JP2007038634A - 光照射装置、光照射方法および画像記録方法 - Google Patents

光照射装置、光照射方法および画像記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光源自体の数が少なく、また、その発する熱のダメージにより劣化することがない光照射装置および光照射方法を提供すること。
【解決手段】 特定波長領域の光を発光しかつ被照射面に楕円形の光像cを形成する発光素子95が複数個配列され、前記複数個の発光素子95相互は、前記光像cが長径方向に沿って連続するように配置することで、広い照射域98を少ない数量の発光素子95で実現する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、被照射面に特定波長領域の光を照射する光照射装置、光照射方法および画像記録方法に関するもので、より具体的には、インクジェットプリンタ等で記録媒体上に付着させた光硬化型インクを光照射によって硬化させる場合に用いて好適な光照射装置、光照射方法および画像記録方法に関するものである。
近年、インクジェットプリンタ等で使用するインクとして、紫外線硬化型インクが注目されている。
紫外線硬化型インクが通常の水性インクや油性インクと異なる点は、記録媒体(例えば印刷用紙等)に付着させた後、適量の紫外線を照射すれば速やかに硬化して、インク浸透性等の記録媒体の物性に左右されずに、安定した印刷品質を維持できる点である。
このような紫外線硬化型インクを使用するインクジェットプリンタでは、紫外線硬化型インクを微粒のインク滴として噴射して記録媒体に付着させる記録ヘッドの周辺に、記録媒体上に付着させたインクに紫外線を照射する紫外線照射装置を装備することが必要となる。
従来の紫外線照射装置では、紫外線を出射する光源として、水銀ランプやメタルハライドランプ等の紫外線ランプを採用したものが各種提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、紫外線ランプの出射する光は、広範囲な波長域に渡る連続スペクトルで、波長域が異なる複数の紫外光の他に、可視光や赤外光が含まれ、連続スペクトル中の赤外光が記録媒体に熱ダメージを与えるという問題があった。
そして、有害な赤外光の除去のために、バンドパスフィルターを装備すると、装置構成が複雑化したり、コストアップを招くという問題があった。
更に、紫外線ランプは消費電力が大きく、紫外線照射装置の省エネルギー化が難しいという問題があった。
また、紫外線ランプ自体が大きいため、装置の小型化や軽量化が難しいという問題もあった。
そこで、最近は、余分な波長域の光を含まず、特定波長域の光のみの出射が可能で、消費電力が比較的に小さくて済む固体レーザや発光ダイオード(LED)が開発されたことに伴い、これらを光源として採用することで、赤外光の含有に起因した記録媒体への熱ダメージの付与を解消する一方、省エネルギー化や小型・軽量化を図った紫外線照射装置が研究されている(例えば、特許文献2参照)。
また、これらの光源を用いて、紫外線硬化型インクの印刷画像を照射する際には、ポリゴンミラーとf−θレンズの組合せやガルバノミラーによる走査方式が用いられてきた(例えば、特許文献3参照)。しかしながら、これらの光学走査方式は、可動部品を有しているために、さらなる装置の小型化を困難にし、また故障による信頼性低下が避けられない。
そのために、さらなる小型化が可能で、しかも可動部品の無く、高信頼性の面照射が可能な光照射装置が望まれている。このように可動部品が不要な光照射装置としては、例えば、小型の光源を密に並べる構成が考えられる。
特開2004−1326号公報 特開2003−326691号公報 特開2004−167793号公報
しかし、光源を密に並べた構成とすると、光源自体の個数が多くなり、コスト高となり、また、光源から発生した熱が光源同士間にこもり、その熱ダメージによる光源の寿命の低下や、冷却操作・手段の必要性も生じてくる問題があった。
そこで、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、光源自体の数が少なく、また、その発する熱のダメージにより劣化することがない光照射装置と、光照射方法及び画像記録方法を提供することである。
上記目的は下記構成により達成される。
(1)特定波長領域の光を発光しかつ被照射面に楕円形の光像を形成する発光素子が複数個配列され、前記複数個の発光素子相互は、前記光像が長径方向に沿って連続するように配置したことを特徴とする光照射装置。
(2)前記複数個の発光素子が一列または平行な複数列に配列されたことを特徴とする前記(1)記載の光照射装置。
(3)前記複数個の発光素子として、紫外線または可視光線を発光するものを、単独種または複数種組合せて使用することを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の光照射装置。
(4)前記複数個の発光素子の配列は、発光波長ピークが同一の発光素子相互、または発光波長ピークが相異する発光素子相互を、楕円形の光像の長径方向に離間させて配置することで形成したことを特徴とする前記(1)乃至(3)のいずれか一つに記載の光照射装置。
(5)前記光像のアスペクト比が2.0以上であることを特徴とする前記(1)乃至(4)のいずれか一つに記載の光照射装置。
(6)前記発光素子が半導体レーザ素子であることを特徴とする前記(1)乃至(5)のいずれか一つに記載の光照射装置。
(7)前記半導体レーザ素子が波長400nm未満の紫外線を出射するものであることを特徴とする前記(6)に記載の光照射装置。
(8)前記半導体レーザ素子が波長400〜450nmの可視光を出射するものであることを特徴とする前記(6)に記載の光照射装置。
(9)前記半導体レーザ素子として波長400nm未満の紫外線を出射するものと波長400〜450nmの可視光を出射するものとを組合せたことを特徴とする前記(6)に記載の光照射装置。
(10)特定波長領域の光を発光しかつ被照射面に楕円形の光像を形成する発光素子を複数用いて光を照射する際に、前記光像を長径方向に沿って連続させることを特徴とする光照射方法。
(11)前記発光素子を連続発光させることを特徴とする前記(10)に記載の光照射方法。
(12)前記発光素子をパルス発光させることを特徴とする前記(10)に記載の光照射方法。
(13)記録媒体に、光硬化型のインク組成物を付着させてから、前記(1)〜(9)のいずれかに記載の光照射装置で光照射することを特徴とする画像記録方法。
(14)記録媒体に、光硬化型のインク組成物を付着させてから、前記(10)〜(12)のいずれかに記載の光照射方法で光照射することを特徴とする画像記録方法。
(15)光硬化型のインク組成物が、少なくとも重合性化合物、光重合開始剤及び重合促進剤を含有し、重合性化合物としてN−ビニル化合物を、光重合開始剤としてビスアシルフォスフィンオキサイド、モノアシルフォスフィンオキサイド及びα−アミノケトンから選ばれる2種以上を、重合促進剤として重合性官能基を有する微粒子を、それぞれ含有するものである前記(13)または(14)記載の画像記録方法。
上記(1)に記載の光照射装置では、各発光素子が形成する楕円形の光像が楕円の長径方向に沿って連続するように、発光素子相互が光像の長径方向に離間して配列されているため、前記(10)に記載の光照射方法を実施できる。そして、楕円形の光像が短径方向に沿って連続するように発光素子相互を配列した光照射装置の場合と比較して、隣接する
発光素子相互間の間隔を大きく設定することができ、また、少ない発光素子の使用数でより大きな幅に特定波長領域の光を照射することが可能になる。
従って、被照射面の所定長の幅に渡って特定波長領域の光を照射する際に、光源である発光素子の使用数量を削減して、コストの低減を図ることが可能になる。
また、光源である発光素子相互間の離間距離を大きく設定できるため、各発光素子の発生した熱が発光素子間に籠もり難くなり、籠もる熱によって発光素子自体が熱ダメージを受けることを防止でき、熱ダメージによる光源の寿命低下を防止することができる。
また、例えば、インクジェットプリンタの印刷ヘッド周辺に搭載して、プリンタの印刷ヘッドが記録媒体上に付着させた光硬化型インクを光照射によって硬化させる場合に、光照射装置自体の発熱を抑えることができるため、プリンタに冷却ファン等の冷却操作・手段を装備する必要がなくなり、インクジェットプリンタの小型化や、コスト低減にも大きく貢献する。
また、光源である発光素子の配列による光の照射域は、上記(2)に記載のように、一列または平行な複数列にすることで、単体の発光素子が作る楕円形の光像の長径寸法x及び短径寸法yの大きさに制限されずに、任意の大きさに設定することができる。
即ち、記録媒体の幅方向に沿って一列に並べる発光素子の数量を適宜に設定することで、照射域の記録媒体の幅方向に沿う寸法を任意に設定でき、また、その素子列を記録媒体の搬送方向に所定の間隔で多列に装備することで、照射域の記録媒体の搬送方向に沿う寸法を任意に設定でき、発光素子列の数を増やして光の照射域を記録媒体の搬送方向に拡張
することで、処理の高速化を図ることができる。
また、光硬化型インクは、特定波長の紫外線の照射により硬化作用を効率的に進行させることができるが、紫外線の代わりに紫外線に近い可視光を照射した場合でも、紫外線照射の場合と比較すると処理効率は低下するが、硬化処理は可能である。
一般に、紫外線を発光する発光素子は、可視光線を発光する発光素子よりも高価格になる。
そこで、紫外線用の発光素子と可視光線用の発光素子との価格差、要求される処理速度等を勘案して、(3)に記載のように、適宜、価格の低い可視光線用の発光素子の採用も設定しておくことで、コストと性能にバランスの良い光照射装置を提供することが可能になる。
また、光硬化型インクは、色材成分(顔料または染料等)やその他の成分組成の相異などにより、照射した際に吸収される光の波長域に差が生じ、それが原因となって、インクの硬化時間に差異が生じることがある。
そこで、(4)に記載のように、複数個の発光素子の配列を、発光波長ピークが相異する発光素子相互を並べた構成とすることで、複数個の発光ピークを持つ広波長域の光照射が可能になり、一部の発光波長ピークの光が吸収されても、他の発光波長ピークの光がインクの硬化に有効に寄与して、インクの硬化効率を安定維持することが可能になり、吸収する照射光の発光波長ピークが異なる多種の光硬化型インクへの対応が可能になる。その結果、対応インク種を増大させて、光照射装置としての汎用性を向上させることができる。
なお、楕円形の光像のアスペクト比を(5)に記載のように、2.0以上に設定すると、アスペクト比が2.0未満となる楕円形の光像を形成する発光素子を採用した場合と比較して、楕円形の光像を長径方向に沿って並べた場合と短径方向に沿って並べた場合との発光素子相互間の配列間隔の差異が極めて顕著になり、光源である発光素子の使用数量の低減、発光素子相互間の間隔の拡大が発光素子の発生する熱の拡散を助けて、籠もった熱に起因した熱ダメージによって発光素子が劣化することを防止する効力が明確になる。
また、(6)に記載のように、発光素子として半導体レーザ素子を採用した場合は、半導体レーザ素子である半導体レーザダイオード等の素子自体の構造上の理由で出射光が楕円形の光像を形成するものとなり、特別な光学手段を使用せずとも、発光素子間の間隔の拡張に有効な楕円形の光像を得ることが可能になる。
また、半導体レーザ素子による発光は、固体レーザの発光に比べて出射光が拡散するため、一つの発光素子でより広い面積に光線を照射することができ、使用する発光素子の削減に適すると同時に、光線の照射面積を拡大するための走査機構との組合せが不要になり、安価に広い光線の照射面積を確保することが可能になる。
また、走査機構の装備が不要となるため、発光素子を走査用の可動部に組み付けるような構成が不要になり、故障の原因となる可動部を排除した設計とすることで、光照射装置としての動作信頼性や耐久性を向上させることが可能になる。
なお、発光素子として半導体レーザ素子を採用する場合、上記(3)に記載の光照射装置を得るためには、上記(7)乃至(9)に記載したように、波長400〜450nmの可視光を出射する半導体レーザ素子、波長400〜450nmの可視光を出射する半導体レーザ素子を、単独又は適宜に混在させた状態で配列すると良い。
また、例えば、インクジェットプリンタにおいて印刷ヘッドが記録媒体上に付着させた光硬化型インクを光照射によって硬化させる用途で使用される場合などでは、発光素子は、プリンタの印字処理中、(11)に記載のように、光硬化型インクの塗布域に向けて連続発光させることが考えられるが、連続発光させると、照射光量が光硬化型インクの硬化処理に必要な分量以上となる場合も考えられる。そのような場合には、(12)に記載のように、発光素子を間欠的にパルス発光させることで、光硬化型インクに照射する光量を必要量に制御して、光照射装置における消費電力の低減、発光素子の発熱の低減、発光素子の実働時間の短縮による長寿命化を図ることができる。
以下、本発明に係る光照射装置の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る光照射装置を搭載したインクジェットプリンタ20の一実施例の主要な構成を示す概略斜視図である。
このプリンタ20は、記録媒体である印刷用紙Pを送る紙送りモータ30と、プラテン40と、光硬化型インクを微少粒径にして印刷用紙Pに噴射して付着させる記録ヘッドとしての印刷ヘッド52と、この印刷ヘッド52を搭載したキャリッジ50と、キャリッジ50を主走査方向に移動させるキャリッジモータ60と、印刷ヘッド52によって光硬化型インクを付着させた印刷用紙P上のインク付着面に特定波長領域の光を照射する光照射装置90とを備えている。
キャリッジ50は、キャリッジモータ60に駆動される牽引ベルト62によって牽引され、ガイドレール64に沿って移動する。キャリッジ50には、印刷ヘッド52の他に、印刷ヘッド52に供給される黒色インクを収容したブラックインク容器としてのブラックカートリッジ54と、印刷ヘッド52に供給されるカラーインクを収容したカラーインク容器としてのカラーインクカートリッジ56とが搭載されている。
各カートリッジ54,56に収容されているインクは、紫外線又はその近辺の可視光の照射によって硬化する光硬化型インクである。
キャリッジ50のホームポジション(図1の右側の位置)には、停止時に印刷ヘッド52のノズル面を密閉するためのキャッピング装置80が設けられている。印刷ジョブが終了してキャリッジ50がこのキャッピング装置80の上まで到達すると、図示しない機構によってキャッピング装置80が自動的に上昇して、印刷ヘッド52のノズル面を密閉する。このキャッピングにより、ノズル内のインクの乾燥が防止される。キャリッジ50の位置決め制御は、例えば、このキャッピング装置80の位置にキャリッジ50を正確に位置決めするために行われる。
光照射装置90は、図1及び図2に示すように、特定波長領域の光を出射する発光素子95の複数と、これらの発光素子95を印刷用紙Pの幅方向に沿って一列に支持する素子支持手段91と、素子支持手段91をプリンタ20の筐体に固定するブラケット92,93と、各発光素子95の発光及び消灯を制御する光照射装置駆動回路160(図3参照)とを備えている。
素子支持手段91は、プリンタ20における印刷用紙Pの搬送方向に沿って所定の幅寸法W(図2参照)を有すると共に、印刷用紙Pの幅方向に沿って所定の長さ寸法A(図1参照)を有した平板状構造材である。長さ寸法Aは、プリンタ20において取り扱う最大用紙の幅寸法よりも大きく設定されている。
素子支持手段91は、光の被照射面となる印刷用紙Pの表面に平行に配置されて、ブラケット92,93によってプリンタ20の筐体に固定されている。
そして、素子支持手段91の印刷用紙Pの表面に対向する面が、発光素子95を取り付ける取り付け面91aとなっている。
また、素子支持手段91の装備位置は、印刷ヘッド52から印刷用紙Pの搬送方向の下流側へ一定距離だけ離れた位置になっている。
ブラケット92,93は、素子支持手段91の端部をプリンタ20の筐体にねじ止め、又は凹凸嵌合によって固定する。
本実施の形態の場合、発光素子95は、いずれも、印刷ヘッド52が印刷用紙Pに噴射塗布する光硬化型インクの硬化に有効な特定波長領域の光bを発光し、かつ被照射面である印刷用紙Pの表面に楕円形の光像cを形成するものである。
楕円形の光像cは、各発光素子95から出射された光の印刷用紙P上での照射域を示している。それぞれの光像cは、いずれも、長径寸法がx、短径寸法がyの同一の大きさの楕円形である。
また、本明細書では、長方形における縦横比と同様に、楕円形の長径寸法xと短径寸法yとの比x/yをアスペクト比として定義する。そして、各発光素子95としては、楕円形の光像cのアスペクト比が、2.0以上となるものを使用している。
また、素子支持手段91の取り付け面91aには、図2に示したように、発光素子95が印刷用紙Pの幅方向に沿って一列に配列されている。
取り付け面91aに一列に装備された発光素子95の数量の合計は、n個である。これらのn個の発光素子95相互は、光像cが長径方向の端部を重ねて長径方向に沿って連続するように、所定の配列間隔pで、取り付け面91aに取り付けられている。
その結果、光像cを印刷用紙Pの幅方向に沿って交互に並べた略帯状の照射域98が形成される。
この照射域98は、相互に隣合う光像cの端部が重なって形成される強い照射強度の照射域98aと、光像cにおける基本の照射強度の照射域98bとが交互に並ぶ構成となる。
この照射域98は、使用している発光素子95の総数がnである時、印刷用紙Pの幅方向には寸法L(L≒np)、印刷用紙Pの搬送方向には寸法yの略帯状になる。
また、本実施の形態の場合、発光素子95には、半導体レーザ素子が採用されている。なお、発光素子の選択の際には、半導体レーザ素子が出力する特定波長領域の光のピーク波長が、光硬化型インク中の光吸収物質の吸収波長に一致しないものを選ぶと良い。
例えば、波長400nm未満の紫外線を出射する発光素子としては、一例として、日亜化学工業株式会社製の半導体レーザダイオードシリーズの型番NDHU110APAE2(発振波長370〜380nm)等が採用可能である。
これに対し、波長400〜450nmの可視光を出射するものとしては、一例として、日亜化学工業株式会社製の半導体レーザダイオードシリーズの型番NDHV310APC、NDHV220APAE1(発振波長400〜415nm)等、或いは、型番NDHB20APAE1(発振波長435〜445nm)等が採用可能である。
次に、図3を参照しつつ、プリンタ20の電気的な構成について説明する。図3は、プリンタ20の電気的な構成を示すブロック図である。
プリンタ20は、主制御回路102と、CPU104と、主制御回路102およびCPU104にバスを介して接続された各種のメモリ(ROM110、RAM112、EEPROM114)とを備えている。
主制御回路102には、パーソナルコンピュータなどの外部装置との間で信号の送受信を行うインターフェース回路120と、紙送りモータ駆動回路130と、ヘッド駆動回路140と、CRモータ駆動回路150と、光照射装置90の動作を制御する光照射装置駆動回路160が接続されている。
紙送りモータ30は、紙送りモータ駆動回路130によって駆動されて紙送りローラ34を回転させ、これによって印刷用紙Pを搬送方向に移動させる。紙送りモータ30にはロータリエンコーダ32が設けられており、ロータリエンコーダ32の出力信号は主制御回路102に入力されている。
キャリッジ50の底面には、複数のノズル(図示せず)を有する印刷ヘッド52が設けられている。各ノズルは、ヘッド駆動回路140によって駆動されて、紙、布、フィルム等の記録媒体に向けて、各カートリッジ54,56から供給される光硬化型インクのインク滴を吐出する。
キャリッジモータ60は、CRモータ駆動回路150によって駆動される。このプリンタ20は、キャリッジ50の主走査方向に沿った位置と速度を検出するためのリニアエンコーダ70を備えている。このリニアエンコーダ70は、主走査方向に平行に設けられた直線状の符号板72と、キャリッジ50に設けられたフォトセンサ74とによって構成されている。リニアエンコーダ70の出力信号は、主制御回路102に入力されている。
光照射装置駆動回路160は、主制御回路102から送出される制御信号に基づいて、装備している各発光素子95の発光及び消灯を制御する。
具体的には、印刷ヘッド52が駆動されて印刷が開始される時、或いは、印刷動作が開始されて、印刷用紙P上の光硬化型インクの付着面が光照射装置90による特定波長領域の光の照射域98に到達する時に、素子支持手段91上に装備した全発光素子95を発光状態にし、印刷用紙P上の光硬化型インクの付着面が光照射装置90による特定波長領域の光の照射域98を通過し終わるまで、各発光素子95の発光状態を維持する。即ち、各発光素子95は、印刷用紙P上の光硬化型インクの付着面が光照射装置90による特定波長領域の光の照射域98を通過し終わるまで、連続発光させられる。
なお、主制御回路102は、4つの駆動回路130、140、150、160に制御信号をそれぞれ供給する機能を有しており、また、インターフェース回路120で受信した各種の印刷コマンドの解読や、印刷データの調整に関する制御、各種のセンサの監視などを実行する機能も有している。一方、CPU104は、主制御回路102を補助するための各種の機能を有しており、例えば各種のメモリの制御などを実行する。
以上に説明した光照射装置90では、各発光素子95が形成する楕円形の光像cが楕円の長径方向に沿って連続するように、発光素子相互が光像cの長径方向に離間して配列されているため、楕円形の光像cが長径方向に連続した略帯状の照射域98を印刷用紙P上のインク塗布域に形成する光照射方法を実施できる。
そして、図4に示すように楕円形の光像cが短径方向に沿って連続するように発光素子相互を配列した光照射装置の場合と比較して、隣接する発光素子相互間の間隔pを大きく設定することができる。また、図2に略帯状の照射域98として示したように、少ない発光素子の使用数でより大きな幅Lに特定波長領域の光を照射することが可能になる。
従って、被照射面の所定長の幅に渡って特定波長領域の光を照射する際に、光源である発光素子の使用数量を削減して、コストの低減を図ることが可能になる。
なお、各発光素子95からの出射光は、拡散光となるため、素子支持手段91の取付位置を調整して、発光素子95と印刷用紙P上の被照射面までの距離を変えると、それに伴い、光像cの長径寸法x及び短径寸法yが変化する。
本実施の形態において、発光素子として、日亜化学工業株式会社製半導体レーザダイオード型番NDHV310APC(FWHMにおける光発散が、光像の短径方向に(θ‖)8°、光像の長径方向に(θ⊥)22°)を用いた場合で、発光素子95と印刷用紙P上の被照射面までの距離(照射距離)が30mmの場合は、光像cは、長径寸法xが24.1mm、短径寸法yが9.95mmで、アスペクト比は2.20となった。
一方、同じ発光素子と印刷用紙P上の被照射面までの距離(照射距離)が50mmの場合は、光像cは、長径寸法xが39.1mm、短径寸法yが15.5mmで、アスペクト比は2.36となった。
そして、それぞれの照射距離の場合について、印刷用紙Pの幅がA4サイズ幅(210mm)で、その用紙幅一杯に照射域98を形成することを前提として、図2の実施例に示した発光素子配列の場合と、図4に示した比較用の素子配列の場合とで、必要となる発光素子数の比較を行った。
照射距離が30mmの場合、図2に示した実施の形態の素子配列では、必要な発光素子数が9個であるのに対し、図4に示した比較例の素子配列では、22個の発光素子が必要となり、上記実施の形態で素子数を大幅に削減できることが確認できた。
また、照射距離が50mmの場合、図2に示した実施の形態の素子配列では、必要な発光素子数が6個であるのに対し、図4に示した比較例の素子配列では、14個の発光素子が必要となり、この場合も、上記実施の形態で素子数を大幅に削減できることが確認できた。
また、光源である発光素子95相互間の離間間隔pを大きく設定できるため、各発光素子95の発生した熱が発光素子95間に籠もり難くなり、籠もる熱によって発光素子95自体が熱ダメージを受けることを防止でき、熱ダメージによる光源の寿命低下を防止することができる。
従って、上記実施の形態のように、インクジェットプリンタ20の印刷ヘッド52周辺に搭載して、プリンタ20の印刷ヘッド52が記録媒体である印刷用紙P上に付着させた光硬化型インクを光照射によって硬化させる場合に、光照射装置90自体の発熱を抑えることができるため、プリンタ20に冷却ファン等の冷却操作・手段を装備する必要がなくなり、インクジェットプリンタ20の小型化や、コスト低減にも大きく貢献する。
また、光硬化型インクは、特定波長の紫外線の照射により硬化作用を効率的に進行させることができるが、紫外線の代わりに紫外線に近い可視光を照射した場合でも、紫外線照射の場合と比較すると処理効率は低下するが、硬化処理は可能である。
一般に、紫外線を発光する発光素子は、可視光線を発光する発光素子よりも高価格になる。
そこで、紫外線用の発光素子と可視光線用の発光素子との価格差、要求される処理速度等を勘案して、価格の低い可視光線用の発光素子の採用も設定しておくことで、コストと性能にバランスの良い光照射装置90を提供することが可能になる。
また、光硬化型インクは、色材成分(顔料または染料等)やその他の成分組成の相異などにより、照射した際に吸収される光の波長域に差が生じ、それが原因となって、インクの硬化時間に差異が生じることがある。
そこで、上記実施の形態のように、複数個の発光素子の配列を、発光波長ピークが相異する発光素子を用いることで、複数個の発光ピークを持つ広波長域の光照射が可能になり、一部の発光波長ピークの光が吸収されても、他の発光波長ピークの光がインクの硬化に有効に寄与して、インクの硬化効率を安定維持することが可能になり、また、吸収する照
射光の発光波長ピークが異なる多種の光硬化型インクへの対応が可能になる。その結果、対応インク種を増大させて、光照射装置90としての汎用性を向上させることができる。
なお、本実施の形態のように楕円形の光像cのアスペクト比を2.0以上に設定すると、アスペクト比が2.0未満となる楕円形の光像を形成する発光素子同士を配列した場合と比較して、楕円形の光像cを長径方向に沿って並べた場合と短径方向に沿って並べた場合との発光素子相互間の配列間隔の差異が極めて顕著になり、光源である発光素子95の
使用数量の低減、発光素子95相互間の間隔の拡大が発光素子95の発生する熱の拡散を助けて、籠もった熱に起因した熱ダメージによって発光素子95が劣化することを防止する効力が明確になる。
また、本実施の形態のように、発光素子95として半導体レーザ素子を採用した場合は、半導体レーザ素子である半導体レーザダイオード等の素子自体の構造上の理由で出射光が楕円形の光像cを形成するものとなり、特別な光学手段を使用せずとも、発光素子95間の間隔の拡張に有効な楕円形の光像cを得ることが可能になる。
また、半導体レーザ素子による発光は、固体レーザの発光に比べて出射光が拡散するため、一つの発光素子95でより広い面積に光線を照射することができ、使用する発光素子数の削減に適すると同時に、光線の照射面積を拡大するための走査機構との組合せが不要になり、安価に広い光線の照射面積を確保することが可能になる。
また、走査機構の装備が不要となるため、発光素子95を走査用の可動部に組み付けるような構成が不要になり、故障の原因となる可動部を排除した設計とすることで、光照射装置90としての動作信頼性や耐久性を向上させることが可能になる。
なお、上記実施の形態では、発光素子95の配列は一列としたが、互いに平行な複数列に配列するようにしても良い。発光素子の配列を互いに平行な複数列にすることで、単体の発光素子が作る楕円形の光像の長径寸法x及び短径寸法yの大きさに制限されずに、全体の照射域を、印刷用紙Pの搬送方向に沿う任意の大きさに設定することができ、発光素子列の数を増やして光の照射域を記録媒体の搬送方向に拡張することで、処理の高速化を図ることができる。
また、印刷用紙Pの幅方向に沿った楕円形の光像cの連続状態を、図5に示す通りとしてもよい。
また、本発明において発光素子として使用する半導体レーザ素子の発光波長は、処理する光硬化型インクの特性に応じて選定するのが望ましく、光硬化型インクの特性によっては上記実施の形態に示した発光波長のもの以外にも、好適に使用可能なものを選定することが可能である。
また、本発明で使用可能な発光素子は、半導体レーザ素子に限らない。素子から出射される光束が拡散光となって楕円形の光像を形成可能な素子であれば、半導体レーザ素子以外でも、使用可能である。
更に、略同一の波長帯域で発光する発光素子により発光素子列を形成する場合でも、発光波長ピークが同一のものだけで発光素子列を形成したり、或いは、発光波長ピークが相異するものを混在させて発光素子列を形成することができる。
更に、上記実施の形態では、光照射装置90における発光素子95は、印刷処理中には連続発光させることとしたが、インクへの照射光量を必要最小限に抑えるように、使用している光硬化型インクの特性や、印刷領域の情報(光硬化型インクの噴射塗布量など)に基づいて、発光素子95を一定時間単位でパルス発光させるようにしても良い。
これにより、光硬化型インクに照射する光量を必要最小限に制御して、光照射装置90における消費電力の低減、発光素子95の発熱の低減、発光素子95の実働時間の短縮による長寿命化を図ることができる。
なお、本発明の光照射装置を装備する機器は、インクジェットプリンタに限らない。光硬化型インクの付着を行う各種の機器に搭載可能である。
また、本発明の光照射装置によって特定波長領域の光を照射する記録媒体の材質も、紙、フィルム、布、金属薄板等の各種のものが考えられる。
また、本発明の光照射装置によって、硬化させることができる光硬化型インクとしては、特に限定されないが、例えば特開平3−216379号公報、特開平5−186725号公報、特公平5−54667号公報、特開平6−200204号公報、特開平7−224241号公報、特開平8−48922号公報、特開平8−218016号公報、特開平10−7956号公報、特開平10−250052号公報、特開平10−324836号公報、特開2000−44857号公報、特開2000−119574号公報、特開2000−158793号公報、特開2000−186242号公報、特開2000−186243号公報、特開2000−336295号公報、特表2000−504778号公報、特表2001−512777号公報、特開2001−220526号公報、特開2002−80767号公報、特開2003−191593号公報、特開2003−191594号公報、特開2003−313476号公報、特開2004−27154号公報、米国特許第5623001号明細書等の公知公用のもの等が挙げらる。
その中でも特に好ましいものとしては、重合性化合物、光重合開始剤及び重合促進剤を含有し、重合性化合物としてN−ビニル化合物を、光重合開始剤としてビスアシルフォスフィンオキサイド、モノアシルフォスフィンオキサイド及びα−アミノケトンから選ばれる2種以上を含有するものである。
上記インク組成物に用いるビスアシルフォスフィンオキサイド、モノアシルフォスフィンオキサイド及びα−アミノケトンは、前述の通り、何れも365nm以上の波長の光を吸収するものであるが、特にビスアシルフォスフィンオキサイド及びモノアシルフォスフィンオキサイドは、α−アミノケトンよりも長波長域に吸収がある。
ビスアシルフォスフィンオキサイドとしては、例えば、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキシド等が挙げられ、これは、Irgacure 819(チバ スペシャルティ ケミカルズ社製)の商品名で入手可能である。
モノアシルフォスフィンオキサイドとしては、例えば、2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−フォスフィンオキサイド等が挙げられ、これは、Darocur TPO(チバ スペシャルティ ケミカルズ社製)の商品名で入手可能である。
α−アミノケトンとしては、例えば、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1等が挙げられ、これは、Irgacure 369(チバ スペシャルティ ケミカルズ社製)の商品名で入手可能である。
上記光硬化型インクは、光重合開始剤として、少なくとも上記のものを2種以上含んでいれば、他の光重合開始剤を併用して用いても良い。
併用して用いても良い他の光重合開始剤としては、代表的なものとして、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、イソプロピルベンゾインエーテル、イソブチルベンゾインエーテル、1−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシム、ベンジル、ジエトキシアセトフェノン、ベンゾフェノン、クロロチオキサントン、2−クロロチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、ジエチルチオキサントン、2−メチルチオキサントン、ポリ塩化ポリフェニル、ヘキサクロロベンゼン等が挙げられる。好ましくは、イソブチルベンゾインエーテル、1−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシムである。
また、Vicure 10、30(Stauffer Chemical社製)、Irgacure 127、184、500、651、2959、907、379、754、1700、1800、1850、OXE01、Darocure 1173、ITX(チバ スペシャルティ ケミカルズ社製)、Quantacure CTX、ITX(Aceto Chemical社製)、Kayacure DETX−S(日本化薬社製)、ESACURE KIP150(Lamberti社製)、Lucirin TPO(BASF社製)の商品名で入手可能な光重合開始剤も使用することができる。
該光硬化型インクに含まれる重合性化合物としては、少なくともN−ビニル化合物を含有していれば良い。
N−ビニル化合物としては、N−ビニルフォルムアミド、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム及びそれらの誘導体等が挙げられる。
また、該光硬化型インクは、重合性化合物として、N−ビニル化合物以外のその他の重合性化合物を含んでいても良い。
当該その他の重合性化合物としては、光重合開始剤から生成するラジカルまたはイオンにより重合されるものであれば特に限定ない。このような重合性化合物とは、高分子の基本構造の構成単位となり得る分子をいう。このような重合性化合物は光重合性モノマーとも呼ばれ、単官能モノマー、二官能モノマー、多官能モノマーが含まれる。
このような重合性化合物の代表的なものとして、単官能モノマーとしては、(2−メチル−2−エチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチルアクリレート、(2−メチル−2−イソブチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチルアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、イソボルニルアクリレート、メトキシジエチレングリコールモノアクリレート、アクロイルモルホリン、メタクリル酸ラウリル、アリルグリコール、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸シクロヘキシル、オキセタンメタアクリレート等を挙げることができる。
二官能モノマーとしては、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレ−ト、ポリエチレングリコール#400ジアクリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、2−ヒドロキシ−1,3−ジメタクリロキシプロパン、ヒドロキシピオペリン酸エステルネオペンチンルグリコールジアクリレート等を挙げることができる。
多官能モノマーとしては、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタアクリレート、トリメチロールプロパンEO付加物トリアクリレート、トリメチロールプロパンPO付加物トリアクリレート、グリセリンEO付加物トリアクリレート、グリセリンEO変性トリアクリレート、グリセリンPO付加物トリアクリレート、ペンタエリストールトリアクリレート、ジペンタエリストールヘキサアクリレート、フタル酸水素−(2,2,2−トリアクロイルオキシメチル)エチル、ジペンタエリストールポリアクリレート等を挙げることができる。
N−ビニル化合物以外に併用する上記単官能モノマー、二官能モノマー、多官能モノマーのうち、好ましくは、アクロイルモルホリン(単官能モノマー)、フェノキシエチルアクリレート(単官能モノマー)、トリプロピレングリコールジアクリレート(二官能モノマー)、フタル酸水素−(2,2,2−トリアクロイルオキシメチル)エチル(多官能モノマー)、グリセリンEO変性トリアクリレート(多官能モノマー)であるが、これらの併用に限定されるものではない。
該光硬化型インクに含まれる重合促進剤としては、少なくとも重合性官能基を有する微粒子を含有していれば良い。
重合性官能基を導入した微粒子の重合促進機構としては、明確ではないが、紫外線を吸収し、開裂した光重合開始剤により生成したラジカルが、微粒子表面にトラップされて安定化し、微粒子表面へ導入された重合性官能基及び表面に吸着した重合性化合物と容易に重合反応を開始する事により重合反応を促進するものと推測される。
重合性官能基を有する微粒子とは、特に限定されないが、一般的に体質顔料と称されるもので、シリカ、アルミナ、チタニア、酸化カルシウム等の無機化合物が例示され、特に、シリカ、アルミナ等の透明なものも好適に使用でき、その中でもシリカが特に好ましい。
また、該微粒子が有する重合性官能基としては、特に限定されず、アクリロイル基、メタクリロイル基等が例示され、さらに、1つ以上の二重結合を有する重合性官能基とすることも可能である。
該微粒子の大きさとしては、特に限定されないが、粒径が10〜200nmのものが好ましい。
該重合性官能基を有する微粒子の調製方法は、特に限定されないが、テトラエトキシシラン等のシラン化合物のゾルゲル反応によって、水酸基等を多数有するシリカ微粒子を作製し、該水酸基に重合性官能基を付与できるような化合物(シランカップリング剤)と反応させる方法が挙げられる。
該光硬化性インク組成物における、該重合性官能基を有する微粒子の含有量としては、特に限定されず、使用形態、条件、インク組成物の粘度と重合性の関係等に応じて適宜選択されるべきものであるが、インク組成物全量に対し10質量%以下であることが好ましい。
また、該光硬化型インクには、重合促進剤として、重合性微粒子以外のものを含んでいても良い。
当該その他の重合性化合物としては特に限定されないが、臭気の問題やインク組成物の硬化がより確実になることから、特にアミノベンゾエート誘導体が、好ましい。これはアミノベンゾエート誘導体が、酸素による重合阻害を軽減する為である。
アミノベンゾエート誘導体は、350nm以上の波長域に吸収を持たないものである。このようなアミノベンゾエート誘導体の例としては、特に限定されないが、エチル−4−ジメチルアミノベンゾエート、2−エチルヘキシル−4−ジメチルアミノベンゾエート等が挙げられ、これは、Darocur EDB、EHA(チバ スペシャルティ ケミカル
ズ社製)の商品名で入手可能である。
該光硬化性インク組成物は色材も含むものである。
該光硬化性インク組成物に含まれる色材は、染料、顔料のいずれであってもよいが、インク組成物の不溶化あるいは増粘等の作用によって、インク組成物中の着色成分の浸透を抑制する場合には、インク中に溶解している染料よりも分散している顔料の方が有利であり、また、印刷物の画像耐久性の面から顔料の方が有利である。
該光硬化性インク組成物で使用される染料としては、直接染料、酸性染料、食用染料、塩基性染料、反応性染料、分散染料、建染染料、可溶性建染染料、反応分散染料など通常インクジェット記録に使用される各種染料を使用することができる。
上記光硬化型インクに使用される顔料としては、特別な制限なしに無機顔料、有機顔料を使用することができる。
無機顔料としては、酸化チタンおよび酸化鉄に加え、コンタクト法、ファーネス法、サーマル法などの公知の方法によって製造されたカーボンブラックを使用することができる。また、有機顔料としては、アゾ顔料(アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料などを含む)、多環式顔料(例えば、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフラロン顔料など)、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレートなど)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラックなどを使用することができる。
顔料の具体例としては、カーボンブラックとして、三菱化学社製のNo.2300、No.900、MCF88、No.33、No.40、No.45、No.52、MA7、MA8、MA100、No.2200B等が、コロンビア社製のRaven5750、同5250、同5000、同3500、同1255、同700等が、キャボット社製のRegal 400R、同330R、同660R、Mogul L、同700、Monarch 800、同880、同900、同1000、同1100、同1300、同1400等が、デグッサ社製のColor Black FW1、同FW2、同FW2V、同FW18、同FW200、Color Black S150、同S160、同S170、Printex 35、同U、同V、同140U、Special Black 6、同5、同4A、同4等が挙げられる。
イエローインクに使用される顔料としては、C.I.ピグメントイエロー1、2、3、12、13、14、16、17、73、74、75、83、93、95、97、98、109、110、114、128、129、138、150、151、154、155、180、185等が挙げられる。
また、マゼンタインクに使用される顔料としては、C.I.ピグメントレッド5、7、12、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、112、122,123、168、184、202、209、C.I.ピグメントヴァイオレット 19等が挙げられる。
さらに、シアンインクに使用される顔料としては、C.I.ピグメントブルー1、2、3、15:3、15:4、60、16、22が挙げられる。
該光硬化性インクの好ましい態様によれば、顔料はその平均粒径が10〜200nmの範囲にあるものが好ましく、より好ましくは50〜150nm程度のものである。
インク組成物における色材の添加量は、0.1〜25重量%程度の範囲が好ましく、より好ましくは0.5〜15重量%程度の範囲である。
該光硬化性インクの好ましい態様によれば、これらの顔料は、分散剤または界面活性剤で水性媒体中に分散させて得られた顔料分散液としてインク組成物に添加されるのが好ましい。好ましい分散剤としては、顔料分散液を調製するのに慣用されている分散剤、例えば高分子分散剤を使用することができる。なお、この顔料分散液に含まれる分散剤および界面活性剤がインク組成物の分散剤および界面活性剤としても機能することは当業者に明らかであろう。
具体的には、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸−スチレン共重合体、ポリエステル、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル変性ポリアクリル酸、ポリオキシアルキレン付加ポリアルキレンアミン、ポリビニルブチラール等の高分子分散剤や、ポリエステル変性ポリジメチルシロキサン、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン等のシリコーン系界面活性剤、アセチレンジオール系界面活性剤、ソルビタン系界面活性剤等が挙げられる。
該光硬化性インクには、水性溶媒を含んでいてもよい。更に任意の成分として、樹脂エマルジョン、無機酸化物コロイド、湿潤剤、pH調製剤、防腐剤、防かび剤等を添加しても良い。
また、該光硬化性インク組成物は、有機溶剤を含まず、無溶剤型のインク組成物であることが更に好ましい。
以下、本発明を以下の実施例によって詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
1.重合性微粒子1およびその分散液の調製
シリカゾルIPA−ST(日産化学工業社製、シリカ濃度30wt%のイソプロピルアルコール(以下「IPA」と略す)分散液)88.1重量部を200mL容の三角フラスコに加え、シランカップリング剤 サイラエースS710(3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、チッソ社製)7.9重量部を添加した。マグネティックスターラーで攪拌しながら0.05mol/L濃度の塩酸を4重量部添加し、室温で24時間攪拌しながら反応を行った。その結果、メタクリル基を有する重合性微粒子1(MPS)を含むIPA分散液Aを得た。
300mL容の丸底フラスコにN−ビニルフォルムアミド(以下「NVF」とも称する、ビームセット770、荒川化学工業社製)70重量部、上記分散液A 100重量部を加え、ロータリーエバボレーターを用いてIPAを留去し、重合性微粒子1を30wt%含む分散液Bを得た。
2.顔料分散液の調製
2−1.(イエロー)顔料分散液C
色材である顔料としてC.I.ピグメントイエロー(P.Y.)74とポリウレタン樹脂(平均分子量約20,000)(以下「分散剤」とも称する、)とNVFを、顔料:分散剤:NVF=15:5:80の割合で混合して、サンドミル(安川製作所製)中でガラスビーズ(直径1.7mm、混合物の1.5倍重量)と共に2時間分散させた。その後、ガラスビーズを分離し、顔料分散液C(顔料濃度15wt%)を調製した。
2−2.(マゼンタ)顔料分散液D
顔料をC.I.ピグメントレッド(P.R.)122に代えた以外は、上記顔料分散液Cと同様に顔料分散液D(顔料濃度15wt%)を調製した。
2−3.(シアン)顔料分散液E
顔料をC.I.ピグメントブルー(P.B.)15:3に代えた以外は、上記顔料分散液Cと同様に顔料分散液E(顔料濃度15wt%)を調製した。
2−4.(ブラック)顔料分散液F
顔料をC.I.ピグメントブラック(P.Bk.)7に代えた以外は、上記顔料分散液Cと同様に顔料分散液F(顔料濃度15wt%)を調製した。
3.インク組成物の調製
3−1.イエロー顔料インク組成物(Y)
遮光性を有する容器に、分散液B 20重量部、顔料分散液C 10重量部を加え、NVF 29重量部、トリプロピレングリコールジアクリレート(以下「TPGDA」とも称する、アロニックスM−220、東亜合成社製)25重量部、グリセリンEO変性トリアクリレート(以下「AGE3」とも称する、HKエステル A−Gly−3E、新中村化学社製)10重量部、Irgacure 819(ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキシド、チバ スペシャリティ ケミカルズ社製)4.0重量部、Irgacure 369(2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1、チバ スペシャリティ ケミカルズ社製)1.0重量部、Darocur EHA(2−エチルヘキシル−4−ジメトキシアミノベンゾエート、チバ スペシャリティ ケミカルズ社製)1重量部を添加し、マグネティックスターラーで1時間攪拌・混合してから、紫外線を遮蔽した環境下で5μmのメンブランフィルターを用いてろ過して、下記組成のイエローインク組成物を調製した。
NVF 51 wt%
TPGDA 25 wt%
AGE3 10 wt%
分散剤 0.5wt%
Irgacure 819 4.0wt%
Irgacure 369 1.0wt%
Darocur EHA 1.0wt%
重合性微粒子1 6.0wt%
C.I.ピグメントイエロー74(色材) 1.5wt%
3−2.マゼンタ、シアン、ブラック顔料インク組成物
以下同様に、それぞれ、分散液Cに替えて、分散液D、E、Fを用いて以下の組成のインク組成物を調製した。
マゼンタ顔料インク組成物(M)
NVF 51 wt%
TPGDA 25 wt%
AGE3 10 wt%
分散剤 0.5wt%
Irgacure 819 4.0wt%
Irgacure 369 1.0wt%
Darocur EHA 1.0wt%
重合性微粒子1 6.0wt%
C.I.ピグメントレッド122(色材) 1.5wt%
シアン顔料インク組成物(C)
NVF 51 wt%
TPGDA 25 wt%
AGE3 10 wt%
分散剤 0.5wt%
Irgacure 819 4.0wt%
Irgacure 369 1.0wt%
Darocur EHA 1.0wt%
重合性微粒子1 6.0wt%
C.I.ピグメントブルー15:3(色材) 1.5wt%
ブラック顔料インク組成物(K)
NVF 51 wt%
TPGDA 25 wt%
AGE3 10 wt%
分散剤 0.5wt%
Irgacure 819 4.0wt%
Irgacure 369 1.0wt%
Darocur EHA 1.0wt%
重合性微粒子1 6.0wt%
C.I.ピグメントブラック7(色材) 1.5wt%
〔硬化試験〕
上記の各インク組成物をガラス基板上に約0.05mL滴下して硬化試験を行った。紫外線照射は下記2つの照射装置を組み合わせ、照射時間15秒の硬化条件にて硬化処理を行った後、硬化性の目視評価を実施した。その結果、4色のインク組成物全てが良好に硬化することが確認できた。
照射装置1:光源 紫外線LD NDHU110APAE2(日亜化学工業社製)
ピーク波長370〜380nm
定格出力 10mW
照射装置2:光源 LD NDHU110APAE2(日亜化学工業社製)
ピーク波長400〜415nm
定格出力 60mW
本発明に係る光照射装置を搭載したインクジェットプリンタの一実施の形態の主要な構成を示す概略斜視図である。 図1に示した光照射装置の拡大斜視図である。 図1に示したインクジェットプリンタにおける電気的な構成を示すブロック図である。 楕円形の光像を形成する複数個の発光素子相互を、各素子の楕円形の光像が短径方向に沿って連続するように配置した場合の照射域の説明図である。 楕円形の光像cの連続状態の他の1例を示す図である。
符号の説明
20:インクジェットプリンタ、30:紙送りモータ、32:ロータリエンコーダ、34:紙送りローラ、40:プラテン、50:キャリッジ、52:印刷ヘッド(記録ヘッド)、54:ブラックカートリッジ、56:カラーインクカートリッジ、60:キャリッジモータ、62:牽引ベルト、64:ガイドレール、70:リニアエンコーダ、72:符号板、74:フォトセンサ、80:キャッピング装置、90:光照射装置、91:素子支持手段、91a:取り付け面、92:ブラケット、93:ブラケット、95:発光素子、102:主制御回路、104:CPU、110:ROM、112:RAM、114:EEPROM、120:インターフェース回路、130:紙送りモータ駆動回路、140:ヘッド駆動回路、150:CRモータ駆動回路、160:光照射装置駆動回路、P:印刷用紙(記録媒体)

Claims (15)

  1. 特定波長領域の光を発光しかつ被照射面に楕円形の光像を形成する発光素子が複数個配列され、前記複数個の発光素子相互は、前記光像が長径方向に沿って連続するように配置したことを特徴とする光照射装置。
  2. 前記複数個の発光素子が一列または平行な複数列に配列されたことを特徴とする請求項1記載の光照射装置。
  3. 前記複数個の発光素子として、紫外線または可視光線を発光するものを、単独種または複数種組合せて使用することを特徴とする請求項1又は2に記載の光照射装置。
  4. 前記複数個の発光素子の配列は、発光波長ピークが同一の発光素子相互、または発光波長ピークが相異する発光素子相互を、楕円形の光像の長径方向に離間させて配置することで形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光照射装置。
  5. 前記光像のアスペクト比が2.0以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光照射装置。
  6. 前記発光素子が半導体レーザ素子であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光照射装置。
  7. 前記半導体レーザ素子が波長400nm未満の紫外線を出射するものであることを特徴とする請求項6に記載の光照射装置。
  8. 前記半導体レーザ素子が波長400〜450nmの可視光を出射するものであることを特徴とする請求項6に記載の光照射装置。
  9. 前記半導体レーザ素子として波長400nm未満の紫外線を出射するものと波長400〜450nmの可視光を出射するものとを組合せたことを特徴とする請求項6に記載の光照射装置。
  10. 特定波長領域の光を発光しかつ被照射面に楕円形の光像を形成する発光素子を複数用いて光を照射する際に、前記光像を長径方向に沿って連続させることを特徴とする光照射方法。
  11. 前記発光素子を連続発光させることを特徴とする請求項10記載の光照射方法。
  12. 前記発光素子をパルス発光させることを特徴とする請求項10記載の光照射方法。
  13. 記録媒体に、光硬化型のインク組成物を付着させてから、請求項1〜9のいずれかに記載の光照射装置で光照射することを特徴とする画像記録方法。
  14. 記録媒体に、光硬化型のインク組成物を付着させてから、請求項10〜12のいずれかに記載の光照射方法で光照射することを特徴とする画像記録方法。
  15. 光硬化型のインク組成物が、少なくとも重合性化合物、光重合開始剤及び重合促進剤を含有し、重合性化合物としてN−ビニル化合物を、光重合開始剤としてビスアシルフォスフィンオキサイド、モノアシルフォスフィンオキサイド及びα−アミノケトンから選ばれる2種以上を、重合促進剤として重合性官能基を有する微粒子を、それぞれ含有するものである請求項13または14記載の画像記録方法。
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