JP2007022961A - 水除去性美爪料 - Google Patents

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Abstract

【課題】水で除去し得る美爪料であって、乾燥性、顔料分散性にも優れ、機械物性もバランスよく高度なレベルにおいて満足し得る、常用しても爪を痛めない美爪料を提供する。
【解決手段】 重量平均分子量が70,000〜200,000であって酸価が70〜200(mgKOH/g)のアクリル樹脂(A)、炭素数4以下の低級アルコール(B)及びアルカリ性化合物(C)を含有するアクリル樹脂溶液と、着色剤(D)とを含有する、水で除去し得る美爪料である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、水で除去できる美爪料に関し、詳しくは乾燥性にも優れる美爪料に関し、より詳しくは顔料の経時的な分散安定性にも優れる美爪料に関する。
従来の美爪料は、トルエン、キシレンなどの炭化水素類や酢酸エチル、酢酸ブチルなどのケトン類などの有機溶剤中に樹脂を溶解し、顔料を分散した物が多い。これらは人体に対し必ずしも安全な溶剤とは言えず、常用すると爪の光沢が無くなったり、黄ばみを生じたりする事がある。
このため、特許文献1〜19にあるように水やアルコールを主溶剤とした美爪料が提案されてきた。例えば、特開平9−202715(特許文献19)には、水と低級アルコールとの混合物を主溶剤とする美爪料が開示されている。
しかしながら、これら水やアルコールを主溶剤とする美爪料は、爪上に塗布して塗膜とした場合に、有機溶剤を主溶剤とした美爪料と比べると、光沢性もしくは塗膜強度で著しく劣っており、日常生活での使用に耐えられるものではなかった。
ところで、美爪料は、一般に乾燥後、日常生活における耐水性を具備することが求められる。従って、有機溶剤を主溶剤とした美爪料と同様に、水やアルコールを主溶剤としたこれまでの美爪料にも、乾燥後は水で除去されないことが求められている。それゆえ、美爪料を取り除く際にはアセトンや酢酸エチルなどの有機溶剤を含有する除光液が必要されてきた。
しかし、近年は様々な場面で美爪料が使用されようになり、時には日常生活における耐水性は必要とはされず、むしろ水で除去できる(以下、水除去性という。)ことが求められる場合がある。また、爪を痛めないためにも除光液を使用しない水除去性の美爪料が求められている。
しかしながら、このような水除去性に関する要求に対し、上記した水やアルコールを主溶剤とする美爪料のうち耐水性の悪いものを単純に転用するだけでは、各種要求を満たす美爪料は得られなかった。即ち、耐水性が悪いために水で比較的除去しやすくなるような美爪料は、水を主溶剤とするので、乾燥に要する時間が長く使用勝手が極めて悪かった。また、このような美爪料は、塗膜強度や保存安定性も悪かった。
特開平10−298024号公報(特許文献20)には、水で除去可能な膜を形成し得る水性化粧品組成物であって、水中で乳濁状態にあるポリマーの分散液を含有する水性化粧品組成物が開示されている。しかし、水中で乳濁状態にあるポリマーの分散液は、ポリマーの均一な溶液に比して一般に乾燥に要する時間が長く、顔料分散性、光沢、保存安定性、刷毛塗り性の点で劣る。
特開平5−39210号公報 特公平5−34327号公報 特開平4−297408号公報 特開平4−103512号公報 特開平4−297409号公報 特開平5−97630号公報 特開平5−148122号公報 特開平5−155737号公報 特開平5−163118号公報 特開平6−166613号公報 特開平6−211630号公報 特開平6−211631号公報 特開平6−227945号公報 特開平6−279238号公報 特開平6−298624号公報 特開平7−89827号公報 特開平7−69833号公報 特開平11−269041号公報 特開平9−202715号公報 特開平10−298024号公報
本発明は、水で除去し得る美爪料であって、乾燥性、顔料分散性にも優れ、機械物性もバランスよく高度なレベルにおいて満足し得る、常用しても爪を痛めない美爪料を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題を解決するため鋭意研究を行った結果、特定の分子量と酸価を有するアクリル樹脂、着色剤、アルカリ性化合物、炭素数4以下のアルコールを含有する美爪料が、乾燥性、顔料分散性、機械物性に優れ、水除去性に優れる事を見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、重量平均分子量が70,000〜200,000であって酸価が70〜200(mgKOH/g)のアクリル樹脂(A)、炭素数4以下の低級アルコール(B)及びアルカリ性化合物(C)を含有するアクリル樹脂溶液と、着色剤(D)とを含有する、水で除去できる美爪料に関する。
また、アクリル樹脂(A)は、アクリル酸エステル−メタクリル酸エステル共重合体であることが好ましい。
さらに、アルカリ性化合物(C)は、揮発性のものであり、その沸点が0℃以上であることが好ましい。
さらに、着色剤(D)が顔料であり、さらに顔料分散剤(E)を含有することが好ましい。
さらに、顔料分散剤(E)は、スチレン・アクリル酸共重合体、スチレン・マレイン酸共重合体、スチレン・アクリル酸アルキル共重合体及びスチレン・マレイン酸アルキル共重合体からなる群より選ばれる、重量平均分子量が5,000〜20,000であって酸価が150〜250の少なくとも1種の樹脂であることが好ましい。
さらに、美爪料は、増粘剤(F)を含有することが好ましい。
さらに、増粘剤(F)は、粘土系増粘剤、キサンタンガム系増粘剤及びアクリル系増粘剤からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
さらに、アクリル樹脂溶液は水を含有し、下記(A)〜(F)及び水の合計100重量%中に、アクリル樹脂(A):3〜50重量%、炭素数4以下の低級アルコール(B)と水の混合物:40〜90重量%、アルカリ性化合物(C):0.1〜20重量%、着色剤(D):0.01〜20重量%、顔料分散剤(E):0.0001〜20重量%、及び増粘剤(F):0.01〜10重量%を含有することが好ましい。
本発明により、水で除去し得る美爪料であって、乾燥性、顔料分散性にも優れ、機械物性もバランスよく高度なレベルにおいて満足し得る、常用しても爪を痛めない美爪料を提供することができるようになった。
<アクリル樹脂(A)>
本発明で用いられるアクリル樹脂(A)は、重量平均分子量(以下、Mwという)が70,000〜200,000であり、かつ酸価が70〜200(mgKOH/g)であることが重要であり、Mwは70,000〜150,000であることが好ましく、酸価は90〜150(mgKOH/g)であることが好ましい。
Mwが70,000より小さいと経時安定性や皮膜の機械物性が劣る傾向にある。他方、Mwが200,000より大きいと刷毛塗り時に糸を引いたり、光沢が低下する傾向にある。
酸価が70より小さいと水で除去できなくなったり、経時安定性が悪化したりする傾向にある。他方、酸価が200より大きいと乾燥性が劣る傾向にある。
即ち、上記したような特定のMw、特定の酸価のアクリル樹脂(A)を使用することにより、水除去性、乾燥性、経時安定性、刷毛塗り性、光沢や機械物性に優れた皮膜を形成することができる。
上記アクリル樹脂(A)を構成する単量体としては、従来公知であるアクリロイル基又はメタクリロイル基を有する種々のエチレン系不飽和化合物や、芳香族ビニル化合物が挙げられる。
アクリロイル基又はメタクリロイル基を有する種々のエチレン系不飽和化合物としては、以下の例には限定されないが、例えば、エチレン系不飽和カルボン酸、エチレン系不飽和カルボン酸アルキルアミド、エチレン系不飽和カルボン酸アミノアルキルエステル、シアン化ビニル系単量体、不飽和脂肪族グリシジルエステル、水酸基含有カルボン酸エステル、カルボン酸ビニルエステルが挙げられ、これらは1種又は2種以上を適宜選択することができる。アクリル樹脂(A)は、これら各種単量体のうち、アクリロイル基を有するカルボン酸ビニルエステルとメタクリロイル基を有するカルボン酸ビニルエステルとを主成分とする共重合体が好ましく、特に、アクリル酸エステル−メタクリル酸エステル共重合体であることが好ましい。
エチレン系不飽和カルボン酸としては、以下の例には限定されないが、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸、クロトン酸などを例としてあげることができる。
エチレン系不飽和カルボン酸アルキルアミドとしては、以下の例には限定されないが、アミノエチルアクリルアミド、ジメチルアミノメチルメタクリルアミド、メチルアミノプロピルメタクリルアミド、アミノアルキルアミド、(メタ)アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミドなどを例としてあげることができる。
エチレン系不飽和カルボン酸アミノアルキルエステルとしては、以下の例には限定されないが、アミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ブチルアミノエチルアクリレートなどを例としてあげることができる。
シアン化ビニル系単量体としては、以下の例には限定されないが、(メタ)アクリロニトリル、α−クロルアクリロニトリルなどを例としてあげることができる。
不飽和脂肪族グリシジルエステルとしては、以下の例には限定されないが、グリシジル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクレート、グリシジルビニルエーテル、3,4−エポキシシクロヘキシルビニルエーテル、グリシジル(メタ)アリルエーテル、3,4−エポキシシクロヘキシル(メタ)アリルエーテルなどを例としてあげることができる。
水酸基含有カルボン酸エステルとしては、以下の例には限定されないが、(メタ)アクリル酸ハイドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ハイドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシブチルなどを例としてあげることができる。
カルボン酸ビニルエステルとしては、以下の例には限定されないが、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸n-ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸tert-ブチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸イソデシル、(メタ)アクリル酸トリデシル、(メタ)アルキル酸アルキレングリコール、(メタ)アクリル酸テトラヒドロフルフリル、(メタ)アクリル酸フェノキシエチル、(メタ)アクリル酸イソボニルなどを例としてあげることができる。
芳香族ビニル化合物としては、以下の例には限定されないが、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンなどを例としてあげることができる。ただし、これら芳香族ビニル化合物を使用すると水除去性と美爪料の透明性の点で劣る傾向にあるので、その使用量は全単量体量を100重量%とした場合5.0重量%以下が好ましい。
本発明で用いられるアクリル樹脂(A)は、後述する炭素数4以下の低級アルコール(B)もしくは炭素数4以下の低級アルコール(B)と水との混合物及びアルカリ性化合物(C)の存在下に、アクリル樹脂溶液となり得るものであることが重要である。ここで、アクリル樹脂溶液とは、透明な溶液であって、アクリル樹脂(A)が溶液中で均一な状態にある。アクリル樹脂(A)が溶液に不均一に分散している場合は、不透明または半透明であり、アクリル樹脂溶液ではなく、アクリル樹脂の水性分散体である。水性分散体を用いて美爪料を作成した場合には、乾燥性、保存安定性、刷毛塗り性の点で難がある。また、水性分散体に着色剤(D)として顔料を加えて美爪料とする場合には、顔料の分散性が劣ることから、美爪料の乾燥後の光沢が低下する。
アクリル樹脂(A)は、乳化重合、溶液重合等種々の方法で適宜得ることができるが、本発明においては、溶液重合で得ることが好ましい。溶液重合としては、例えば、美爪料を構成する後述の炭素数4以下の低級アルコール(B)もしくは炭素数4以下の低級アルコール(B)と水との混合物を用いて溶液重合することが、美爪料を作成する際の作業性の点で好ましい。なお、アクリル樹脂(A)を乳化重合した場合には、その後の工程において、後述するアルカリ性化合物(C)により中和して均一化し、アクリル樹脂溶液としてもよい。
本発明のアクリル樹脂(A)を得るに際して用いられる重合開始剤としては、油溶性及び水溶性開始剤が挙げられ、ラジカル重合を開始する能力を有するものであれば特に制限はない。
本発明において用いられる油溶性重合開始剤としては、以下の例には限定されないが、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、tert−ブチルパーオキシベンゾエート、tert−ブチルハイドロパーオキサイド、tert−ブチルパーオキシ(2−エチルヘキサノエート)、tert−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、ジ−tert−ブチルパーオキサイド等の有機過酸化物、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル、2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、1,1’−アゾビス−シクロヘキサン−1−カルボニトリル、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)、1,[(シアノ−1−メチルエチル)アゾ]ホルムアミド、2,2’−アゾビス[N−(2−プロペニル)−2−メチルプロピオンアミド]、2,2’−アゾビス(N−ブチル−2−メチルプロピオンアミド)、2,2’−アゾビス(N−シクロヘキシル−2−メチルプロピオンアミド)等のアゾビス化合物等を挙げることができる。
これらは1種類又は2種類以上を混合して使用することができる。これら重合開始剤は、アクリル樹脂(A)の重合に使用される全ラジカル重合性不飽和単量体100重量部に対して、0.1〜10.0重量部程度の量を用いるのが好ましい。
水溶性重合開始剤としては、従来既知のものを使用することができ、例えば、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウムなどが挙げられる。
またアクリル樹脂(A)を乳化重合で得るには、所望により上記水溶性重合開始剤とともに還元剤を併用することができる。これにより、乳化重合速度を促進したり、低温における乳化重合をしたりすることが容易になる。このような還元剤としては、例えば、アスコルビン酸、酒石酸、クエン酸、ブドウ糖、ホルムアルデヒドスルホキシラートなどの金属塩等の還元性有機化合物、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム等の還元性無機化合物、塩化第一鉄、ロンガリット、二酸化チオ尿素などを例示できる。これら還元剤は、全ラジカル重合性不飽和単量体100重量部に対して、0.05〜5.0重量部程度の量を用いるのが好ましい。
重合温度は、各重合開始剤の重合開始温度以上とする。例えば、アゾ系重合開始剤では、通常70℃程度とすればよい。重合時間は特に制限されないが、通常2〜24時間である。
なお、前記した重合開始剤によらずとも、光化学反応や、放射線照射等によっても重合を行うことができる。
<炭素数4以下の低級アルコール(B)>
本発明で使用する炭素数4以下の低級アルコールとしては、以下の例には限定されないが、メタノール、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノール、n-ブタノール、イソブタノール、tert-ブタノールが挙げられ、人体や爪に対する影響を考慮するとエタノールがより好ましい。
炭素数4以下の低級アルコールのみだと、美爪料の乾燥が早く成膜性に影響する場合があるので、アクリル樹脂溶液に水を含めることが好ましい。これら低級アルコールと水とを併用する場合、両者の割合は美爪料としての乾燥性や成膜性を考慮し、任意に決めることができ、好ましくはアルコール/水=20〜80/80〜20(重量比)である。
<アルカリ性化合物(C)>
本発明に用いられるアルカリ性化合物(C)は、乾燥後の美爪料を爪から水で除去する際の水除去性を付与する機能を担う。即ち、乾燥後の皮膜中にある程度(C)成分が残存することによって、速やかな水除去性を確保することができる。
アルカリ性化合物(C)としては、以下の例には限定されないが、各種アミン化合物、水酸化ナトリウムのような室温(25℃)程度で固形の物、アンモニア等が挙げられる。乾燥後の皮膜中への残存を考慮すると、揮発し易すぎるアンモニアよりも、沸点(以下、bpという。)0℃以上のアルカリ性化合物が好ましく、bpが20℃以上のアルカリ性化合物がより好ましい。また、爪や皮膚に対する影響を考慮すると、揮発性のない水酸化ナトリウム等よりも、揮発性のもの、例えば、各種アミン化合物の方が好ましい。より具体的にはbpが50〜250℃の各種アミン化合物が特に好ましい。
bpが0℃以上の揮発性のアルカリ化合物としては、以下の例には限定されないが、エチルアミン(bp:38.0℃、以下同様)ジエチルアミン(55.5℃)、トリエチルアミン(89.5℃)、2−エチルヘキシルアミン(169℃)、3−メトキシプロピルアミン(116℃)、3−エトシキプロピルアミン(135℃)、ジイソブチルアミン(140℃)、モノエタノールアミン(170.5℃)、ジエタノールアミン(268℃)、トリエタノールアミン(360℃)、イソプロピルアミン(32.4℃)、ジイソプロピルアミン(84.1℃)、イソプロパノールアミン(160℃)、N,N−ジイソプロパノールアミン(249℃)、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(165℃)、2−(ジメチルアミノ)−2−メチルプロパノール(160℃)、N,N−ジメチルエタノールアミン(135℃)、N,N−ジエチルエタノールアミン(162℃)、N,N−ジブチルエタノールアミン(229℃)、N−(2−アミノエチル)エタノールアミン(244℃)、N−メチルジエタノールアミン(247℃)、N−メチルエタノールアミン(159℃)、3−アミノ−1−プロパノール(187℃)、モルホリン(128℃)、n―メチルモルホリン(116℃)等が挙げられる。
アクリル樹脂溶液を得るには、第1の方法として、(C)成分を、(B)成分もしくは(B)成分と水との混合物に予め溶解しておいて、該アルカリ溶液中でアクリル系単量体を重合し、アクリル樹脂(A)の均一溶液を得ることもできるし、あるいは、第2の方法として、(B)成分もしくは(B)成分と水との混合物中でアクリル単量体を重合後、アクリル樹脂(A)の溶液ないし分散体に(B)成分もしくは(B)成分と水との混合物及び(C)成分を加えて、アクリル樹脂(A)の均一溶液を得ることもできるが、後者(第2の方法)が好ましい。
後者(第2の方法)の場合、さらに、第(2−1)の方法として、アクリル樹脂(A)の均一溶液に、後述する着色剤(D)等を加えて本発明の美爪料を得ることもできるし、あるいは、第(2−2)の方法として、アクリル樹脂(A)の溶液ないし分散体に、アルカリ性化合物(C)及び後述する着色剤(D)等を加え、アクリル樹脂(A)の均一溶液を含有する本発明の美爪料を得ることもでき、後者(2−2)がより好ましい。
<着色剤(D)>
本発明に用いられる着色剤(D)としては、従来から化粧品に配合される顔料、染料が挙げられ、顔料を用いる場合には後述する顔料分散剤(E)を用いることが好ましい。
顔料としては、以下の例には限定されないが、チタンホワイト(酸化チタン)、チタンブラック、亜鉛華、べんがら、酸化クロム、鉄黒、コバルトブルー、アルミナホワイト、酸化鉄黄、ビリジアン、硫化亜鉛、リトポン、カドミウムエロー、朱、ガドミウムレッド、黄鉛、モリブデードオレンジ、ジンククロメート、ストロンチウムクロメート、ホワイトカーボン、群青、鉛白、紺青、マンガンバイオレット、アルミニウム粉、真鍮粉等の無機顔料、フタロシアニン系、アゾ系、アントラキノン系、キナクリドン系、ジオキサジン系、ジケトピロロピロール系、イソインドリノン系、イソインドリン系、キノフタロン系、アントラピリジン系、アンサンスロン系、インダンスロン系、フラバンスロン系、ペリノン系、ペリレン系顔料、カーボンブラック、黒鉛等の有機顔料及び酸性染料のレーキ顔料、魚鱗箔、各種雲母チタン、セリサイト、マスコバイト、アコヤ貝末、アワビ貝末、タカセ貝末等のパール顔料を用いることが出来る。
また、光沢を得るための無着色の美爪料の場合は、着色力が殆ど無い体質顔料を用いることができる。体質顔料としては、以下の例には限定されないが、バライト粉、沈降性硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸石灰粉、沈降性炭酸カルシウム、石膏、アスベスト、クレー、シリカ粉、微粉ケイ酸、軽藻土、タルク、塩基性炭酸マグネシウム、アルミナホワイト、グロスホワイト、サチンホワイト、燐酸三カルシウム、ヒドロキシアパタイト等が挙げられる。
また、顔料表面に樹脂を修飾または被覆させて、顔料単体でも分散性を持たせた自己分散型顔料も使用する事ができる。
さらに本発明では、後述する顔料分散剤(E)を用いて、上記顔料を予め(B)成分中に分散させておいてから、上述のアクリル系樹脂(A)の均一溶液と合わせて本発明の美爪料を得ることもできる。
本発明で用いられる染料としては、以下の例には限定されないが、ニトロ系の染料、酸性染料、塩基性染料、分散染料等が挙げられ、通常の化粧品等に使用し得る水溶性酸性染料であれば特に制限されず、例えば、赤色120号、黄色4号、黄色5号、赤色201号、赤色227号、橙色205号、かっ色201号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、橙色402号、黄色402号、黄色406号、黄色407号、赤色213号、赤色214号、赤色3号、赤色104号、赤色105号の(1)、赤色106号、緑色2号、緑色3号、橙色207号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2)、青色202号、青色203号、青色205号、青色2号、黄色203号、青色201号、緑色201号、青色1号、赤色230号の(1)、赤色231号、赤色232号、緑色204号、緑色205号、赤色401号、黄色403号の(1)、緑色401号、緑色402号、黒色401号、紫色401号、 等が挙げられる。求める美爪料の色調によって、染料及び顔料を選択して用いる。
<顔料分散剤(E)>
着色剤(D)として、例えば酸化チタンやパール系顔料などの比重の高い顔料を用いると、美爪料を長期間静置した場合に高比重の顔料が沈降することがある。
このような場合、容器を振るなどの簡単な操作により再分散できる事が望ましい。沈降した顔料が固くなり再分散しにくいと、爪に塗った場合に、塗膜の色が薄く、隠ぺい力が弱く、塗膜に色斑ができる場合がある。そこで、本発明では、沈降しやすい顔料の沈降を抑制・防止したり、沈降した後の再分散性を向上したりするために、顔料分散剤(E)を使用することができる。顔料分散剤(E)を含有することによって、上記効果の他、塗膜の濃度(着色力)、光沢を向上したりすることができる。
本発明における顔料分散剤(E)としては、例えば、界面活性剤、樹脂型分散剤、有機色素残基または複素環残基含有アミン誘導体の中から、単独もしくは組み合わせて用いることができる。
ところで、本発明の美爪料は、上記したように低級アルコール(B)もしくは低級アルコール(B)と水との混合物を液状媒体とする。従って、顔料分散剤(E)として樹脂型分散剤を用いる場合には、これら液体媒体との親和性に富むと共に、(C)成分によって収縮したり析出したりしないことが好ましい。
界面活性剤としては、以下の例には限定されないが、例えば、ノニオン系界面活性剤としては、ポリエチレンオキサイドアルキルエーテル、ポリエチレンオキサイドアルキルフェニルエーテル、ポリエチレンオキサイド−ポリプロピレンオキサイドブロックコポリマー等、アニオン系界面活性剤としては、例えばアルキルベンゼンスルホネート、アルキルナフタレン−スルホネート、ポリエチレンオキサイドアルキルエーテルサルフェート等、カチオン系界面活性剤としては、脂肪族炭化水素基を有する第1級、第2級、第3級アミン塩、第4級アンモニウム塩等が挙げられる。
樹脂型分散剤としては、以下の例には限定されないが、例えば、スチレン・アクリル酸共重合体、スチレン・マレイン酸共重合体、スチレン・アクリル酸アルキル共重合体及びスチレン・マレイン酸アルキル共重合体が挙げられ、これらの群より選ばれる樹脂型分散剤を用いると、顔料が沈降した場合も強固な塊とならず、再分散しやすいので好ましい。
上記の樹脂型分散剤の重量平均分子量は5,000〜20,000であることが好ましく、5,000〜10,000であることがより好ましい。重量平均分子量が5,000未満だと分散樹脂その物の耐性が不足し易く、塗膜物性などが悪化することがある。重量平均分子量が20,000を越えると顔料分散能力が低下するのであまり好ましくない。
上記スチレン・アクリル酸共重合体等の群から選ばれる顔料分散剤(E)の酸価は150〜250であることが好ましく、160〜230であることがより好ましい。酸価が150未満だと顔料分散能力が低下し易く、250を越えると分散樹脂その物の耐性が不足し、塗膜物性などが悪化する傾向にあるので好ましくない。
<増粘剤(F)>
本発明では、顔料等の着色剤(D)の沈降速度を遅くして良好な経時安定性を確保し、適切な塗工性を得るために増粘剤(F)を使用することが出来る。
本発明で使用できる増粘剤(F)としては、以下の例には限定されないが、ヘクトライト、ベントナイト、モンモリロナイト、バイデライト等と称される天然スメクタイト系粘土及びそれらに類似もしくは近似の合成粘土等のいわゆる粘土増粘剤、鎖状の2次凝集に依って液体に擬塑性及び構造粘性を与える微粒子シリカ、超微粒子酸化アルミニウム、超微粒子酸化チタン等の一次粒径が50nm以下の無機微粒子粉体、分子量の大きな(アクリル系樹脂、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、カルボキシビニルポリマー等の)水溶性高分子、およびキサンタンガム、ウェランガム、グアーガム、タラカントガム、ローカストビーンガム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、蛋白、酸化スターチ等の増粘多糖類さらにはポリウレタンなどの会合性増粘剤等が挙げられる。
なかでも天然及び合成粘土増粘剤、分子量の大きな水溶性高分子、キサンタンガム、ウェランガム、及びキサンタンガムまたはウェランガムとグアーガム等のガラクトナンマンを併用した増粘多糖類は、水分により著しく膨潤するため、顔料が凝集するときの立体障害となり好ましい。
キサンタンガムとしては、以下の例には限定されないが、サンエース(商品名、三栄源エスエフアイ社製)、ケルトロール(商品名、大日本製薬社製)が挙げられる。アクリル系樹脂の増粘剤としては、以下の例には限定されないが、ストラクチャー(商品名、日本エヌエスシー社製)、アキュリン(商品名、ロームアンドハース社製)、アクペック(商品名、住友精化社製)が挙げられる。
本発明の美爪料は、アクリル樹脂(A)、低級アルコール(B)もしくは低級アルコール(B)と水との混合物、アルカリ性化合物(C)、着色剤(D)、顔料分散剤(E)、増粘剤(F)の合計100重量%中に、各成分を(A)/(B)もしくは(B)と水との混合物/(C)/(D)/(E)/(F)=3〜50/40〜90/0.1〜20/0.01〜20/0.0001〜20/0.01〜10(重量%)の割合で含むことが好ましく、5〜20/45〜85/1〜10/0.1〜10/0.001〜10/0.1〜5(重量%)の割合で含むことがより好ましい。
アクリル樹脂(A)の美爪料中の量が、3重量%未満だと皮膜形成機能をほとんど発揮出来なくなり、他方50重量%を越えると美爪料の粘度が高くなりすぎて爪に塗りにくくなる。
低級アルコール(B)もしくは低級アルコール(B)と水との混合物の美爪料中の量が、40重量%未満になると美爪料の粘度が高くなりすぎて爪に塗りにくくなる。他方、90重量%を超えると美爪料の造膜性成分が相対的に少なくなり、隠蔽力、着色力等が低下する傾向にある。また、低級アルコール(B)と水とを併用する場合、両者の割合は乾燥性や成膜性を考慮し、任意に決めることができ、好ましくはアルコール/水=20〜80/80〜20(重量比)である。
アルカリ性化合物(C)の美爪料中の量が、0.1重量%未満だと中和不足のために水除去性が著しく低下し、他方20重量%を越えると美爪料のpHが高くなりすぎて爪や肌に対して刺激が強くなる。
着色剤(D)の美爪料中の量が、0.01重量%未満だとほとんど着色しない状態であるし、他方20重量%を越えると保存安定性が悪化する傾向にある。
顔料分散剤(E)の美爪量料の量が、20重量%を超えると皮膜強度を低下させてしまう場合がある。
増粘剤(F)の美爪料中の量が、10重量%を超えると塗布性や塗布後の固着性が悪くなる傾向にある。
本発明の美爪料は水により除去し得るものである。水には、冷水、温水及び熱湯を含み、特に温度を限定しない。但し、美爪料の塗膜が爪に形成されていることを考慮すると、5〜45℃の水により除去するのが好ましい。この範囲だと、人間が不快に感じず、火傷の心配もない。
以下、実施例によって本願発明の効果をさらに詳細に説明するが、本願発明はこれらに限定されるものではない。
[実施例1]
<共重合体溶液の合成>
攪拌器、温度計、滴下ロート及び還流器を備えた反応容器に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル88.1重量部、アクリル酸33.8重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)1.8重量部とを仕込んだ。
次に、滴下槽に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル88.1重量部、アクリル酸11.3重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)1.2重量部を仕込み、撹拌した。
反応容器の液温を70℃に昇温し、十分に窒素置換した後、液温を70℃に保ちながら滴下槽内のモノマー溶液を3時間かけて滴下し、更に同温度で3時間攪拌を継続し、重合した。
反応終了後、温度を30℃まで冷却し、イオン交換水59.2重量部とエタノール282.8重量部と2−アミノ−2−メチル・プロパノール55.7重量部を添加してpHを8.5とし、不揮発分濃度30.0%の共重合体溶液を得た。
得られた溶液の共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィによるポリスチレン換算の重量平均分子量は100,000、酸価は(117mgKOH/g)、ガラス転移温度(計算値)は50℃であった。
<顔料分散ペーストの調整>
顔料分散ペーストを調整した。具体的には、アクリル系高分子共重合体(高分子分散体、商品名“ジョンクリルJ67”(ジョンソンポリマー(株)社製、重量平均分子量12,500、酸価213、不揮発分98%以上、スチレン−アクリル酸系)2.0重量部、イオン交換水77.5重量部、及び2−アミノ−2−メチルプロパノール(中和剤)0.5重量%を混合攪拌し、水溶液を得た。次に、得られた水溶液に、酸化チタン(顔料)20.0重量部を加え、粗分散を行った後、ガラスビーズ(直径0.5mm)を100部添加し、ビーズミル分散器を用いて1時間湿式粉砕処理及び分散処理を行った。この分散液を5μmのメンブレンフィルタで粗大粒子及び塵を除去して顔料ペーストを得た。
<美爪料>
得られた顔料分散ペースト3重量部、得られた共重合体溶液50重量部、ベントナイト(増粘剤)5%水分散液20重量部、イオン交換水12重量部、及びエタノール15重量部を混合して、美爪料を調製し、後述する方法及び基準に従って基本物性及び実用物性を評価した。
[実施例2]
攪拌器、温度計、滴下ロート及び還流器を備えた反応容器に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル76.2重量部、アクリル酸34.4重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)0.9重量部を仕込んだ。
次に、滴下槽に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル76.2重量部、アクリル酸34.3重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)0.6重量部を仕込み、撹拌した。
反応容器の液温を70℃に昇温し、十分に窒素置換した後、実施例1と同様に重合し、反応終了後、温度を30℃まで冷却し、イオン交換水31.7重量部とエタノール282.8重量部と2−アミノ−2−メチル・プロパノール84.9重量部を添加してpHを8.4とし、不揮発分濃度30.0%の共重合体溶液を得た。
得られた溶液の共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィによるポリスチレン換算の重量平均分子量は180,000、酸価は179(mgKOH/g)、ガラス転移温度(計算値)は50℃であった。
以下、実施例1と同様にして美爪料を調製し、評価した。
[実施例3]
攪拌器、温度計、滴下ロート及び還流器を備えた反応容器に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル95.1重量部、アクリル酸15.4重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)3.6重量部を仕込んだ。
次に、滴下槽に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル95.1重量部、アクリル酸15.4重量部、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)2.4重量部を仕込み、撹拌した。
反応容器の液温を70℃に昇温し、十分に窒素置換した後、実施例1と同様に重合し、反応終了後、温度を30℃まで冷却し、イオン交換水74.1重量部とエタノール282.8重量部と2−アミノ−2−メチル・プロパノール38.1重量部を添加してpHを8.7とし、不揮発分濃度30.0%の共重合体溶液を得た。
得られた溶液の共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィによるポリスチレン換算の重量平均分子量は80,000、酸価は80(mgKOH/g)、ガラス転移温度(計算値)は50℃であった。
以下、実施例1と同様にして美爪料を調製し、評価した。
[実施例4]
アクリル樹脂の中和に用いた「2−アミノ−2−メチル・プロパノール55.7部」の代わりに「25%アンモニア水」を42.3重量部用いた以外は実施例1と同様にして、pHを8.8、不揮発分濃度30.0%の共重合体溶液を得、以下同様にして美爪料を得た。
[比較例1]
攪拌器、温度計、滴下ロート及び還流器を備えた反応容器に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル95.1重量部、アクリル酸15.4重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)0.4重量部とを仕込んだ。
次に、滴下槽に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル95.1重量部、アクリル酸15.4重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)0.3重量部を仕込み、撹拌した。
反応容器の液温を70℃に昇温し、十分に窒素置換した後、実施例1と同様に重合し、反応終了後、温度を30℃まで冷却し、イオン交換水79.4重量部とエタノール282.8重量部と2−アミノ−2−メチル・プロパノール38.1重量部を添加してpHを8.2とし、不揮発分濃度30.0%の共重合体溶液を得た。
得られた溶液の共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィによるポリスチレン換算の重量平均分子量は250,000、酸価は80(mgKOH/g)、ガラス転移温度(計算値)は50℃であった。
以下、実施例1と同様にして美爪料を調製し、評価した。
[比較例2]
攪拌器、温度計、滴下ロート及び還流器を備えた反応容器に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル62.7重量部、アクリル酸47.8重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)1.8重量部を仕込んだ。
次に、滴下槽に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル62.7重量部、アクリル酸47.8重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)1.2重量部を仕込み、撹拌した。
反応容器の液温を70℃に昇温し、十分に窒素置換した後、実施例1と同様に重合し、反応終了後、温度を30℃まで冷却し、イオン交換水32.2重量部とエタノール247.8重量部と2−アミノ−2−メチル・プロパノール118重量部を添加してpHを8.4とし、不揮発分濃度30.0%の共重合体溶液を得た。
得られた溶液の共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィによるポリスチレン換算の重量平均分子量は100,000、酸価は249(mgKOH/g)、ガラス転移温度(計算値)は50℃であった。
以下、実施例1と同様にして美爪料を調製し、評価した。
[比較例3]
攪拌器、温度計、滴下ロート及び還流器を備えた反応容器に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル88.1重量部、アクリル酸33.8重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)9.0重量部を仕込んだ。
次に、滴下槽に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル88.1重量部、アクリル酸11.3重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)6.0重量部を仕込み、撹拌した。
反応容器の液温を70℃に昇温し、十分に窒素置換した後、実施例1と同様に重合し、反応終了後、温度を30℃まで冷却し、イオン交換水47.2重量部とエタノール282.8重量部と2−アミノ−2−メチル・プロパノール55.7重量部を添加してpHを8.5とし、不揮発分濃度30.2%の共重合体溶液を得た。
得られた溶液の共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィによるポリスチレン換算の重量平均分子量は20,000、酸価は117(mgKOH/g)、ガラス転移温度(計算値)は50℃であった。
以下、実施例1と同様にして美爪料を調製し、評価した。
[比較例4]
攪拌器、温度計、滴下ロート及び還流器を備えた反応容器に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル100.8重量部、アクリル酸9.7重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)9.0重量部を仕込んだ。
次に、滴下槽に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル100.8重量部、アクリル酸9.7重量部、及びお2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)6.0重量部を仕込み、撹拌した。
反応容器内の液温を70℃に昇温し、十分に窒素置換した後、実施例1と同様に重合し、反応終了後、温度を30℃まで冷却し、イオン交換水47.2重量部とエタノール282.8重量部と2−アミノ−2−メチル・プロパノール55.7重量部添加してpHを8.5とし、不揮発分濃度30.2%の共重合体溶液を得た。
得られた溶液の共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィによるポリスチレン換算の重量平均分子量は20,000、酸価は50(mgKOH/g)、ガラス転移温度(計算値)は50℃であった。
以下、実施例1と同様にして美爪料を調製し、評価した。
[比較例5]
攪拌器、温度計、滴下ロート及び還流器を備えた反応容器に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル95.1重量部、アクリル酸15.4重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)36重量部を仕込んだ。
次に、滴下槽に、イオン交換水22.5重量部、エタノール127.7重量部、アクリル酸ブチル38.8重量部、メタクリル酸メチル95.1重量部、アクリル酸15.4重量部、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)24重量部を仕込み、撹拌した。
反応容器内の液温を70℃に昇温し、十分に窒素置換した後、実施例1と同様に重合し、反応終了後、温度を30℃まで冷却し、イオン交換水20.1重量部とエタノール282.8重量部と2−アミノ−2−メチル・プロパノール38.1重量部を添加してpHを8.7とし、不揮発分濃度30.0%の共重合体溶液を得た。
得られた溶液の共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィによるポリスチレン換算の重量平均分子量は5,000、酸価は80(mgKOH/g)、ガラス転移温度(計算値)は50℃であった。
以下、実施例1と同様にして美爪料を調製し、評価した。
[比較例6]
攪拌器、温度計、滴下ロート及び還流器を備えた反応容器に、イオン交換水300.8部及びアクアロンKH−10(反応性乳化剤、第一工業製薬社製)5.9重量部を仕込んだ。
次に、滴下槽に、アクリル酸2−エチルヘキシル68.1重量部、スチレン61.5重量部、メタクリル酸メチル138.3重量部、アクリル酸30.8重量部、ラウリルメルカプタン(連鎖移動剤)1.5重量部、イオン交換水294.1重量部、及びアクアロンKH−10(反応性乳化剤、第一工業製薬社製)5.9重量部をあらかじめ混合してプレエマルジョンを作成し、その得られたプレエマルジョンうちの5%を反応容器にさらに加えた。
反応容器内の液温を60℃に昇温し、十分に窒素置換した後、過硫酸カリウム(重合開始剤)の5%水溶液6.0部とメタ重亜硫酸ナトリウム(還元剤)の1%水溶液14.7重量部を添加し重合を開始した。
反応系内を70℃で5分間保持した後、内温を70℃に保ちながらプレエマルジョンの残りと過硫酸カリウムの5%水溶液9.8部とメタ重亜硫酸ナトリウムの1%水溶液24.6重量部を3時間かけて滴下し、更に3時間攪拌を継続した。なお乳化重合中、重合反応液のpHは3.0に保った。反応終了後、温度を30℃まで冷却し、2−アミノ−2−メチル・プロパノールを38.1重量部添加して、pHを8.5とし、不揮発分濃度30.5%の水性分散体を得た。水性分散体中の分散粒子の平均粒子径は70nmであった。
得られた水性分散体を室温で乾燥して樹脂粉末を作成し、これをテトラヒドロフラン(THF)に溶解した。この溶液の共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィによるポリスチレン換算の重量平均分子量は80,000、酸価は80(mgKOH/g)、ガラス転移温度(計算値)は50℃であった。
以下、実施例1と同様にして、顔料分散ペースト3重量部、上記共重合体の水性分散体50重量部、ベントナイト(増粘剤)5%水分散液20重量部、イオン交換水12重量部、及びエタノール15部を混合して、美爪料を調製し、評価した。
尚、上記の美爪料とは別途に、上記共重合体の水性分散体50重量部、イオン交換水12重量部、エタノール15部を混合したが(増粘剤なし)、上記共重合体は溶解しなかった。
〔基本物性評価〕
成膜方法:各実施例及び比較例で調製した美爪料を乾燥膜厚で120μmになるようにガラス板に塗布し、25℃にて1日間乾燥して皮膜を形成した。評価は以下の方法によって行った。
水除去性:ガラス板上に塗布・乾燥させた各美爪料皮膜を約25℃のイオン交換水中に1時間浸漬した後の被膜の残存程度で評価を行った。
○:残膜なし
△:一部残膜あり
×:100%残膜
光沢:ガラス板上に塗布・乾燥させた各美爪料皮膜の光沢を日本電色(株)製変角光沢度計にて、照射角度60゜,受光角度60゜で測定した。
乾燥性:ガラス板上に美爪料を塗工してから、塗工した各美爪料皮膜に指を押しつけた時に指紋跡がつかなくなる時間で判断した。
保存安定性:各実施例及び比較例で調製した美爪料を密閉容器に入れ、50℃の恒温槽で1カ月静置した時に、美爪料に顔料の沈降や溶液の分離の有無で判断した。
○:沈降・分離全くなし
△:わずかに分離、またはわずかに沈降
×:沈降・分離発生
刷毛塗り性:各実施例及び比較例で調製した美爪料を刷毛で爪に塗工する際に塗工筋と、刷毛から糸引きの有無で判断した。
○:塗工筋・糸引き全くなし
△:わずかに塗工筋、またはわずかに糸引き
×:塗工筋が残り、糸引き発生
鉛筆硬度:試料の被塗布面にガラス板を用いた他はJIS K5400の8.4.2に準じて行った。
密着性(碁盤目試験):試料の被塗布面にガラス板を用いた他はJIS K5400の8.5.2の碁盤目テープ法に準じて行った。
具体的には試料の被塗布面にます目の数25間隔2mmの切り傷を作成し、そこにセロハン粘着テープを圧着させた後塗布面に対して90゜方向に瞬間的に引き剥がした時の膜の残存状態で判断した。評価基準は記載にある通り10段階評価で行った。数値が大きいほど密着していることを示す。
耐屈曲性試験:屈曲性:厚さ500ミクロンのナイロン板に各美爪料を成膜させた後、ナイロン板を屈曲し、塗膜が割れるまでの時間を評価した。なお、実用上4以上は必要である。
5:2日以上皮膜割れなし
4:1日で皮膜割れる
3:12時間で皮膜割れる
2:6時間で皮膜割れる
1:1時間で皮膜割れる
Figure 2007022961

Claims (8)

  1. 重量平均分子量が70,000〜200,000であって酸価が70〜200(mgKOH/g)のアクリル樹脂(A)、炭素数4以下の低級アルコール(B)及びアルカリ性化合物(C)を含有するアクリル樹脂溶液と、着色剤(D)とを含有する、水除去性美爪料。
  2. 前記アクリル樹脂(A)が、アクリル酸エステル−メタクリル酸エステル共重合体であることを特徴とする請求項1記載の美爪料。
  3. 前記アルカリ性化合物(C)が、揮発性のものであり、その沸点が0℃以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の美爪料。
  4. 前記着色剤(D)が顔料であり、さらに顔料分散剤(E)を含有することを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の美爪料。
  5. 前記顔料分散剤(E)が、スチレン・アクリル酸共重合体、スチレン・マレイン酸共重合体、スチレン・アクリル酸アルキル共重合体及びスチレン・マレイン酸アルキル共重合体からなる群より選ばれる、重量平均分子量が5,000〜20,000であって酸価が150〜250の少なくとも1種の樹脂であることを特徴とする請求項4記載の美爪料。
  6. さらに増粘剤(F)を含有することを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の美爪料。
  7. 前記増粘剤(F)が、粘土系増粘剤、キサンタンガム系増粘剤及びアクリル系増粘剤からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項6記載の美爪料。
  8. 前記アクリル樹脂溶液がさらに水を含有し、下記(A)〜(F)及び水の合計100重量%中に、アクリル樹脂(A):3〜50重量%、炭素数4以下の低級アルコール(B)と水との混合物:40〜90重量%、アルカリ性化合物(C):0.1〜20重量%、着色剤(D):0.01〜20重量%、顔料分散剤(E):0.0001〜20重量%、及び増粘剤(F):0.01〜10重量%を含有する請求項6又は7の記載の美爪料。
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