JP2007176239A - 車両用ロック装置 - Google Patents

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    • E05B83/34Locks for glove compartments, console boxes, fuel inlet covers or the like for fuel inlet covers essentially flush with the vehicle surface

Abstract

【課題】複数の開閉機構の操作をメインキーシリンダの近傍で集中して行うことができ、かつ誤操作を防止することができる車両用ロック装置を提供する。
【解決手段】メインスイッチとしてのメインキーシリンダ53と、乗員が着座する開閉式シートおよび給油口を覆う開閉式リッドの開動作を行うために操作される操作ユニット52とを、トップカバー51を介して一体的に取り付ける。シーソー構造のスイッチ56によって操作アーム63を一方側に揺動させると、第1駆動アーム65がワイヤ80aを引いてシートの開動作が可能となり、また、操作アーム63を他方側に揺動させると、第2駆動アーム66がワイヤ81aを引いてシートの開動作が可能となる。シリンダ82と一体的に回動するロックカム76を所定位置に回動すると、突出した操作アームロックピン77が操作アーム63に形成された係合孔64に係合して、操作アーム63の揺動が禁止される。
【選択図】図9

Description

本発明は、車両用ロック装置に係り、特に、複数の開閉機構の操作をメインキーシリンダの近傍で集中して行うことができ、かつ誤操作を防止することができる車両用ロック装置に関する。
従来から、開閉式の給油口リッドと、シート下の収納スペースにアクセスするための開閉式のシートとを備えた自動二輪車において、前記給油口リッドおよびシートのロックを解除する操作を容易にするための機構が知られている。
特許文献1には、エンジンのオン/オフ時に操作するメインキーシリンダとは別個のサブキーシリンダを車両後方側に設け、該サブキーシリンダを操作することによって、前記シートおよび給油口リッドのロックを解除できるようにした構成が開示されている。
また、特許文献2には、エンジンのオン/オフ時に操作するメインキーシリンダの回動操作によって前記シートのロックが解除できると共に、前記メインキーシリンダの回動操作に加えて前記メインキーシリンダとは別個に設けられたスイッチをオンにすることで、前記給油口リッドのロックを解除できるようにした構成が開示されている。
特開平8−310473号公報 特開平4−24184号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、前記シートおよび給油口リッドのロックを解除する際に、前記メインキーシリンダと離れた位置に配設されるサブキーシリンダを操作する必要があるので、ロックを解除する操作が煩わしくなる可能性があるという課題があった。
また、特許文献2の技術では、ロックを解除しようとする度に、前記シートおよび給油口リッドのロックが解除可能となる各所定位置まで前記メインキーシリンダを回動させる必要があるので、メインキーシリンダの回動頻度および回動角度が増えるという課題があった。さらに、特許文献2の技術では、ソレノイドによる電磁機構でロックを解除する構成とされているので、部品点数や生産工程が増大するという課題もあった。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、複数の開閉機構の操作をメインキーシリンダの近傍で集中して行うことができ、かつ誤操作を防止することができる車両用ロック装置を提供することにある。
前記した目的を達成するために、本発明は、車両に取り付けられた開閉機構を操作するための操作ユニットを有する車両用ロック装置において、前記操作ユニットが、メインスイッチとしてのキーシリンダを含む操作装置に、一体的に取り付けられている点に第1の特徴がある。
また、前記キーシリンダの操作部と前記操作ユニットの操作部とは、これら両操作部の前面が同一面上またはほぼ同一面上にあって、かつ隣接して配置されている点に第2の特徴がある。
また、前記開閉機構は、乗員が着座する開閉式シート又は給油口を覆う開閉式リッドの開動作を制御し、前記開閉式シート又は開閉式リッドは、ワイヤで前記操作ユニットに連結され、この操作ユニットの操作に伴うワイヤ駆動によって開動作が可能となるように構成され、前記操作装置は、前記キーシリンダとハンドルロック装置とが一体的に構成されたコンビネーションスイッチであり、該コンビネーションスイッチに前記操作ユニットが一体的に取り付けられているようにした点に第3の特徴がある。
また、前記操作ユニットは、該操作ユニットの操作に応じて揺動軸を中心に揺動可能な操作アームを備え、前記操作アームは、前記操作ユニットを操作されない中立状態から一方側に揺動させることで前記開閉式シートの開動作を可能にすると共に、前記中立状態から他方側に揺動させることで前記開閉式リッドの開動作を可能にするように構成され、前記キーシリンダが、前記開閉式シートおよび開閉式リッドの開動作を禁止するロック機構を有効にするロック位置を具備した点に第4の特徴がある。
また、前記ロック機構は、前記操作アームを前記中立状態に保持する機構である点に第5の特徴がある。
また、前記キーシリンダと一体的に回動するカムと、前記カムの回動に伴って突出するロックピンとを備え、前記ロックピンが前記操作アームに設けられた係合孔に係合することで、前記操作アームが前記中立状態に保持されるようにした点に第6の特徴がある。
また、前記ロック機構は、前記操作アームと前記ワイヤとの連係を解除するように構成された点に第7の特徴がある。
また、前記押圧プレートと当接することによって揺動し、前記ワイヤ駆動を行う駆動アームと、前記キーシリンダと一体的に回動するカムと、前記カムの回動に伴って前記操作アームの揺動軸方向に摺動する押圧プレートとを備え、前記押圧プレートによって前記操作アームが前記揺動軸方向に摺動させられることで、前記操作アームと前記駆動アームとが当接しなくなるようにした点に第8の特徴がある。
また、前記ロック位置は、前記ハンドルロック装置によって前記車両のハンドル操作が禁止される位置である点に第9の特徴がある。
さらに、前記コンビネーションスイッチには、前記キーシリンダを回動させるためのキーを挿入するキー孔を遮蔽するシャッターが備えられ、前記シャッターの上方に前記キー孔が形成されたカバー部材が配設され、前記カバー部材に前記操作ユニットが取り付けられるようにした点に第10の特徴がある。
第1の発明によれば、開閉機構を操作するための操作ユニットを、キーシリンダを含む操作装置に一体的に取付けたので、キーシリンダの近傍で開閉機構の操作を行うことができ、キーシリンダに大きな変更を与えることなしに、開閉機構の操作性を大幅に高めることができるようになる。
第2の発明によれば、キーシリンダの操作部と操作ユニットの操作部とが分離されていることによって誤操作が防止されると共に、操作性を一層向上させることができるようになる。
第3の発明によれば、ワイヤ駆動によって開閉式シートおよび開閉式リッドの開動作を可能とする車両用ロック装置が得られるようになる。また、簡易な機械部品のみで構成できるワイヤ駆動とすることで、ソレノイド等の電磁機構を使用する構成に比して、生産工程を低減することができるようになる。さらに、キーシリンダ、ハンドルロック装置、操作ユニットが一体的に形成されることで、複数の機能および操作部が一箇所に集約された車両用ロック装置が得られるようになる。
第4の発明によれば、ひとつの操作アームを任意の揺動方向に揺動させることで、開閉式シートまたは開閉式リッドを任意に選択して、その開動作を可能とすることができるようになる。また、キーシリンダの操作によって、開閉式シートおよび開閉式リッドの開動作を任意に禁止できる車両用ロック装置が得られるようになる。
第5の発明によれば、前記操作アームの揺動を固定的支持によって強制的に禁止することで、開閉式シートおよび開閉式リッドの開動作が禁止される車両用ロック装置が得られるようになる。
第6の発明によれば、カムとロックピンによる簡易な構成でロック機構が実現されるので、生産工程を低減することができるようになる。
第7の発明によれば、前記操作アームを揺動させて前記開閉式シートおよび開閉式リッドの開動作を行うことができない、すなわち、実質的に開動作が禁止される車両用ロック装置が得られるようになる。
第8の発明によれば、カムと押圧プレートによる簡易な構成でロック機構が実現されるので、生産工程を低減することができるようになる。また、ロック機構の作動中は、操作アームと駆動アームとの係合が解除されているので、操作アームが操作されても空振りとなって、係合部に負担を与えることがなくなる。
第9の発明によれば、乗員の降車時に使用される頻度の高いハンドルロック装置の作動に連動して、開閉式シートおよび開閉式リッドの開動作が禁止される車両用ロック装置が得られるようになる。
第10の発明によれば、かつ、キーシリンダ、ハンドルロック装置、操作ユニットとが一体的に形成されると共に、キー孔を遮蔽するシャッターによってキーシリンダを防護することができる車両用ロック装置が得られるようになる。また、カバー部材に操作ユニットを取り付けるので、小組作業が可能となり、組立時の作業工程を低減することができるようになる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明を適用した自動二輪車の一実施形態の側面図である。自動二輪車1は、無段変速機を内蔵するユニットスイング式のパワーユニットを備えたスクータ型の自動二輪車である。左右一対のメインフレーム6には、補強部材としてのガセット7と共にヘッドパイプ4が固定的に結合されており、該ヘッドパイプ4に軸着される左右一対のフロントフォーク5の下端部に前輪WFが回転自在に軸支されている。前記フロントフォーク5は、前記円筒状のヘッドパイプ4の内部に回転自在に軸支されるステムシャフト(不図示)に連結されたハンドルバー2およびこれに取り付けられたハンドルグリップ3によって操舵可能とされている。前記メインフレーム6は、車体下方で略U字状に湾曲されて、車体後部にまで延びるシートフレーム9と連結されている。また、前記メインフレーム6の下部に結合されるガセット11には、後述するパワーユニット18を支持するためのプレート12が連結されている。前記メインフレーム6とシートフレーム9とは、車体の略中央に配設されるガセット10を介して左右一対のサブフレーム8によっても接続されており、該サブフレーム8に挟まれるように、給油口13aを有する燃料タンク13が配設されている。また、燃料タンク13の近傍には、吸水口14aを有する冷却水のリザーバタンク14が配設されている。
前記ガセット11にその一端側が回転可能に軸着された前記プレート12には、エンジン17、キャブレター21、エアクリーナボックス20を含むパワーユニット18が支持されている。該パワーユニット18は、前記シートフレーム9に取り付けられたリヤクッション22によって吊り下げられることで、前記プレート12の一端側を回動軸として揺動可能とされており、その後端部には、駆動輪としての後輪WRが回転自在に軸支されている。また、前記エンジン17のシリンダヘッドに設けられた排気ポート(不図示)に接続される排気管19の他端側は、車体後方に配設されるマフラ23に連結されている。
前記シートフレーム9の上方には、乗員が着座するシート16が配設されている。該シート16は、その下部に形成されるヘルメット等の収納スペース26にアクセスするため、その前端部に設けられた回動軸(不図示)を中心にして上方へ開くことができるように構成されている。また、前記シート16の後端側の裏面には、前記シートフレーム9に固定的に支持されたシートロック構造体40と係合する略U字状のロック部材16aが取り付けられている。該ロック部材16aおよびシートロック構造体40は、乗員等がロックを解除する操作をしない限り、前記シート16が閉じられた状態を保つように構成されている。
一方、車体前方を覆うフロントカバー24に対して、車体後方側から前記ヘッドパイプ4を覆うカバーパネル15には、前記燃料タンク13の給油口13aおよびリザーバタンク14の吸水口14aにアクセスするための開閉蓋としてのリッド25が取り付けられている。該リッド25も、車体前方側に設けられた回動軸(図4参照)を中心に開閉可能であると共に、乗員等がロックを解除する操作をしない限り、閉じられたロック状態が保たれるように構成されている。
そして、車幅方向中央に配置される前記ヘッドパイプ4の右側に、本発明に係る車両用ロック装置としての複合キーシリンダユニット50が配設されている。該複合キーシリンダユニット50には、摺動可能なワイヤを内装したケーブル80,81が連結されており、該ケーブル80,81の他端側は、前記シートロック構造体40およびリッド25の近傍にそれぞれ連結されている。上記したような構成によって、本実施形態に係る自動二輪車1は、前記複合キーシリンダユニット50を操作することで前記シート16およびリッド25のロックを解除することができる。なお、前記ケーブル80,81は、車体外装部品の内側または外側に配設することが可能である。
図2は、図1に示したリッド25の正面図である。車体前方側を軸にして開動作可能とされる該リッド25は、前記給油口13aおよび該給油口13aより小径の前記吸水口14a(図1参照)を最小限の面積で覆うことができるように、車体後方に向かって上下幅が狭くなる形状とされている。また、該リッド25は樹脂等で形成され、その裏面側には、取付ボス25a,25b,25cが形成されている。
図3は、前記カバーパネル15(図1参照)とリッド25(図2参照)とを連結するためのヒンジ構造体27の正面図である。薄い鋼板等で形成されるヒンジ構造体27は、前記カバーパネル15の裏面側に固定的に支持されるベース部28と、前記リッド25を固定的に支持するアーム部29とから構成されている。該アーム部29には、前記リッド25の取付ボス25a,25b,25cに螺合されるネジ等が貫通する取付孔29a,29b,29cが形成されている。また、前記アーム部29の先端には、後述する係合ピン(図5参照)が挿入される凹形状を有する係合部30が形成されている。
図4は、前記ヒンジ構造体27の上面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。該ヒンジ構造体27を構成する前記ベース部28とアーム部29とはシャフト32によって連結されており、前記アーム部29は、前記シャフト32を回動軸として、図示矢印の方向に自在に回動することができる。また、前記アーム部29には、前記リッド25を開いた際にカバーパネル15の表面とリッド25とを干渉させないための湾曲部29dが設けられている。これによって、前記リッド25は、カバーパネル15の表面に対して大きな展開角度で開くことが可能となり、給油作業時の給油ノズルとの干渉等を防ぐことができる。また、前記係合部30は、アーム部29の先端を略U字型に成形されるると共に、その開放端側に弾性部材31が接合されることで、後述する係合ピンを挿入および保持することが可能な凹部を形成した構成とされている。
図5は、前記リッド25、ヒンジ構造体27、ケーブル80等から構成される、開閉機構としてのリッドロック構造体90の概要説明図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。該図では、前記リッド25が閉じられることで、該リッド25と前記カバーパネル15とが一体的な表面を形成するロック状態を示している。前記アーム部29の先端の係合部30の近傍には、前記複合キーシリンダユニット50に連結されるケーブル80を車体側に固定的に支持するためのホルダ32が配設されている。本実施形態においては、前記複合キーシリンダユニット50の操作によってケーブル80に内装されるワイヤ80aが引かれると、該ワイヤ80aの先端に連結された係合ピン34が前記ホルダ32の方向へ移動するように構成されている。該図において、前記係合ピン34は、係合部30に挿入されてリッド25のロック状態を保持している。そして、前記係合ピン34がホルダ32の方向へ引かれると、前記係合部30における係合状態が解除されて、図中矢印方向(車体外側方向)への前記リッド25の開動作が可能となる。本実施形態では、該図のロック状態において、前記弾性部材31が弾性変形させられた状態で保持されるように構成されているため、前記複合キーシリンダユニット50の操作によってロック状態を解除すると、前記弾性部材31の付勢力によって、リッド25が跳ね上がるように自動的に開くこととなる。なお、前記ホルダ32には、係合ピン34を常にロック位置に戻す方向の付勢力を与えるスプリング33が配設されている。
図6は、開閉機構としての前記シートロック構造体40(図1参照)の正面図である。該シートロック構造体40は、取付孔48,49によって前記シートフレーム9(図1参照)に固定的に支持される板状のベースプレート41に、第1アーム42と、第2アーム44と、ケーブル81とが取り付けられた構成とされている。前記第1アーム42は、回動軸43によって前記ベースプレート41に回動可能に軸支されており、前記第2アーム44は、回動軸45によって前記ベースプレート41に回動可能に軸支されている。本実施形態では、前記第2アーム44の先端部44bに、前記ケーブル81に内装されるワイヤ81aが連結されており、前記複合キーシリンダユニット50の操作によってワイヤ81aが引かれると、前記第2アーム44が反時計方向に回動するように構成されている。
前記第1アーム42の延出部42dと前記ベースプレート41の延出部41bとの間には、前記第1アーム42を常に反時計方向に回動する方向の付勢力を与えるスプリング47が掛け渡されている。また、前記ベースプレート41の上部には、前記シート16の裏面に取り付けられた略U字状のロック部材16a(図1参照)が挿入される溝部41aが形成されている。そして、前記シート16の閉動作に伴ってロック部材16aが溝部41aに挿入されていくと、前記ロック部材16aの断面16bは、前記第1アーム42の上側係合部42aと下側係合部42bとの間に挟み込まれながら前記第1アーム42を時計方向に回動させていき、該図が示すロック状態に至ることとなる。このロック状態は、前記第1アーム42の突端部42cと第2アーム44の突端部44aとが係合することで保持されており、これによって、前記シート16のロック状態が保たれる。
一方、前記シート16のロック状態を解除するため、前記複合キーシリンダユニット50を操作して前記第2アーム44を反時計方向に回動させると、前記突端部42cと突端部44aとの係合状態が外れると共に、第2アーム42が前記スプリング47の付勢力によって反時計方向に回動されて、前記ロック部材16aがシートロック構造体40から開放されることになる。なお、前記ワイヤ81aの取り付け部には、前記ワイヤ81aを常にロック位置に戻す方向付勢力を与えるスプリング46が配設されている。
図7は、本発明の一実施形態に係る車両用ロック装置としての複合キーシリンダユニット50の斜視図である。該複合キーシリンダユニット50は、エンジンのオン/オフ時等に操作するメインスイッチとしてのメインキーシリンダ53と、シーソー構造とされるスイッチ56を有する操作部としての操作ユニット52とを隣接して配置し、その上方をカバー部材としてのトップカバー51で覆った構成とされている。本実施形態においては、前記メインキーシリンダ53の操作部と、前記操作ユニット52の操作部としてのスイッチ56とが、ほぼ同一面上に配置されている。前記トップカバー51には、前記メインキーシリンダ53を操作するためのメインキー(不図示)が差し込まれるキー孔54と、該キー孔54を塞ぐシャッター(図13(a)参照)を開閉するためのシャッター操作孔55とが形成されている。前記複合キーシリンダユニット50は、メインキーシリンダ53の側面部が前記ヘッドパイプ4(図1参照)の車幅方向右側面に接すると共に、前記トップカバー51の上部のみが前記カバーパネル15の表面からのぞいて、前記メインキーシリンダ53およびスイッチ56を車体の外側から操作できるように配設されている。なお、前記メインキーシリンダ53の下端部には、各種配線コードの出口孔57が設けられている。
図8は、前記操作ユニット52の斜視図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。前記操作ユニット52は、スイッチ56および複数の内部部品が、右側ケース58と左側ケース59とによって挟まれた構成とされている。前記スイッチ56には、その両端に突起部56a,56bが形成されており、一方側を押圧すると他方側が持ち上がるように構成されている。本実施形態においては、該図の中立状態から、乗員側に配置される突起部56aを押圧すると前記シート16のロックが解除され、また、車体前方側に配置される突起部56bを押圧すると前記リッド25のロックが解除されるように構成されている。なお、前記左側ケース59には、ロックピンとしての操作アームロックピン(図9参照)が挿入される貫通孔60が形成されている。
図9は、前記複合キーシリンダユニット50の構成部品を示す展開斜視図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。前記右側ケース58と左側ケース59との間には、前記スイッチ56、該スイッチ56に操作時の節度を与えるための球体61およびスプリング62、前記スイッチ56によって揺動される操作アーム63、該操作アーム63によって揺動される第1駆動アーム65および第2駆動アーム66が配設されている。また、前記右側ケース58と左側ケース59とはシャフト72,73,74によって結合され、前記シャフト72は、前記スイッチ56および操作アーム63の揺動軸として機能し、シャフト74は、前記第1駆動アーム65および第2駆動アーム66の揺動軸として機能する。
前記第1駆動アーム65および第2駆動アーム66との間には、スペーサ70,71と、前記第1駆動アーム65および第2駆動アーム66を中立位置に戻すための付勢力を与えるスプリング69が配置されている。また、前記第1駆動アーム65には、前記ワイヤ80aが連結されており、他方、第2駆動アーム66には、前記ワイヤ81aが連結されている。そして、前記ワイヤ80a,81aの下方には、前記操作ユニット52の底部に前記ケーブル80,81の端部を保持するためのホルダ67,68が配設されている。上記したように、前記操作ユニット52の内部は簡易な機械部品のみで構成されているので、ソレノイド等の電磁機構を使用する構成に比して生産工程を低減することが可能となる。前記スイッチ56が操作された時の、操作アーム63、第1駆動アーム65、第2駆動アーム66の動作に関しては後述する。
前記メインキーシリンダ53には、メインキー(不図示)を挿入することで回動可能となるシリンダ82が内装されており、その上方に、ベースプレート79、前記シリンダ82と一体的に回動するロックカム76、該ロックカム76と当接される操作アームロックピン77、該操作アームロックピン77を所定位置に戻すための付勢力を与えるスプリング78、前記ベースプレート79と固定的に支持されるロックカムカバー75が配設されている。前記操作アームロックピン77は、前記シリンダ82を所定位置に回動させた時に、前記左側ケース59の方向に突出するように構成されている。そして、前記操作アーム63には、該操作アームロックピン77の先端部が挿入される係合孔64が設けられており、前記操作アームロックピン77の先端部は、左側ケース59に形成された貫通孔60を貫通して前記係合孔64に挿入されることになる。
また、前記メインキーシリンダ53には、前記シリンダ82を所定位置に回動させた時にピン孔83から突出するハンドルロックピン(不図示)が収納されており、メインスイッチとしてのキーシリンダとハンドルロック装置とを一体的に収めたコンビネーションスイッチとして構成されている。前記ピン孔83から突出するハンドルロックピンは、前記ヘッドパイプ4(図1参照)の側面に設けられた貫通孔(不図示)から挿入されて前記ステムシャフトに形成された係合孔に係合し、該ステムシャフトの回動動作を禁止する、すなわち、前記ハンドル2の操舵操作を禁止することができるように構成されている。
図10(a),(b),(c)は、それぞれ、前記操作ユニット52の内部を示す正面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。図10(a)は、前記スイッチ56が操作されない中立状態を示す。前記スイッチ56は、右側アーム63aと左側アーム63bとが一体的に形成された操作アーム63に固定的に支持されている。また、前記ワイヤ80aと連結される第1駆動アーム65には、前記右側アーム63aの先端部と当接する当接部65aが形成されていると共に、前記ワイヤ81aと連結される第2駆動アーム66には、前記左側アーム63bの先端部と当接する当接部66a(図10(b)参照)が形成されている。そして、前記ワイヤ80aの他端部は、前記リッドロック構造体90(図5参照)と連結されており、ワイヤ81aの他端部は、前記シートロック構造体40(図6参照)と連結されている。
図10(b)は、前記スイッチ56の突起部56aが上方から押圧された状態を示す正面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。該図では、前記操作アーム63が時計方向に揺動され、前記右側アーム63aの先端部が前記当接部65aを押圧することにより、前記第1駆動アーム65が時計方向に揺動されている。これによって、前記第1駆動アーム65に連結されたワイヤ80aが引かれて、前記リッド25(図1参照)のロック状態が解除されることになる。すなわち、前記突起部56aは、前記リッド25を開く機械式スイッチとして機能することになる。
図10(c)は、前記スイッチ56の突起部56bが上方から押圧された状態を示す正面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。該図では、前記操作アーム63が反時計方向に揺動され、前記左側アーム63bの先端部が前記当接部66aを押圧することにより、前記第2駆動アーム66が反時計方向に揺動されている。これによって、前記第2駆動アーム66に連結されたワイヤ81aが引かれて、前記シート16(図1参照)のロック状態が解除されることになる。すなわち、前記突起部56bは、前記シート16を開く機械式スイッチとして機能することになる。
図11(a),(b),(c)は、それぞれ、前記ベースプレート79、カム溝76aを有するロックカム76、先端部77aを有する操作アームロックピン77、スプリング78から構成される、ロック機構としての操作アームロック構造体95と、係合孔64を有する操作アーム63との関係を示す上面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。前記操作アーム36は、前記メインキーシリンダ53(図9参照)の上方に取り付けられる前記操作アームロック構造体95と所定の間隔をもって配設されている。前記操作アームロックピン77は、前記ロックカム76の回転角に応じて図示左右方向へ直線的に摺動可能とされている。また、前記ベースプレート79には、前記操作アームロックピン77の内壁との間で前記スプリング78を係止するための係止部79aが設けられており、前記操作アームロックピン77には、常に図示左方向に摺動させる付勢力が与えられている。
図11(a)は、前記シリンダ82(図9参照)と一体的に回転するロックカム76を、前記操作アーム63の操作が可能な位置に回動させた状態を示している。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。該図では、前記操作アームロックピン77が前記スプリング78の付勢力によって前記カム溝76aに当接する位置まで図示左側に摺動されているので、前記操作アームロックピン77の先端部77aは前記操作アーム63と係合しない状態にある。したがって、前記操作アーム63は揺動自在であり、前記シート16およびリッド25のロックの解除操作を行うことができる。なお、前記シリンダ82は、所定の回動位置に回動させた時に、エンジンオン、エンジンオフ、ハンドルロック等の機能がそれぞれ発揮されるように構成されている。本実施形態においては、前記シリンダ82をハンドルロック機能が発揮される位置に回動させた時に、該図が示す回動位置となって、前記操作アーム63に固定的に支持されたスイッチ65(図7参照)の操作が可能となるように構成されている。なお、上記したような機能を発揮する回動位置の他に、シート/リッドオープンの位置を設定してもよい。
図11(b)は、前記ロックカム76を、前記操作アーム63の操作が禁止される位置に回動させた状態を示している。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。図11(a)の状態から前記ロックカム76を反時計方向に回動させていくと、該ロックカム76と操作アームロックピン77との当接部が前記カム溝76aから外れて円弧状の外周側に移動し、これに伴って、前記操作アームロックピン77が図示右方向に摺動される。すると、前記操作アームロックピン77の先端部77aが前記係合孔64に挿入されて、前記操作アーム63の揺動動作が禁止されることになる。
図11(c)は、図11(b)の状態から、さらに前記ロックカム76を反時計方向に回動させた状態を示している。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。該図も、前記操作アーム63の揺動動作が禁止された状態を示している。本実施形態では、該図の状態で「ハンドルロック」の機能が発揮され、前記した図11(b)の状態で「エンジンオフ」の機能が発揮されるように設定されているが、どの回動位置において前記操作アーム63を揺動可能とするかは任意に選ぶことができる。例えば、「エンジンオン」や「エンジンオフ」の位置で操作アーム63が揺動可能となるように設定してもよく、さらに、前記ロックカム76のカム溝76aの形状を変更することで、複数の回動位置において操作アーム63を揺動可能とすることもできる。
図12は、前記ロックカムカバー75(図9参照)の上部に取り付けることが可能なシャッター機構96の構成部品を示す展開斜視図である。シャッター84と回転部材85とから構成される該シャッター機構96は、乗員が前記自動二輪車1から降車する際に、前記トップカバー51に設けられたキー孔54(図7参照)を閉じることで、前記シリンダ82およびメインキーシリンダ83を防護するためのものである。前記シャッター84には、係合孔84aおよび円筒状のガイド84bが形成されている。一方、前記回転部材85には、円筒状の係合軸85aと、ノブ85bと、六角柱状のキー溝86とが形成されており、前記キー溝86の底部に円柱状の係合突起86aが形成されている。また、前記ロックカムカバー75には、メインキー(不図示)が挿入される貫通孔75aと、ガイド溝75bと、円柱状の係合軸75cが形成されている。前記係合軸75は、前記回転部材85の裏面側に形成される係合孔(不図示)と係合されて、前記回転部材85を回転自在に軸支する。また、前記回転部材85に係合される係合軸85aは、前記係合孔84aと係合されて、前記シャッター84を回転自在に軸支する。このとき、前記ガイド84bは、前記ガイド溝75bに係合されている。
図13(a),(b)は、それぞれ前記シャッター機構96の動作状態を示す上面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。図13(a)は、前記ロックカムカバー75に、前記シャッター84および回転部材85を取付けたうえ、前記シャッター84を閉じた状態を示している。該図の状態では、前記回転部材85が反時計方向に回動されるに伴ってシャッター84が図示下方に移動し、前記ロックカムカバー75の貫通孔75aが遮蔽されている。なお、前記回転部材85は、前記メインキーとは別個に用意される六角柱状の専用キー(不図示)を前記キー溝86の底部に当接させなければ、該図の閉状態からの回動動作をさせないロック機構を備えている。
図13(b)は、図13(a)の構成に前記トップカバー51を取り付けたうえ、前記シャッター84を開いた状態を示している。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。前記専用キーを前記キー溝86に当接し、前記回転部材85を時計方向に回動させていくと、前記シャッター84は、前記係合軸85aおよび前記ガイド溝75b(図13(a)参照)に係合されたガイド75を軸にして図示上方に移動する。そして、前記ガイド75がガイド溝75bの端部に当接した時点で、前記シャッター84による遮蔽状態が完全に解除されて、前記キー孔54および貫通孔75aが連通されるように構成されている。
なお、本実施形態のシャッター機構96は、シャッター84を開状態から閉状態にする際には、前記専用キーを使用せずに、前記ノブ85bで回転部材85を反時計方向に回転させることができるように構成されている。これにより、前記自動二輪車1の乗員は、降車等の際に前記専用キーを取り出すことなく、手動で前記シャッター84を閉じることが可能となる。
図14は、本発明の第2実施形態に係る車両用ロック装置としての複合キーシリンダユニット100の構成部品を示す展開斜視図である。この第2実施形態と前記実施形態とは、主に、前記操作ユニット52に対応する操作ユニット150の構成が異なっている。右側ケース112と左側ケース117との間には、スイッチ101、該スイッチ101に操作時の節度を与えるための球体102およびスプリング103、前記スイッチ101によって揺動される操作アーム104、該操作アーム104を常に左側ケース117の方向へ移動させる付勢力を与えるスプリング105、前記操作アーム104を一方側へ押圧する押圧プレート106、前記操作アーム104によって揺動される第1駆動アーム107および第2駆動アーム108が配設されている。
また、前記右側ケース112と左側ケース117とはシャフト113,114,115,116よって結合され、前記シャフト72は、前記スイッチ101および操作アーム104の揺動軸として機能する。なお、前記左側ケース117の内側に形成される揺動軸117aは、前記第1駆動アーム107および第2駆動アーム108の揺動軸として機能する。また、前記第1駆動アーム107および第2駆動アーム108の両端面には、揺動動作時の摺動抵抗を低減するワッシャ109,110,111が配設されている。
メインキーシリンダ129には、メインキー(不図示)を挿入することで回動可能となるシリンダ131が内装されており、その上方に、ベースプレート79、前記シリンダ131と一体的に回動するロックカム125、シャフト127,128によって前記ベースプレート126と結合されるロックカムカバー122、メインキーが挿入されるキー孔120が形成されたトップカバー119が配設されている。前記ロックカムカバー122の上面には、回転部材123aおよびシャッター123bとからなるシャッター機構123が取り付けられている。そして、前記トップカバー119に形成されたシャッター操作孔121から専用キーを挿入して回転部材123aを回転させると、シャッター123によって前記キー孔120を任意に開閉することができる。そして、前記押圧プレート106の一端部は、前記左側ケース117に形成された貫通孔118および前記トップカバー119に形成された貫通孔119aを通って、前記ロックカム125と当接するように構成されている。
図15(a),(b),(c)は、それぞれ、前記操作ユニット150の内部を示す正面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。図15(a)は、前記スイッチ101が操作されない中立状態を示す。前記スイッチ101は、右側アーム104aと左側アーム104bとが一体的に形成された操作アーム104に固定的に支持されている。また、前記第1駆動アーム107は前記ケーブル80aと連結されており、その他端部は、前記リッドロック構造体90(図5参照)と連結されている。一方、前記第2駆動アーム108は前記ケーブル81aと連結されており、その他端部は、前記シートロック構造体40(図6参照)と連結されている。また、前記第1駆動アーム107には、前記左側アーム104bと当接する当接部107aが形成されると共に、前記第2駆動アーム108には、前記右側アーム104aと当接する当接部108aが形成されている。なお、前記ワイヤ80a,80bを内装する前記ケーブル80,81は、ホルダ67,68によって、前記操作ユニット150の底部に固定的に支持されている。
図15(b)は、前記スイッチ101の突起部101bが上方から押圧された状態を示す正面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。該図では、前記操作アーム104が反時計方向に揺動され、前記左側アーム104bが前記当接部107aを押圧することにより、前記第1駆動アーム107が時計方向に揺動されている。これによって、前記第1駆動アーム107に連結されたワイヤ80aが引かれて、前記リッド25(図1参照)のロック状態が解除されることになる。
図15(c)は、前記スイッチ101の突起部101aが上方から押圧された状態を示す正面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。該図では、前記操作アーム104が時計方向に揺動され、前記右側アーム104aが前記当接部108aを押圧することにより、前記第2駆動アーム108が反時計方向に揺動されている。これによって、前記第2駆動アーム108に連結されたワイヤ81aが引かれて、前記シート16(図1参照)のロック状態が解除されることになる。
図16(a),(b),(c)は、それぞれ、カム山125aを有するロックカム76、前記第1駆動アーム107および第2駆動アーム108を揺動させる操作アーム104、前記ロックカム76および前記操作アーム104に当接する押圧プレート106とから構成される、ロック機構としての係合先切替構造体130の上面図である。前記と同一の符号は、前記と同一または同等部分を示す。前記第1駆動アーム107および第2駆動アーム108は、前記メインキーシリンダ129(図14参照)の上方に取り付けられる前記ロックカム125と所定の間隔をもって配設されている。前記押圧プレート106および操作アーム104は、前記ロックカム125の回転角に応じて図示左右方向に摺動可能とされており、前記押圧プレート106には、所定の形状の先端部106が形成されている。また、前記操作アーム104には、前記スプリング105によって常に図示左方向へ摺動させる付勢力が与えられている。
図16(a)は、前記カム山125aの頂点近傍と前記先端部106aとが当接することによって、前記押圧プレート106および操作アーム104が図示右方向に摺動された状態を示す。該状態では、前記操作アーム104の揺動動作が、前記第1駆動アーム107および第2駆動アーム108に伝達される。すなわち、前記スイッチ101の操作によって、前記シート16およびリッド25のロックを解除することが可能な状態にある。
図16(b)は、前記ロックカム125を反時計方向に回動させることによって、前記押圧プレート106および操作アーム104が図示左方向に摺動された状態を示す。本実施形態では、該図の状態において、前記操作アーム104の右側アーム104aおよび左側アーム104bが、前記第1アーム107の当接部107aおよび前記第2駆動アーム108の当接部108aと当接しなくなるように構成されている。すなわち、前記操作アーム104の揺動動作が前記第1駆動アーム107および第2駆動アーム108に伝達されなくなるので、前記スイッチ101を操作しても空振りするだけで、前記ワイヤ80a,81aは引かれない。これによって、前記リッド25およびシート16のロックを解除する操作が実質的に禁止されることになる。
図16(c)は、図16(a)の状態から前記ロックカム125を時計方向に回動させることで、前記押圧プレート106および操作アーム104が図示左方向に摺動された状態を示す。該状態においても、図16(b)の状態と同様、前記リッド25およびシート16のロックを解除する操作が実質的に禁止される。なお、本実施形態においても、前記シリンダ131に「シート/リッドオープン」の回動位置を与えるだけでなく、「ハンドルロック」、「エンジンオン」、「エンジンオフ」等の機能を有する回動位置において、前記リッド25およびシート16のロックを解除する操作を許可するように設定したり、また、前記ロックカム125の形状を変更することによって、複数の回動位置で前記ロックの解除操作を許可するように設定することができる。
上記したように、本発明に係る車両用ロック装置装置によれば、開閉機構を操作するための操作ユニットを、メインキーシリンダを備える操作装置に一体的に取り付けたので、メインキーシリンダの近傍において開閉機構の操作を行うことができ、操作性を高めることができるようになる。また、メインキーシリンダの操作部と操作アームを揺動させるスイッチとが分離されることによって、誤操作が防止されると共に、操作性を一層向上させることができるようになる。さらに、キーシリンダ、ハンドルロック装置、操作ユニットが一体的に形成されることで、複数の機能および操作部が一箇所に集約された車両用ロック装置が得られるようになる。
なお、前記操作ユニットを構成する各部品の形状や、車両に取り付けられた開閉機構の構成等は、シートやリッドなどの上記した実施形態に限定されず、種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明の一実施形態に係る車両用ロック装置が適用された自動二輪車の側面図である。 本発明の一実施形態に係るリッドの正面図である。 本発明の一実施形態に係るヒンジ構造体の正面図である。 本発明の一実施形態に係るヒンジ構造体の上面図である。 本発明の一実施形態に係るリッドロック構造体の概要説明図である。 本発明の一実施形態に係るシートロック構造体の正面図である。 本発明の一実施形態に係る複合キーシリンダユニットの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る操作ユニットの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る複合キーシリンダユニットの展開斜視図である。 本発明の一施形態に係る操作ユニットの内部を示す正面図である。 本発明の一施形態に係る操作アームロック構造体および操作アームの関係を示す上面図である。 本発明の一実施形態に係るシャッター機構の展開斜視図である。 本発明の一施形態に係るシャッター機構の動作状態を示す上面図である。 本発明の第2実施形態に係る複合キーシリンダユニットの展開斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る操作ユニットの内部を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係る係合先切替構造体の上面図である。
符号の説明
50…複合キーシリンダユニット(車両用ロック装置)、51…トップカバー(カバー部材)、53…メインキーシリンダ、56…スイッチ、58…右側ケース、59…左側ケース、60…貫通孔、63…操作アーム、64…係合孔、65…第1駆動アーム、66…第2駆動アーム、67,68…ホルダ、75…ロックカムカバー、76…ロックカム、77…操作アームロックピン、78…スプリング、79…ベースプレート、80,81…ケーブル、80a,80b…ワイヤ、82…シリンダ

Claims (10)

  1. 車両に取り付けられた開閉機構を操作するための操作ユニットを有する車両用ロック装置において、
    前記車両用ロック装置は、メインスイッチとしてのキーシリンダを含む前記操作ユニットが一体的に取り付けられた構成とされることを特徴とする車両用ロック装置。
  2. 前記キーシリンダの操作部と前記操作ユニットの操作部とは、同一面上またはほぼ同一面上に隣接して配置されることを特徴とする請求項1に記載の車両用ロック装置。
  3. 前記開閉機構は、乗員が着座する開閉式シート又は給油口を覆う開閉式リッドの開動作を制御し、
    前記開閉式シート又は開閉式リッドは、前記操作ユニットの操作に伴うワイヤ駆動によって開動作が可能となるように構成され、
    前記操作装置は、前記キーシリンダとハンドルロック装置とが一体的に構成されたコンビネーションスイッチであり、該コンビネーションスイッチに前記操作ユニットが一体的に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ロック装置。
  4. 前記操作ユニットは、該操作ユニットの操作に応じて揺動軸を中心に揺動可能な操作アームを備え、
    前記操作アームは、前記操作ユニットが操作されない中立状態から一方側に揺動させることで前記開閉式シートの開動作を可能にすると共に、前記中立状態から他方側に揺動させることで前記開閉式リッドの開動作を可能にするように構成され、
    前記キーシリンダを所定位置に回動させることにより、前記開閉式シートおよび開閉式リッドの開動作を禁止するロック機構を具備することを特徴とする請求項1ないし3の車両用ロック装置。
  5. 前記ロック機構は、前記操作アームを前記中立状態に保持する機構であることを特徴とする請求項4に記載の車両用ロック装置。
  6. 前記キーシリンダと一体的に回動するカムと、前記カムの回動に伴って突出するロックピンとを備え、
    前記ロックピンが前記操作アームに設けられた係合孔に係合することで、前記操作アームが前記中立状態に保持されることを特徴とする請求項5に記載の車両用ロック装置。
  7. 前記ロック機構は、前記操作アームが揺動されても前記ワイヤ駆動が行われないようにする機構であることを特徴とする請求項4に記載の車両用ロック装置。
  8. 前記押圧プレートと当接することによって揺動し、前記ワイヤ駆動を行う駆動アームと、前記キーシリンダと一体的に回動するカムと、前記カムの回動に伴って前記操作アームの揺動軸方向に摺動する押圧プレートとを備え、
    前記押圧プレートによって前記操作アームが前記揺動軸方向に摺動させられることで、前記操作アームと前記駆動アームとが当接せず、前記ワイヤ駆動が行われなくなることを特徴とする請求項7に記載の車両用ロック装置。
  9. 前記所定位置は、前記ハンドルロック装置によって前記車両のハンドル操作が禁止される位置であることを特徴とする請求項4ないし8のいずれかに記載の車両用ロック装置。
  10. 前記コンビネーションスイッチには、前記キーシリンダを回動させるためのキーを挿入するキー孔を遮蔽するシャッターが備えられ、
    前記シャッターの上方に前記キー孔が形成されたカバー部材が配設され、
    前記カバー部材に前記操作ユニットが取り付けられることを特徴とする請求項3ないし9のいずれかに記載の車両用ロック装置。
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