JP2009299318A - 車両用開閉機構の集中解錠操作装置 - Google Patents

車両用開閉機構の集中解錠操作装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の開閉機構を単一の操作子の操作によってアンロック状態とすることを可能とした車両用開閉機構の集中解錠操作装置において、集中解錠操作装置の有無にかかわらずキーシリンダの種類を一種類としてコスト低減を可能とする。
【解決手段】キーシリンダ34とは別体に構成されて車体フレームF側に着脱可能に固定される支持ケース70に、直線的な移動操作を可能とするとともに複数の開閉機構に個別に対応した複数の設定回動位置を順次経由するようにして回動操作することを可能とした操作子73と、所定の回動位置に在るインナシリンダ38の受け入れ凹部67に一端部を嵌入せしめることで操作子73の後退位置から前進位置への移動を許容する操作規制部材74とが支承され、複数の開閉機構のうち操作子73の前記後退位置での回動位置に応じて択一的に選択される開閉機構を操作子73の前進位置への移動に応じてアンロック状態とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両が備える複数の開閉機構を単一の操作子の操作によってアンロック状態とすることを可能とした車両用開閉機構の集中解錠操作装置に関する。
キーシリンダのインナシリンダをキー操作によって所定位置に回動するとともに押し込み操作することで、自動二輪車における乗車用シートのロック機構を解錠するようにしたものが、特許文献1で知られており、また乗車用シートやフュエルフィラーキャップ等の複数の開閉機構をアンロック状態に操作することを可能とした集中解錠操作装置がキーシリンダに一体的に設けられ、キーシリンダ側の操作によって操作ユニットの操作の可否を定めるようにしたものが、特許文献2で開示されている。
特許第3404250号公報 特開2007−176239号公報
上記特許文献1で開示されたものでは、キーシリンダにおけるインナシリンダの回動範囲内に、開閉機構解錠用の回動位置が設定されるので複数の開閉機構の解錠操作を行うことはできない。また特許文献2で開示されたものでは、複数の開閉機構の解錠操作を行うことは可能であるものの、集中解錠操作装置の操作の可否を定める機構がキーシリンダ側に在るので、集中解錠操作装置の有無に応じて二種類のキーシリンダを製作しなければならず、コスト増大を招くことになる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、集中解錠操作装置の有無にかかわらずキーシリンダの種類を一種類としてコスト低減を可能とした車両用開閉機構の集中解錠操作装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明に従う車両用開閉機構の集中解錠操作装置は、キー操作によって回動するとともに周方向1個所には受け入れ凹部が設けられるインナシリンダを有するキーシリンダとは別体に構成されて該キーシリンダに隣接した位置で車体フレーム側に着脱可能に固定される支持ケースと、後退位置および前進位置間での直線的な移動操作を可能とするとともに前記後退位置では車両が備える複数の開閉機構に個別に対応した複数の設定回動位置を順次経由するようにして回動操作することを可能として前記支持ケースに支承される操作子と、所定の回動位置に在る前記インナシリンダの前記受け入れ凹部に一端部を嵌入せしめることで前記操作子の前記後退位置から前進位置への移動を許容するものの前記所定の回動位置以外の回動位置に前記インナシリンダが在るときには前記操作子の前記後退位置から前進位置への移動を阻止するようにして前記支持ケースに支承される操作規制部材とを備え、複数の前記開閉機構のうち前記操作子の前記後退位置での回動位置に応じて択一的に選択される開閉機構を前記操作子の前進位置への移動に応じてアンロック状態とすることを可能としたことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記操作子の後退位置および前進位置間での直線的な移動が前記インナシリンダの軸線と平行に設定され、前記インナシリンダが所定の回動位置に在るときに前記受け入れ凹部に一端部を嵌入せしめることを可能とした前記操作規制部材が、前記インナシリンダの軸線と直交する方向のスライド作動を可能として前記支持ケースに支承され、前記操作規制部材の他端部が、前記操作子の前進位置側に向かって小径となるようにして前記操作子に設けられたテーパ面に当接されることを特徴とする。
さらに請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記操作子の前進位置への移動に応じて該操作子からの押圧力を受けることを可能とした受圧部をそれぞれ有して複数の前記開閉機構に個別に対応した複数のアンロック作動部材が、前記受圧部への前記操作子からの押圧力の作用に応じて作動することで対応の前記開閉機構をアンロック状態とするようにして前記支持ケースに配設され、複数の前記受圧部が千鳥状に配置されることを特徴とする。
なお実施例の乗車用シート15、フュエルリッド27および収納ボックス28が本発明の開閉機構に対応する。
請求項1記載の発明によれば、操作子の後退位置から前進位置への移動の可否を、インナシリンダの回動位置に応じて切り換える操作規制部材が、キーシリンダのインナシリンダが所定の回動位置に在るときに該インナシリンダの受け入れ凹部に一端部を嵌入することで操作子の前進位置への移動を許容するようにして支持ケースに支承されているので、キーシリンダ側には前記インナシリンダに受け入れ凹部が設けられていればよく、キーシリンダを集中解錠操作装置の有無とは無関係に共用することができ、コスト低減を図ることができる。しかも複数の開閉機構の1つを選択するための回動操作と、選択した開閉機構をアンロック状態とするための押し込み操作とを組み合わせて操作子を操作するので、誤操作が生じないようにすることができる。
また請求項2記載の発明によれば、操作子の後退位置から前進位置への移動に応じて、インナシリンダの軸線と直交する方向に操作規制部材をスライド作動せしめるようにテーパ面で押圧することができ、また操作子が後退位置に在るときには操作規制部材をテーパ面に摺接させるようにして操作子をスムーズに回動操作することができる。
さらに請求項3記載の発明によれば、複数のアンロック作動部材がそれぞれ備える受圧部が千鳥状に配置されるので、各受圧部をそれらの間隔を比較的広くしつつ狭い幅内に配置することができ、複数の開閉機構および複数のアンロック作動部材の1つを選択する際の操作子の回動操作量を小さくしつつ、誤操作が生じないようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図10は本発明の一実施例を示すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の側面図、図2はキーシリンダおよび集中解除操作装置を図1の2−2線に沿う方向から見た一部切欠き正面図、図3はキーシリンダのインナシリンダがオフ位置に在る状態での図2の3−3線断面図、図4はキーシリンダのインナシリンダがロック解錠位置に在る状態での図3に対応した断面図、図5は図3の5−5線断面図、図6は図4の6−6線断面図、図7は操作子およびアンロック作動部材の相対配置を示す斜視図、図8は操作子が第1設定回動位置に在る状態での図3の8−8線に沿う断面図、図9は操作子が第2設定回動位置に在る状態での図8に対応した断面図、図10は操作子が第3設定回動位置に在る状態での図8に対応した断面図である。
先ず図1において、このスクータ型自動二輪車の車体フレームFが前端に備えるヘッドパイプ11に操向可能に支承されるフロントフォーク12の下端部に前輪WFが軸支され、車体フレームFの中間部に前端部が揺動可能に支承されるユニットスイングエンジンUEの後部に後輪WRが軸支され、車体フレームFの後部およびユニットスイングエンジンUE間にはリヤクッション13が設けられる。また前記ユニットスイングエンジンUEの前方で車体フレームFには燃料タンク14が搭載される。また前記ユニットスイングエンジンUEの上方には、側方に開くことを可能として前記車体フレームFの後部に開閉可能に支持されるタンデム型の乗車用シート15が配置される。
前記ユニットスイングエンジンUEの一部、前記車体フレームFおよび前記燃料タンク14は、合成樹脂から成る車体カバー16で覆われており、この車体カバー16は、車体フレームFの前端のヘッドパイプ11を前方から覆うフロントカウル17と、そのフロントカウル17の左右両側に接続される左右一対のフロントサイドカバー18…と、ヘッドパイプ11を後方側から覆うようにしてフロントサイドカバー18…に連なるインナカバー19と、前記乗車用シート15に座ったライダーの脚部前方を覆うようにして前記両フロントサイドカバー18…および前記インナカバー19に接合されるレッグシールド20…と、該レッグシールド20…に連なって後方に延びるとともにライダーが足を載せる足置き部21…を下端部で形成する左右一対のフロアセンターカバー22…と、前記足置き部21…の外縁から下方にそれぞれ垂下される左右一対のフロアサイドカバー23…と、乗車用シート15の両側下方に配置されるとともに前記フロアサイドカバー23…に連設されて後方に延びる左右一対のボディサイドカバー24…と、ボディサイドカバー24…の後ろ側下部に連設されるリヤロアカバー25とを備え、レッグシールド20…の一部およびフロアセンターカバー22…により、両足置き部21…間で上方に隆起するとともに燃料タンク14を収納するフロアトンネル部26が、ヘッドパイプ11の後方から乗車用シート15の前端下方にかけて形成される。
前記フロアトンネル部26の上部には、該フロアトンネル部26に収容された前記燃料タンク14に燃料を給油するためのフュエルリッド27が開閉可能に配設され、前記インナカバー19には収納ボックス28が開閉可能に配設される。而して前記フュエルリッド27、前記乗車用シート15および前記収納ボックス28が本発明の開閉機構に対応するものであり、フュエルリッド27、乗車用シート15および収納ボックス28の閉じ状態は、それらに個別に対応したロック機構29,30,31によって維持される。
図2および図3を併せて参照して、前記ヘッドパイプ11にはキーシリンダ34が取付けられており、本発明に従う集中解錠操作装置35が前記キーシリンダ34に隣接して車体フレームFに着脱可能に取付けられる。
前記キーシリンダ34は前記ヘッドパイプ11に取付けられる固定のシリンダボディ36と、キー37を挿入した状態での回動操作による回動ならびに所定回動位置でのプッシュ操作による軸方向移動を可能としてシリンダボディ36に挿入、支持されるインナシリンダ38とを備える。
前記シリンダボディ36には、一端をシリンダボディ36の上端に開放する第1孔39と、第1孔39よりも小径にして第1孔39の他端に一端を同軸に連ならせる第2孔40と、軸方向に沿う間隔を第2孔40との間にあけて第2孔40の下方に配置される第3孔41とが同軸に設けられるとともに、第2および第3孔40,41間に配置されてヘッドパイプ11とは反対側に開放する凹部42が設けられる。而して前記凹部42の開口端を覆うボディカバー43がシリンダボディ36に取付けられ、シリンダボディ36およびボディカバー43で収容室44が形成される。このボディカバー43の上端には、前記シリンダボディ36の上端を覆う内向き鍔部43aが一体に設けられ、内向き鍔部43aの内周により、前記第1孔39と同軸であって第1孔39よりも小径である第4孔45が形成される。
またシリンダボディ36の前記ヘッドパイプ11側側面にはカバー46が締結されており、このカバー46には前記シリンダボディ36の上端部および前記ボディカバー43の上端の内向き鍔部43aを上方から覆うカバー板部46aが一体に設けられ、このカバー板部46aの中央部には、正規のキー37を挿入可能とした挿入孔47が設けられ、前記カバー板部46aは、前記キー37を挿入し得る挿入孔48を中央部に有するトップカバー49で覆われる。
前記シリンダボディ36の下端部には、前記インナシリンダ38の回動動作に応じてスイッチング態様を変化させるイグニッションスイッチ50が取り付けられるものであり、該イグニッションスイッチ50が備えるコンタクトホルダ51を回動可能に嵌合せしめるスイッチ収容孔52がシリンダボディ36の下端部に設けられ、該スイッチ収容孔52および前記収容室44間を隔てるようにしてシリンダボディ36に設けられた隔壁53に、収容室44およびスイッチ収容孔52間を結ぶようにして前記第3孔41が設けられる。また前記シリンダボディ36の下端部には、前記イグニッションスイッチ50を覆うスイッチカバー54が装着される。
前記インナシリンダ38は、図2で明示するように、ロック位置P1、オフ位置P2およびオン位置P4を順次占めるように回動することを可能として、シリンダボディ36に挿入、支持されるものであり、前記オフ位置P2および前記オン位置P4間の中間部にロック解錠位置P3が設定される。
インナシリンダ38は、正規のキー37を前記挿入孔48,47から挿入せしめるための有底のキー孔55を有して第1および第2孔39,40に嵌合されるロータ部38aと、該ロータ部38aに連なってクランク状に形成されるとともに前記収容室44に収容されるカム部38bと、前記ロータ部38aと同軸にして前記カム部38bに連なる軸部38cと、非円形形状を有して前記軸部38cに連なるスイッチ連結軸部38dとを一体に有する。前記軸部38cは第3孔41に回動可能かつ軸方向の移動を可能として挿通され、前記スイッチ連結軸部38dは、イグニッションスイッチ50の前記コンタクトホルダ51に、軸方向の相対移動を可能としつつ軸線まわりの相対回動を阻止するようにして嵌合、連結される。しかもインナシリンダ38の軸部38cおよび前記スイッチ連結軸部38d間に形成された段部38eに当接されたばね受け板56およびコンタクトホルダ51間には戻しばね57が縮設されており、この戻しばね57のばね力によりインナシリンダ38は上方側に弾発付勢される。
前記インナシリンダ38のロータ部38aにおける前部には、鍔部58が半径方向外方に突出するようにして一体に突設されており、該鍔部58は、シリンダボディ36における第1および第2孔39,40間に形成される環状の段部59と、前記ボディカバー43の内向き鍔部43aとの間に配置されるようにして、シリンダボディ36の第1孔39に挿入される。
またインナシリンダ38のロータ部38aには、第2孔40の内面に開口するようにしてシリンダボディ36に設けられた係合溝61…に係合し得る複数のタンブラー62…が係合溝61…に係合する方向に弾発付勢されながら配設され、正規のキー37をキー孔55に挿入するのに応じて前記各タンブラー62…は係合溝61…との係合を解除する側に変位し、それによりインナシリンダ38の回動が可能となる。
ところで、インナシリンダ38は、そのオフ位置P2およびオン位置P4では、図3で示すように、前記戻しばね57が発揮する弾発力によって前部の鍔部58が内向き鍔部38aに当接した後退位置に在り、またロック解錠位置P3でも、図4で示すように、前記戻しばね57が発揮する弾発力によって前部の鍔部58が内向き鍔部38aに当接した後退位置に在る。
一方、オフ位置P2からロック位置P1への回動時にはその回動操作に先立って前記戻しばね57の弾発力に抗したプッシュ操作が要求されるものであり、ロック位置P4への回動時にインナシリンダ38は、前記鍔部58を第1および第2孔39,40間の段部59に当接させた前進位置となる。
シリンダボディ36には、インナシリンダ38の軸線と直交する平面内でスライド作動することを可能としてロックピン63が支承され、このロックピン63には、前記インナシリンダ38のカム部38bを貫通せしめる連結部材64が固定される。前記ロックピン63は、前記インナシリンダ38の回動に応じて転舵操作の許容および阻止を切換えるようにしてシリンダボディ36に設けられた摺動孔65にスライド可能に支承され、収容室44内で前記連結部材64にインナシリンダ38のカム部38bが連結される。すなわち連結部材64には、前記カム部38bを挿通せしめる連結孔66が設けられるものであり、カム部38bがクランク状に形成されていることにより、インナシリンダ38が回動するのに伴ってロックピン63がスライド駆動される。
前記インナシリンダ38における鍔部58の外周の1箇所には、図5で示すように受け入れ凹部67が設けられており、この受け入れ凹部67は、インナシリンダ38が、ロック位置P1、オフ位置P2およびオン位置P4のいずれかに在るときには、該インナシリンダ38の軸線に関して前記ヘッドパイプ11と反対側に位置することはないものの、インナシリンダ38が、ロック解錠位置P3に在るときには、図4および図6で示すように、インナシリンダ38の軸線に関して前記ヘッドパイプ11と反対側に位置するようにしてインナシリンダ38における鍔部58の外周に設けられる。
集中解錠操作装置35は、前記キーシリンダ34のシリンダボディ36とは別体に構成されて該キーシリンダ34に隣接した位置で車体フレームF側に着脱可能に固定される支持ケース70と、後退位置(この実施例では上方位置)および前進位置(この実施例では下方位置)間での直線的な移動操作を可能とするとともに前記後退位置では自動二輪車が備える複数の開閉機構たとえば前記乗車用シート15、前記フュエルリッド27および前記収納ボックス28に個別に対応した複数たとえば3つの設定回動位置を順次経由するようにして回動操作することを可能として支持ケース70に支承される操作子73と、所定の回動位置すなわちロック解錠位置P3に在る前記インナシリンダ38の前記受け入れ凹部67に一端部を嵌入せしめることで前記操作子73の前記後退位置から前進位置への移動を許容するものの前記ロック解除位置P3以外の回動位置に前記インナシリンダ38が在るときには前記操作子73の前記後退位置から前進位置への移動を阻止するようにして前記支持ケース70に支承される操作規制部材74とを備える。
前記支持ケース70は、前記キーシリンダ34側に配置される第1ケース部材71と、第1ケース部材71を前記キーシリンダ34との間に挟む位置に配置される第2ケース部材72とが相互に係脱可能に係合されて成るものであり、支持ケース70の第1および第2ケース部材71,72にそれぞれ挿通されるボルト75,76が、前記車体フレームFの前記ヘッドパイプ11に固着される支持板78の下面に固着されたウエルドナット77…に螺合されることで支持板78に着脱可能に取付けられるものであり、支持ケース70は前記車体フレームF側に着脱可能に取付けられる。
前記操作子73は、その上端から順に、摘まみ部73aと、該摘まみ部73aの下端から半径方向外方に張り出す規制鍔部73bと、該規制鍔部73bから下方に延びる軸部73cと、前進位置すなわち下方位置に向かうにつれて小径となるテーパ面79を外周に形成するようにして前記軸部73cの下端に連なる縮径軸部73dと、該縮径軸部73dの下端に連なる連結軸部73eとを一体に有し、前記インナシリンダ38の軸線と平行な直線上で後退位置および前進位置間で移動することを可能として前記支持ケース70に支承される。しかも前記支持ケース70に設けられたばね受け部80と前記操作子73の前記規制鍔部73bとの間にはばね81が縮設されており、このばね81のばね力によって操作子73はその摘まみ部73aを支持ケース70から上方に突出させる側に付勢されている。
而して支持ケース70の上面には、前記操作子73の摘まみ部73aの周囲に複数たとえば3つである第1〜第3設定回動位置EP1,EP2,EP3が相互間に間隔をあけて設定されており、第1設定回動位置EP1はたとえばフュエルリッド27用のロック機構29を解錠操作するための設定回動位置であり、第2設定回動位置EP2はたとえば乗車用シート15用のロック機構30を解錠操作するための設定回動位置であり、第3設定回動位置EP3はたとえば収納ボックス28用のロック機構31を解錠操作するための設定回動位置である。
操作規制部材74は、前記キーシリンダ34における前記インナシリンダ38の軸線と直交する方向のスライド作動を可能として支持ケース70に支承されており、その一端部は、ロック解錠位置P3に在る前記インナシリンダ38の受け入れ凹部67に嵌入可能である。また操作規制部材74の他端側は略L字状に屈曲して形成されており、この操作規制部材74の他端屈曲部は、操作子73の非押し込み状態では該操作子73に設けられたテーパ面79に当接する。
図7および図8を併せて参照して、前記操作子73における連結軸部73eは、該操作子73の軸線と直交する方向に延びる押圧部材82の中央部に連結されており、この押圧部材82の一端には下方に延びる第1押圧部82aが一体に設けられ、押圧部材82の他端には下方に延びる第2押圧部82bが一体に設けられる。
一方、前記押圧部材82の下方には、複数の前記開閉機構すなわちフュエルリッド27、乗車用シート15および収納ボックス28に個別に対応した第1、第2および第3アンロック作動部材83,84,85が、前記操作子73の軸線および前記押圧部材82の長手方向と直交する軸線を有する共通な支軸86で回動可能に支承されており、前記支軸86は前記支持ケース70に支持される。
しかも第1〜第3アンロック作動部材83〜85は、第2アンロック作動部材84を第1および第3アンロック作動部材83,85間に挟むようにして前記支軸86で回動可能に支承されており、第1〜第3アンロック作動部材83〜85の一端部には、操作子73の前進位置への移動に応じて該操作子73からの押圧力を受けることを可能とした第1、第2および第3受圧部83a,84a,85aが一体に設けられる。
しかも第1〜第3受圧部83a,84a,85aは、千鳥状に配置されており、第1アンロック作動部材83の第1受圧部83aは、図8で示すように、操作子73が第1設定回動位置EP1に在る状態で前記押圧部材82の第1押圧部82aを当接させることが可能であり、第2アンロック作動部材84の第2受圧部84aは、図9で示すように、操作子73が第2設定回動位置EP2に在る状態で前記押圧部材82の第2押圧部82bを当接させることが可能であり、第3アンロック作動部材85の第3受圧部85aは、図10で示すように、操作子73が第3設定回動位置EP3に在る状態で前記押圧部材82の第1押圧部82aを当接させることが可能である。
また第1〜第3アンロック作動部材83〜85の他端部には、第1〜第3ワイヤーケーブル87,88,89がそれぞれ連結されており、第1アンロック作動部材83が操作子73によって回動して第1ワイヤーケーブル87が牽引されることでフュエルリッド27用のロック機構29のロック状態が解除され、第2アンロック作動部材84が操作子73によって回動して第2ワイヤーケーブル88が牽引されることで乗車用シート15のロック機構30のロック状態が解除され、第3アンロック作動部材85が操作子73によって回動して第3ワイヤーケーブル89が牽引されることで収納ボックス28のロック機構31のロック状態が解除される。
次にこの実施例の作用について説明すると、キーシリンダ34は、キー操作によって回動するとともに周方向1個所には受け入れ凹部67が設けられるインナシリンダ38を有しており、自動二輪車が備える複数の開閉機構たとえばフュエルリッド27、乗車用シート15および収納ボックス28を単一の操作子73の操作によってアンロック状態とすることを可能とした集中解錠操作装置35が、前記のキーシリンダ34とは別体に構成されて該キーシリンダ34に隣接した位置で車体フレームF側に着脱可能に固定される支持ケース70と、後退位置および前進位置間での直線的な移動操作を可能とするとともに後退位置では前記フュエルリッド27、乗車用シート15および収納ボックス28に個別に対応した第1〜第3設定回動位置EP1,EP2,EP3を順次経由するようにして回動操作することを可能として支持ケース70に支承される操作子73と、ロック解錠位置P4に在るインナシリンダ38の前記受け入れ凹部67に一端部を嵌入せしめることで前記操作子73の前記後退位置から前進位置への移動を許容するものの前記ロック解錠位置P4以外の回動位置に前記インナシリンダ38が在るときには前記操作子73の前記後退位置から前進位置への移動を阻止するようにして前記支持ケース70に支承される操作規制部材74とを備え、前記フュエルリッド27、乗車用シート15および収納ボックス28のうち前記操作子73の前記後退位置での回動位置に応じて択一的に選択されるものを操作子73の前進位置への移動に応じてアンロック状態とすることが可能である。
このような集中解錠操作装置35の構成によれば、操作子73の後退位置から前進位置への移動の可否を、インナシリンダ38の回動位置に応じて切り換える操作規制部材74が、キーシリンダ34のインナシリンダ38がロック解錠位置P4に在るときに該インナシリンダ38の受け入れ凹部67に一端部を嵌入することで操作子73の前進位置への移動を許容するようにして支持ケース70に支承されているので、キーシリンダ34側には前記インナシリンダ38に受け入れ凹部67が設けられていればよく、キーシリンダ34を集中解錠操作装置35の有無とは無関係に共用することができ、コスト低減を図ることができる。
しかもフュエルリッド27、乗車用シート15および収納ボックス28の1つを選択するための回動操作と、フュエルリッド27、乗車用シート15および収納ボックス28のうち選択した1つをアンロック状態とするための押し込み操作とを組み合わせて操作子73を操作するので、誤操作が生じないようにすることができる。
また操作子73の後退位置および前進位置間での直線的な移動がインナシリンダ38の軸線と平行に設定されており、インナシリンダ38がロック解錠位置P4に在るときに前記受け入れ凹部67に一端部を嵌入せしめることを可能した操作規制部材74が、インナシリンダ38の軸線と直交する方向のスライド作動を可能として支持ケース70に支承され、操作規制部材74の他端部が、前記操作子73の前進位置側に向かって小径となるようにして操作子73に設けられたテーパ面79に当接されるので、操作子73の後退位置から前進位置への移動に応じて、インナシリンダ38の軸線と直交する方向に操作規制部材74をスライド作動せしめるようにテーパ面79で押圧することができ、また操作子73が後退位置に在るときには操作規制部材74をテーパ面79に摺接させるようにして操作子73をスムーズに回動操作することができる。
さらに前記操作子73の前進位置への移動に応じて該操作子73からの押圧力を受けることを可能とした第1〜第3受圧部83a,84a,85aをそれぞれ有してフュエルリッド27、乗車用シート15および収納ボックス28に個別に対応した第1〜第3アンロック作動部材83,84,85が、第1〜第3受圧部83a,84a,85aへの前記操作子73からの押圧力の作用に応じて作動することで対応のフュエルリッド27、乗車用シート15および収納ボックス28をアンロック状態とするようにして前記支持ケース70に配設され、第1〜第3受圧部83a,84a,85aが千鳥状に配置されるので、第1〜第3受圧部83a,84a,85aをそれらの間隔を比較的広くしつつ狭い幅内に配置することができ、フュエルリッド27、乗車用シート15および収納ボックス28ならびに第1〜第3アンロック作動部材83,84,85の1つを選択する際の操作子73の回動操作量を小さくしつつ、誤操作が生じないようにすることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
スクータ型自動二輪車の側面図である。 キーシリンダおよび集中解除操作装置を図1の2−2線に沿う方向から見た一部切欠き正面図である。 ーシリンダのインナシリンダがオフ位置に在る状態での図2の3−3線断面図である。 キーシリンダのインナシリンダがロック解錠位置に在る状態での図3に対応した断面図である。 図3の5−5線断面図である。 図4の6−6線断面図である。 操作子およびアンロック作動部材の相対配置を示す斜視図である。 操作子が第1設定回動位置にある状態での図3の8−8線に沿う断面図である。 操作子が第2設定回動位置にある状態での図8に対応した断面図である。 操作子が第3設定回動位置にある状態での図8に対応した断面図である。
符号の説明
15・・・開閉機構である乗車用シート
27・・・開閉機構であるフュエルリッド
28・・・開閉機構である収納ボックス
34・・・キーシリンダ
35・・・集中解錠操作装置
38・・・インナシリンダ
67・・・受け入れ凹部
70・・・支持ケース
73・・・操作子
74・・・操作規制部材
79・・・テーパ面
83,84,85・・・アンロック作動部材
83a,84a,85a・・・受圧部
F・・・車体フレーム

Claims (3)

  1. キー操作によって回動するとともに周方向1個所には受け入れ凹部(67)が設けられるインナシリンダ(38)を有するキーシリンダ(34)とは別体に構成されて該キーシリンダ(34)に隣接した位置で車体フレーム(F)側に着脱可能に固定される支持ケース(70)と、後退位置および前進位置間での直線的な移動操作を可能とするとともに前記後退位置では車両が備える複数の開閉機構(27,15,28)に個別に対応した複数の設定回動位置を順次経由するようにして回動操作することを可能として前記支持ケース(70)に支承される操作子(73)と、所定の回動位置に在る前記インナシリンダ(38)の前記受け入れ凹部(67)に一端部を嵌入せしめることで前記操作子(73)の前記後退位置から前進位置への移動を許容するものの前記所定の回動位置以外の回動位置に前記インナシリンダ(38)が在るときには前記操作子(73)の前記後退位置から前進位置への移動を阻止するようにして前記支持ケース(70)に支承される操作規制部材(74)とを備え、複数の前記開閉機構(27,15,28)のうち前記操作子(73)の前記後退位置での回動位置に応じて択一的に選択される開閉機構(27,15,28)を前記操作子(73)の前進位置への移動に応じてアンロック状態とすることを可能としたことを特徴とする車両用開閉機構の集中解錠操作装置。
  2. 前記操作子(73)の後退位置および前進位置間での直線的な移動が前記インナシリンダ(38)の軸線と平行に設定され、前記インナシリンダ(38)が所定の回動位置に在るときに前記受け入れ凹部(67)に一端部を嵌入せしめることを可能とした前記操作規制部材(74)が、前記インナシリンダ(38)の軸線と直交する方向のスライド作動を可能として前記支持ケース(70)に支承され、前記操作規制部材(74)の他端部が、前記操作子(73)の前進位置側に向かって小径となるようにして前記操作子(73)に設けられたテーパ面(79)に当接されることを特徴とする請求項1記載の車両用開閉機構の集中解錠操作装置。
  3. 前記操作子(73)の前進位置への移動に応じて該操作子(73)からの押圧力を受けることを可能とした受圧部(83a,84a,85a)をそれぞれ有して複数の前記開閉機構(27,15,28)に個別に対応した複数のアンロック作動部材(83,84,85)が、前記受圧部(83a,84a,85a)への前記操作子からの押圧力の作用に応じて作動することで対応の前記開閉機構(27,15,28)をアンロック状態とするようにして前記支持ケース(70)に配設され、複数の前記受圧部(83a,84a,85a)が千鳥状に配置されることを特徴とする請求項1または2記載の車両用開閉機構の集中解錠操作装置。
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