JPH0569587A - 光書き込みヘツドの光量補正装置 - Google Patents

光書き込みヘツドの光量補正装置

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JPH0569587A
JPH0569587A JP23136491A JP23136491A JPH0569587A JP H0569587 A JPH0569587 A JP H0569587A JP 23136491 A JP23136491 A JP 23136491A JP 23136491 A JP23136491 A JP 23136491A JP H0569587 A JPH0569587 A JP H0569587A
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JP23136491A
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English (en)
Inventor
Minoru Koshimizu
実 小清水
Toru Teshigahara
亨 勅使川原
Takeo Kakinuma
武夫 柿沼
Takashi Sasaki
貴志 佐々木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目に付きやすい周期での処理画像の濃度ムラ
を防止するような光書き込み素子光量補正装置を提供す
ることを目的とするものである。 【構成】 光書き込みヘッドを構成する複数の発光素子
の各ドットの発光強度を光出力測定手段によって測定
し、この各ドットの発光強度をもとに、仮補正値手段に
よって各ドットの感光体上の受光量が均一になるよう
に、各ドットは個別に発光量が仮補正される。次にそれ
らのドットを連続するN個でグループ化し、各グループ
内の前記仮補正値に基づく感光体受光量の合計値と各グ
ループ毎の合計光量値の平均値との偏差に基づき、この
偏差をゼロにするように、各グループ内の少なくとも一
部のドットの前記仮補正値を光量仮補正値修正手段によ
り修正する。さらに、それらの修正ドットの光量仮補正
値と未補正ドットの光量仮補正値に従って光量制御手段
により各ドットの発光強度または発光時間が制御され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル複写機、プ
リンタ等に利用される光書き込みヘッドの光量補正方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光書き込みヘッドを用いて感光体に選択
的に光を照射し、静電潜像を形成させ、記録媒体に画像
を形成させるディジタル複写機、プリンタ等の静電記録
装置が知られている。
【0003】図4に光書き込みヘッドを備えた静電記録
装置主要部の概略構成図を示す。帯電用チャージャー1
によって一様に帯電された感光体2上に光書き込みヘッ
ド24からの光がロッドレンズアレイ3を介して結像
し、描かれた静電潜像が現像ユニット4によりトナー像
として現像され、転写チャージャー5によって、搬送さ
れてくる用紙6に転写され、定着ユニット7で定着され
る。
【0004】従来この種の静電記録装置に供せられる光
書き込みヘッド24の各発光素子の光量値は光書き込み
ヘッド24を構成する各電極の電気的特性や構造、形状
の特性等に影響された発光強度のばらつきが存在する。
光書き込みヘッド24の光量補正方法としては、特開昭
63−172287号公報、特開昭63−222869
号公報等に開示されたものなどが知られている。
【0005】前記公報等に記載された従来の光書き込み
ヘッドの光量補正方法の概要を図16のフローに示す。
図16に示すように、一定の駆動条件で点灯させた未補
正状態の1ドットづつの光書き込みヘッド24の発光素
子の発光強度に応じて、感光体2上の受光量が一定にな
るように個々のドットの発光時間もしくは電流値(例え
ばLEDの場合)を制御している。すなわち、1ドット
毎の発光強度Iを測定して、この内の最低発光強度Im
in.と当該ドットの発光強度Iとの比を計算し、この
比に基づき、補正しきい値aを複数の補正レベルのう
ち、最高レベルの値に設定する。そして、その補正レベ
ルaとImin./Iとの比較により最適補正レベルa
を求める。この作業をすべてのドットについて行う。
【0006】この各ドットで求められた最適補正値aに
従って、制御される発光時間もしくは電流値はディジタ
ル的に定められた複数の補正レベルに従ったものであ
り、一定の補正分解能を有している。そしてその補正分
解能は、光書き込み素子全体の発光強度のばらつきに強
く依存するものであり、それによって決まる補正範囲を
補正レベル数で割った商に自動的に決められてしまう。
例えば光書き込み素子全体の発光強度のばらつきの範囲
が60%であるとして、補正レベルが16ステップある
とすると、その補正分解能は±4%(60%÷15)と
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来方法により、
濃度ムラのない均一な画像を得るためには、前記補正分
解能はできる限り小さい方がよい。一方、光書き込み素
子の歩留りを上げるためには、広範囲にばらついている
光書き込み素子であっても、すべてのばらつき範囲につ
いて光量補正できるほうが良い。言い換えると光書き込
み素子の歩留りを上げるためには補正分解能は大きい方
が良い。
【0008】このように濃度ムラのない均一な画像を得
るためには、前記補正分解能に関して相反する基本的要
請を満たす必要がある。これらの要請を満たすには補正
レベル数を大きくしてやれば良いが、回路上の制限や補
正回路のコストアップにつながることから無限に大きく
することはできない。そこで、これらの前提を踏まえ、
ある幅を持つ補正分解能が定められる。例えば、未補正
の光書き込み素子の光量の全体のばらつきの範囲がBで
あり、補正レベル数が回路上の制限からCに決められた
とすると、補正分解能Aは自動的にA=B/Cに決めら
れる。
【0009】しかし、光書き込み素子の実際の未補正の
光量は必ずしも1ドットづつ不規則に幅Bでばらついて
いるわけではなく、図15の曲線(a)に示すように複
数の連続する隣接ドット間の光量の変化幅が補正分解能
Aより小さく、全体としてなめらかに幅Bの範囲で光量
が変化している場合もあり得る。具体的には、光書き込
みヘッド24(図7)に示すように、構造上、各グリッ
ド(g1〜gn)内の光量ばらつきは比較的少なく、隣接
グリッド(例えばg1とg2)との間で光量の変化幅がや
や大きく(補正分解能Aよりは小さい)、ちょうど補正
のしきい値をまたぐように変化している場合に、補正後
にそれらのグリッド間(例えばg1とg2間)で4%の段
差的光量分布が生じる。そのような場合、連続するドッ
ト(例えばd1とd2)において滑らかに変化していた光
量が補正範囲Bと補正レベル数Cから自動的に決められ
た補正分解能Aに対応した変化幅に矯正されてしまうこ
とになる。この場合、図15の曲線(b)に示すよう
に、個々のドットの光量は個別に補正分解能Aの範囲内
に補正される一方で、局所的に隣接ドット間で光量のつ
ながりの悪化を生じさせ、曲線(b)の(イ)部分のよ
うに急激に光量が変化する部分が生じる。
【0010】この原因は図7に示すように光書き込みヘ
ッド24の各発光素子d1〜d8が構造上、各グリッドg
1〜gnで区分けされるグループ毎には比較的光量のばら
つきは少ないが、隣接グリッドで区分けされるグループ
例えばg1とg2で区分けされるグループ間では図16で
示す補正レベルの値が急変するため、光量変化幅が大き
くなる。例えば、グリッドg1オンでドットd1〜d8
ではなめらかに補正光量が変化していたものがグリッド
1がオフとなり、次いでグリッドg2オンにより、グリ
ッドg1のドットd8とグリッドg2のドットd1との間で
は補正光量が急激に変化することがある。この補正光量
変化幅の急変により、局部的な光量のつながりの悪化を
招く。
【0011】これらの局部的な光量のつながりの悪化は
1ドット単位では目につき難いが、複数のドット単位で
同様なことが起こると、結果的に得られた画像は目に付
きやすい周期での濃度ムラを生じてしまう危険性を有し
ていた。
【0012】また、各ドットの発光量が均一であって
も、各ドットによる感光体2上での露光位置が相互にず
れていると、画像欠陥の原因となる。特に、ロッドレン
ズアレイ3のような結像光学系によって感光体2上に結
像されたドット位置が設計値よりずれていると、隣接ド
ットの発光領域との重なりの程度がずれるため、隣接ド
ットとの間隔が空き過ぎる場合、重なり過ぎる場合が生
じて、現像した画像では黒筋または白抜けの発生を引き
起こす。
【0013】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、光量補正回路のコストアップおよび光書き込み
素子の歩留りを低下させることなく、複数の連続するド
ットからなる周期の光量のつながりの悪化を防ぎ、目に
付きやすい周期での処理画像の濃度ムラを防止するよう
な光量補正装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0014】また、本発明は光書き込み素子のドットの
配列位置のずれによる露光位置のずれによる黒筋、白抜
け等の画像欠陥の発生を防ぐ光量補正装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
構成により達成される。すなわち、帯電された感光体を
露光させて潜像を形成させる複数の発光素子からなる光
書き込みヘッドにおいて、光書き込みヘッドの発光強度
を1ドットづつ測定可能な光出力測定手段と、前記光出
力測定手段の測定値に基づき感光体上の受光量を一旦個
別に均一化するような各ドットの光量仮補正値決定手段
と、各ドットを連続するN個でグループ化し、各グルー
プ内の前記仮補正値に基づく感光体受光量の合計値と各
グループ毎の合計受光量値の平均値との偏差に基づき、
前記各グループ内の前記感光体受光量の合計値を均一化
するように、各グループ内の少なくとも一部のドットの
前記光量仮補正値を修正する光量仮補正値修正手段と、
前記仮補正値修正手段により修正されたドットの光量仮
補正値と前記光量仮補正値修正手段で修正されなかった
ドットの未修正光量仮補正値から成るすべてのドットの
光量補正値を記憶する記憶手段と、記憶された前記補正
値に従って各ドットの発光量を制御する光量制御手段と
を備えた光書き込みヘッドの光量補正装置(第1発
明)、または、
【0016】帯電された感光体を露光させて潜像を形成
させる複数の発光素子からなる光書き込みヘッドにおい
て、光書き込みヘッドの発光強度を1ドットづつ測定可
能な光出力測定手段と、各ドットの配列位置を測定可能
なドット位置測定手段と、前記光出力測定手段とドット
位置測定手段との測定値に基づき各ドットによる感光体
上の受光量を均一化するように各ドットの光量補正値決
定手段と、前記光量補正値決定手段により算出された補
正値を記憶する記憶手段と、記憶された前記補正値に従
って各ドットの発光量を制御する光量制御手段とを備え
た光書き込みヘッドの光量補正装置(第2発明)であ
る。
【0017】前記光書き込みヘッドの各発光素子(ドッ
ト)の光量の制御は発光強度または発光時間を調節する
ことで行う。また、第1発明の各ドットの光量仮補正値
決定手段と前記仮補正値を修正する光量仮補正値修正手
段を第2発明の各ドットの光量補正値決定手段としても
良い。本発明の構成図を図1と図2に示す。
【0018】
【作用】本発明の第1発明によれば、光書き込みヘッド
を構成する複数の発光素子の各素子(ドット)の発光強
度を光出力測定手段によって測定し、この各ドットの発
光強度をもとに、仮補正値手段によって各ドットの感光
体上の受光量が均一になるように、各ドットは個別に発
光量が仮補正される。次にそれらのドットを連続するN
個でグループ化し、各グループ内の前記仮補正値に基づ
く感光体受光量の合計値と各グループ毎の合計光量値の
平均値との偏差に基づき、この偏差をゼロにするよう
に、各グループ内の少なくとも一部のドットの前記仮補
正値を光量仮補正値修正手段により修正する。さらに、
それらの修正されたドットの光量仮補正値と未補正ドッ
トの光量仮補正値は記憶手段によって記憶され、この記
憶された光量補正値に従って光量制御手段により各ドッ
トの発光強度または発光時間が制御される。
【0019】本発明の第2発明によれば、光出力測定手
段によって測定された各ドットの発光強度と各ドットの
位置測定手段によって測定されたドット位置情報に基づ
き、光量補正手段は各ドットによる感光体上の受光量を
均一化するように各ドットの発光量を補正する。そして
この補正値は記憶手段により記憶され、記憶された前記
補正値に従って光量制御手段は各ドットの発光量を制御
する。
【0020】本発明の第2発明の光量補正手段が第1発
明の光量仮補正値決定手段と光量補正値修正手段からな
る場合は、これらの手段で求められた各ドットの光量補
正値にドット位置測定手段の各ドットの位置情報を加味
して各ドットの光量を制御することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面に従っ
て説明する。本実施例の光書き込みヘッドは蛍光表示管
を応用したものであり、特開昭62−137964号公
報にその詳細が開示されているような構造を有する。図
5はこの光書き込みヘッドの横断面図を示している。
【0022】図5において、透明な隔壁9を有する内部
を真空にした密封ケース10内には、アノード電極11
(a1〜a8)のパターンが形成され、その一端の上面に
蛍光体12が塗布されている。透明隔壁9の真下にはフ
ィラメント状のカソード13が図5の紙面に垂直方向に
張られている。このカソード13がここを流れる電流に
よって加熱されると、ここから熱電子が飛び出す。カソ
ード13を接地してアノード電極11に正電圧が印加さ
れると、この熱電子が蛍光体12に衝突してこれを発光
させる(図5ではアノード11とカソード13間に配置
されるグリッドの図示を省略している。)。発光素子
(ドット)は図7に示すような配列をなし、8ドットご
と互いに電気的に絶縁されたグリッド電極g1〜gn(本
実施例の場合はn=380)によってグループ化され、
アドレッシングされる。そして、8本のやはり互いに電
気的に絶縁されたアノード電極a1〜a8が順次スキャニ
ングされることにより、1/8デューティーの時分割駆
動が行われ、各発光素子(ドット)に対応した発光が行
われる。
【0023】図6には光書き込みヘッド24の光出力測
定装置の概略図を示す。光書き込みヘッド24の長手方
向に、並行してロッドレンズアレイ3が配置されている
が、前記ヘッド24のアノード電極a1〜a8が順次印加
される毎に行われる各ドットの発光量が支持レール25
上を移動する光量センサー14で測定される。このと
き、電源15により、光書き込みヘッド駆動回路16が
駆動されるが、タイミング制御回路18により光書き込
みヘッド駆動回路16と光量センサー位置制御回路17
と光量センサー14の光出力測定データ処理装置19の
作動制御がなされ、支持レール25上を移動する光量セ
ンサー14が各発光素子(ドット)に対応した光書き込
みヘッド24内からの発光光量を測定する。
【0024】次に本実施例の光書き込みヘッド24の各
発光素子(ドット)の光量補正値の求め方について説明
する。光書き込みヘッド24の各発光素子の発光強度は
図6に示す光出力測定装置によって1ドットづつ点灯さ
せながら測定される。このときの光出力は、光書き込み
ヘッド24の各発光素子(ドット)からの光を直接測定
してもよいが、特開昭63−172287号公報に開示
されている補正方法と同様に、実際に感光体2上に発光
ドットを結像する場合に必要なロッドレンズアレイ3を
通過後の光を測定しても良い。その場合は光学系取付位
置などのばらつきを含めた、より正確な光量の補正が可
能である。光量未補正状態での各ドットには、前記した
ように各グリッド電極(g1〜gn)、アノード電極(a
1〜a8)の電気的特性や構造、形状の特性や蛍光体12
の被着状態に影響された発光強度のばらつきが存在して
いる。未補正状態の光量の例を図9に示すが、この場合
は光書き込みヘッド24の長手方向の両側が持ち上がっ
たような分布になっており、その分布の幅は平均値に対
して約±30%である。従って補正範囲も±30%とし
た。仮補正値の決定は、測定された発光強度に基づき感
光体2上の受光量P=発光強度I×発光時間Tが一定に
なるようなTを求め、この値を予め用意してある表1に
示す補正値テーブルにおけるディジタル的な補正値のス
レッショルドレベルと比較することでなされる。
【0025】
【表1】
【0026】表1に示すように補正レベルを16ステッ
プに分け、その中の1ステップを最低発光時間に割当
て、これを最大相対発光時間の40%とし、残りの60
%を15分割して制御することとした。従って補正レベ
ル数は15となり、補正分解能は4%(60%÷15)
になる。そして全てのドットについて仮補正値が決定さ
れた状態では、計算上の感光体受光量のばらつきはほぼ
前記補正分解能に相当する各ドット±4〜5%程度に補
正されることになる。
【0027】表1の最大補正レベルでは相対発光時間に
相当する最大値を1とし、以下順に4%づつ補正値を小
さくしていく。そして各補正レベルは16進データとし
て後述の読み出し専用メモリ21(図8)に格納する。
この仮補正値をすべての光書き込みヘッド24の各発光
素子(ドット)について行う。
【0028】以下本実施例の光書き込みヘッド24の各
ドットの仮補正値の決め方とそれらの修正の詳細な手順
を図3のフローチャートに従って説明する。まず、光書
き込みヘッド24の各発光素子(=アノード電極8本×
グリッド電極n本)分に相当する各ドットの発光強度I
をすべてのドットについて測定する(ステップ2)。測
定された未補正状態の発光強度Iの中で最も暗いドット
Dminの発光強度をIminとする。このDminの
発光時間に表1の補正値テーブルの最大の発光時間の相
対値Tmax=1を割り当てる。言い換えると補正しき
い値aを最大レベルに設定する。ここで、基準となる感
光体2上の相対受光量はPconst=Imin×Tm
axとなり、残り全てのドットの発光強度Iについてそ
れらの受光量がPconstになるような相対発光時間
T=Imin/Iを順次求める(ステップ3)。そして
最も暗いドットDmin以外の各ドットはImin/I
≧aを満足しないので、各ドットの最適な補正しきい値
(仮補正値)a(表1中の「0.96」〜「0.40」
のいずれかの値)が選ばれる(ステップ7)。ここで仮
補正値aの決定は補正レベルのしきい値に対して、切り
上げ、切り捨て、四捨五入のいずれでも良い。本実施例
では切り下げにより仮補正値を決定した。
【0029】次に、図7に示すように各グリッド電極内
の8個の連続するドットd1〜d8を1つのグループと
し、この各グリッド電極内のグループ毎のドットの感光
体2上での仮補正後の発光強度に基づく計算上の受光量
1〜P8(P1〜8=仮補正後のT1〜8×I1〜8)の合計
値を求める。そして、同様に他のドットも各グリッド毎
に8個づつグループ化し、各グループの感光体2上の受
光量の合計値ΣPを計算して、これらグループ毎の受光
量合計値の平均値P0(全ドットの受光量の合計値/グ
リッド数n)を算出する。また、これらの各グループの
感光体受光量合計値とグループ平均値P0とを比較し、
各グループの感光体受光量合計値ΣPとグループ平均値
0の差(△P)を算出する(ステップ9)。
【0030】ここで同一グリッド電極毎にグループ分け
したのは同一グリッド電極内のドットのばらつきは同一
のグリッドを用いているので発光強度のばらつきが比較
的小さく、ばらつきもなめらかに変化しているので、全
体のグループ毎の受光量平均値での補正は同一グリッド
電極単位で行うと各ドット間の光量補正の急激な変化が
避けられるからである。
【0031】次に、前記各グループの感光体受光量合計
値ΣPとグループ平均値P0の偏差(△P)が最も小さ
くなるように各グループ内に含まれる1つ以上のドット
の仮補正値aを1ステップずつ補正レベルを前後に変更
する。例えば仮補正値aが0.92であったドットにつ
いては、相対発光時間を下げる場合には、0.88に、
相対発光時間を上げる場合は0.96に変更する。この
とき、前記偏差△Pが1ドットの補正分解能(本実施例
では±4%)より小さい場合はステップ7で求めた仮補
正値aをそのまま、当該ドットの補正値aとして決定す
る。また前記偏差△Pが前記1ドットの分解能以上であ
り、その値が正であれば、当該グループ内のいずれかの
1ドットの補正レベルを1ステップ下げる(ステップ1
2)。また、前記偏差△Pが負の値ならば当該グループ
内のいずれかの1ドットの補正レベルを1ステップ上げ
る(ステップ13)。
【0032】この各ドットに対する仮補正値aの補正は
当該グループ内のすべてのドットについて行う必要はな
く、当該グループのいずれかの1ドットについての仮補
正値aを1ステップ加減することで、前記偏差△Pが1
ドットの前記補正分解能以下の値になれば、その他のド
ットについての仮補正値aはそのまま最終的な補正値と
して読み出し専用メモリ21に格納する。
【0033】一方、グループ内のいずれかの1ドットの
仮補正値aの補正レベルを1ステップ加減するだけでは
前記偏差△Pが1ドットの分解能以下の値にならないと
きは、当該グループ内のその他のドットについての仮補
正値aの補正レベルを1ステップ加減する。このように
前記偏差△Pが1ドットの分解能以下の値になるまで、
順次、当該グループ内の各ドット毎に1ステップずつの
仮補正値aの値を変更する。
【0034】この仮補正値aの修正を実施するドット
は、本実施例ではグループ内での空間的位置が中央に近
い順、すなわち図7に示すドットd4もしくはd5から行
い、必要ならドットd1、d8の方向に順次修正作業を行
う。これは中央部のドットd4もしくはd5の発光光量の
ずれが一番発光光量のばらつきに対する影響が大きいと
考えたからであるが、いずれのドットから仮補正値aの
補正をおこなっても良いことは言うまでもない。
【0035】仮補正値aの修正の方法を具体的な数値を
示して説明する。全ドットの相対発光時間の仮補正の後
の相対的光量の平均値を100とすると、8ドット毎の
グループの相対感光体受光量合計値の平均値P0はP0
800となる。この平均値P0に対し、グループの相対
感光体受光量合計値は800±32(±4%×8)程度
ばらつくと考えられる。仮に図7におけるドットd1
8の相対感光体受光量合計値が796である場合、グ
ループ内のドットd4もしくはd5の仮補正値aを発光時
間が1ステップ長くなる方へ修正する。この場合、1ド
ット分の補正分解能が4%であるので、ドットd4もし
くはd5のいずれかの仮補正値aを1ステップ上げるだ
けでグループの相対感光体受光量合計値の平均値P0
値になるので、その他の当該グループ内のドット仮補正
値aを修正する必要はない。また、他のグループの相対
感光体受光量合計値が808である場合、グループ内の
ドットd4およびd5の補正値aを発光時間を1ステップ
づつ短い方へ修正すると、グループ相対感光体受光量平
均値P0になる。このように同様な作業によって8づつ
のドットをもつすべてのグループの相対受光量合計値を
微調整することができる。
【0036】図10にドット8個を1グループとした2
0グループについてそれらの計算上の感光体受光量合計
値の補正前の図9のデータに対応した相対的なばらつき
を示し、図10のデータは補正前の図9のデータに対応
したものである。そして、図11に図10のデータの本
実施例の補正後の感光体受光量合計値の平均値P0に対
する相対的なばらつきを示した。本実施例では図10の
補正前の感光体受光量合計値のばらつき幅が±2%程度
であったものが、図11の補正後では、±0.5%以下
に抑えられていることが分かる。
【0037】なお、各ドットの仮補正値aの修正の結
果、各ドット自体における感光体上の受光量のばらつき
は部分的に多少悪化し、最大±8〜9%に達することが
ある。しかし、これら1ドットまたは2ドットのばらつ
きの変化は画像濃度ムラを直接引き起こす周期のもので
はない。むしろ濃度ムラとして目立ちやすい空間周波数
を有する8ドットで形成されるグループの光量のばらつ
きは小さくなる。
【0038】本実施例では、ここで取り上げた光書き込
み素子固有の構造に従って8ドットを1つのグループと
して補正値の修正を行った。この分け方は、もちろん別
の理由に因ったものであっても良いが、ドットをグルー
ピングした時の寸法の空間周波数が人間の感度の特に鋭
敏な領域であるような分け方が効果的と考えられる。
【0039】このようにして各ドットすべてについて光
量の補正値aが決定すると読み出し専用メモリ21(図
8)に格納される。そして、この補正値aに基づき、以
後、光書き込みヘッド24の作動時には光量のばらつき
が小さくなり、鮮明な画像形成が行える。この光書き込
みヘッド24の補正用駆動回路のブロック図を図8に示
す。補正補正回路部分は主として16ステップのパルス
幅調整制御回路20と補正データを記憶する読み出し専
用メモリ21からなる。
【0040】各ドットの光量補正値aは読み出し専用メ
モリ21の所定アドレスに格納された各ドットの補正デ
ータはタイミング制御回路18の制御の下で画像形成用
の光量データとともにシフトレジスタ27に送られる。
シフトレジスタ27では図7に示すグリッドg1〜gn
の前記光量データと補正データがタイミング制御回路1
8の制御下でセットされラッチ回路28でラッチされ
る。そして、露光されるべきドットに対応したグリッド
がオンする場合に、読み出し専用メモリ21の補正デー
タに基づき比較・演算回路29で光量補正する。このと
き、カウンタ31によりグリッドg1〜gn分のラッチデ
ータを順次比較・演算するためのタイミングが取られ
る。こうしてグリッドg1〜gn分の補正された光量デー
タがグリッド駆動回路30を介して光書き込みヘッド2
4に出力される。このときタイミング制御回路18によ
りタイミングがとられるアノード電極駆動回路23が前
記ドットに対応した各アノード電極a1〜a8を順次駆動
させる。
【0041】本実施例では発光強度の違いに応じて、感
光体2上の受光量が均一になるように各ドットの光量の
補正を相対発光時間で行ったが、各ドットに通電する電
流値を調節することで光量補正をしても良い。
【0042】実施例2 次に光書き込みヘッドの各発光素子(ドット)による露
光位置が設計値よりずれている場合の画像欠陥を防ぐた
めの露光位置補正を考慮に入れた光量補正装置の実施例
を示す。感光体2上に結像されるロッドレンズアレイ3
通過後の発光プロファイルは図13に示すような形で表
わせる。図13に示した発光プロファイルは主走査方向
光書き込みヘッド24の長手方向の断面を表わしてい
る。例えば、この発光プロファイルの半値幅は85μ
m、隣接するドットまでの距離の設計値は85μmとす
る。
【0043】ここで、図13の間隔aで示した2つの隣
接するドットのピーク値間距離は設計値通りの85μm
であるが、一部の隣接ドットのピーク間の間隔bは95
μmとなり設計値よりも+12%程度離れているために
発光プロファイルの重なりあいが少なくなっている場合
がある。正電荷を帯電した感光体2上を前記隣接ドット
間の間隔が異なる各ドットを同一露光条件で露光した場
合の相対的な潜像電位を図14に示す。間隔bを持つド
ット間の潜像電位は隣接するドットによる露光の重なり
あい不足によって、間隔aを含むその他のドットの露光
位置に比べ潜像電位が40V程度高くなっている。この
露光不足によりバックグランドライティング方式(背景
部分を露光する方式)の画像処理を行うと背景の白紙部
分に黒筋が現れる。またイメージライティング方式(画
像部分を露光する方式)ではこの露光不足部分に白抜け
が生じる。このような露光不足を補うため、ドット位置
のずれに応じた補正値の修正を行う必要がある。
【0044】図12に本実施例による光量補正値の決定
手段をフローチャートとして示す。以下にその詳細を述
べる。各ドットの光量補正はまず、仮補正値aを求める
ことより行われる。仮補正値aの決定は、図3に示すフ
ローチャートに示した通りであり、図12のステップ2
1〜ステップ27までの説明は省略する。
【0045】次に、各ドットの配列位置情報に基づく仮
補正値aの修正を行う。ここで光量補正値の補正分解能
は4%であり、この相対的な光量の違いは感光体2の潜
像電位を約20V程度変化させる割合に相当するとす
る。この変化の割合が図13に示すドットによる露光領
域のすそ野付近でも同一であるとすれば、隣接するドッ
トの相対的な光量を4%ずつ上げることによってそれら
のすそ野部分が重なる領域の潜像電位を40V低下させ
ることができる。
【0046】すなわち、図13の隣接ドットのピーク間
の間隔bのように隣接ドットのピーク間の間隔が設計値
に対して+12%程度離れているようなこの場合には、
隣接する各ドットの仮補正値aを1ステップ発光時間が
長い方へ修正するのである。隣接ドットの片方のみの仮
補正値aを補正するだけで足りる場合は隣接ドットの両
方を補正する必要はない。しかし、以上の例のように補
正分解能が4%である場合、数ステップの仮補正値aの
修正を行うとそれだけ光量のばらつきが増大するため、
仮補正値aの修正レベルは他の画像部への悪影響を十分
考慮した上で、制限することが望ましいことは言うまで
もない。経験的には1ステップ、すなわち4%程度の光
量の増加が画質に及ぼす悪影響は無視できるレベルであ
る。
【0047】なお、この隣接する各ドット位置情報は光
書き込みヘッド24を作製した段階で予め計測してお
き、このデータを図12のフローチャートのソフトウエ
アにデータ入力するかあるいは読み出し専用メモリ21
に格納しておく。
【0048】修正された仮補正値aは図8に示した補正
用駆動回路の読みだし専用メモリ21に記憶され、実施
例1と同様に各ドットの補正値と画像データは比較、演
算された結果に基づき、走査電極に同期したタイミング
に従ってグリッド電極駆動回路30(図8)によって発
光時間の制御が行われる。
【0049】また、本実施例2の各ドット位置情報に基
づく光量補正データを実施例1の光量補正手法に組み込
むことで、より精密な光量補正が可能であることは明ら
かである。
【0050】なお、本発明の光出力測定手段は実施例で
は光量センサー14等の光出力測定装置であり、光量仮
補正値決定手段、光量仮補正正手段は実施例では図3お
よび図12のフローチャートに示すようにソフトウエア
である。これらをハードウエア的に構成することもでき
るは言うまでもない。本発明の修正された補正データ記
憶手段は実施例ではソフトウエアまたは読み出し専用メ
モリ21であり、本発明の発光制御手段は実施例ではパ
ルス幅調整制御回路20等である。
【0051】上記した実施例において、光書き込みヘッ
ドとして蛍光表示管を用いる例を示したが、この他にL
ED、気体放電管の発光を利用した光書き込みヘッド
(プラズマイメージバー)にも本発明は適用できる。
【0052】
【発明の効果】本発明の第1発明により、補正回路のコ
ストアップおよび光書き込み素子の歩留りを低下させる
ことなく、複数のドットからなる領域の光量を限定され
た各ドットの補正分解能以上の調整分解能で微調整する
ことにより、目につきやすい空間周波数を有する領域で
の画像濃度ムラを抑えることが可能になった。
【0053】本発明の第2発明により、複数の発光素子
からなる光書き込みヘッドの発光強度およびドット位置
情報をもとに決められた補正値によって各発光素子の発
光時間が適切に制御され、光書き込み素子の歩留りを低
下させることなく、ドット間の露光不足による黒筋など
の画像欠陥を防止することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の第2発明のクレーム対応図である。
【図3】本発明の実施例1の光量補正値の決定方法を説
明するフローチャートである。
【図4】本発明の実施例の光書き込みヘッドを備えた静
電記録装置主要部の概略構成説明図である。
【図5】本発明の実施例の光書き込みヘッドの横断面図
である。
【図6】本発明の実施例の光出力測定装置の概略図であ
る。
【図7】本発明の実施例の光書き込みヘッドの発光ドッ
トの配列図である。
【図8】本発明の実施例の光量補正用駆動回路のブロッ
ク図である。
【図9】本発明の実施例の未補正状態の光量分布図(ド
ット単位)である。
【図10】本発明の実施例の未補正状態の光量分布図
(グループ単位)である。
【図11】本発明の実施例1の光量補正値修正後の光量
分布図(グループ単位)である。
【図12】本発明の実施例2の光量補正値の決定方法を
説明するフローチャートである。
【図13】本発明の実施例の光量補正値修正前の発光ド
ットプロファイルである。
【図14】本発明の実施例の光量補正値修正前の潜像プ
ロファイル説明図である。
【図15】従来の光量補正値決定方法を説明するフロー
チャートである。
【図16】従来の光量補正値決定方法による光量分布図
である。
【符号の説明】
1 帯電用チャージャー 2 感光体 3 ロッドレンズアレイ 4 現像ユニット 5 転写チャージャー 6 用紙 7 定着ユニット 9 透明隔壁 10 内部を真空にした密封ケース 11 アノード電極 12 蛍光体 13 フィラメント状のカソード 14 光量センサー 15 光書き込みヘッド駆動用電源 16 光書き込みヘッド駆動回路 17 光量センサー位置制御回路 18 タイミング制御回路 19 測定データ処理回路 20 パルス幅調整制御回路 21 読み出し専用メモリ 23 アノード電極駆動回路 24 光書き込みヘッド 25 光量センサー支持レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 貴志 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ツクス株式会社海老名事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電された感光体を露光させて潜像を形
    成させる複数の発光素子からなる光書き込みヘッドにお
    いて、 光書き込みヘッドの発光強度を1ドットづつ測定可能な
    光出力測定手段と、 前記光出力測定手段の測定値に基づき感光体上の受光量
    を一旦個別に均一化するような各ドットの光量仮補正値
    決定手段と、 各ドットを連続するN個でグループ化し、各グループ内
    の前記仮補正値に基づく感光体受光量の合計値と各グル
    ープ毎の合計受光量値の平均値との偏差に基づき、前記
    各グループ内の前記感光体受光量の合計値を均一化する
    ように、各グループ内の少なくとも一部のドットの前記
    光量仮補正値を修正する光量仮補正値修正手段と、 前記仮補正値修正手段により修正されたドットの光量仮
    補正値と前記光量仮補正値修正手段で修正されなかった
    ドットの未修正光量仮補正値から成るすべてのドットの
    光量補正値を記憶する記憶手段と、 記憶された前記補正値に従って各ドットの発光量を制御
    する光量制御手段と、を備えたことを特徴とする光書き
    込みヘッドの光量補正装置。
  2. 【請求項2】帯電された感光体を露光させて潜像を形成
    させる複数の発光素子からなる光書き込みヘッドにおい
    て、 光書き込みヘッドの発光強度を1ドットづつ測定可能な
    光出力測定手段と、各ドットの配列位置を測定可能なド
    ット位置測定手段と、 前記光出力測定手段とドット位置測定手段との測定値に
    基づき各ドットによる感光体上の受光量を均一化するよ
    うな各ドットの光量補正値決定手段と、 前記光量補正値決定手段により算出された補正値を記憶
    する記憶手段と、 記憶された前記補正値に従って各ドットの発光量を制御
    する光量制御手段と、を備えたことを特徴とする光書き
    込みヘッドの光量補正装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038634A (ja) * 2005-07-08 2007-02-15 Seiko Epson Corp 光照射装置、光照射方法および画像記録方法
US10515541B2 (en) 2015-03-13 2019-12-24 Fujitsu Limited Control device, sensor node, and computer-readable recording medium

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JP2007038634A (ja) * 2005-07-08 2007-02-15 Seiko Epson Corp 光照射装置、光照射方法および画像記録方法
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