JP2007033519A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 結露を防止する。
【解決手段】 カバー150と搬送ガイド100との間の空間500に送られた空気は、リブ104に案内され、カバー150の先端部と搬送ガイド100の先端部との隙間から、記録用紙Pの排出方向と略同一方向に排気する。したがって、水蒸気を含む熱せられた空気は、記録用紙と共に装置外に排出されるので、搬送ガイド100,カバー500の結露が防止される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
画像形成装置の定着器は、熱と圧力とにより、記録用紙にトナー像を定着している。その際、記録用紙に含まれる水分が蒸発し、定着器の上方に配置した搬送ガイドやカバー等に結露を生じさせる。
よって、定着器から送り出された記録用紙の搬送路と合流する通風路を設け、この通風路に排出方向と同方向に送風し、結露を防止する構成が提案されている。(例えば、特許文献1を参照)。
しかし、このような構成は、搬送路と通風路との合流部分に、記録用紙が有るか否かによって、流速が変わってしまう。よって、流速不足によって、結露が生じることが考えられる。また、定着器と筐体カバーとの間に通風路があるので、装置が大型化する。更に、送風方向と排気方向と同一にする構成は設計が難しい。例えば、特許文献1の、図2,図3のように送風手段を配置する場合、非常に小型の送風手段である必要がある。また、幅方向全域渡って均一な流速とすることも困難である。
あるいは、定着器から排出される高温の空気を、幅方向に延びる排気通路によって、装置側面の排気口から排出する構成が提案されている。(例えば、特許文献2を参照)。
しかし、このような構成は、排気通路が長いため、流速が不足し、排気通路中で冷却されて結露を引き起こすことが考えられる。
特開平08−137371号公報 特開2004−348024号公報
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、結露を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の画像形成装置は、記録媒体に形成されたトナー像を定着する定着器と、前記定着器の上方に設けられ、該定着器から送り出された前記記録媒体を排出方向に案内する搬送ガイドと、前記搬送ガイドの上方に設けられたカバーと、前記搬送ガイドと前記カバーとの間の空間に、前記記録媒体の幅方向の一方側から送風する送風手段と、前記空間の幅方向の他方側に設けられ、送風された空気を遮る遮断部材と、前記空間の前記記録媒体の排出方向先端側に設けられ、前記空間に送風された空気を排気する排気部と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の画像形成装置は、記録媒体に形成されたトナー像を定着器によって定着する。その際、記録媒体に含まれる水分が蒸発する。そして、水蒸気を含む空気が上昇し、定着器の上方に設けられた搬送ガイドと、この搬送ガイドの上方に設けられたカバーと、を結露させる原因となる。
しかし、搬送ガイドとカバーとの間の空間に、幅方向の一方側から送風すると共に、他方側に設けられた遮断部材で遮ることで、記録媒体の排出方向と同方向に排気部から排気し、水蒸気を含む空気を記録媒体と共に排出して、結露を防止している。
なお、記録媒体の幅方向の一方側から送風し、排出方向と同方向に排気する構成としているので、容易に幅方向全域に渡って略均一に排気できる。また、送風手段の設計の自由度も高い。しかも、搬送ガイドとカバーとの間の空間を利用しているので、装置が大型化していない。ここで遮断部材は密閉する必要はなく、少なくとも空気の流れが邪魔されていれば良い。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記排気部は、前記搬送ガイドの前記記録媒体の排出方向先端部と、前記カバーの前記記録媒体の排出方向先端部と、の隙間であることを特徴としている。
請求項2に記載の画像形成装置は、搬送ガイドの記録媒体の排出方向先端部とカバーの記録媒体の排出方向先端部との隙間から排気している。この隙間は、記録媒体によって塞がれないので、排気の流速が安定する。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1、又は請求項2に記載の構成において、前記排気部には、前記排出方向に延びる複数の溝が形成されていることを特徴としている。
請求項3に記載の画像形成装置は、排気部に形成された排出方向に延びる複数の溝に沿って排気する。よって、排出方向と排気方向とが、より一致し、幅方向全域に渡ってより均一に排気する。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1、又は請求項2に記載の構成において、前記排気部は、排出方向に開口する複数の排気孔で形成されていることを特徴している。
請求項4に記載の画像形成装置は、排出方向に開口する複数の排気孔から排気する。よって、排出方向と排気方向とが、より一致し、幅方向全域に渡ってより均一に排気する。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項4いずれか1項に記載の構成において、前記空間には、送風方向と略並行に延びる第一リブが形成されていることを特徴としている。
請求項5に記載の画像形成装置は、空間に送風された空気が、送風方向に延びる第一リブに沿って、他方側まで送られる。よって、空間に送風された空気が効率よく、また、幅方向全域に渡ってより均一に排気する。
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項5に記載の構成において、前記第一リブは、送風された空気を、排出方向後方側に送らないように遮断することを特徴としている。
請求項6に記載の画像形成装置は、第一リブが送風された空気を、排出方向後方側に送らないように遮断しているので、空間に送風された空気が効率よく排気部から排気する。更に、蒸気を含んだ空気が排出方向後方側に送られ、装置内に運ばれることも防ぐ。
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の構成において、前記空間には、送風された空気を前記排気部に案内する第二リブが設けられていることを特徴としている。
請求項7に記載の画像形成装置は、第二リブによって、送風された空気を排気部に案内しているので、空間に送風された空気が効率よく排気部から排気する。
請求項8に記載の画像形成装置は、請求項7に記載の構成において、前記第二リブは、幅方向の方向に複数並んで設けられ、前記第二リブの間隔は、前記一方側を狭く、前記他方側を広くしたことを特徴としている。
請求項8に記載の画像形成装置は、第二リブの間隔を送風される一方側を狭くし、反対の他方側を広くしたので、幅方向全域に渡ってより均一に排気する。
以上説明したように本発明によれば、記録媒体の幅方向の一方側から送風すると共に、他方側に設けられた遮断部材で遮ることで、排気部から記録媒体の排出方向と同方向に排気し、水蒸気を含む空気を排出して、結露を防止するという優れた効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、画像形成装置01の概略構成と、周知の電子写真方式による各色毎の画像形成プロセスと、について説明する。なお、図1においては、右側が装置正面(装置手前)であり、左側が装置奥側である。また、図1に対して直交する軸方向が、記録用紙Pの幅方向である。
まず、感光体ドラム11,12,13,14が、帯電ロール21,22,23,24によって、帯電する。帯電した感光体ドラム11,12,13,14は、光走査装置03によってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応したレーザ光が照射され、各色毎の入力画像情報に応じた静電潜像が形成される。感光体ドラム11,12,13,14の表面に形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応した静電潜像は、対応する色の現像装置41, 42,43,44によって現像され、感光体ドラム11,12,13,14上にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像が形成される。
感光体ドラム11,12上に形成されたイエロー(Y)およびマゼンタ(M)色のトナー像は、第1の一次中間転写ドラム51上に転写され、感光体ドラム13,14上に形成されたシアン(C)、ブラック(K)色のトナー像は、第2の一次中間転写ドラム52上に転写される。
第1、第2の一次中間転写ドラム51,52上に形成された各色のトナー像は、二次中間転写ドラム53上に転写される。したがって、二次中間転写ドラム53上には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)色の各色トナー像が重ね合わされた最終的なフルカラートナー像が形成される。
一方、画青形成装置01の下部に配設されている給紙カセット05から記録用紙Pが給紙され、用紙搬送路80を搬送される。
記録用紙Pはロール対82,84などによって、上方に送られた後、二次中間転写ドラム53と最終転写ロール60とのニップ部Nに送り込まれる。そして、二次中間転写ドラム53上に形成されたフルカラートナー像が記録用紙Pに転写される。フルカラートナー像が転写された記録用紙Pは、定着器70に搬送され、ヒートロール72と加圧ロール74との定着ニップで加圧加熱されることで、フルカラートナー像が定着する。なお、ヒートロール72及び加圧ロール74の回転軸は、前述した幅方向と同一方向である。
図4に示すように、定着器70から送り出された記録用紙Pは、断面が略三角形状の中空のゲート200の第一面202とピンチロール400とで案内された後、搬送ガイド100の案内面102で案内される。そして、排紙ロール90,92によって画像形成装置01の上部に設けられている排紙トレイ07に、正面側から奥側に向かって(図では右から左に向かって)排出される。なおゲート200は、回動機構(図示略)によって先端が上下に回動する。
さて、画像形成装置01は、記録用紙Pの両面に印字する両面印字機能を備えている。よって、つぎに、両面印字について説明する。
定着器70によって片面に画像が定着し、ゲート200の第一面202に案内された記録用紙Pは、排紙ロール90,92が逆転することで、スイッチバック搬送される。その際、図5に示すように、ゲート200の先端を下方に回動させ、ゲート200の第二面204で、記録用紙Pを両面用搬送経路82に案内する。
図1に示すように、両面用搬送経路82に案内された記録用紙Pは、表裏を反転し、再度、二次中間転写ドラム53と最終転写ロール60とのニップ部Nに送り込まれる。そして、裏面(フルカラートナー像が定着していない面)に、二次中間転写ドラム53上に形成されたフルカラートナー像が転写される。記録用紙Pは、定着器70に搬送され、裏面にもフルカラートナー像が定着する。
定着器70から送り出された両面共にフルカラー像が定着した記録用紙Pは、図4に示すように、上方に回動したゲート200の第一面202、ピンチロール400、搬送ガイド100で案内された後、排紙ロール90,92によって、排紙トレイ07に排出される。
つぎに、定着器70付近の構成と空気の流れについて、詳しく説明する。なお、各図において、矢印Kは空気の流れを示している。
図4、図5に示すように、定着器70の上方には、ゲート200、搬送ガイド100、カバー150が順番に配置されている。なお、ゲート200は、前述したように回動する。また、排紙ロール92は、搬送ガイド100に形成された孔部190から搬送ガイド100の内側に突き出ている。
図2に示すように、装置奥側の、正面から見て左側の上部に吸気ファン300が設けられている。吸気ファン300が吸い込んだ空気は、筐体フレーム302などにあけられた通気路304に導かれる。更に、図3に示すように、左側面カバー(図示略)と筐体フレーム302との隙間を通り、装置正面側に送られる。そして、カバー150と搬送ガイド100との間の空間500(図4、図5参照)に導かれる。なお、空間500への送風方向は、記録用紙Pの幅方向(図1、図4、図5に対して直交する軸方向)であり、幅方向の一方側(装置正面から見て左側)から他方側(装置正面から見て右側)に向かって送られる。
図6に示すように、カバー150の内壁には、空間500(図4、図5参照)に送られた空気の送風方向と略同方向に延びるリブ152、154が、平行に2本形成されている。なお、奥側のリブ152よりも、装置正面側のリブ154の方が高い(下方への突き出し量が大きい)。
図7に示すように、搬送ガイド100の他方側の端部(装置正面から見て右側)には、送風方向と直交する壁106が形成されている。そして、この壁106に、空間500に送られた空気がぶつかって遮られる。
なお、搬送ガイド100の壁106は無くても良い。その場合、空間500に送られた空気が、装置の筐体フレームや筐体カバー、あるいは定着器70の外装カバー等で遮られる構成であれば良い。
更に、搬送ガイド100の記録用紙Pを案内する案内面102と反対側の内壁面には、記録用紙Pの排出方向に延びる複数のリブ104が並んで形成されている。このリブ104の先端部104Aの方向は、排出方向と略同一方向となっているが、装置正面側には、送風方向と反対方向に傾いた傾斜部104Bを備えている。また、図8に示すように、リブ104の間隔は、一方側(装置正面から見て左側)ほど、狭くなっている。
このように、搬送ガイド100とカバー150とに、壁106、リブ104,152,154を形成したので、カバー150と搬送ガイド100との間の空間500に送られた空気は、図8に示すように、リブ152,154によって仕切られた空間を進み、壁106にぶつかって遮られる。また、リブ104に案内され、カバー150の先端部と搬送ガイド100の先端部との隙間の、リブ104の先端部104A間から、記録用紙Pの排出方向と略同一方向に排気する。(先端部104A間が請求項4の溝に相当する)。なお、下方への突き出し量が大きいリブ154によって、装置正面側に排気されることを防止している。
さて一方、前述した吸気ファン300が吸い込んだ空気(図2,図3参照)は、図4、図5に示す、断面が略三角形状の中空のゲート200の内部の空間502にも導かれる。なお、ゲート200の内部502への送風方向も、幅方向の一方側(装置正面から見て左側)から他方側(装置正面から見て右側)である。
図9に示すように、ゲート200の一方側の端部(装置正面から見て左側)には開口212が形成されているが、他方側の端部(装置正面から見て右側)には壁216が形成されている。また、ゲート200の第一面202には、幅方向(送風方向)に並んだ複数の排気孔218が形成されている。更に、記録用紙Pの排出方向(送風方向と直交する方向)に延びる複数のリブ214が並んで形成されている。このリブ214も、排出方向と同一方向に延びる先端部214Aと送風方向と反対方向に傾いた傾斜部214Bとで構成されている。また、リブ214の間隔も、一方側(装置正面から見て左側)ほど、狭くなっている。なお、各リブ214の間に、前述した排気孔218が形成されている。
このような構成としたので、ゲート200の開口212から内部の空間502に送られた空気は、図10に示すように、リブ214によって導かれ、ゲート200の第一面202の複数の排気孔218から、記録用紙Pの排出方向と略同方向に排気する。
なお、図4に示すように、ゲート200の排気孔218から排気する空気は、ピンチロール400に当たる。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
前述したように、定着器70は、ヒートロール72と加圧ロール74との定着ニップで加圧加熱することで、フルカラートナー像を記録用紙Pに定着させる。
さて、定着器70によって熱せられた空気は上昇し、定着器70の上方に配置されている、ゲート200、搬送ガイド100、カバー150を暖める。このため機外と機内とで温度差が生じ、例えば、スイッチバック搬送された記録用紙Pによって流入した外気により、結露が生じる原因となる。また、この熱せられた空気には、記録用紙Pに含まれている水分が蒸発した水蒸気を含んでおり、この水蒸気も結露が生じる原因となる。
しかし、図2、図3で示すように、本実施形態の画像形成装置01は、吸気ファン300が吸い込んだ空気を、図8と図10とに示すように、ゲート200の内部の空間502と、搬送ガイド100とカバー150との間の空間500と、に送り、そして、記録用紙Pの排出方向に沿って排気している。したがって、水蒸気を含む熱せられた空気は、記録用紙Pと共に装置外に排出されるので、ゲート200,搬送ガイド100,カバー500の結露が防止される。
また、排出方向と直交する記録用紙Pの幅方向に空気を送り、記録用紙Pの排出方向(幅方向と直交する方向)に排気する構成としたので、幅方向全域に渡って略均一に排気する。また、吸気ファン300の選択・配置・大きさ等に関する設計の自由度が高い。
しかも、ゲート200の内部の空間502、及び搬送ガイド100とカバー150との間の空間502を通風路として利用し、別途、専用の通風路を設けていない。よって、装置全体が大型化していない。
また、排気が記録用紙Pに当たることで、排出する記録用紙Pを冷却する効果がある。
なお、搬送ガイド100とカバー150との間の空間500には、リブ104が形成されているので、幅方向に流れている空気を、効率よく排出方向(排気方向)に導いている。また、リブ104の間隔は、送風側(正面から見て左側)ほど狭くなっているので、幅方向に対して排気量が、より均一になる。さらに搬送ガイド100とカバー150との先端部分の隙間と、記録用紙Pの搬送路と、は交わっていないので、記録用紙Pの有無により流速が変化しない。また、リブ154は、水蒸気を含んだ空気が前方に送られ、装置内に流れこむことも防止している。
同様に、ゲート200の内部の空間502のリブ214も、前述したリブ104と同様の作用を奏す。更に、排出方向に排気孔218が開口しているので、排出方向と排気方向とがより一致する構成となっている。なお、ゲート200は、定着器70により近いので、結露が生じやすい。よって、本発明をゲート200に適用することは、非常に有効である。
とろこで、図4に示すように、ピンチロール400は、定着器70の極近傍に配置されている。このためピンチロール400は高温になりやすい。そして、高温になったピンチロール400に、記録用紙Pの表面に定着したフルカラートナー像が当接すると、当接した部分の画像の光沢がムラになる、所謂グロスムラが生じることがある。
よって、本実施形態では、ゲート200の排気孔218から排出された空気を、ピンチロール400に当てて冷却し、グロスムラを防止している。
なお、ピンチロール400には空気を当てているが、空気を当てたくない(温度を下げたくない)定着器70(特にヒートロール72)には当たっていない。よって、定着に必要な温度を維持するために、必要以上の余計なエネルギーを消費していない。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
例えば、空気を当てる部材は、ピンチロール400でなく、記録用紙Pを案内するリブであっても良い。あるいは、記録用紙Pのジャムなどを検知する検知センサーが高温となって誤動作することを防止するため、検知センサーに空気を当てて冷却しても良い。
本発明の一の実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 画像形成装置内部の空気の流れを示す図である。 画像形成装置内部の空気の流れを示す図である。 画像形成装置の定着器近傍を示し、ゲートが上方に回動している状態の図である。 画像形成装置の定着器近傍を示し、ゲートが下方に回動している状態の図である。 カバーを示す斜視図である。 搬送ガイドを示す斜視図である。 カバーと搬送ガイドと間の空間の空気の流れを示す図である。 ゲートを示す斜視図である。 ゲートの内部の空間の空気の流れを示す図である。
符号の説明
01 画像形成装置。
70 定着器
82 両面用搬送路(別の搬送路)
100 搬送ガイド
104 リブ(第二リブ)
104A リブの先端部(溝)
106 壁(遮断部材)
150 カバー
152 リブ(第一リブ)
154 リブ(第一リブ)
200 ゲート
202 第一面
204 第二面
214 リブ(第二リブ)
216 壁(遮断部材)
218 排気孔
300 吸気ファン(送風手段)
400 ピンチロール
500 空間
502 空間
P 記録用紙(記録媒体)

Claims (8)

  1. 記録媒体に形成されたトナー像を定着する定着器と、
    前記定着器の上方に設けられ、該定着器から送り出された前記記録媒体を排出方向に案内する搬送ガイドと、
    前記搬送ガイドの上方に設けられたカバーと、
    前記搬送ガイドと前記カバーとの間の空間に、前記記録媒体の幅方向の一方側から送風する送風手段と、
    前記空間の幅方向の他方側に設けられ、送風された空気を遮る遮断部材と、
    前記空間の前記記録媒体の排出方向先端側に設けられ、前記空間に送風された空気を排気する排気部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記排気部は、
    前記搬送ガイドの前記記録媒体の排出方向先端部と、
    前記カバーの前記記録媒体の排出方向先端部と、
    の隙間であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記排気部には、前記排出方向に延びる複数の溝が形成されていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記排気部は、排出方向に開口する複数の排気孔で形成されていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記空間には、送風方向に延びる第一リブが形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4いずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第一リブは、送風された空気を、排出方向後方側に送らないように遮断することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記空間には、送風された空気を前記排気部に案内する第二リブが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第二リブは、幅方向に複数並んで設けられ、
    前記第二リブの間隔は、前記一方側を狭く、前記他方側を広くしたことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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