JP2000221867A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2000221867A JP2000221867A JP11026828A JP2682899A JP2000221867A JP 2000221867 A JP2000221867 A JP 2000221867A JP 11026828 A JP11026828 A JP 11026828A JP 2682899 A JP2682899 A JP 2682899A JP 2000221867 A JP2000221867 A JP 2000221867A
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Abstract
防止することが可能な画像形成装置を提供する。 【解決手段】 前フレーム8の排紙部23寄りで定着装
置21の上側に、定着装置21の上方部分を覆う上部カ
バー25を取り付け、前フレーム8の上部カバー25に
隣接する部位の内側下方に、ダクト26、ファン27及
びガイドカバー28からなる排風装置30を設ける。上
部カバー25と定着装置21の上面の間に通風路31を
形成し、排風装置30のファン27でエアの流れを形成
し、外気を取り入れつつ装置内部の熱を通風路31を介
して外部へ放出する。通風路31内に板金材や硬質フェ
ルト等からなる断熱材32を、クッション材等で上部カ
バー25から若干離して取り付ける。断熱材32は、定
着装置21からの輻射熱の上部カバー25への伝導を減
少させる。
Description
機、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に上部カ
バーの昇温防止を図ったものに関する。
真方式の画像形成装置では、装置本体内部に設けた熱源
となる機器、たとえば定着装置のヒータ類による温度上
昇を防止することについては従来より種々の提案がなさ
れている。例えば特開昭50−74425号公報の複写
機では、電源オフ後も補助電源により一定時間冷却ファ
ンを動作させ、装置作動停止後の冷却を図っている。ま
た特開昭52−65446号公報の複写機の露光ラン
プ、特に蛍光灯の冷却装置では、複写機の発熱源の幅方
向の冷却を行うために、両側にある発熱源であるヒータ
に、冷却風を両側から吹き付けて、幅方向の中央部で開
口部の空間へ温風を逃がすようにしている。特開昭57
−161756号公報の電子写真装置では、感光体を軸
支するヒートパイプに放熱フィンを設けて放熱部とし、
この放熱部を、上下に閉口部のあるダクト内に配設し
て、複写機内部の温度上昇を防止するようにしている。
特開昭58−16254号公報の複写機の冷却ファン制
御装置では、温度検知素子を用いて冷却ファンをオンオ
フ制御することなしに、本体内部の温度に応じて冷却フ
ァンの回転数を制御することにより、騒音を低減して電
力の浪費を防止するようにしている。特開昭59−10
957号公報の電子複写機では、集束性光伝送体周辺の
空気を排気するための第一ダクトと、定着器周辺の空気
を排気するための第二ダクトを備えることにより、破損
や過熱を防止するようにしている。特開昭59−188
666号公報の画像形成装置では、特開昭59−109
57号公報の電子複写機と類似の装置で、風路の変更手
段を備えている。
置内部の温度上昇の防止を企図するのみで、装置外部に
おける装置内部の温度上昇に起因する影響ついては顧慮
していない。すなわち、装置本体の外装カバー、特に上
部カバーについては、使用者がもっとも手やその他身体
の一部を触れさせやすいにもかかわらず、これについて
の配慮がなされていなかった。このため、装置本体内部
における熱源機器の配置態様、特に定着装置の配設位置
と排風状態によっては、装置本体の上部カバーが熱くな
りすぎるものが存在していた。もちろん定着装置を装置
の画像形成動作、非動作に対応させて可変制御すれば、
外装カバーの温度上昇を抑えることができるが、その場
合には動作制御にかかわる機構、制御ソフト等の導入が
必要になり、装置構成や制御の複雑化だけでなくコスト
アップも招いてしまうという問題が生じる。
容易に装置本体の上部カバーの昇温防止を図れる画像形
成装置を提供することを目的とする。
うち請求項1に係るものは、上記目的を達成するため
に、装置本体内の上部カバーの内側近傍に発熱源となる
機器を有し、該発熱源と上記上部カバーとの間を通風路
としてなる画像形成装置において、上記上部カバーの内
側で上記通風路に臨む位置に、上記上部カバーから若干
離して断熱部材を配してなることを特徴とする。
着装置で、該定着装置より用紙の搬送方向上流側にファ
ンを有し、該ファンによる排風が上記定着装置と上記上
部カバーの間の通風路を通過するものであることを特徴
とする。
の少なくとも上記断熱部材と対応する部位に通風口を設
けてなることを特徴とする。
ガイド手段が、転写紙搬送用ローラを有することを特徴
とする。
参照して説明する。本発明の一実施形態に係るカラープ
リンタを図1、図2に示す。図示の装置において、1は
ベルト状像担持体たる可撓性のベルトからなる感光体ベ
ルトで、回動ローラ2、3の間に架設してあり、回動ロ
ーラ2、3の駆動によって図中時計廻りに搬送する。4
は帯電手段たる帯電チャージャー、5は像露光手段たる
レーザー書き込み系ユニット、6はイエロー、マゼン
タ、シアンのカラー現像剤を収容した3個の現像手段、
即ち回転型カラー現像器で、7はカラー現像器6とは別
途に設けた黒色の現像剤を収容した現像手段である黒現
像器である。レーザー書き込み系ユニット5は、上面に
スリット状の露光用開口部を設けた保持筐体に収めて装
置本体の下部に組み込んである。また各ユニットを支持
するための装置本体の不動部筐体をなす本体フレーム9
を組み付けてある。なお、カラー現像器6及び黒現像器
7は、各々所定の位置で感光体ベルト1と近接あるいは
接触する現像ローラをそれぞれ備え、感光体ベルト1上
の潜像を非接触現像あるいは接触現像法により顕像化す
る。
であり、この中間転写ベルト10は、回動ローラ11、
12の間に架設して傾斜配置してあり、回動ローラ1
1、12の駆動により図中反時計廻りに搬送される。中
間転写ベルト10の傾斜ベルト面の下方部分が、感光体
ベルト1の回動ローラ3部と接触しており、感光体ベル
ト1上の顕像が、中間転写ベルト10の内側に設けたバ
イアスブラシ13により中間転写ベルト10上に転写さ
れる。これを順次にかつ同様のプロセスを反復すること
により、第1回目以降、第二回目、第三回目、第四回目
と感光体ベルト1上の顕像を中間転写ベルト10上にそ
れぞれ位置ズレを生じないように重ねて転写する。回動
ローラ11の上部には、中間転写ベルト10に接離する
ように二次転写部材たる転写ローラ14が設けてある。
5Aを含むクリーニング装置、16は中間転写ベルト1
0のクリーニング装置である。クリーニング装置15の
下側には廃棄トナー回収容器36が設けてある。クリー
ニング装置16のクリーニングブレード16Aは、画像
形成中には中間転写ベルト10の表面より離間した位置
に保たれ画像二次転写後のクリーニング時のみ図示のよ
うに中間転写ベルト10の表面に圧接する。図中16B
は、クリーニング装置16内のオーガを示す。
セスを説明する。まず、レーザー書き込み系ユニット5
で発生させたレーザービーム5Aを、帯電チャージャー
4によって予め一様に帯電した感光体ベルト1の円周上
に露光し、静電潜像を形成する。ここで、露光する画像
パターンは所望のフルカラー画像をイエロー、マゼン
タ、シアン、黒に色分解したときの単色の画像パターン
である。形成したカラー3色の静電潜像は、回転型カラ
ー現像器6の回転動作によりイエロー、マゼンタ、シア
ンの現像ユニットを逐次感光体ベルト1に対向させて現
像し、顕色化及び単色化して単色画像を形成する。黒の
静電潜像は黒の現像器7で現像し、顕色化、単色化して
単色画像を形成する。感光体ベルト1上に形成した単色
画像は、感光体ベルト1に接触しながら反時計廻りに回
転する中間転写ベルト10上に順次重ね合わせて転写す
る。中間転写ベルト10上に重ね合わされたイエロー、
マゼンタ、シアン、黒の画像は、給紙カセット17から
給紙ローラ18、搬送ローラ19、レジストローラ20
を経て転写部へ搬送された転写紙に転写ローラ14によ
り転写する。転写終了後、転写紙は定着装置21により
画像を定着させてフルカラー画像を完成させる。
ローラ21bとからなり、画像転写後の転写紙をこれら
加熱ローラ21a及び加圧ローラ21bで挟んで、加
圧、加熱することによりトナー像を転写紙に定着させ
る。画像定着後の転写紙は、排紙ローラ22を介して排
紙部23上に排紙する。
置本体構造としては、不動部筐体たる本体フレーム9
と、転写紙搬送経路を開放可能な前部筐体たる前フレー
ム8によって構成してあり、本体フレーム9の下部に給
紙カセット17を配置し、中央部に各機器を交換可能に
配置し、さらにその上方に定着装置21を配置し、上部
に排紙部23を形成してある。
定着装置21近傍部位を概念的に示す断面図である。前
フレーム8の排紙部23寄りで定着装置21の上側に
は、定着装置21の上方部分を覆う上部カバー25が本
体フレーム9上に固定して取り付けてある。また前フレ
ーム8の上部カバー25に隣接する部位の内側下方に
は、ダクト26、ファン27及びガイドカバー28から
なる排風装置30が設けてある。
ら離れて位置させ、両者の間に通風路31を形成し、排
風装置30のファン27が回転することによって図中に
矢印で示すようにエアの流れを形成し、外気を取り入れ
つつ装置内部の熱を通風路31を介して外部へ放出し、
装置内部の昇温を防止している。
る。この断熱材32は、たとえば板金材や硬質フェルト
等からなる板状あるいはシート状のもので、図示は省略
するがクッション材等の適宜の手段によって上部カバー
25に対して若干離して取り付けてある。すなわちこの
断熱材32は、定着装置21からの輻射熱の上部カバー
25への伝導を減少させるようにしている。
7をプリント動作時のみオンとし(騒音防止、電力消費
削減のため)、装置の主電源投入中は定着装置21を常
時オンとした状態で、定着装置21のケーシング上部温
度が100〜105℃、上部カバー25の表面温度が6
0℃のところ、板金材の断熱材32を設けることによっ
て50℃に上部カバー25の表面温度を抑えることがで
きた。
スリットや小開口を設けて通風口とすると、定着装置2
1からの輻射熱を効率よく外部へ逃がすことができて都
合が良い。このような通風口は、少なくとも上部カバー
25の断熱部材32と対応する部位に設けるとよい。
してきたように、装置本体内の上部カバーとその内側近
傍に位置する発熱源との間の通風路内に、上部カバーか
ら若干離して断熱部材を配してなるので、非常に簡単な
構成ながら、定着装置から上部カバーへ伝わる輻射熱を
減らし、上部カバーの昇温を容易に抑えることが可能に
なるという効果がある。
す側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 装置本体内の上部カバーの内側近傍に発
熱源となる機器を有し、該発熱源と上記上部カバーとの
間を通風路としてなる画像形成装置において、上記上部
カバーの内側で上記通風路に臨む位置に、上記上部カバ
ーから若干離して断熱部材を配してなることを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項2】 上記発熱源が定着装置で、該定着装置よ
り用紙の搬送方向上流側にファンを有し、該ファンによ
る排風が上記定着装置と上記上部カバーの間の通風路を
通過するものであることを特徴とする請求項1の画像形
成装置。 - 【請求項3】 上記上部カバーの少なくとも上記断熱部
材と対応する部位に通風口を設けてなることを特徴とす
る請求項1または2の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11026828A JP2000221867A (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11026828A JP2000221867A (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000221867A true JP2000221867A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12204143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11026828A Pending JP2000221867A (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000221867A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007033519A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
US7190918B2 (en) | 2002-03-29 | 2007-03-13 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
KR100867126B1 (ko) | 2007-06-11 | 2008-11-06 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 |
KR100873909B1 (ko) | 2007-06-12 | 2008-12-15 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 |
US8218996B2 (en) | 2008-08-26 | 2012-07-10 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus with improved ventilation |
JP2014056265A (ja) * | 2013-11-20 | 2014-03-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-02-04 JP JP11026828A patent/JP2000221867A/ja active Pending
Cited By (7)
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JP4715357B2 (ja) * | 2005-07-22 | 2011-07-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
KR100867126B1 (ko) | 2007-06-11 | 2008-11-06 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 |
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A521 | Written amendment |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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