrode
resistor
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JP6143307A
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Hironobu Chiba
博伸 千葉
Osamu Makino
治 牧野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 デジタル機器の小型・薄型化に伴う高密度実
装回路基板のノイズ対策部品として、小型低背で実装性
および量産性に優れ、かつノイズ除去特性に優れたチッ
プ型LRフィルタの実現を目的とする。 【構成】 角板状のセラミック基板10と、前記セラミ
ック基板の一方の面に厚膜導体パターン30を内設した
インダクタ層60と、前記インダクタ層60上に形成さ
れた収縮抑制層46および抵抗体層50を形成し、第1
および第2の外部電極20a,20bでこれらの層を接
続してLRのフィルタ回路を構成している。これによ
り、実装性、量産性と併せてノイズ除去特性に優れたチ
ップ型LRフィルタを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型電子機器の高密度
回路基板に面実装するチップ型LRフィルタおよびその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インダクタンス素子は、磁性素体
に貫通孔を設けその貫通孔に導体を通したインダクタン
ス素子を始めとして、高密度実装回路基板の高周波ノイ
ズ対策部品として多用されている。
【0003】以下に従来のチップインダクタについて説
明する。図35は従来のチップインダクタの内部構造を
示す外観斜視図を示すものである。図35において、1
10は磁性素体、111は貫通孔導体、112は外部導
体、113は端面電極、114は貫通孔である。
【0004】以上のように構成された従来のチップイン
ダクタは、複数の貫通孔114を有するほぼ直方体のチ
ップ状磁性素体110と、これらを電気的に接続してチ
ップインダクタを構成したものである。これにより、I
Cピンやコネクタピンに近接して高密度に実装できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、製品形状に起因する実装性、量産性および
ノイズ除去特性において大きな問題点を有していた。
【0006】すなわち、実装性においては、インダクタ
ンス素子としてインダクタンス値の大きなものを得るた
めには、貫通導体孔の距離はある程度必要でありチップ
高さが高くなるため低背化には限界がある。さらに、量
産性においては、磁性素体110がほぼ直方体の形状を
しているため、貫通導体や端子電極の形成を個片状態で
形成しなければならず、どうしても煩雑な工程を必要と
する。このため、量産には向かないという問題点を有し
ていた。
【0007】また、ノイズ特性に関しては、形状により
導体の長さに制限を受けるためインダクタンスおよびイ
ンピーダンスを大きく取れず、ノイズ除去特性について
も問題点を有していた。
【0008】本発明は前記従来の問題点を解決するもの
で、従来のチップインダクタでは実現できない優れた実
装性と量産性を有し、ノイズ除去特性に優れたチップ型
LRフィルタおよびその製造方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、角板状のセラミック基板と、このセラミッ
ク基板上に、厚膜導体パターンを内設した磁性体層と、
前記磁性体層上面に形成して焼成時に前記磁性体層の収
縮を抑制する無機物質からなる収縮抑制層と、前記収縮
抑制層の上部に形成した内部電極を備えた抵抗体層と、
前記セラミック基板の端部において前記厚膜導体パター
ンの一端部と電気的に接続して配設した信号ライン用の
第1の外部電極と、前記セラミック基板の端部において
この第1の外部電極と対向するように前記厚膜導体パタ
ーンの他端部と前記抵抗体層の一方の内部電極の端部と
電気的に接続して配設した信号ライン用の第2の外部電
極とを有し、前記厚膜導体パターンの他端部と前記抵抗
体層の他方の内部電極の端部とを直列に接続し構成した
ものである。
【0010】
【作用】この構成により、本発明のチップ型LRフィル
タは、焼結済みの強固なセラミック基板をベースとして
いるため、薄型で低背であると同時にチップ外形寸法の
ばらつきが小さく高密度な実装に適したものとなる。ま
た、シート状のセラミック基板上に形成されたインダク
タ層上の収縮抑制層が前記インダクタ層の焼結より先に
焼結膜を形成するため、この膜がインダクタ層の焼成時
の上部の収縮を抑制し、インダクタ層上部を平坦にでき
るので、その上部に抵抗体層を形成することができるた
め複合化が可能となる。また、角板型厚膜チップ抵抗器
と同様に製造が容易で量産性に富むものである。このた
め、従来のチップインダクタでは実現できない優れた実
装性、量産性とノイズ除去特性に優れたチップ型LRフ
ィルタを提供できる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例におけるチッ
プ型LRフィルタの構造説明のための分解斜視図であ
る。図2はその外観斜視図を示す図である。図3はその
等価回路を示したものである。また、図4から図15は
本実施例の製造方法を示す平面図である。
【0013】図1から図15において、10はセラミッ
ク基板、11はシート状セラミック基板、20aは信号
ライン用の第1の外部電極、20bは信号ライン用の第
2の外部電極、30,30a,30b,30cは厚膜導
体パターン、40,40a,40b,40cは磁性体
層、46は収縮抑制層、50は抵抗体層、51は内部電
極、52は厚膜抵抗体、60はインダクタ層、61,6
2,63はヴィアホール、70は保護膜、81は一次分
割溝、82は二次分割溝である。
【0014】以上のように構成されるチップ型LRフィ
ルタについて、図を用いてその製造方法を説明する。
【0015】図4は、分割後に1個片が3.0×1.5
mmの角板状のセラミック基板10になるように、一次
分割溝81、二次分割溝82を加工したアルミナ系のシ
ート状セラミック基板11である。シート状セラミック
基板11上に図5に示すようにNi・Zn・Cu系のフ
ェライトを主成分とするシート状の磁性体層40aを形
成した後、図6に示すように銀パラジウム系の厚膜導体
パターン30aをその一端辺が一次分割溝81に沿うよ
うに印刷形成する。
【0016】その上に、図7に示すようにNi・Zn・
Cu系のフェライトを主成分とする磁性体層40bを印
刷形成し、ヴィアホール61を形成する。次に図8に示
すように銀パラジウム系の厚膜導体パターン30bを印
刷形成する。さらにその上に、図9に示すようにヴィア
ホール62を形成するNi・Zn・Cu系のフェライト
を主成分とする磁性体層40cを印刷する。そしてこの
磁性体層40cに厚膜導体パターン30cを印刷するこ
とによってインダクタ層を形成し、その上部に図10に
示すようにヴィアホール63を有し結晶化ガラスを主成
分とする収縮抑制層46を形成し、ダイシング等により
分割溝81,82に沿って溝を形成して800℃〜11
00℃で焼成する。
【0017】次に、図11に示すように、一方の内部電
極がヴィアホール63より覗いている厚膜導体パターン
30cの一部と接続するように内部電極51を形成し、
その上に、図12に示すように酸化ルテニウム系の厚膜
グレーズ抵抗ペーストをスクリーン印刷して抵抗体52
を形成する。
【0018】さらにその上に、図13に示すように抵抗
体を防湿および酸によるダメージから回避するための保
護膜70をスクリーン印刷し形成した後、これを550
℃〜900℃で焼成する。その後、図14に示すように
シート状のセラミック基板11の一次分割溝81に沿っ
て分割した後、磁性体層40の一方の厚膜導体パターン
30の端部に接続する信号ライン用の第1の外部電極2
0aと、抵抗体層50の一方の内部電極51の端部に接
続する信号ライン用の第2の外部電極20bとを、銀系
の厚膜導体ペーストを塗布することにより、セラミック
基板10の一対の端面にそれぞれ対向するように形成
し、550℃〜900℃で焼成する。最後に図15に示
すように二次分割溝82に沿って分割してチップ型LR
フィルタを完成させる。
【0019】本実施例による直列に構成されたチップ型
LRフィルタと従来のチップインダクタを、図16に示
すような回路において、10MHzの信号をドライバ用
ICに入力し、約30cmの距離離れた観測点での各々
の出力波形により比較した。
【0020】その結果、本実施例のチップ型LRフィル
タは回路中に直列に抵抗素子とインダクタ素子が付加さ
れたことと等価になっている。この直列抵抗によって、
信号のアンダーシュート/オーバーシュート時の急峻な
電流を低減させるノイズ除去効果と従来のインダクタン
ス素子のノイズ除去効果とを併せ持つことから、図17
に示すように、本実施例のチップ型LRフィルタの波形
(イ)が従来のチップインダクタの波形(ロ)よりもノ
イズの少ない信号となり、従来のチップインダクタに比
べてノイズ除去性に優れた特性を有している。
【0021】また、多数の両者のチップ部品をチップマ
ウント機によりプリント基板上にマウントし、はんだ付
けしてそれらの実装性を比較評価したところ、本発明の
チップ型LRフィルタはチップの割れ、位置ずれ、はん
だ不良が皆無であった。このように、本発明によるチッ
プインダクタは、実装性の点で優れた効果が得られる。
【0022】さらに、本発明のチップ型LRフィルタお
よびその製造方法によれば、機械的強度が高く寸法精度
の高い焼結済みのシート状セラミック基板11をベース
としてインダクタ層と抵抗体層を設けるため、複数個の
素子を効率良くしかも高精度に一括形成できる。このよ
うに本発明のチップ型LRフィルタおよびその製造方法
は、量産性の点で優れた効果が得られる。
【0023】以上のように本実施例によれば、角板状の
セラミック基板10と、このセラミック基板の一方の面
にインダクタ層60、収縮抑制層46および抵抗体層5
0を第1,第2の外部電極20a,20bで接続して直
列型のLRフィルタ回路を構成することにより、実装性
と量産性の優れたものにすることができる。特に、本実
施例の製造方法によれば、スクリーン印刷機を用いて高
性能な積層インダクタを作製でき、非常に量産性の優れ
たものとなる。
【0024】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。
【0025】図18は本発明の第2の実施例におけるチ
ップ型LRフィルタの構造説明のための分解斜視図であ
る。図19はその外観斜視図を示す図である。図20は
その等価回路をそれぞれ示したものである。また、図2
1から図32は本実施例の製造方法を示す平面図であ
る。図18から図32において、10はセラミック基
板、11はシート状セラミック基板、20aは信号ライ
ン用の第1の外部電極、20bは信号ライン用の第2の
外部電極、30,30a,30bは厚膜導体パターン、
40,40a,40b,40cは磁性体層、46は収縮
抑制層、50は抵抗体層、51は内部電極、53は薄膜
抵抗体、60はインダクタ層、61はヴィアホール、7
0は保護膜、81は一次分割溝、82は二次分割溝、9
0はアース用の第3の外部電極である。
【0026】以上のように構成されたチップ型LRフィ
ルタについて、図を用いてその製造方法を説明する。図
21は、分割後に1個片が3.0×1.5mmの角板状
のセラミック基板10になるように、一次分割溝81、
二次分割溝82を加工したアルミナ系のシート状セラミ
ック基板11である。
【0027】次に図22に示すようにNi・Zn・Cu
系のフェライトを主成分とするシート状の磁性体層40
aを形成した後、図23に示すように銀パラジウム系の
厚膜導体パターン30aをその一端辺が一次分割溝81
に沿うように印刷形成する。その上に、図24に示すよ
うにヴィアホール61を有しNi・Zn・Cu系のフェ
ライトを主成分とする磁性体層40bを印刷形成する。
【0028】次に図25に示すように銀パラジウム系の
厚膜導体パターン30bを、一端部がヴィアホール61
において先に形成した厚膜導体パターン30aと接続し
かつ他端辺が一次分割溝81に沿うように印刷形成し、
さらにその上に、図26に示すようにNi・Zn・Cu
系のフェライトを主成分とする磁性体層40cを印刷す
ることによってインダクタ層60を形成する。その上部
に図27に示すように結晶化ガラスを主成分とする収縮
抑制層46を図26と同様のパターンで形成し、ダイシ
ング等により分割溝81,82に沿って溝を形成して8
00℃〜1100℃で焼成する。
【0029】次に、図28に示すように内部電極51を
形成し、図29に示すようにニッケル・クロム系の合金
膜抵抗体をスパッタで形成し、抵抗体53を形成する。
さらにその上に、図30に示すように抵抗体を防湿およ
び酸によるダメージから回避するための保護膜70をス
クリーン印刷し形成した後、これを150℃で焼成す
る。その後、図31に示すようにシート状のセラミック
基板11の一次分割溝81に沿って分割した後、磁性体
層40の一方の厚膜導体パターン30の端部に接続する
信号ライン用の第1の外部電極20aと、厚膜導体パタ
ーン30の他端部と抵抗体層50の一方の内部電極51
の端部とに接続する信号ライン用の第2の外部電極20
bとをスパッタで形成し、最後に図32に示すように二
次分割溝82に沿って分割し、スパッタにより抵抗体層
50の他方の内部電極51に接続するアース用の第3の
外部電極90を形成して回路構成がL型のチップ型LR
フィルタを完成させる。
【0030】本実施例によるL型のチップ型LRフィル
タと従来のチップインダクタを、図33に示すような回
路において、10MHzの信号をドライバ用ICに入力
し約30cmの距離離れた観測点での出力波形により比
較した。
【0031】その結果、本実施例のチップ型LRフィル
タは回路中に並列に抵抗素子と直列にインダクタンス素
子が付加されたことと等価になっている。この抵抗がプ
ルダウン抵抗および終端(マッチング)抵抗の役割を果
たし、信号のアンダーシュート/オーバーシュートを抑
えるノイズ除去効果と従来のインダクタンス素子のノイ
ズ除去効果とを併せ持つことから、図34に示すような
本実施例のチップ型LRフィルタの波形(ハ)が従来の
チップインダクタの波形(ニ)よりもノイズの少ない信
号となり従来のチップインダクタに比べてノイズ除去性
に優れた特性を有していることがわかる。
【0032】また、多数の両者のチップ部品をチップマ
ウント機によりプリント基板上にマウントし、はんだ付
けしてそれらの実装性を比較評価したところ、本発明の
チップ型LRフィルタはチップの割れ、位置ずれ、はん
だ不良が皆無であった。このように、本発明によるチッ
プ型LRフィルタは、実装性の点で優れた効果が得られ
る。
【0033】なお、実施例1から実施例2において、外
部電極、導体パターン、内部電極の各厚膜導体は、銀系
の厚膜導体ペーストを用いて空気中で焼成していたが、
これに限ることなく、銅系の厚膜導体ペーストを用いて
窒素などの非酸化性雰囲気で焼成して得ることもでき
る。さらには、収縮抑制層46上に厚膜および薄膜の抵
抗体を形成してチップ型LRフィルタを構成することは
たやすい。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明のチップ型LRフィ
ルタは、焼成済みの強固なセラミック基板をベースとし
ているため、薄型で低背であると同時にチップ外形寸法
のばらつきが小さく高密度な実装に適している。また、
シート状のセラミック基板上に形成されたインダクタ層
上の収縮抑制層が、前記インダクタ層の焼結より先に焼
結膜を形成するため、この膜がインダクタ層の焼成時の
上部の収縮を抑制し、インダクタ層上部の平坦化を実現
できるので、その上部にさらに抵抗体層を形成すること
ができるため、複合化が可能となり、角板型厚膜チップ
抵抗器と同様に製造が容易で量産性に富むものである。
このため、従来のチップインダクタでは実現できない優
れた実装性、量産性とノイズ除去特性に優れたチップ型
LRフィルタおよびその製造方法を実現できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるチップ型LRフ
ィルタの分解斜視図
【図2】同チップ型LRフィルタの外観斜視図
【図3】同チップ型LRフィルタの等価回路図
【図4】同チップ型LRフィルタの主な製造工程を示す
平面図
【図5】同じく平面図
【図6】同じく平面図
【図7】同じく平面図
【図8】同じく平面図
【図9】同じく平面図
【図10】同じく平面図
【図11】同じく平面図
【図12】同じく平面図
【図13】同じく平面図
【図14】同じく平面図
【図15】同じく平面図
【図16】同実施例におけるノイズ除去効果を測定する
ための回路図
【図17】同実施例におけるチップ型LRフィルタと従
来のチップインダクタのノイズ除去効果を比較測定した
信号波形図
【図18】本発明の第2の実施例におけるチップ型LR
フィルタの分解斜視図
【図19】同チップ型LRフィルタの外観斜視図
【図20】同チップ型LRフィルタの等価回路図
【図21】同チップ型LRフィルタの主な製造工程を示
す平面図
【図22】同じく平面図
【図23】同じく平面図
【図24】同じく平面図
【図25】同じく平面図
【図26】同じく平面図
【図27】同じく平面図
【図28】同じく平面図
【図29】同じく平面図
【図30】同じく平面図
【図31】同じく平面図
【図32】同じく平面図
【図33】同実施例のノイズ除去効果を測定するための
回路図
【図34】同実施例におけるチップ型LRフィルタと従
来のチップインダクタのノイズ除去効果を比較測定した
信号波形図
【図35】従来のチップインダクタの外観斜視図
【符号の説明】
10 セラミック基板 11 シート状セラミック基板 20a 第1の外部電極 20b 第2の外部電極 30,30a,30b,30c 厚膜導体パターン 40,40a,40b,40c 磁性体層 46 収縮抑制層 50 抵抗体層 51 内部電極 52 厚膜抵抗体 53 薄膜抵抗体 60 インダクタ層 81 一次分割溝 82 二次分割溝 90 第3の外部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03H 7/075 A 8321−5J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角板状のセラミック基板と、このセラミ
    ック基板上に、厚膜導体パターンを内設した磁性体層
    と、前記磁性体層上面に形成して焼成時に前記磁性体層
    の収縮を抑制する無機物質からなる収縮抑制層と、前記
    収縮抑制層の上部に形成した一対の内部電極を備えた抵
    抗体層と、前記セラミック基板の端部において前記厚膜
    導体パターンの一端部と電気的に接続して配設した信号
    ライン用の第1の外部電極と、前記抵抗体層の一方の内
    部電極の端部と電気的に接続し、前記セラミック基板の
    端部において前記第1の外部電極と対向する位置に配設
    した信号ライン用の第2の外部電極とを有し、前記厚膜
    導体パターンの他端部と前記抵抗体層の他方の内部電極
    の端部とを直列に接続し構成したことを特徴とするチッ
    プ型LRフィルタ。
  2. 【請求項2】 抵抗体層の他方の内部電極と電気的に接
    続した第3の外部電極を有する請求項1記載のチップ型
    LRフィルタ。
  3. 【請求項3】 収縮抑制層が結晶化ガラスを主成分とす
    る薄層であることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のチップ型LRフィルタ。
  4. 【請求項4】 シート状で焼結済みのセラミック基板上
    に複数個の磁性体層を形成する工程と、この磁性体層上
    面に焼成時に前記磁性体層の収縮を抑制する無機物質か
    らなる収縮抑制層を形成する工程と、前記シート状のセ
    ラミック基板を多数個チップ形状に細分化するための複
    数個の縦および横方向の分割溝を形成する工程と、前記
    収縮抑制層上部に抵抗体層を形成する工程と、前記セラ
    ミック基板および磁性体層および収縮抑制層および抵抗
    体層を、前記分割溝に沿って縦方向に一次分割する工程
    と、前記セラミック基板の端部において前記厚膜導体パ
    ターンの一部と電気的に接続して配設するように信号ラ
    イン用の第1の外部電極を形成する工程と、前記セラミ
    ック基板の端部において前記第1の外部電極と対向する
    ように、前記厚膜導体パターンの他端と前記抵抗体層の
    一方の内部電極の端部とを電気的に接続して信号ライン
    用の第2の外部電極を形成する工程と、前記セラミック
    基板および磁性体層および収縮抑制層および抵抗体層
    を、前記分割溝に沿って横方向に二次分割する工程とを
    有するチップ型LRフィルタの製造方法。
  5. 【請求項5】 信号ライン用の外部電極を形成した後、
    抵抗体の他方の内部電極と電気的に接続した第3の外部
    電極を形成する工程を有する請求項4記載のチップ型L
    Rフィルタの製造方法。
JP6143307A 1994-06-24 1994-06-24 チップ型lrフィルタおよびその製造方法 Pending JPH0817637A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000059248A (ko) * 2000-07-26 2000-10-05 엄우식 적층형 저항-인덕터 복합 칩 및 그 제조 방법
GB2398177A (en) * 2003-01-28 2004-08-11 Hewlett Packard Development Co Inductor with a resistive termination
KR100870631B1 (ko) * 2006-02-16 2008-11-26 티디케이가부시기가이샤 노이즈 필터 및 노이즈 필터의 실장 구조

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