JPH0636906A - チップ型lrフィルタおよびその製造方法 - Google Patents

チップ型lrフィルタおよびその製造方法

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JPH0636906A
JPH0636906A JP4191834A JP19183492A JPH0636906A JP H0636906 A JPH0636906 A JP H0636906A JP 4191834 A JP4191834 A JP 4191834A JP 19183492 A JP19183492 A JP 19183492A JP H0636906 A JPH0636906 A JP H0636906A
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JP
Japan
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ceramic substrate
filter
chip
external electrode
resistor
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JP4191834A
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Hironobu Chiba
博伸 千葉
Osamu Makino
治 牧野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル機器の小型・薄型化に伴う高密度実
装回路基板のノイズ対策部品として、小型低背で実装性
および量産性に優れ、かつノイズ除去特性に優れたチッ
プ型LRフィルタの実現を目的とする。 【構成】 角板状のセラミック基板10の一方の面に導
体パターン30を内設したインダクタ層60を形成する
とともに、前記セラミック基板10の他方の面に抵抗体
層50を形成し、外部電極90a,90b,90cでこ
れらの層を接続してLRのフィルタ回路を構成してい
る。これにより、実装性、量産性と併せてノイズ除去特
性に優れたチップ型LRフィルタを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型電子機器の高密度
回路基板に面実装するチップ型LRフィルタおよびその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インダクタンス素子としては磁性
素体に貫通孔を設け、その貫通孔に導体を通したインダ
クタンス素子を始めとして、高密度実装回路基板の高周
波ノイズ対策部品として多用されている。
【0003】以下に従来のチップインダクタについて説
明する。図36は従来のチップインダクタの内部構造を
示す外観斜視図を示すものである。図36において、1
10は磁性素体、111は貫通孔導体、112は外部導
体、113は端面電極、114は貫通孔である。
【0004】以上のように構成された従来のチップイン
ダクタは、複数の貫通孔114を有するほぼ直方体のチ
ップ上磁性素体110と、これを電気的に接続してチッ
プインダクタを構成したものである。これにより、IC
ピンやコネクタピンに近接して高密度に実装できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、製品形状に起因する実装性面、量産性面
およびノイズ除去特性面において大きな問題点を有して
いた。
【0006】すなわち、インダクタンス素子としてイン
ダクタンス値の大きなものを得るためには、貫通導体孔
の距離はある程度必要となり、どうしてもチップ高さが
高くなり低背化には限界がある。さらに、磁性素体11
0がほぼ直方体の形状をしているため、貫通導体や端子
電極の形成を個片状態で形成しなければならず、どうし
ても煩雑な工程を必要とする。このため、量産には向か
ないという問題点を有していた。また、形状に制限を受
けるためインダクタンスおよびインピーダンスを大きく
取れず、ノイズ除去特性についても問題点を有してい
た。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、従来のチップインダクタでは実現できない優れた実
装性と量産性を有し、ノイズ除去特性に優れたチップ型
LRフィルタおよびその製造方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、角板状のセラミック基板と、このセラミッ
ク基板の一方の面にインダクタ層、他方の面に抵抗体層
を形成し、外部電極との接続でL,Rのフィルタ回路を
構成している。
【0009】
【作用】本発明のチップ型LRフィルタは、焼結済みの
強固なセラミック基板をベースとしているため、薄型で
低背であると同時にチップ外形寸法のばらつきが小さく
高密度な実装に適している。また、シート状のセラミッ
ク基板上にインダクタ層および抵抗体層を形成するた
め、角板型厚膜チップ抵抗器と同様に製造が容易で量産
性に富む。このため、従来のチップインダクタでは実現
できない優れた実装性、量産性とノイズ除去特性に優れ
たチップ型LRフィルタを提供できる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例におけるチッ
プ型LRフィルタの構造説明のための分解斜視図であ
り、図2はその外観斜視図を示す図であり、図3はその
等価回路をそれぞれ示したものである。また、図4〜図
15は本実施例の製造方法を示す平面図である。図にお
いて、10はセラミック基板、11はシート状セラミッ
ク基板、20は端面電極、30,30a,30bは導体
パターン、40,40a,40b,40cは磁性体層、
50は抵抗体層、51は内部電極、52は厚膜抵抗体、
60はインダクタ層、70は保護膜、81は一次分割
溝、82は二次分割溝、90a,90b,90cは外部
電極である。
【0012】以上のように構成されたチップ型LRフィ
ルタについて、図4〜図15を用いてその製造方法を説
明する。
【0013】図4は、一次分割溝81に沿って直径0.
4mmの丸孔12を等ピッチに設けたシート状セラミック
基板11を用意し、この丸孔に銀パラジウム系厚膜導体
ペーストをスクリーン印刷機でスルーホール印刷し、8
50℃で焼成することにより複数の端面電極20を形成
したものである。
【0014】次に、図5に示すようにNiZnCu系の
フェライトを主成分とする磁性体層40aをスクリーン
印刷によって形成した後、図6に示すように銀パラジウ
ム系の厚膜導体パターン30aを印刷形成し、その上
に、図7に示すようにNiZnCu系のフェライトを主
成分とする磁性体層40bを印刷形成し、次に図8に示
すように銀パラジウム系の厚膜導体パターン30bを印
刷形成し、さらにその上に、図9に示すようにNiZn
Cu系のフェライトを主成分とする磁性体層40cを印
刷することによってインダクタ層を形成し、800℃〜
1100℃で焼成する。
【0015】ついで図10に示すように、シート状セラ
ミック基板11の他方の面に銀パラジウム系の厚膜導体
ペーストをスクリーン印刷して内部電極51を形成し、
図11に示すように酸化ルテニウム系の厚膜グレーズ抵
抗ペーストをスクリーン印刷して厚膜抵抗体52を形成
して抵抗体層50を設ける。さらにその上に、図12に
示すように抵抗体層を防湿および酸によるダメージから
回避するための保護膜70をスクリーン印刷し形成した
後、これを550℃から900℃で焼成する。その後、
図13に示すようにシート状のセラミック基板11の一
次分割溝81に沿って分割した後、図14に示すように
分割された両端面にインダクタ層の一方の導体パターン
30の端部と端面電極20とを接続する第1の信号ライ
ン用外部電極90a、およびこの外部電極90aと対向
して配設され、抵抗体層50の一方の内部電極51の端
部と端面電極20とを接続する第2の信号ライン用外部
電極90b、ならびにインダクタ層の他方の導体パター
ン30の端部と抵抗体層50の他方の内部電極51の端
部と接続する第3の接続用外部電極90cを銀パラジウ
ム系の厚膜導体ペーストを塗布することにより形成し、
550℃から900℃で焼成する。最後に図15に示す
ように二次分割溝82に沿って分割してチップ型LRフ
ィルタを完成させる。
【0016】本実施例による直列に構成されたチップ型
LRフィルタと従来のチップインダクタを図16に示す
ような回路において、10MHzの信号をドライバ用IC
に入力し約30cmの距離離れた観測点での出力波形で比
較した。本実施例のチップ型LRフィルタは回路中に直
列に抵抗素子とインダクタンス素子が付加されたことと
等価になり、一つにこの直列抵抗によって信号のアンダ
ーシュート/オーバーシュート時の急峻な電流を低減さ
せるノイズ除去効果と二つに従来のインダクタンス素子
の持つノイズ除去効果を併せ持つことから、図17に示
すように、本実施例のチップ型LRフィルタの波形
(イ)が従来のチップインダクタの波形(ロ)よりもノ
イズの少ない信号となり、従来のチップインダクタに比
べてノイズ除去性に優れた特性を有していることがわか
る。また、多数の両者のチップ部品をチップマウント機
によりプリント基板上にマウントし、はんだ付けしてそ
れらの実装性を比較評価したところ、本発明のチップ型
LRフィルタはチップの割れ、位置ずれ、ハンダ不良が
皆無であった。このように、本発明によるチップインダ
クタは、実装性の点で優れた効果が得られる。
【0017】さらに、本発明のチップ型LRフィルタお
よびその製造方法によれば、機械的強度が高く寸法精度
の高い焼結済みのシート状セラミック基板11をベース
としてインダクタ層と抵抗体層を設けるため、複数個の
素子を効率良くしかも高精度に一括形成できる。このよ
うに本発明のチップ型LRフィルタおよびその製造方法
は、量産性の点で優れた効果が得られる。
【0018】以上のように本実施例によれば、角板状の
セラミック基板10と、このセラミック基板の一方の面
にインダクタ層60、他方の面に抵抗体層50をそれぞ
れ設け、外部電極90a,90b,90cで接続して直
列型のLRフィルタ回路を構成することにより、実装性
と量産性を優れたものにすることができる。特に本実施
例の製造方法では、スクリーン印刷機を用いて高性能な
積層インダクタを作製できるため、非常に量産性の優れ
たものである。
【0019】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。
【0020】図18は本発明の第2の実施例におけるチ
ップ型LRフィルタの構造説明のための分解斜視図を示
す図であり、図19はその外観斜視図を示す図であり、
図20はその等価回路をそれぞれ示したものである。図
21〜図33は本実施例の製造方法を示す平面図であ
る。
【0021】図において、10はセラミック基板、11
はシート状セラミック基板、20は端面電極、30,3
0a,30bは導体パターン、40,40a,40b,
40cは磁性体層、50は抵抗体層、60はインダクタ
層、70は保護膜、81は一次分割溝、82は二次分割
溝、90a,90b,90cは外部電極である。以上は
実施例1の構成と同様である。実施例1の構成と異なる
のは、第1と第2の信号ライン用外部電極90a,90
b間で、磁性体層40に厚膜の導体パターン30を内設
してインダクタ層を構成し、第2の信号ライン用外部電
極90bと第3のアース用外部電極90c間で抵抗体層
50を形成する点と、抵抗体が薄膜であることによって
L型のLRフィルタを構成するように配置されている点
にある。
【0022】以上のように構成されたチップ型LRフィ
ルタについて、図を用いてその製造方法を説明する。図
21に示すように一次分割溝81に沿って等ピッチに設
けた複数の直径0.4mmの丸孔12と、二次分割溝82
に沿って等ピッチに設けた複数の直径0.4mmの半円状
の孔13を端面の中央部に配したシート状セラミック基
板11を用いて、これら複数の孔に銀パラジウム系厚膜
導体ペーストをスクリーン印刷機でスルーホール印刷
し、850℃で焼成することにより複数の端面電極20
を形成したものである。次に図22に示すようにNiZ
nCu系のフェライトを主成分とする磁性体層40aを
スクリーン印刷によって形成した後、図23に示すよう
に銀パラジウム系の厚膜導体パターン30aを印刷形成
し、その上に、図24に示すようにNiZnCu系のフ
ェライトを主成分とする磁性体層40bを印刷形成し、
次に図25に示すように銀パラジウム系の厚膜導体パタ
ーン30bを印刷形成し、さらにその上に、図26に示
すようにNiZnCu系のフェライトを主成分とする磁
性体層40cを印刷することによってインダクタ層を形
成し、800℃〜1100℃で焼成する。ついで図27
に示すように、シート状セラミック基板11の他方の面
に金を主成分とする合金を端面電極20と電気的に接続
するようにスパッタで内部電極51を形成する。さら
に、図28に示すようにニッケル・クロム系の合金膜抵
抗体53をスパッタで形成し、抵抗体層50を形成す
る。その後図29に示すように抵抗体層を防湿および酸
によるダメージから回避するための保護膜をスクリーン
印刷し形成した後、図30に示すようにシート状のセラ
ミック基板11の一次分割溝81に沿って分割した後、
図31に示すようにインダクタ層60の一方の導体パタ
ーン30の端部と第1の信号ライン用端面電極20およ
びインダクタ層60の他方の導体パターン30の端部と
抵抗体層50の一方の内部電極51の端部と第2の信号
ライン用端面電極20を電気的に接続するように銀パラ
ジウム系の厚膜導体ペーストを塗布・焼成することによ
り外部電極90a,90bを形成する。最後に図32に
示すように二次分割溝82に沿って分割して個片にした
後、図33に示すように端面電極20に接続する第3の
アース用外部電極90cを抵抗体層の他方の内部電極5
1の端部と電気的に接続するように銀パラジウム系の厚
膜導体ペーストを塗布・焼成してL型のチップ型LRフ
ィルタを完成させる。
【0023】本実施例によるL型のチップ型LRフィル
タと従来のチップインダクタを図34に示すような回路
において、10MHzの信号をドライバ用ICに入力し約
30cmの距離離れた観測点での出力波形で比較した。本
実施例のチップ型LRフィルタは回路中に並列に抵抗素
子と直列にインダクタンス素子が付加されたことと等価
になり、一つにこの直列抵抗がプルダウン抵抗および終
端(マッチング)抵抗の役割を果たし、信号のアンダー
シュート/オーバーシュートを抑えるノイズ除去効果と
二つに従来のインダクタンス素子の持つノイズ除去効果
を併せ持つことから、図35に示すように、本実施例の
チップ型LRフィルタの波形(ハ)が従来のチップイン
ダクタの波形(ニ)よりもノイズの少ない信号となり、
従来のチップインダクタに比べてノイズ除去性に優れた
特性を有していることがわかる。また、多数の両者のチ
ップ部品をチップマウント機によりプリント基板上にマ
ウントし、はんだ付けしてそれらの実装性を比較評価し
たところ、本発明のチップ型LRフィルタはチップの割
れ、位置ずれ、はんだ不良が皆無であった。このよう
に、本発明によるチップ型LRフィルタは、実装性の点
で優れた効果が得られる。
【0024】なお、実施例1から実施例2において、外
部電極、導体パターン、内部電極の各厚膜導体は、銀系
の厚膜導体ペーストを用いて空気中で焼成したが、これ
に限ることなく、銅系の厚膜導体ペーストを用いて窒素
などの非酸化性雰囲気で焼成して得ることもできる。さ
らには、インダクタ層60の上に厚膜および薄膜の抵抗
体を形成してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、角板状のセラミ
ック基板と、このセラミック基板の一方の面にインダク
タ層、他方の面に抵抗体層をそれぞれ設け、外部電極で
これらの層を接続してLRのフィルタ回路を構成したも
のであり、優れた実装性と量産性を有し、優れたノイズ
除去特性を併せ持つチップ型LRフィルタおよびその製
造方法を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるチップ型LRフ
ィルタの分解斜視図
【図2】同チップ型LRフィルタの外観斜視図
【図3】同チップ型LRフィルタの等価回路図
【図4】同チップ型LRフィルタの主な製造工程を示す
平面図
【図5】同じく平面図
【図6】同じく平面図
【図7】同じく平面図
【図8】同じく平面図
【図9】同じく平面図
【図10】同じく平面図
【図11】同じく平面図
【図12】同じく平面図
【図13】同じく平面図
【図14】同じく平面図
【図15】同じく平面図
【図16】ノイズ除去効果を測定するための回路図
【図17】ノイズ除去効果を比較測定した信号波形図
【図18】本発明の第2の実施例におけるチップ型LR
フィルタの分解斜視図
【図19】同チップ型LRフィルタの外観斜視図
【図20】同チップ型LRフィルタの等価回路図
【図21】同チップ型LRフィルタの主な製造工程を示
す平面図
【図22】同じく平面図
【図23】同じく平面図
【図24】同じく平面図
【図25】同じく平面図
【図26】同じく平面図
【図27】同じく平面図
【図28】同じく平面図
【図29】同じく平面図
【図30】同じく平面図
【図31】同じく平面図
【図32】同じく平面図
【図33】同じく平面図
【図34】ノイズ除去効果を測定するための回路図
【図35】ノイズ除去効果を比較測定した信号波形図
【図36】従来のチップインダクタの外観斜視図
【符号の説明】
10 セラミック基板 11 シート状セラミック基板 20 端面電極 30,30a,30b 導体パターン 40,40a,40b,40c 磁性体層 50 抵抗体層 51 内部電極 52 厚膜抵抗体 53 合金膜抵抗体 60 インダクタ層 70 保護膜 81 一次分割溝 82 二次分割溝 90a,90b,90c 外部電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】角板状のセラミック基板と、このセラミッ
    ク基板の一方の面上に形成されかつ磁性体層に導体パタ
    ーンを内設してなるインダクタ層と、前記セラミック基
    板の他方の面上に形成されかつ内部電極を備えた抵抗体
    層と、前記セラミック基板の端部に前記導体パターンの
    一端部と電気的に接続して配設した第1の信号ライン用
    外部電極と、この第1の外部電極と対向してセラミック
    基板に配設されかつ前記抵抗体層の一方の内部電極の端
    部と電気的に接続される第2の信号ライン用外部電極
    と、前記導体パターンの他端部と前記抵抗体層の他方の
    内部電極とを電気的に接続する第3の外部電極とを備え
    たことを特徴とするチップ型LRフィルタ。
  2. 【請求項2】角板状のセラミック基板と、このセラミッ
    ク基板の一方の面上に形成された磁性体層に導体パター
    ンを内設してなるインダクタ層と、前記セラミック基板
    の他方の面上に形成されかつ内部電極を備えた抵抗体層
    と、前記セラミック基板の端部に前記導体パターンの一
    端部と電気的に接続して配設した第1の信号ライン用外
    部電極と、この第1の信号ライン用外部電極と対向して
    配設されかつ前記導体パターンの他端部と前記抵抗体層
    の一方の内部電極とを電気的に接続した第2の信号ライ
    ン用外部電極と、前記抵抗体層の他方の内部電極と電気
    的に接続された第3の外部電極とを備えたことを特徴と
    するチップ型LRフィルタ。
  3. 【請求項3】セラミック基板の片面に形成される抵抗体
    層が厚膜抵抗体であることを特徴とする請求項1記載の
    チップ型LRフィルタ。
  4. 【請求項4】セラミック基板の片面に形成される抵抗体
    層を薄膜抵抗体であることを特徴とする請求項1記載の
    チップ型LRフィルタ。
  5. 【請求項5】シート状の焼結済みのセラミック基板の片
    面に複数個のインダクタ層を形成し、他方の面に抵抗体
    層を形成した後一次分割し、第1の信号ライン用外部電
    極および第2の信号ライン用外部電極を形成し、二次分
    割して多数のチップに細分化することを特徴とする請求
    項1記載のチップ型LRフィルタの製造方法。
JP4191834A 1992-07-20 1992-07-20 チップ型lrフィルタおよびその製造方法 Pending JPH0636906A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2398177A (en) * 2003-01-28 2004-08-11 Hewlett Packard Development Co Inductor with a resistive termination
JP2005110237A (ja) * 2003-09-12 2005-04-21 Koa Corp Lr複合部品およびその製造方法
KR100558443B1 (ko) * 2003-10-29 2006-03-10 삼성전기주식회사 저온 소성 세라믹 기판의 외부 단자 구조 및 그 형성방법

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