JP2007167037A - 釣竿 - Google Patents

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Abstract

【課題】撓み性に優れ、捩れ難い穂先竿を備えた釣竿を提供する。
【解決手段】本発明の釣竿は、円柱状の周面の少なくとも一部に平面部領域10aを有する超弾性合金又は超弾性樹脂によって形成された穂先竿10を有している。そして、穂先竿10の平面部領域10aと平行な中立軸Xの外周面領域に、超弾性合金又は超弾性樹脂よりも曲げ剛性の大きい長さ方向に指向した補強部20が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、釣竿に関し、詳細には、超弾性合金や超弾性樹脂で形成された穂先竿を有する釣竿に関する。
従来、例えば、特許文献1に開示されているように、中実で超弾性合金や超弾性樹脂で形成された穂先竿を用いた釣竿が知られている。このような穂先竿は、撓み性に優れた特徴があるため、ねばりがあって感度の良い釣竿が得られるようになる。
そして、このような穂先竿を、リールが装着される釣竿に用いる場合、撓み方向と直交する方向に扁平部(平面部領域)を形成することで、荷重が加わった際に、その方向に、より撓み易くすることが可能となる。また、このような扁平部を形成することで、釣糸をガイドする釣糸ガイド(固定ガイド、移動ガイド)が装着し易くなるという利点がある。
特開2001−37378号
しかし、上記した超弾性合金や超弾性樹脂で形成された穂先竿は、撓み性に優れた特徴がある一方、回転方向に力が作用すると容易に捩れ易いという特徴がある。すなわち、超弾性合金によるソリッド構造は、等方向金属材料であることから、曲げ方向の力よりも捩れ方向の力に弱いという特性がある。
通常、釣竿を操作する際、魚が掛かった際に魚が引っ張る方向は、必ずしも扁平部に対して直交する方向だけではなく、様々な方向に走ることから、穂先竿は、撓み状態になりながら捩れ易くなってしまう。また、釣竿のシャクリ操作も、扁平部に対して直交する方向とは限られず、様々な方向にシャクリ操作を行なうことがあるため、穂先竿が捩れる要因となる。そして、このように穂先竿が捩れると、穂先竿に方向性が生じて感度が低下すると共に、釣糸が穂先竿の外周面に接触して糸切れの原因となったり、糸絡みの原因になることがあり、好ましくはない。ここで「捩れ」とは、穂先竿の一端を固定し、他端をその軸に対して直角の面内で回転させたときに穂先竿に生じる変形をいう。なお、前記他端とは、剛体でない釣竿の場合、穂先先端部とは限らず、特に釣糸ガイドが中間部にあれば、釣竿の撓み時、釣糸ガイド部分に回転力が発生することもあるため、中間部を含むこととする。
本発明は、上記した問題に基づいてなされたものであり、撓み性に優れ、捩れ難い穂先竿を備えた釣竿を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る釣竿は、円柱状の周面の少なくとも一部に平面部領域を有する超弾性合金又は超弾性樹脂によって形成された穂先竿を有しており、前記穂先竿の前記平面部領域と平行な中立軸の外周面領域に、前記超弾性合金又は超弾性樹脂よりも曲げ剛性の大きい長さ方向に指向した補強部が設けられていることを特徴とする。
上記した構成によれば、穂先竿を超弾性合金又は超弾性樹脂で形成することにより、撓み易くなると共に、平面部領域を形成したことで、その平面と直交する方向により撓み易い構造となる。そして、平面部領域と平行な中立軸の外周面領域に曲げ剛性の大きい長さ方向に指向した補強部を設けておくことで、穂先竿は捩れ難くなり、この結果、方向性が出難い穂先竿が得られるようになる。
また、上記した目的を達成するために、本発明に係る釣竿は、超弾性合金又は超弾性樹脂によって形成された芯材の外周に繊維強化樹脂プリプレグを巻回した穂先竿を有しており、前記穂先竿は、周面の少なくとも一部に平面部領域を有し、前記平面部領域と平行な中立軸の外周面領域に、前記繊維強化樹脂プリプレグの巻回端部を位置させることで、前記超弾性合金又は超弾性樹脂よりも曲げ剛性の大きい長さ方向に指向した厚肉部を形成したことを特徴とする。
上記した構成によれば、穂先竿を超弾性合金又は超弾性樹脂で形成することにより、撓み易くなると共に、平面部領域を形成したことで、その平面と直交する方向により撓み易い構造となる。そして、そのような穂先竿に、平面部領域と平行な中立軸の外周面領域に巻回端部を位置させて繊維強化樹脂プリプレグを巻回することで、中立軸の外周面領域が厚肉となり、捩れ方向に対する補強効果が高められて穂先竿は捩れ難くなる。
なお、上記した構成において、「中立軸」とは、穂先竿を断面視した場合、前記平面部領域が形成されている穂先竿の中心を通り、かつ平面部領域の平面と平行となる軸によって定義される。また、補強部や巻回端部が位置する「中立軸の外周面領域」とは、穂先竿の外周面の内、前記「中立軸」が交差する領域であって、好ましくは、穂先竿の中心に対して「中立軸」から±45°の範囲内にあれば良い。
本発明によれば、穂先竿を、平面部領域を有する超弾性合金又は超弾性樹脂で形成したことで撓み易くなり、また、平面部領域と平行な中立軸の外周面領域を、剛性の大きい長さ方向に指向する補強部で補強したことにより、穂先竿部分が捩れ難くなって方向性が出難い釣竿が得られる。
以下、本発明に係る釣竿の一実施形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係る釣竿の一実施形態を示す側面図である。
本実施形態の釣竿1は、元竿3、1本以上の中竿5、穂先竿10とを備えた構成となっており、各竿は、並継式又は振り出し式によって継合されている。なお、中竿5は無い構成であっても良い。
前記元竿3の基端側には、握持保持されるグリップ7及びリールRが装着されるリールシート8が設けられている。また、元竿3、中竿5、及び穂先竿には、リールRから繰出される釣糸が案内されるように、固定ガイド(移動ガイドであっても良い)9が、糸巻き、糸止め等によって固定されている。
ここで、前記穂先竿10の構成について、図2から図4を参照して説明する。これらの図において、図2は、穂先竿の側面図、図3は、長手方向に沿った中央断面図、そして、図4は、図2のA−A線に沿った断面図である。
前記穂先竿10は、超弾性合金(芯材とも称する)によって形成されており、円柱状で先端に向けて縮径化する中実状に構成されている。ここでの「超弾性合金」とは、一般には、5〜8%等、3%以上の伸び率を有する合金であって、長手軸方向に引っ張って負荷を加えた際に、約3%以上の伸び率を示して形状変形し、その負荷を取り去れば約90%以上の復元率で回復するものが該当する。また、弾性率(曲げ剛性)としては、500〜30000kgf/mm2 (4900〜294000N/mm2 )の範囲に設定されていることが好ましい。具体的には、例えば、Ni−Ti系合金、Ni−Ti−Fe系合金、Ni−Ti−Cu系合金、Ni−Ti−Cr系合金などによって形成することが可能である。或いは、そのような超弾性合金以外にも、芯材として同様な特性が発揮される超弾性樹脂(例えば、ポリフェニールサルホン(PPSU)など)を用いて形成しても良い。
前記穂先竿10の断面形状は、円形に形成されているが、その外周面には、フライス加工等を施して、平面部領域10aが形成されている。この場合、平面部領域10aによって形成される「平面」には、凹凸のない平坦状の平面、表面に凹凸があるような面、及び湾曲状の円弧面等が含まれる。
上記したように平面部領域10aを形成することで、図1に示す固定ガイド9や移動ガイド(図示せず)の脚部を安定した状態で載置することができ、その固定強度を向上することが可能となる(後述する図11参照)。また、このような平面部領域10aを形成することで、その平面と直交する方向(図4のR方向)へ撓み易くなり、感度が向上するようになる。
前記平面部領域10aは、穂先竿全体に形成しても良いが、図に示すように、後端側については平面部領域を形成することなく、円柱状に形成しておいても良い。これにより、基端側の剛性が高まり、竿先の調子が良好な穂先竿が得られる。この場合、穂先竿10の基端側の剛性については適宜変形することが可能である。例えば、フライス加工等を施さない円柱部領域10bの径の大きさやテーパ量によって調整したり、図に示すように、円柱部領域10bに繊維強化樹脂プリプレグ15を巻回することによって調整することが可能である。なお、ここで用いられる繊維強化樹脂プリプレグ15の強化繊維としては、例えば、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等が用いられる。
前記平面部領域10aが形成される具体的な軸長方向長さは、釣竿を0°(水平)から120°程度で保持したときの曲がりの頂点よりも後側までを扁平化するのが好ましい。また、平面部領域10aについては、その位置における直径をD、下端から平面部領域までの高さをhとした場合、D>h>D/2の範囲となるように設定するのが好ましい。
前記平面部領域10aには、平面部領域と平行な中立軸Xの外周面領域に、その穂先竿を形成する前記超弾性合金又は超弾性樹脂よりも曲げ剛性の大きい長さ方向に指向した補強部20が設けられている。
ここで、前記中立軸Xは、図4に示すように、平面部領域10aが形成されている穂先竿の中心C(円柱部領域における中心位置でもある)を通り、かつ平面部領域10aの平面と平行となる軸によって定義される。また、前記中心Cを通って中立軸Xと直交する軸は対称軸Yとなる。
前記した補強部20は、例えば、繊維方向が主に軸長方向に指向している繊維強化樹脂によって構成することが可能であり、接着や溶着等によって、穂先竿10の外周面に取着することが可能である。すなわち、強化繊維が軸長方向に指向している繊維強化樹脂を用いることで、捩れ方向に対する強度を効果的に向上することが可能となる。なお、補強部20は、繊維方向が軸長方向に指向している必要は無く、周方向に引き揃えられていたり、バイアス方向に引き揃えられていたり、複数の方向、例えば、0°及び90°に引き揃えられた物であっても良い。もちろん、補強部20については、穂先竿の形成材料(芯材)よりも曲げ剛性が大きければ良い。また、芯材よりも伸び難い材料を配置しても捩れ難くする効果が得られる。
上記した補強部20は、穂先竿10の捩れ強度を高めるものであることから、大きなトルクが作用し易い中立軸Xの周辺の外周面を補強することで、その補強効果が高められ、特に対称軸Yに対して対称となるように設けることが好ましい。また、補強部20を設ける範囲については、範囲が大き過ぎると撓み性を阻害することとなるため、前記中心Cから中立軸Xに対する傾斜角度が±45°の範囲に設けることが好ましい。また、補強部の幅が狭過ぎると、後述する捩れを防止する効果が少なくなるため、その幅については、中心Cの円周角αとして考慮した場合、αが±20°以上となるように設けることが好ましい。
上記したような穂先竿10を備えた釣竿1によれば、穂先竿10の撓み性の向上が図れると共に、穂先竿10が捩られようとすると、芯材の曲げ剛性よりも補強部20の曲げ剛性が大きいために、捩れに対する抵抗となって捩れ難くなる。この結果、穂先竿10に方向性が出難くなり、また、釣糸が穂先竿10の外周面に接触して糸切れの原因となったり、糸絡みすることが抑制される。
図5から図7は、本発明の第2の実施形態を示す図であり、図5は、穂先竿の側面図、図6は、長手方向に沿った中央断面図、そして、図7は、図5のB−B線に沿った断面図である。
本実施形態の穂先竿10は、上記した実施形態と同様、平面部領域10aを有する超弾性合金又は超弾性樹脂によって形成された芯材に対し、長さ方向全体に亘って繊維強化樹脂プリプレグ30を巻回した構成となっている。この場合、繊維強化樹脂プリプレグ30は、長さ方向に指向する強化繊維を含んでおり、そのような繊維強化樹脂プリプレグを巻回することで、超弾性合金又は超弾性樹脂よりも曲げ剛性の大きい特性の強化繊維樹脂層30Aが形成される。
強化繊維樹脂層30Aは、上記のように、長さ方向に指向する強化繊維を含んでいることから、穂先竿として剛性が高められると共に捩れ方向に対しても捩れ難い構造となる。そして、このような繊維強化樹脂プリプレグ30を巻回するに際しては、中立軸Xの周辺を補強して、より捩れ方向の強度の向上が図れるようにしている。
具体的には、図7に示すように、中立軸X付近の外周領域に、繊維強化樹脂プリプレグ30の巻回端部30a,30b(巻回初期位置30a、巻回終端位置30b)を位置させることで、芯材よりも曲げ剛性が大きく、長さ方向に指向した厚肉部(ここでは補強部となる)40が形成されるようになる。すなわち、繊維強化樹脂プリプレグ30を巻回するに際して、巻回端部30a,30bは、必然的に厚肉となることから、この部分では、上記した実施形態と同様、捩れ方向に対する補強効果がより高められ、結果として、穂先竿10を捩れ難くすることが可能となる。ここで、厚肉とは、対称軸Y付近の外周領域のトータル肉厚よりも中立軸X付近の外周領域のトータル肉厚の方が厚肉であることを意味している。また、対称軸Y付近の外周領域のトータル肉厚とは、図7、図8で示すように、平面部領域の対称軸Y付近の外周領域の肉厚と対向する対称軸Y付近の外周領域の肉厚を合わせた肉厚のことをいう。ただし、部分的に同等の肉厚部があっても良い。
なお、繊維強化樹脂プリプレグ30の巻回数は、対称軸Yを中心に、補強効果が対称となるように、1.5巻回、2.5巻回、3.5巻回…とすることが好ましい。また、巻回端部30a,30bの位置は、上記した実施形態と同様、前記中心Cから中立軸Xに対する傾斜角度が±45°の範囲に設けることが好ましい。この場合、巻回方向については、図7に示すように、平面部領域10aと反対側に向けて巻回しても良いし、図8に示すように、平面部領域10a側に向けて巻回しても良い。
また、上記した繊維強化樹脂プリプレグ30は、長さ方向に指向する強化繊維を含むことで、捩れ方向に対する強度の向上が図れるが、それ以外にも、周方向、バイアス方向に指向された強化繊維を含んでいても良い。
図9及び図10は、上記した第2実施形態の変形例を示す図であり、図9は、穂先竿の側面図、図10は、長手方向に沿った中央断面図である。
上記した第2実施形態では、穂先竿の長さ方向全体に亘って強化繊維プリプレグ30を巻回したが、この変形例に示すように、平面部領域10aと円柱部領域10bに跨って繊維強化樹脂層30Aが形成されるように強化繊維プリプレグ30を巻回しても良い。
このように構成することで、穂先竿10の基端側の剛性が高くなると共に、先端領域が大きく撓むことができ、かつ捩れ難い特性を有する穂先竿構造が得られるようになる。また、平面部領域10aの長さ範囲内に図2と同様な補強部を形成しても良く、この場合は、穂先の先部から元部まで良好な撓み性を維持しつつ、捩れ難い特性を有する穂先竿構造が得られる。
図11は、上記した構成の穂先竿10の平面部領域10aに釣糸ガイド(固定ガイド9)を設置した状態を示す図である。上記したように、平面部領域10aを形成したことにより、固定ガイド9の脚部9aは、その表面部に安定して載置することができるため、糸止め、接着等によって固定した際に、固定強度の向上が図れるようになる。この場合、平面部領域10aの幅を、脚部9aの幅よりも広く設定しておくことにより、より安定して固定ガイド9を固定しておくことが可能となる。また、この固定ガイド9の設置位置を、図10の繊維強化樹脂プリプレグ30の端部30Bにすることで、繊維強化樹脂プリプレグ30の剥離を効果的に防止することが可能となる。この際、設置位置は、固定ガイドの足部を固定する糸巻等の長さ方向巻回範囲内にすることが好ましい。なお、穂先竿に装着される釣糸ガイドは、軸方向に沿って移動可能な移動ガイドであっても良い。この際、移動ガイドの係止する位置については、少なくとも1箇所は、前記端部30Bに位置するように、具体的には、移動ガイドと穂先が摺接するガイド筒状部の長さ方向幅内に位置させることが好ましい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態の形状に限定されることはなく、種々変形することが可能である。
例えば、上記した補強部は、捩れに対する強度が向上できるような配置態様になっていれば良く、軸方向に沿って非連続的に設けられた構成であっても良い。また、上記した平面部領域10aは、芯材の少なくとも一部に形成されていれば良く、周方向に複数形成されていたり、軸方向に沿って所定間隔おいて形成されていても良い。また、その表面形状は、軸方向に沿ってストレートに形成されていても良いし、テーパ状に形成されていても良い。さらに、円柱部領域10bについても、テーパ状に構成されていても良いし、ストレート状に構成されていても良い。
また、本発明における穂先竿は、平面部領域10aを備えた構成となっていたが、平面部領域を備えていない芯材に対しても、上記したような捩れ方向に対する強度を向上させるように、補強部を設けても良い。
本発明に係る釣竿の一実施形態を示す図。 穂先竿の構成を示す図であり、穂先竿の側面図。 穂先竿の長手方向に沿った中央断面図。 図2のA−A線に沿った断面図。 本発明の第2の実施形態を示す図であり、穂先竿の側面図。 穂先竿の長手方向に沿った中央断面図。 図5のB−B線に沿った断面図。 強化繊維プリプレグの別の巻回方法を示す図5のB−B線に沿った断面図。 第2実施形態の変形例を示す図であり、穂先竿の側面図。 穂先竿の長手方向に沿った中央断面図。 穂先竿の平面部領域に固定ガイドを設置した状態を示す図。
符号の説明
1 釣竿
9 固定ガイド
10 穂先竿
10a 平面部領域
20 補強部
40 厚肉部(補強部)

Claims (6)

  1. 円柱状の周面の少なくとも一部に平面部領域を有する超弾性合金又は超弾性樹脂によって形成された穂先竿を有する釣竿であって、
    前記穂先竿の前記平面部領域と平行な中立軸の外周面領域に、前記超弾性合金又は超弾性樹脂よりも曲げ剛性の大きい長さ方向に指向した補強部が設けられていることを特徴とする釣竿。
  2. 前記補強部は、繊維方向が長さ方向に指向する繊維強化樹脂材料によって形成されており、穂先竿の外周面に取着されていることを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
  3. 超弾性合金又は超弾性樹脂によって形成された芯材の外周に繊維強化樹脂プリプレグを巻回した穂先竿を有する釣竿であって、
    前記穂先竿は、周面の少なくとも一部に平面部領域を有し、
    前記平面部領域と平行な中立軸の外周面領域に、前記繊維強化樹脂プリプレグの巻回端部を位置させることで、前記超弾性合金又は超弾性樹脂よりも曲げ剛性の大きい長さ方向に指向した厚肉部を形成したことを特徴とする釣竿。
  4. 繊維強化樹脂プリプレグは、長さ方向に指向する強化繊維を有することを特徴とする請求項3に記載の釣竿。
  5. 前記平面部領域には、固定ガイド又は移動ガイドが装着されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の釣竿。
  6. 前記平面部領域の後方に円柱部領域を有し、前記平面部領域と円柱部領域に跨って繊維強化樹脂層が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の釣竿。
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