JP6150568B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6150568B2 JP6150568B2 JP2013049274A JP2013049274A JP6150568B2 JP 6150568 B2 JP6150568 B2 JP 6150568B2 JP 2013049274 A JP2013049274 A JP 2013049274A JP 2013049274 A JP2013049274 A JP 2013049274A JP 6150568 B2 JP6150568 B2 JP 6150568B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- image forming
- forming apparatus
- image
- sheet member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1605—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
そのため、転写ベルトや中間転写ベルト等の移動可能なベルトを備えた画像形成装置では、転写手段に対して転写工程に必要な電圧を印加する電圧印加手段が設けられている。この一例として、ベルトを挟んで感光体の対向位置(ベルト体の裏面側)に、電圧印加手段としての高圧電源に接続された転写ローラなどの接触転写部材を転写手段として配置した構成がある。
ところが、転写ローラを用いた画像形成装置では、ベルトと転写ローラとの接触領域(転写ニップ)の形状が制御し難いという課題があった。
また、特許文献2においては、実際に特許文献1に開示の構成を実現しようとした場合に課題となる問題に対して解決策を提示している。即ち、特許文献1に開示の略直方体の転写部材(直方転写体)は装置本体内でベルトの移動方向に移動することなく、ベルト内面と定常的に摺擦することでベルトとの接触が断続的となり転写電界領域が不安定になることが懸念される。さらには、摩擦抵抗の上昇によって破損することも懸念される。
そこで、特許文献2では、転写体が、シート部材と、シート部材を像担持体に押圧するための弾性体と、シート部材を支持する支持部材とから成り、支持部材によってシート部材がある傾斜角度で転写ニップに進入するように支持された構成が開示されている。この構成によれば、転写部材が破損するおそれはなく、安定的に接触し、転写電界を安定化させることができるとしている。
しかしながら金属は一般的に転写体として使用される材料の電気抵抗値よりも非常に小さく、電気接点部周辺の転写電界が局所的に変化してしまい、その部分の画像を乱してしまうことが懸念される。特に、特許文献2で開示されるような、シート部材が、ある傾斜角度を持って転写ニップに進入する構成においては、シート部材が転写ニップに進入する周辺で転写電界の影響を受けやすい。
また、金属は一般的に転写体として使用される弾性材料やシート部材に対し弾性係数が高い。そのために、接点部材が接続されている周辺の転写体の弾性係数が変化してしまい、局所的に転写ニップを不安定にしてしまい転写性を損なうことが懸念される。
トナー像を担持する像担持体と、
移動可能なベルトと、
前記ベルトを介して前記像担持体に対向するように配置された転写手段と、
を有する画像形成装置において、
前記転写手段は、導電性を有し、前記ベルトの内周面に接触する導電性シート部材と、絶縁性を有し、前記導電性シート部材を支持する非導電性シート部材と、前記非導電性シート部材上に設けられ前記導電性シート部材に電圧を供給するための電気的な接続経路と、を備え、
前記導電性シート部材は、前記ベルトの移動方向に関して、前記非導電性シート部材の下流側の領域で支持された状態で前記像担持体と前記ベルトとが当接する範囲に対応する位置に配置され、
前記接続経路は、前記ベルトの移動方向に対する直交方向において、前記像担持体上のうちトナー像が形成され得る像形成可能範囲よりも外側に配置されていることを特徴とする。
移動可能なベルトと、
前記ベルトを介して前記像担持体に対向するように配置された転写手段と、
を有する画像形成装置において、
前記転写手段は、前記ベルトの内周面と接触する導電性のブラシ部材と、前記ブラシ部材を支持し前記ブラシ部材を前記ベルトに押圧する押圧部材と、前記押圧部材上に設けられ前記ブラシ部材に電圧を供給するための電気的な接続経路と、を有し、
前記ベルトの移動方向に関して、前記ブラシ部材は、前記像担持体と前記ベルトとが当接する範囲に対応する位置に配置され、
前記接続経路は、前記ベルトの移動方向に対する直交方向において、前記像担持体上のうちトナー像が形成され得る像形成可能範囲よりも外側に配置され、且つ、前記像形成可能範囲よりも外側で前記押圧部材上に接着されていることを特徴とする。
本発明は、電子写真方式、或いは静電記録方式を利用して像担持体上に形成されたトナー像をベルト体上、又はベルト体に担持された記録材上に転写する工程を有するレーザビームプリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
図1は、本実施例の画像形成装置100の構成を示す概略断面図である。本実施例では、電子写真方式を用いた画像形成装置として、複数の画像形成部を備えたカラーレーザプリンタを例示している。すなわち、本実施例の画像形成装置100はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色成分に分解された画像情報に従って形成された各色トナー像が、中間転写体上に1次転写されて一旦重ねられた後に、記録材に2次転写される中間転写方式を採用している。
画像形成装置100は、複数の画像形成部としてそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成するための4個の画像形成部(ステーション)、即ち、第1,第2,第3,第4の画像形成部Sa,Sb,Sc,Sdを有する。
本実施例では、各画像形成部Sa〜Sdの構成及び動作は、それぞれが形成するトナー像の色を除いて実質的に共通である部分が多い。従って、以下の説明において、特に区別を要しない場合は、いずれかの色用に設けられた要素であることを示すために符号に与えた添え字a,b,c,dは省略して総括的に説明する。
又、現像装置4は、本実施例では、現像剤として非磁性1成分現像剤、即ち、トナーを用いて現像動作を行う。そして、現像装置4は、現像剤担持体としての現像ローラ41上に、現像剤規制部材としての現像塗布ブレード(不図示)を用いてトナーを担持させて、感光ドラム1との対向部(現像部)まで搬送するように構成されている。
成装置本体(装置本体)に対して着脱可能なプロセスカートリッジ19を構成している。尚、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体と、電子写真感光体に作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段、及びクリーニング手段のうち少なくとも1つとを一体的にカートリッジ化して画像形成装置の本体に対して着脱可能としたものである。
駆動ローラ72が回転駆動されることにより、中間転写ベルト7は、各1次転写部n1a〜n1dにおいて感光ドラム1の回転に対して順方向に略同速度で移動する。即ち、中間転写ベルト7は矢印R2方向(図1では時計回り)に回転する。
画像形成動作がスタートすると、感光ドラム1a〜1d、中間転写ベルト7等は、所定のプロセススピードで、それぞれ所定の方向に回転を始める。
感光ドラム1上に形成された静電潜像は、感光ドラム1が回転することによって、現像装置4の現像ローラ41との対向部(現像部)に到達する。
源(不図示)より現像バイアス電圧が印加されることによって、感光ドラム1上の静電潜像は負極性のトナーによって可視化され、感光ドラム1上にはトナー像が形成される。
1次転写工程後に、感光ドラム1上に残留したトナー(1次転写残トナー)は、クリーニング装置6によって感光ドラム1の表面から除去され、回収される。
この時、2次転写ローラ8には、2次転写電源17によりトナーの正規の帯電極性とは逆極性(本実施例では正極性)のDCバイアス電圧が印加される。これにより、中間転写ベルト7上に担持された4色の多重トナー像は、記録材P上に一括して転写(2次転写)される。
本実施例のベルトクリーニング手段74においては、中間転写ベルト7に当接して配置されたクリーニング部材としてのウレタンゴム等で形成された弾性を有するクリーニングブレードによって、中間転写ベルト7上の付着物を掻き取る。
トナー像が転写された記録材Pは、定着手段としての定着装置10へと搬送され、ここでその上のトナー像が融解混合されて記録材Pに定着された後、フルカラー画像形成物(プリント、コピー)として画像形成装置100の外部へと排出される。
尚、本実施例では、2次転写ローラ8としては、直径8mmのニッケルメッキ鋼棒に、中抵抗を有した導電性の発泡スポンジ体を覆設したローラを用いた。又、2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に対して、所定の線圧で当接させ、且つ、中間転写ベルト7の移動方向に対して順方向に略等速度で回転するように配置した。
転軸方向両端部を付勢することによって中間転写ベルト7にテンションを与えた。又、中間転写ベルト7の張架部材としての2次転写対向ローラ71としては、アルミニウム製の芯金に、カーボンを導電剤として分散したゴムを被覆した直径25mm程度のローラを用いた。
次に、本実施例の画像形成装置100における1次転写部材5について詳しく説明する。ここで、以下の説明では、中間転写ベルト7の移動方向をベルト移動方向という。また、中間転写ベルト7のベルト表面においてベルト移動方向に直交する方向(直交方向)をベルト幅方向という。ベルト幅方向は、感光ドラム1の回転軸の軸方向と同方向である。
図2は、1次転写部材5の構成を示す概略断面図である。
1次転写部材5は、それぞれ、後述するシート部材52と弾性体53とシート支持部材54とを有している。各1次転写部材5a,5b,5c,5dの構成は略同一である。
シート部材52の表面と中間転写ベルト7の間の摩擦係数は、弾性体53と中間転写ベルト7の間の摩擦係数よりも小さくなるように設定されている。このことにより、弾性体53がシート部材52と安定して接触しつつ、シート部材52と中間転写ベルト7との摺動抵抗を低くすることができる。
本実施例ではシート部材52のうちベルト移動方向の上流側の端部が、両面テープ等の粘着体(不図示)によってシート支持部材54に接着支持されると共に、圧接支持するシート抑え部材58で保持されることで画像形成装置本体(筐体、枠体)に固定されている。
弾性体53は、上述のシート部材52を保持した面との間に任意の角度を有した、シート支持部材54の任意の面に、両面テープ等の粘着体(不図示)によって接着支持される。ここで、シート支持部材54は弾性体53よりもベルト移動方向上流側に設けられている。
ここで、シート支持部材54は、板金等の剛性の高い部材で形成されている。シート抑え部材58は、ビス等によりシート支持部材54に締結されており、シート部材52をシート支持部材54に対して圧接保持している。
このように、シート部材52は、シート部材52と中間転写ベルト7の摺動負荷に対し
て十分な耐力を有し良好な位置を確保できるように構成されている。
図3は、シート部材52の構成を示す概略斜視図であり、図4は、1次転写部n1の構成を示す概略断面図である。各1次転写部n1a,n1b,n1c,n1dの構成は略同一である。
すなわち、シート部材52は、絶縁性の樹脂部材である絶縁性シート52aの感光ドラム1側(表面側)に、部分的に、転写電圧が印加される導電性部としての導電性シート52bが両面テープ(不図示)等の粘着物で接着されることで構成されている。
本実施例では、導電性シート52bは、シート部材52のうちベルト移動方向の下流側の端部に配設され、絶縁性シート52aを介して弾性体53によって中間転写ベルト7に向かって押圧されている。また、導電性シート52bは、ベルト移動方向において、感光ドラム1と中間転写ベルト7とが当接する範囲(接触領域)に対応する位置に配置されている。
本実施例では、絶縁性シート52aとして、厚みが100μm程度の樹脂材料を使用しており、導電性シート52bには、導電性を有した厚さが200μm程度の樹脂材料を用いている。
感光ドラム1と中間転写ベルト7は接触するように設置されているために、感光ドラム1と中間転写ベルト7には、物理的な接触領域(以下、物理ニップ)が存在する。図4において、物理ニップをAで示している。
図4では、導電性シート52bの中間転写ベルト7との接触領域の上流端部(以下、接触開始端)をB、接触領域の下流端部(以下、接触終了端)をCで示している。
ここで、ベルト移動方向において、接触開始端Bは物理ニップAの範囲内に位置することが好ましい。また、ベルト移動方向において、接触終了端Cは物理ニップAの範囲外(物理ニップAよりもベルト移動方向下流側)に位置することが好ましい。
すなわち、図3に示すように、ベルト幅方向において、導電性シート52bの両端はそれぞれ画像印字領域Lpよりも外側に位置している。
また、ベルト幅方向において、絶縁性シート52aの幅は、中間転写ベルト7の幅よりも短い。すなわち、ベルト幅方向において、絶縁性シート52aの両端はそれぞれ中間転写ベルト7の両端よりも内側に位置しており、導電性シート52bにおいても、中間転写ベルト7の両端よりも内側に位置することになる。
本実施例では、導電性シート52bのうち、ベルト幅方向で画像印字領域Lpよりも外側に位置する領域が、ベルト移動方向上流側に延びるように形成されることで、電源接続部55が構成されている。すなわち、導電性シート52b及び電源接続部55は、導電性シート部材で形成されており、本実施例では、特に、導電性シート部材で一体に形成されている。
このように本実施例では、電源接続部55が、シート部材52において、ベルト幅方向で画像印字領域Lpよりも外側の領域に配置されていることを特徴としている。
図5は、シート部材52の他の形態を示す概略斜視図である。
電源接続部55は、図5に示すように、導電性シート52bが絶縁性シート52aの裏面に回り込むことで形成され、絶縁性シート52aの裏面側で、金属接点板56b等と電気的に接続されるような構成であってもよい。
例えば、図3に示す電源接続部55のように、導電性シート52bの一部をベルト移動方向に延長することで、1次転写電源16との電気的接続を得る構成において、電源接続部55が画像印字領域Lp内にあった場合の1次転写部n1を図6に示す。
この場合、図6に示すように、ベルト移動方向に対して、導電性シート52bと中間転写ベルト7の接触開始端Bよりも上流側に導電性シート52bが介在することになる。
よって、図6においては、接触開始端Bよりもベルト移動方向上流側の転写電界強度は、中間転写ベルト7と導電性シート52bとの空間距離が遠くなるにつれて比例的に減衰していくこととなる。
それに対して本実施例における、図4に示す1次転写部の構成においては、接触開始端Bよりもベルト移動方向上流側には導電性シート52bが介在しないため、転写電界強度は急激に減衰することとなる(特許文献1参照)。
一般的に、金属接点板56bに使用した金属材料に対し、1次転写部材5を構成するシート部材52の材質である樹脂材料は弾性係数が低い。これは、シート部材52の感光ドラム1に対する押圧力が、金属接点板56bの影響を受けてしまい、転写圧の均一性に問題が生じてしまうおそれがあることを意味している。転写圧の不均一が生じた場合には、画像品質が低下してしまうことが懸念される。
図7は、本実施例のシート部材57の構成を示す概略斜視図であり、図8は、本実施例の1次転写部材5の構成を示す概略断面図である。
本実施例のシート部材57は、絶縁性の樹脂部材である絶縁性シート57aのうちベルト移動方向の下流側の端部に、導電性のブラシ部材としての導電性ブラシ57bが、両面テープ(不図示)等の粘着物で部分的に接着されたシート状部材である。ここで、絶縁性シート57a(非導電性シート部材)は、導電性ブラシ57bを支持し導電性ブラシ57bを中間転写ベルト7に押圧する押圧部材に相当する。
導電性ブラシ57bは、導電性を有する基布に、導電性を有する繊維(導電糸)が織り込まれて固定されたものであり、この繊維部分(以下、起毛部57d)が中間転写ベルト7に当接するように構成されている。
ここで、起毛部57dは、シート部材57において、ベルト幅方向で画像印字領域Lpよりも幅が広くなるように形成されている。
本実施例では、基布57cのうち、ベルト幅方向で画像印字領域Lpよりも外側に位置する領域が、ベルト移動方向上流側に延びるように形成されることで、基布57cが電源接続部55を兼ねるように構成されている。
このように本実施例においても、電源接続部55は、シート部材57において、ベルト幅方向で画像印字領域Lpよりも外側の領域に配置されている。そして、本実施例では、電源接続部55は、ベルト幅方向において、画像印字領域Lpよりも外側で絶縁性シート
57a上(押圧部材上)に接着されている。
電源接続部55が、ベルト幅方向で画像印字領域Lpよりも外側の領域に配置されることによる効果や、他の形態に関しては、実施例1で説明した通りである。
感光ドラム1と中間転写ベルト7は接触するように設置されているために、感光ドラム1と中間転写ベルト7には、物理的な接触領域(物理ニップA)が存在する。
本実施例においても、実施例1同様、接触開始端Bは物理ニップAの範囲内に位置するのが好ましく、接触終了端Cは物理ニップAの範囲外、かつ物理ニップAよりもベルト移動方向下流側に位置することが好ましい。
また、本実施例においても実施例1同様、シート支持部材54は、シート部材57が中間転写ベルト7と弾性体53との間に任意の傾斜角度を成して進入するような角度をもってシート部材57と弾性体53を支持している。
実施例1においては、接触開始端Bの位置がベルト移動方向下流側に偏って配置された場合、絶縁性シート52aと中間転写ベルト7は常時摺擦することとなる。一般的に、絶縁性シート52a,57aに使用される樹脂材料は、実施例1で使用される導電性樹脂材料や本実施例で使用される導電性ナイロン起毛部に対し、中間転写ベルト7に対する摩擦係数が高くなる。このため、上述した条件においては、絶縁性シート52a,57aと中間転写ベルト7の摺動抵抗は高くなる。
これにより、シート部材57の感光ドラム1に対する押圧力においては、基布57cから受ける影響を抑えることができるので、転写圧の均一性をより良好にすることができ、画像品質の低下を抑制することができる。
上述した実施例1,2においては、中間転写方式の画像形成装置100について説明したが、これに限るものではない。すなわち、本発明は、ベルトとして中間転写ベルト7の代わりに記録材を担持搬送する搬送ベルトを備えた直接転写方式の画像形成装置にも好適に適用できる。直接転写方式の画像形成装置では、各画像形成部へと搬送ベルトにて搬送(担持搬送)される記録材に対して、それぞれ感光ドラムの表面に形成されたトナー像が順次直接転写されてカラー画像が形成される。斯かる画像形成装置は周知であるので、これ以上の説明は省略する。また、本発明は、モノカラーの画像形成装置においても好適に適用することができる。
Claims (13)
- トナー像を担持する像担持体と、
移動可能なベルトと、
前記ベルトを介して前記像担持体に対向するように配置された転写手段と、
を有する画像形成装置において、
前記転写手段は、導電性を有し、前記ベルトの内周面に接触する導電性シート部材と、絶縁性を有し、前記導電性シート部材を支持する非導電性シート部材と、前記非導電性シート部材上に設けられ前記導電性シート部材に電圧を供給するための電気的な接続経路と、を備え、
前記導電性シート部材は、前記ベルトの移動方向に関して、前記非導電性シート部材の下流側の領域で支持された状態で前記像担持体と前記ベルトとが当接する範囲に対応する位置に配置され、
前記接続経路は、前記ベルトの移動方向に対する直交方向において、前記像担持体上のうちトナー像が形成され得る像形成可能範囲よりも外側に配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記導電性シート部材は、
前記直交方向における前記像形成可能範囲の内側では、前記ベルトの移動方向に関して、前記導電性シート部材の上流端部が、前記像担持体と前記ベルトとが当接する範囲の内側に位置し、前記導電性シート部材の下流端部が、前記像担持体と前記ベルトとが当接する範囲の外側に位置するように配設されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記ベルトの移動方向に関して、前記導電性シート部材は前記非導電性シート部材の下流側の領域の端部に配設されており、前記接続経路は、前記ベルトの移動方向の上流側に延びるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記接続経路は、前記導電性シート部材で形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記ベルトの移動方向に関して、前記非導電性シート部材のうち上流側の端部と下流側の端部との間の領域は、上流側ほど前記ベルトから離れるように前記ベルトに対して傾斜していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記転写手段は、前記導電性シート部材を前記ベルトに向かって押圧する弾性部材を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- トナー像を担持する像担持体と、
移動可能なベルトと、
前記ベルトを介して前記像担持体に対向するように配置された転写手段と、
を有する画像形成装置において、
前記転写手段は、前記ベルトの内周面と接触する導電性のブラシ部材と、前記ブラシ部材を支持し前記ブラシ部材を前記ベルトに押圧する押圧部材と、前記押圧部材上に設けられ前記ブラシ部材に電圧を供給するための電気的な接続経路と、を有し、
前記ベルトの移動方向に関して、前記ブラシ部材は、前記像担持体と前記ベルトとが当接する範囲に対応する位置に配置され、前記接続経路は、前記ベルトの移動方向に対する直交方向において、前記像担持体上のうちトナー像が形成され得る像形成可能範囲よりも外側に配置され、且つ、前記像形成可能範囲よりも外側で前記押圧部材上に接着されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記ブラシ部材は、導電性を有する繊維と、前記繊維を固定する導電性を有する基布とを有し、
前記繊維が前記ベルトに当接するように配設され、
前記接続経路は、前記基布に電気的に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記ブラシ部材は、
前記直交方向における前記像形成可能範囲の内側では、前記ベルトの移動方向に関して、前記繊維と前記ベルトとが当接する領域のうち上流端部が、前記像担持体と前記ベルトとが当接する範囲の内側に位置し、
前記繊維と前記ベルトとが当接する領域のうち下流端部が、前記像担持体と前記ベルトとが当接する範囲の外側に位置するように配設されていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記基布は、前記直交方向における前記像形成可能範囲よりも外側まで延びて形成され、前記接続経路は前記基布で形成されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置。
- 前記押圧部材は非導電性シート部材であり、前記ベルトの移動方向に関して、前記ブラシ部材は、前記非導電性シート部材の下流側の領域に配設されており、前記接続経路は、前記ベルトの移動方向の上流側に延びるように前記非導電性シート部材上に形成されていることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 前記ベルトの移動方向に関して、前記非導電性シート部材のうち上流側の端部と下流側の端部との間の領域は、上流側ほど前記ベルトから離れるように、前記ベルトに対して傾斜していることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
- 前記基布が前記非導電性シート部材上に固定されることで、前記ブラシ部材は前記非導電性シート部材に配設され、前記基布の弾性係数が、前記非導電性シート部材の弾性係数よりも低いことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013049274A JP6150568B2 (ja) | 2013-03-12 | 2013-03-12 | 画像形成装置 |
US14/202,212 US9541864B2 (en) | 2013-03-12 | 2014-03-10 | Image-forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013049274A JP6150568B2 (ja) | 2013-03-12 | 2013-03-12 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014174466A JP2014174466A (ja) | 2014-09-22 |
JP6150568B2 true JP6150568B2 (ja) | 2017-06-21 |
Family
ID=51527537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013049274A Active JP6150568B2 (ja) | 2013-03-12 | 2013-03-12 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9541864B2 (ja) |
JP (1) | JP6150568B2 (ja) |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4703334A (en) * | 1983-08-26 | 1987-10-27 | Ricoh Company, Ltd. | Optical recording head and belt positioning apparatus |
EP0180378B1 (en) * | 1984-10-29 | 1990-06-13 | Xerox Corporation | Contact brush charging |
EP0400996B1 (en) * | 1989-05-31 | 1994-05-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
DE69120029T2 (de) * | 1990-11-21 | 1996-11-21 | Canon Kk | Bilderzeugungsgerät |
JP2790754B2 (ja) * | 1992-10-20 | 1998-08-27 | 三田工業株式会社 | 転写装置 |
JP3347376B2 (ja) * | 1992-12-29 | 2002-11-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JPH09190089A (ja) * | 1996-01-10 | 1997-07-22 | Minolta Co Ltd | 画像形成装置 |
JP3267501B2 (ja) * | 1996-02-23 | 2002-03-18 | キヤノン株式会社 | 転写装置 |
JP3409578B2 (ja) * | 1996-05-08 | 2003-05-26 | カシオ電子工業株式会社 | 転写搬送ベルトの抵抗特性安定化方法、転写搬送ベルトの生産方法、及び画像形成装置の生産方法 |
JP3554668B2 (ja) * | 1998-07-29 | 2004-08-18 | シャープ株式会社 | 画像形成装置の転写装置 |
JP4846452B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2011-12-28 | 株式会社リコー | ブラシ部材、並びにこれを用いる転写装置及び画像形成装置 |
JP4615386B2 (ja) * | 2005-07-15 | 2011-01-19 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
US7835678B2 (en) * | 2005-11-11 | 2010-11-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with swingable transfer members |
JP2008310059A (ja) | 2007-06-14 | 2008-12-25 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP5376781B2 (ja) | 2007-08-22 | 2013-12-25 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP5448260B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2014-03-19 | Ntn株式会社 | 転写帯電部材および画像形成装置 |
JP5436032B2 (ja) * | 2009-05-01 | 2014-03-05 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP5495830B2 (ja) * | 2010-02-09 | 2014-05-21 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP5482294B2 (ja) * | 2010-03-01 | 2014-05-07 | 富士ゼロックス株式会社 | ロール支持機構、画像形成装置及び組立体 |
JP2013029769A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
2013
- 2013-03-12 JP JP2013049274A patent/JP6150568B2/ja active Active
-
2014
- 2014-03-10 US US14/202,212 patent/US9541864B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014174466A (ja) | 2014-09-22 |
US20140270862A1 (en) | 2014-09-18 |
US9541864B2 (en) | 2017-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5094445B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4924236B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5570233B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008089657A (ja) | 画像形成装置 | |
US7142794B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2009222842A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4971775B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6150568B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5311768B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5311767B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5377722B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015138143A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5464797B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012123281A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010072250A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5201866B2 (ja) | 現像装置 | |
JP5317497B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009229671A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6826776B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007108562A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008310059A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4612854B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5312653B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010139556A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2007065423A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160311 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170310 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170425 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170523 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6150568 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |