JP2016114784A - 紫外線照射装置、紫外線照射方法、基板処理装置、及び基板処理装置の製造方法 - Google Patents

紫外線照射装置、紫外線照射方法、基板処理装置、及び基板処理装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板の撓みを抑えつつ、紫外線を照射することが可能な紫外線照射装置、紫外線照射方法、基板処理装置、及び基板処理装置の製造方法を提供する。【解決手段】本発明の紫外線照射装置は、矩形状の基板を保持した状態で第一方向に移動する基板移動機構と、基板移動機構によって第一方向に移動する基板の下面に紫外線を照射する照射部と、を備え、基板移動機構は、基板の下面における外周縁部の少なくとも三辺を保持する枠状の保持部材を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、紫外線照射装置、紫外線照射方法、基板処理装置、及び基板処理装置の製造方法に関する。
液晶ディスプレイなどの表示パネルを構成するガラス基板上には、配線パターンや電極パターンなどの微細なパターンが形成されている。一般的にこのようなパターンは、例えばフォトリソグラフィなどの手法によって形成される。フォトリソグラフィ法では、レジスト膜をガラス基板に塗布する工程、レジスト膜を露光する工程、露光後のレジスト膜を現像する工程及び現像後のレジスト膜に対して紫外線などの光を照射する工程(キュア工程)が行われる。
上述のキュア工程には、基板に対して紫外線を照射する紫外線照射装置が用いられる。このような紫外線照射装置として、基板の下側から紫外線を照射するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−126150号公報
しかしながら、上記従来技術においては、紫外線が基板の下側から照射されるため、基板を良好に保持することが難しい。また、基板のサイズが大きくなると、撓みが生じやすくなってしまう。撓みが生じた基板に対しては、上記キュア工程を良好に行うことが難しくなってしまう。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、基板の撓みを抑えつつ、紫外線を照射することが可能な紫外線照射装置、紫外線照射方法、基板処理装置、及び基板処理装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1態様に係る紫外線照射装置は、矩形状の基板を保持した状態で第一方向に移動する基板移動機構と、前記基板移動機構によって前記第一方向に移動する前記基板の下面に紫外線を照射する照射部と、を備え、前記基板移動機構は、前記基板の下面における外周縁部の少なくとも三辺を保持する枠状の保持部材を有することを特徴とする。
本態様に係る構成によれば、保持部材により基板の下面における外周縁部の少なくとも三辺が保持されるので、基板に生じる撓みを抑制することができる。また、枠状の保持部材は、基板に照射された紫外線を遮ることが無いので、基板に対する紫外線照射処理を良好に行うことができる。
また、上記紫外線照射装置においては、前記保持部材は、前記基板を吸着保持するのが好ましい。
この構成によれば、保持部材に基板が良好に保持される。
また、上記紫外線照射装置においては、前記保持部材は、千鳥状に配置された複数の吸着口を有するのが好ましい。
この構成によれば、吸着口が密に配置されるので、安定して基板を保持することができる。
また、上記紫外線照射装置においては、前記保持部材は、前記第一方向と交差する第二方向に沿う一辺が開口された枠状からなるのが好ましい。
この構成によれば、第二方向に沿う一辺が開口されているので、例えば、保持部材に対する基板の受け渡しを行う受渡装置と保持部材との接触を回避することができる。よって、受渡装置と保持部材との接触を考慮することなく、保持部材および受渡装置を駆動させることができるので、基板の受け渡し動作を短時間で行うことができる。
また、上記紫外線照射装置においては、前記保持部材は、前記第一方向に沿った前記基板の前記外周縁部を保持する櫛歯部を有するのが好ましい。
この構成によれば、櫛歯部の各歯によって基板の外周縁部を複数個所で保持するので、基板を良好に保持することができる。
また、上記紫外線照射装置においては、前記櫛歯部は、前記保持部材に対して前記基板を受け渡す搬送用コロを、各歯の隙間に挿通可能であるのが好ましい。
この構成によれば、搬送用コロを昇降させた場合でも、該搬送用コロと保持部材との接触が回避されたものとなる。よって、搬送用コロ櫛歯部に対して昇降させることで保持部材に対する基板の受け渡しを行うことができる。
また、上記紫外線照射装置においては、前記紫外線が照射される前記基板の下部に気体を噴射するスリット状の気体噴出口をさらに備えるのが好ましい。
この構成によれば、紫外線照射による基板の発熱を抑えることができる。
本発明の第2態様に係る紫外線照射方法は、矩形状の基板を保持した状態で第一方向に移動する前記基板の下面に紫外線を照射する紫外線照射ステップを備え、前記紫外線照射ステップでは、第1態様に係る紫外線照射装置が用いられることを特徴とする。
本態様に係る構成によれば、撓みの発生が抑制された基板に対して紫外線を照射することができるので、紫外線照射処理を精度良く行うことができる。
本発明の第3態様に係る基板処理装置は、基板に処理膜の塗布処理を行う塗布装置と、前記基板に塗布された前記処理膜の現像処理を行う現像装置と、前記塗布処理、前記現像処理及び紫外線照射処理の関連処理を行う関連装置と、を備え、前記塗布装置、前記現像装置及び前記関連装置の間で直列的に前記基板を搬送する基板搬送ラインが形成された基板処理装置であって、前記現像装置よりも下流側に配置される前記関連装置の一部に前記基板搬送ラインの側方から接続され、現像後の前記処理膜に紫外線照射処理を行う紫外線処理装置と、前記基板搬送ラインと前記紫外線処理装置との間で前記基板の受け渡しを行う基板搬送装置とをさらに備え、前記紫外線処理装置として、第1態様に係る紫外線照射装置が用いられていることを特徴とする。
本態様に係る構成によれば、撓みの発生が抑えられた基板に紫外線照射を行う紫外線照射装置が用いられるため、信頼性の高い処理を行うことが可能な基板処理装置を提供することができる。
本発明の第4態様に係る基板処理装置の製造方法は、基板に処理膜の塗布処理を行う塗布装置と、前記基板に塗布された前記処理膜の現像処理を行う現像装置と、前記塗布処理、前記現像処理及び紫外線照射処理の関連処理を行う関連装置と、を備え、前記塗布装置、前記現像装置及び前記関連装置の間で直列的に前記基板を搬送する基板搬送ラインが形成された基板処理装置の製造方法であって、現像後の前記処理膜に紫外線照射処理を行う紫外線処理装置を、前記現像装置よりも下流側に配置される前記関連装置の一部に前記基板搬送ラインの側方から接続する工程を有し、前記紫外線処理装置として、第1態様に係る紫外線照射装置を用いることを特徴とする。
本態様に係る構成によれば、現像装置よりも下流側に配置される関連装置の一部に基板搬送ラインの側方から紫外線照射装置を接続することにより、紫外線照射装置を容易に取り付けることができる。したがって、信頼性の高い処理を行うことが可能な基板処理装置を簡便に製造することができる。
本発明によれば、基板の撓みを抑えつつ、紫外線を照射することができる。
第一実施形態に係る基板処理装置を示す平面図。 第一実施形態に係る紫外線処理ユニットの構成を示す図。 第一実施形態に係る基板移動部の要部構成を示す図。 第一実施形態に係る紫外線処理ユニットの動作説明図。 第一実施形態に係る紫外線処理ユニットの動作説明図。 第二実施形態に係る基板処理装置を示す平面図。 第二実施形態に係る基板移動部の要部構成を示す図。 第二実施形態に係る紫外線処理ユニットの動作説明図。 第二実施形態に係る紫外線処理ユニットの動作説明図。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。水平面内の所定方向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のそれぞれと直交する方向(すなわち鉛直方向)をZ軸方向とする。また、X軸、Y軸、及びZ軸まわりの回転(傾斜)方向をそれぞれ、θX、θY、及びθZ方向とする。
(第一実施形態)
図1は本実施形態に係る基板処理装置SPAを示す平面図である。
基板処理装置SPAは、例えばX方向に一列に配置されたローダ・アンローダLU、塗布現像処理部CD、インターフェース部IF及び制御部CONTを備えている。基板処理装置SPAは、塗布現像処理部CDがローダ・アンローダLUとインターフェース部IFによって挟まれて配置された構成になっている。制御部CONTは、基板処理装置SPAの各部を統括的に処理する。
(ローダ・アンローダ)
ローダ・アンローダLUは、複数の基板Gを収容するカセットCの搬入及び搬出を行う部分である。ローダ・アンローダLUは、カセット待機部10及び搬送機構11を有している。本実施形態においては、基板Gとして、例えばガラス基板を用いている。
カセット待機部10は、例えば基板処理装置SPAの−X側の端部に配置されており、複数のカセットCを収容する。カセット待機部10に収容されたカセットCは、例えばY方向に配列されるようになっている。カセット待機部10は、−X側に不図示の開口部が形成されており、当該開口部を介して基板処理装置SPAの外部との間でカセットCの受け渡しが行われるようになっている。
搬送機構11は、カセット待機部10の+X側に配置されており、カセットCと塗布現像処理部CDとの間で基板Gの搬送を行う。搬送機構11は、例えばY方向に沿って2つ配置されており、当該2つの搬送機構11は例えば同一の構成となっている。−Y側に配置される搬送機構11aは、ローダ・アンローダLUから塗布現像処理部CDへ基板Gを搬送する。+Y側に配置される搬送機構11bは、塗布現像処理部CDからローダ・アンローダLUへ基板Gを搬送する。
搬送機構11は搬送アーム12(12a、12b)を有している。搬送アーム12は、基板Gを保持する保持部を有し、例えば一方向に伸縮可能に設けられている。搬送アーム12は、θZ方向に回転可能に形成されている。搬送アーム12は、例えばθZ方向に回転することで、カセット待機部10と塗布現像処理部CDとのそれぞれの方向に向かせることが可能になっている。搬送アーム12は、搬送アーム12を伸縮させることで、カセット待機部10及び塗布現像処理部CDのそれぞれにアクセス可能になっている。
(塗布現像処理部)
塗布現像処理部CDは、基板Gにレジスト塗布及び現像を含む一連の処理を施す部分である。塗布現像処理部CDは、スクラバユニットSR、脱水ベークユニットDH、塗布ユニットCT、プリベークユニットPR、インターフェース部IF、現像ユニットDV、紫外線処理ユニットUV及びポストベークユニットPBを有している。
塗布現像処理部CDは、Y方向に分割された構成になっており、−Y側の部分では、ローダ・アンローダLUからの基板Gがインターフェース部IFへ向けて+X方向に搬送されるようになっている。+Y側の部分では、インターフェース部IFからの基板Gがローダ・アンローダLUへ向けて−X方向に搬送されるようになっている。
スクラバユニットSRは、ローダ・アンローダLUの下流に接続されており、基板Gの洗浄を行うユニットである。スクラバユニットSRは、ドライ洗浄装置41、ウェット洗浄装置42及びエアナイフ装置43を有している。ドライ洗浄装置41の−X側及びエアナイフ装置43の+X側には、それぞれコンベア機構CV1、CV2が設けられている。コンベア機構CV1、CV2には、基板Gを搬送する不図示のベルト機構が設けられている。
ドライ洗浄装置41は、例えば基板Gにエキシマレーザなどの紫外線を照射することにより、基板G上の有機物を除去する。ウェット洗浄装置42は、例えば不図示のスクラビングブラシを有している。ウェット洗浄装置42は、洗浄液及び当該スクラビングブラシを用いて基板Gを洗浄する。エアナイフ装置43は、例えば不図示のエアナイフ噴射機構を有している。エアナイフ装置43は、エアナイフ噴射機構を用いて基板G上にエアナイフを形成し、基板G上の不純物を除去する。
脱水ベークユニットDHは、スクラバユニットSRの下流に接続されており、基板G上を脱水するユニットである。脱水ベークユニットDHは、加熱装置44、HMDS装置46及び冷却装置45を有している。加熱装置44及びHMDS装置46は、Z方向に重ねられた状態で配置されている。Z方向視で加熱装置44及びHMDS装置46に重なる位置にコンベア機構CV3が設けられており、Z方向視で冷却装置45に重なる位置にコンベア機構CV4が設けられている。加熱装置44及びHMDS装置46と、冷却装置45との間には、基板Gを搬送する搬送機構TR1が設けられている。搬送機構TR1については、例えばローダ・アンローダLUに設けられた搬送機構11と同一の構成とすることができる。
加熱装置44は、例えば基板Gを収容可能なチャンバ内にヒータを有する構成になっている。加熱装置44は、Z方向に例えば複数段配置されている。加熱装置44は、基板Gを所定の温度で加熱する。HMDS装置46は、HMDSガスを基板Gに作用させて疎水化処理を施し、塗布ユニットCTにおいて基板Gに塗布するレジスト膜と基板Gとの密着性を向上させる装置である。冷却装置45は、例えば基板Gを収容可能なチャンバ内に温調機構を有し、基板Gを所定の温度に冷却する。
塗布ユニットCTは、脱水ベークユニットDHの下流に接続されており、基板G上の所定の領域にレジスト膜を形成する。塗布ユニットCTは、塗布装置47、減圧乾燥装置48、周縁部除去装置49を有している。塗布装置47は、基板Gの上面(+Z方向側の面)にレジスト膜を塗布する装置である。塗布装置47としては、例えば回転式塗布装置、ノンスピン式塗布装置、スリットノズル塗布装置などが用いられる。これら各種の塗布装置を交換可能な構成であっても構わない。減圧乾燥装置48は、レジスト膜を塗布した後の基板Gの表面を乾燥させる。周縁部除去装置49は、基板Gの周縁部に塗布されたレジスト膜を除去し、レジスト膜の形状を整える装置である。
プリベークユニットPRは、塗布ユニットCTの下流に接続されており、基板Gにプリベーク処理を行うユニットである。プリベークユニットPRは、加熱装置50及び冷却装置51を有している。加熱装置50に重なる位置にコンベア機構CV5が設けられている。冷却装置51に重なる位置にコンベア機構CV6が設けられている。加熱装置50と冷却装置51とは、搬送機構TR2を挟むようにY方向に沿って配置されている。
現像ユニットDVは、プリベークユニットPRの冷却装置51の−X側に接続されており、露光後の基板Gの現像処理を行う。現像ユニットDVは、現像装置55、リンス装置56及びエアナイフ装置57を有している。現像装置55は、基板Gに現像液を供給して現像処理を行う。リンス装置56は、現像後の基板Gにリンス液を供給し、基板Gを洗浄する。エアナイフ装置57は、基板G上にエアナイフを形成し、基板G上を乾燥させる。現像装置55の+X側にはコンベア機構CV9が設けられており、エアナイフ装置57の−X側には搬送機構TR4が設けられている。
紫外線処理ユニットUVは、例えば、搬送機構TR4の+Y側(基板Gの搬送ラインの側方)に接続されている。紫外線処理ユニットUVは、現像後の基板Gに例えば所定の波長の光を照射する。搬送機構TR4は、エアナイフ装置57からの基板Gを紫外線処理ユニットUVに搬送し、紫外線処理ユニットUVからの基板GをポストベークユニットPBへと搬送する。搬送機構TR4は、基板Gを保持しつつZ方向に昇降可能なロボットアームを有している。
ポストベークユニットPBは、搬送機構TR4の下流側に接続されており、光処理後の基板Gをベークする。ポストベークユニットPBは、加熱装置59及び冷却装置60を有している。加熱装置59と冷却装置60との間には搬送機構TR5が設けられている。搬送機構TR5は、加熱装置59から冷却装置60へ基板Gを搬送する。加熱装置59は、現像後の基板Gにポストベークを行う。冷却装置60は、ポストベーク後の基板Gを冷却する。
インターフェース部IFは、露光装置EXに接続される部分である。インターフェース部IFは、バッファ装置52、搬送機構TR3、コンベア機構CV7、CV8及び周辺露光装置EEを有している。バッファ装置52は、プリベークユニットPRの搬送機構TR2の+X側に配置されている。バッファ装置52の+X側には、搬送機構TR3が設けられている。
バッファ装置52は、基板Gを一時的に待機させておく装置である。バッファ装置52には、基板Gを収容する不図示のチャンバや、当該チャンバ内の温度を調整する温調装置、チャンバ内に収容された基板GのθZ方向の位置を調整する回転制御装置などが設けられている。バッファ装置52のチャンバ内では、基板Gの温度を所定の温度に保持できるようになっている。コンベア機構CV7、CV8は、プリベークユニットPRの冷却装置51をX方向に挟むように配置されている。
(紫外線処理ユニット)
図2(a)は、紫外線処理ユニットUVを−Y方向に見たときの構成を示す図であり、図2(b)は紫外線処理ユニットUVを+Z方向から見た平面図である。図2(a)、(b)に示すように、紫外線処理ユニットUVは、チャンバ80、照射部81、第一基板支持部材82、基板移動部(基板移動機構)83、第二基板支持部材84、気体供給部85、排気部86、および冷却部89を有している。なお、紫外線処理ユニットUVは、照射部81が第一基板支持部材82、第二基板支持部材84、およびチャンバ80から隔離された構造であってもよい。
チャンバ80は、直方体の箱状に形成されており、X方向に長手に形成されている。チャンバ80の+X側には、基板搬入口80aが設けられている。チャンバ80の−X側には、基板搬出口80bが設けられている。本実施形態において、基板Gの搬入は、基板搬入口80aにおいて行われ、基板Gの搬出は基板搬出口80bにおいて行われる。また、チャンバ80には、現像ユニットDVに接続するための接続部80cが設けられている。接続部80cは、チャンバ80を現像ユニットDV側に物理的に接続すると共に、チャンバ80の電気的な配線等を接続させることで、チャンバ80と現像ユニットDVとを電気的にも接続している。
照射部81は、チャンバ80の−Z側に取り付けられている。チャンバ80を+Z方向から見た場合、照射部81は、第一基板支持部材82および第二基板支持部材84間に配置されている。照射部81は、紫外線(例えばi線など)を射出する射出部81aと、保護ガラス81bとを有する。射出部81aは、例えばメタルハライドランプなどから構成される。保護ガラス81bは、射出部81aの光射出面側(+Z面側)に配置されている。なお、照射部81は、射出部81aを複数備えていても良く、この場合、複数の射出部81aは基板Gの搬送方向(X方向)に沿って配置すればよい。
基板搬入口80aから搬入された基板Gは、第一基板支持部材82から基板移動機構83に受け渡された後、該基板移動機構83により第二基板支持部材84へと+X方向に搬送される。
第一基板支持部材82は、ロボットアームに保持された基板Gを受け取る。ロボットアームは、基板搬入口80aを介して基板Gをチャンバ80内に搬入させるようになっている。なお、第一基板支持部材82に対する基板Gの受け渡しは、ロボットアームに限られず、搬送コロを用いてもよい。
第一基板支持部材82は、Z方向に移動可能に設けられている。第一基板支持部材82の+Z側には、複数(例えば、6本)の支持ピン82aが設けられている。支持ピン82aは、Z方向に延びており、基板Gの−Z側の基板面を支持する。第一基板支持部材82は、不図示の駆動装置によってZ方向に移動可能(昇降可能)に設けられている。または、支持ピン82aが不図示の駆動装置によってZ方向に伸縮可能に設けられている。上記構成では、支持ピン82aが基板Gを支持した状態で第一基板支持部材82がZ方向に移動することで、基板GがZ方向に搬送される。または、支持ピン82aが基板Gを支持した状態でZ方向に伸縮することで、基板GがZ方向に搬送される。
図3は基板移動機構83の要部構成を示す図であり、図3(a)は基板移動機構83の拡大平面図であり、図3(b)は基板移動機構83における図3(a)のA−A線矢視による拡大断面図である。
図3(a)に示されるように、基板移動機構83は、基板Gを保持する保持部材183と、該保持部材183をX方向に沿って移動させる移動装置181と、を有する。
保持部材183は、チャンバ80に搬入された基板Gを保持するためのものであり、例えばアルミニウムなど熱伝導性が高く剛性に優れた金属を用いて形成される。保持部材183は、+Z方向視で外形が矩形状であり、上記の支持ピン82aを通過させるための開口部183Aが形成されている。保持部材183は、開口部183Aにより、基板Gを載置するための載置面183aが+Z方向視の平面形状が略枠状となっている。保持部材183の当該載置面183aは、XY平面に平行に形成されている。
保持部材183の載置面183aには、基板Gを吸着保持する吸着部186が設けられている。吸着部186は、基板Gの外周縁部の裏面を真空吸着する。吸着部186は、載置面183aに形成された複数の貫通孔186aと、該貫通孔186aの下面側に接続された吸引装置186bとを含む。複数の貫通孔186aは、載置面183aにおいて千鳥状に形成されている。これにより、載置面183aは、基板Gを吸着する吸着口として機能する複数の貫通孔186aが密に配置されるため、基板Gを安定して保持することが可能である。
保持部材183は、開口部183Aの略中央に、基板Gの幅方向(Y方向)に延びる棒状の支持部185を有している。この支持部185は、基板Gの下面を支持することで該基板Gの撓みを防止するためのものである。なお、本実施形態において、保持部材183が支持部185を有する場合を例に挙げたが、保持部材183は支持部185を有していなくてもよい。また、支持部185は、開口部183Aの中央に設けられていたが、中央以外の場所に設けられていてもよい。また、保持部材183の紫外線が照射される側には、例えば、遮熱カバーを設けるようにしてもよい。このようにすれば、保持部材183を紫外線照射時の熱から守ることができる。
このような構成に基づき、保持部材183は基板Gの外周縁部の四辺を保持するので、基板Gに生じる撓みを抑制している。また、保持部材183は、開口部183Aにより基板Gの下面を露出させた状態で保持するため、基板Gに照射される紫外線を遮ることが無い。よって、照射部81は、開口部183Aを介して基板Gの下面側から該基板Gに対して紫外線を良好に照射することができる。
保持部材183は、図3(a)、(b)に示すように、取付部材187を介して移動装置181に連結されている。移動装置181は、チャンバ80内において、例えば、+X方向に沿って配置された一対のレール機構から構成されている。取付部材187は、+Z方向から見て、保持部材183のX方向に沿う各辺のそれぞれに2個ずつ設けられている。
移動装置181は、保持部材183の取付部材187を保持して、チャンバ80内において取付部材187をX方向に沿って移動させる。保持部材183は、チャンバ80内において、基板Gの姿勢を水平面(XY平面)に平行に保持したまま、第一基板支持部材82から光照射部61の間、および光照射部61から第二基板支持部材84の間を移動する。
このような構成に基づき、基板移動機構83は、第一基板支持部材82で受け取った基板Gを照射部81に搬送し、該照射部81により紫外線が照射された基板Gを第二基板支持部材84まで搬送する。これにより、基板Gの全域に対して紫外線が照射されるようになる。
第二基板支持部材84は、基板Gをロボットアームに受け渡す。ロボットアームは、基板搬出口80bを介して基板Gをチャンバ80外に搬出させる。
第二基板支持部材84は、第一基板支持部材82と同様の構成を有している。具体的に、第二基板支持部材84は、Z方向に移動可能に設けられている。第二基板支持部材84の+Z側には、複数(例えば、6本)の支持ピン84aが設けられている。支持ピン84aは、Z方向に延びており、基板Gの−Z側の基板面を支持する。第二基板支持部材84は、不図示の駆動装置によってZ方向に移動可能(昇降可能)に設けられている。または、支持ピン84aが不図示の駆動装置によってZ方向に伸縮可能に設けられている。上記構成では、支持ピン84aが基板Gを支持した状態で第二基板支持部材84がZ方向に移動することで、基板GがZ方向に搬送される。または、支持ピン84aが基板Gを支持した状態でZ方向に伸縮することで、基板GがZ方向に搬送される。
基板搬入口80aから搬入された基板Gは、第一基板支持部材82から基板移動機構83に受け渡された後、該基板移動機構83により第二基板支持部材84へと+X方向に搬送される。
気体供給部85は、チャンバ80内に窒素ガスなどの不活性ガスや他のガスを供給する。気体供給部85は、気体供給源85aと、ダクト85bと、フィルタ85cとを有している。気体供給部85は、第一基板支持部材82および第二基板支持部材84に対してそれぞれ配置されている。
フィルタ85cは、気体供給源85aからダクト85bを介してチャンバ80内に噴出される気体中の異物(例えば、埃、異物)を捕捉するためのものであり、例えば、HEPAフィルタから構成される。これにより、気体供給部85は、基板Gに異物を付着させることなくチャンバ80内に気体を供給することが可能となっている。また、第二基板支持部材84に対向して配置された気体供給部85は、紫外線照射により温度が上昇した基板Gの表面にガスを供給することで該基板Gを冷却することが可能である。そのため、気体供給部85は、少なくとも第二基板支持部材84に対向して配置するのが好ましい。
排気部86は、チャンバ80内の気体をチャンバ80の外部に排出する。気体供給部85によってチャンバ80内に気体を供給しつつ、排気部86からチャンバ80内の気体を排気することにより、チャンバ80内には清浄な気体を循環させることが可能となる。なお、排気部86から排気された気体を清浄化し、再度気体供給部85に戻す構成としてもよい。なお、排気部86は第一基板支持部材82および第二基板支持部材84に対してそれぞれ配置されていてもよい。
冷却部89は、照射部81と基板Gの裏面との間に空気を送り込むことで紫外線照射による該基板Gの温度上昇を抑制する。冷却部89は、スリット状に空気を噴出する噴出口89aを有する。
(基板処理装置の製造方法)
上記基板処理装置SPAは、基板Gの搬送ラインの側方から紫外線処理ユニットUVを接続させることにより、容易に製造することができる。この場合、チャンバ80の接続部80cを現像ユニットDV側に接続することで、紫外線処理ユニットUVと現像ユニットDV側との間を物理的に、かつ、電気的に接続することが可能となる。
(基板処理方法、紫外線照射方法)
続いて、上述のように構成された基板処理装置SPAを用いる基板処理方法を説明する。
まず、基板Gが収容されたカセットCをローダ・アンローダLUのカセット待機部10にロードする。カセットC内の基板Gは、搬送機構11を介してスクラバユニットSRへ搬送される。
スクラバユニットSRに搬送された基板Gは、コンベア機構CV1を介してドライ洗浄装置41へ搬送される。この基板Gは、ドライ洗浄装置41、ウェット洗浄装置42及びエアナイフ装置43と順に処理される。エアナイフ装置43から搬出された基板Gは、コンベア機構CV2を介して脱水ベークユニットDHへと搬送される。
脱水ベークユニットDHでは、まず加熱装置44によって基板Gの加熱処理が行われる。加熱後の基板Gは、例えばZ方向に搬送され、HMDS装置46においてHMDSガスによる処理が行われる。HMDS処理後の基板Gは、搬送機構TR1によって冷却装置45に搬送され、冷却処理が行われる。冷却処理後の基板Gは、コンベア機構CV4によって塗布ユニットCTに搬送される。
その後、基板Gは塗布ユニットCTにおいてレジスト膜の塗布処理が行われる。塗布処理後の基板GはプリベークユニットPRに搬送され、加熱装置50においてプリベーク処理が行われ、冷却装置51において冷却処理が行われる。プリベークユニットPRでの処理を完了させた基板Gは、搬送機構TR2によってインターフェース部IFに搬送される。
インターフェース部IFでは、例えばバッファ装置52において温度調整が行われた後、周辺露光装置EEにおいて周辺露光が行われる。周辺露光の後、基板Gは、搬送機構TR3によって露光装置EXに搬送され、露光処理が行われる。露光処理後の基板Gは、加熱処理及び冷却処理が行われた後、現像ユニットDVに搬送される。
現像ユニットDVにおいて、基板Gには現像処理、リンス処理及び乾燥処理が順に行われる。乾燥処理の後、コンベア機構CV10によって基板Gは紫外線処理ユニットUVへと搬送される。
紫外線処理ユニットUVは、まず基板Gを保持するロボットアームを基板搬入口80aからチャンバ80の内部に搬入させる。このとき、基板移動機構83の保持部材183は、基板搬入位置(第一基板支持部材82と平面視で対向する位置)に移動している。
図4、5は紫外線処理ユニットUVによる紫外線照射処理を説明するための図である。
チャンバ80の内部において、支持ピン82aの+Z側の先端が基板Gの底面(−Z側の面)を受けるように第一基板支持部材82が+Z方向に移動するとともに、ロボットアームは基板搬入口80aよりチャンバ80内から退避する。このとき、支持ピン82aは、保持部材183の開口部183Aを挿通するため、基板Gは、図4(a)に示すように、支持ピン82aに受け渡される。また、気体供給部85はチャンバ80内に気体を供給させると共に、排気部86は気体を排気させることでチャンバ80内に気体を循環させる。
次に、図4(b)に示すように、第一基板支持部材82は、支持ピン82aの+Z側の先端を下降させ、支持ピン82aの先端を保持部材183の開口部183Aを挿通した状態から開口部183Aの下方に退避させる。この動作により、基板Gが保持部材183上に載置される。吸着部186は、吸引装置186bを駆動させ、載置面183aに形成された複数の貫通孔186aにより基板Gの裏面を吸着する。これにより、基板Gは、保持部材183により外周縁部が良好に保持されたものとなる。
次に、基板移動機構83は、移動装置181により、保持部材183を+X方向に移動させる。これにより、保持部材183は、照射部81側に向かって移動する。
このとき、紫外線処理ユニットUVは、移動装置181により基板Gを+X方向に移動させると共に、照射部81を作動させ、基板Gの下面側から基板Gに対して紫外線Lを照射させる。照射部81から射出された紫外線Lは、図5(a)に示すように、基板Gに対して下方から照射される。紫外線Lの照射は、基板Gの全体が照射部81を+X方向に通り過ぎるまで行われる。
また、冷却部89は、照射部81からの紫外線照射に合わせて、噴出口89aから照射部81と基板Gの裏面との間にスリット状に空気を送り込む。これにより、基板Gは、紫外線照射による温度上昇が抑制される。
本実施形態において、基板Gは保持部材183に良好に保持されるため、撓みの発生が抑制されている。保持部材183は、基板Gの裏面を吸着保持している。そのため、保持部材183が基板Gの外周縁部のみを保持する構成であっても、基板Gが撓んだり割れたりすること無く安定して保持することができる。
また、基板Gを保持する保持部材183は、図2、3に示したように、開口部183Aを介して該基板Gの下面を露出させている。そのため、保持部材183は、照射部81から射出された紫外線Lを遮ることが無い。よって、照射部81から射出された紫外線Lは、開口部183Aを介して基板Gに良好に照射される。本実施形態において、基板Gは、光透過性を有するガラス基板から構成されている。基板Gの下面側に入射した紫外線Lは、該基板Gを透過して表面(上面)に塗布されたレジスト膜に良好に照射される。よって、基板Gの上面に塗布されたレジスト膜の全域に亘って光照射処理(キュア処理)を良好に行うことができる。
紫外線照射が完了した後、紫外線処理ユニットUVは、照射部81の作動を停止させ、基板Gを第二基板支持部材84の直上に搬送する。
このとき、図5(b)に示すように、第二基板支持部材84は、支持ピン84aの+Z側の先端が基板Gの底面(−Z側の面)を受けるように+Z方向に移動する。なお、吸着部186は、第二基板支持部材84の動作に先立ち、吸引装置186bの作動を停止し、載置面183aに形成された複数の貫通孔186aによる基板Gの吸着を解除する。
これにより、保持部材183による基板Gの保持状態が解除されるので、支持ピン84aは+Z側の先端が保持部材183の開口部183Aを挿通することで基板Gを持ち上げて保持部材183から離間させることができる。
次に、不図示のロボットアームは、基板搬出口80bからチャンバ80の内部に移動し、支持ピン84aに保持された基板Gを該支持ピン84aから持ち上げるとともに、ロボットアームは基板搬出口80bよりチャンバ80の外部(紫外線処理ユニットUVの外部)へ搬出する。これにより、基板Gは、支持ピン84aからロボットアームに受け渡される。続いて、第二基板支持部材84は、支持ピン84aの先端を−Z側に移動させることで開口部183Aに挿通して保持部材183の下方に退避させる。
次に、基板Gは加熱装置59においてポストベーク処理が行われ、冷却装置60において冷却される。冷却処理後、基板Gは搬送機構11を介してカセットCに収容される。このようにして、基板Gに対して塗布処理、露光処理及び現像処理の一連の処理が行われることとなる。
以上のように、本実施形態によれば、紫外線処理ユニットUVにおいて保持部材183が基板Gの下面における外周縁部の四辺を保持することとしたので、基板Gに生じる撓みを抑制することができる。そのため、本発明は、特に撓みが生じ易くなる大型の基板Gを用いる場合に特に有効である。また、保持部材183は、開口部183Aが形成されることで枠状となっているため、基板Gに照射された紫外線を遮ることが無く、基板Gに対する紫外線照射処理を良好に行うことができる。これにより、基板G上に塗布されたレジスト膜に対する光照射処理(キュア処理)を良好に行うことができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態を説明する。なお、上記実施形態と共通の構成および部材については同じ符号を付し、その詳細な説明については省略する。
図6は、本実施形態に係る紫外線処理ユニットUV1の構成を示す図である。
図6に示すように、紫外線処理ユニットUV1は、チャンバ80、照射部81、第一ステージ182、基板移動機構283、第二ステージ184、気体供給部85、排気部86、および冷却部89を有している。
図7は、基板移動機構283の概略構成を示す図であり、図7(a)は基板移動機構283を+Z方向から見た平面図であり、図7(b)は基板移動機構283における図7(a)のB−B線矢視による拡大断面図である。また、図7においては、基板移動機構283が第一ステージ182または第二ステージ184の直上に位置する場合を図示した。
図6に示すように、第一ステージ182は、ロボットアームに保持された基板Gを受け取る。ロボットアームは、基板搬入口80aを介して基板Gをチャンバ80内に搬入させる。第二ステージ184は、基板Gをロボットアームに受け渡す。ロボットアームは、基板搬出口80bを介して基板Gをチャンバ80外に搬出させる。
ここで、図6に加え、図7を参照して第一ステージ182の構成について説明するが、第一ステージ182と同一構成の第二ステージ184についても共通である。
第一ステージ182および第二ステージ184は、Z方向に移動可能に設けられている。第一ステージ182は、図6に示すように、複数のコロ182aと、該コロ182aを駆動する駆動部182bとを含む。コロ182aは、X方向に沿って、例えば三列に並んで配置されている。
同様に、第二ステージ184は、Z方向に移動可能に設けられており、複数のコロ184aと、該コロ184aを駆動する駆動部184bとを含む。コロ184aは、X方向に沿って、例えば三列に並んで配置されている。
図7に示すように、第一列L1に沿って並んだコロ182aおよびコロ184aは、基板搬入口80aを介してチャンバ80内に搬入された基板GのY方向に沿う幅の+Y側の辺を支持する。第二列L2に沿って並んだコロ182aおよびコロ184aは、基板GのY方向に沿う幅の中央の辺を支持する。第三列L3に沿って並んだコロ182aおよびコロ184aは、基板GのY方向に沿う幅の−Y側の辺を支持する。なお、第一列L1、第二列L2、および第三列L3において、複数のコロ182aおよびコロ184aは、それぞれ同一ピッチで配置されている。
駆動部182bは、コロ182aをY軸回りに回転駆動させることで基板Gをロボットアームから受け取ることでチャンバ80の内部に該基板Gを搬入することが可能である。また、駆動部182bは、複数のコロ182aを一体的にZ方向に沿って昇降することで、ロボットアームからの基板Gの受け取り位置と、後述のような基板移動機構283に対する基板Gの受け渡し位置との間を移動可能である。複数のコロ182aは、保持部材383と接触することなく、Z方向に沿って移動可能とされている。
駆動部184bは、コロ184aをY軸回りに回転駆動させることで基板Gをチャンバ80外に引き出すことでロボットアームに基板を受け渡すことが可能である。また、駆動部184bは、複数のコロ184aを一体的にZ方向に沿って昇降することで、基板移動機構283からの基板Gの受け取り位置と、後述のようなロボットアームに対する基板Gの受け渡し位置との間を移動可能である。複数のコロ184aは、保持部材383と接触することなく、Z方向に沿って移動可能とされている。
基板移動機構283は、図7に示すように、基板Gを保持する保持部材383と、該保持部材383をX方向に沿って移動させる移動装置381と、を有する。
本実施形態において、保持部材383は、+Z方向視で外形が略矩形状である。具体的に、保持部材383は、基板Gの搬送方向であるX方向(第一方向)に直交(交差)するY方向(第二方向)に沿う辺のうち+X側の辺が開放されている。保持部材383は、基板Gの下面における外周縁部の少なくとも三辺を保持する。保持部材383は、基板Gを載置するための載置面383aを有し、該載置面383aはXY平面に平行に形成されている。
保持部材383は、X方向に沿う一対の載置面383aがそれぞれ櫛歯部385を構成する。櫛歯部385は、+Z方向からの平面形状が櫛歯状を呈しており、複数の歯385aが所定の隙間385bを介して配置されている。隙間385bが配置されるピッチは、上記コロ182a、184aが配置されるピッチと同じであり、各隙間385bの大きさはコロ182a、184aの外径よりも少なくとも同等、あるいは僅かに大きく設定されている。
一対の櫛歯部385のうち+Y方向側のものは、第一ステージ182の駆動部182bにより上下動する第一列L1に沿って並んだ複数のコロ182aおよび第二ステージ184の駆動部184bにより上下動する第一列L1に沿って並んだ複数のコロ184aをそれぞれ隙間385bに挿通可能である。
また、一対の櫛歯部385のうち−Y方向側のものは、第一ステージ182の駆動部182bにより上下動する第三列L3に沿って並んだ複数のコロ182aをそれぞれ隙間385bに挿通可能である。
なお、第一ステージ182の駆動部182bにより上下動する第二列L2に沿って並んだ複数のコロ182aは、保持部材383に接触することなく、該保持部材383の内側を挿通可能である。
上記載置面383aには、基板Gを吸着保持する吸着部386が設けられている。吸着部386は、基板Gの外周縁部の裏面を真空吸着する。吸着部386は、載置面383aに形成された複数の貫通孔386aと、該貫通孔386aの下面側に接続された吸引装置386bとを含む。複数の貫通孔386aは、載置面383aにおいて千鳥状に形成されている。これにより、載置面383aは、基板Gを吸着する吸着口として機能する複数の貫通孔386aが密に配置されるため、基板Gを安定して保持することが可能である。
このような構成に基づき、基板移動機構283は、第一ステージ182から受け取った基板Gを照射部81に搬送し、該照射部81により紫外線が照射された基板Gを第二ステージ184まで搬送する。これにより、基板Gは、その全域に対して紫外線が照射されるようになっている。
次に、上記のように構成された紫外線処理ユニットUV1の動作を説明する。
紫外線処理ユニットUV1は、まず基板Gを保持したロボットアームを基板搬入口80aからチャンバ80の内部に搬入させる。このとき、基板移動機構283の保持部材383は、基板搬入位置(第一ステージ182と平面視で対向する位置)に移動している。
図8、9は紫外線処理ユニットUV1による紫外線照射処理を説明するための図である。
チャンバ80の内部において、第一ステージ182は、駆動部182bにより、複数のコロ182aを基板Gの受け取り位置に移動する。このとき、図8(a)に示すように、第一列L1および第二列L2に沿って並んだ複数のコロ182aは上方に移動することで保持部材383の載置面383aが構成する櫛歯部385の隙間385bを通り抜ける。また、同様に、第二列L2に沿って並んだ複数のコロ182aは上方に移動することで保持部材383の内側を通り抜ける。また、コロ182aの移動に伴って+Z方向に移動した駆動部182bは、保持部材383の内側を通り抜ける。
第一ステージ182は、ロボットアームに保持された基板Gの裏面に複数のコロ182aの一部が接触させた後、駆動部182bによりコロ182aを回転させる。これにより、コロ182aは、ロボットアームから基板Gを受け取ることでチャンバ80の内部に該基板Gを搬入させる。また、気体供給部85はチャンバ80内に気体を供給させると共に、排気部86は気体を排気させることでチャンバ80内に気体を循環させる。
次に、図8(b)に示すように、第一ステージ182は、駆動部182bによりコロ182aを下方に移動し、コロ182aとともに基板Gを下方に移動させる。このとき、下方に移動する第一列L1および第二列L2に沿って並んだ複数のコロ182aは、載置面383aが構成する櫛歯部385の隙間385bを通り抜ける。また、下方に移動する第二列L2に沿って並んだ複数のコロ182aは、保持部材383の内側を通り抜ける。
この動作により、基板Gが保持部材383上に載置される。
基板Gが保持部材383に載置されたタイミングに合わせて、吸着部386は、吸引装置386bを駆動させ、載置面383aに形成された複数の貫通孔386aにより基板Gの裏面を吸着する。これにより、基板Gは、保持部材383により外周縁部が良好に保持されたものとなる。
次に、紫外線処理ユニットUV1は、基板移動機構283の移動装置381により、保持部材387を照射部81側に移動させると共に、照射部81を作動させ、基板Gの下面側から基板Gに対して紫外線Lを照射させる。照射部81から射出された紫外線Lは、図9(a)に示されるように基板Gに対して下方から照射される。紫外線Lの照射は、基板Gの全体が照射部81を+X方向に通り過ぎるまで行われる。
また、冷却部89は、照射部81からの紫外線照射に合わせて、噴出口89aから照射部81と基板Gの裏面との間にスリット状に空気を送り込む。これにより、基板Gは、紫外線照射による温度上昇が抑制される。
本実施形態において、基板Gは保持部材383に良好に保持されるため、撓みの発生が抑制されている。保持部材383は、基板Gの裏面を吸着保持している。そのため、保持部材383が基板Gの外周縁部の三辺のみを保持する構成であっても、基板Gが撓んだり割れたりすること無く安定して保持することができる。
また、保持部材383は、基板Gの下面を露出した状態に保持するため、照射部81から射出された紫外線Lを遮ることが無い。よって、照射部81から射出された紫外線Lは、基板Gの裏面側から表面側に向かって透過し、表面(上面)に塗布されたレジスト膜に良好に照射される。よって、基板Gの上面に塗布されたレジスト膜の全域に亘って光照射処理(キュア処理)を良好に行うことができる。
紫外線照射が完了した後、紫外線処理ユニットUV1は、照射部81の作動を停止させ、基板Gを第二ステージ184の直上に搬送する。
このとき、図9(b)に示すように、第二ステージ184は、駆動部184bにより、複数のコロ184aを基板Gの受け渡し位置に移動させる。第一列L1および第二列L2に沿って並んだ複数のコロ184aは、上方に移動して保持部材383(櫛歯部385)の隙間385bを通り抜ける。また、第二列L2に沿って並んだ複数のコロ184aは、上方に移動して保持部材383の内側を通り抜ける。なお、吸着部386は、第二ステージ184の動作に先立ち、吸引装置386bの作動を停止し、載置面383aに形成された複数の貫通孔386aによる基板Gの吸着を解除する。
これにより、保持部材383による基板Gの保持状態が解除されるので、コロ184aは保持部材383を挿通した際に、基板Gを保持部材383から持ち上げて離間させることができる。
次に、不図示のロボットアームは、基板搬出口80bからチャンバ80の内部に移動し、コロ184aから基板Gを受け取る。具体的に、第二ステージ184は、コロ184aに載置された基板Gの裏面と、ロボットアームの基板Gの保持面(上面)とが同じ高さになるまでコロ184aを上方に移動させた後、コロ184aを回転させることで基板Gをロボットアームに向けて送り出す。これにより、基板Gは、コロ184aからロボットアームに受け渡される。ロボットアームは基板搬出口80bよりチャンバ80の外部(紫外線処理ユニットUVの外部)へ搬出する。なお、ロボットアームは、基板搬出口80bからチャンバ80の内部に移動し、基板Gの受け渡し位置で待機していてもよい。
基板Gの搬出後、第二ステージ184は、駆動部184bにより、複数のコロ184aを下方に移動させる。このとき、第一列L1および第二列L2に沿って並んだ複数のコロ184aは、下方に移動して保持部材383(櫛歯部385)の隙間385bを通り抜ける。また、第二列L2に沿って並んだ複数のコロ184aは、下方に移動して保持部材383の内側を通り抜ける。
保持部材383は、第一ステージ182から次の基板Gを受け取るべく、+X方向に移動する。
本実施形態において、第一ステージ182は、保持部材383が到達するのを待たずに、コロ182aを上方に移動し、ロボットアームとの基板Gの受け渡し動作を開始している。ここで、コロ182aは上方にあるため、保持部材383の移動経路上に駆動部182aが存在している(図9(a)参照)。
本実施形態において、保持部材383は、+X側の辺が開放されているため、保持部材383は駆動部182bと接触することなく、コロ182aの直下に戻ることが可能である。
以上述べたように、本実施形態によれば、第一ステージ部182が保持部材383の到着を待たずに、コロ182aに対する基板Gの搬入動作を開始することができる。よって、基板搬入口80aを介してチャンバ80に搬入した基板Gを照射部81のもとに順次搬送することができる。したがって、紫外線処理ユニットUVは、基板Gの搬入動作、基板Gの光照射処理(キュア処理)、および基板Gの搬出動作を短いタクトで行うことができる。
また、本実施形態によれば、紫外線処理ユニットUV1において保持部材383が基板Gの下面における外周縁部の少なくとも三辺を保持することとしたので、基板Gに生じる撓みを抑制することができる。また、保持部材383は基板Gの裏面を露出させた状態に保持する枠状であるため、基板Gに照射された紫外線を遮ることが無く、基板Gに対する紫外線照射処理を良好に行うことができる。これにより、基板G上に塗布されたレジスト膜に対する光照射処理(キュア処理)を良好に行うことができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態では、照射部81が基板Gの下面側にのみ配置される場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、照射部81が基板Gの上面側にも配置されていてもよい。これにより、基板Gの両面側から紫外線が照射されるので、基板Gに塗布されるレジストの状態を更に良好にすることができる。
また、上記実施形態では、基板Gの上面側のみにレジスト膜が塗布される場合を例に挙げたが、基板Gの両面にレジスト膜が形成されていても良く、上述のようい基板Gの両面側から紫外線が照射することで紫外線照射処理を良好に行うことができる。
また、上記実施形態では、X方向において、チャンバ80の+X方向側の面に基板搬入口80aが設けられ、チャンバ80の−X方向側の面に基板搬出口80bが設けられる構成を例に挙げたが、チャンバ80の+X方向側或いは−X方向側の面のいずれか一方に基板搬入口80aおよび基板搬出口80bが設けられていても良い。
また、上記実施形態においては、現像ユニットDV及びポストベークユニットPB間で基板Gの受け渡しを行う搬送機構TR4の側方(すなわち、基板Gの搬送ラインの側方)にチャンバ80を含む紫外線処理ユニットUVが接続された場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られることは無い。例えば、紫外線処理ユニットUVが現像ユニットDVの上面(+Z側)あるいは下面(−Z側)に配置されてもよい。
また、紫外線処理ユニットUVは、現像ユニットDVの上面のみならず、例えば、例えば、塗布ユニットCTやポストベークユニット等といった他のユニット(関連装置)の上面に配置されていてもよい。
このように紫外線処理ユニットUVが現像ユニットDVあるいは他のユニットの上面に配置された基板処理装置は、既存のラインを有する装置のうち現像ユニットDVあるいは他のユニットの上面に、チャンバ80を含む紫外線処理ユニットUVを接続させることにより、容易に製造することができる。この場合、チャンバ80の接続部80cを現像ユニットDVあるいは他のユニット側に接続することで、紫外線処理ユニットUVと現像ユニットDVあるいは他のユニット側との間を物理的に、かつ、電気的に接続することができる。
また、紫外線処理ユニットUVは、現像ユニットDVの上流側(+X側)に配置されていてもよい。すなわち、紫外線処理後の基板Gについて現像処理を行う装置構成であってもよい。
また、図7では、保持部材383として、Y方向に沿う辺のうち+X側の辺が開放された場合を例に挙げたが、−X側が解放された構成であっても良い。この構成によれば、保持部材383は、−X側の辺が開放されているため、駆動部184bと接触することなく、第一ステージ182側に戻ることが可能となる。すなわち、保持部材383が第二ステージ184(コロ184aおよび駆動部184b)に基板Gを受け渡した後、該第二ステージ184におけるロボットアームへの基板受け取し動作が完了するのを待たずに、保持部材383を第一ステージ182側に戻すことができる。よって、基板搬入口80aを介してチャンバ80に搬入される基板Gを順次受け取って、照射部81のもとに搬送することができる。したがって、紫外線処理ユニットUVは、基板Gの搬入動作、基板Gの光照射処理(キュア処理)、および基板Gの搬出動作を短いタクトで行うことができる。
UV、UV1…紫外線処理ユニット(紫外線処理装置、紫外線照射装置)、SPA…基板処理装置、G…基板、L…紫外線、47…塗布装置、55…現像装置、81…照射部、83、283…基板移動機構、89a…噴出口(基体噴出口)、183、383…保持部材、186a、386a…貫通孔(吸着口)、385…櫛歯部、385a…歯、385b…隙間。

Claims (10)

  1. 矩形状の基板を保持した状態で第一方向に移動する基板移動機構と、
    前記基板移動機構によって前記第一方向に移動する前記基板の下面に紫外線を照射する照射部と、を備え、
    前記基板移動機構は、前記基板の下面における外周縁部の少なくとも三辺を保持する枠状の保持部材を有する
    ことを特徴とする紫外線照射装置。
  2. 前記保持部材は、前記基板を吸着保持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
  3. 前記保持部材は、千鳥状に配置された複数の吸着口を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の紫外線照射装置。
  4. 前記保持部材は、前記第一方向と交差する第二方向に沿う一辺が開口された枠状からなる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。
  5. 前記保持部材は、前記第一方向に沿った前記基板の前記外周縁部を保持する櫛歯部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。
  6. 前記櫛歯部は、前記保持部材に対して前記基板を受け渡す搬送用コロを、各歯の隙間に挿通可能である
    ことを特徴とする請求項5に記載の紫外線照射装置。
  7. 前記紫外線が照射される前記基板の下部に気体を噴射するスリット状の気体噴出口をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。
  8. 矩形状の基板を保持した状態で第一方向に移動する前記基板の下面に紫外線を照射する紫外線照射ステップを備え、
    前記紫外線照射ステップでは、請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の紫外線照射装置が用いられる
    ことを特徴とする紫外線照射方法。
  9. 基板に処理膜の塗布処理を行う塗布装置と、
    前記基板に塗布された前記処理膜の現像処理を行う現像装置と、
    前記塗布処理、前記現像処理及び紫外線照射処理の関連処理を行う関連装置と、を備え、前記塗布装置、前記現像装置及び前記関連装置の間で直列的に前記基板を搬送する基板搬送ラインが形成された基板処理装置であって、
    前記現像装置よりも下流側に配置される前記関連装置の一部に前記基板搬送ラインの側方から接続され、現像後の前記処理膜に紫外線照射処理を行う紫外線処理装置と、
    前記基板搬送ラインと前記紫外線処理装置との間で前記基板の受け渡しを行う基板搬送装置と
    をさらに備え、
    前記紫外線処理装置として、請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の紫外線照射装置が用いられている
    ことを特徴とする基板処理装置。
  10. 基板に処理膜の塗布処理を行う塗布装置と、
    前記基板に塗布された前記処理膜の現像処理を行う現像装置と、
    前記塗布処理、前記現像処理及び紫外線照射処理の関連処理を行う関連装置と、を備え、前記塗布装置、前記現像装置及び前記関連装置の間で直列的に前記基板を搬送する基板搬送ラインが形成された基板処理装置の製造方法であって、
    現像後の前記処理膜に紫外線照射処理を行う紫外線処理装置を、前記現像装置よりも下流側に配置される前記関連装置の一部に前記基板搬送ラインの側方から接続する工程を有し、
    前記紫外線処理装置として、請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の紫外線照射装置を用いる
    ことを特徴とする基板処理装置の製造方法。
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