JP2003218007A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置及び基板処理方法

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JP2003218007A
JP2003218007A JP2002013236A JP2002013236A JP2003218007A JP 2003218007 A JP2003218007 A JP 2003218007A JP 2002013236 A JP2002013236 A JP 2002013236A JP 2002013236 A JP2002013236 A JP 2002013236A JP 2003218007 A JP2003218007 A JP 2003218007A
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substrate processing
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/027Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光装置に悪影響を与えずに基板周縁部のレ
ジスト膜を除去できる基板処理装置及び基板処理方法を
提供すること。 【解決手段】 (a)に示すように、移動機構94によ
り溶剤ノズル95からシンナを吐出しながら基板Gの各
辺に沿って、例えば2往復又は3往復程度移動させるこ
とにより、基板Gの周縁部のみのレジスト膜70を取り
除き、アドヒージョン処理が行われた際に形成されたH
MDSガスによる処理膜80を露出させる。次に、
(b)に示すように、光ファイバー81により紫外線を
照射しながら基板Gの各辺に沿って、例えば2往復又は
3往復程度移動させることにより、基板Gの周縁部のみ
に露出した処理膜80を除去する。これにより、基板G
周縁部に露出した処理膜80からアミン系ガスを発生さ
せることがないので露光装置における露光レンズやミラ
ー、その他の機器類を白濁させることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示デバイス
等に使用されるガラス基板に形成された処理膜等を除去
する基板処理装置及び基板処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LCD(Liquid Crystal Display:LC
D)等の製造工程においては、被処理体であるLCD用
のガラス基板上にITO(Indium Tin Oxide)の薄膜や
電極パターンを形成するために、半導体デバイスの製造
に用いられるものと同様のフォトリソグラフィ技術が利
用される。フォトリソグラフィ技術では、フォトレジス
トをガラス基板に塗布し、これを露光し、さらに現像す
る。
【0003】また、これらレジスト塗布、露光及び現像
の各工程の前後においては、所定の加熱処理や冷却処理
を行っており、特に、レジストの塗布処理の前工程にお
いては、アドヒージョン処理を行っている。このアドヒ
ージョン処理とは、ガラス基板とレジスト膜との密着性
を向上させるために、ガラス基板にアンモニア系のガス
(一般にはHMDSガスが使用されている。)を蒸気状
にして塗布している。
【0004】そして、このアドヒージョン処理後レジス
ト膜が塗布されるが、後にパーティクルの発生を防止す
るために、レジスト膜塗布処理後にガラス基板の周縁部
に塗布された余分なレジスト膜をシンナ等の溶剤により
除去している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この周
縁部のレジスト除去処理がなされた後、ガラス基板は露
光装置に搬送されて露光処理されるが、このとき露光装
置における露光レンズやミラー等が白濁するといった問
題が発生している。これは、レジスト膜の下に塗布され
たHMDSガスによる膜が、基板周縁部のレジスト膜を
除去した後に当該周縁部に露出し、この部分からHMD
Sガスを構成するアミン系のガス、例えば硫化アンモニ
ウムが発生して、この発生したガスが露光装置のレンズ
やミラー等に付着することが原因と考えられる。このよ
うな問題により、例えば所定の露光量で露光できない
等、露光処理に不具合が生じている。
【0006】以上のような事情に鑑み、本発明の目的
は、露光装置に悪影響を与えずに基板周縁部のレジスト
膜を除去できる基板処理装置及び基板処理方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る基板処理装置は、処理膜とこの処理膜
上に塗布された塗布膜とが形成された基板の基板周縁部
に溶剤を吐出して、該周縁部の塗布膜を除去する塗布膜
除去手段と、前記塗布膜が除去された基板周縁部に露出
した前記処理膜を除去する処理膜除去手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0008】このような構成によれば、塗布膜除去手段
によって塗布膜が除去された後、露出した処理膜が処理
膜除去手段によって除去される。これにより、露光装置
における露光レンズやミラー等が白濁する原因となる、
例えばアドヒージョン処理により形成された処理膜を除
去することができるため、露光装置に悪影響を与えずに
基板周縁部の塗布膜を除去できる。
【0009】塗布膜処理手段として、溶剤ノズルを基板
周縁部に沿って移動させながら溶剤を吐出することによ
り塗布膜を除去することが考えられる。また、処理膜除
去手段として、例えば光ファイバーを基板周縁部に沿っ
て移動させながらこの光ファイバーから光を照射するこ
とにより処理膜を除去することが考えられ、さらに処理
膜にオゾン水を供給することによって当該処理膜を除去
することも考えられる。
【0010】本発明の一の形態によれば、光ファイバー
による光は、前記塗布膜を露光するための露光光の波長
成分を含む光を用いることが好ましい。
【0011】また、塗布膜を除去した後に露出する処理
膜を加熱する加熱手段を有してもよい。このように、光
の照射を行う前に予め処理膜を加熱しておくことによ
り、光照射による処理膜の剥離作用を促進させることが
できる。
【0012】本発明の一の形態によれば、前記塗布膜除
去手段は、前記溶剤を吐出する溶剤ノズルを保持した保
持部材と、前記保持部材を基板の周縁部に沿って移動さ
せる周縁移動機構とを具備し、前記保持部材を前記周縁
移動機構により移動させながら前記溶剤を吐出すること
を特徴とする。このような構成によれば、保持部材を移
動させながら溶剤を吐出することができるため、効率良
く塗布膜及び処理膜を除去することができる。また、保
持部材に光ファイバーが固定されている場合には、保持
部材を移動させながら光を照射することができるため、
効率良く処理膜を除去することができる。
【0013】この光ファイバーの投光面は、一辺が、ほ
ぼ前記露出した処理膜の幅と同じ長さを有する矩形でな
ることが望ましい。これにより、例えば保持部材よる基
板周縁部の1往路の移動のみにより、処理膜が露出した
領域を効率良く除去できる。また、光ファイバーによる
光の照射は、前記塗布膜が塗布された基板面の裏面側か
ら行ってもよい。例えば基板がガラス基板である場合に
は、裏面側から光を照射してもガラス基板の表面側に光
を透過させることができる。
【0014】本発明の一の形態によれば、前記光ファイ
バーと溶剤ノズルとが、前記保持部材の移動方向とほぼ
平行に配置されていることを特徴とする。この場合、保
持部材に前記移動方向と直交する方向に移動させる直交
移動機構を設けることが望ましい。これにより、保持部
材を前記直交方向に移動させ、溶剤ノズル及び光ファイ
バーを処理膜上で、この処理膜の幅方向に移動させるこ
とができるようになる。従って、溶剤ノズル及び光ファ
イバーによって処理膜が除去される範囲が広くなり、的
確に処理膜が除去されることとなる。
【0015】本発明の一の形態によれば、前記光ファイ
バーが前記溶剤ノズルよりも基板の外側に配置されてい
ることを特徴とする。このような構成によれば、保持部
材の基板周縁部に沿った移動のみを行い、基板周縁部の
塗布膜が除去された後に残った塗布膜を光ファイバーに
よる光照射により露光されてしまうことを防止すること
ができる。
【0016】本発明の一の形態によれば、前記保持部材
を前記移動方向と直交する方向に移動させる直交方向移
動機構を更に具備し、保持部材を前記周縁移動機構及び
直交方向移動機構によって交互に移動させつつ、前記周
縁部の塗布膜を除去するとともに、順次露出されていく
処理膜を除去することを特徴とする。このように、光フ
ァイバーが後追いで溶剤吐出により順じ露出されていく
処理膜を除去していくことにより、光ファイバーによっ
て処理膜が除去される範囲が広くなり、的確に処理膜が
除去されることとなり、塗布膜及び処理膜を効率的かつ
迅速に除去することができる。
【0017】本発明の一の形態によれば、前記光ファイ
バーの投光面に向けて洗浄液を噴出する洗浄ノズルを更
に具備することを特徴とする。光が照射されることによ
りガス化した処理膜が光ファイバーの投光面に付着し当
該光ファイバーの投光面を白濁させると、光ファイバー
の投光面のその付着物によって、基板に一定した光照射
が得られなくなる可能性が考えられる。本発明では、光
ファイバーの投光面の白濁を洗浄液で洗浄することによ
り、かかる事態を回避することができる。また、本発明
の洗浄ノズルは保持部材と一体的に移動できるように、
保持部材に取り付けられていることもできる。
【0018】本発明の一の形態によれば、前記処理膜を
除去する際に当該処理膜から発生するガスを排出する手
段を更に具備することを特徴とする。このような構成に
よれば、光照射によってガス化した処理膜を排気するこ
とができる。これにより、上述した光ファイバーの投光
面の白濁を防止することができ、又、装置や機器類の汚
染を防止することができる。また、この排出する手段を
設けることにより、当該洗浄の際に飛散する洗浄液を、
除去された塗布膜や処理膜、この処理膜からの発生ガス
等とともに排出することができ、更に、光ファイバーの
投光面をも乾燥させることができる。
【0019】本発明に係る基板処理方法は、処理膜とこ
の処理膜上に塗布された塗布膜とが形成された基板の基
板周縁部に溶剤を吐出して、該周縁部の塗布膜を除去す
る工程と、前記塗布膜が除去された基板周縁部に露出し
た前記処理膜を除去する工程とを具備することを特徴と
する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0021】図1は本発明の搬送装置が適用されるLC
D基板の塗布現像処理システムを示す平面図であり、図
2はその正面図、また図3はその背面図である。
【0022】この塗布現像処理システム1は、複数のガ
ラス基板Gを収容するカセットCを載置するカセットス
テーション2と、基板Gにレジスト塗布及び現像を含む
一連の処理を施すための複数の処理ユニットを備えた処
理部3と、露光装置32との間で基板Gの受け渡しを行
うためのインターフェース部4とを備えており、処理部
3の両端にそれぞれカセットステーション2及びインタ
ーフェース部4が配置されている。
【0023】カセットステーション2は、カセットCと
処理部3との間でLCD基板の搬送を行うための搬送機
構10を備えている。そして、カセットステーション2
においてカセットCの搬入出が行われる。また、搬送機
構10はカセットの配列方向に沿って設けられた搬送路
12上を移動可能な搬送アーム11を備え、この搬送ア
ーム11によりカセットCと処理部3との間で基板Gの
搬送が行われる。
【0024】処理部3には、カセットステーション2に
おけるカセットCの配列方向(Y方向)に垂直方向(X
方向)に延設された主搬送部3aと、この主搬送部3a
に沿って、レジスト塗布処理ユニット(CT)を含む各
処理ユニットが並設された上流部3b及び現像処理ユニ
ット(DEV)18を含む各処理ユニットが並設された
下流部3cとが設けられている。
【0025】主搬送部3aには、X方向に延設された搬
送路31と、この搬送路31に沿って移動可能に構成さ
れガラス基板GをX方向に搬送する搬送シャトル23と
が設けられている。この搬送シャトル23は、例えば支
持ピンにより基板Gを保持して搬送するようになってい
る。また、主搬送部3aのインターフェース部4側端部
には、処理部3とインターフェース部4との間で基板G
の受け渡しを行う垂直搬送ユニット7が設けられてい
る。
【0026】上流部3bにおいて、カセットステーショ
ン2側端部には、基板Gに洗浄処理を施すスクラバ洗浄
処理ユニット(SCR)20が設けられ、このスクラバ
洗浄処理ユニット(SCR)20の上段に基板G上の有
機物を除去するためのエキシマUV処理ユニット(e−
UV)19が配設されている。
【0027】スクラバ洗浄処理ユニット(SCR)20
の隣には、ガラス基板Gに対して熱的処理を行うユニッ
トが多段に積み上げられた熱処理系ブロック24及び2
5が配置されている。これら熱処理系ブロック24と2
5との間には、垂直搬送ユニット5が配置され、搬送ア
ーム5aがZ方向及び水平方向に移動可能とされ、かつ
θ方向に回動可能とされているので、両ブロック24及
び25における各熱処理系ユニットにアクセスして基板
Gの搬送が行われるようになっている。なお、上記処理
部3における垂直搬送ユニット7についてもこの垂直搬
送ユニット5と同一の構成を有している。
【0028】図2に示すように、熱処理系ブロック24
には、基板Gにレジスト塗布前の加熱処理を施すベーキ
ングユニット(BAKE)が2段、HMDSガスにより
疎水化処理を施すアドヒージョンユニット(AD)が下
から順に積層されている。一方、熱処理系ブロック25
には、基板Gに冷却処理を施すクーリングユニット(C
OL)が2段、アドヒージョンユニット(AD)が下か
ら順に積層されている。
【0029】熱処理系ブロック25に隣接してレジスト
処理ブロック15がX方向に延設されている。このレジ
スト処理ブロック15は、基板Gにレジストを塗布する
レジスト塗布処理ユニット(CT)49と、減圧により
前記塗布されたレジストを乾燥させる減圧乾燥ユニット
(VD)40と、本発明に係る基板Gの周縁部のレジス
トを除去するエッジリムーバ(ER)48とが一体的に
設けられて構成されている。このレジスト処理ブロック
15には、レジスト塗布処理ユニット(CT)49から
エッジリムーバ(ER)48にかけて移動する図示しな
いサブアームが設けられており、このサブアームにより
レジスト処理ブロック15内で基板Gが搬送されるよう
になっている。
【0030】レジスト処理ブロック15に隣接して多段
構成の熱処理系ブロック26が配設されており、この熱
処理系ブロック26には、基板Gにレジスト塗布後の加
熱処理を行うプリベーキングユニット(PREBAK
E)が3段積層されている。
【0031】下流部3cにおいては、図3に示すよう
に、インターフェース部4側端部には、熱処理系ブロッ
ク29が設けられており、これには、クーリングユニッ
ト(COL)、露光後現像処理前の加熱処理を行うポス
トエクスポージャーベーキングユニット(PEBAK
E)が2段、下から順に積層されている。
【0032】熱処理系ブロック29に隣接して現像処理
を行う現像処理ユニット(DEV)18がX方向に延設
されている。この現像処理ユニット(DEV)18の隣
には熱処理系ブロック28及び27が配置され、これら
熱処理系ブロック28と27との間には、上記垂直搬送
ユニット5と同一の構成を有し、両ブロック28及び2
7における各熱処理系ユニットにアクセス可能な垂直搬
送ユニット6が設けられている。また、現像処理ユニッ
ト(DEV)18端部の上には、i線処理ユニット(i
―UV)33が設けられている。
【0033】熱処理系ブロック28には、クーリングユ
ニット(COL)、基板Gに現像後の加熱処理を行うポ
ストベーキングユニット(POBAKE)が2段、下か
ら順に積層されている。一方、熱処理系ブロック27も
同様に、クーリングユニット(COL)、ポストベーキ
ングユニット(POBAKE)が2段、下から順に積層
されている。
【0034】インターフェース部4には、正面側にタイ
トラー及び周辺露光ユニット(Titler/EE)2
2が設けられ、垂直搬送ユニット7に隣接してエクステ
ンションクーリングユニット(EXTCOL)35が、
また背面側にはバッファカセット34が配置されてお
り、これらタイトラー及び周辺露光ユニット(Titl
er/EE)22とエクステンションクーリングユニッ
ト(EXTCOL)35とバッファカセット34と隣接
した露光装置32との間で基板Gの受け渡しを行う垂直
搬送ユニット8が配置されている。この垂直搬送ユニッ
ト8も上記垂直搬送ユニット5と同一の構成を有してい
る。
【0035】以上のように構成された塗布現像処理シス
テム1の処理工程については、先ずカセットC内の基板
Gが処理部3部における上流部3bに搬送される。上流
部3bでは、エキシマUV処理ユニット(e−UV)1
9において表面改質・有機物除去処理が行われ、次にス
クラバ洗浄処理ユニット(SCR)20において、基板
Gが略水平に搬送されながら洗浄処理及び乾燥処理が行
われる。続いて熱処理系ブロック24の最下段部で垂直
搬送ユニットにおける搬送アーム5aにより基板Gが取
り出され、同熱処理系ブロック24のベーキングユニッ
ト(BAKE)にて加熱処理、アドヒージョンユニット
(AD)にて、ガラス基板Gとレジスト膜との密着性を
高めるため、基板GにHMDSガスを噴霧する処理が行
われる。この後、熱処理系ブロック25のクーリングユ
ニット(COL)による冷却処理が行われる。
【0036】次に、基板Gは搬送アーム5aから搬送シ
ャトル23に受け渡される。そしてレジスト塗布処理ユ
ニット(CT)に搬送され、レジストの塗布処理が行わ
れた後、減圧乾燥処理ユニット(VD)にて減圧乾燥処
理、エッジリムーバ(ER)48にて基板周縁のレジス
ト除去処理が順次行われる。
【0037】次に、基板Gは搬送シャトル23から垂直
搬送ユニット7の搬送アームに受け渡され、熱処理系ブ
ロック26におけるプリベーキングユニット(PREB
AKE)にて加熱処理が行われた後、熱処理系ブロック
29におけるクーリングユニット(COL)にて冷却処
理が行われる。続いて基板Gはエクステンションクーリ
ングユニット(EXTCOL)35にて冷却処理される
とともに露光装置にて露光処理される。
【0038】次に、基板Gは垂直搬送ユニット8及び7
の搬送アームを介して熱処理系ブロック29のポストエ
クスポージャーベーキングユニット(PEBAKE)に
搬送され、ここで加熱処理が行われた後、クーリングユ
ニット(COL)にて冷却処理が行われる。そして基板
Gは垂直搬送ユニット7の搬送アームを介して、現像処
理ユニット(DEV)18において基板Gは略水平に搬
送されながら現像処理、リンス処理及び乾燥処理が行わ
れる。
【0039】次に、基板Gは熱処理系ブロック28にお
ける最下段から垂直搬送ユニット6の搬送アーム6aに
より受け渡され、熱処理系ブロック28又は27におけ
るポストベーキングユニット(POBAKE)にて加熱
処理が行われ、クーリングユニット(COL)にて冷却
処理が行われる。そして基板Gは搬送機構10に受け渡
されカセットCに収容される。
【0040】図4及び図5は、レジスト処理ブロック1
5を示す概略平面図及び概略側面図である。これらレジ
スト塗布ユニット(CT)49、減圧乾燥ユニット(V
D)40、及びエッジリムーバ(ER)48は、図示す
るように同一のステージに一体的に並列されている。
【0041】減圧乾燥ユニット(VD)40は、下部チ
ャンバ61と、その上を覆うように設けられ、その内部
の処理空間を気密に維持する上部チャンバ62とを有し
ている。下部チャンバ61には、基板Gを載置するため
のステージ63が設けられ、下部チャンバ61の各コー
ナー部には、4個の排気口64が設けられ、この排気口
64に連通された排気管65がターボ分子排気ポンプ等
の排気ポンプ(図示略)に接続されている。そして、下
部チャンバ61と上部チャンバ62とが密着した状態で
その中の処理空間を排気することにより、所定の真空度
に減圧されるように構成されている。
【0042】また、レジスト塗布ユニット(CT)49
のほぼ中央には、有底円筒状のカップ71が配置され、
カップ71内にはガラス基板Gを固定保持するための保
持部材である基板吸着テーブル58が配置されている。
【0043】これらレジスト塗布ユニット(CT)4
9、減圧乾燥ユニット(VD)40、及びエッジリムー
バ(ER)48間における基板Gの搬送はアーム41,
42により行われるようになっている。
【0044】次に本発明の一実施形態に係るエッジリム
ーバ(ER)48について説明する。図6に示すよう
に、ガラス基板Gを載置させるためのステージ91が設
けられている。このステージ91にガラス基板Gが載置
された状態において、ガラス基板Gの周縁部である四辺
には、それぞれ、ガラス基板Gの周縁部のエッジから余
分なレジストを除去するための4個のリムーバヘッド9
3が基板Gの四辺に沿って移動可能に設けられている。
この四辺に沿った移動は移動機構94により行われるよ
うに構成されており、この移動機構94は、各リムーバ
ヘッド93を支持する支持部材36と、この支持部材3
6を基板Gの四辺に平行に移動させる例えば図示しない
ベルト駆動機構とを有している。
【0045】図7、図8及び図9は上記リムーバヘッド
93の断面図、平面図及び正面図である。図7に示すよ
うに、リムーバヘッド93は、上部ヘッド構成材93a
と下部ヘッド構成材93bを有し、これらを上下方向に
対向させ処理空間Sを備えた断面略コ字状に形成されて
いる。また、このリムーバヘッド93は、このリムーバ
ヘッド93の基端部側に通じる吸引口92を有し、この
吸引口92には、図示しない真空ポンプ等に接続され処
理空間S内の雰囲気が吸引されるようになっている。
【0046】上部ヘッド構成材93aには、上部ヘッド
構成材93aと下部ヘッド構成材93bとの間の処理空
間S内に基板Gの周縁部を位置させた際に、不要なレジ
スト膜70を除去する部分に向けて溶剤を吐出するため
の溶剤ノズル95が固定されている。溶剤ノズル95に
は、別設の例えばタンク等を備えた溶剤供給源96か
ら、供給管21を介して窒素ガス等による圧送により溶
剤、例えばシンナが所定圧で供給されるようになってい
る。これにより、各リムーバヘッド93は、基板Gの各
辺に沿って移動してシンナを吐出しながら、基板Gの四
辺のエッジに付着した余分なレジスト膜70を取り除く
ことができる。
【0047】溶剤ノズル95は、細い線材の中に吐出口
と同径の流通部(図示せず)が形成されてなる中空構造
を有する。一般的に使用されている例えば溶剤ノズル9
5の吐出口の直径は約260μm程度である。そしてタ
ンク96に加えられる窒素ガスの圧力は、約1kg/c
m2程度であり、これによって毎分40ml程度の溶剤
が基板Gの表裏面の周縁部に対して吐出され、不要なレ
ジスト膜70が溶解され基板G上から除去されるように
なっている。本実施形態では、例えば図8に示すように
基板Gの端部から0.5mm〜10mmの範囲でレジス
ト膜を除去することが可能となっている。また、吐出さ
れた溶剤や溶解したレジスト液は、上記吸引口92から
吸引されて外部へと排出されるようになっている。
【0048】また、上部ヘッド構成材93aには、光フ
ァイバー81がその投光面81aを基板G側に向けて固
定されており、図示しない光源に接続されている。この
光ファイバー81と溶剤ノズル95との位置関係は、例
えば図8に示すように、基板Gの一辺とほぼ平行とされ
ている。この光ファイバー81は、レジスト膜70の下
層に形成された基板周縁部の処理膜80を除去する目的
で設けられ、各リムーバヘッド93が基板Gの各辺に沿
って移動することにより、例えば光ファイバー81によ
り紫外線を照射しながら、基板Gの四辺の周縁部に付着
した余分な処理膜80が除去されるようになっている。
ここで用いる紫外線は、例えば、上記露光装置32の露
光処理で使用する露光波長成分を含む光を使用すること
が好ましい。なお、各リムーバヘッド93の移動、溶剤
ノズル95からのシンナの供給及び停止、光ファイバー
81による紫外線の照射及び停止等は、図示しない制御
部により制御されるようになっている。
【0049】次に、このように構成されたエッジリムー
バ(ER)48の作用について説明する。
【0050】レジスト膜が形成されたガラス基板Gが、
エッジリムーバ(ER)48におけるステージ91に載
置される。そして、各リムーバヘッド93がそれぞれ基
板Gの角部の所定の位置に配置され、図10(a)に示
すように、移動機構94により溶剤ノズル95からシン
ナを吐出しながら基板Gの各辺に沿って、例えば2往復
又は3往復程度移動させることにより、基板Gの周縁部
のみのレジスト膜70を取り除き、処理膜80を露出さ
せる。このとき、除去されたレジスト膜がレジスト溶解
に使用されたシンナとともに、吸引口92より吸引され
排出される。この処理膜80は、上記アドヒージョン処
理が行われた際に形成されたHMDSガスによる処理膜
である。
【0051】次に、図10(b)に示すように、光ファ
イバー81により紫外線を照射しながら基板Gの各辺に
沿って、例えば2往復又は3往復程度移動させることに
より、基板Gの周縁部のみに露出した処理膜80を除去
する。このように処理膜80が除去される際に処理膜8
0からガスが発生するが、これは吸引口92からの吸引
により当該ガスを排気することができる。このような1
つの吸引口92により、レジスト膜及び処理膜からのガ
スの両者を効率的に排出することができる。
【0052】本実施形態によれば、この後の工程で露光
装置32へ基板Gが搬送されても、従来のように、基板
周縁部に露出した処理膜80からアミン系ガスを発生さ
せることがないので露光装置32における露光レンズや
ミラー、その他の機器類を白濁させることを防止でき、
露光装置32に対する悪影響を回避できる。また、露光
装置32でなく、レジスト塗布処理の直後のプリベーキ
ングユニット(PREBAKE)や、露光処理後の現像
処理ユニット(DEV)等の装置や機器に対する悪影響
を回避することができる。
【0053】また、本実施形態においては、図11に示
すように、移動機構94により移動する支持部材36に
例えばエアシリンダ30を取り付けるようにしてもよ
い。そしてこのエアシリンダ30のピストン30aにリ
ムーバヘッド93の基端部側を図示するように取り付け
ることにより、移動機構94による基板周縁部に沿った
支持部材36の移動方向に対して直交する方向にリムー
バヘッド93を移動させることができる。
【0054】このような構成することにより、例えば、
先ず図10(a)に示すように、リムーバヘッド93を
基板周縁部に沿って例えば2往復又は3往復程度移動さ
せることにより、基板Gの周縁部のみのレジスト膜70
を取り除き、処理膜80を露出させる。そして次に、エ
アシリンダ30により、例えばリムーバヘッド93を基
板Gから離間させる方向(図11に示すX方向)に所定
距離だけ移動させる。そして、光ファイバー81により
紫外線を照射しながら基板Gの各辺に沿って、例えば2
往復又は3往復程度移動させることにより、基板Gの周
縁部のみに露出した処理膜80を除去する。
【0055】これにより、例えば、溶剤ノズル95によ
るシンナ吐出と光ファイバー81による紫外線照射と
が、基板周縁部に沿った移動方向と同一移動直線状で行
われることを防止できる。すなわち、溶剤ノズル95に
よりレジスト膜が除去された後の周縁部以外に残ったレ
ジスト膜の際部分を光ファイバー81による紫外線照射
により露光されてしまうことを防止することができる。
【0056】また、このようなエアシリンダ30を設け
る代わりに、溶剤ノズル95と光ファイバー81との位
置関係を、図12(a),(b)に示すように、光ファ
イバー81を溶剤ノズル95より基板Gの外側ずらして
配置させることによっても、リムーバヘッド93のY方
向の移動のみを行えばよく、上記したような周縁部以外
に残ったレジスト膜の際部分70aを光ファイバー81
による紫外線照射により露光されてしまうことを防止す
ることができる。
【0057】更に、図11及び図12に示す形態を組み
合わせて、図13に示すように、溶剤ノズル95による
シンナの吐出及び光ファイバー81による紫外線照射を
同時に行いながら、ガラス基板Gの角部Aから順に、矢
印方向にB→C→D→E→・・・というようにリムーバ
ヘッド93を移動させ、レジスト膜70及び処理膜80
を除去することもできる。この場合は、位置Aから位置
Bの移動である最初のリムーバヘッド93の移動時に
は、溶剤ノズル95によるシンナの吐出のみ行ってレジ
スト膜を除去し、位置Bから位置Dの移動以降の移動に
おいては、溶剤ノズル95によるシンナの吐出及び光フ
ァイバー81による紫外線照射を同時に行うことによ
り、光ファイバー81が後を追うことでシンナ吐出によ
り順じ露出されていく処理膜80を除去していくことが
できる。また、この場合、位置Aから位置Bまで及び位
置Cから位置Dまでの移動を移動機構94により行い、
位置Bから位置Cまで及び位置Dから位置Eまでの移動
をエアシリンダ30により行わせるように制御する。
【0058】このようなレジスト膜70の除去及び処理
膜80の除去を同時に行うことにより、処理時間が短縮
され、スループットの向上を図ることができる。なお、
この場合は、リムーバヘッド93の基板周縁部に沿った
移動速度を通常のリムーバヘッド93の速度より低くす
る等することにより、確実にレジスト膜70を除去し、
また確実に処理膜80も除去することができる。
【0059】次に、図14を参照して、本発明の別の実
施形態について説明する。なお、図14において、図
7、図8及び図9における構成要素と同一のものについ
ては同一の符号を付すものとし、その説明を省略する。
【0060】図14を参照して、リムーバヘッド93の
下部ヘッド構成材93bには、光ファイバー81の投光
面81aに向けて洗浄液を噴出する洗浄ノズル66が取
り付けられている。この洗浄ノズル66は、洗浄液供給
管67を介して浄液供給源68に接続されており、これ
によりノズル66まで洗浄液を供給できるようになって
いる。また、洗浄液としては、例えば純水等を用いてい
る。
【0061】これにより、紫外線を照射して処理膜80
を除去する際に発生するガスが、光ファイバー81の投
光面81aに付着し投光面81aが白濁して汚染されて
も、例えば処理膜80の除去処理が終了した後に、基板
ごとに、又は所定の基板の枚数ごとに、洗浄ノズル66
により投光面81aに向けて洗浄液を噴出することによ
り、当該投光面81aの白濁を除去することができる。
これにより、例えば光ファイバー81から照射される紫
外線の強度が、投光面81aの付着物によって減少する
ことを回避することができる。
【0062】また、リムーバヘッド93に設けられてい
る吸引口92からの吸引により、当該洗浄の際に飛散す
る洗浄液を、除去されたレジスト膜70や処理膜80、
この処理膜80からの発生ガス等とともに排出すること
ができ、この吸引口92からの吸引の効果は大きい。
【0063】なお、洗浄ノズル66は、必ずしもリムー
バヘッド93に固定されていなくてもよく、特に図示し
ないアーム等別途固定する手段等を設けるようにしても
よい。
【0064】図15は、更に別の実施形態に係るエッジ
リムーバ(ER)48を示す概略斜視図である。本実施
形態では、図6に示すエッジリムーバ(ER)48に加
えて更にヒータ75が備えられている。このヒータ75
は、例えばガラス基板Gの大きさとほぼ同一の大きさの
長方形の枠状をなす中空の枠状部材88と、この枠状部
材88を支持する支持部73と、枠状部材88を上下に
昇降させるためのモータ72とを有している。
【0065】図16は枠状部材88の断面図である。枠
状部材88は、図示しない気体供給源から気体を取り入
れる気体供給口74と、取り入れた気体を加熱する気体
加熱室76と、加熱した気体をガラス基板G上の処理膜
80に吹き付けるための気体噴出口85とを有する。ま
た、気体を加熱する手段として、例えば気体加熱室76
にニクロム線78を有する。
【0066】本実施形態では、上記実施形態と同様に、
先ず、溶剤ノズル95からシンナが吐出され、ガラス基
板Gの周縁部の不要なレジスト膜が除去された後、リム
ーバヘッド93がガラス基板Gから離間し、一旦退去す
る。このリムーバヘッド93のガラス基板Gから離間
は、上記したように図11で示すエアシリンダ30等に
より行わせることができる。
【0067】次に、ヒータ75がガラス基板Gの上方か
らモータ72によって下降し、ガラス基板Gに近づく。
そして、図17に示すようにヒータ75から温風又は熱
風が噴出され、ガラス基板Gの周縁部を覆うアドヒージ
ョン処理による処理膜を加熱する。
【0068】次に、処理膜80が十分に加熱されたら、
ヒータ75はモータ72によって上昇し、ガラス基板G
から遠ざかる。そして、再びリムーバヘッド93がガラ
ス基板G周縁部の所定の位置まで接近し、光ファイバー
81から射出される紫外線によって加熱された処理膜8
0の除去が行われる。
【0069】このように、紫外線照射を行う前に予め処
理膜80を加熱しておくことにより、紫外線照射による
処理膜80の剥離作用を促進させることができる。
【0070】図18は、光ファイバー部分の他の実施形
態を示す。例えば円筒部材82には、多数の光ファイバ
ーが束ねて設けられており、この円筒部材82の投光面
には、光ファイバーの射出用の窓部82aが形成されて
いる。この窓部は82aの一辺は、ガラス基板G周縁部
のレジスト膜が除去され、処理膜が露出した破線で示す
領域39の幅と同一又はこれ以下である矩形に形成され
ている。このような窓部82aの形状により、例えば、
リムーバヘッドによる基板周縁部の1往路の移動のみに
より、アドヒージョン処理による処理膜が露出した領域
39を効率良く除去できる。これにより処理時間も低減
しスループットの向上が図れる。
【0071】図19では、光ファイバー81がリムーバ
ヘッド93の下部ヘッド構成材93bに取り付けられて
おり、その投光面81aを上部ヘッド構成材93aに向
けて配置されている。この場合、基板Gはガラス基板で
あるので、この光ファイバー81により、ガラス基板G
の裏面Ga側から紫外線を透過させ、基板Gの表面に形
成された処理膜80に照射することができる。これによ
り、例えば処理膜80に紫外線を照射させた際に発生す
るガスが、光ファイバー81の投光面81aを白濁させ
ること等の悪影響を防止できる。
【0072】本発明は以上説明した実施形態には限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。
【0073】例えば、上記各実施形態において、アドヒ
ージョン処理による処理膜を除去する手段として光ファ
イバー81を例としてあげてきたが、例えば、当該処理
膜にオゾン水を供給することによってこれを除去するこ
ともできる。
【0074】また、上記図15〜図17において処理膜
を加熱する手段として温風又は熱風を用いることとした
が、これに限られることなく、例えば赤外線等によって
加熱してもよい。
【0075】また、処理膜80を除去するための光ファ
イバー81の移動は基板Gの一辺の往復でなく、1往路
の移動のみであってもよい。また、レジスト膜を除去す
るためのリムーバヘッド93の移動回数が予め決められ
ているのであれば、光ファイバー81を溶剤ノズル95
に対して、リムーバヘッド93がレジスト膜除去のため
に最後に移動する進行方向の後方側に配置し、リムーバ
ヘッド93が当該最後に移動する際に同時に光ファイバ
ー81により紫外線を照射するようにしてもよい。これ
により、更に処理時間を低減しスループットを向上させ
ることができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
露光装置の露光レンズやミラー等の機器を白濁させるこ
とを防止できる等、露光装置に対する悪影響を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る塗布現像処理システ
ムの全体構成を示す平面図である。
【図2】図1に示す塗布現像処理システムの正面図であ
る。
【図3】図1に示す塗布現像処理システムの背面図であ
る。
【図4】一実施形態に係るレジスト処理ブロックを示す
平面図である。
【図5】図4に示すレジスト処理ブロックの側面図であ
る。
【図6】本発明の一実施形態に係るエッジリムーバの概
略斜視図である。
【図7】一実施形態に係るリムーバヘッドを示す断面図
である。
【図8】図7に示すリムーバヘッドの平面図である。
【図9】図7に示すリムーバヘッドの正面図である。
【図10】(a)は、基板周縁部のレジスト膜除去作
用、(b)はアドヒージョン処理による処理膜の除去作
用を示す断面図である。
【図11】リムーバヘッドにエアシリンダを取り付けた
状態を示す側面図である。
【図12】(a)は、溶剤ノズルと光ファイバーとの位
置関係を示す平面図であり、(b)は、その処理膜の除
去作用を示す側面図である。
【図13】基板周縁部をリムーバヘッドにより走査させ
る状態を示す平面図である。
【図14】洗浄ノズルを設けたリムーバヘッドの断面図
である。
【図15】別の実施形態に係るエッジリムーバの概略斜
視図である。
【図16】図15に示す枠状部材の断面図である。
【図17】ヒータの基板周縁部に対する加熱作用を示す
斜視図である。
【図18】他の実施形態を示す光ファイバー部分の拡大
斜視図である。
【図19】更に別の実施形態に係るリムーバヘッドの断
面図である。
【符号の説明】
G…ガラス基板 S…処理空間 A、B、C、D、E…位置 Ga…裏面 48…エッジリムーバ 66…洗浄ノズル 70…レジスト膜 70a…際部分 75…ヒータ 80…処理膜 81…光ファイバー 81a…投光面 82a…窓部 92…吸引口 93…リムーバヘッド 93a…上部ヘッド構成材 93b…下部ヘッド構成材 94…移動機構 95…溶剤ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01L 21/304 643 H01L 21/304 645D 645 21/30 577 Fターム(参考) 2H096 AA25 CA01 DA02 DA04 LA30 4D075 BB20Y BB24Y BB45Y BB46Y BB63Y BB65Y BB69Y CA47 DA06 DB13 DC24 EA07 EA45 4F035 AA04 CA01 CA05 CC01 CD05 CD11 CD18 4F042 AA02 AA10 CC03 CC04 CC10 CC12 CC15 DA01 DB04 DB41 5F046 BA07 CC15 LA14

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理膜とこの処理膜上に塗布された塗布
    膜とが形成された基板の基板周縁部に溶剤を吐出して、
    該周縁部の塗布膜を除去する塗布膜除去手段と、 前記塗布膜が除去された基板周縁部に露出した前記処理
    膜を除去する処理膜除去手段とを具備することを特徴と
    する基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記処理膜は、アドヒージョン処理により形成されるこ
    とを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記処理膜除去手段は、 前記露出した処理膜に、前記塗布膜を露光するための露
    光光の波長成分を含む光を照射する手段を具備すること
    を特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の基板処理装置におい
    て、 前記塗布膜除去手段は、 前記溶剤を吐出する溶剤ノズルを保持した保持部材と、 前記保持部材を基板の周縁部に沿って移動させる周縁移
    動機構とを具備し、 前記保持部材を前記周縁移動機構により移動させながら
    前記溶剤を吐出することを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の基板処理装置におい
    て、 前記保持部材に前記溶剤ノズルと一体的に取り付けら
    れ、前記光を照射する光ファイバーを具備し、 前記処理膜除去手段は、 前記保持部材を前記周縁移動機構により移動させながら
    光を照射することを特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の基板処理装置におい
    て、 前記光ファイバーと溶剤ノズルとが、前記保持部材の移
    動方向とほぼ平行に配置されていることを特徴とする基
    板処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の基板処理装置におい
    て、 前記保持部材を前記移動方向と直交する方向に移動させ
    る直交方向移動機構と、 前記周縁部の塗布膜を除去した後に、前記直交方向機構
    により前記保持部材を移動させ、該周縁部の処理膜を除
    去する手段とを更に具備することを特徴とする基板処理
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の基板処理装置におい
    て、 前記光ファイバーが前記溶剤ノズルよりも基板の外側に
    配置されていることを特徴とする基板処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の基板処理装置におい
    て、 前記保持部材を前記移動方向と直交する方向に移動させ
    る直交方向移動機構を更に具備し、 保持部材を前記周縁移動機構及び直交方向移動機構によ
    って交互に移動させつつ、前記周縁部の塗布膜を除去す
    るとともに、順次露出されていく処理膜を除去すること
    を特徴とする基板処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載の基板処理装置におい
    て、 前記光ファイバーの投光面に向けて洗浄液を噴出する洗
    浄ノズルを更に具備することを特徴とする基板処理装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の基板処理装置にお
    いて、 前記洗浄ノズルは、前記保持部材に取り付けられている
    ことを特徴とする基板処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項5に記載の基板処理装置におい
    て、 前記処理膜を除去する際に当該処理膜から発生するガス
    を排気する手段を更に具備することを特徴とする基板処
    理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の基板処理装置にお
    いて、 前記排気手段は、 前記洗浄ノズルにより洗浄した後の光ファイバーの投光
    面を乾燥させる手段を具備することを特徴とする基板処
    理装置。
  14. 【請求項14】 請求項5に記載の基板処理装置におい
    て、 前記光ファイバーの投光面は、一辺が、ほぼ前記露出し
    た処理膜の幅と同じ長さを有する矩形でなることを特徴
    とする基板処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項5に記載の基板処理装置におい
    て、 前記光ファイバーによる光の照射は、前記塗布膜が塗布
    された基板面の裏面側から行うことを特徴とする基板処
    理装置。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記基板周縁部の処理膜を加熱する手段を更に具備する
    ことを特徴とする基板処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記処理膜除去手段は、 前記露出した処理膜に、オゾン水を供給する手段を具備
    することを特徴とする基板処理装置。
  18. 【請求項18】 処理膜とこの処理膜上に塗布された塗
    布膜とが形成された基板の基板周縁部に溶剤を吐出し
    て、該周縁部の塗布膜を除去する工程と、前記塗布膜が
    除去された基板周縁部に露出した前記処理膜を除去する
    工程とを具備することを特徴とする基板処理方法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の基板処理方法にお
    いて、 前記処理膜は、アドヒージョン処理により形成されるこ
    とを特徴とする基板処理方法。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の基板処理方法にお
    いて、 前記処理膜の除去工程は、基板の露光処理前に行うこと
    を特徴とする基板処理方法。
  21. 【請求項21】 請求項18に記載の基板処理方法にお
    いて、 前記処理膜の除去工程は、 前記露出した処理膜に、前記露光処理における露光光の
    波長成分を含む光を照射する工程を含むことを特徴とす
    る基板処理方法。
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