JP4051928B2 - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4051928B2
JP4051928B2 JP2001393957A JP2001393957A JP4051928B2 JP 4051928 B2 JP4051928 B2 JP 4051928B2 JP 2001393957 A JP2001393957 A JP 2001393957A JP 2001393957 A JP2001393957 A JP 2001393957A JP 4051928 B2 JP4051928 B2 JP 4051928B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
image forming
mass
recording medium
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001393957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003191593A (ja
Inventor
葉子 平井
幸治 松島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2001393957A priority Critical patent/JP4051928B2/ja
Publication of JP2003191593A publication Critical patent/JP2003191593A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4051928B2 publication Critical patent/JP4051928B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成方法及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多様なメディアに画像を形成する方法として、活性光線硬化型インクジェット記録方式が注目されている。この方法は、出射したインクを活性光線で硬化させ、ドットを形成し、基材と接着させるため、多様なメディアに印字できる特長がある。活性光線を照射する場合、通常はヘッドのすぐ脇に高照度光源を設置し、短時間で硬化させる方法がとられている。しかし、活性光線によるインクの硬化は、硬化後のインク物性に大きく影響するため、市場に出回る多様なメディアに、高精細で印字したり、作業性のよい物性でメディアに接着させたりすることは非常に難しかった。更に、1種のインクで多様なメディアに印字を行う場合、基材の表面エネルギーの違いでドット径が異なったり、インクの重なりによりにじみが生じたりするため、高画質のカラー画像を印字することは出来なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、各種基材に高画質のカラー画像を印字する画像形成方法及び画像形成装置を提供することにある。また、熱に弱い基材でも、収縮することなく良好な画像を与える画像形成方法及び画像形成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、以下の構成によって達成された。
【0005】
1.活性光線照射で硬化する少なくとも重合性モノマーと開始剤から構成されるインクを記録媒体上に射出する画像形成方法において、該重合性のモノマーは、単官能、二官能、三官能以上の多官能モノマーを併用し、単官能モノマーはインク組成物全体の5〜40質量%、二官能モノマーは5〜40質量%、多官能モノマーは5〜30質量%含有し、該開始剤は、アリールアルキルケトン、オキシムケトン、チオ安息香酸S−フェニル、チタノセン、芳香族ケトン、チオキサントン、ベンジルとキノン誘導体、ケトクマリン類から選ばれる少なくとも1種であり、かつ、インク射出後、該活性光線照射が2段階で、紫外域における第1の照射手段と第2の照射手段を有し、更に該第1の照射手段と第2の照射手段に用いる、紫外域のピーク波長の差が30〜200nm異なる2つの照射手段で照射し、かつ、少なくとも1つの光源の365nmにおける記録媒体面の照度が、1〜500mW/cm2であることを特徴とする画像形成方法。
【0012】
.前記1記載の画像形成方法に用いる画像形成装置が、インク吐出手段が記録媒体上を走査しながら記録媒体に向けて活性光線硬化インクを吐出し、前記記録媒体に第1の照射手段により活性光線を照射した後に、第2の照射手段で活性光線を照射し、インクを硬化させる画像形成装置であって、第1、第2の照射手段のうち少なくとも1つの照射手段による照射部が、記録媒体上を走査する記録ヘッドとともに移動する、又は、光学系で記録ヘッド横へ活性光線を誘導し記録ヘッドとともに移動する、或いは、記録ヘッドの上部から幅手方向に渡って線光源を設け記録媒体を幅手方向とは垂直に搬送するのいずれかにより、該照射部がインクの吐出順に応じて移動することを特徴とする画像形成装置。
【0013】
.前記1記載の画像形成方法に用いる画像形成装置が、インク吐出手段を記録媒体の幅手方向に該略固定して配置し、記録媒体を幅手方向とは垂直に搬送しながら活性光線硬化インクを吐出し、搬送下流方向に第1の照射手段及び第2の照射手段を配することを特徴とする画像形成装置。
【0015】
本発明を更に詳しく説明する。
インク
本発明において用いるインクジェット記録用インクは少なくとも重合性モノマー、開始剤から構成される。
【0016】
重合性モノマーとしては、各種(メタ)アクリレートモノマーが使用出来る。例えば、イソアミルアクリレート、ステアリルアクリレート、ラウリルアクリレート、オクチルアクリレート、デシルアクリレート、イソミルスチルアクリレート、イソステアリルアクリレート、2−エチルヘキシル−ジグリコールアクリレート、2−ヒドロキシブチルアクリレート、2−アクリロイロキシエチルヘキサヒドロフタル酸、ブトキシエチルアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、メトキシジエチレングリコールアクリレート、メトキシポリエチレングリコールアクリレート、メトキシプロピレングリコールアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、イソボルニルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、2−アクリロイロキシエチルコハク酸、2−アクリロイロキシエチルフタル酸、2−アクリロイロキシエチル−2−ヒドロキシエチル−フタル酸、ラクトン変性可とう性アクリレート、t−ブチルシクロヘキシルアクリレート等の単官能モノマー、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ジメチロール−トリシクロデカンジアクリレート、ビスフェノールAのEO付加物ジアクリレート、ビスフェノールAのPO付加物ジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジアクリレート、ポリテトラメチレングリコールジアクリレート等の2官能モノマー、トリメチロールプロパントリアクリレート、EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、グリセリンプロポキシトリアクリレート、カウプロラクトン変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールエトキシテトラアクリレート、カプロラクタム変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等の三官能以上の多官能モノマーが挙げられる。
【0017】
この他、重合性のオリゴマー類も、モノマー同様に配合可能である。重合性オリゴマーとしては、エポキシアクリレート、脂肪族ウレタンアクリレート、芳香族ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、直鎖アクリルオリゴマー等が挙げられる。
【0018】
本発明においては、重合性のモノマーとして、単官能、二官能、三官能以上の多官能モノマーを併用することが特に好ましい。単官能モノマーは硬化時の収縮率を下げる効果が大きく、又低粘度でインクジェット記録時の射出安定性が得られやすい。二官能モノマーは適度な感度と様々な記録媒体への接着性に優れるため添加することが好ましい。三官能以上の多官能モノマーは感度及び硬化後の膜強度を得られる。これら三者を併用することで、硬化収縮によるカールや波打ちの防止、記録媒体への接着性、高感度化が達成される。
【0019】
単官能モノマーはインク組成物全体の5〜40質量%、二官能モノマーは5〜40質量%、多官能モノマーは5〜30質量%含有させることが好ましい。併用するモノマーは、その溶解性パラメーター(SP値)の最大値と最小値の差が、1以上である組合せが、様々な基材への接着性、硬化収縮起因のカールを防止する点で好ましい。更に好ましくは1.5以上である。
【0020】
尚、感作性、皮膚刺激性、眼刺激性、変異原性、毒性など安全性の観点から、上記モノマーの中でも特に、イソアミルアクリレート、ステアリルアクリレート、ラウリルアクリレート、オクチルアクリレート、デシルアクリレート、イソミルスチルアクリレート、イソステアリルアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、メトキシポリエチレングリコールアクリレート、メトキシプロピレングリコールアクリレート、イソボルニルアクリレート、ラクトン変性可とう性アクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、グリセリンプロポキシトリアクリレート、カウプロラクトン変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールエトキシテトラアクリレート、カプロラクタム変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートが好ましい。
【0021】
更にこの中でも、ステアリルアクリレート、ラウリルアクリレート、イソステアリルアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、イソボルニルアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート、グリセリンプロポキシトリアクリレート、カウプロラクトン変性トリメチロールプロパントリアクリレート、カプロラクタム変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートが特に好ましい。
【0022】
開始剤としては、アリールアルキルケトン、オキシムケトン、チオ安息香酸S−フェニル、チタノセン、芳香族ケトン、チオキサントン、ベンジルとキノン誘導体、ケトクマリン類などの従来公知の開始剤が使用出来る。開始剤については「UV・EB硬化技術の応用と市場」(シーエムシー出版、田畑米穂監修/ラドテック研究会編集)に詳しい。中でもアシルフォスフィンオキシドやアシルホスフォナートは、感度が高く、開始剤の光開裂により吸収が減少するため、インクジェット方式のように1色当たり5〜15μmの厚みを持つインク画像での内部硬化に特に有効である。具体的には、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチル−ペンチルフォスフィンオキサイドなどが好ましい。
【0023】
又、前述のモノマー同様、安全性を考慮した選択では、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モリフォリノプロパン−1−オン、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチル−ペンチルフォスフィンオキサイド、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン(ダロキュア(R)1173)が好適に用いられる。好ましい添加量は、インク組成物全体の1〜6質量%、好ましくは2〜5質量%である。本発明では、波長又は強度を変えて2段階に照射を分けることが好ましく、開始剤についても2種以上を併用することが特に好ましい。
【0024】
この他、インク組成物を着色する場合は、色材を添加する。色材としては、重合性化合物の主成分に溶解又は分散できる色材が使用出来るが、耐候性の点で顔料が好ましい。顔料としては以下のものが使用出来るが、これに限られる訳ではない。
C.I Pigment Yellow−1,3,12,13,14,17,81,83,87,95,109,42、
C.I Pigment Orange−16,36,38、
C.I Pigment Red−5,22,38,48:1,48:2,48:4,49:1,53:1,57:1,63:1,144,146,185,101、
C.I Pigment Violet−19,23、
C.I Pigment Blue−15:1,15:3,15:4,18,60,27,29、
C.I Pigment Green−7,36、
C.I Pigment White−6,18,21、
C.I Pigment Black−7、
顔料の分散には、ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミル、アジテータ、ヘンシェルミキサ、コロイドミル、超音波ホモジナイザー、パールミル、湿式ジェットミル、ペイントシェーカー等を用いることができる。又、顔料の分散を行う際に分散剤を添加することも可能である。分散剤は高分子分散剤を用いることが好ましい高分子分散剤としてはZeneca社のSolsperseシリーズが挙げられる。又、分散助剤として、各種顔料に応じたシナージストを用いることも可能である。これらの分散剤及び分散助剤は、顔料100質量部に対し、1〜50質量部添加することが好ましい。分散媒体は溶剤又は重合性化合物で行うが、本発明に用いる照射線硬化型インクは、インク着弾直後に反応・硬化させるため、無溶剤であることが好ましい。溶剤が硬化画像に残ってしまうと、耐溶剤性の劣化、残留する溶剤のVOCの問題が生じる。よって、分散媒体は溶剤では無く重合性化合物、その中でも最も粘度の低いモノマーを選択することが分散適性上好ましい。
【0025】
分散は、平均粒径を0.08〜0.5μmとすることが好ましく、最大粒径は0.3〜10μm、好ましくは0.3〜3μmとなるよう、顔料、分散剤、分散媒体の選定、分散条件、ろ過条件を設定する。この粒径管理によって、ヘッドノズルの詰まりを抑制し、インクの保存安定性、インク透明性及び硬化感度を維持することが出来る。色材はインク全体の1質量%乃至10質量%の添加量が好ましい。
【0026】
その他の成分
インク組成物の保存性を高めるために、重合禁止剤を200〜20000ppm添加することが出来る。紫外線硬化型のインクは加熱、低粘度化して射出することが好ましいので、熱重合によるヘッド詰まりを防ぐためにも重合禁止剤を入れることが好ましい。
【0027】
この他に、必要に応じて界面活性剤、レベリング添加剤、マット剤、膜物性を調整するためのポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、ワックス類を添加することが出来る。記録媒体との密着性を改善するため、極微量の有機溶剤を添加することも有効である。この場合、耐溶剤性やVOCの問題が起こらない範囲での添加が有効であり、その量は0.1〜5%、好ましくは0.1〜3%である。
【0028】
又、インク色材による遮光効果のため、感度を防ぐ手段として、開始剤寿命の長いカチオン重合性モノマーと開始剤を組み合わせ、ラジカル・カチオンのハイブリッド型硬化インクとすることも可能である。
【0029】
インクは、射出性を考慮し射出時の温度で、好ましくは7〜30mPa・s、更に好ましくは7〜20mPa・sとなるよう、組成比を決める。尚、25℃でのインク粘度は、35mPa・s以上とすることが好ましい。室温での粘度を上げることにより、多孔質な記録媒体にもインクの浸透を防ぎ、未硬化モノマーの低減、臭気低減が可能となるし、また、非吸収媒体へ印字する時も着弾時のドット滲みを抑えることが出来、画質が改善される。表面張力は好ましくは200〜300μN/cm、更に好ましくは230〜280μN/cmである。
【0030】
画像形成方法
本発明の画像形成方法ではインク組成物をインクジェット記録方式により記録媒体上に射出、描画し、次いで紫外線などの放射線を照射してインクを硬化させる。
【0031】
インクの射出条件としては、インクを40〜80℃に加熱し、インク粘度を下げて射出することが射出安定性の点で好ましい。照射線硬化型インクは、概して水性インクより粘度が高いため、温度変動による粘度変動幅が大きい。粘度変動はそのまま液滴サイズ、液滴射出速度に大きく影響を与え、画質劣化を起こすため、インク温度を出来るだけ一定に保つことが必要である。インク温度の制御幅は設定温度±5℃、好ましくは設定温度±2℃、更に好ましくは設定温度±1℃である。
【0032】
インクを一定温度にインクを加温するとともに、着弾から照射までの時間を0.01〜0.3秒、好ましくは0.01〜0.15秒後に照射することが好ましい。着弾から照射までの時間を極短時間に制御することにより、着弾インクが硬化前に滲むことを防止することができる。又、多孔質な記録媒体に対しても光源の届かない深部までインクが浸透する前に露光することが出来る為、未反応モノマーの残留を抑えられ、臭気を低減出来る。特に、25℃におけるインク粘度が35mPa・s以上のインクを用いると大きな効果を得ることが出来る。このような記録方法を取ることで、表面の濡れ性が異なる様々な記録媒体に対しても、着弾したインクのドット径を一定に保つことが出来、画質が向上する。尚、カラー画像を得るためには、明度の低い色から順に重ねていくことが好ましい。明度の低いインクを重ねると、下部のインクまで照射線が到達しにくく、硬化感度の阻害、残留モノマーの増加及び臭気の発生、密着性の劣化が生じやすい。又、照射は、全色を射出してまとめて露光することが可能だが、1色毎に露光するほうが、硬化促進の観点で好ましい。
【0033】
光源
本発明の照射手段に用いる光源としては、活性光線、好ましくは紫外線を発生する公知の光源を用いることが出来る。例えば、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、ハロゲンランプ、DeepUVランプ、紫外域に蛍光を持つ蛍光灯、中圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、無電極放電ランプ、紫外線LED、紫外線レーザーなどがあげられる。
【0034】
照射方法
本発明の第1の照射手段では公知の方法で、光源から基材へ活性光線を照射することができる。例えば、特開昭60−132767号で開示されたように、記録媒体上を走査する記録ヘッドとともに紫外線ランプを移動させる方法や、米国特許第6,145,979号で開示されている技術のように、記録ヘッドから離れた位置に設置された紫外線光源から、光ファイバーやコリメータ、鏡といった光学系で記録ヘッド横へ紫外線を誘導する方法が知られている。また特願2001−350219のように記録ヘッドの上部から幅手方向に渡って線光源を設けることも出来る。尚、本発明において、照度とは、活性光線の全照射エネルギーをいい、照射タイミングは着弾から照射が始まるまでの時間を意味する。ピーク波長とは、450nm以下の活性光線のうち、最も照射エネルギーが大きい波長であり、ピーク照度はピーク波長における照度をさす。又、照射時間は、照射部において最高照度の1/5以上の活性光線が照射されている時間である。本発明において、分光照度は、ウシオ電機社製;USR−40D/Vにて測定した。
【0035】
本発明の第2の照射手段では、第1の照射手段の応用的手法で基材への活性光線照射を行うことが出来る。例えば、記録ヘッドとともに紫外線ランプを移動させる方法を応用してキャリッジに光源を載せ記録媒体を操作しながら活性光線を照射する方法や、固定した紫外線光源から、光ファイバーやコリメータ、鏡といった光学系で記録ヘッド横へ紫外線を誘導する方法を取ることも出来る。また、基材の幅手全体を照射する線光源を設けることも出来る。
【0036】
本発明の照射手段においては、ひとつの光源が照射する光を、フィルタ、鏡等を使って分光し、第1、第2の照射手段に分けて照射することも可能である。本発明の照射手段は、少なくとも1つの光源の365nmにおける記録媒体面の照度が1〜500mW/cm2であることが好ましく、更に好ましくは1〜100mW/cm2である。
【0037】
印字方法
本発明に用いられる印字方法は、多ノズルからインク小液滴を吐出して形成するインクジェット方式が好ましい。インクジェット方式は、ヘッドが記録媒体上の幅手方向を走査しながら印字していく方法、記録媒体が主走査方向に往復運動し、ヘッドが副走査方向に移動しながら印字する方法、ヘッドを印刷部幅手方向に配置し、記録媒体を搬送しながら印字する方法等が用いられる。
【0038】
記録媒体
画像を形成する記録媒体としては、通常の非コート紙、コート紙などの他、各種プラスチック及びそのフィルムを用いることが出来る。各種プラスチックフィルムとしては、PETフィルム、OPSフィルム、OPPフィルム、ONyフィルム、PVCフィルム、PEフィルム、TACフィルムが使用出来る。その他のプラスチックとしては、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ABS、ポリアセタール、PVA、ゴム類などが使用出来る。又、金属類や、ガラス類にも適用可能である。
【0039】
これらの記録媒体の中でも、特に熱でシュリンク可能な、PETフィルム、OPSフィルム、OPPフィルム、ONyフィルム、PVCフィルムへ画像を形成する場合に本発明の構成は、有効である。これらの記録媒体は、インクの硬化収縮、硬化反応時の発熱などにより、フィルムのカール、変形が生じやすい。
【0040】
【実施例】
実施例1
インクセット1の作製
下記の方法でインクセット1に用いる、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック各インクを作製した。
【0041】
以下の組成にて顔料分散物を作製した。平均粒径は0.2〜0.3μmとなるよう分散した。
【0042】
イエロー顔料分散物1
ピグメントイエロー12 10質量部
高分子分散剤(Zeneca社製 Solsperse) 5質量部
ステアリルアクリレート 85質量部
マゼンタ顔料分散物1
ピグメントレッド57:1 15質量部
高分子分散剤(Zeneca社製 Solsperse) 5質量部
ステアリルアクリレート 80質量部
シアン顔料分散物1
ピグメントブルー15:3 20質量部
高分子分散剤(Zeneca社製 Solsperse) 5質量部
ステアリルアクリレート 75質量部
ブラック顔料分散物1
ピグメントブラック7 20質量部
高分子分散剤(Zeneca社製 Solsperse) 5質量部
ステアリルアクリレート 75質量部
上記分散物を用い、下記処方のインクを作製した。
【0043】
イエローインク1
イエロー顔料分散物1 20質量部
ステアリルアクリレート 60質量部
テトラエチレングリコールジアクリレート(2官能) 10質量部
Figure 0004051928
開始剤(Ciba製、イルガキュアー184) 5質量部
マゼンタインク1
マゼンタ顔料分散物1 20質量部
ステアリルアクリレート 60質量部
テトラエチレングリコールジアクリレート(2官能) 10質量部
Figure 0004051928
開始剤(Ciba製、イルガキュアー184) 5質量部
シアンインク1
シアン顔料分散物1 15質量部
ステアリルアクリレート 65質量部
テトラエチレングリコールジアクリレート(2官能) 10質量部
Figure 0004051928
開始剤(Ciba製、イルガキュアー184) 5質量部
ブラックインク1
ブラック顔料分散物1 15質量部
ステアリルアクリレート 65質量部
テトラエチレングリコールジアクリレート(2官能) 10質量部
Figure 0004051928
開始剤(Ciba製、イルガキュアー184) 5質量部
以上のインクを絶対ろ過精度2μmのフィルターにてろ過し、インクとした。インクの25℃における粘度は80〜150mPa・s、70℃における粘度は10〜20mPa・s、25℃における表面張力は240〜280μN/cmであった。
【0044】
インクセット2の作製
イエロー顔料分散物2
ピグメントイエロー12 10質量部
高分子分散剤(Zeneca社製 Solsperse) 5質量部
トリエチレングリコールジアクリレート 85質量部
マゼンタ顔料分散物2
ピグメントレッド57:1 15質量部
高分子分散剤(Zeneca社製 Solsperse) 5質量部
トリエチレングリコールジアクリレート 80質量部
シアン顔料分散物2
ピグメントブルー15:3 20質量部
高分子分散剤(Zeneca社製 Solsperse) 5質量部
トリエチレングリコールジアクリレート 75質量部
ブラック顔料分散物2
ピグメントブラック7 20質量部
高分子分散剤(Zeneca社製 Solsperse) 5質量部
トリエチレングリコールジアクリレート 75質量部
上記分散物を用い、下記処方のインクを作製した。
【0045】
イエローインク2
イエロー顔料分散物2 20質量部
トリエチレングリコールジアクリレート 60質量部
テトラエチレングリコールジアクリレート(2官能) 10質量部
Figure 0004051928
開始剤(Ciba製、イルガキュアー184) 5質量部
マゼンタインク2
マゼンタ顔料分散物2 20質量部
トリエチレングリコールジアクリレート 60質量部
テトラエチレングリコールジアクリレート(2官能) 10質量部
Figure 0004051928
開始剤(Ciba製、イルガキュアー184) 5質量部
シアンインク2
シアン顔料分散物2 15質量部
トリエチレングリコールジアクリレート 65質量部
テトラエチレングリコールジアクリレート(2官能) 10質量部
Figure 0004051928
開始剤(Ciba製、イルガキュアー184) 5質量部
ブラックインク2
ブラック顔料分散物2 15質量部
トリエチレングリコールジアクリレート 65質量部
テトラエチレングリコールジアクリレート(2官能) 10質量部
Figure 0004051928
開始剤(Ciba製、イルガキュアー184) 5質量部
以上のインクを絶対ろ過精度2μmのフィルターにてろ過し、インクとした。25℃におけるインク粘度は、13〜19mPa・sであった。
【0046】
本発明の画像形成装置について図を参考にして説明する。本発明に係る第1の画像形成装置の上部から見た配置図を図1に示す。図1はインクジェットヘッド1と第1の照射手段2がガイドレール5にキャリッジ(図示せず)と共に設置され、左右に移動する。活性光線が巾手方向に広がる光源を有する第2の照射手段3は固定され基材4の搬送下流部に設置されている。インクジェットヘッドにはピエゾ型インクジェットノズルを用いた。インク供給系は、インクタンク、供給パイプ、ヘッド直前の前室インクタンク、フィルター付き配管、ピエゾヘッドから成り、前室タンクからヘッド部分まで断熱および加温を行った。温度センサーは前室タンクおよびピエゾヘッドのノズル付近にそれぞれ設け、ノズル部分が常に70℃±2℃となるよう、温度制御を行った。ピエゾヘッドは、8〜30plのマルチサイズドットを720×720dpi(dpiとは1インチ、即ち2.540cm当たりのドット数を表す)の解像度で射出できるよう駆動しカラー画像の印字を行った。
【0047】
図2に第2の照射手段3が左右に移動できる第2の画像形成装置の上部から見た配置図をしめす。本発明で使用できる第3の画像形成装置(図示せず)としては図1において、インクジェットヘッドの上に第1の照射手段が固定されており、この照射手段は活性光線が巾手方向に広がる光源を用いる。第2の照射手段は図1同様に固定され基材の搬送下流部に設置されている。
【0048】
又、別の態様として第4の画像形成装置としては、第3の画像形成装置において、第2の照射手段が図2の第2の照射手段と同様左右に移動できる。
【0049】
第5の画像形成装置として、インクジェットヘッドがラインヘッドで、このインクジェットヘッドに隣接して、固定した第1及び第2の照射手段を有する画像形成装置を作製した。
【0050】
本発明の実施例で用いた光源は以下の通り。
低圧水銀:低圧水銀ランプ(ハリソン東芝ライティング社製)
Figure 0004051928
DeepUV:DeepUVランプ(ウシオ電機社製)
高圧水銀:高圧水銀ランプ(日本電池社製)
ブラックライト:ブラックライト(ハリソン東芝ライティング社製)
殺菌灯:殺菌灯(ハリソン東芝ライティング社製)
メタハラ:メタルハライドランプ(日本電池社製)。
【0051】
表1に示す、インクセット及び画像形成装置を用い、記録媒体として厚さ38μmのPETに表1に示す条件で画像記録して、下記評価を行い、結果を表1に示す。
【0052】
評価
ドットのにじみ
マゼンタ30%、シアン30%の平網を作製し、にじみを評価した。にじみの評価は2色のドットが隣接しているところを400倍の反射式光学顕微鏡で観察し、ドット境界部に色の濁りが生じているかどうかで評価を行った。
5:隣接するドットの混色がまったく生じていない
4:ドットの形状は乱れていないが、境界部にわずかな混色がある
3:ドットの形状は乱れていないが、ドットの1/3程度まで隣接ドットの色材が混入している
2:隣接するドットと一体化しつつある
1:隣接するドットと一体化し、完全に混色している。
【0053】
画像解像性
ISO/JIS SCID N2を出力、画像評価を実施した。
5:すべての画像を正確に再現可能
4:窓枠の部分の解像性が劣化
3:シャドー部の再現性が劣化
2:人物の表情が再現不能
1:看板の文字が読み取り不能。
【0054】
【表1】
Figure 0004051928
【0055】
表1から、本発明の試料はにじみもなく、高精細画像の再現も可能であることが判る。
【0056】
実施例2
表2に示す、インクセット及び画像形成装置を用い下記評価を行い、結果を表2に示す。
【0057】
評価
引っ掻き強度
直ちにHEIDON引っ掻き試験機(針:1.0R、200g可変荷重)で試料に傷が出始める時の荷重を測定し記録した。
【0058】
接着性
ベタ画像を印字してサンプルを得た。サンプルのインク層表面に、剃刀で縦横6本ずつの記録媒体までは到達しない切り込みを入れ25個の升目をつける。この上に幅25mmのセロハンテープを張り付けて強く圧着した後、90°の剥離角度で素早く剥離する。剥離升目数によりA〜Dのランクに分けた。以下のランクの中で実用上許容されるのはA及びBランクである。
Aランク・・・剥離升数 0升
Bランク・・・剥離升数1〜3升
Cランク・・・剥離升数4〜10升
Dランク・・・剥離升数11〜25升。
【0059】
【表2】
Figure 0004051928
【0060】
本発明の試料は、引っ掻き耐性及び接着性に優れている。
実施例3
厚さ25ミクロンのPET上にベタ画像を表3の条件で印字しサンプルを作製した。印字面を外側にしてサンプルを折り曲げ、膜の状態を下記の評価基準で評価し、結果を表3に示す。
【0061】
評価
折り曲げ耐性
○:基材に追随して折り曲げ可能
△:折り曲げ時にひび割れ発生
×:ひび割れ面から膜はがれ発生。
【0062】
【表3】
Figure 0004051928
【0063】
本発明によると、厚さ25ミクロンのPET上の印字でも、ひび割れ、膜はがれもなく、優れた画像形成方法であることが判る。
【0064】
実施例4
ISO/JIS SCID N2を表4の条件で印字し、写真画像の光沢度を下記の評価基準で評価し結果を表4に示す。
【0065】
評価
光沢度
○:良好な光沢を有する
×:光沢がなく、やや高級感がない。
【0066】
【表4】
Figure 0004051928
【0067】
本発明は優れた画像形成方法であることが判る。
【0068】
【発明の効果】
本発明により、各種基材に高画質のカラー画像を印字する画像形成方法及び画像形成装置を提供し、更に、熱に弱い基材でも、収縮することなく良好な画像を与える画像形成方法及び画像形成装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の上部から見た配置図である。
【図2】本発明の別の態様の画像形成装置の上部から見た配置図である。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド
2 第1の照射手段
3 第2の照射手段
4 基材
5 ガイドレール

Claims (3)

  1. 活性光線照射で硬化する少なくとも重合性モノマーと開始剤から構成されるインクを記録媒体上に射出する画像形成方法において、該重合性のモノマーは、単官能、二官能、三官能以上の多官能モノマーを併用し、単官能モノマーはインク組成物全体の5〜40質量%、二官能モノマーは5〜40質量%、多官能モノマーは5〜30質量%含有し、該開始剤は、アリールアルキルケトン、オキシムケトン、チオ安息香酸S−フェニル、チタノセン、芳香族ケトン、チオキサントン、ベンジルとキノン誘導体、ケトクマリン類から選ばれる少なくとも1種であり、かつ、インク射出後、該活性光線照射が2段階で、紫外域における第1の照射手段と第2の照射手段を有し、更に該第1の照射手段と第2の照射手段に用いる、紫外域のピーク波長の差が30〜200nm異なる2つの照射手段で照射し、かつ、少なくとも1つの光源の365nmにおける記録媒体面の照度が、1〜500mW/cm2であることを特徴とする画像形成方法。
  2. 請求項1記載の画像形成方法に用いる画像形成装置が、インク吐出手段が記録媒体上を走査しながら記録媒体に向けて活性光線硬化インクを吐出し、前記記録媒体に第1の照射手段により活性光線を照射した後に、第2の照射手段で活性光線を照射し、インクを硬化させる画像形成装置であって、第1、第2の照射手段のうち少なくとも1つの照射手段による照射部が、記録媒体上を走査する記録ヘッドとともに移動する、又は、光学系で記録ヘッド横へ活性光線を誘導し記録ヘッドとともに移動する、或いは、記録ヘッドの上部から幅手方向に渡って線光源を設け記録媒体を幅手方向とは垂直に搬送するのいずれかにより、該照射部がインクの吐出順に応じて移動することを特徴とする画像形成装置
  3. 請求項1記載の画像形成方法に用いる画像形成装置が、インク吐出手段記録媒体の幅手方向に該略固定して配置し、記録媒体を幅手方向とは垂直に搬送しながら活性光線硬化インクを吐出し、搬送下流方向に第1の照射手段及び第2の照射手段を配することを特徴とする画像形成装置。
JP2001393957A 2001-12-26 2001-12-26 画像形成方法及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP4051928B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001393957A JP4051928B2 (ja) 2001-12-26 2001-12-26 画像形成方法及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001393957A JP4051928B2 (ja) 2001-12-26 2001-12-26 画像形成方法及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003191593A JP2003191593A (ja) 2003-07-09
JP4051928B2 true JP4051928B2 (ja) 2008-02-27

Family

ID=27600820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001393957A Expired - Fee Related JP4051928B2 (ja) 2001-12-26 2001-12-26 画像形成方法及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4051928B2 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005104108A (ja) * 2003-10-02 2005-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd インクジェット式記録装置及びインクジェット記録方法
JP2005144679A (ja) 2003-11-11 2005-06-09 Roland Dg Corp インクジェットプリンタ
JP2005313445A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェット記録装置
US7661807B2 (en) 2004-07-21 2010-02-16 Seiko Epson Corporation Ultraviolet rays emitter
JP4852953B2 (ja) * 2004-09-30 2012-01-11 セイコーエプソン株式会社 インク組成物およびそれを用いた画像形成方法
US7838570B2 (en) * 2005-01-14 2010-11-23 Xerox Corporation Radiation curable inks
JP5066816B2 (ja) 2005-07-08 2012-11-07 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP2007030464A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Fujifilm Holdings Corp 画像形成装置
JP2008188984A (ja) * 2006-12-25 2008-08-21 Seiko Epson Corp 紫外線照射装置および該紫外線照射装置を用いた記録装置、ならびに記録方法
JP2008188983A (ja) * 2006-12-25 2008-08-21 Seiko Epson Corp 紫外線照射装置および該紫外線照射装置を用いた記録装置、ならびに記録方法
JP2008307696A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置
JP5139843B2 (ja) 2008-02-29 2013-02-06 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンタ及び印刷方法
CN102099194B (zh) * 2008-06-03 2014-08-06 罗兰Dg有限公司 喷墨式记录装置
JP5633987B2 (ja) * 2008-07-16 2014-12-03 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンタおよびその印刷方法
JP2010042627A (ja) * 2008-08-15 2010-02-25 Xingyun Computer Co Ltd Uvインク固化を遅延させる方法
JP5304491B2 (ja) 2009-07-02 2013-10-02 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP5707743B2 (ja) * 2010-06-07 2015-04-30 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、及び印刷方法
JP5707744B2 (ja) * 2010-06-07 2015-04-30 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、及び印刷方法
JP5502675B2 (ja) 2010-09-22 2014-05-28 富士フイルム株式会社 インクジェット記録方法
JP5869669B2 (ja) * 2011-07-01 2016-02-24 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. 硬化装置、画像形成装置、及び、製造品
JP2012071990A (ja) * 2011-11-08 2012-04-12 Seiko Epson Corp 搬送装置及び描画装置
CN107379803A (zh) 2012-03-28 2017-11-24 精工爱普生株式会社 喷墨记录方法、紫外线固化型油墨、喷墨记录装置
US10029483B2 (en) 2012-04-25 2018-07-24 Seiko Epson Corporation Ink jet recording method, ultraviolet-ray curable ink, and ink jet recording apparatus
JP6236768B2 (ja) 2012-04-27 2017-11-29 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録方法、インクジェット記録装置
JP6525037B2 (ja) * 2012-04-27 2019-06-05 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録方法、インクジェット記録装置
JP2014076639A (ja) * 2012-09-24 2014-05-01 Mimaki Engineering Co Ltd 印刷方法及び印刷装置
JP6179150B2 (ja) * 2013-03-21 2017-08-16 Dic株式会社 活性エネルギー線硬化性組成物及び硬化物
JP5582219B2 (ja) * 2013-04-30 2014-09-03 セイコーエプソン株式会社 印刷装置及び印刷方法
JP6759569B2 (ja) * 2015-12-15 2020-09-23 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003191593A (ja) 2003-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4051928B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP4561031B2 (ja) 活性光線硬化型インクジェット無溶剤インク及び画像形成方法
US7878642B2 (en) Image forming method, actinic radiation curable ink-jet ink, and inkjet recording apparatus
JP2003342503A (ja) インクジェット記録用ブラックインクおよび画像形成方法
JP2003292855A (ja) インクジェット記録用インクおよび画像形成方法
JP5187000B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
US7304095B2 (en) Photocurable ink-jet ink, ink-jet image forming method and ink-jet recording apparatus using the same
JP2003191594A (ja) 画像形成方法、インク、最終印刷物及び、記録装置
JP5401789B2 (ja) 活性光線硬化型インクジェットインク、それを用いる画像形成方法及びインクジェット記録装置
WO2006129530A1 (ja) 紫外線硬化型インクジェットインク、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JP2003145745A (ja) インクジェット記録方法及び記録装置
JP2003261799A (ja) 活性光線硬化型インク及びそれを用いたインクジェット記録方法
WO2015151833A1 (ja) 光硬化性組成物、及びそれを含有する光硬化性インクジェットインク、光硬化性組成物を用いた記録方法、並びに光硬化性インクジェットインクを用いた記録方法
WO2008065840A1 (fr) Encre durcissable par rayonnements actifs et procédé de formation d'images
JP2003237217A (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP4534416B2 (ja) 活性光線硬化型インクジェット無溶剤インクとそれを用いた画像形成方法
JP2010095583A (ja) 活性光線硬化型インク組成物、それを用いた画像形成方法およびインクジェット記録装置
JP4281288B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2008105253A (ja) インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JP2005144790A (ja) 画像形成方法と印刷校正用出力物の作製方法
JP7252509B2 (ja) インクジェット方法及び記録装置
JP2003292837A (ja) インクジェット用インク、画像形成方法及び最終印刷物
JP4281284B2 (ja) 画像形成方法、記録装置及び印刷物
JP2014008656A (ja) 記録物の製造方法
JP2003213183A (ja) 放射線硬化性インクジェット用インク及びインクジェット記録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4051928

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131214

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees