JP2007158005A - 基板搬送装置及び基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理部に対して、被処理基板を搬入・搬出する機構の安全性および効率性を改善し、機械振動等の影響を与えないようにすること。
【解決手段】レジスト塗布処理の終了後に、両搬送機構120A,120Bがステージ80近傍に設定された往動位置まで往動し、双方の搬送ブリッジ126A,126Bが固定搬送路32A,32Bの下からステージ80側へ抜け出して搬送方向におけるステージ80の中心位置で互いに先端を付き合わせるように左右両側からステージ80上方に架かる。この往動位置で、両搬送ブリッジ126A,126Bを介して搬入側の固定搬送路32Aと搬出側の固定搬送路32Bとが連結され、第1の平流し搬送路32が形成される。

【選択図】 図8

Description

本発明は、同一のシステム内で被処理基板の搬送および処理を行う基板搬送装置および基板処理装置に係り、特に平流し方式の処理システムに適用して好適な基板搬送装置および基板処理装置に関する。
FPD(フラット・パネル・ディスプレイ)製造や半導体デバイス製造のフォトリソグラフィ工程では、洗浄、レジスト塗布、プリベーク、露光、現像およびポストベーク等の一連の処理が各処理装置を集約配置したインライン方式の処理システム内で行われることが多い。従来一般の処理システムは、各処理装置間で被処理基板(ガラス基板、半導体ウエハ等)を転送するために搬送ロボットを用いている。この種の搬送ロボットは、システム内に設定された所定の搬送路上を移動する本体と、この本体に旋回可能および昇降可能に搭載されたベース部と、このベース部に進退移動可能に搭載された基板保持用の搬送アームとを備えており、本体の走行運動とベース部材の旋回ないし昇降運動と搬送アームの進退運動とを所定の手順で行うことにより、処理装置間を移動して各処理装置に基板を搬入・搬出するようにしている(たとえば特許文献1参照)。
このような処理システムにおいて枚葉処理にステージを用いる典型的な基板処理装置はレジスト塗布装置である。最近のFPD用レジスト塗布装置は、基板の大型化に対処するために、ステージ上の基板に対して長尺型のレジストノズルにレジスト液を帯状に吐出させながら相対的な移動または走査を行わせることにより、基板回転運動を要することなく基板上に所望の膜厚でレジスト液を塗布するようにしたスピンレス方式を採用している。スピンレス塗布法によれば、レジストノズルを基板の一端から他端まで相対的に1回移動させるだけで、レジスト液を外に落とさずに基板上にレジスト塗布膜を形成することができる。
特開平11−26550
上記のようなスピンレス塗布法において、基板上にレジスト液を所望かつ均一な膜厚で塗布するには、レジストノズルと基板との間に設定される微小な塗布ギャップを塗布走査の間一定値(たとえば100μm)に保たなければならない。しかるに、従来は、レジスト塗布装置の傍で搬送ロボットが他の処理装置またはユニットに対するアクセスや基板の搬入・搬出動作を行う際に生じる機械振動が床を伝わって塗布処理中のステージに及び、その振動の影響で塗布ギャップが変動し、基板上でレジスト塗布膜の膜厚異変や塗布ムラが発生するという問題があった。また、搬送ロボットの誤動作による旋回運動やアーム進退運動がメンテナンス作業員等の安全面で問題となっている。さらには、基板の大型化により搬送アームの撓みが増しているのも問題となっている。
一方で、最近のFPD用塗布現像処理システムに組み込まれる現像装置や洗浄装置においては、やはり基板の大型化に対応するために、コロを水平方向に敷設してなる搬送路上で基板を搬送しながら現像処理や洗浄処理を行うようにした、いわゆる平流し方式が普及している。このような平流し方式は、平流し搬送路に乗せて基板を各処理装置に転送する限り、搬送ロボットを不要とする。しかしながら、従来のレジスト塗布装置はステージへの基板の搬入・搬出に上記のような搬送ロボットを用いるため、平流し搬送路がレジスト塗布装置の前後で完全に分断されてしまい、搬送スループット上のボトルネックとなっていた。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、処理部に対して被処理基板を搬入・搬出する機構の安全性および効率性を改善するとともに、処理実行中の処理部に機械振動等の影響を与えないようにした基板搬送装置および基板処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の基板搬送装置は、所定位置で被処理基板に所定の処理を施す処理部に対して、処理前の前記基板を搬入し、処理済の前記基板を搬出するための基板搬送装置であって、前記基板を平流しで搬送するための第1の搬送体を敷設し、水平な第1の方向において前記処理部の一方のサイドに終端を有する第1の固定搬送路と、前記基板を平流しで搬送するための第2の搬送体を敷設し、前記第1の方向において前記処理部の他方のサイドに始端を有する第2の固定搬送路と、前記基板を平流しで搬送するための第3の搬送体を取り付け、前記処理部に前記基板を搬入し、または前記処理部から前記基板を搬出するための前記第1の固定搬送路の終端または前記第2の固定搬送路の始端と接続して前記処理部の上方に架かるブリッジ往動位置と、前記処理部における基板処理の際に退避するための前記第1または第2の固定搬送路の下に潜るブリッジ復動位置との間で移動可能に構成された可動搬送ブリッジとを有し、前記処理部に前記基板を搬入するために前記第1の搬送体と前記第3の搬送体とを連動させて駆動し、前記ステージから前記基板を搬出するために前記第2の搬送体と前記第3の搬送体とを連動させて駆動する。
また、本発明の基板処理装置は、ステージ上で被処理基板をほぼ水平に支持して所定の処理を施す処理部と、この処理部に対して処理前の前記基板を搬入し、処理済の前記基板を搬出するための本発明の基板搬送装置とを有する。
本発明においては、処理部で基板処理が行われている間は可動搬送ブリッジをブリッジ復動位置で静止ないし待機させておく。処理部で基板処理が終了したなら、可動搬送ブリッジをブリッジ往動位置に移動させる。ブリッジ往動位置において、可動搬送ブリッジは、第1の固定搬送路の終端と接続して処理部の上方に架かった状態で第1の固定搬送路の第1の搬送体と連動して第3の搬送体を駆動することにより処理部へ基板を搬入し、第2の固定搬送路の始端と接続して処理部の上方に架かった状態で第2の固定搬送路の第2の搬送体と連動して第3の搬送体を駆動することにより処理部から基板を搬出することができる。
本発明の基板搬送装置は、好適な一態様として、可動搬送ブリッジを搭載する可動のベースと、第1の方向においてベースをブリッジ復動位置に対応するベース復動位置とブリッジ往動位置に対応するベース往動位置との間で移動させるベース移動部と、ベース上で可動搬送ブリッジを昇降移動させるブリッジ昇降部とを有する。この場合、ベース移動部が、ベース復動位置とベース往動位置との間でベースを水平移動させ、ブリッジ昇降部が、ベース往動位置にてベース上の搬送ブリッジを昇降移動させるのが好ましい。
本発明の別の好適な一態様によれば、可動搬送ブリッジが、第1の片持ち型搬送ブリッジと第2の片持ち型搬送ブリッジとに2分割され、第1の片持ち型搬送ブリッジが、第1の固定搬送路の終端と接続してステージの上方に架かる第1のブリッジ往動位置と、第1の固定搬送路の下に潜る第1のブリッジ復動位置との間で移動可能に構成され、第2の片持ち型搬送ブリッジが、第2の固定搬送路の始端と接続してステージの上方に架かる第2のブリッジ往動位置と、第2の固定搬送路の下に潜る第2のブリッジ復動位置との間で移動可能に構成される。かかる構成によれば、第1および第2の片持ち型搬送ブリッジは基板の荷重をそれぞれ1/2ずつ分担すればよいので、基板が大型化しても無理なく対応することができる。
さらに、本発明の基板搬送装置には、好適な一態様として、第1の片持ち型搬送ブリッジを搭載する可動の第1のベースと、第1の方向において第1のベースを第1のブリッジ復動位置に対応する第1のベース復動位置と第1のブリッジ往動位置に対応する第1のベース往動位置との間で移動させる第1のベース移動部と、第1のベース上で第1の片持ち型搬送ブリッジを昇降移動させる第1のブリッジ昇降部とが設けられる。あるいは、第2の片持ち型搬送ブリッジを搭載する可動の第2のベースと、第1の方向において第2のベースを第2のブリッジ復動位置に対応する第2のベース復動位置と第2のブリッジ往動位置に対応する第2のベース往動位置との間で移動させる第2のベース移動部と、第2のベース上で第2の片持ち型搬送ブリッジを昇降移動させる第2のブリッジ昇降部とが設けられる。
ここで、第1および/または第2のベース移動部は第1および/または第2のベース復動位置と第1および/または第2のベース往動位置との間で第1および/または第2のベースを水平移動させてよく、第1および/または第2のブリッジ昇降部は第1および/または第2のベース往動位置にて第1および/または第2のベース上の第1および/または第2の片持ち型搬送ブリッジを昇降移動させてよい。また、好ましい一態様によれば、第1および/または第2の片持ち型搬送ブリッジが、第1および/または第2のベースに昇降可能に支持される第1および/または第2の昇降本体と、この第1および/または第2の昇降本体からステージ側に突き出して延びる複数本の片持ち梁部と、各々の片持ち梁部に第3の搬送体として回転可能に取り付けられる複数個の第1および/または第2のコロと、これらの第1および/または第2のコロを回転駆動する力を発生するために第1および/または第2のブリッジ本体に設けられる第1および/または第2のコロ駆動部と、この第1および/または第2のコロ駆動部より発生される回転駆動力を一部または全部の前記第1および/または第2のコロに伝えるための第1および/または第2の伝動部とを有する。
さらに、好ましい一態様によれば、一部または全部の片持ち梁部において複数個の第1および/または第2のコロが第1の方向と直交する水平な第2の方向に所定のピッチでオフセットして配列される。かかる構成においては、基板が第1および/または第2のコロと一直線上で接触する割合が少なくなるので、処理後の基板からコロへの熱引きに起因して生ずる品質劣化を効果的に防止することができる。
本発明の好適な一態様によれば、ステージ上で処理の済んだ基板を可動搬送ブリッジから第2の固定搬送路へ移す搬送動作と、ステージ上で処理を受ける前の次の基板を第1の固定搬送路から可動搬送ブリッジへ移す搬送動作とを同時に行われる。このように、一直線上に接続された第1の固定搬送路、可動搬送ブリッジおよび第2の固定搬送路上で処理済の基板と処理前の次の基板とを同時に平流しで搬送できるので、搬送スループットを向上させることができる。本発明においては、第1の固定搬送路、可動搬送ブリッジおよび第2の固定搬送路間で平流し搬送速度が同一であればよく、第1、第2および第3の搬送体は独立した形状またはサイズを有することができる。
また、好適な一態様によれば、第1の固定搬送路が第1の搬送体として第3のコロを一定の間隔で敷設してなり、第2の固定搬送路が第2の搬送体として第4のコロを一定の間隔で敷設してなる。
また、本発明の基板処理装置における好適な一態様として、処理部が、ステージ上で基板に向けて処理液を吐出するノズルと、ステージ上で基板とノズルとの間に相対的な水平移動を行わせる走査機構とを有する。好ましくは、このノズルは第1の方向に延びる吐出口を有する長尺型ノズルであり、走査機構は基板に対してノズルを第1の方向と直交する水平な第2の方向に相対的に移動させる構成であってよい。さらに、処理部には、ステージ上に基板をローディングし、ステージから基板をアンローディングし、またはステージの上方で可動搬送ブリッジと基板の受け渡しを行うために、ステージを貫通して上下移動可能に構成された複数本のリフトピンが設けられてよい。
本発明の基板搬送装置および基板処理装置によれば、処理部に対して被処理基板を搬入・搬出する機構の安全性および効率性(スループット)を改善できるとともに、処理実行中の処理部に機械振動等の影響を与えないようにすることができる。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1に、本発明の基板搬送装置および基板処理装置を適用できる一構成例としての塗布現像処理システムを示す。この塗布現像処理システム10は、クリーンルーム内に設置され、たとえばLCD用のガラス基板を被処理基板とし、LCD製造プロセスにおいてフォトリソグラフィ工程の中の洗浄、レジスト塗布、プリベーク、現像およびポストベーク等の各処理を行うものである。露光処理は、このシステムに隣接して設置される外部の露光装置12で行われる。
この塗布現像処理システム10は、中心部に横長のプロセスステーション(P/S)16を配置し、その長手方向(X方向)両端部にカセットステーション(C/S)14とインタフェースステーション(I/F)18とを配置している。
カセットステーション(C/S)14は、システム10のカセット搬入出ポートであり、基板Gを多段に積み重ねるようにして複数枚収容可能なカセットCを水平な一方向(Y方向)に4個まで並べて載置可能なカセットステージ20と、このステージ20上のカセットCに対して基板Gの出し入れを行う搬送機構22とを備えている。搬送機構22は、基板Gを保持できる搬送アーム22aを有し、X,Y,Z,θの4軸で動作可能であり、隣接するプロセスステーション(P/S)16側と基板Gの受け渡しを行えるようになっている。
プロセスステーション(P/S)16は、水平なシステム長手方向(X方向)に延在する平行かつ逆向きの一対のラインA,Bに各処理部をプロセスフローまたは工程の順に配置している。
より詳細には、カセットステーション(C/S)14側からインタフェースステーション(I/F)18側へ向う上流部のプロセスラインAには、洗浄プロセス部24、第1の熱的処理部26、塗布プロセス部28および第2の熱的処理部30を第1の平流し搬送路32に沿って上流側からこの順序で一列に配置している。より詳細には、洗浄プロセス部24内では、第1の平流し搬送路32に沿って上流側から順にエキシマUV照射ユニット(e−UV)34およびスクラバ洗浄ユニット(SCR)36を設けている。第1の熱的処理部26内では、第1の平流し搬送路32に沿って上流側から順に脱水ベークユニット(DHP)38、アドヒージョンユニット(AD)40および冷却ユニット(COL)42を設けている。塗布プロセス部28は、第1の平流し搬送路32に沿って上流側から順にレジスト塗布ユニット(CT)44および減圧乾燥ユニット(VD)46を設けている。第2の熱的処理部30は、第1の平流し搬送路32に沿って上流側から順にプリベークユニット(PREBAKE)50および冷却ユニット(COL)52を設けている。
一方、インタフェースステーション(I/F)18側からカセットステーション(C/S)14側へ向う下流部のプロセスラインBには、現像ユニット(DEV)54、i線UV照射ユニット(i−UV)56、ポストベークユニット(POBAKE)58、冷却ユニット60および検査ユニット(AP)62を第2の平流し搬送路64に沿って上流側からこの順序で一列に配置している。なお、ポストベークユニット(POBAKE)58および冷却ユニット60は第3の熱的処理部59を構成する。
両プロセスラインA,Bの間には補助搬送空間66が設けられており、基板Gを1枚単位で水平に載置可能なシャトル68が図示しない駆動機構によってプロセスライン方向(X方向)で双方向に移動できるようになっている。
インタフェースステーション(I/F)18は、上記第1および第2の平流し搬送路32,64と基板Gのやりとりを行うための搬送装置70と、隣接する露光装置12と基板Gのやりとりを行うための搬送装置72とを有し、それらの周囲にバッファ・ステージ(BUF)74、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)76および周辺装置78を配置している。バッファ・ステージ(BUF)74には定置型のバッファカセット(図示せず)が置かれる。エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)76は、冷却機能を備えた基板受け渡し用のステージであり、両搬送装置70,72の間で基板Gをやりとりする際に用いられる。周辺装置78は、たとえばタイトラー(TITLER)と周辺露光装置(EE)とを上下に積み重ねた構成であってよい。各搬送装置70,72は、基板Gを保持できる搬送アーム70a,72aを有し、基板Gの受け渡しのために隣接する各部にアクセスできるようになっている。
図2に、この塗布現像処理システムにおける1枚の基板Gに対する処理の手順を示す。先ず、カセットステーション(C/S)14において、搬送機構22が、ステージ20上のいずれか1つのカセットCから基板Gを一枚取り出し、その取り出した基板Gをプロセスステーション(P/S)16のプロセスラインA側の搬入部つまり第1の平流し搬送路32の始点に仰向けの姿勢(基板の被処理面を上にして)で搬入する(ステップS1)。
こうして、基板Gは、第1の平流し搬送路32上を仰向けの姿勢でプロセスラインAの下流側へ向けて搬送される。初段の洗浄プロセス部24において、基板Gは、エキシマUV照射ユニット(e−UV)34およびスクラバ洗浄ユニット(SCR)36により紫外線洗浄処理およびスクラビング洗浄処理を順次施される(ステップS2,S3)。スクラバ洗浄ユニット(SCR)36では、平流し搬送路32上を移動する基板Gに対して、ブラッシング洗浄やブロー洗浄を施すことにより基板表面から粒子状の汚れを除去し、その後にリンス処理を施し、最後にエアーナイフ等を用いて基板Gを乾燥させる。スクラバ洗浄ユニット(SCR)36における一連の洗浄処理を終えると、基板Gはそのまま第1の平流し搬送路32を下って第1の熱的処理部26を通過する。
第1の熱的処理部26において、基板Gは、最初に脱水ベークユニット(DHP)38で加熱の脱水処理を受け、水分を取り除かれる(ステップS4)。次に、基板Gは、アドヒージョンユニット(AD)40で蒸気状のHMDSを用いるアドヒージョン処理を施され、被処理面を疎水化される(ステップS5)。このアドヒージョン処理の終了後に、基板Gは冷却ユニット(COL)42で所定の基板温度まで冷却される(ステップS6)。この後も、基板Gは第1の平流し搬送路32を下って塗布プロセス部28へ搬入される。
塗布プロセス部28において、基板Gは最初にレジスト塗布ユニット(CT)44でたとえばスピンレス法によりスリットノズルを用いて基板上面(被処理面)にレジスト液を塗布され、直後に下流側隣の減圧乾燥ユニット(VD)46で減圧による乾燥処理を受ける(ステップS7)。なお、レジスト塗布ユニット(CT)44では、後述するように、基板Gはいったん第1の平流し搬送路32からステージ80(図3)にローディングされ、ステージ80上でレジスト塗布処理を受けた後にステージ80からアンローディングされて第1の平流し搬送路32に戻されるようになっている。
塗布プロセス部28を出た基板Gは、第1の平流し搬送路32を下って第2の熱的処理部30を通過する。第2の熱的処理部30において、基板Gは、最初にプリベークユニット(PREBAKE)50でレジスト塗布後の熱処理または露光前の熱処理としてプリベーキングを受ける(ステップS8)。このプリベーキングによって、基板G上のレジスト膜中に残留していた溶剤が蒸発除去し、基板に対するレジスト膜の密着性も強化される。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)52で所定の基板温度まで冷却される(ステップS9)。しかる後、基板Gは、第1の平流し搬送路32の終点(搬出部)からインタフェースステーション(I/F)18の搬送装置70に引き取られる。
インタフェースステーション(I/F)18において、基板Gは、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)76から周辺装置78の周辺露光装置(EE)に搬入され、そこで基板Gの周辺部に付着するレジストを現像時に除去するための露光を受けた後に、隣の露光装置12へ送られる(ステップS10)。
露光装置12では基板G上のレジストに所定の回路パターンが露光される。そして、パターン露光を終えた基板Gは、露光装置12からインタフェースステーション(I/F)18に戻されると(ステップS10)、先ず周辺装置78のタイトラー(TITLER)に搬入され、そこで基板上の所定の部位に所定の情報が記される(ステップS11)。しかる後、基板Gはエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)76に戻される。インタフェースステーション(I/F)18における基板Gの搬送および露光装置12との基板Gのやりとりは搬送装置70,72によって行われる。最後に、基板Gは、搬送装置72よりプロセスステーション(P/S)16のプロセスラインB側に敷設されている第2の平流し搬送路64の始点(搬入部)に搬入される。
こうして、基板Gは、今度は第2の平流し搬送路64上を仰向けの姿勢でプロセスラインBの下流側に向けて搬送される。最初の現像ユニット(DEV)54において、基板Gは、平流しで搬送される間に現像、リンス、乾燥の一連の現像処理を施される(ステップS12)。
現像ユニット(DEV)54で一連の現像処理を終えた基板Gは、そのまま第2の平流し搬送路64に載せられたまま下流側隣のi線照射ユニット(i−UV)56を通り、そこでi線照射による脱色処理を受ける(ステップS13)。その後も、基板Gは第2の平流し搬送路64に載せられたまま第3の熱的処理部59および検査ユニット(AP)62を順次通過する。第3の熱的処理部59において、基板Gは、最初にポストベークユニット(POBAKE)58で現像処理後の熱処理としてポストベーキングを受ける(ステップS14)。このポストベーキングによって、基板G上のレジスト膜に残留していた現像液や洗浄液が蒸発除去し、基板に対するレジストパターンの密着性も強化される。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)60で所定の基板温度に冷却される(ステップS15)。検査ユニット(AP)62では、基板G上のレジストパターンについて非接触の線幅検査や膜質・膜厚検査等が行われる(ステップS16)。
カセットステーション(C/S)14側では、搬送機構22が、第2の平流し搬送路64の終点(搬出部)から塗布現像処理の全工程を終えた基板Gを受け取り、受け取った基板Gをいずれか1つ(通常は元)のカセットCに収容する(ステップS1)。
この塗布現像処理システム10においては、塗布プロセス部28のレジスト塗布ユニット(CT)44およびこのユニット内の基板搬送機構に本発明を適用することができる。
以下、図3〜図21につき、本発明の好適な実施形態におけるレジスト塗布ユニット(CT)44およびこのユニット内の基板搬送機構の構成および作用を詳細に説明する。
図3に、この実施形態におけるレジスト塗布ユニット(CT)44の要部の構成を示す。図示のように、このレジスト塗布ユニット(CT)44は、ユニット中心部に塗布処理用のステージ80および塗布処理部82を設け、その両側に基板搬入用の搬送ステージまたはインステージ(IN)84と基板搬出用の搬送ステージまたはアウトステージ(OUT)86とを設けている。
ステージ80は、中空または筐体型のベース85を介して床(図示せず)に固定されており、たとえば真空吸着力によって基板Gをほぼ水平に保持できるようになっている。塗布処理部82は、長尺型のレジストノズル88を用いてステージ80上の基板Gにレジスト液をスピンレス法で塗布するように構成されている。
図4につき、塗布処理部82の具体的な構成例およびその作用を説明する。この塗布処理部82は、レジストノズル88を含むレジスト液供給機構90と、塗布処理時にレジストノズル88をステージ80上方で所定の水平方向(Y方向)に移動または走査させるノズル移動機構92とを有する。レジスト液供給機構90において、レジストノズル88は、ステージ80上の基板Gを一端から他端までカバーできる長さでX方向に延びるスリット状の吐出口を有しており、レジスト液供給源(図示せず)からのレジスト液供給管94に接続されている。ノズル移動機構92は、レジストノズル88を梁状のノズル支持体95を介して水平に支持する逆さコ字状または門形のフレーム96と、この門形フレーム96をY方向で双方向に直進移動させる直進駆動部98とを有する。この直進駆動部98は、たとえばガイド付きのリニアモータ機構またはボールねじ機構で構成されてよい。また、レジストノズル88の高さ位置を変更または調節するための、たとえばガイド付きのボールネジ機構からなる昇降機構100が、門形フレーム96とノズル支持体95との間に設けられている。
塗布処理に際しては、レジストノズル88の下端(吐出口)と基板Gとの間にたとえば100μmの塗布ギャップDが形成されるようにレジストノズル88をステージ80に近づける。そして、そのノズル高さ位置でステージ80上方をY方向に縦断するようにレジストノズル88をノズル移動機構92により一定速度で水平に移動させながら、レジスト液供給機構90においてレジストノズル88のスリット状吐出口よりX方向に広がる帯状の吐出流でレジスト液を基板G上に供給する。このようなレジストノズル88の塗布走査により、図5に示すように、基板G上にはレジストノズル88の後を追うようにして基板Gの一端から他端に向ってレジスト液の塗布膜RMが形成されていく。
この実施形態においては、塗布走査の最中にステージ80の付近で機械振動を起こすような搬送ロボット類は一切設けられていないので、ステージ80上の基板Gに外部から振動が与えられることはなく、塗布処理部82は設定通りの塗布ギャップを保ったまま基板の端から端まで安定した塗布処理を行うことができる。このことにより、基板G上に均一な膜厚でレジスト液の塗布膜RMを形成することができる。
なお、ステージ80上に基板Gをローディングし、ステージ80から基板Gをアンローディングし、あるいはステージ80の上方で後述する可動搬送ブリッジ(120A,120B)との基板Gの受け渡しを行うために、ステージ80を貫通して上下移動可能に構成された複数本のリフトピン102が設けられている(図3)。ベース85の中には、これらのリフトピン102を上下移動させるリフトピン昇降機構(図示せず)が設けられている。
再び図3において、インステージ(IN)84およびアウトステージ(OUT)86には、ステージ80上の塗布走査方向(Y方向)と直交する水平方向(X方向)に固定式の平流し搬送路32A,32Bがそれぞれ設置されている。これらの固定搬送路32A,32Bは第1の平流し搬送路32(図1)の一区間をそれぞれ構成するものであり、搬入側の固定搬送路32Aは上流側隣の冷却ユニット(COL)42(図1)からの延長としてインステージ(IN)84内に引き込まれており、搬出側の固定搬送路32Bはアウトステージ(OUT)86を再起点として下流側隣の減圧乾燥ユニット(VD)46(図1)へ延びている。両固定搬送路32A,32Bは、ステージ80の上方空間を挟んで分離し、かつ相対向している。
各固定搬送路32A,32Bは、基板Gを仰向けの姿勢(被処理面を上に向けた姿勢)で搬送するためのコロ104A,104Bを搬送方向(X方向)に一定間隔で敷設してなる。各コロ104B,104Bはそれぞれ一定の太さ(径)を有する剛体(たとえばSUS製)のシャフトを有している。各コロ104A,104Bの両端は、フレーム106に固定された左右一対の軸受108A,108Bに水平姿勢で回転可能に支持されている。フレーム106は床に固定されている。各コロ104A,104Bをそれぞれ駆動するための搬送駆動部110A,110Bは、駆動源の電気モータ112A,112Bと、この電気モータ112A,112Bの回転駆動力を各コロ104A,104Bに伝えるための伝動機構とを有する。この伝動機構は、電気モータ112A,112Bの回転軸に無端ベルト114A,114Bを介して接続された搬送方向(X方向)に延びる回転駆動シャフト116A,116Bと、この回転駆動シャフト116A,116Bと各コロ104A,104Bとを作動結合する交差軸型のギア118A,118Bとで構成されている。
なお、固定搬送路32A,32Bの図示の構成は一例であり、種々の変形が可能である。たとえば、コロ104A,104Bを1本のシャフトで構成する代わりに、一列に配置した複数個の固定ローラで構成することも可能である。あるいは、コロ搬送方式に代えてベルト搬送方式とすることも可能である。
さらに、インステージ(IN)84およびアウトステージ(OUT)86には、固定搬送路32A,32Bの下に可動式の平流し搬送機構120A,120Bがそれぞれ設けられている。図6に示すように、可動搬送機構120A,120Bは、固定搬送路32A,32Bと平行に敷設されたガイドレール122A,122Bに沿って水平方向(X方向)に移動可能に構成されたベース部124A,124Bと、このベース部124A,124Bに昇降可能に搭載された片持ち型の搬送ブリッジ126A,126Bとを有している。
各搬送ブリッジ126A,126Bは、昇降本体128A,128Bと、この昇降本体128A,128Bからステージ80側に突き出して延びる複数本(図示の例は4本)の片持ち梁部130A,130Bと、各々の片持ち梁部130A,130Bに一定の間隔を置いて取り付けられた複数個のコロ132A,132Bとを有しており、後述するように、所定のベース往動位置で昇降本体128A,128Bおよび片持ち梁部130A,130Bをベース部124A,124Bに対して昇降移動させ、所定のブリッジ往動位置でコロ132A,132Bを回転運動させるように構成されている。
ここで、図6〜図14につき、ステージ80上で処理済の基板Giを処理前の次の基板Gi+1に入れ替えるための一連の動作を説明する。
ステージ80上で基板Giに対するレジスト塗布処理が行われている間は、図6に示すように、インステージ(IN)84およびアウトステージ(OUT)86において可動搬送機構120A,120Bが固定搬送路32A,32Bの真下に設定された復動位置で静止または待機している。この復動位置で各搬送ブリッジ126A,126Bは各固定搬送路32A,32Bの下に潜っている。コロ132A,132Bも静止状態を保っている。
このレジスト塗布処理が終了すると、図7に示すように、リフトピン102がステージ80の中から上方に突出して基板Giを水平状態のまま固定搬送路32A,32Bの高さを越える所定の高さ位置まで持ち上げる(アンローディング)。この直後に、インステージ(IN)84およびアウトステージ(OUT)86においては搬送機構120A,120Bがステージ80近傍に設定された往動位置まで往動する。図7および図8に示すように、この往動位置で、双方の搬送ブリッジ126A,126Bは、固定搬送路32A,32Bの下をステージ80側へ抜け出すとともに、搬送方向(X方向)におけるステージ80の中心位置で互いに先端を付き合わせるように左右両側からステージ80上方に架かる。なお、図8に示すように、各搬送ブリッジ126A,126Bは、ステージ80上に突出しているリフトピン102とは当たらないようになっている。
次に、図9に示すように、両可動搬送機構120A,120Bにおいて搬送ブリッジ126A,126Bが水平姿勢のまま往動位置まで上昇して固定搬送路32A,32Bと面一になる。この往動位置で、搬入側の固定搬送路32Aの終端に上流側搬送ブリッジ126Aが接続され、搬出側の固定搬送路32Bの始端に下流側搬送ブリッジ126Bが接続され、両搬送ブリッジ126A,126Bも互いに先端を付き合わせるようにして接続される。つまり、両搬送ブリッジ126A,126Bを介して搬入側の固定搬送路32Aと搬出側の固定搬送路32Bとが連結され、一時的に第1の平流し搬送路32が形成される。一方で、処理前の次の基板Gi+1が上流側隣の冷却ユニット(COL)42(図1)からインステージ(IN)84に所定のタイミングで搬入され、搬入側の固定搬送路32A上でいったん停止する。
次に、図10に示すように、リフトピン102が所定の高さ位置(たとえばステージ80内の退避位置)まで下降移動し、その下降途中で基板Giがリフトピン102より両搬送ブリッジ126A,126Bの上に移載される。
この後、図11に示すように、両搬送ブリッジ126A,126Bがコロ132A,132Bの回転運動を同時に開始して基板Giをアウトステージ(OUT)86側へ送り出すとともに、搬出側の固定搬送路32Bもコロ104Bが回転して基板Giを受け入れる。ここで、コロ132A,132B,104Bは、同一のコロ搬送速度で基板Giを搬送するようにそれぞれ所定の回転速度で回転する。一方で、搬入側の固定搬送路32Aもコロ104Aが回転して次の基板Gi+1をステージ80側へ送り出す。ここでも、同一のコロ搬送速度で基板Gi+1を搬送するようにコロ104A,132A,132Bの回転速度が設定される。
このように、一直線に連結された搬入側の固定搬送路32A、搬送ブリッジ126A,126Bおよび搬出側の固定搬送路32B上で、処理済の基板Giと処理前の次の基板Gi+1との入れ替えがインデックス送りで同時に行われる。そして、基板Gi+1がステージ80直上の設定位置まで来ると、その時点で両搬送ブリッジ126A,126Bのコロ104A,104Bの回転運動が同時に停止し、両搬送ブリッジ126A,126Bの上で基板Gi+1が位置決めされる。一方、処理済の基板Giは搬出側の固定搬送路32Bを下って下流側隣の減圧乾燥ユニット(VD)46(図1)へ搬入される。
次に、ステージ80上では、図12に示すように、リフトピン102が再び往動位置まで上昇移動し、両搬送ブリッジ126A,126Bから基板Gi+1を水平状態のまま受け取る。
次いで、図13に示すように、両可動搬送機構120A,120Bがステージ80上で搬送ブリッジ126A,126Bを復動の高さ位置まで下ろす。
しかる後、図14に示すように、両可動搬送機構120A,120Bが復動位置まで後退または待避し、その直後にリフトピン102が復動位置まで下降移動し、基板Gi+1が水平姿勢でステージ80上にローディングされる。
上記のように、この実施形態のレジスト塗布ユニット(CT)44においては、ステージ80に対する処理前の基板Gi+1の搬入および処理済の基板Giの搬出が平流しのコロ搬送によって同時に行われるので、短時間で効率的な基板の入れ替えを実現することができる。このことにより、このユニット(CT)44の属するプロセスラインA上の第1の平流し搬送路32における搬送スループットが向上し、ひいてはシステム全体の搬送スループットないし生産効率も向上する。
また、ステージ80の付近には、床の上で旋回および昇降運動を行うような搬送ロボットは一切設けられていないので、ステージ80に周りから有害な機械振動が及ぶおそれはない。固定搬送路32A,32B上のコロ搬送は搬送ロボットの搬送動作に比して格段に静かである。可動搬送機構120A,120Bも、ステージ80上で塗布処理が行われている間は固定搬送路32A,32Bの下で静止しており、振動を発することはない。また、旋回運動を行わないので、誤動作時の安全面でも優れている。
次に、図15〜図19につき、上記実施形態における可動搬送機構120A,120Bの具体的構成例を説明する。両可動搬送機構120A,120Bは、左右対象に動作するので、通常は同一の構成を有している。
図15に、一実施例による可動搬送機構120(120A,120B)の全体構成を示す。ベース部124は水平板からなり、平行な一対のガイドレール122上にスライダ部140を介して擦動可能に支持されている。昇降本体128も水平板からなり、ブリッジ昇降部142を介してベース部124に昇降可能に取り付けられている。ここで、ブリッジ昇降部142は、たとえばベース部124に固定されたエアシリンダ144およびリニアベアリング146と、昇降本体128に固定されたスライドシャフト145とを有し、エアシリンダ144のピストンロッド144aを昇降本体128に結合し、スライドシャフト145をリニアベアリング146に鉛直方向で擦動可能に支持させている。
搬送ブリッジ126において、各片持ち梁部130は中空の角棒に構成され、その内部および基端側の筐体148内部にはコロ132を回転駆動するためのコロ駆動部が内蔵されており、筐体148の一側面に駆動源の電気モータ150が取り付けられている。
図16〜図18にコロ駆動部の構成を示す。図16に示すように、筐体148の中には、外付けの電気モータ150の回転軸に結合され、かつ軸受154に回転可能に支持されている回転駆動シャフト152が設けられ、この回転駆動シャフト152には各片持ち梁部130と交差する箇所に駆動プーリ156が取り付けられている。各駆動プーリ156は、各片持ち梁部130内に延在するベルト式の伝動機構158によって各コロ132と作動結合するようになっている。また、筐体148内および片持ち梁部130内の塵芥を排出するための排気管155が筐体148の一側面に接続されている。
図17に示すように、片持ち梁部130の内部で、コロ132は、軸受160によって支持されている回転駆動軸162を介して歯車プーリ164と一体に結合されており、歯車プーリ164には駆動プーリ156に通じるタイミングベルト166が巻き掛けられるようになっている。コロ132の上部は、片持ち梁部130の上面に形成された開口168から突出しており、その頂面に基板Gを載せて搬送するようになっている。
図18に示すように、タイミングベルト166は、筐体148内に配置されている駆動プーリ156と各片持ち梁部130の先端部に配置されている従動プーリ170との間に掛け渡されており、途中で各歯車プーリ164の外周面に部分的に巻き掛けられる。各歯車プーリ164の近傍にはアイドラプーリ172が配置されており、アイドラプーリ172を実線のオン位置から鎖線で示すオフ位置172'へ変位させることでアイドリングも可能となっている。
ガイドレール122上で可動搬送機構120(特にベース部124)を水平移動させるために、図5および図19に示すように、たとえばベルト式の駆動手段を用いることができる。復動位置側の駆動プーリ176と往動位置側の従動プーリ178との間に無端状の駆動ベルト180が掛け渡され、この駆動ベルト180にベース部124が固定されている。駆動プーリ176は電気モータ182によって回転駆動され、たとえば電気モータ182の正回転によって可動搬送機構120が前進運動し、電気モータ182の逆回転によって可動搬送機構120が後退運動するようになっている。
図20に、搬送ブリッジ126A,126Bの一変形例の構成を示す。図示のように、各搬送ブリッジ126A,126Bにおける複数本(たとえば4本)の片持ち梁部130A,130Bのうち、両端の片持ち梁部130AE,130BEを搬送方向(X方向)と平行にし、その内側の片持ち梁部130AC,130BCを搬送方向(X方向)に対して適当な傾斜角で斜めにする。これにより、内側の片持ち梁部130AC,130BCに取り付けられる複数個のコロ132A,132Bは、搬送方向(X方向)と直交する水平方向(Y方向)に所定のピッチでオフセットして一列に配置される。
かかる構成によれば、塗布処理済の基板Gが搬送ブリッジ126A,126B上で搬送されるとき、片持ち梁部130AE,130BE上の両側端部を除く内側基板領域(製品領域)は搬送方向(X方向)においてコロ132A,132Bと一直線上で接触する割合が少なくなるので、基板からコロへの熱引きに起因して生ずるレジスト塗布膜RMの劣化(筋ムラ)を効果的に防止することができる。なお、両側端の片持ち梁部130AE,130BEのコロ132A,132Bのみでコロ搬送の駆動を行い、内側の片持ち梁部130AC,130BCのコロ132A,132Bは自由回転可能な非駆動の構成としてよい。両側端の片持ち梁部130AE,130BEは、基板Gの側縁部(たとえばエッジから15mm以内)を支持するのが好ましい。
また、コロ132A,132Bの材質は、上記のような基板からコロへの熱引きが少ないだけでなく、静電気耐性や耐磨耗性に優れたものが好ましく、たとえば導電性の超高分子量ポリエチレン(略称:UHMW−PE)を好適に用いることができる。
上記した実施形態では、ステージ80の両側に左右対称な可動搬送機構120A,120Bを配置し、それぞれの搬送ブリッジ126A,126Bをステージ80の上で突き合わせるように往動させることで、基板Gを1/2ずつの負担でステージ80に搬入・搬出する構成であり、基板の大型化に有利である。
しかしながら、ステージ80および基板Gのサイズがそれほど大きなものでなければ、図21に示すように片側(たとえば左側)の可動搬送機構120Aだけで基板Gの搬入・搬出を行う構成とすることも可能である。
ステージ80の構成も種々の変形が可能であり、たとえばステージ80上で基板Gを空中に浮上させ、浮上状態の基板Gとレジストノズルとの間で塗布走査を行うスピンレス塗布法も可能である。また、ステージ80上で基板Gをスピン回転させるスピン塗布法にも本発明は適用可能であり、さらには塗布装置に限らずステージ上で基板処理を行う任意の基板処理装置に本発明は適用可能である。したがって、本発明における処理液としては、レジスト液以外にも、たとえば層間絶縁材料、誘電体材料、配線材料等の塗布液も可能であり、現像液やリンス液等も可能である。さらに、本発明は、ステージに限らず所定位置で基板処理を行う任意の処理部に対して基板の搬入・搬出を行う基板搬送装置に適用可能である。本発明における被処理基板はLCD用のガラス基板に限らず、他のフラットパネルディスプレイ用基板、半導体ウエハ、CD基板、フォトマスク、プリント基板等も可能である。
本発明の適用可能な塗布現像処理システムの構成を示す平面図である。 実施形態の塗布現像処理システムにおける処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態の塗布現像処理システムにおけるレジスト塗布ユニットの全体構成を示す略平面図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける塗布処理部の構成を示す斜視図である。 実施形態におけるレジスト塗布処理の様子を示す略斜視図である。 実施形態における作用の一段階を示す略側面図である。 実施形態における作用の一段階を示す略側面図である。 実施形態における作用の一段階を示す略平面図である。 実施形態における作用の一段階を示す略側面図である。 実施形態における作用の一段階を示す略側面図である。 実施形態における作用の一段階を示す略側面図である。 実施形態における作用の一段階を示す略側面図である。 実施形態における作用の一段階を示す略側面図である。 実施形態における作用の一段階を示す略側面図である。 実施形態における可動搬送機構の構成例を示す斜視図である。 実施形態における可動搬送機構のコロ搬送駆動部の全体構成を示す略平面図である。 図16のA−A線についての断面図である。 実施形態における可動搬送機構の片持ち梁部内のコロ搬送駆動部の構成を示す略側面図である。 実施形態における可動搬送機構の水平移動駆動部の構成を示す略側面図である。 実施形態における可動搬送機構(特に搬送ブリッジ)の一変形例の構成を示す略平面図である。 実施形態における可動搬送機構の別の変形例を示す略側面図である。
符号の説明
32 第1の平流し搬送路
32A 搬入側の固定搬送路
32B 搬出側の固定搬送路
40 レジスト塗布ユニット(CT)
80 ステージ
82 塗布処理部
84 インステージ(IN)
86 アウトステージ(OUT)
88 レジストノズル
102 リフトピン
120,120A,120B 可動搬送機構
122,122A,122B ガイドレール
124,124A,124B ベース部
126,126A,126B 搬送ブリッジ
128 昇降本体
130,130A,130B 片持ち型梁部
132,132A,132B ローラ
144 エアシリンダ
148 スライドシャフト
150 電気モータ
166 タイミングベルト
180 駆動ベルト
182 電気モータ

Claims (20)

  1. 所定位置で被処理基板に所定の処理を施す処理部に対して、処理前の前記基板を搬入し、処理済の前記基板を搬出するための基板搬送装置であって、
    前記基板を平流しで搬送するための第1の搬送体を敷設し、水平な第1の方向において前記処理部の一方のサイドに終端を有する第1の固定搬送路と、
    前記基板を平流しで搬送するための第2の搬送体を敷設し、前記第1の方向において前記処理部の他方のサイドに始端を有する第2の固定搬送路と、
    前記基板を平流しで搬送するための第3の搬送体を取り付け、前記処理部に前記基板を搬入し、または前記処理部から前記基板を搬出するための前記第1の固定搬走路の終端または前記第2の固定搬走路の始端と接続して前記処理部の上方に架かるブリッジ往動位置と、前記処理部における基板処理の際に退避するための前記第1または第2の固定搬送路の下に潜るブリッジ復動位置との間で移動可能に構成された可動搬送ブリッジと
    を有し、前記処理部に前記基板を搬入するために前記第1の搬送体と前記第3の搬送体とを連動させて駆動し、前記ステージから前記基板を搬出するために前記第2の搬送体と前記第3の搬送体とを連動させて駆動する基板搬送装置。
  2. 前記可動搬送ブリッジを搭載する可動のベースと、
    前記第1の方向において前記ベースを前記ブリッジ復動位置に対応するベース復動位置と前記ブリッジ往動位置に対応するベース往動位置との間で移動させるベース移動部と、
    前記ベース上で前記可動搬送ブリッジを昇降移動させるブリッジ昇降部と
    を有する請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 前記ベース移動部が、前記ベース復動位置と前記ベース往動位置との間で前記ベースを水平移動させ、
    前記ブリッジ昇降部が、前記ベース往動位置にて前記ベース上の前記搬送ブリッジを昇降移動させる請求項2に記載の基板搬送装置。
  4. 前記可動搬送ブリッジが、第1の片持ち型搬送ブリッジと第2の片持ち型搬送ブリッジとに2分割され、
    前記第1の片持ち型搬送ブリッジが、前記第1の固定搬送路の終端と接続して前記ステージの上方に架かる第1のブリッジ往動位置と、前記第1の固定搬送路の下に潜る第1のブリッジ復動位置との間で移動可能に構成され、
    前記第2の片持ち型搬送ブリッジが、前記第2の固定搬送路の始端と接続して前記ステージの上方に架かる第2のブリッジ往動位置と、前記第2の固定搬送路の下に潜る第2のブリッジ復動位置との間で移動可能に構成されている請求項1に記載の基板搬送装置。
  5. 前記第1の片持ち型搬送ブリッジを搭載する可動の第1のベースと、
    前記第1の方向において前記第1のベースを前記第1のブリッジ復動位置に対応する第1のベース復動位置と前記第1のブリッジ往動位置に対応する第1のベース往動位置との間で移動させる第1のベース移動部と、
    前記第1のベース上で前記第1の片持ち型搬送ブリッジを昇降移動させる第1のブリッジ昇降部と
    を有する請求項4に記載の基板搬送装置。
  6. 前記第1のベース移動部が、前記第1のベース復動位置と前記第1のベース往動位置との間で前記第1のベースを水平移動させ、
    前記第1のブリッジ昇降部が、前記第1のベース往動位置にて前記第1のベース上の前記第1の片持ち型搬送ブリッジを昇降移動させる請求項5に記載の基板搬送装置。
  7. 前記第1の片持ち型搬送ブリッジが、
    前記第1のベースに昇降可能に支持される第1の昇降本体と、
    前記第1の昇降本体から前記ステージ側に突き出して延びる複数本の片持ち梁部と、
    各々の前記片持ち梁部に前記第3の搬送体として回転可能に取り付けられる複数個の第1のコロと、
    前記第1のコロを回転駆動する力を発生するために前記第1のブリッジ本体に設けられる第1のコロ駆動部と、
    前記第1のコロ駆動部より発生される回転駆動力を一部または全部の前記第1のコロに伝えるための第1の伝動部と
    を有する請求項4〜6のいずれか一項に記載の基板搬送装置。
  8. 一部または全部の前記片持ち梁部において前記複数個の第1のコロが前記第1の方向と直交する水平な第2の方向に所定のピッチでオフセットして配列される請求項7に記載の基板搬送装置。
  9. 前記第2の片持ち型搬送ブリッジを搭載する可動の第2のベースと、
    前記第2の方向において前記第2のベースを前記第2のブリッジ復動位置に対応する第2のベース復動位置と前記第2のブリッジ往動位置に対応する第2のベース往動位置との間で移動させる第2のベース移動部と、
    前記第2のベース上で前記第2の片持ち型搬送ブリッジを昇降移動させる第2のブリッジ昇降部と
    を有する請求項4〜8のいずれか一項に記載の基板搬送装置。
  10. 前記第2のベース移動部が、前記第2のベース復動位置と前記第2のベース往動位置との間で前記第2のベースを水平移動させ、
    前記第2のブリッジ昇降部が、前記第2のベース往動位置にて前記第2のベース上の前記第2の片持ち型搬送ブリッジを昇降移動させる請求項9に記載の基板搬送装置。
  11. 前記第2の片持ち型搬送ブリッジが、
    前記第2のベースに昇降可能に支持される第2の昇降本体と、
    前記第2の昇降本体から前記ステージ側に突き出して延びる複数本の片持ち梁部と、
    各々の前記片持ち梁部に前記第3の搬送体として回転可能に取り付けられる複数個の第2のコロと、
    前記第2のコロを回転駆動する力を発生するために前記第2のブリッジ本体に設けられた第2のコロ駆動源と、
    前記第2のローラ駆動源より発生される回転駆動力を前記第2のコロに伝えるための第2の伝動部と
    を有する請求項4〜10のいずれか一項に記載の基板搬送装置。
  12. 一部または全部の前記片持ち梁部において前記複数個の第2のコロが前記第1の方向と直交する水平な第2の方向に所定のピッチでオフセットして配列される請求項11に記載の基板搬送装置。
  13. 前記ステージ上で処理の済んだ基板を前記可動搬送ブリッジから前記第2の固定搬送路へ移す搬送動作と、前記ステージ上で処理を受ける前の次の基板を前記第1の固定搬送路から前記可動搬送ブリッジへ移す搬送動作とを同時に行う請求項1〜12のいずれか一項に記載の基板搬送装置。
  14. 前記第1、第2および第3の搬送体が互いに独立した形状またはサイズを有し、同一の平流し搬送速度を得るように運動する請求項1〜13のいずれか一項に記載の基板搬送装置。
  15. 前記第1の固定搬送路が、前記第1の搬送体として第3のコロを一定の間隔で敷設してなる請求項1〜14のいずれか一項に記載の基板搬送装置。
  16. 前記第2の固定搬送路が、前記第2の搬送体として第4のコロを一定の間隔で敷設してなる請求項1〜15のいずれか一項に記載の基板搬送装置。
  17. ステージ上で被処理基板をほぼ水平に支持して所定の処理を施す処理部と、
    前記処理部に対して、処理前の前記基板を搬入し、処理済の前記基板を搬出するための請求項1〜16のいずれか一項に記載の基板搬送装置と
    を有する基板処理装置。
  18. 前記処理部が、
    前記ステージ上で前記基板に向けて処理液を吐出するノズルと、
    前記ステージ上で前記基板と前記ノズルとの間に相対的な水平移動を行わせる走査機構と
    を有する請求項16に記載の基板処理装置。
  19. 前記ノズルが、前記第1の方向に延びる吐出口を有する長尺型のノズルであり、
    前記走査機構が、前記基板に対して前記ノズルを前記第1の方向と直交する水平な第2の方向に相対的に移動させる請求項18に記載の基板処理装置。
  20. 前記処理部が、前記ステージ上に前記基板をローディングし、前記ステージから前記基板をアンローディングし、または前記ステージの上方で前記可動搬送ブリッジと前記基板の受け渡しを行うために、前記ステージを貫通して上下移動可能に構成された複数本のリフトピンを有する請求項17〜19のいずれか一項に記載の基板処理装置。



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