JP5582219B2 - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

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本発明は、印刷装置及び印刷方法に関する。
従来より、所定の大きさの媒体を格納する格納部と、前記媒体に電磁波硬化型インクを噴射するヘッドと、前記ヘッドに対して前記媒体を移動方向に相対移動させる移動機構と、前記移動方向において前記ヘッドよりも下流側に位置し電磁波を照射することにより前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクを仮硬化させる仮硬化部と、前記移動方向において最下流に位置する前記仮硬化部である最下流仮硬化部よりも下流側に位置し、電磁波を照射することにより前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクを硬化させる本硬化部と、を備える技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2004−1437号公報
しかしながら、従来技術では、本硬化が仮硬化の完了前に開始されると、本硬化部が照射する電磁波のエネルギーにより媒体の変形してしまう。そうすると、媒体に着弾した電磁波硬化型インクが移動することによって、画質が低下するという課題がある。
本発明はかかる従来の課題に鑑みて成されたもので、画質の低下を防止できる印刷装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための主たる発明は、所定の大きさの媒体を格納する格納部と、前記媒体に電磁波硬化型インクを噴射するヘッドと、前記ヘッドに対して前記媒体を移動方向に相対移動させる移動機構と、前記移動方向において前記ヘッドよりも下流側に位置し電磁波を照射することにより前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクを仮硬化させる仮硬化部と、前記移動方向において最下流に位置する前記仮硬化部である最下流仮硬化部よりも下流側であって、前記最下流仮硬化部までの前記移動方向の距離が前記媒体の前記移動方向長さよりも長い位置に位置し、電磁波を照射することにより前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクを硬化させる本硬化部と、を備えることを特徴とする印刷装置である。
本発明の他の特徴は、本明細書、及び添付図面の記載により、明らかにする。
本実施形態のプリンター1の全体構成ブロック図である。 プリンター1の概略側面図である。
本明細書の記載、及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかとなる。
即ち、所定の大きさの媒体を格納する格納部と、前記媒体に電磁波硬化型インクを噴射するヘッドと、前記ヘッドに対して前記媒体を移動方向に相対移動させる移動機構と、前記移動方向において前記ヘッドよりも下流側に位置し電磁波を照射することにより前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクを仮硬化させる仮硬化部と、前記移動方向において最下流に位置する前記仮硬化部である最下流仮硬化部よりも下流側であって、前記最下流仮硬化部までの前記移動方向の距離が前記媒体の前記移動方向長さよりも長い位置に位置し、電磁波を照射することにより前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクを硬化させる本硬化部と、を備える。
このような印刷装置によれば、画質の低下を防止できる印刷装置を提供できる。
かかる印刷装置であって、前記本硬化部は、電磁波ランプを用いて電磁波を照射し、前記仮硬化部は、発光ダイオードを用いて電磁波を照射することを特徴とする印刷装置である。
また、所定の大きさの媒体を格納する格納部から前記媒体を供給することと、前記媒体に電磁波硬化型インクをヘッドから噴射することと、前記ヘッドに対して前記媒体を移動方向に相対移動させることと、前記移動方向において前記ヘッドよりも下流側に位置する仮硬化部が、電磁波を照射することにより前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクを仮硬化させることと、前記移動方向において最下流に位置する前記仮硬化部である最下流仮硬化部よりも下流側であって、前記最下流仮硬化部までの前記移動方向の距離が前記媒体の前記移動方向長さよりも長い位置に位置する本硬化部が、電磁波を照射することにより前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクを硬化させることと、を有する方法である。
このような印刷方法によれば、画質の低下を防止できる。
===第1実施形態===
<<プリンター1の構成>>
以下の第1実施形態では、本願発明の印刷装置をプリンター1に用いた場合について説明する。
図1は、本実施形態のプリンター1の全体構成ブロック図である。図2は、プリンター1の概略側面図である。外部装置であるコンピューター80から印刷指令(印刷データ)を受信したプリンター1は、コントローラー10により、各ユニット(搬送部20、ヘッド部40、仮硬化部50、本硬化部60)を制御し、用紙Sに画像を形成する。また、プリンター1内の状況を検出器群70が監視し、その検出結果に基づいて、コントローラー10は各部を制御する。
コントローラー10は、プリンター1の制御を行うための制御ユニットである。インターフェース部11は、外部装置であるコンピューター80とプリンター1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU12は、プリンター1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリー13は、CPU12のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものである。CPU12は、メモリー13に格納されているプログラムに従ったユニット制御回路14により各ユニットを制御する。
図2に示すように、プリンター1は、搬送部20、格納部25、4つのユニット部30(第1ユニット部31、第2ユニット部32、第3ユニット部33、第4ユニット部34)、本硬化部60を備える。
格納部25は、A4及びB4サイズ(「所定の大きさ」に相当)の用紙Sを格納し、搬送部20に用紙Sを1枚ずつ供給する。
搬送部20(「移動機構」に相当)は、搬送ローラー21A,21Bと搬送ベルト22を有し、格納部25から供給された用紙Sを印刷可能な位置に送り込み、印刷時には搬送方向(「移動方向」に相当)に所定の搬送速度で用紙Sを搬送させる。輪状の搬送ベルト22が搬送ローラー21A及び21Bにより回転することで、搬送ベルト22上の用紙Sは搬送される。搬送ベルト22は一定の速度で移動し、したがって用紙Sは一定の速度で上流から下流へ移動される。
各ユニット部30は、ヘッド部40及び仮硬化部50を1つずつ備える。すなわち、第1ユニット部31には第1ヘッド41と第1仮硬化部51が備えられ、同様に、第2ユニット部32には第2ヘッド42と第2仮硬化部52が、第3ユニット部33には第3ヘッド43と第3仮硬化部53が、第4ユニット部34には第4ヘッド44と第4仮硬化部54(「最下流仮硬化部」に相当)が備えられる。
各ヘッド部40は、用紙Sにインクを吐出するためのものである。各ヘッド部40の下面には、インク吐出部であるノズルが複数設けられる。そして、各ノズルには、インクが入った圧力室(不図示)と、圧力室の容量を変化させてインクを吐出させるための駆動素子(例えばピエゾ素子)が設けられている。駆動素子に駆動信号が印加されることにより、駆動素子は変形し、その変形に伴って圧力室が膨張・収縮することによりインクが吐出される。
本実施形態では、インクとして、紫外線(電磁波)が照射されることによって硬化する「紫外線硬化型インク」を用いる。ここで、紫外線硬化型インクは、ビヒクル、光重合開始剤及び顔料の混合物に、消泡剤、重合禁止剤等の補助剤を添加して調合される。なお、ビヒクルは、光重合硬化性を有するオリゴマー、モノマー等を、反応性希釈剤により粘度調整して調合される。また、インクとしては、水性インクと油性インクの両方を含むものとする。
第1ヘッド41からは、白色の紫外線硬化型インクが噴射される。図2に示すように、第1ヘッド41の下面には、ホワイトインクを噴射するノズル列Xが1つずつ形成されている。このノズル列では、搬送方向と交差する方向である幅方向に所定の間隔(例えば720dpi)で複数のノズルが並んでいる。
同様に、第2ヘッド42からはシアンの紫外線硬化型インクが噴射され、第3ヘッド43からはイエローの紫外線硬化型インクが噴射され、第4ヘッド44からはマゼンタの紫外線硬化型インクが噴射される。これらのノズル列では、搬送方向と交差する方向である幅方向に所定の間隔(例えば720dpi)で複数のノズルが並んでいる。
各仮硬化部50は、用紙S上に噴射された各インクに対して、紫外線を照射して硬化するランプ(例えばLEDなど)を有する。ランプは、長手方向が搬送方向と交差する方向になるように配置される。ランプの長手方向の長さは、各ヘッド部40から噴射されて用紙Sに着弾したインクに紫外線を照射できるように、各ヘッド部40よりも長い長さである。また、ランプの搬送方向の長さは、仮硬化処理を十分に実施できるような長さである。このようにランプは、用紙Sに対向する面において面的な広がりを有する。用紙Sの各部分は、各仮硬化部50のランプの上流端に対応する位置に位置したときに、紫外線照射が開始され、各仮硬化部50のランプの下流端に対応する位置に位置したときに、紫外線照射が終了する。
第1仮硬化部51は、第1ヘッド41の搬送方向下流側に設けられ、第1ヘッド41から用紙S上に噴射されたインクを硬化する。同様に、第2仮硬化部52は、第2ヘッド42の搬送方向下流側に設けられ、第2ヘッド42から噴射されたインクを硬化し、第3仮硬化部53は、第3ヘッド43の搬送方向下流側に設けられ、第3ヘッド43から噴射されたインクを硬化し、第4仮硬化部54は、第4ヘッド44の搬送方向下流側に設けられ、第4ヘッド44から噴射されたインクを硬化する。なお、各仮硬化部においては、インクに照射する紫外線のエネルギーや時間を調整することによって、インクの表面部分を硬化させるに留め、インクの内部までは硬化させない(「仮硬化」に相当)。
各仮硬化部50での紫外線の照射は、紫外線硬化型インクの仮硬化を目的としているので、各仮硬化部50の紫外線照射量は、後述する本硬化部60の紫外線照射量に比べて小さい。したがって、各仮硬化部50において用紙Sに対して紫外線が照射されても、用紙Sのたわむ等の変形はほとんどない。
ところで、インクは、用紙Sに付着すると、その付着した地点から用紙Sの表面上を四方八方に円形状に拡張する。この拡張により、インクの上方から見た場合の面積は、時間とともに大きく成長する。しかし、インクが仮硬化されると、インクの拡張のスピードは抑制される。なお、1回目の仮硬化では、インクの拡張は停止しないが、2回目の仮硬化では、インクの拡張はほぼ停止する。
本硬化部60は、用紙S上に噴射された各インクに対して紫外線を照射して硬化するランプ(例えばメタルハライドランプなど)を有する。仮硬化部50のランプと同様、本硬化部60のランプの搬送方向と交差する方向の長さは、各ヘッド部40から噴射されて用紙Sに着弾したインクに紫外線を照射できるように、各ヘッド部40よりも長い長さである。また、ランプの搬送方向の長さは、本硬化処理を十分に実施できるような長さである。このようにランプは、用紙Sに対向する面において面的な広がりを有する。
本硬化部60では、用紙S上に仮硬化部50が仮硬化した各インクに対して紫外線を照射してインクの内部まで硬化させる(「本硬化」に相当)。
本硬化部60は、第4仮硬化部54の下流側に配置される。第4仮硬化部54のランプの下流側端から本硬化部60のランプの上流側端までの距離L5は、格納部25の格納されたA4とB4サイズの用紙Sのうち大きい方の用紙S(すなわちB4サイズ)の搬送方向長さLSよりも長い。
<<プリンター1の動作>>
次に、プリンター1において実行される印字処理について説明する。
コントローラー10は、印刷データを受信すると、格納部25に格納された用紙Sを搬送ベルト22上に給紙する。用紙Sは、搬送ベルト22により一定の速度で停まることなく搬送され、やがて、第1ヘッド41と対向する位置に位置する。かかる際に、コントローラー10は、第1ヘッド41を制御して、第1ヘッド41がホワイトインクを噴射するホワイトインク噴射動作を実行する。そして、用紙Sは、搬送ベルト22により搬送され、第1仮硬化部51と対向する位置に位置する。次に、コントローラー10は、第1仮硬化部51を制御して、第1仮硬化部51が用紙Sに噴射されたホワイトインクに紫外線を照射するホワイトインク照射動作(ホワイトインクを仮硬化させる仮硬化処理)を実行する。そして、用紙Sは、搬送ベルト22により搬送され、第2ヘッド42と対向する位置に位置する。
コントローラー10は、その後、順に、第2ヘッド42、第2仮硬化部52、第3ヘッド43、第3仮硬化部53、第4ユニット部34、第4ヘッド44、第4仮硬化部54を制御して、シアンインク噴射動作、シアンインク照射動作(シアンインクを仮硬化させる仮硬化処理)、イエローインク噴射動作、イエローインク照射動作(イエローインクを仮硬化させる仮硬化処理)、マゼンタインク噴射動作、マゼンタインク照射動作(マゼンタインクを仮硬化させる仮硬化処理)を実行する。
仮硬化の終了後、コントローラー10は、本照射部42を制御して、用紙Sに付着したホワイト、シアン、マゼンタ及びイエローの各インクに紫外線を照射し、これらのインクを本硬化させる本硬化処理を実行する。
本硬化の後、用紙Sはプリンター1から排出される。
なお、本硬化処理では、各インクを本硬化させるために、本硬化部60から紫外線を多分に含む強い磁力線を照射する。この磁力線は用紙Sにも照射されるため、用紙Sは、熱を帯び、撓むなど変形する。
<<プリンター1の有効性>>
以上、本実施形態によれば、本硬化部60が、第4仮硬化部54から本硬化部60までの搬送方向の距離L5が格納部25に格納された用紙Sの搬送方向長さLSよりも長い位置に位置するので、本硬化による用紙Sの変形による悪影響を受けず、画質の低下を防止できる。
具体的には、用紙Sの下流側端部において仮硬化処理が実行されているときに、用紙Sの上流側端部において本硬化処理が開始されると、本硬化部60の照射する磁力線により用紙Sが熱を帯び用紙Sがたわむ等変形する。仮硬化処理が完全に終了していない用紙Sが変形すると、第4ヘッド41から噴射されたマゼンタインクは用紙S上で高い方から低い方に流れるような形状で拡張する。そうすると、用紙S上のマゼンタインクが円形等の適切な形状でなくなるので、用紙S上に形成される画像の画質は、低下することとなる。
しかし、本実施形態では、第4仮硬化部54のランプの下流端から本硬化部60のランプの上流端までの搬送方向の距離L5が、格納部25に格納された用紙Sのうち最も大きいサイズ(B4サイズ)の用紙Sの搬送方向長さLSよりも長いので、用紙Sの下流側端に対するマゼンタインクの仮硬化処理が完了した後に、用紙Sの上流側端に対する本硬化処理の実行を開始する。すなわち、用紙Sに対する本硬化処理が開始することによって用紙Sがたわみ始める際には、第4仮硬化部54によるマゼンタインクの仮硬化処理は既に完了している。よって、用紙Sが本硬化処理をされることによる用紙Sのたわみによって、マゼンタインクが不適切な形状となることを防止でき、もって画質の低下を防止できる。
===その他の実施の形態===
上記の実施の形態は、主として印刷装置について記載されているが、印刷方法等の開示も含まれている。また、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
<<印刷装置について>>
上記実施の形態においては、印刷装置をインクジェットプリンターに具体化したが、この限りではなく、本発明は他の印刷装置に適用することもできる。
<<移動機構について>>
前述の実施形態では、搬送部20を用いて用紙Sを搬送することにより、ヘッドと用紙Sを相対移動させるが、移動機構はこれに限られるものではない。例えば、用紙Sは所定の位置に位置したまま、ヘッド部40、仮硬化部50、本硬化部60を移動させることによって、ヘッド部40と用紙Sを相対移動させてもよい。
<<ヘッドについて>>
前述の実施形態では、圧電素子を用いてインクを噴射するヘッド41を用いていた。しかし、流体を噴射する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
<<紫外線硬化型インク、仮硬化部及び本硬化部について>>
前述の実施形態では、ヘッド部40から噴射するインクとして紫外線硬化型インクを例に挙げ、また仮硬化部50及び本硬化部60が照射する電磁波として紫外線を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、仮硬化部50及び本硬化部60は、電子線、X線、可視光線、赤外線等の電磁波を照射し、また、インクは、これらに対応する電磁波によって硬化するインクであってもよい。
<<本硬化部の配置について>>
前述の実施形態では、格納部25にはA4及びB4サイズの用紙が格納されるとしたが、これに限定されるものではない。例えば、A3サイズやB5サイズの用紙を格納してもよい。また、格納部25から搬送ベルト22に用紙Sを給紙する際には、用紙Sの長手方向が搬送方向と一致するように給紙してもよく、用紙Sの長手方向が搬送方向と交差する方向と一致するように給紙してもよい。
また、前述の実施形態では、本硬化部60は、第4仮硬化部54のランプの下流端から本硬化部60のランプの上流端までの搬送方向の距離L5が格納部25に格納された用紙Sのうち最も大きいサイズ(B4サイズ)の用紙Sの搬送方向長さLSよりも長い位置に固定されているが、これに限定されるものではない。例えば、第4仮硬化部54又は本硬化部60は移動可能であり、距離L5が選択される用紙の搬送方向長さLSよりも長くなるように、該選択された用紙の搬送方向長さLSに基づいて、第4仮硬化部54又は本硬化部60を移動させる構成としてもよい。
より具体的には、コントローラー10は、コンピューター80から印刷データとともに印刷対象となる用紙Sの印刷方向及び用紙サイズを受信すると、第4仮硬化部54から本硬化部60までの距離L5が用紙Sの搬送方向長さLSよりも長くなるように該用紙サイズに基づいて第4仮硬化部54又は本硬化部60を移動させる構成としてもよい。
1 プリンター、10 コントローラー、11 インターフェース部、12 CPU、13 メモリー、14 ユニット制御回路、20 搬送部、21 搬送ローラー、22 搬送ベルト、25 格納部、30 ユニット部、31 第1ユニット部、32 第2ユニット部、33 第3ユニット部、34 第4ユニット部、40 ヘッド部、41 第1ヘッド、42 第2ヘッド、43 第3ヘッド、44 第4ヘッド、50 仮硬化部、51 第1仮硬化部、52 第2仮硬化部、53 第3仮硬化部、54 第4仮硬化部、60 本硬化部、70 検出器群、80 コンピューター、S 用紙。

Claims (3)

  1. 媒体に電磁波硬化型インクを吐出するヘッドと、
    前記ヘッドに対して前記媒体を搬送方向に搬送する搬送機構と、
    前記ヘッドによって吐出されて前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクに対して、前記電磁波硬化型インクの内部までは硬化せずに部分的に硬化する照射量の電磁波を照射する第1照射部と、
    前記ヘッドによって吐出されて前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクであって、前記第1照射部によって電磁波を照射された前記電磁波硬化型インクに対して、前記第1照射部よりも多い照射量の電磁波を照射する第2照射部と、
    を備え、
    前記搬送方向において前記第2照射部に最も近い位置に配置された前記第1照射部と前記第2照射部との間の前記搬送方向における距離は、前記媒体の前記搬送方向における長さよりも長いことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記第2照射部は、前記第1照射部によって電磁波照射された前記電磁波硬化型インクの内部まで硬化させる照射量の電磁波を照射することを特徴とする印刷装置。
  3. 媒体に電磁波硬化型インクをヘッドから吐出する工程と、
    前記ヘッドに対して前記媒体を搬送方向に搬送する工程と、
    前記ヘッドによって吐出されて前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクに第1照射部によって前記電磁波硬化型インクの内部までは硬化せずに部分的に硬化する照射量の電磁波を照射する工程と、
    最も近い位置に配置された前記第1照射部までの前記搬送方向の距離が前記媒体の前記搬送方向における長さよりも長い位置に位置する第2照射部が、前記第1照射部によって電磁波を照射された前記電磁波硬化型インクに対して、前記第1照射部よりも多い照射量の電磁波を照射する工程と、
    を有することを特徴とする印刷方法。
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