JP4777944B2 - 車両のスロットル装置 - Google Patents

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この発明は、自動二輪車等の車両のスロットル装置に関する。
従来、上記スロットル装置において、スロットルグリップの回動量を磁気センサを用いて検出するものがある(例えば、特許文献1参照。)。これは、スロットルグリップにおけるハンドル基端側の外周に前記磁気センサの磁石を保持する突出部を設けると共に、前記スロットルグリップのハンドル基端側を収容保持するハウジング(スイッチボックス)に前記磁気センサのセンサ本体(ホールセンサ)を設け、前記突出部とセンサ本体とをハンドルバーの径方向で対向させたものである。
特開2005−194925号公報
ところで、上記従来の構成においては、スロットルグリップ外周の突出部とハウジング側のセンサ本体とをハンドルバーの径方向で対向させることから、これらを収容するハウジングを特にハンドルバーの径方向で大型化させ易いという課題がある。
そこでこの発明は、スロットルグリップの回動量を磁気センサを用いて検出する車両のスロットル装置において、前記磁気センサを収容するハウジングの小型化を図ることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、ハンドルバー(15)に回動可能に支持されるスロットルグリップ(21)と、該スロットルグリップ(21)のハンドル基端側へ延びる延出部(24)を収容し保持するハウジング(25)とを備え、前記スロットルグリップ(21)の回動量を前記ハウジング(25)内に構成した磁気センサ(26)を用いて検出する車両(1)のスロットル装置において、
前記スロットルグリップ(21)の延出部(24)の外周に、前記磁気センサ(26)の磁石(28)を保持する突出部(27)を設けると共に、前記ハウジング(25)には前記磁気センサ(26)のセンサ本体(29)を設け、前記突出部(27)とセンサ本体(29)とを前記ハンドルバー(15)の軸方向で対向させ、前記センサ本体(29)を、前記ハンドルバー(15)の軸方向で前記突出部(27)を挟んだ両側に配置し、前記ハンドルバー(15)における前記ハウジング(25)よりも基端側に、前記スロットルグリップ(21)の前方に配置されたレバー部材(16)の基端側を揺動可能に支持し、
前記ハウジング(25)の前側かつ前記レバー部材(16)の揺動範囲(Y)よりも上方に前記センサ本体(29)を配置したことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記ハウジング(25)に手動のスイッチ(32,33,34)を設け、前記ハウジング(25)における前記スイッチ(32,33,34)よりもハンドル基端側に前記センサ本体(29)を配置したことを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記ハウジング(25)に前記スロットルグリップ(21)用のリターンスプリング(35)を設け、前記ハウジング(25)における前記リターンスプリング(35)よりもハンドル基端側に前記センサ本体(29)を配置したことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記スロットルグリップ(21)の延出部(24)にその回動方向に沿う切り欠き孔(37)を設け、該切り欠き孔(37)に前記ハウジング(25)における前記ハンドルバー(15)に対する位置決め突部(31)を挿通し、該位置決め突部(31)及び前記切り欠き孔(37)により前記スロットルグリップ(21)の回動範囲を規定することを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、スロットルグリップ外周の突出部とハウジング側のセンサ本体とをハンドルバーの軸方向で対向させることで、ハウジングにおけるハンドルバーの径方向での大型化を抑えることができる。これにより、アジャスト機構を有する既存のレバー部材をスロットルグリップの前方に配置する場合にも、該レバー部材のストローク分を含めたレイアウトスペースを容易に確保することができる。
また、請求項1に記載した発明によれば、各センサ本体の出力の比較によりセンサ状態を判断することができる。
また、請求項1に記載した発明によれば、ハウジングの後側(乗員側)に配置されるスイッチ類を避けてセンサ本体を配置できると共に、センサ本体をハウジングの上側に配置することで該ハウジング内での浸水を抑え、かつハウジング前方におけるレバー部材の揺動範囲を容易に確保することができる。
請求項2に記載した発明によれば、乗員が把持するスロットルグリップに手動のスイッチを近づけることができ、該スイッチの操作性を向上させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、乗員が把持するスロットルグリップにそのリターンスプリングを近づけることができ、該リターンスプリングの反力を比較的ダイレクトにスロットルグリップに付与でき、該スロットルグリップの操作感を向上させることができる。
請求項4に記載した発明によれば、ハウジングにおけるハンドルバーに対する位置決め突部を利用して、スロットルグリップの回動範囲を規定する手段を簡易に構成することができる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示す自動二輪車(バーハンドル車両)1は、その前輪2がフロントフォーク式ステアリング機構3を介して車体フレーム4の前端部に操舵可能に枢支される。フロントフォーク式ステアリング機構3の上端部には、前輪転舵用のバーハンドル11の基端部が一体的に取り付けられる。自動二輪車1の車体略中央部には、該自動二輪車1の原動機である例えば水冷四ストローク水平対向六気筒型のエンジン5が搭載される。
自動二輪車1の車体前部はフロントカウル6で覆われる。フロントカウル6の前部内側にはメータパネル7が設けられ、該メータパネル7からその後方の乗員用シート8に渡る部位がトップシェルタ9により覆われる。トップシェルタ9の前部には、その下方から上方に延びるバーハンドル11の挿通孔9aが設けられる。
バーハンドル11は、車体左右中心(車幅方向中心)に対して左右対称に設けられ、例えば互いに別体の左右ハンドル部材からなる。左右ハンドル部材は、それぞれフロントフォーク式ステアリング機構3の上端部から後方かつ左右外側に向けて斜め上方に延びた後、後方かつ左右外側に向けてやや先端下がりに左右ハンドルバー14,15を延出する。左右ハンドルバー14,15は、それぞれ直線状に延びる円筒部材とされる。なお、バーハンドル11が左右一体のハンドル部材からなるものであってもよい。
自動二輪車1は油圧式のブレーキ装置を備え、該ブレーキ装置の一操作子であるフロントブレーキレバー16が右ハンドルバー15の前方にこれに沿うように設けられる。フロントブレーキレバー16の基端側(車体左右中心側)は、右ハンドルバー15に対して近接離反するべく揺動可能にブレーキマスターシリンダ17に軸支される。ブレーキマスターシリンダ17は、クランプ17a(図2参照)を介して右ハンドルバー15の基端側(車体左右中心側)に取り付けられる。なお、図1中符号16aはフロントブレーキレバー16の基端側に設けられるアジャスト機構を示す。
図2を併せて参照し、右ハンドルバー15の先端側(車体左右外側)には、これを挿通するスロットルグリップ21が回動可能に支持される。スロットルグリップ21は、その内層を構成する樹脂製のスリーブ22と、該スリーブ22の外周に一体的に装着されるゴム製のグリップ本体23とを有してなる。スリーブ22は、乗員の把持部となるグリップ本体23のハンドル基端側(車体左右中心側)の端部よりもさらにハンドル基端側に延出し、当該部位がスロットルグリップ21におけるハンドル基端側へ延びる延出部24を構成する。
延出部24は、グリップ本体23よりもハンドル基端側において右ハンドルバー15に取り付けられる右スイッチボックス25内に収容され保持される。右スイッチボックス25よりもハンドル基端側においては、前記クランプ17aが右ハンドルバー15に取り付けられる。なお、図2中符号Cは右ハンドルバー15の中心軸線を、符号15aは右ハンドルバー15の先端側に取り付けられる防振用のハンドルウェイトをそれぞれ示す。
図1を参照し、自動二輪車1は油圧式のクラッチ装置を備え、該クラッチ装置の操作子であるクラッチレバー(図示略)が左ハンドルバー14の前方に設けられる。クラッチレバーの基端部はクラッチマスターシリンダ18に軸支され、該クラッチマスターシリンダ18が左ハンドルバー14の基端側に取り付けられる。左ハンドルバー14の先端側にはゴム製のグリップ本体14aが一体的に装着される。グリップ本体14aよりもハンドル基端側においては、左スイッチボックス19が左ハンドルバー14に取り付けられる。
ここで、自動二輪車1は、スロットルグリップ21の回動量を非接触式の磁気センサ26を用いて電気的に検出し、この検出データに基づいて前記エンジン5のスロットル開度を電気的に制御する所謂バイワイヤ方式のスロットル装置を備える。
図2,4に示すように、スロットルグリップ21の延出部24におけるハンドル基端側の端部外周には、例えばフランジ状の拡径部(突出部)27が一体に形成される。拡径部27には、磁気センサ26における複数の磁石28が例えば周方向(スロットルグリップ21の回動方向)で並んだ状態に保持される。延出部24は、右スイッチボックス25におけるハンドル先端側(車体左右外側)の側壁25aを貫通し、該延出部24の先端部が右スイッチボックス25におけるハンドル基端側の側壁25b近傍へ至る。すなわち、拡径部27は、右スイッチボックス25内のハンドル基端側に配置される。
一方、右スイッチボックス25内のハンドル基端側には、磁気センサ26のセンサ本体であるホールセンサ29が一体的に保持される。ホールセンサ29は、前記複数の磁石28に対してスロットルグリップ21の回動方向で一箇所に設けられ、該ホールセンサ29が各磁石28の回動位置に応じて変化する磁力に応じてスロットルグリップ21の回動量を検出する。
ここで、ホールセンサ29は、右ハンドルバー15の軸方向(軸線に沿う方向、以下、ハンドル軸方向ということがある)で、拡径部27の側方であり、該拡径部27を挟んだ両側に一対に設けられる。すなわち、各ホールセンサ29と拡径部27(各磁石28)とは、ハンドル軸方向で対向するように設けられる。換言すれば、各ホールセンサ29と拡径部27及び各磁石28とは、互いにハンドル軸方向で位置をずらして配置される。
またここで、右スイッチボックス25内には、右ハンドルバー15の軸方向及び周方向での位置決めのための位置決め突部31が立設される。位置決め突部31は、右スイッチボックス25におけるハンドル軸方向の中間部において、該右スイッチボックス25の内面から前記軸線Cと略直交するように立設され、その先端係合部31aを右ハンドルバー15に形成された係合孔31bに係合させる。
そして、各ホールセンサ29は、その一方が右スイッチボックス25におけるハンドル基端側の側壁25bに取り付けられると共に、他方が位置決め突部31に取り付けられる。
当該スロットル装置においては、各ホールセンサ29が検出する磁力の大きさを比較してセンサ状態を判断している。
図3を併せて参照し、各ホールセンサ29は、右スイッチボックス25における前記軸線Cよりも前側かつ上側となる位置に配置される。ここで、図3中符号Yは、スロットルグリップ21前方の前記フロントブレーキレバー16がスロットルグリップ21に対して近接離反するべく揺動する際の揺動範囲を示す。
右スイッチボックス25のハンドル基端側に取り付けられる各ホールセンサ29は、フロントブレーキレバー16の支点近傍(前記クランプ17a及びブレーキマスターシリンダ17の近傍)であって、前記揺動範囲Yを上方に避けた位置に配置される。右スイッチボックス25は軸線Cの近傍で前後に二分割され、その前側の分割体に各ホールセンサ29が配置される。なお、右スイッチボックス25が軸線Cの近傍で上下に分割されるものであってもよい。
右スイッチボックス25における軸線Cよりも後側かつ上側となる部位には、エンジン5停止用のキルスイッチ32が設けられ、右スイッチボックス25における軸線Cの略真後ろとなる部位には、例えばヘッドランプ用のランプスイッチ33が設けられ、右スイッチボックス25における軸線Cよりも後側かつ下側となる部位には、エンジン5始動用のスタータスイッチ34が設けられる。なお、各スイッチ32,33,34は右スイッチボックス25における後側の分割体に配置される。
これら手動の各スイッチ32,33,34は、右スイッチボックス25におけるハンドル先端側(スロットルグリップ21側)に配置される。また、各スイッチ32,33,34よりもハンドル基端側には、前記各ホールセンサ29が配置される。そして、図2に示すように、右スイッチボックス25内におけるハンドル先端側(各スイッチ32,33,34が配置される側)には、スロットルグリップ21を閉じ側に付勢するリターンスプリング35が配置される。
リターンスプリング35は、延出部24を挿通するトーションコイルスプリングであり、該リターンスプリング35よりもハンドル基端側には、前記各ホールセンサ29が配置される。リターンスプリング35は、その一方のコイル端を前記位置決め突部31に係合させると共に、他方のコイル端を延出部24外周の係合突部36に係合させる。
図3を併せて参照し、スロットルグリップ21の延出部24におけるハンドル軸方向中間部には、その回動方向に沿って延びるスリット状の切り欠き孔37が設けられる。切り欠き孔37は、右スイッチボックス25の位置決め突部31に対応する位置に設けられ、該切り欠き孔37を通じて位置決め突部31がその先端係合部31aを右ハンドルバー15の係合孔31bに係合させる。
これら切り欠き孔37及び位置決め突部31は、スロットルグリップ21のスロットル閉じ側への回動限界位置及びスロットル開き側への回動限界位置を規定する回動範囲規定手段を構成する。すなわち、スロットルグリップ21がスロットル閉じ側に回動し、切り欠き孔37における前記回動方向の一端に位置決め突部31が突き当たることで、スロットルグリップ21のスロットル全閉位置が規定される。一方、スロットルグリップ21がスロットル開き側に回動し、切り欠き孔37における前記回動方向の他端に位置決め突部31が突き当たることで、スロットルグリップ21のスロットル全開位置が規定される。
以上説明したように、上記実施例における車両(自動二輪車1)のスロットル装置は、右ハンドルバー15に回動可能に支持されるスロットルグリップ21と、該スロットルグリップ21のハンドル基端側へ延びる延出部24を収容し保持する右スイッチボックス25とを備え、前記スロットルグリップ21の回動量を前記右スイッチボックス25内に構成した磁気センサ26を用いて検出するものであって、前記スロットルグリップ21の延出部24の外周に、前記磁気センサ26の磁石28を保持する拡径部27を設けると共に、前記右スイッチボックス25には前記磁気センサ26のホールセンサ29を設け、前記拡径部27とホールセンサ29とを前記右ハンドルバー15の軸方向で対向させたものである。
この構成によれば、スロットルグリップ21外周の拡径部27と右スイッチボックス25側のホールセンサ29とを右ハンドルバー15の軸方向で対向させることで、右スイッチボックス25における右ハンドルバー15の径方向での大型化を抑えることができる。これにより、アジャスト機構を有する既存のレバー部材(フロントブレーキレバー16)をスロットルグリップ21の前方に配置する場合にも、該レバー部材のストローク分を含めたレイアウトスペースを容易に確保することができる。
また、上記スロットル装置においては、前記ホールセンサ29を、前記右ハンドルバー15の軸方向で前記拡径部27を挟んだ両側に配置したことで、各ホールセンサ29の出力の比較によりセンサ状態を判断することができる。
さらに、上記スロットル装置においては、前記右ハンドルバー15における前記右スイッチボックス25よりも基端側に、前記スロットルグリップ21の前方に配置されたフロントブレーキレバー16の基端側を揺動可能に支持し、前記右スイッチボックス25の前側かつ前記フロントブレーキレバー16の揺動範囲Yよりも上方に前記ホールセンサ29を配置したことで、右スイッチボックス25の後側(乗員側)に配置されるスイッチ類を避けてホールセンサ29を配置できると共に、ホールセンサ29を右スイッチボックス25の上側に配置することで該右スイッチボックス25内での浸水を抑え、かつ右スイッチボックス25前方におけるフロントブレーキレバー16の揺動範囲Yを容易に確保することができる。
上記スロットル装置においては、前記右スイッチボックス25に手動のスイッチ32,33,34を設け、前記右スイッチボックス25における前記スイッチ32,33,34よりもハンドル基端側に前記ホールセンサ29を配置したことで、乗員が把持するスロットルグリップ21に手動のスイッチ32,33,34を近づけることができ、該スイッチ32,33,34の操作性を向上させることができる。
上記スロットル装置においては、前記右スイッチボックス25に前記スロットルグリップ21用のリターンスプリング35を設け、前記右スイッチボックス25における前記リターンスプリング35よりもハンドル基端側に前記ホールセンサ29を配置したことで、乗員が把持するスロットルグリップ21にそのリターンスプリング35を近づけることができ、該リターンスプリング35の反力を比較的ダイレクトにスロットルグリップ21に付与でき、該スロットルグリップ21の操作感を向上させることができる。
上記スロットル装置においては、前記スロットルグリップ21の延出部24にその回動方向に沿う切り欠き孔37を設け、該切り欠き孔37に前記右スイッチボックス25における前記右ハンドルバー15に対する位置決め突部31を挿通し、該位置決め突部31及び前記切り欠き孔37により前記スロットルグリップ21の回動範囲を規定することで、右スイッチボックス25における右ハンドルバー15に対する位置決め突部31を利用して、スロットルグリップ21の回動範囲を規定する手段を簡易に構成することができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、フランジ状の拡径部27に代わり、延出部24の外周に部分的に突出して磁石28を保持する突出部を設けた構成としてもよい。また、各ホールセンサ29がスロットルグリップ21の回動方向に沿って並ぶ構成としたり、単一のホールセンサ29のみを拡形部27の側方に配置する構成としてもよい。
また、磁気センサ26を右スイッチボックス25におけるハンドル先端側に配置した構成としてもよい。この場合、延出部24におけるハンドル先端側又はハンドル軸方向中間部に拡径部27を設ければよい。
さらに、上記実施例はバイワイヤ方式のスロットル装置を有する自動二輪車に適用したものであるが、三輪以上のバーハンドル車両(鞍乗り型車両やスクータ型車両)に適用したり、内燃機関車両以外の電動車両等に適用してもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における自動二輪車を斜め上後方から見た斜視図である。 図1のA−A断面図である。 上記自動二輪車の右ハンドルバーに取り付く右スイッチボックスをハンドル先端側から見た矢視図である。 上記自動二輪車のスロットルグリップのスリーブの斜視図である。
符号の説明
1 自動二輪車(車両)
15 右ハンドルバー(ハンドルバー)
16 フロントブレーキレバー(レバー部材)
Y 揺動範囲
21 スロットルグリップ
24 延出部
25 右スイッチボックス(ハウジング)
26 磁気センサ
27 拡径部(突出部)
28 磁石
29 ホールセンサ(センサ本体)
31 位置決め突部
32 キルスイッチ(スイッチ)
33 ランプスイッチ(スイッチ)
34 スタータスイッチ(スイッチ)
35リターンスプリング
37 切り欠き孔

Claims (4)

  1. ハンドルバー(15)に回動可能に支持されるスロットルグリップ(21)と、該スロットルグリップ(21)のハンドル基端側へ延びる延出部(24)を収容し保持するハウジング(25)とを備え、前記スロットルグリップ(21)の回動量を前記ハウジング(25)内に構成した磁気センサ(26)を用いて検出する車両(1)のスロットル装置において、
    前記スロットルグリップ(21)の延出部(24)の外周に、前記磁気センサ(26)の磁石(28)を保持する突出部(27)を設けると共に、前記ハウジング(25)には前記磁気センサ(26)のセンサ本体(29)を設け、前記突出部(27)とセンサ本体(29)とを前記ハンドルバー(15)の軸方向で対向させ
    前記センサ本体(29)を、前記ハンドルバー(15)の軸方向で前記突出部(27)を挟んだ両側に配置し、
    前記ハンドルバー(15)における前記ハウジング(25)よりも基端側に、前記スロットルグリップ(21)の前方に配置されたレバー部材(16)の基端側を揺動可能に支持し、
    前記ハウジング(25)の前側かつ前記レバー部材(16)の揺動範囲(Y)よりも上方に前記センサ本体(29)を配置したことを特徴とする車両のスロットル装置。
  2. 前記ハウジング(25)に手動のスイッチ(32,33,34)を設け、前記ハウジング(25)における前記スイッチ(32,33,34)よりもハンドル基端側に前記センサ本体(29)を配置したことを特徴とする請求項1に記載の車両のスロットル装置。
  3. 前記ハウジング(25)に前記スロットルグリップ(21)用のリターンスプリング(35)を設け、前記ハウジング(25)における前記リターンスプリング(35)よりもハンドル基端側に前記センサ本体(29)を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のスロットル装置。
  4. 前記スロットルグリップ(21)の延出部(24)にその回動方向に沿う切り欠き孔(37)を設け、該切り欠き孔(37)に前記ハウジング(25)における前記ハンドルバー(15)に対する位置決め突部(31)を挿通し、該位置決め突部(31)及び前記切り欠き孔(37)により前記スロットルグリップ(21)の回動範囲を規定することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の車両のスロットル装置。
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