JP2007025258A - ブラシ部材、並びにこれを用いる転写装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 転写ブラシ20として、金属ホルダー21の表面上における起毛の長さが5.8[mm]以下であるものを用いた。あるいは、複数の起毛からなるブラシ部20における起毛の毛倒れ量の最大値が0.53[mm]以下であるものを用いた。あるいは、ブラシ部20における起毛の毛倒れ復帰量の最大値が0.30[mm]以下であるものを用いた。あるいは、ブラシ部20における紙搬送ベルト11への食い込み量を2.5[mm]以下に設定した。あるいは、紙搬送ベルト11として、裏面側の硬度が78[Hs]以下であるものを用いた。あるいは、裏面における静止摩擦係数が0.75以下であるものを用いた。
【選択図】 図1
Description
上記導電性支持体の表面上における上記起毛の長さが5.8[mm]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、導電性支持体と、これの表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部とを有するブラシ部材であって、上記ブラシ部における上記起毛の毛倒れ量の最大値が0.53[mm]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、導電性支持体と、これの表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部とを有するブラシ部材であって、上記ブラシ部における上記起毛の毛倒れ復帰量の最大値が0.30[mm]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、無端状のベルト部材を複数の張架部材によって張架しながら無端移動せしめるベルト装置と、導電性支持体の表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部の先端側を該ベルト部材のループ内側面である裏面に接触させるように配設されたブラシ部材とを有し、該導電性支持体に印加される転写バイアスを該ブラシ部の先端側から該ベルト部材の裏面に導きながら、該ベルト部材のおもて面に接触している潜像担持体の表面の可視像を該ベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写する転写装置において、上記ブラシ部材として、請求項1乃至3の何れかのブラシ部材を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、無端状のベルト部材を複数の張架部材によって張架しながら無端移動せしめるベルト装置と、導電性支持体の表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部の先端側を該ベルト部材のループ内側面である裏面に接触させるように配設されたブラシ部材とを有し、該導電性支持体に印加される転写バイアスを該ブラシ部の先端側から該ベルト部材の裏面に導きながら、該ベルト部材のおもて面に接触している潜像担持体の表面の可視像を該ベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写する転写装置において、上記ブラシ部材の上記ブラシ部における上記ベルト部材への食い込み量を2.5[mm]以下に設定したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、無端状のベルト部材を複数の張架部材によって張架しながら無端移動せしめるベルト装置と、導電性支持体の表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部の先端側を該ベルト部材のループ内側面である裏面に接触させるように配設されたブラシ部材とを有し、該導電性支持体に印加される転写バイアスを該ブラシ部の先端側から該ベルト部材の裏面に導きながら、該ベルト部材のおもて面に接触している潜像担持体の表面の可視像を該ベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写する転写装置であって、上記ベルト部材の裏面側の硬度が78[Hs]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、無端状のベルト部材を複数の張架部材によって張架しながら無端移動せしめるベルト装置と、導電性支持体の表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部の先端側を該ベルト部材のループ内側面である裏面に接触させるように配設されたブラシ部材とを有し、該導電性支持体に印加される転写バイアスを該ブラシ部の先端側から該ベルト部材の裏面に導きながら、該ベルト部材のおもて面に接触している潜像担持体の表面の可視像を該ベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写する転写装置であって、上記ベルト部材の裏面における静止摩擦係数が0.75以下であることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、無端移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、該表面に潜像を形成する潜像形成手段と、該表面の潜像を現像する現像手段と、現像によって得られた可視像を無端移動するベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写する転写手段とを備える画像形成装置において、上記転写手段として、請求項4乃至7の何れかの転写装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、無端移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、該表面に潜像を形成する潜像形成手段と、該表面の潜像を現像する現像手段と、現像によって得られた可視像を無端移動するベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写する転写装置とを備え、該転写装置が、該ベルト部材を複数の張架部材によって張架しながら無端移動せしめるベルト装置と、導電性支持体の表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部の先端側を該ベルト部材のループ内側面である裏面に接触させるように配設されたブラシ部材とを有し、該導電性支持体に印加される転写バイアスを該ブラシ部の先端側から該ベルト部材の裏面に導きながら、該ベルト部材のおもて面に接触している潜像担持体の表面の可視像を該ベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写するものである画像形成装置において、上記ブラシ部材によって上記ベルト部材を上記潜像担持体に向けて押圧することで、該ブラシ部材を配設しない場合に比べて該ベルト部材と該潜像担持体との当接圧力を高める構成とし、且つ、上記潜像担持体と上記ベルト部材との当接圧力を0.090×重力加速度G[N/cm2]以下に設定したことを特徴とするものである。
まず、本第1実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本プリンタを示す概略構成図である。同図において、潜像担持体たるドラム状の感光体1の周囲には、帯電ローラ2、光書込ユニット3、現像手段たる現像装置4、転写装置10、ドラムクリーニング装置5、除電ランプ6などが配設されている。
[実験1]
本発明者は、次のような実験を行った。即ち、まず、転写ブラシ(20)として、様々な種類のものを準備した。これら転写ブラシ(20)は、ブラシ部(22)を構成する起毛の材料が異なる他は、同様の構成になっており、図4や図5に示すような形態になっている。
本発明者は、転写ブラシ(20)として、上述した実験1と同様に、様々な種類のものを準備した。そして、これら転写ブラシ20について、それぞれ毛倒れ量を測定した。毛倒れ量の測定については、次のようにして行った。即ち、まず、各種類について、それぞれ3つの転写ブラシ(20)を用意する。そして、互いに同種の3つの転写ブラシのうち、1つにおける先端部の全面を1.5[mm]の食い込み量でステンレス板に当接させる。この食い込み量とは、先に図4に示したパイル長さt1から、転写ブラシ20の金属ホルダー21の上面と、ブラシを当接させたステンレス板との距離を差し引いた値のことである。転写ブラシ20の先端部をステンレス板に1.5[mm]の食い込み量で当接させたら、L/Xの環境下(10℃、30〜40%RHの環境下)に24時間放置する。すると、図6に示すように、転写ブラシ20の起毛の先端部に撓み癖がつく。このように先端部に撓み癖がついた状態の起毛の先端における図中Y方向(起毛の立設方向)の位置である点y1と起毛根元との距離である毛倒れ後長さt3をスケールで測定する。撓み癖が全くなれけば、点y1は真っ直ぐに延びた状態の起毛の先端位置である点y0と同じ位置になり、毛倒れ後長さt3はパイル長さt1と等しくなるが、通常は撓み癖がつくので、t3<t1となる。パイル長さt1から毛倒れ後長さt3を差し引いた値をL/X環境下における毛倒れ量とする。次に、互いに同種の3つの転写ブラシ20のうち、2つ目を1.5[mm]の食い込み量でステンレス板に当接させてN/Nの環境下(23℃65%RH)に24時間放置した後、毛倒れ後長さt3を測定する。そして、パイル長さt1から毛倒れ後長さt3を差し引いた値をN/N環境下における毛倒れ量とする。次に、互いに同種の3つの転写ブラシ20のうち、3つ目を1.5[mm]の食い込み量でステンレス板に当接させてH/Hの環境下(32℃80%RH)に24時間放置した後、毛倒れ後長さt3を測定する。そして、パイル長さt1から毛倒れ後長さt3を差し引いた値をH/H環境下における毛倒れ量とする。更に、3つの環境下における毛倒れ量のうち、最も大きい値を毛倒れ量の最大値とする。このような毛倒れ量の最大値の測定を、全ての種類の転写ブラシ20について測定した結果を次の表2に示す。
本発明者は、上述した実験2と並行して、各種の転写ブラシ20の毛倒れ復帰量を測定する実験を行った。具体的には、各種の転写ブラシ20について、毛倒れ量を測定した後、ブラシ先端をステンレス板に当接させずに、毛倒れ量測定時と同様の環境下に24時間放置する。すると、通常は起毛の先端部の撓み癖が少し回復するので、ステンレス板当接直後に比べて、毛倒れ後長さt3が長くなる。ブラシ先端をステンレス板に当接させて24時間放置した直後の毛倒れ後長さt3を、その後にブラシ先端をステンレス板に当接させないで24時間放置した直後の毛倒れ後長さt3から差し引いた値を毛倒れ復帰量として求めた。そして、この毛倒れ復帰量を、各環境下で求めた値のうち、最大の値を毛倒れ復帰量の最大値とした。この結果を次の表3に示す。
本発明者は、上述したプリンタ試験機にセットした転写ブラシ20の紙搬送ベルト11に対する食い込み量を様々な値に変更しながら、各食い込み量で上述のテスト画像を100000枚ずつプリントアウトした。そして、紙搬送ベルト11をプリンタ試験機から取り外し、その裏面における転写ブラシ20との摺擦による削れが発生しているか否かを目視によって確認した。また、念のために、転写ブラシ20の先端部に紙搬送ベルト11の裏面の削れカスが付着しているか否かを確認した。また、プリントアウト画像の中に、転写ブレが発生しているか否かを確認した。この結果を次の表4に示す。なお、転写ブラシ20の紙搬送ベルト11に対する食い込み量の測定法は、ステンレス板が紙搬送ベルト11に代わる点の他は、上述した実験2における食い込み量と同様である。また、テスト画像の出力については、毛倒れ量が比較的少なくなるL/L環境(10℃、15%RHの環境)にて行った。また、紙搬送ベルト11としては、JIS K 6301の規格を具備したスプリング式JIS硬度計(A型硬度計(JA型))による裏面側の硬度測定値が78[Hs]であるものを用いた。
本発明者は、上述したプリンタ試験機にセットする紙搬送ベルト11として、裏面側の硬度が互いに異なる複数種類のものを用意した。そして、これら紙搬送ベルト11について、それぞれプリンタ試験機にセットした状態で上述のテスト画像を100000枚プリントアウトした後、紙搬送ベルト11をプリンタ試験機から取り外し、その裏面における転写ブラシ20との摺擦による削れが発生しているか否かを目視によって確認した。また、念のために、転写ブラシ20の先端部に紙搬送ベルト11の裏面の削れカスが付着しているか否かを確認した。また、プリントアウト画像の中に、転写ブレが発生しているか否かを確認した。この結果を次の表5に示す。なお、紙搬送ベルト11における裏面側の硬度については、JIS K 6301の規格を具備したスプリング式JIS硬度計(A型硬度計(JA型))によって測定した。また、転写ブラシ20については、パイル長さt1を5.8[mm]にセットしたものを用いた。また、テスト画像の出力については、後述する毛倒れ量が比較的少なくなるL/L環境(10℃、15%RHの環境)にて行った。
本発明者は、上述したプリンタ試験機にセットする紙搬送ベルト11として、裏面側の材質が互いに異なる複数種類のものを用意した。そして、これらの紙搬送ベルト11の裏面における静止摩擦係数をそれぞれ測定した。この測定は、HEIDONトライポギア(type94i:新東科学社製)という測定器によって行った。この測定器は、自らのスライダー(黄銅、ハードクロム処理、40g)と、被検対象たる紙搬送ベルト11の裏面との間に発生する静止摩擦係数を、一般的な傾斜法ではなく、被検対象に水平方向に推力を加えたときの発生推力に基づいて求めることができる。一般に、物体の静止摩擦係数は、低温や低湿環境で低く、高温高湿環境で高くなる。そこで、本実験6においては、実験室の環境を23℃、50%RHに設定し、この環境下に紙搬送ベルト11を12時間放置した後、静止摩擦係数を測定した。なお、紙搬送ベルト11の裏面とは、既に何度も述べているように、ベルトループ内周面のことであり、転写紙を保持するベルトおもて面とは正反対の面である。紙搬送ベルト11としては、裏面がゴム材料からなるものを用いたが、ゴム材料でないものを用いてもよい。
本発明者は、図7に示した構成を備えるプリンタ試験機において、転写ブラシ20の上下方向の取り付け位置を調整して、転写ニップ圧を様々な値に設定した。転写ニップ圧の測定については、次のようにして行った。即ち、まず、転写装置(10)を感光体1から引き離した状態で、紙搬送ベルト11の上に、面圧測定器(I−SCAN 5025システム)のシート状の測定部をおく。次に、転写装置を本来の位置にセットして、面圧測定器のシート状の測定部を感光体1と紙搬送ベルト11との間に挟み込む。この状態で、紙搬送ベルト11と感光体1との接触面積を求める。また、シート状の測定部に作用する力を測定する。そして、接触面積と、面圧測定器による力の測定結果とに基づいて、転写ニップ圧を求める。なお、1つのブラシ取り付け位置について、紙搬送ベルト11の幅方向における一方の端から70[mm]だけ中央に寄った位置での転写ニップ圧(F)と、幅方向における中央位置での転写ニップ圧(C)と、幅方向における他方の端から70[mm]だけ中央に寄った位置での転写ニップ圧(R)とを測定した。なお、転写ブラシ20としては、ブラシ密度が120[KF]であるものを用いた。
3:光書込ユニット(潜像形成手段)
4:現像装置(現像手段)
10:転写装置
11:紙搬送ベルト(ベルト部材)
12:駆動ローラ(張架部材)
13:従動ローラ(張架部材)
20:転写ブラシ(ブラシ部材)
21:金属ホルダー(導電性支持体)
22:ブラシ部
P:転写紙(転写材)
Claims (9)
- 導電性支持体と、これの表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部とを有するブラシ部材であって、
上記導電性支持体の表面上における上記起毛の長さが5.8[mm]以下であることを特徴とするブラシ部材。 - 導電性支持体と、これの表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部とを有するブラシ部材であって、
上記ブラシ部における上記起毛の毛倒れ量の最大値が0.53[mm]以下であることを特徴とするブラシ部材。 - 導電性支持体と、これの表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部とを有するブラシ部材であって、
上記ブラシ部における上記起毛の毛倒れ復帰量の最大値が0.30[mm]以下であることを特徴とするブラシ部材。 - 無端状のベルト部材を複数の張架部材によって張架しながら無端移動せしめるベルト装置と、導電性支持体の表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部の先端側を該ベルト部材のループ内側面である裏面に接触させるように配設されたブラシ部材とを有し、該導電性支持体に印加される転写バイアスを該ブラシ部の先端側から該ベルト部材の裏面に導きながら、該ベルト部材のおもて面に接触している潜像担持体の表面の可視像を該ベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写する転写装置において、
上記ブラシ部材として、請求項1乃至3の何れかのブラシ部材を用いたことを特徴とする転写装置。 - 無端状のベルト部材を複数の張架部材によって張架しながら無端移動せしめるベルト装置と、導電性支持体の表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部の先端側を該ベルト部材のループ内側面である裏面に接触させるように配設されたブラシ部材とを有し、該導電性支持体に印加される転写バイアスを該ブラシ部の先端側から該ベルト部材の裏面に導きながら、該ベルト部材のおもて面に接触している潜像担持体の表面の可視像を該ベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写する転写装置において、
上記ブラシ部材の上記ブラシ部における上記ベルト部材への食い込み量を2.5[mm]以下に設定したことを特徴とする転写装置。 - 無端状のベルト部材を複数の張架部材によって張架しながら無端移動せしめるベルト装置と、導電性支持体の表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部の先端側を該ベルト部材のループ内側面である裏面に接触させるように配設されたブラシ部材とを有し、該導電性支持体に印加される転写バイアスを該ブラシ部の先端側から該ベルト部材の裏面に導きながら、該ベルト部材のおもて面に接触している潜像担持体の表面の可視像を該ベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写する転写装置であって、
上記ベルト部材の裏面側の硬度が78[Hs]以下であることを特徴とする転写装置。 - 無端状のベルト部材を複数の張架部材によって張架しながら無端移動せしめるベルト装置と、導電性支持体の表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部の先端側を該ベルト部材のループ内側面である裏面に接触させるように配設されたブラシ部材とを有し、該導電性支持体に印加される転写バイアスを該ブラシ部の先端側から該ベルト部材の裏面に導きながら、該ベルト部材のおもて面に接触している潜像担持体の表面の可視像を該ベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写する転写装置であって、
上記ベルト部材の裏面における静止摩擦係数が0.75以下であることを特徴とする転写装置。 - 無端移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、該表面に潜像を形成する潜像形成手段と、該表面の潜像を現像する現像手段と、現像によって得られた可視像を無端移動するベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写する転写手段とを備える画像形成装置において、
上記転写手段として、請求項4乃至7の何れかの転写装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 無端移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、該表面に潜像を形成する潜像形成手段と、該表面の潜像を現像する現像手段と、現像によって得られた可視像を無端移動するベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写する転写装置とを備え、該転写装置が、該ベルト部材を複数の張架部材によって張架しながら無端移動せしめるベルト装置と、導電性支持体の表面に立設せしめられた複数の起毛からなるブラシ部の先端側を該ベルト部材のループ内側面である裏面に接触させるように配設されたブラシ部材とを有し、該導電性支持体に印加される転写バイアスを該ブラシ部の先端側から該ベルト部材の裏面に導きながら、該ベルト部材のおもて面に接触している潜像担持体の表面の可視像を該ベルト部材のおもて面又はこれに保持される転写材に転写するものである画像形成装置において、
上記ブラシ部材によって上記ベルト部材を上記潜像担持体に向けて押圧することで、該ブラシ部材を配設しない場合に比べて該ベルト部材と該潜像担持体との当接圧力を高める構成とし、且つ、上記潜像担持体と上記ベルト部材との当接圧力を0.090×重力加速度G[N/cm2]以下に設定したことを特徴とする画像形成装置。
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