JP2003089370A - 鞍乗り型車用シートロック解除構造の排気構造 - Google Patents

鞍乗り型車用シートロック解除構造の排気構造

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JP2003089370A JP2001284026A JP2001284026A JP2003089370A JP 2003089370 A JP2003089370 A JP 2003089370A JP 2001284026 A JP2001284026 A JP 2001284026A JP 2001284026 A JP2001284026 A JP 2001284026A JP 2003089370 A JP2003089370 A JP 2003089370A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メインスイッチからキーを抜き取らないでシ
ートロックを解除することができる構成で、操作性に優
れ、かつキーの小型化を図ることができる鞍乗り型車用
シートロック解除構造を提供する。 【解決手段】 鞍乗り型車用シートロック解除構造90
は、操作ケーブル91をメインキー装置40の近傍まで
延ばし、このメインキー装置40にインナケーブル91
aを引張るための操作レバー93を矢印方向にスライド
自在に設け、この操作レバー93にインナケーブル91
aを切離し可能に連結する連結部材100を設け、この
連結部材100を連結状態又は切離状態に切換える切換
カム108をメインキー装置40のイグニッションキー
シリンダ41に設け、このイグニッションキーシリンダ
41をキー115で回して切換カム108を回すことに
より連結部材100を連結状態又は切離状態に切換え可
能に構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートロック機構
のロックを解除する鞍乗り型車用シートロック解除構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】スクータのような自動二輪車や三輪車の
殆どの車両は、ヘルメットを収納する収納ボックスをシ
ートの下方に備え、このシートを収納ボックスの上部開
口を塞いだ状態に施錠する(すなわち、ロック状態に保
つ)ことのできるシートロック機構を備える。
【0003】シートロック機構として、例えば特開平6
−305464号公報(自動二輪車のシートロック解除
機構)が知られている。この公報のシートロック機構に
よれば、運転者が収納ボックスからヘルメットを取出す
ときには、メインスイッチにキーを差込んだままキーを
所定位置まで回すことによりシートロック解除用ワイヤ
を引張り、このワイヤを引張ることでシートロックを解
除する。シートロックを解除した後、運転者がシートを
開けて収納ボックスからヘルメットを取出す。このシー
トロック機構によれば、メインスイッチからキーを抜き
取らないでシートロックを解除することができるので、
シートを開ける際の操作性を良好に保つことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報のシ
ートロック機構によればシートロックを解除するために
はシートロック解除用ワイヤをキーを回転させて引張る
必要がある。このため、キーを回転させるときにキーに
比較的大きな荷重がかかるので、キーを回すときに操作
者に大きな負担がかかる。加えて、キーに比較的大きな
荷重がかかるので、キーの剛性向上の為の大型化も考え
られる。このため、メインスイッチからキーを抜き取ら
ないでシートロックを解除することができる構成で、か
つキー操作が楽で、キーに大きな荷重がかからないシー
トロック機構の実用化が臨まれていた。
【0005】そこで、本発明の目的は、メインスイッチ
からキーを抜き取らないでシートロックを解除すること
ができる構成で、操作性に優れ、かつキーの小型化を図
ることができる鞍乗り型車用シートロック解除構造を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1は、シートを使用位置にロックする
シートロック機構を設け、このシートロック機構に操作
ケーブルを取付け、この操作ケーブルを引張ることによ
りシートロック機構のロックを解除する鞍乗り型車用シ
ートロック解除構造において、操作ケーブルをメインキ
ー装置の近傍まで延ばし、このメインキー装置の近傍に
操作ケーブルを引張るための操作レバーをスライド自在
に設け、この操作レバーに操作ケーブルを切離し可能に
連結する連結部材を設け、この連結部材を連結状態又は
切離状態に切換える切換部をメインキー装置のイグニッ
ションキーシリンダに設け、このイグニッションキーシ
リンダをキーで回して切換部を回すことにより連結部材
を連結状態又は切離状態に切換え可能に構成したことを
特徴とする。
【0007】キーを回すことにより切換部を回し、切換
部で連結部材を連結状態に切換えることで操作レバーに
操作ケーブルをつなぐ構成にした。このため、キーをイ
グニッションキーシリンダに差込んだままの状態で、操
作レバーで操作ケーブルを引張ることによりシートロッ
ク構造を解除することができる。
【0008】また、操作レバーのスライド移動で操作ケ
ーブルを引張る構成にしたので、操作レバーの引張力を
操作ケーブルに効率よく伝えることができ、操作レバー
の引張力を小さくすることが可能になる。さらに、操作
ケーブルをキーで操作しないで、操作レバーで操作する
構成とすることで、キーに比較的大きな荷重がかかるこ
とを防ぐことができる。
【0009】請求項2は、操作レバー及び連結部材をメ
インキー装置に一体に組込んだことを特徴とする。
【0010】操作レバー及び連結部材をメインキー装置
に一体に組込むことで、例えばメインキー装置のハウジ
ングに操作レバーなどのシートロック解除構造を取付け
ることができ、シートロック解除構造のコンパクト化を
図ることができる。さらに、操作レバーをキーの近傍に
備えることができるので、キーを回して操作レバーに操
作ケーブルをつなぎ、操作レバーを操作して操作ケーブ
ルを引張るという連続操作をスムーズにおこなうことが
できる。
【0011】請求項3は、操作レバーを操作ケーブルの
延長線上に配置するとともに、この延長線に沿って操作
レバーをスライドさせるように配置したことを特徴とす
る。
【0012】操作ケーブルの延長線に沿って操作レバー
をスライドさせることができるので、操作レバーの引張
力を操作ケーブルにより効率よく伝えることができ、操
作レバーの引張力をより小さく抑えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向
に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側
を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0014】図1は本発明に係る鞍乗り型車用シートロ
ック解除構造(第1実施形態)備えた自動二輪車の側面
図である。自動二輪車10は、車体フレーム11と、車
体フレーム11のヘッドパイプ11aに取付けたフロン
トフォーク12と、フロントフォーク12に取付けた前
輪13と、フロントフォーク12に連結したハンドル1
4と、車体フレーム11の後部に上下スイング可能に取
付けたユニットスイングエンジン15と、ユニットスイ
ングエンジン15に取付けた後輪16と、ユニットスイ
ングエンジン15の後端部を懸架したリヤクッションユ
ニット17と、車体フレーム11の後部上部に取付けた
収納ボックス(ラゲッジボックス)18と、収納ボック
ス18の上に配置し開閉可能に取付けたシート19と
を、主要構成としたスクータ型自動二輪車である。
【0015】車体フレーム11は、ヘッドパイプ11a
を一体成形したダイキャスト製フロントフレーム11F
と、ダイキャスト製リヤフレーム11Rとを、連結部1
1Xで連結したものである。ユニットスイングエンジン
15は、エンジン21と遠心クラッチ付きベルトコンバ
ータ無段変速機22とからなる。エンジン21は、シリ
ンダブロック307とシリンダヘッド308とヘッドカ
バー311、すなわちシリンダ部分を収納ボックス18
と燃料タンク42との間に臨ませ、略水平方向に傾斜し
た水冷式4サイクルエンジンである。
【0016】さらに自動二輪車10は、車体フレーム1
1をボディカバー30で覆ったものである。ボディカバ
ー30は、ヘッドパイプ11aの前部を覆うフロントカ
バー31と、ヘッドパイプ11aを挟みフロントカバー
31の後部を覆うとともに運転者の脚部前方を覆うレッ
グシールド32と、運転者の足を載せるステップフロア
(低床式足載板)33と、ステップフロア33の外縁か
ら下方へ延ばした左右一対のフロアサイドカバー34
と、これらフロアサイドカバー34の下縁間を覆うアン
ダカバー35と、シート19下周りの前部を覆うシート
下部カバー36と、シート19下後部と後輪16の上方
を覆うリヤカバー37と、左右一対のサイドカバー38
とからなる。
【0017】このような自動二輪車10は、レッグシ
ールド32の部分にイグニッションキーシリンダ(メイ
ンスイッチ)41を配置し、ステップフロア33の下
に燃料タンク42並びに燃料ポンプ43を配置し、車
体フレーム11の後部上端部に図示せぬトレイを設ける
とともに、このトレイにラジエータ用リザーブタンク4
4、バッテリ45並びに制御ユニット46を配置したも
のである。
【0018】図中、51はハンドルグリップ、52はブ
レーキレバー、53はメータパネル、54はミラー、5
5は左右一対に設けられるフロントウインカ、56Fは
前側ハンドルカバー、56Rは後側ハンドルカバー、5
7はヘッドランプ、58はフロントカバー31内に設け
られるホーン、59はフロントフォーク12と共に回動
するフロントフェンダ、61は左右一対のエンジンハン
ガ、62はエンジン始動用キックペダル、63は車体左
側に設けたエアクリーナ、64はキャブレータ、65は
エンジン21のクランク軸21aの右端に設けたエンジ
ン冷却用ラジエータ、66はエンジン用排気管、67は
車体右側に設けた排気用マフラ、71はメインスタン
ド、72はリヤフェンダ、73はテールランプ、74は
リヤウインカ、75はキャリア、Heはヘルメットであ
る。42aは錠付き給油キャップであり、給油用リッド
48を前上方へ開放したときに現れてここから燃料タン
ク42に給油するものである。
【0019】図2は本発明に係る鞍乗り型車用シートロ
ック解除構造(第1実施形態)を備えた自動二輪車の模
式的側面図であり、収納ボックス18の上部開口を塞ぐ
シート19の前部をヒンジ77にて開閉可能とし、シー
ト19の後部下部に側面視略U字状のロックピン78を
取付け、車体フレーム11又は収納ボックス18の上部
にシートロック機構80を取付け、ロックピン78をシ
ートロック機構80に掛けることでシート19を施錠す
るようにした状態を示す。
【0020】ボディカバー30は、フロントカバー31
及びレッグシールド32にて上下に延びる空間部Spを
形成したものである。ところで、シートロック機構80
を開錠(すなわち、シートロックを解除)するときに
は、シートロック解除構造(鞍乗り型車用シートロック
解除構造)90のケーブル部材91(インナケーブル9
1a)を引張ることでシートロック機構80のロック状
態を解除する。
【0021】シートロック解除構造90のケーブル部材
91は、メインキー装置40から空間部Spを通して下
方へ延し、更にステップフロア33の下を通し車体フレ
ーム11に沿わせてシートロック機構80まで延したロ
ック開錠部材である。ケーブル部材91のうち空間部S
pを通した部分を管状のケーブルプロテクタ92で覆う
ことによりこの部位のケーブル部材91を保護するとと
もに外部から目視できないようにできる。
【0022】以上の説明のように、シートロック解除構
造90をケーブル部材91で構成したので、メインキー
装置40からシートロック機構80までの引き回しが容
易である。従って、シートロック解除構造90の引き回
し作業工数を低減することができる。
【0023】さらには、ケーブル部材91をフロントカ
バー31及びレッグシールド32にて形成した空間部S
pやステップフロア33の下を通るように構成したので
外部から見えないようにでき車両の外観性を高めること
ができる。さらにまた、空間部Spにおいてはカバー部
材(フロントカバー31及びレッグシールド32)とケ
ーブルプロテクタ92との二重構造によって、ケーブル
部材91を保護することができる。
【0024】図3は本発明に係る鞍乗り型車用シートロ
ック解除構造(第1実施形態)を備えたメインキー装置
を示す斜視図であり、ヘッドパイプ11aにメインキー
装置の上下のブラケット92(下ブラケットのみを図示
する)をビス93にて取付け、キー挿入孔をシャッタ板
138で覆った状態を示す。メインキー装置10は、キ
ー挿入孔を開閉する開閉シャッタ機構130を備える。
メインキー装置40を構成するケーシング40aの先端
にはケーブルプロテクタ92を備える。ケーブルプロテ
クタ92をクランプ部材98aを介してステー98に取
付ける。ステー98はホーン99をヘッドパイプ11a
に取付ける部材である。なお、開閉シャッタ機構130
の詳細については後述する。
【0025】図4は本発明に係る鞍乗り型車用シートロ
ック解除構造(第1実施形態)と一体に組付けたイグニ
ッションキーシリンダの正面図である。イグニッション
キーシリンダ41は、操作面41aにインナキャップ1
11を備え、このインナキャップ111に図示せぬキー
を差込むキー挿入孔112を備える。
【0026】イグニッションキーシリンダ41は、操作
面41aをこの図のように正面から見たとき、キー挿入
孔112を中心にして「ロック位置P1」、「オフ位置
P2」及び「オン位置P3」をこの順に図時計回りに配
列したものである。ロック位置P1とオフ位置P2との
間の角度をθ1に設定するとともに、オフ位置P2とオ
ン位置P4との間の角度もθ2に設定する。なお、角度
θ2を角度θ1と同じに設定することも可能である。
【0027】図示せぬキーをロック位置P1に合せたと
きにはハンドルをロックさせることができ、キーをオフ
位置P2に合せたときにはエンジンを停止させることが
でき、キーをオン位置P3に合せたときにはエンジンを
始動又は始動可能状態にさせることができる。加えて、
キーをオン位置P3に合せたときにはシートロック解除
構造90(図2に示す)を操作可能状態にセットするこ
とができる。
【0028】図5は本発明に係る鞍乗り型車用シートロ
ック解除構造(第1実施形態)の分解斜視図を示す。鞍
乗り型車用シートロック解除構造90は、操作ケーブル
(インナケーブル91a、アウタケーブル91b)91
をメインキー装置40の近傍まで延ばし、このメインキ
ー装置40にインナケーブル91aを引張るための操作
レバー93を矢印方向にスライド自在に設け、この操作
レバー93にインナケーブル91aを切離し可能に連結
する連結部材100を設け、この連結部材100を連結
状態又は切離状態に切換える切換カム(切換部)108
をメインキー装置40のイグニッションキーシリンダ4
1に設け、このイグニッションキーシリンダ41をキー
115で回して切換カム108を回すことにより連結部
材100を連結状態又は切離状態に切換え可能に構成し
たものである。
【0029】メインキー装置40のハウジング(想像線
で示す)40a内に操作レバー93、連結部材100や
切換カム108を組込むことにより、シートロック解除
構造90をコンパクトにまとめて簡略化を図ることがで
きる。さらに、操作レバー93をハウジング40a内に
組込むことで、キー115を回して操作レバー93にイ
ンナケーブル91aをつなぎ、操作レバー93を操作し
てインナケーブル91aを引張るという連続操作をスム
ーズにおこなうことができる。従って、シートロック解
除構造90の操作性をさらに高めることができる。さら
に、操作ケーブル91(インナケーブル91a)をキー
115で操作しないで、操作レバー93で操作する構成
とすることで、キー115に比較的大きな荷重がかかる
ことを防ぐことができる。
【0030】操作レバー93は、基端に引張ノブ94を
取付け、引張ノブ94の近傍にディテント用の凹部93
a、93aを形成し、先端に拡張部95を備え、拡張部
95に連結部材の掛止爪を嵌合可能な嵌合孔95aを形
成し、嵌合孔95aの近傍にリターンスプリング96の
一端を掛ける取付孔95bを形成したものである。ディ
テント用の凹部93a,93aにボール97aをスプリ
ング97bで押圧することで、操作レバー93を非操作
位置(待機位置)に保持することができる。
【0031】連結部材100は、第1連結部101及び
第2連結部103を一体に接合したもので、第1連結部
101の先端に支持ピン102を備え、この支持ピン1
02の両端をケーシング40aのガイド孔40b、40
bに移動自在に配置し、第2連結部103の先端にピン
係合部104を形成し、ピン係合部104にピン91c
を掛けることによりインナケーブル91aの先端を係止
し、ピン係合部104の取付孔104aにリターンスプ
リング96の他端を取付け、第2連結部103の後端に
係止爪105を設けたものである。
【0032】この連結部材100の上方に板ばね106
を備え、板ばね106をピン係合部104の上面に当接
することにより、板ばね106のばね力でピン係合部1
04を下方に押圧する。これにより、連結部材100の
係止爪105を操作レバー93の嵌合孔95aから抜け
出した状態(すなわち、操作レバー93からインナケー
ブル91aを切離した状態)に連結部材100を保持す
ることができる。
【0033】一方、連結部材100の下方には、第1、
第2連結部材101,103が接合した部位に相当する
位置に切換カム108を備える。切換カム108は、イ
グニッションシリンダ41に差込んだキー115を回す
ことにより、イグニッションシリンダ41と一体に矢印
方向に回る。
【0034】これにより、切換カム108のカム面10
8aを上向きに配置し(図4参照)、カム面108aを
連結部材100に当接させて連結部材100を上方に押
し上げる。よって、連結部材100の係止爪105を操
作レバー93の嵌合孔95aに係合させた状態(すなわ
ち、操作レバー93にインナケーブル91aを連結した
状態)に連結部材100を保持することができる。
【0035】なお、113はロックバーであり、ロック
バー113はイグニッションシリンダ41のクランク4
1bに連結した部材である。キー115をロック位置P
1(図4に示す)に合せることで、ロックバー113を
所定位置に移動してハンドル14(図1に示す)をロッ
ク状態に維持することができる。
【0036】図6は本発明に係る鞍乗り型車用シートロ
ック解除構造(第1実施形態)の側面図であり、キー1
15を図4に示すロック位置P1又はオフ位置P2にセ
ットすることにより、切換カム108のカム面108a
を連結部材100から離し、板ばね106のばね力で連
結部材100を下方に押下げ、連結部材100の係止爪
105を操作レバー93の嵌合孔95aから抜き出して
操作レバー93からインナケーブル91aを切離した状
態を示す。なお、この状態で、操作レバー93を引上げ
てしまうことも考えられるが、この場合には、操作レバ
ー93の引張力を解除することにより、リターンスプリ
ング96のばね力で操作レバー93を元の待機位置に戻
すことができる。
【0037】また、この図はシートロック解除構造90
で操作可能なシートロック機構80を背面から見た状態
を示す。シートロック機構80は、U溝81aを備えた
フレーム部81と、このフレーム部81に支持ピン82
を介して回転可能に取付けた施錠爪83と、この施錠爪
83を開錠方向(時計回り方向)へ付勢する引張りばね
84と、フレーム部81に支持ピン85を介して回転可
能に取付けた掛止部材86と、この掛止部材86を施錠
方向(反時計回り方向)へ付勢する圧縮ばね87とから
なる。
【0038】圧縮ばね87のばね力で掛止部材86を掛
止位置に保持することにより、掛止部材86の掛止突部
86aで施錠爪83の下爪83bを押える。これによ
り、施錠爪83を引張りばね84のばね力に抗してロッ
ク位置に保持してロックピン78を施錠爪83の上爪8
3aでロック位置に保持することができる。
【0039】圧縮ばね87は、掛止部材86が施錠爪8
3を掛止する位置へ戻す力のみを発生させればよいの
で、引張りばね84より小さいばね力に抑えることがで
きる。よって、インナケーブル91aの引張力を小さく
設定することができるので操作性を向上させることがで
きる。
【0040】施錠爪83は、上爪83aと下爪83bで
収納溝83cを形成し、収納溝83cにシート19のロ
ックピン78を収納することで、上爪83aでロックピ
ン78を施錠する部材である。一方、掛止部材86は、
支持ピン85の近傍に係合凸部86aを形成するととも
に、先端部に連結部86bを形成し、この連結部86b
にインナケーブル91aの他端部を連結させる部材であ
る。
【0041】図7は本発明に係る鞍乗り型車用シートロ
ック解除構造(第1実施形態)に一体に組付けた開閉シ
ャッタ機構の正面図である。開閉シャッタ機構130
は、想像線にて示すキー挿入孔112を開閉する開閉シ
ャッタ135、及び開閉シャッタ135が開かぬように
施錠する施錠機構150からなる。この開閉シャッタ機
構130は、シャッタカバー141の操作面142にキ
ー挿入口143、シャッタ用キー挿入口144、及びシ
ャッタ用ストッパ長孔145を開けたものである。施錠
機構150は磁石式施錠機構である。
【0042】図8は図7の8−8線断面図である。開閉
シャッタ機構130は、想像線にて示すイグニッション
キーシリンダ41の操作部分をシャッタ取付基盤131
で覆うようにし、シャッタ取付基盤131から操作側
(図左)へ支軸部132を延し、支軸部132に開閉シ
ャッタ135の基部を回転可能に支承し、開閉シャッタ
135を覆うシャッタカバー141をシャッタ取付基盤
131に取付けたものである。
【0043】シャッタ取付基盤131は、シャッタカバ
ー141のキー挿入口143と同心にキー挿入口133
を有する。これらのキー挿入口133,143を開閉シ
ャッタ135で開閉することにより、イグニッションキ
ーシリンダ41のキー挿入孔112(図7参照)を開閉
することができる。支軸部132は、シャッタカバー1
41のシャッタ用キー挿入口144と同心に配置したも
のである。開閉シャッタ135は、シャッタ用キー挿入
口144内に突出した突出部136と、突出部136の
先端面に形成したキー溝137と、突出部136から径
方向に延びた平板状のシャッタ板138とからなる。1
46はOリングである。
【0044】図9は本発明に係る鞍乗り型車用シートロ
ック解除構造(第1実施形態)に一体に組付けた開閉シ
ャッタの正面図であり、開閉シャッタ135を正面から
見たときに、キー溝137の裏面に複数の永久磁石15
3・・・を配列したこと、及び、シャッタ板138にスト
ッパピン139を形成したことを示す。複数の永久磁石
153・・・は、例えばキー溝137の中心を基準に等ピ
ッチで4個配列したものである。なお、キー溝137の
輪郭は、キー溝137の中心に対し左右非対称の形状で
ある。このため、キー溝137に対して後述するシャッ
タ用キーの差込み可能な向きは1方向だけである。
【0045】図10は図9の10−10線断面図であ
り、シャッタ取付基盤131に開閉シャッタ135及び
施錠機構150を組付けた断面構成を示す。施錠機構1
50は、支軸部132の先端面に形成した凹部151・・
・と、キー溝137の裏面に形成した凹部152・・・と、
これら凹部151・・・並びに凹部152・・・の双方に表裏
スライド可能に嵌合する永久磁石153・・・と、支軸部
132側の凹部151・・・の底と永久磁石153・・・との
間に介在した圧縮ばね154・・・とからなる。永久磁石
153・・・は丸棒状のスライダである。圧縮ばね154・
・・は、永久磁石153・・・をキー溝137側へ弾発させ
る弾発部材である。
【0046】ところで、これら永久磁石153・・・は磁
極方向をスライド方向両端側、すなわちキー溝137側
と反キー溝137側の方向に設定したものである。永久
磁石153の磁極のうち、キー溝137側の磁極(以
下、「操作側磁極」と言う。)については、想像線にて
示すシャッタ用キー160による施錠・開錠を考慮して
決定したものである。
【0047】詳しく説明するとシャッタ用キー160
は、キー溝137に差込んだときに開閉シャッタ機構1
30側の永久磁石153・・・に対向する、複数の永久磁
石161・・・を内蔵したものである。しかも、開閉シャ
ッタ機構130側の永久磁石153・・・の各磁極に対し
て、シャッタ用キー160側の対向する永久磁石161
・・・の磁極は異なる。
【0048】このため、キー溝137にシャッタ用キー
160を差込んだときに、シャッタ用キー160側の永
久磁石161・・・に対して開閉シャッタ機構130側の
永久磁石153・・・が反発し、圧縮バネ154・・・の弾発
力に抗して後退することになる。この結果、開閉シャッ
タ機構130側の永久磁石153・・・は、キー溝137
側の凹部152・・・から外れる。この状態でシャッタ用
キー160を回すことにより、開閉シャッタ135を開
閉操作することができる。
【0049】さらに開閉シャッタ機構130は、開閉シ
ャッタ135を閉位置並びに開位置で停止状態に保持す
る節度機構(クリック機構)147を備える。節度機構
147は、開閉シャッタ135の裏面に形成した溝13
5aと、溝135aに嵌合し得るボール148と、ボー
ル148を溝135a側へ弾発する圧縮ばね149とか
らなる。
【0050】一旦、上記図11に戻って説明を続ける。
開閉シャッタ機構130側の永久磁石153・・・におけ
る、磁極(N極,S極)の組合せ数は極めて多い。これ
らの磁極を適宜組合せることで、多数種の錠を設定する
ことができる。なお、複数の永久磁石153・・・,16
1・・・の形状、個数、配列については任意である。
【0051】図11(a)〜(c)は本発明に係る鞍乗
り型車用シートロック解除構造(第1実施形態)に一体
に組付けた開閉シャッタ機構の作用図である。(a)は
キー挿入孔112を開閉シャッタ135で閉じた状態を
示す。施錠機構150は施錠状態にある。シャッタ用ス
トッパ長孔145の一端にストッパピン139が当って
いるので、開閉シャッタ135は反時計回りにこれ以上
スイングできない。イグニッションキーシリンダ41を
操作するには、先ずキー溝137にシャッタ用キー16
0を位置合せして差込む。この結果、開閉シャッタ機構
130側の永久磁石153・・・が後退するので、施錠機
構150は開錠状態になる。
【0052】次に、(b)のようにシャッタ用キー16
0を時計回りに回す。この結果、開閉シャッタ135は
図時計回りにスイングする。このとき、ストッパピン1
39はシャッタ用ストッパ長孔145内を移動する。
(c)は開閉シャッタ135を時計回りにスイングさせ
てキー挿入孔112を開けた状態を示す。シャッタ用ス
トッパ長孔145の他端にストッパピン139が当るの
で、開閉シャッタ135は時計回りにこれ以上スイング
できない。
【0053】次に、キー溝137からシャッタ用キー1
60を抜き取った後に、キー挿入孔112にキー129
を差込んで任意の位置に回す。キー挿入孔112からキ
ー129を抜き取った後には、再びキー溝137にシャ
ッタ用キー160を差込んで施錠機構150を開錠さ
せ、シャッタ用キー160を図反時計回りに回すことに
より、キー挿入孔112を開閉シャッタ135で閉じ
る。
【0054】以上説明したように、キー挿入孔112に
キー129を差込まないときには、キー挿入孔112を
開閉シャッタ135で閉じ、開閉シャッタ135が開か
ぬように施錠機構150で施錠することができる。これ
により、悪戯防止や盗難防止の効果を高めることができ
る。
【0055】次に、鞍乗り型車用シートロック解除構造
90の作用を図12〜図14に基づいて説明する。図1
2は本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除構造
(第1実施形態)の第1作用説明図である。イグニッシ
ョンキーシリンダ41のキー挿入孔112にキー115
を挿入した後、キー115を矢印の如く回す。キー1
15と一緒にイグニッションキーシリンダ41が回転し
て切換カム108を矢印の如く回す。切換カム108
のカム面108aを上向きに配置し、カム面108aを
連結部材100に当接させて連結部材100を矢印の
如く上方に押し上げる。
【0056】よって、連結部材100の係止爪105を
操作レバー93の嵌合孔95aに係合させた状態(すな
わち、操作レバー93にインナケーブル91aを連結し
た状態)に連結部材100を保持する。この状態で、引
張ノブ94を引張り上げて操作レバー93を矢印の如
く移動する。このとき、連結部材100の支持ピン10
2がガイド孔40bに沿って移動することにより連結部
材100が操作レバー93と一体に移動する。連結部材
100が移動することによりケーブル部材91のインナ
ケーブル91aを引張ることができる。
【0057】インナケーブル91aの延長線に沿って操
作レバー93をスライドさせることができるので、操作
レバー93の引張力をインナケーブル91aにより効率
よく伝えることができる。よって、操作レバー93の引
張力をより小さく抑えることができる。また、操作レバ
ー93をキー115の近傍に備えることができるので、
キー115を回して操作レバー93に操作ケーブル91
(インナケーブル91a)をつなぎ、操作レバー93を
操作してインナケーブル91aを引張るという連続操作
をスムーズにおこなうことができる。
【0058】インナケーブル91aを引張ることによ
り、シートロック機構80の掛止部材86が支持ピン8
5を軸に矢印の如く回転して、掛止部材86の係合凸
部86aと施錠爪83の下爪83bとの係合を解除す
る。よって、施錠爪83が引張りばね84のばね力で矢
印の如く回転し、施錠爪83の上爪83aとシート1
9のロックピン78との係合を解除する。これにより、
シート19のロック状態を解除してシート19を開ける
ことができる。
【0059】図13は本発明に係る鞍乗り型車用シート
ロック解除構造(第1実施形態)の第2作用説明図であ
る。シート19のロック状態を解除した後、引張ノブ9
4の引張り力を解除することにより、圧縮ばね87のば
ね力で掛止部材86が支持ピン85を軸に矢印の如く回
転してロック位置まで戻る。これにより、インナケーブ
ル91aが逆方向に引張られ、インナケーブル91aで
連結部材100及び操作レバー93が矢印の如く待機
位置(非操作位置)まで移動する。
【0060】図14は本発明に係る鞍乗り型車用シート
ロック解除構造(第1実施形態)の第3作用説明図であ
る。掛止部材86がロック位置まで戻り、さらに連結部
材100及び操作レバー93が待機位置(非操作位置)
まで戻った状態で、シート19を閉じることによりロッ
クピン78を矢印の如く下降させる。ロックピン78
が施錠爪83のした爪83bに当接して、施錠爪83を
引張ばね84のばね力に抗して支持ピン82を軸に矢印
の如く回転する。これにより、施錠爪83の下爪83
bが掛止部材86の係合凸部86aに係止する。同時
に、ロックピン78が施錠爪83の収納溝83cに入り
込み図12の状態になる。よって、ロックピン78を施
錠爪78の上爪78aでロックすることができる。
【0061】次に、第2実施の形態について説明する。
図15は本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除構
造(第2実施形態)と一体に組付けたイグニッションキ
ーシリンダの正面図である。第2実施形態の鞍乗り型車
用シートロック解除構造120は、切換カム(切換部)
121のカム面121aを大きく確保することにより、
キー115(図5に示す)を「オフ位置P2」及び「オ
ン位置P3」のセット位置でカム面121aを上方に向
けて配置可能に構成したものである。カム面121aを
上方に向けて配置することで、カム面121aで連結部
材100を上方に押上げて連結部材100の係止爪10
5を操作レバー93の嵌合孔95aに係止させることが
できる。
【0062】第1実施形態ではキー115を「オン位置
P3」にセットしてエンジン駆動の状態でシート19の
ロック機構80を解除することができるが、第2実施形
態の鞍乗り型車用シートロック解除構造120によれ
ば、キー115を「オン位置P3」にセットした場合と
同様に「オフ位置P2」にセットしてエンジン停止の状
態においてもシート19のロック機構80を解除するこ
とができる。
【0063】なお、前記実施形態では、本発明に係る鞍
乗り型車用シートロック解除構造を自動二輪車10(ス
クータ型自動二輪車)に適用した例について説明した
が、これに限らないで、例えば自動三輪車や自動四輪車
に適用することも可能である。また、前記実施形態で
は、鞍乗り型車用シートロック解除構造90をイグニッ
ションキーシリンダ41の上方に配置した例について説
明したが、これに限らないで、例えばイグニッションキ
ーシリンダ41の左右側に取付けることも可能である。
【0064】さらに、前記実施形態では、連結部材10
0を板ばね106で下方に押下げるように構成したが、
板ばね106を使用しないで連結部材100の自重で下
降させることも可能である。加えて、操作レバー93に
リターンスプリング96を設けた例について説明した
が、リターンスプリング96を設けなくても同様の効果
を得ることができる。
【0065】また、前記実施形態では、連結部材100
を押上げて操作レバー93に連結するための切換部とし
て切換カム108,121を例に説明したが、その他の
部材を切換部として使用することも可能である。さら
に、前記第1実施形態では、キー115を「オン位置P
3」にセットした状態でロック機構80を解除する例に
ついて説明し、前記第2実施形態では、キー115を
「オフ位置P2」及び「オン位置P3」にセットした状
態でロック機構80を解除する例について説明したが、
これに限らないで、ロック機構80を解除する際のキー
115のセット位置は任意に設定することが可能であ
る。
【0066】また、前記実施形態では、鞍乗り型車用シ
ートロック解除構造90をメインキー装置40に一体に
組込んだ例について説明したが、これに限らないで、メ
インキー装置40の近傍に設けても同様の効果を得るこ
とができる。加えて、前記実施形態では、操作レバー9
3をインナケーブル91aの延長線上に配置し、かつイ
ンナケーブル91aに沿って操作レバー93をスライド
させるように配置したが、これに限らないで、操作レバ
ー93をインナケーブル91aの延長線上に配置しない
ように構成することも可能である。要は、操作レバー9
3のスライド移動でインナケーブル91aを引張るよう
に構成してあればよい。また、前記実施形態では、鞍乗
り型車用シートロック解除構造90を自動二輪車に採用
した例について説明したが、これに限らないで、鞍乗り
型車用シートロック解除構造をバギーなどのその他の車
両に適用することも可能である。
【0067】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、キーを回すことにより切換部を回
し、切換部で連結部材を連結状態に切換えることで操作
レバーに操作ケーブルをつなぐ構成にした。このため、
キーをイグニッションキーシリンダに差込んだままの状
態で、操作レバーで操作ケーブルを引張ることによりシ
ートロック構造を解除することができる。
【0068】また、操作レバーのスライド移動で操作ケ
ーブルを引張る構成にしたので、操作レバーの引張力を
操作ケーブルに効率よく伝えることができる。このた
め、操作レバーの引張力を小さくすることが可能にな
り、操作レバーの操作性を高めることができる。さら
に、操作ケーブルをキーで操作しないで、操作レバーで
操作する構成とした。このため、キーに比較的大きな荷
重がかかることを防ぐことができるので、キーの小型化
を図ることができる。
【0069】請求項2は、操作レバー及び連結部材をメ
インキー装置に一体に組込むことで、例えばメインキー
装置のハウジングに操作レバーなどのシートロック解除
構造を取付けることができる。このため、シートロック
解除構造をコンパクトにまとめて簡略化を図ることがで
きる。
【0070】さらに、操作レバーをキーの近傍に備える
ことができるので、キーを回して操作レバーに操作ケー
ブルをつなぎ、操作レバーを操作して操作ケーブルを引
張るという連続操作をスムーズにおこなうことができ
る。従って、シートロック解除構造の操作性をさらに高
めることができる。
【0071】請求項3は、操作ケーブルの延長線に沿っ
て操作レバーをスライドさせることができるので、操作
レバーの引張力を操作ケーブルにより効率よく伝えるこ
とができる。このため、操作レバーの引張力をより小さ
く抑えて操作性をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除構
造(第1実施形態)備えた自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除構
造(第1実施形態)を備えた自動二輪車の模式的側面図
【図3】本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除構
造(第1実施形態)を備えたメインキー装置を示す斜視
【図4】本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除構
造(第1実施形態)と一体に組付けたイグニッションキ
ーシリンダの正面図
【図5】本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除構
造(第1実施形態)の分解斜視図
【図6】本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除構
造(第1実施形態)の側面図
【図7】本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除構
造(第1実施形態)に一体に組付けた開閉シャッタ機構
の正面図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除構
造(第1実施形態)に一体に組付けた開閉シャッタの正
面図
【図10】図9の10−10線断面図
【図11】本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除
構造(第1実施形態)に一体に組付けた開閉シャッタ機
構の作用図
【図12】本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除
構造(第1実施形態)の第1作用説明図
【図13】本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除
構造(第1実施形態)の第2作用説明図
【図14】本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除
構造(第1実施形態)の第3作用説明図
【図15】本発明に係る鞍乗り型車用シートロック解除
構造(第2実施形態)と一体に組付けたイグニッション
キーシリンダの正面図
【符号の説明】
10…自動二輪車、19…シート、40…メインキー装
置、41…イグニッションキーシリンダ、80…シート
ロック機構、90…鞍乗り型車用シートロック解除構
造、91…操作ケーブル、91a…インナケーブル、9
3…操作レバー、100…連結部材、108,121…
切換カム(切換部)、115…キー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日比谷 純成 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 2E250 AA21 HH07 JJ21 KK01 LL20 MM03 PP04 PP11 QQ01 QQ08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを使用位置にロックするシートロ
    ック機構を設け、このシートロック機構に操作ケーブル
    を取付け、この操作ケーブルを引張ることによりシート
    ロック機構のロックを解除する鞍乗り型車用シートロッ
    ク解除構造において、 前記操作ケーブルを前記メインキー装置の近傍まで延ば
    し、 このメインキー装置の近傍に操作ケーブルを引張るため
    の操作レバーをスライド自在に設け、 この操作レバーに操作ケーブルを切離し可能に連結する
    連結部材を設け、 この連結部材を連結状態又は切離状態に切換える切換部
    をメインキー装置のイグニッションキーシリンダに設
    け、 このイグニッションキーシリンダをキーで回して前記切
    換部を回すことにより連結部材を連結状態又は切離状態
    に切換え可能に構成したことを特徴とする鞍乗り型車用
    シートロック解除構造。
  2. 【請求項2】 前記操作レバー及び前記連結部材をメイ
    ンキー装置に一体に組込んだことを特徴とする請求項1
    記載の鞍乗り型車用シートロック解除構造。
  3. 【請求項3】 前記操作レバーを前記操作ケーブルの延
    長線上に配置するとともに、この延長線に沿って操作レ
    バーをスライドさせるように配置したことを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の鞍乗り型車用シートロック
    解除構造。
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