JP2790754B2 - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JP2790754B2 JP4281498A JP28149892A JP2790754B2 JP 2790754 B2 JP2790754 B2 JP 2790754B2 JP 4281498 A JP4281498 A JP 4281498A JP 28149892 A JP28149892 A JP 28149892A JP 2790754 B2 JP2790754 B2 JP 2790754B2
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1665Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
    • G03G15/167Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成用の機器に組み込まれ、
該装置に内蔵の感光体の表面に形成されたトナー像を転
写用紙へ転写する転写装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より複写機等においては、感光体の
表面に形成されたトナー像を転写用紙に転写する装置と
して、コロナ放電器を用いた非接触型のコロナ転写方式
と、導電ローラを用いた接触型のバイアスローラ転写方
式が広く採用されている。
【0003】このうち、コロナ転写方式を用いた従来の
転写装置は、図7に模式的に示すように、一方向に回転
駆動する感光体ドラム21と所要の間隙をおいてコロナ
放電器22を配設してなり、前記ドラム21とコロナ放
電器22間に移送される転写用紙Pをドラム表面に形成
されたトナー像に重ね、用紙Pの背面側からトナーとは
逆極性のコロナチャージを付与することにより該用紙P
を帯電させてドラム表面に吸着させるとともに、クーロ
ン力によってドラム表面のトナーを用紙Pに転移させる
ものである。
【0004】一方、バイアスローラ転写方式を用いた従
来の転写装置は、図8に模式的に示すように、一方向に
回転駆動する感光体ドラム21に導電ローラ23を転接
させ、ローラ23によって転写用紙Pをドラム表面のト
ナーに圧接するとともに、該ローラ23にトナーと逆極
性の転写電圧を印加して転写を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、複写
機やファクシミリが普及するに連れて、これらの機器の
小型軽量化の要請が著しく、これに対応するために省ス
ペース対策を講じた転写装置の開発が望まれている。し
かしながら、上記した2方式を採用している転写装置は
いずれも構造上、通紙経路に大きな占有スペースを要す
るものであり、機器の小型化、薄型化を図るにも限界が
あった。
【0006】即ち、コロナ転写方式を用いた従来装置の
場合、コロナ放電器22はその外殻をなすシールドケー
ス22aの小型化を図ることが構造上困難な上に、該コ
ロナ放電器22はドラム21から離れた位置に設置しな
ければならないため、転写装置全体としての占有スペー
スを縮減することが困難であった。またこの場合、非接
触型の転写方式であるため、放電器には高電圧を印加し
なければならず、そのため人体に有害なオゾンが発生す
るという不都合があった。
【0007】また、バイアスローラ転写方式を用いた従
来装置の場合、導電ローラ23は転写用紙Pを画角全体
にわたってドラム表面に隙間なく圧接させることができ
るものでなければならないため、径を小さくするにも自
ずと限度があるだけでなく、用紙Pが給紙されていない
状態ではドラム表面に直接接触するため、トナー汚れが
発生しやすく、ローラ23のクリーニング手段が別に必
要になり、その結果転写装置全体として相当な広さの占
有スペースを要していた。
【0008】このような従来方式の問題点を解消し得る
省スペースで簡単な構造の方式として、例えば図9に示
すように、ドラム21の転写位置と近接対向する位置に
通紙ガイド板24を配設し、このガイド板24に直接電
圧を印加するように構成した転写装置が考えられる。こ
のような構成ではスペースを要するコロナ放電器22や
導電ローラ23が不要となり、薄い板材からなるガイド
板24のみを設けるだけで済み、しかも該ガイド板24
はドラム21と近接して配置できる上、ドラム表面のト
ナーとガイド板24が接触することはないので、クリー
ニング装置も不必要であるなど、省スペース化の効果が
大きい。
【0009】しかしながら、このような構成では、通紙
ガイド板24上を転写用紙Pが通過するとき、該用紙P
がドラム21とガイド板24の双方に密着するようにド
ラム21とガイド板24間の隙間c’を設定しなければ
ならず、機器内におけるガイド板24の取付けが極めて
困難である上に、厚さの異なる用紙Pを使用できないと
いう問題点が生じる。
【0010】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、省スペース効果が大きい上に、厚さの異な
る種々の転写用紙に対応できるガイド板を用いた方式の
新規な転写装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の転写装置は、転写プレート、バネ付勢手段、
隙間保持手段及び電圧供給手段を具備した構成を有して
いる。
【0012】即ち、前記転写プレートは一方向に移送さ
れる転写用紙が摺接するガイド面を有し、該ガイド面が
感光体表面と対向するように配設されており、バネ付勢
手段によって感光体表面に接近する方向へ常時付勢され
ている。前記隙間保持手段はバネ付勢手段の付勢力に抗
して転写プレートの感光体表面への接触を阻止するとと
もに、該転写プレートと感光体表面間の最小隙間を転写
用紙の厚さ寸法よりも小さい寸法に保持するものであ
る。さらに前記電圧供給手段は少なくとも前記転写用紙
が転写プレートと感光体表面間の隙間を通過するとき該
転写プレートに転写電圧を供給するものである。
【0013】また、転写用紙がガイド面上を通過する際
に、前記転写プレートが用紙の厚みによってバネ付勢手
段の付勢力に抗して押し下げられ、感光体との間の隙間
が適正に調整されるようにするために、該転写プレート
を転写用紙移送方向の一端部が回動自在に枢支された構
成とすることができる。
【0014】
【作用】上記構成によると、感光体と、これに対向した
転写プレートとの隙間を転写用紙が通過して感光体上の
トナー像が該用紙に転写される。この用紙の通過時、転
写プレートは該用紙によってバネ付勢手段の付勢力に抗
して押し下げられ、且つ、用紙はバネ付勢手段の付勢力
によって感光体表面のトナー像に適正圧で圧接させられ
る。この時点では転写プレートには電圧供給手段から転
写電圧が印加されており、トナー像は感光体から離れて
用紙に転写される。
【0015】転写用紙が前記感光体と転写プレート間の
隙間を通過した後、該転写プレートはバネ付勢手段の付
勢力によって再び感光体表面に接近する方向に移動する
が、このとき隙間保持手段の作用により、転写プレート
のガイド面は用紙の厚さ寸法よりも小さいが、しかし感
光体表面に接触しないだけの隙間が存する位置に保持さ
れる。従って、用紙が介在していない非転写時において
も転写プレートは感光体表面と接触しないので、トナー
汚れが生じない。
【0016】
【実施例】図1〜図3に示した実施例は本発明を電子複
写機の転写装置に適用したものを示している。図1は複
写機内の要部を示しており、この図において、1は感光
体ドラムであって、図2に示すように、一端に設けたギ
ア1aと、このギア1aと噛合するピニオン1bとで構
成される減速機構を介して、ピニオン1bを出力端とす
る駆動系(図示せず)により一方向に回転駆動されるも
のである。
【0017】このドラム1の周囲にはコロナ放電器から
なる主帯電器2、現像器3、転写装置4、クリーニング
ブレード5がその順序でドラム回転方向に配設されてお
り、前記主帯電器2と現像器3との間には露光部6が、
またクリーニングブレード5と主帯電器2との間には除
電部7が設けられている。8は転写用紙Pをドラム1と
転写装置4間へ送給する給紙ローラであって、給紙装置
(図示せず)の一部を構成するものである。
【0018】上記のような構成を備えた複写機において
は、主帯電器2のコロナ放電動作によってドラム表面が
帯電される。帯電されたドラム表面には露光部6におい
て、機内に設けられた光学系(図示せず)によって読み
取られた原稿画像の静電潜像が形成され、次いで現像器
3によって該静電潜像に帯電トナーが付着されて原稿画
像のトナー像が形成される。この間に給紙装置によって
転写用紙Pがドラム1と転写装置4との間に送給され、
転写装置4が後に詳述するように動作し、ドラム表面の
トナー像が用紙Pに転写される。
【0019】転写後、ドラム表面に残存したトナーはク
リーニングブレード5によって掻き取り除去され、さら
に除電部7においてドラム表面が除電され、次の帯電に
備えられる。また、トナー像が転写された用紙Pは機内
の定着装置(図示せず)によって加熱、加圧され、これ
によってトナー像が用紙Pに定着する。
【0020】図2は前記転写装置4を側面視したもので
あり、また図3は該転写装置4を拡大して示すものであ
る。これらの図に示した本実施例の転写装置4は用紙P
のガイド板を兼用する転写プレート9と、転写プレート
9に転写電圧を供給する電圧供給手段10(図1参照)
とを備えている。
【0021】転写プレート9は例えば銅、アルミニウ
ム、鉄のような導電性に優れた金属材料、カーボン等を
混練した導電性樹脂材料、あるいは導電性ゴム等からな
るものであって、上面が用紙Pを摺接させるガイド面9
aとしてドラム1の画像形成領域Q(図2の破線間領
域)を包含する長さの平坦面に形成されており、該ガイ
ド面9aがドラム1の下方において該ドラム1の表面と
近接対向するように配設されている。
【0022】また、この転写プレート9の給紙方向手前
側端部には、給紙装置から送られてきた用紙Pをガイド
面9a上に案内誘導するための傾斜面9bが該ガイド面
9aと連続して形成されている。そして、この傾斜面9
bの端部両側に枢支孔9cを形成し、これらの枢支孔9
cを機体側に水平に固定された支軸11に軸承させるこ
とにより、該支軸11を支点として僅少範囲で上下方向
に回動自在となるように枢支されるものである。
【0023】また、各支軸11にはそれぞれバネ付勢手
段としての捩りバネ12を嵌装してあり、この捩りバネ
12の一方の脚端部を転写プレート9に設けられたバネ
掛け突起9dに掛止するとともに、他方の脚端部を機体
側に突設したバネ掛け突起13に掛止することにより、
転写プレート9が該捩りバネ12によって常時ドラム表
面に接近する方向、つまり押し上げられる方向に付勢さ
れるものである。この捩りバネ12のバネ圧は用紙Pが
ドラム1と転写プレート9との隙間に進入したとき通紙
の妨げにならない程度に設定されている。
【0024】図2に示すように、ドラム1の画像形成領
域Qの外側となる表面部分と対向する転写プレートガイ
ド面9aの前後両側部位にはそれぞれ隙間保持手段とし
てのスペーサ部材14が貼設されている。これらのスペ
ーサ部材14は標準厚さtの用紙Pよりも若干薄い板状
片によって形成されており、捩りバネ12の付勢力によ
って転写プレート9が押し上げられた状態において、ド
ラム表面に当接することにより捩りバネ12の付勢力に
抗して転写プレート9のドラム表面への接触を阻止する
とともに、転写プレートガイド面9aとドラム表面間の
最小隙間cを用紙Pの標準厚さtよりも小さい寸法に保
持するものである。
【0025】即ち、前記最小隙間cは、スペーサ部材1
4によって0<c<tとなるように保持されている。な
お、前記用紙Pの標準厚さtは通常0.1mm程度である
が、用紙Pの種類によって最大0.2mm程度の厚さのも
のもある。本実施例では、このような厚手の転写用紙も
ドラム1の転写位置を通過可能なように前記捩りバネ1
2のバネ圧を設定している。また、スペーサ部材14に
代えて転写プレート9の両側に該部材14に対応する厚
さの段部を形成してもよい。
【0026】図1に戻って、電圧供給手段10は、転写
プレート9に転写電圧を印加する電圧印加回路15と、
給紙装置に設けられた給紙タイミングをとるためのスイ
ッチ手段17の信号に基づいて電圧印加回路15を制御
する制御回路16とにより構成されている。本実施例で
は用紙Pの転写プレート9とドラム表面間の隙間への進
入に先だって、電圧印加回路15から転写プレート9に
転写電圧が所定時間印加されるようにタイミングを設定
してある。
【0027】次に、上記構成の動作を説明すると、給紙
装置から用紙Pが移送される間に、制御回路16がスイ
ッチ手段17の切り換え動作を検知して電圧印加回路1
5を出力させ、これによって転写プレート9にドラム1
上の帯電トナーとは逆極性の転写電圧が印加され、その
後、用紙Pがドラム表面と転写プレートガイド面9a間
の隙間に進入する。
【0028】この進入時においては、転写プレートガイ
ド面9aとドラム表面との隙間は用紙Pの厚さよりも小
さいため、転写プレート9は捩りバネ12の付勢力に抗
して押し下げられ、同時に用紙Pには捩りバネ12の付
勢力が転写プレート9を介して作用し、これによって該
用紙Pの表面がドラム表面のトナーと適正圧で密着す
る。この場合、電圧印加電極として機能する転写プレー
ト9に用紙Pが直接接触しているとともにドラム表面に
も密着しているので、転写電圧はコロナ転写方式のよう
な非接触タイプのものと比較して数分の一程度の低電圧
で済む。具体的にはコロナ転写方式の場合、転写電圧は
5〜6kV程度必要であるが、本実施例のものでは1kV程
度で良好な画質が得られる。
【0029】用紙Pは前記隙間に進入後、転写プレート
ガイド面9aに摺接しながら回転駆動するドラム1によ
って同方向に移送され、移送中にドラム1上のトナー像
が該用紙Pに転写される。用紙Pが前記隙間cを通過し
た後、転写プレート9は捩りバネ12の付勢力によって
再びドラム表面に接近する方向に復帰移動し、スペーサ
部材14がドラム1に当接する位置、つまり標準厚さt
の用紙Pよりも狭く、且つドラム表面にガイド面9aが
接触しないだけの最小隙間cが存する位置に保持され
る。従って、用紙Pが介在していない非転写時において
も、転写プレート9はドラム表面と接触しないので、該
ドラム表面に残存しているトナーが転移する、いわゆる
トナー汚れが生じない。
【0030】図4はバネ付勢手段及び隙間保持手段の変
形例を示している。この図に示すものでは、バネ付勢手
段を捩りバネに代えて圧縮コイルバネ12aとしてあ
り、該圧縮コイルバネ12aをドラム表面の転写位置の
直下となる転写プレート9の下面部位と機体側固定部と
の間に介装することにより、転写プレート9を常時ドラ
ム表面に接近する方向に付勢している。
【0031】一方、隙間保持手段は転写プレート9に設
けたスペーサ部材または段部に代えて、転写プレート傾
斜面9bと対向する機体側部位に固定されたストッパー
部材14aにより構成されており、前記傾斜面9bに該
ストッパー部材14aが当接し、転写プレート9がそれ
以上上方への回動を阻止された状態において、転写プレ
ートガイド面9aとドラム表面との隙間が最小寸法cと
なるように、その取付位置が設定されている。なお、図
4において、前記実施例と共通する部分には共通の符号
を付して重複を避けるためにその説明を省略する。
【0032】また、本発明では例えば図5に示すよう
に、転写プレート9を円弧形状に形成し、ドラム1の転
写位置の直下にバネ付勢手段としての圧縮コイルバネ1
2aを配設するようにしてもよい。このような構成とす
ることにより、円弧状転写プレート9の突出端と対向す
るドラム表面を通る母線上を転写位置とした場合、転写
プレート9の接触圧は用紙Pの厚さに関わらず常時転写
位置上に適正に付与されることになる。なお、図5にお
いて、前記実施例と共通する部分には共通の符号を付し
て重複を避けるためにその説明を省略する。
【0033】さらに、前記実施例のように隙間保持手段
として転写プレートガイド面9a上にスペーサ部材14
を設けたものでは、バネ付勢手段を捩りバネ12または
圧縮コイルバネ12aの他、図6に示すような引張バネ
12bを用いることも可能である。この場合、例えば転
写プレート9の両側(図6では一方のみ図示)からバネ
掛け片18を形成し、このバネ掛け片18とその上方の
機体側部位間に前記引張バネ12bを張設して、転写プ
レート9をドラム表面に接近する方向に付勢することが
できる。
【0034】なお、上記実施例では、回転ドラム方式の
感光体を用いた電子複写機に本発明を適用したものを示
したが、本発明は無端ベルト方式等、別の態様の感光体
を有する画像形成装置にも適用できることは勿論であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の転写装置
は、転写用紙を感光体の転写位置へ案内する通紙ガイド
板に直接転写電圧を印加できるようにして転写プレート
としての機能を兼用させ、さらに該転写プレートをバネ
付勢手段によって感光体表面に接近する方向に常時付勢
するとともに、隙間保持手段によって転写用紙よりも薄
くしかも感光体表面とは接触しないだけの隙間を保持す
るように構成しているので、大きい設置スペースを要す
るコロナ放電器や導電ローラ、更にはローラのクリーニ
ング装置等が一切不要であり、加えて転写時に転写プレ
ートが転写用紙に圧接するものであるので、通紙経路幅
を薄くすることができ、これらが相俟って感光体の下方
に設置するものでは上下高さ寸法を大きく縮減できる。
従って、本発明装置を組み込んだ複写機等の機器の小型
化、薄型化を効果的に実現することができる。
【0036】また、転写プレートが通紙ガイド板を兼ね
ているので、部品点数を削減でき、従来のコロナ放電器
等の高価な部品が不要になることと相俟って、大幅なコ
ストダウンを図ることができる。
【0037】更に、転写プレートをバネ付勢手段によっ
て付勢していることにより、該転写プレートは転写用紙
の厚さに応じて押し下げられるとともに、用紙の厚さに
関わらず該用紙を適正圧で感光体表面に圧接させること
ができるので、厚さの異なる種々の転写用紙に対応でき
る上、転写プレートが転写用紙に密着することにより低
電圧で転写できる。また、このように転写電圧を低くす
ることができることにより、人体に有害なオゾンの発生
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す要部縦断正面図。
【図2】 感光体ドラムと転写機構との概略側面図。
【図3】 転写機構の拡大正面図。
【図4】 バネ付勢手段及び隙間保持手段の変形例を示
す要部概略正面図。
【図5】 バネ付勢手段の他の変形例を示す要部概略正
面図。
【図6】 バネ付勢手段の更に他の変形例を拡大して示
す要部概略側面図。
【図7】 コロナ転写方式を用いた従来例を模式的に示
す正面図。
【図8】 バイアスローラ転写方式を用いた従来例を模
式的に示す正面図。
【図9】 本発明の目的を説明するための比較例を模式
的に示す正面図。
【符号の説明】
1 感光体 9 転写プレート 9a ガイド面 10 電圧供給手段 12 バネ付勢手段 12a バネ付勢手段 12b バネ付勢手段 14 隙間保持手段 14a 隙間保持手段 P 転写用紙 c 最小隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 理夫 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 伊東 由起 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−6108(JP,A) 特開 平4−243284(JP,A) 特開 昭60−254172(JP,A) 特開 平1−316774(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/16 103

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に移送される転写用紙が摺接する
    ガイド面を有し該ガイド面が感光体表面と対向するよう
    に配設された転写プレートと、この転写プレートを感光
    体表面に接近する方向へ常時付勢するバネ付勢手段と、
    このバネ付勢手段の付勢力に抗して前記転写プレートの
    前記感光体表面への接触を阻止するとともに該転写プレ
    ートと感光体表面間の最小隙間を転写用紙の厚さ寸法よ
    りも小さい寸法に保持する隙間保持手段と、少なくとも
    前記転写用紙が前記転写プレートと感光体表面間の隙間
    を通過するとき該転写プレートに転写電圧を供給する電
    圧供給手段とを具備することを特徴とする転写装置。
  2. 【請求項2】 転写プレートは転写用紙移送方向の一端
    部が回動自在に枢支されている請求項1の転写装置。
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