JP2019022455A - 釣具の釣竿及び竿先端部 - Google Patents

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清則 武澤
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清則 武澤
優太 漆崎
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優太 漆崎
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【課題】 釣具を構成する釣竿であって、先端に取付けたトップガイドは釣竿が撓み変形してもラインガイドとその向きを変えることなく、ほぼ同一面に収まるようにした釣竿の提供。【解決手段】 釣竿の竿本体の先端には先側が細くなるようにテーパを形成すると共にトップガイドを設けた竿先端部を連結し、そして竿先端部の断面は円形でなく多角形や概略扇形などとしている。【選択図】 図2

Description

本発明はリールに巻付け・巻き戻しする釣糸がスムーズにスライドする釣竿に関するものである。
図6は一般的な釣具を示す具体例である。同図に示すように釣具は釣竿(イ)、釣糸(ロ)、及びリール(ハ)から成り、釣糸(ロ)には先端に針(ニ)と途中には浮き(ホ)を取付けている。そして、針(ニ)と浮き(ホ)の間には重り(ヘ)が取付けられ、上記釣糸(ロ)はリール(ハ)に巻付けられており、使用する際には巻き戻されて釣糸(ロ)は長く伸びることが出来る。
釣竿(イ)に取付けている複数のラインガイド(ト)、(ト)・・・に沿って、リール(ハ)から巻き戻される釣糸(ロ)がスライドし、釣竿(イ)の先端に取付けたトップガイド(チ)から釣糸(ロ)はフリーな状態となって伸びることが出来る。逆に、釣糸(ロ)をリール(ハ)に巻き取る場合も同じであり、トップガイド(チ)から進入してラインガイド(ト)、(ト)・・・に沿ってスライドする。
ところで、釣糸(ロ)のスライド走行をガイド(案内)するためのラインガイド(ト)、(ト)・・・、及びトップガイド(チ)が釣竿(イ)に取り付けられるが、これら各ガイド(チ)、(ト)、(ト)・・・の多くは円環形をしたガイドリングをフレームのリング保持穴に嵌めた構造と成っている。
通常、ガイドリングは耐摩耗や耐熱との関係から、セラミックスや硬質の金属材料によって形成され、ガイドリングを取付けるフレームは一般に金属板を用いて塑性加工されている。
一般的な釣竿(イ)は、多数の強化繊維を特定方向に揃え、これに合成樹脂を含浸したいわゆるプリプレグを巻回することで構成されている。このような釣竿(イ)は、軽量化を図るために管状体として構成されているが、先細りと成っている先端部は撓み易く、かつ魚がかかったときに大きく撓んでも破損しないように、中実状に構成されている。
特開2015−123073号に係る「釣竿」は、表面にテーパが形成された穂先において、強化繊維の端面が露出しないようにして破損を防止するとともに、曲げ強度が向上した穂先を有する釣竿である。
この釣竿は、軸長方向に亘って強化繊維が連続している繊維強化樹脂製の中実状の穂先を有し、当該穂先の表面に先端に移行するに従い細径化するテーパが形成されている。そして、穂先の表面に、短繊維をマトリクス樹脂材に分散した繊維強化樹脂製の被覆層を形成している。
ところで、釣竿(イ)は魚が針(ニ)にかかるならば撓むと共に、特に先端部(穂先)は滑らかに撓み変形することが出来る。しかし、撓み変形する方向は一定でなく、特に細く成っている先端部の撓み方向は異なり、釣竿全体としては同一面内に撓むことが出来ない。すなわち、釣糸(イ)にて引かれる方向へ容易に撓んでしまう。
釣竿(イ)にはラインガイド(ト)、(ト)・・・とトップガイド(チ)が取付けられているが、撓み方向が異なることで上記各ガイド(ト)、(ト)・・(チ)の向きは変化する。
また、ラインガイド(ト)、(ト)・・・は釣竿(イ)に取付けられるが、その断面が円形である為に固定し難く、回転して向きが変わる虞がある。
その為に、スライドする釣糸(ロ)は上記ガイド(ト)、(ト)・・(チ)に擦れて摩耗し、同時に擦れる釣糸(ロ)によりガイド(ト)、(ト)・・(チ)の摩耗も助長される。従って、釣糸(ロ)の巻取り及び巻戻し操作にも支障が生じる。
特開2015−123073号に係る「釣竿」
このように、従来の釣具の釣竿には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、ラインガイドが回転して向きが変わることなく、また細く成っている先端部の撓み方向が変わることなく、ほぼ同一面内にて撓み変形することが出来る釣具の釣竿を提供する。
本発明に係る釣竿を有す釣具の基本的な形態は従来と同じであり、手元側には釣糸を巻き取るリールを有し、釣竿の所々にはラインガイドを取付け、先端にはトップガイドを設けている。そして、釣糸には針、重り、及び浮きを備えていて、餌を取付けた針に魚がかかるならば、釣糸をリールに巻き付けることが出来るように成っている。
ところで、本発明の釣竿は竿本体と竿先端部から成り、竿本体の先端に竿先端部が連結して構成している。竿先端部は金属製として、その先端にはトップガイドを設けている。 そして、竿先端部はその先端にかけて細く成るようにテーパを有し、しかも竿先端部断面は円形ではなく一方向に撓み易くする為に、また取付けたラインガイドの向きが変わらないように、例えば、多角形断面、概略楕円形断面、又は異形断面などとしている。
本発明に係る釣竿は、その先端部に先細り形状とした金属製の竿先端部を取付け、その先端にはトップガイドを有している。したがって、竿先端部は滑らかに湾曲することが出来る為に、針に魚がかかるならば適度に撓み変形することが出来る。そして、竿先端部は円形断面ではなく、多角形断面、又は異形断面をしている為に捩れにくく、ほぼ一定方向にのみ撓み易くなる。また、竿先端部に取付けられるラインガイドは回転してその向きが変わることなく固定される。
したがって、竿先端部に取付けた複数のラインガイド及び先端に設けているトップガイドの向きは、釣竿が撓み変形しても変化することはない。巻取り巻き戻しする際に、これら各ラインガイド及びトップガイドに沿ってスライドする釣糸は、大きな摩擦を伴って各ガイドと擦れ合うことなく、比較的スムーズにスライドすることが出来る。
竿本体の先端に連結される竿先端部の概略図。 竿先端部の断面を示す具体例。 竿本体の先端に竿先端部を連結した釣竿の先端部を示す概略図。 トップガイドを示す具体例。 ラインガイドを示す具体例。 一般的な釣具を示す具体例。
釣竿としての基本的な構造は従来と同じで、前記図6に示した形態と成っている。すなわち、手元側にはリールを備え、釣竿4の所々にはラインガイド5,5・・を取付け、先端にはトップガイド2を設けている。
図1は本発明に係る釣竿4を構成する竿先端部1を表している実施例であり、この竿先端部1は竿本体3の先端に取付けて釣竿4が構成される。竿先端部1を竿本体3の先端に取付ける手段は特に限定しないが、一般的には先側が細く成っている中空パイプを有す釣竿4の基部側から挿入して嵌めることが出来る。
同図の1は竿先端部、2はトップガイドを示し、トップガイド2は竿先端部1の先端に一体的に成形されている。勿論、トップガイド2を独立した部品として製作したものを先端に取付けることもある。
上記竿先端部1はチタン合金製とし、その為に軽くて曲げ変形し優れている。そして、同図から明らかなように、竿先端部1はトップガイド2を設けている先端方向が細くてテーパを形成している。その為に、細く成っている先端側の曲げ剛性は低く成って、より曲がり易く、撓み易い。
しかし、本発明では先端が捩じれて向きが変わらないような断面形状としている。
図2(a)、(b)、(c)は図1に示す竿先端部1のA−A断面拡大図を表している具体例である。
(a)は六角形断面であり、(b)は花形の断面であり、(c)は扇形の断面形状で下側を削除して平坦面を有している。このように、竿先端部1を上記のような断面形状とすることで捩れにくくなり、特に細く成る竿先端部1の先端側の撓み方向は変わりにくくなる。
そして、同図のような異形断面とすることで途中に取着されるラインガイド5,5・・・は安定し、回転してその向きが変わることはない。
ところで、先端側が細くなるようにテーパを有すと共に、その断面が上記図2(a)、(b)、(c)に示すごとく円形断面でない竿先端部1は塑性加工によって成形することが出来る。
竿先端部1の先端に設けられるトップガイド2は、剛性が小さくて曲がり易い方向に取付けられるが、上記図1に示すようにトップガイド2を竿先端部1と一体的に成形することもある。勿論、別部品として製作したトップガイド2を竿先端部1に取付けることも可能である。
図3は釣竿4にトップガイド2及び複数のラインガイド5,5・・・を取付けた釣竿4の先端部を表している概略図である。上記トップガイド2及びラインガイド5,5・・・は釣竿4の下側を向いて取付けられ、これら各ガイド2,5,5・・・に沿って釣糸6が延び、トップガイド2から上記釣糸6は下方へ垂れ下がっている。例えば、長さ100mm程度の竿先端部1には3〜5個のライガイド5,5・・・が取付けられ、これら各ラインガイド5,5・・・は回転して向きが変わらないように固定される。また、竿先端部1が釣糸6に引っ張られて撓み方向が大きく変わらないようにその断面は前記図2に示すように多角形や概略楕円形などとしている。
本発明では、上記トップガイド2及びラインガイド5の形状は限定しないが、釣竿4が湾曲して撓み変形した場合に各ガイド2,5,5・・はその向きを変えることなく、しかも釣竿4の撓み変形がほぼ同一面内におさまるようにしている。特に、細く成っている竿先端部1の先端側50〜60mmが同じ方向を向いて撓むように成っていて、トップガイド2と他のラインガイド5,5・・・と変わることなく、ほぼ同一面内になるように曲げ変形することが出来る。
その為に、竿先端部1の断面は円形でなく、多角形や概略楕円形、又は概略扇形とすることで撓み変形する方向が定まり、ほぼ同一面から外れることがないように湾曲することが出来る。
一方、竿先端部1は円形断面でないことで取付けたラインガイド5,5・・・が回転することなく安定することが出来る。
図4は上記トップガイド2を示す具体例である。トップガイド2はフレーム7と取付け部8から成り、フレーム7は釣糸6が挿通してスライドする為の貫通した穴9を有している。取付け部8は筒形を成し、そして取付け部8には嵌入穴10を設けている。
ところで、竿先端部1に一体的に成形することも出来るが、該トップガイド2を独立した部品として製作して竿先端部1の先端に取付ける場合もあり、先端は上記嵌入穴10に嵌入することが出来る。
該トップガイド2は耐摩耗性に優れた材質(例えば、金属ガラス)を用いて射出成形したものであり、その為に強度は高くて釣糸6の大きな張力の作用で破損することはなく、釣糸6が擦れても摩耗しにくく、また塩水にさらされてもサビルことはないようにしている。
図5はラインガイド5を示す具体例である。ラインガイド5はリールから上記トップガイド2の間の釣竿4に取付けられて、釣糸6が釣竿4に沿ってスライドする為のガイドである。ラインガイド5はフレーム11と取付け部12から成り、フレーム11には釣糸6が挿通してスライドする穴13を有し、フレーム11と取付け部12との間には補強用の繋ぎ部を設けている。
ところで、ラインガイド5は釣竿4に沿って取付けされる為に、該取付け部12が釣竿4に面して糸で締め付けて固定される。竿先端部1を多角形等の断面とすることで、取付け部12は竿先端部1に密着して締付けられ、回転してその向きが変わることはない。
1 竿先端部
2 トップガイド
3 竿本体
4 釣竿
5 ラインガイド
6 釣糸
7 フレーム
8 取付け部
9 穴
10 嵌入穴
11 フレーム
12 取付け部
13 穴



Claims (3)

  1. 釣具を構成する釣竿において、釣竿の竿本体の先端には先側が細くなるようにテーパを形成すると共にトップガイドを設けた竿先端部を連結し、そして、竿先端部の断面を円形でなく多角形や概略扇形などとしたことを特徴とする釣具の釣竿。
  2. 釣具の釣竿本体の先端に連結する竿先端部において、該竿先端部は先側が細くなるようにテーパを形成すると共にトップガイドを設け、そして、その断面を多角形や概略扇形などとしたことを特徴とする釣具の竿先端部。
  3. 上記竿先端部をチタン合金製の線材を用いて塑性加工した請求項2記載の釣り具の竿先端部。









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