JPH10333532A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10333532A
JPH10333532A JP9156106A JP15610697A JPH10333532A JP H10333532 A JPH10333532 A JP H10333532A JP 9156106 A JP9156106 A JP 9156106A JP 15610697 A JP15610697 A JP 15610697A JP H10333532 A JPH10333532 A JP H10333532A
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duct
image forming
plate
forming apparatus
discharged
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JP9156106A
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Yoshinaga Kobayashi
良永 小林
Toshio Arashida
利夫 嵐田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着装置周囲の熱気を排出するダクトの簡素
化を図る。 【解決手段】 ヒューザロール15の上方の記録紙搬送
路は外板21a,中板21b、および側板21cで形成
される。前記搬送路の中板21bはフレーム22、側板
21cおよび遮蔽板23等とともにダクトを構成する。
ヒューザロール15の周囲の熱気はダクトを通過して該
ダクト端部の排気ファン(図示せず)によって排出され
る。遮蔽板23はダクトの上部壁を形成し、複数の空気
孔を有する。ダクトに誘導された熱気は排気ファンによ
って集中的に排出されるほか、前記空気孔を通じて上方
にも分散して排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関す
るものであり、特に、内部で発生した熱を排出するダク
トに改良を施した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式で形成されたトナー像を記
録紙等の印刷媒体上に転写して所望の画像を形成する複
写機やプリンタ等の画像形成装置では、転写されたトナ
ー像を定着するための加熱装置が用いられる。この加熱
装置は一般には記録紙の幅方向に長い一対のロール(以
下「ヒューザロール」という)からなる。このヒューザ
ロールは熱を発生するため、特に、レイアウトの都合上
画像形成装置の下方に配置された場合には、ヒューザロ
ールで発生した熱が該画像形成装置の全体に充満してし
まう。そこで、この熱を排出するためのダクトを設ける
ことが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画像形成装置
内にダクトを設けるためには、複数枚の板を組合わせる
構造をとる必要があることから、比較的大きなスペース
を必要とするほか、板材を多く使用するために重量が大
きくなるという問題点もあった。また、ダクトによって
排熱を1か所に排出すると、その排出先にだけ熱風が集
中するようになることから、画像形成装置の設置場所が
制限されるという問題点もあった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消し、ヒュー
ザロールで発生した熱を排出するダクトの構造を簡素化
するとともに、排出される熱が1か所に集中するのを防
止することができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、定着装置を通過した印刷
媒体を上方に案内するための搬送路を形成する2枚1組
の板材と、前記搬送路に沿って配置された隔壁部材と、
前記板材のうちの一方および前記隔離部材の間に配置さ
れ、該板材および隔離部材間の空間を上下に二分するよ
うに設けられた遮蔽板と、前記二分されたうちの下側の
空間の端部に設けられ、前記定着装置周辺から前記下側
の空間に空気を誘導してこれを外部に排出するための排
気ファンとを具備した点に特徴がある。
【0006】本発明によれば、定着装置で発生した熱で
暖められた空気を外部に排出するための空間(ダクト)
を構成する板材の一方が、搬送路を形成する板材と兼用
されている。前記暖められた空気は前記ダクトに誘導さ
れ、排気ファンによって外部に排出される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図5は本発明の一実施形態に係るカラー
画像形成装置の概略を示す断面図である。同図におい
て、感光体1の周囲には帯電器、レーザスキャナ、現像
器およびクリーナ等、電子写真画像形成のための周知の
部品(いずれも図示しない)が配置される。感光体1は
帯電器で一様に帯電され、レーザスキャナによって画像
データに基づいて変調されたレーザ光が照射されること
により、該感光体1上に静電潜像が形成される。形成さ
れた静電潜像は現像器において、予定の色のトナーで現
像される。
【0008】感光体1には、複数のロール2,3,4,
5,6に張架された二次感光体としてのベルト7からな
る中間転写装置8が隣接配置されている。ロール3は、
ベルト7を介して感光体1に押圧されていて、前記ベル
ト7をトナーと逆極性に帯電させて感光体1上のトナー
像をベルト7に転写(一次転写)するために設けられて
いる。
【0009】一方、ロール5にはベルト7を間に挟んで
二次転写ロール9が対向配置されていて、該二次転写ロ
ール9とロール5との間つまり二次転写位置に転送され
てきた記録紙にベルト7上のトナー像を転写する。記録
紙は給紙カセット10内に積み重ねられた状態で収納さ
れていて、最上部のものから順に給紙ロール11で繰り
出される。
【0010】給紙トレイ10から引き出された記録紙
は、レジロール12、プレレジロール13、および搬送
ロール14が配置された搬送路(点線で図示)を通過し
て二次転写位置に給送される。二次転写位置では、ベル
ト7のトナー像が二次転写ロール9の作用によって記録
紙に転写される。記録紙に転写されたトナー像はヒュー
ザロール15によって加熱定着され、排出トレイ16つ
まり画像形成装置17の上面、または排出トレイ18に
排出される。排出トレイ16は記録紙の画像転写面が下
向きに排出されるいわゆるフェースダウントレイであ
り、排出トレイ18は画像転写面が上向きに排出される
いわゆるフェースアップトレイである。
【0011】印刷が終了した記録紙はロール19および
20によって排出トレイ16へ搬送される。一方、印刷
が終了した記録紙はロール17によって排出トレイ18
へ搬送される。ヒューザロール15の下流には搬送路切
換えのためのゲート(図示せず)が設けられ、該ゲート
の切換えによってフェースダウンおよびフェースアップ
のいずれを選択するかが決定される。なお、フェースダ
ウントレイ16への搬送路は画像形成部つまり感光体1
や中間転写装置8等からフレーム22によって隔離され
ている。
【0012】続いて、記録紙搬送路および熱排出部につ
いて説明する。図1は画像形成装置の要部を示す記録紙
搬送路の要部側面図、図2は図1におけるA−A´断面
図である。同図において、上部シュート21は外板21
aおよび中板21bならびに該外板21aおよび中板2
1bを適当な間隔で保持する側板21cを有する。さら
に前記中板21bの背後つまり外板21aとは反対側に
は画像形成装置17の隔離部材としてのフレーム22が
位置している。フレーム22と中板21bとの間には該
フレーム22と中板21bとで挟まれた空間を上下に二
分する遮蔽板23が設けられていて、該遮蔽板23、中
板21b、側板21c、およびフレーム22によって囲
まれた上下2つのダクトを構成する。遮蔽板23は該ダ
クトの下側部分の上部壁をなす。該遮蔽板23のフレー
ム22寄りには複数のスリット24が形成され、該スリ
ット24とフレーム22によって空気排出孔が形成され
ている。前記側板21cに設けられた切欠21d,21
eはそれぞれ前記ロール19,20のフレーム22寄り
のロールを支持する軸(図示せず)の軸受となる。な
お、前記空気排気孔はフレーム22側に密着して形成さ
れたスリット24によって形成されているが、必ずしも
フレーム22側に密着していることはなく、中板21b
側に偏倚していてもよい。
【0013】上部シュート21の下方には、下部シュー
ト25が設けられ、ヒューザロール15から排出された
記録紙を上部シュート21の前記外板21aおよび中板
21bで囲まれた搬送路に案内する。なお、ここでは、
排出トレイ18側へ記録紙を案内するシュートは、本発
明に直接関係しないので繁雑を避けるため図示を省略し
てある。
【0014】ヒューザロール15は図示しない加熱手段
によって高温に保持されているため、周りの空気の温度
は上昇する。そして、その熱気は前記フレーム22、中
板21b、側板21cおよび遮蔽板23等で形成された
ダクトに誘導され、一部は下側ダクトの側方に設けられ
た排気ファン27によって矢印で示すように外部に排出
され、他の一部は前記遮蔽板23のスリット24を通過
して上側ダクトに抜ける。
【0015】続いて、前記上部シュートの構成をさらに
詳述する。図3は図1のB−B´矢視図であり、図4は
中板21bをフレーム22側から見た図,つまり中板2
1bの裏面図である。同図において、図1,図5と同符
号は同一または同等部分を示す。遮蔽板23は側板21
cから該側板21cと対向する側板26方向に向かって
下り傾斜となるように取付けられていて、該側板21c
側には前記排気ファン27が設けられている。したがっ
て、ヒューザロール15から発せられた熱で暖められた
空気は遮蔽板23に沿って上昇しつつ、下側ダクト内を
前記排気ファン27方向に流れて外部に放出される。ま
た、熱気の一部はスリット24を抜けて上側ダクトに入
り、上方に放出されるので、排気ファン27から排出さ
せるだけでなく熱気の分散が可能になる。
【0016】ロール19,20はそれぞれ側板21cお
よび側板26によって回転自在に支持された軸28,2
9に固定されている。ロール19,20は中板21bに
形成された孔または切欠から搬送路に部分的に臨み、搬
送路内に案内された記録紙に接触して該記録紙を前記排
出トレイ16に搬送する。前記軸28の一端は側板21
cを貫通し、さらにカバー30を貫通してその外側に突
出している。カバー30から外側に突出した軸28の端
部には歯車列31と噛み合う歯車32が固定されてい
る。歯車列31のいずれかの歯車には図示しない駆動歯
車が係合される。
【0017】一方、軸28の他端は側板26を貫通して
突出し、その突出端には歯車33が固定されている。該
歯車33には歯車列34が噛み合い、さらに該歯車列3
4は、側板26を貫通した軸29の端部に固定された歯
車35と噛み合っている。歯車列31,34はそれぞれ
カバー36,37によって記録紙の搬送路側が覆われて
いる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、定着装置から発せられた熱はダクトを抜けて
外部に排出される。前記ダクトは専用の板材を使うこと
なく、搬送路を構成する板材、および画像形成装置の仕
切部材つまり隔離部材を利用して形成されているので、
画像形成装置の内部構造を簡素化でき、画像形成装置の
小形化、軽量化、および低コスト化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要
部を示す搬送路およびダクトの断面図である。
【図2】 搬送路およびダクトの底面図である。
【図3】 搬送路を構成するシュートの一方(中板)を
示す画像形成装置の要部断面図である。
【図4】 フレームを取除いた状態でシュートの裏側を
示した図である。
【図5】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全
体を示す断面図である。
【符号の説明】 15…ヒューザロール、 21…上部シュート、 21
a…外板、 21b…中板、 21c…側板、 21
d,21e…軸受、 22…フレーム、 23…遮蔽
板、 27…排気ファン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を印刷媒体に定着させるための
    定着装置、および該定着装置を通過した印刷媒体を上方
    に案内するための搬送路を有した画像形成装置におい
    て、 前記搬送路を形成する2枚1組の板材と、 前記搬送路に沿って配置された隔壁部材と、 前記板材のうちの一方および前記隔離部材で挟まれた空
    間を上下に二分する遮蔽板と、 前記二分されたうちの下側の空間の端部に設けられ、前
    記定着装置周辺から前記下側の空間に空気を誘導してこ
    れを外部に排出するための排気ファンとを具備したこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽板が、上方への空気排出孔を有
    していることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽板が、前記排気ファン側に近付
    くにつれて前記下側の空間が幅広となるように傾斜して
    設けられていることを特徴とする請求項1または2記載
    の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007033519A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
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