JP6740854B2 - 積層コモンモードフィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、積層コモンモードフィルタに関する。
互いに対向している一対の主面を有している素体と、素体内に配置されており、互いに磁気結合する第一コイル、第二コイル、及び第三コイルと、を備えている積層コモンモードフィルタが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許第3767437号公報
特許文献1に記載された積層コモンモードフィルタでは、第一〜第三コイルが、一対の主面が対向している方向で、第一コイル、第二コイル、第三コイルの順に配置されている。このため、第一コイルと第三コイルとの間隔が、第一コイルと第二コイルとの間隔と第二コイルと第三コイルとの間隔とより大きい。すなわち、間隔が各コイル間によって異なる。
間隔が各コイル間によって異なると、漏れL値が各コイル間によって異なる。上記積層コモンモードフィルタでは、第一コイルと第三コイルとの間での漏れインダクタンス値(以下、「漏れL値」と称する)が、第一コイルと第二コイルとの間での漏れL値、及び、第二コイルと第三コイルとの間での漏れL値と異なる。同様に、静電容量値も各コイル間によって異なる。上記積層コモンモードフィルタでは、第一コイルと第三コイルとの間での静電容量値は、第一コイルと第二コイルとの間での静電容量値、及び、第二コイルと第三コイルとの間での静電容量値と異なる。
第一コイルと第二コイルとの間での漏れL値、第二コイルと第三コイルとの間での漏れL値、及び第一コイルと第三コイルとの間での漏れL値の差(以下、単に「漏れL値差」と称する)、並びに、第一コイルと第二コイルとの間での静電容量値、第二コイルと第三コイルとの間での静電容量値、及び第一コイルと第三コイルとの間での静電容量値の差(以下、単に「静電容量値差」と称する)は、各コイル間の間隔の不均衡さに起因している。すなわち、第一コイルと第二コイルとの間隔、第二コイルと第三コイルとの間隔、及び、第一コイルと第三コイルとの間隔の不均衡さが大きいと、第一コイル及び第二コイルでの特性インピーダンスと、第二コイル及び第三コイルでの特性インピーダンスと、第一コイル及び第三コイルでの特性インピーダンスとの差(以下、単に「特性インピーダンス差」と称する)が大きくなる。特性インピーダンス差が大きくなると、信号品質などに悪影響を及ぼすおそれがある。
第一コイル及び第二コイルでの特性インピーダンスは、(第一コイルと第二コイルとの間での漏れL値/第一コイルと第二コイルとの間での静電容量値)1/2で表すことができる。第二コイル及び第三コイルでの特性インピーダンスは、(第二コイルと第三コイルとの間での漏れL値/第二コイルと第三コイルとの間での静電容量値)1/2で表すことができる。第一コイル及び第三コイルでの特性インピーダンスは、(第一コイルと第三コイルとの間での漏れL値/第一コイルと第三コイルとの間での静電容量値)1/2で表すことができる。
本発明の一つの態様は、特性インピーダンス差が小さい積層コモンモードフィルタを提供することを目的とする。
本発明の一つの態様に係る積層コモンモードフィルタは、互いに対向している一対の主面を有している素体と、素体内に配置されており、互いに磁気結合する第一コイル、第二コイル、及び第三コイルと、を備え、第一コイルは、渦巻き状の第一コイル導体及び第二コイル導体を有し、第一コイル導体と第二コイル導体とが電気的に接続されることにより構成され、第二コイルは、渦巻き状の第三コイル導体及び第四コイル導体を有し、第三コイル導体と第四コイル導体とが電気的に接続されることにより構成され、第三コイルは、渦巻き状の第五コイル導体及び第六コイル導体を有し、第五コイル導体と第六コイル導体とが電気的に接続されることにより構成され、第一〜第六コイル導体は、一対の主面が対向している方向で、第一コイル導体、第三コイル導体、第五コイル導体、第二コイル導体、第四コイル導体、第六コイル導体の順に配置されている。
本発明の一つの態様に係る積層コモンモードフィルタでは、第一コイルと第二コイルとの間隔、第二コイルと第三コイルとの間隔、及び、第一コイルと第三コイルとの間隔の不均衡さが小さいので、特性インピーダンス差が小さい。
第一コイル導体の巻き数と第六コイル導体の巻き数とは、第五コイル導体の巻き数と第二コイル導体の巻き数とより小さくてもよい。この場合、特性インピーダンス差が更に小さい。
第一コイル導体の巻き数と第二コイル導体の巻き数との合計値と第五コイル導体の巻き数と第六コイル導体の巻き数との合計値とは、第三コイル導体の巻き数と第四コイル導体の巻き数との合計値より小さくてもよい。この場合、第一コイル及び第三コイルの各インダクタンス値が第二コイルに比して小さいので、第一コイルと第三コイルとの間での漏れL値が小さく、特性インピーダンス差が更に小さい。
第三コイル導体及び第四コイル導体の各外径は、第一コイル導体、第二コイル導体、第五コイル導体、及び第六コイル導体の各外径よりも小さくてもよい。この場合、第三コイル導体及び第四コイル導体の各外径が、第一コイル導体、第二コイル導体、第五コイル導体、及び第六コイル導体の各外径と同等である構成に比して、第三コイル導体及び第四コイル導体の各内径を小さくできる。このため、第一コイル及び第三コイルの各インダクタンス値と第二コイルのインダクタンス値との差を小さくできる。
本発明の一つの態様によれば、特性インピーダンス差が小さい積層コモンモードフィルタを提供することができる。
一実施形態に係る積層コモンモードフィルタを示す斜視図である。 素体の断面構成を説明するための図である。 素体の構成を示す分解斜視図である。 第一コイル導体と第二コイル導体とを示す平面図である。 第三コイル導体と第四コイル導体とを示す平面図である。 第五コイル導体と第六コイル導体とを示す平面図である。 本実施形態の第一変形例に係る積層コモンモードフィルタが備える素体の断面構成を説明するための図である。 第一コイル導体と第二コイル導体とを示す平面図である。 第五コイル導体と第六コイル導体とを示す平面図である。 本実施形態の第二変形例に係る積層コモンモードフィルタが備える素体の断面構成を説明するための図である。 第一コイル導体と第二コイル導体とを示す平面図である。 第五コイル導体と第六コイル導体とを示す平面図である。 本実施形態の第三変形例に係る積層コモンモードフィルタが備える素体の断面構成を説明するための図である。 第一コイル導体と第二コイル導体とを示す平面図である。 第五コイル導体と第六コイル導体とを示す平面図である。 第四変形例に係る積層コモンモードフィルタが備える素体の断面構成を説明するための図である。 第三コイル導体と第四コイル導体とを示す平面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1及び図2を参照して、本実施形態に係る積層コモンモードフィルタCF1の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る積層コモンモードフィルタを示す斜視図である。図2は、素体の断面構成を説明するための図である。図3は、素体の構成を示す分解斜視図である。
積層コモンモードフィルタCF1は、図1に示されるように、素体1と、素体1の外表面に配置される第一端子電極11、第二端子電極12、第三端子電極13、第四端子電極14、第五端子電極15、及び第六端子電極16と、を備えている。積層コモンモードフィルタCF1は、第一端子電極11、第二端子電極12、第三端子電極13、第四端子電極14、第五端子電極15、及び第六端子電極16がそれぞれ信号ラインに接続されるように、電子機器(たとえば、回路基板又は電子部品など)に実装される。
素体1は、直方体形状を呈している。素体1は、その外表面として、互いに対向する長方形状の第一主面1a及び第二主面1bと、互いに対向する第一側面1c及び第二側面1dと、互いに対向する第三側面1e及び第四側面1fと、を有している。素体1の長手方向は、第三側面1eと第四側面1fとが対向している方向である。素体1の幅方向は、第一側面1cと第二側面1dとが対向している方向である。素体1の高さ方向は、第一主面1aと第二主面1bとが対向している方向である。直方体形状には、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、及び、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状が含まれる。
第一及び第二側面1c,1dは、第一主面1aと第二主面1bとを連結するように素体1の高さ方向に延在している。第一及び第二側面1c,1dは、素体1の長手方向(第一及び第二主面1a,1bの長辺方向)にも延在している。第三及び第四側面1e,1fは、第一主面1aと第二主面1bとを連結するように素体1の高さ方向に延在している。第三及び第四側面1e,1fは、素体1の幅方向(第一及び第二主面1a,1bの短辺方向)にも延在している。
素体1は、図2に示されるように、非磁性体部3と、素体1の高さ方向で非磁性体部3を挟むように配置された一対の磁性体部5と、を有している。素体1は、積層されている複数の絶縁体層により構成されている。非磁性体部3では、絶縁体層として、複数の非磁性体層4が積層されている。すなわち、非磁性体部3は、積層された複数の非磁性体層4により構成されている。各磁性体部5では、絶縁体層として、複数の磁性体層6が積層されている。すなわち、磁性体部5は、積層された複数の磁性体層6により構成されている。複数の絶縁体層は、複数の非磁性体層4と複数の磁性体層6とを含んでいる。
各非磁性体層4は、たとえば非磁性材料(Cu−Zn系フェライト材料、誘電体材料、又はガラスセラミック材料など)を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。各磁性体層6は、たとえば磁性材料(Ni−Cu−Zn系フェライト材料、Ni−Cu−Zn−Mg系フェライト材料、又はNi−Cu系フェライト材料など)を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。
実際の素体1では、各非磁性体層4及び各磁性体層6は、層間の境界が視認できない程度に一体化されている。素体1の高さ方向、すなわち第一主面1aと第二主面1bとが対向している方向は、複数の絶縁体層、すなわち、複数の非磁性体層4及び複数の磁性体層6が積層されている方向(以下、単に「積層方向」と称する。)と一致する。
第一端子電極11、第三端子電極13、及び第五端子電極15は、素体1の第一側面1c側に配置されている。第一端子電極11、第三端子電極13、及び第五端子電極15は、第一側面1cの一部を素体1の高さ方向に沿って覆うように形成されていると共に、第一主面1aの一部と第二主面1bの一部とに形成されている。第一端子電極11は、第三側面1e側に位置し、第五端子電極15は、第四側面1f側に位置している。第三端子電極13は、第一端子電極11と第五端子電極15との間に位置している。
第二端子電極12、第四端子電極14、及び第六端子電極16は、素体1の第二側面1d側に配置されている。第二端子電極12、第四端子電極14、及び第六端子電極16は、第二側面1dの一部を素体1の高さ方向に沿って覆うように形成されていると共に、第一主面1aの一部と第二主面1bの一部とに形成されている。第二端子電極12は、第三側面1e側に位置し、第六端子電極16は、第四側面1f側に位置している。第四端子電極14は、第二端子電極12と第六端子電極16との間に位置している。
第一〜第六端子電極11,12,13,14,15,16は、導電材(たとえば、Ag又はPdなど)を含んでいる。第一〜第六端子電極11,12,13,14,15,16は、導電性材料(たとえば、Ag粉末又はPd粉末など)を含む導電性ペーストの焼結体として構成される。第一〜第六端子電極11,12,13,14,15,16の表面にはめっき層が形成されている。めっき層は、たとえば電気めっきにより形成される。めっき層は、Cuめっき層、Niめっき層、及びSnめっき層からなる層構造、又は、Niめっき層及びSnめっき層からなる層構造などを有する。
積層コモンモードフィルタCF1は、図2及び図3に示されるように、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26を、非磁性体部3に備えている。第一〜第六コイル導体21,22,23,24,25,26は、導電材(たとえば、Ag又はPdなど)を含んでいる。第一〜第六コイル導体21,22,23,24,25,26は、導電性材料(たとえば、Ag粉末又はPd粉末など)を含む導電性ペーストの焼結体として構成される。
第一コイル導体21は、図4の(a)にも示されるように、渦巻き状であり、積層方向に隣り合う一対の非磁性体層4の間に配置されている。第一コイル導体21の一端部(外側端部)21aは、第一側面1cに露出している。第一コイル導体21は、第一側面1cに露出している端部で第一端子電極11に接続されている。第一コイル導体21の一端部21aは、第一端子電極11との接続導体として機能する。第一コイル導体21の他端部(内側端部)21bは、第一コイル導体21と同じ層に位置するパッド導体41に接続されている。本実施形態では、第一コイル導体21とパッド導体41とは、一体的に形成されている。
第二コイル導体22は、図4の(b)にも示されるように、渦巻き状であり、積層方向に隣り合う一対の非磁性体層4の間に配置されている。第二コイル導体22の一端部(外側端部)22aは、第二側面1dに露出している。第二コイル導体22は、第二側面1dに露出している端部で第二端子電極12に接続されている。第二コイル導体22の一端部22aは、第二端子電極12との接続導体として機能する。第二コイル導体22の他端部(内側端部)22bは、第二コイル導体22と同じ層に位置するパッド導体42に接続されている。本実施形態では、第二コイル導体22とパッド導体42とは、一体的に形成されている。
第三コイル導体23は、図5の(a)にも示されるように、渦巻き状であり、積層方向に隣り合う一対の非磁性体層4の間に配置されている。第三コイル導体23の一端部(外側端部)23aは、第一側面1cに露出している。第三コイル導体23は、第一側面1cに露出している端部で第三端子電極13に接続されている。第三コイル導体23の一端部23aは、第三端子電極13との接続導体として機能する。第三コイル導体23の他端部(内側端部)23bは、第三コイル導体23と同じ層に位置するパッド導体43に接続されている。本実施形態では、第三コイル導体23とパッド導体43とは、一体的に形成されている。
第四コイル導体24は、図5の(b)にも示されるように、渦巻き状であり、積層方向に隣り合う一対の非磁性体層4の間に配置されている。第四コイル導体24の一端部(外側端部)24aは、第二側面1dに露出している。第四コイル導体24は、第二側面1dに露出している端部で第四端子電極14に接続されている。第四コイル導体24の一端部24aは、第四端子電極14との接続導体として機能する。第四コイル導体24の他端部(内側端部)24bは、第四コイル導体24と同じ層に位置するパッド導体44に接続されている。本実施形態では、第四コイル導体24とパッド導体44とは、一体的に形成されている。
第五コイル導体25は、図6の(a)にも示されるように、渦巻き状であり、積層方向に隣り合う一対の非磁性体層4の間に配置されている。第五コイル導体25の一端部(外側端部)25aは、第一側面1cに露出している。第五コイル導体25は、第一側面1cに露出している端部で第五端子電極15に接続されている。第五コイル導体25の一端部25aは、第五端子電極15との接続導体として機能する。第五コイル導体25の他端部(内側端部)25bは、第五コイル導体25と同じ層に位置するパッド導体45に接続されている。本実施形態では、第五コイル導体25とパッド導体45とは、一体的に形成されている。
第六コイル導体26は、図6の(b)にも示されるように、渦巻き状であり、積層方向に隣り合う一対の非磁性体層4の間に配置されている。第六コイル導体26の一端部(外側端部)26aは、第二側面1dに露出している。第六コイル導体26は、第二側面1dに露出している端部で第六端子電極16に接続されている。第六コイル導体26の一端部26aは、第六端子電極16との接続導体として機能する。第六コイル導体26の他端部(内側端部)26bは、第六コイル導体26と同じ層に位置するパッド導体46に接続されている。本実施形態では、第六コイル導体26とパッド導体46とは、一体的に形成されている。
第一〜第六コイル導体21,22,23,24,25,26は、素体1の高さ方向で、第一コイル導体21、第三コイル導体23、第五コイル導体25、第二コイル導体22、第四コイル導体24、第六コイル導体26の順に配置されている。第一〜第六コイル導体21,22,23,24,25,26は、積層方向から見て、同じ方向に巻き回されていると共に互いに重なり合うように位置している。
第一コイル導体21と第三コイル導体23とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合っている。第三コイル導体23と第五コイル導体25とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合っている。第五コイル導体25と第二コイル導体22とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合っている。第二コイル導体22と第四コイル導体24とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合っている。第四コイル導体24と第六コイル導体26とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合っている。
第三コイル導体23は、積層方向で、第一コイル導体21と第五コイル導体25との間に位置している。第五コイル導体25は、積層方向で、第三コイル導体23と第二コイル導体22との間に位置している。第二コイル導体22は、積層方向で、第五コイル導体25と第四コイル導体24との間に位置している。第四コイル導体24は、積層方向で、第二コイル導体22と第六コイル導体26との間に位置している。
パッド導体41とパッド導体42とは、積層方向から見て、互いに重なり合うように位置している。パッド導体41とパッド導体42との間には、二つのパッド導体51,52が、積層方向から見て、パッド導体41,42と互いに重なり合うように配置されている。パッド導体51は、第三コイル導体23と同じ層に位置している。パッド導体52は、第五コイル導体25と同じ層に位置している。パッド導体41とパッド導体51とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合い、パッド導体51とパッド導体52とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合い、パッド導体52とパッド導体42とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合っている。
パッド導体41とパッド導体51とパッド導体52とパッド導体42とは、それぞれスルーホール導体61を介して接続されている。スルーホール導体61は、パッド導体41とパッド導体51との間に位置する非磁性体層4と、パッド導体51とパッド導体52との間に位置する非磁性体層4と、パッド導体52とパッド導体42との間に位置する非磁性体層4と、を貫通している。
パッド導体43とパッド導体44とは、積層方向から見て、互いに重なり合うように位置している。パッド導体43とパッド導体44との間には、二つのパッド導体53,54が、積層方向から見て、パッド導体43,44と互いに重なり合うように配置されている。パッド導体53は、第五コイル導体25と同じ層に位置している。パッド導体54は、第二コイル導体22と同じ層に位置している。パッド導体43とパッド導体53とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合い、パッド導体53とパッド導体54とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合い、パッド導体54とパッド導体44とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合っている。
パッド導体43とパッド導体53とパッド導体54とパッド導体44とは、それぞれスルーホール導体62を介して接続されている。スルーホール導体62は、パッド導体43とパッド導体53との間に位置する非磁性体層4と、パッド導体53とパッド導体54との間に位置する非磁性体層4と、パッド導体54とパッド導体44との間に位置する非磁性体層4と、を貫通している。
パッド導体45とパッド導体46とは、積層方向から見て、互いに重なり合うように位置している。パッド導体45とパッド導体46との間には、二つのパッド導体55,56が、積層方向から見て、パッド導体45,46と互いに重なり合うように配置されている。パッド導体55は、第二コイル導体22と同じ層に位置している。パッド導体56は、第四コイル導体24と同じ層に位置している。パッド導体45とパッド導体55とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合い、パッド導体55とパッド導体56とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合い、パッド導体56とパッド導体46とが積層方向で非磁性体層4を介して互いに隣り合っている。
パッド導体45とパッド導体55とパッド導体56とパッド導体46とは、それぞれスルーホール導体63を介して接続されている。スルーホール導体63は、パッド導体45とパッド導体55との間に位置する非磁性体層4と、パッド導体55とパッド導体56との間に位置する非磁性体層4と、パッド導体56とパッド導体46との間に位置する非磁性体層4と、を貫通している。
第一コイル導体21と第二コイル導体22とは、パッド導体41、パッド導体51、パッド導体52、パッド導体42、及びスルーホール導体61を通して、電気的に接続されている。第一コイル導体21と第二コイル導体22とは、第一コイルC1を構成している。
第三コイル導体23と第四コイル導体24とは、パッド導体43、パッド導体53、パッド導体54、パッド導体44、及びスルーホール導体62を通して、電気的に接続されている。第三コイル導体23と第四コイル導体24とは、第二コイルC2を構成している。
第五コイル導体25と第六コイル導体26とは、パッド導体45、パッド導体55、パッド導体56、パッド導体46、及びスルーホール導体63を通して、電気的に接続されている。第五コイル導体25と第六コイル導体26とは、第三コイルC3を構成している。
積層コモンモードフィルタCF1は、素体1(非磁性体部3)内に、第一コイルC1と第二コイルC2と第三コイルC3を備える。第一コイルC1と第二コイルC2と第三コイルC3は、互いに磁気結合する。
パッド導体51,52,53,54,55,56及びスルーホール導体61,62,63は、導電材(たとえば、Ag又はPdなど)を含んでいる。パッド導体51,52,53,54,55,56及びスルーホール導体61,62,63は、導電性材料(たとえば、Ag粉末又はPd粉末など)を含む導電性ペーストの焼結体として構成される。スルーホール導体61,62,63は、対応する非磁性体層4を構成することとなるセラミックグリーンシートに形成された貫通孔に充填された導電性ペーストが焼結することにより形成される。
本実施形態では、第一コイル導体21の巻き数と第二コイル導体22の巻き数とは、3.75である。第一コイルC1の巻き数(第一コイル導体21の巻き数と第二コイル導体22の巻き数との合計値)は、7.5である。第三コイル導体23の巻き数と第四コイル導体24の巻き数とは、3.75である。第二コイルC2の巻き数(第三コイル導体23の巻き数と第四コイル導体24の巻き数との合計値)は、7.5である。第五コイル導体25の巻き数と第六コイル導体26の巻き数とは、3.75である。第三コイルC3の巻き数(第五コイル導体25の巻き数と第六コイル導体26の巻き数との合計値)は、7.5である。
本実施形態では、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26の各外径は、同等である。第一コイル導体21、第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26の各内径も、同等である。
以上のように、本実施形態では、第一〜第六コイル導体21,22,23,24,25,26が、素体1の高さ方向で、第一コイル導体21、第三コイル導体23、第五コイル導体25、第二コイル導体22、第四コイル導体24、第六コイル導体26の順に配置されている。したがって、積層コモンモードフィルタCF1では、第一〜第三コイルが、積層方向で、第一コイル、第二コイル、第三コイルの順に配置されている積層コモンモードフィルタに比して、第一コイルC1と第二コイルC2との間隔、第二コイルC2と第三コイルC3との間隔、及び、第一コイルC1と第三コイルC3との間隔の不均衡さが小さい。この結果、積層コモンモードフィルタCF1では、第一コイルC1及び第二コイルC2での特性インピーダンスと、第二コイルC2及び第三コイルC3での特性インピーダンスと、第一コイルC1及び第三コイルC3での特性インピーダンスとの差が小さい。
次に、図7〜図9及び図5を参照して、本実施形態の第一変形例に係る積層コモンモードフィルタCF2の構成を説明する。図7は、第一変形例に係る積層コモンモードフィルタが備える素体の断面構成を説明するための図である。図8は、第一コイル導体と第二コイル導体とを示す平面図である。図9は、第五コイル導体と第六コイル導体とを示す平面図である。
積層コモンモードフィルタCF2は、上述した積層コモンモードフィルタCF1と同様に、素体1と、素体1の外表面に配置される第一端子電極11、第二端子電極12、第三端子電極13、第四端子電極14、第五端子電極15、及び第六端子電極16と、を備えている(図1参照)。積層コモンモードフィルタCF2は、図7〜図9に示されるように、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26を、非磁性体部3に備えている。
積層コモンモードフィルタCF2は、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26の形状(巻き数)が積層コモンモードフィルタCF1と相違している。積層コモンモードフィルタCF2が備える第三コイル導体23及び第四コイル導体24は、図5に示されている第三コイル導体23及び第四コイル導体24と同じである。
第一変形例では、第一コイル導体21の巻き数は、2.75である。第二コイル導体22の巻き数は、4.75である。第一コイルC1の巻き数(第一コイル導体21の巻き数と第二コイル導体22の巻き数との合計値)は、7.5である。第三コイル導体23の巻き数と第四コイル導体24の巻き数とは、3.75である(図5参照)。第二コイルC2の巻き数(第三コイル導体23の巻き数と第四コイル導体24の巻き数との合計値)は、7.5である。第五コイル導体25の巻き数は、4.75である。第六コイル導体26の巻き数は、2.75である。第三コイルC3の巻き数(第五コイル導体25の巻き数と第六コイル導体26の巻き数との合計値)は、7.5である。
第一変形例では、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26の各外径は、同等である。第一コイル導体21の内径と第六コイル導体26の内径とは、同等である。第二コイル導体22の内径と第五コイル導体25の内径とは、同等である。第三コイル導体23の内径と第四コイル導体24の内径とは、同等である。第一コイル導体21及び第六コイル導体26の各内径は、第三コイル導体23及び第四コイル導体24の各内径より大きい。第二コイル導体22及び第五コイル導体25の各内径は、第三コイル導体23及び第四コイル導体24の各内径より小さい。
第一変形例では、第三コイル導体23の巻き数と第四コイル導体24の巻き数とは、第五コイル導体25の巻き数と第二コイル導体22の巻き数とより小さく、かつ、第一コイル導体21の巻き数と第六コイル導体26の巻き数とより大きい。すなわち、第一コイル導体21の巻き数と第六コイル導体26の巻き数とは、第五コイル導体25の巻き数と第二コイル導体22の巻き数とより小さい。
第一コイルC1と第三コイルC3とに関し、第一コイル導体21と第五コイル導体25との間隔、及び、第二コイル導体22と第六コイル導体26との間隔は、第五コイル導体25と第二コイル導体22との間隔より大きい。第一コイルC1と第二コイルC2とに関し、第三コイル導体23と第二コイル導体22との間隔は、第一コイル導体21と第三コイル導体23との間隔、及び、第二コイル導体22と第四コイル導体24との間隔より大きい。第二コイルC2と第三コイルC3とに関し、第五コイル導体25と第四コイル導体24との間隔は、第三コイル導体23と第五コイル導体25との間隔、及び、第四コイル導体24と第六コイル導体26との間隔より大きい。
したがって、第一〜第六コイル導体21,22,23,24,25,26の巻き数が同じである場合、第一コイルC1と第三コイルC3との間での漏れL値は、第一コイルC1と第二コイルC2との間での漏れL値、及び、第二コイルC2と第三コイルC3との間での漏れL値より大きい。また、第一コイルC1と第三コイルC3との間の静電容量値は、第一コイルC1と第二コイルC2との間の静電容量値、及び、第二コイルC2と第三コイルC3との間の静電容量値より小さい。これらの結果、第一コイルC1及び第三コイルC3での特性インピーダンスが、第一コイルC1及び第二コイルC2での特性インピーダンス、及び、第二コイルC2及び第三コイルC3での特性インピーダンスより大きいおそれがある。
第一コイル導体21と第六コイル導体26とは、素体1の高さ方向(積層方向)での距離が離れているため、磁気結合し難い。積層コモンモードフィルタCF2では、積層コモンモードフィルタCF1に比して、互いに磁気結合し難い第一コイル導体21及び第六コイル導体26の各巻き数が小さい。このため、積層コモンモードフィルタCF2では、積層コモンモードフィルタCF1に比して、第一コイルC1と第三コイルC3との間での漏れL値が小さい。
積層コモンモードフィルタCF2では、積層コモンモードフィルタCF1に比して、第一コイル導体21の巻き数と第六コイル導体26の巻き数とが小さい。このため、積層コモンモードフィルタCF2では、積層コモンモードフィルタCF1に比して、第一コイルC1と第二コイルC2との間での静電容量値と第二コイルC2と第三コイルC3との間での静電容量値とが小さい。積層コモンモードフィルタCF2では、積層コモンモードフィルタCF1に比して、第二コイル導体22の巻き数と第五コイル導体25の巻き数とが大きい。このため、積層コモンモードフィルタCF2では、積層コモンモードフィルタCF1に比して、第一コイルC1と第三コイルC3との間での静電容量値が大きい。
上述した漏れL値及び静電容量値に関する事項から、積層コモンモードフィルタCF2では、積層コモンモードフィルタCF1に比して、第一コイルC1及び第三コイルC3での特性インピーダンスが小さく、第一コイルC1及び第二コイルC2での特性インピーダンス、及び、第二コイルC2及び第三コイルC3でのインピーダンスが大きい。
これらの結果、積層コモンモードフィルタCF2では、積層コモンモードフィルタCF1に比して、第一コイルC1及び第二コイルC2での特性インピーダンスと、第二コイルC2及び第三コイルC3での特性インピーダンスと、第一コイルC1及び第三コイルC3での特性インピーダンスとのばらつきが抑制されている。すなわち、積層コモンモードフィルタCF2では、第一コイルC1及び第二コイルC2での特性インピーダンスと、第二コイルC2及び第三コイルC3での特性インピーダンスと、第一コイルC1及び第三コイルC3での特性インピーダンスとの差が更に小さい。
次に、図10〜図12及び図5を参照して、本実施形態の第二変形例に係る積層コモンモードフィルタCF3の構成を説明する。図10は、第二変形例に係る積層コモンモードフィルタが備える素体の断面構成を説明するための図である。図11は、第一コイル導体と第二コイル導体とを示す平面図である。図12は、第五コイル導体と第六コイル導体とを示す平面図である。
積層コモンモードフィルタCF3は、上述した積層コモンモードフィルタCF1,CF2と同様に、素体1と、素体1の外表面に配置される第一端子電極11、第二端子電極12、第三端子電極13、第四端子電極14、第五端子電極15、及び第六端子電極16と、を備えている(図1参照)。積層コモンモードフィルタCF3は、図11〜図14に示されるように、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26を、非磁性体部3に備えている。
積層コモンモードフィルタCF3は、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26の形状(巻き数)が積層コモンモードフィルタCF1,CF2と相違している。積層コモンモードフィルタCF3が備える第三コイル導体23及び第四コイル導体24は、図5に示されている第三コイル導体23及び第四コイル導体24と同じである。
第二変形例では、第一コイル導体21の巻き数は、1.75である。第二コイル導体22の巻き数は、5.75である。第一コイルC1の巻き数(第一コイル導体21の巻き数と第二コイル導体22の巻き数との合計値)は、7.5である。第三コイル導体23の巻き数と第四コイル導体24の巻き数とは、3.75である(図5参照)。第二コイルC2の巻き数(第三コイル導体23の巻き数と第四コイル導体24の巻き数との合計値)は、7.5である。第五コイル導体25の巻き数は、5.75である。第六コイル導体26の巻き数は、1.75である。第三コイルC3の巻き数(第五コイル導体25の巻き数と第六コイル導体26の巻き数との合計値)は、7.5である。
第二変形例でも、第一変形例と同様に、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26の各外径は、同等である。第一コイル導体21の内径と第六コイル導体26の内径とは、同等である。第二コイル導体22の内径と第五コイル導体25の内径とは、同等である。第三コイル導体23の内径と第四コイル導体24の内径とは、同等である。第一コイル導体21及び第六コイル導体26の各内径は、第三コイル導体23及び第四コイル導体24の各内径より大きい。第二コイル導体22及び第五コイル導体25の各内径は、第三コイル導体23及び第四コイル導体24の各内径より小さい。
第二変形例でも、第三コイル導体23の巻き数と第四コイル導体24の巻き数とは、第五コイル導体25の巻き数と第二コイル導体22の巻き数とより小さく、かつ、第一コイル導体21の巻き数と第六コイル導体26の巻き数とより大きい。すなわち、第一コイル導体21の巻き数と第六コイル導体26の巻き数とは、第五コイル導体25の巻き数と第二コイル導体22の巻き数とより小さい。
積層コモンモードフィルタCF3では、積層コモンモードフィルタCF2に比して、互いに磁気結合し難い第一コイル導体21及び第六コイル導体26の各巻き数が小さい。このため、積層コモンモードフィルタCF3では、積層コモンモードフィルタCF3に比して、第一コイルC1と第三コイルC3との間での漏れL値が小さい。
積層コモンモードフィルタCF3では、積層コモンモードフィルタCF2に比して、第一コイル導体21の巻き数と第六コイル導体26の巻き数とが小さい。このため、積層コモンモードフィルタCF3では、積層コモンモードフィルタCF2に比して、第一コイルC1と第二コイルC2との間での静電容量値と第二コイルC2と第三コイルC3との間での静電容量値とが小さい。積層コモンモードフィルタCF3では、積層コモンモードフィルタCF2に比して、第二コイル導体22の巻き数と第五コイル導体25の巻き数とが大きい。このため、積層コモンモードフィルタCF3では、積層コモンモードフィルタCF2に比して、第一コイルC1と第三コイルC3との間での静電容量値が大きい。
上述した漏れL値及び静電容量値に関する事項から、積層コモンモードフィルタCF3では、積層コモンモードフィルタCF2に比して、第一コイルC1及び第三コイルC3での特性インピーダンスが小さく、第一コイルC1及び第二コイルC2での特性インピーダンス、及び、第二コイルC2及び第三コイルC3での特性インピーダンスが大きい。
これらの結果、積層コモンモードフィルタCF3では、積層コモンモードフィルタCF2に比して、第一コイルC1及び第二コイルC2での特性インピーダンスと、第二コイルC2及び第三コイルC3での特性インピーダンスと、第一コイルC1及び第三コイルC3での特性インピーダンスとのばらつきが抑制されている。すなわち、積層コモンモードフィルタCF3では、第一コイルC1及び第二コイルC2での特性インピーダンスと、第二コイルC2及び第三コイルC3での特性インピーダンスと、第一コイルC1及び第三コイルC3での特性インピーダンスとの差が更に小さい。
次に、図13〜図15及び図5を参照して、本実施形態の第三変形例に係る積層コモンモードフィルタCF4の構成を説明する。図13は、第三変形例に係る積層コモンモードフィルタが備える素体の断面構成を説明するための図である。図14は、第一コイル導体と第二コイル導体とを示す平面図である。図15は、第五コイル導体と第六コイル導体とを示す平面図である。
積層コモンモードフィルタCF4は、上述した積層コモンモードフィルタCF1と同様に、素体1と、素体1の外表面に配置される第一端子電極11、第二端子電極12、第三端子電極13、第四端子電極14、第五端子電極15、及び第六端子電極16と、を備えている(図1参照)。積層コモンモードフィルタCF4は、図13〜図15に示されるように、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26を、非磁性体部3に備えている。
積層コモンモードフィルタCF4は、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26の形状(巻き数)が積層コモンモードフィルタCF1と相違している。積層コモンモードフィルタCF4が備える第三コイル導体23及び第四コイル導体24は、図5に示されている第三コイル導体23及び第四コイル導体24と同じである。
第三変形例では、第一コイル導体21の巻き数は、1.75である。第二コイル導体22の巻き数は、4.75である。第一コイルC1の巻き数(第一コイル導体21の巻き数と第二コイル導体22の巻き数との合計値)は、6.5である。第三コイル導体23の巻き数と第四コイル導体24の巻き数とは、3.75である(図5参照)。第二コイルC2の巻き数(第三コイル導体23の巻き数と第四コイル導体24の巻き数との合計値)は、7.5である。第五コイル導体25の巻き数は、4.75である。第六コイル導体26の巻き数は、1.75である。第三コイルC3の巻き数(第五コイル導体25の巻き数と第六コイル導体26の巻き数との合計値)は、6.5である。
第三変形例でも、第一及び第二変形例と同様に、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26の各外径は、同等である。第一コイル導体21の内径と第六コイル導体26の内径とは、同等である。第二コイル導体22の内径と第五コイル導体25の内径とは、同等である。第三コイル導体23の内径と第四コイル導体24の内径とは、同等である。第一コイル導体21及び第六コイル導体26の各内径は、第三コイル導体23及び第四コイル導体24の各内径より大きい。第二コイル導体22及び第五コイル導体25の各内径は、第三コイル導体23及び第四コイル導体24の各内径より小さい。
第三変形例でも、第三コイル導体23の巻き数と第四コイル導体24の巻き数とは、第五コイル導体25の巻き数と第二コイル導体22の巻き数とより小さく、かつ、第一コイル導体21の巻き数と第六コイル導体26の巻き数とより大きい。すなわち、第一コイル導体21の巻き数と第六コイル導体26の巻き数とは、第五コイル導体25の巻き数と第二コイル導体22の巻き数とより小さい。
第一コイルC1の巻き数及び第三コイルC3の巻き数が、第二コイルC2の巻き数より小さい。このため、積層コモンモードフィルタCF4では、積層コモンモードフィルタCF1に比して、第一コイルC1のインダクタンス値と、第三コイルC3のインダクタンス値とが小さい。また、積層コモンモードフィルタCF4では、積層コモンモードフィルタCF1に比して、互いに磁気結合し難い第一コイル導体21及び第六コイル導体26の各巻き数が小さい。したがって、積層コモンモードフィルタCF4では、積層コモンモードフィルタCF1に比して、第一コイルC1と第三コイルC3との間での漏れL値が小さい。
コイルの巻き数が小さい場合、コイルの巻き数が大きい場合に比して、当該コイルを構成するコイル導体の面積が小さく、静電容量値が小さい。このため、コイルの巻き数が小さい場合、コイルの巻き数が大きい場合に比して、特性インピーダンスが大きいおそれがある。
第三変形例では、積層コモンモードフィルタCF1に比して、第二コイル導体22の巻き数及び第五コイル導体25の巻き数が大きい。したがって、第三変形例では、積層コモンモードフィルタCF1に比して、第一コイルC1と第三コイルC3との間の静電容量値が大きい。
以上のことから、第三変形例では、第一コイルC1及び第三コイルC3での特性インピーダンスが大きくなるのが更に抑制されている。この結果、第一コイルC1及び第二コイルC2での特性インピーダンスと、第二コイルC2及び第三コイルC3での特性インピーダンスと、第一コイルC1及び第三コイルC3での特性インピーダンスとのばらつきが更に抑制されている。すなわち、積層コモンモードフィルタCF4では、第一コイルC1及び第二コイルC2での特性インピーダンスと、第二コイルC2及び第三コイルC3での特性インピーダンスと、第一コイルC1及び第三コイルC3での特性インピーダンスとの差が極めて小さい。
第三変形例では、第二変形例に比して、第二コイル導体22及び第五コイル導体25の各巻き数が小さい。第三変形例と第二変形例とでは、第二コイル導体22及び第五コイル導体25の各外形は同等である。このため、第三変形例では、第二変形例に比して、第二コイル導体22の内径が大きい、すなわち、第二コイル導体22の内側の面積が大きい。この結果、第二コイル導体22の内側に位置する三つのパッド導体42,54,55の形成が容易である。同じく、第三変形例では、第二変形例に比して、第五コイル導体25の内径が大きい、すなわち、第五コイル導体25の内側の面積が大きい。この結果、第五コイル導体25の内側に位置する三つのパッド導体45,52,53の形成が容易である。
次に、図16及び図17、並びに、図14及び図15を参照して、本実施形態の第四変形例に係る積層コモンモードフィルタCF5の構成を説明する。図16は、第四変形例に係る積層コモンモードフィルタが備える素体の断面構成を説明するための図である。図17は、第三コイル導体と第四コイル導体とを示す平面図である。
積層コモンモードフィルタCF5は、上述した積層コモンモードフィルタCF1と同様に、素体1と、素体1の外表面に配置される第一端子電極11、第二端子電極12、第三端子電極13、第四端子電極14、第五端子電極15、及び第六端子電極16と、を備えている(図1参照)。積層コモンモードフィルタCF4は、図16及び図17に示されるように、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26を、非磁性体部3に備えている。
積層コモンモードフィルタCF5は、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26の形状(巻き数)が積層コモンモードフィルタCF4と同じである。積層コモンモードフィルタCF5が備える第一コイル導体21及び第二コイル導体22は、図14に示される第一コイル導体21及び第二コイル導体22と同じである。第五コイル導体25及び第六コイル導体26は、図15に示されている第五コイル導体25及び第六コイル導体26と同じである。
第四変形例でも、第一コイル導体21の巻き数は、1.75であり、第二コイル導体22の巻き数は、4.75である(図14参照)。第一コイルC1の巻き数(第一コイル導体21の巻き数と第二コイル導体22の巻き数との合計値)は、6.5である。第三コイル導体23の巻き数と第四コイル導体24の巻き数とは、3.75である(図17参照)。第二コイルC2の巻き数(第三コイル導体23の巻き数と第四コイル導体24の巻き数との合計値)は、7.5である。第五コイル導体25の巻き数は、4.75であり、第六コイル導体26の巻き数は、1.75である(図15参照)。第三コイルC3の巻き数(第五コイル導体25の巻き数と第六コイル導体26の巻き数との合計値)は、6.5である。
第四変形例では、第三コイル導体23及び第四コイル導体24の各外径は、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26の各外径よりも小さい。第一コイル導体21の内径と第六コイル導体26の内径とは、同等である。第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、及び第五コイル導体25の各内径とは、同等である。第一コイル導体21及び第六コイル導体26の各内径は、第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、及び第五コイル導体25の各内径より大きい。
積層コモンモードフィルタCF5では、積層コモンモードフィルタCF4と同様に、第一コイルC1及び第二コイルC2での特性インピーダンスと、第二コイルC2及び第三コイルC3での特性インピーダンスと、第一コイルC1及び第三コイルC3での特性インピーダンスとの差が極めて小さい。積層コモンモードフィルタCF5でも、第二コイル導体22の内側に位置する三つのパッド導体42,54,55の形成が容易であり、第五コイル導体25の内側に位置する三つのパッド導体45,52,53の形成が容易である。
積層コモンモードフィルタCF5では、上述したように、第三コイル導体23及び第四コイル導体24の各外径は、第一コイル導体21、第二コイル導体22、第五コイル導体25、及び第六コイル導体26の各外径よりも小さい。このため、積層コモンモードフィルタCF5では、積層コモンモードフィルタCF4に比して、第三コイル導体及び第四コイル導体の各内径を小さくできる。したがって、積層コモンモードフィルタCF5では、積層コモンモードフィルタCF4に比して、第一コイルC1及び第三コイルC3の各インダクタンス値と第二コイルC2のインダクタンス値との差が小さい。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
第一〜第六コイル導体21,22,23,24,25,26の巻き数は、上述した数値に限られない。
第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、第五コイル導体25の巻き数が同じであり、かつ、第一コイル導体21及び第六コイル導体26の巻き数が、第二コイル導体22、第三コイル導体23、第四コイル導体24、第五コイル導体25の巻き数よりも小さくてもよい。
1…素体、1a…第一主面、1b…第二主面、21…第一コイル導体、22…第二コイル導体、23…第三コイル導体、24…第四コイル導体、25…第五コイル導体、26…第六コイル導体、C1…第一コイル、C2…第二コイル、C3…第三コイル、CF1,CF2,CF3…積層コモンモードフィルタ。

Claims (4)

  1. 互いに対向している一対の主面を有している素体と、
    前記素体内に配置されており、互いに磁気結合する第一コイル、第二コイル、及び第三コイルと、を備え、
    前記第一コイルは、渦巻き状の第一コイル導体及び第二コイル導体を有し、前記第一コイル導体と前記第二コイル導体とが電気的に接続されることにより構成され、
    前記第二コイルは、渦巻き状の第三コイル導体及び第四コイル導体を有し、前記第三コイル導体と前記第四コイル導体とが電気的に接続されることにより構成され、
    前記第三コイルは、渦巻き状の第五コイル導体及び第六コイル導体を有し、前記第五コイル導体と前記第六コイル導体とが電気的に接続されることにより構成され、
    前記第一〜第六コイル導体は、前記一対の主面が対向している方向で、前記第一コイル導体、前記第三コイル導体、前記第五コイル導体、前記第二コイル導体、前記第四コイル導体、前記第六コイル導体の順に配置されており、
    前記第一コイル導体の巻き数と前記第六コイル導体の巻き数とは、前記第五コイル導体の巻き数と前記第二コイル導体の巻き数とより小さい、積層コモンモードフィルタ。
  2. 前記第一コイル導体の巻き数と前記第二コイル導体の巻き数との合計値と前記第五コイル導体の巻き数と前記第六コイル導体の巻き数との合計値とは、前記第三コイル導体の巻き数と前記第四コイル導体の巻き数との合計値より小さい、請求項に記載の積層コモンモードフィルタ。
  3. 前記第三コイル導体及び前記第四コイル導体の各外径は、前記第一コイル導体、前記第二コイル導体、前記第五コイル導体、及び前記第六コイル導体の各外径よりも小さい、請求項に記載の積層コモンモードフィルタ。
  4. 互いに対向している一対の主面を有している素体と、
    前記素体内に配置されており、互いに磁気結合する第一コイル、第二コイル、及び第三コイルと、を備え、
    前記第一コイルは、渦巻き状の第一コイル導体及び第二コイル導体を有し、前記第一コイル導体と前記第二コイル導体とが電気的に接続されることにより構成され、
    前記第二コイルは、渦巻き状の第三コイル導体及び第四コイル導体を有し、前記第三コイル導体と前記第四コイル導体とが電気的に接続されることにより構成され、
    前記第三コイルは、渦巻き状の第五コイル導体及び第六コイル導体を有し、前記第五コイル導体と前記第六コイル導体とが電気的に接続されることにより構成され、
    前記第一〜第六コイル導体は、前記一対の主面が対向している方向で、前記第一コイル導体、前記第三コイル導体、前記第五コイル導体、前記第二コイル導体、前記第四コイル導体、前記第六コイル導体の順に配置されており、
    前記第一コイル導体の巻き数と前記第二コイル導体の巻き数との合計値と前記第五コイル導体の巻き数と前記第六コイル導体の巻き数との合計値とは、前記第三コイル導体の巻き数と前記第四コイル導体の巻き数との合計値より小さく、
    前記第三コイル導体及び前記第四コイル導体の各外径は、前記第一コイル導体、前記第二コイル導体、前記第五コイル導体、及び前記第六コイル導体の各外径よりも小さい、積層コモンモードフィルタ。
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