JP2007019213A - 基板洗浄ブラシ、ならびにこれを用いた基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板洗浄ブラシ、ならびにこれを用いた基板処理装置および基板処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】交換を要することなく洗浄範囲を変更することができ、洗浄強さの設定も容易な基板洗浄ブラシ、ならびにこれを用いた基板処理装置および基板処理方法を提供する。
【解決手段】基板洗浄ブラシ10aは、基板Wの端面8に押し当てられる端面洗浄面15を含む端面洗浄部16と、この端面洗浄部16に結合され、基板Wの主面17の周縁部9に押し当てられる周縁洗浄面18を含む周縁洗浄部19とを備える。周縁洗浄部19は、端面洗浄面15から第1の距離D1だけ張り出した第1周縁洗浄面21を有する第1部分22と、端面洗浄面15から第1の距離D1とは異なる第2の距離D2だけ張り出した第2周縁洗浄面23を有する第2部分24とを含む。
【選択図】 図3

Description

この発明は、基板洗浄ブラシ、ならびにこれを用いた基板処理装置および基板処理方法
に関する。処理の対象となる基板には、たとえば、半導体ウエハ、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、FED(Field Emission Display)用基板、光ディスク、または磁気ディスクなどが含まれる。
半導体基板(ウエハ)の表面は、その全域がデバイスの形成に用いられるわけではない。すなわち、半導体基板の表面の周縁部の所定幅の領域は、デバイスが形成されない非デバイス形成領域である。この非デバイス形成領域の内側の中央領域がデバイス形成領域となっている。
半導体装置の製造工程において、半導体基板を洗浄するために用いられる基板処理装置は、主として、デバイス形成領域を清浄化するための洗浄処理を半導体基板に対して施す。たとえば、基板の周端面を複数本の挟持ピンによって挟持するメカニカルチャックにより半導体基板を保持して回転させる一方で、基板の主面を洗浄ブラシで洗浄する構成により、デバイス形成領域が洗浄される。
この場合、洗浄ブラシと挟持ピンとの干渉を回避する必要があるから、基板の主面の周縁部(非デバイス形成領域)および当該基板の周端面(以下、「周縁部等」という。)については、洗浄を行うことはできない。また、基板の主面の周縁部等は、基板処理装置内で半導体基板をハンドリングする基板搬送ロボットのハンドや、基板を保持しておくためのキャリヤ(カセット等)の基板保持棚と接触する。そのため、これらの領域には、異物が付着しやすい。
プロセスによっては、基板の周縁部等の汚染が、半導体基板の処理品質に対して無視できない影響を与える場合がある。具体的には、半導体基板を処理液中に浸漬して処理する場合である。より具体的には、いわゆるバッチ処理工程では、複数枚の基板が垂直姿勢で処理液槽内に並置されて浸漬される。この状況では、基板の周縁部等に付着した異物が処理液中に拡散し、デバイス形成領域に再付着するおそれがある。
そのため、最近では、基板の周縁部等の洗浄に対する要求が高まっている。とくに、デバイス形成領域が清浄な状態に保持されている基板については、デバイス形成領域への悪影響を回避するために、その周縁部等のみを選択的に洗浄することが望まれている。
特開2001−176832号公報
基板の周縁部等の洗浄は、たとえば、基板を回転させる一方で、基板の周縁部等に洗浄ブラシを押し当てる構成によって実現できると考えられる。
しかし、非デバイス形成領域の幅(洗浄が必要な範囲)は、一定ではなく、たとえば、ロット毎に異なる値(既知の値)をとる。そのため、デバイス形成領域にほとんど影響を与えることなく、非デバイス形成領域および周端面を選択的にスクラブ洗浄するためには、複数種類の洗浄ブラシを用意しておき、それらを使い分ける必要がある。したがって、洗浄ブラシの交換が必要となるため、生産性が低いという問題が不可避である。
洗浄ブラシの弾性変形特性を利用して、基板の周端面に対する洗浄ブラシの押し付け力をロット毎に変更し、これにより、洗浄範囲を変更することが考えられるかもしれない。しかし、このことは、ロット毎に洗浄強さが異なることを意味する。したがって、基板の周縁部等の洗浄範囲および洗浄強さを独立に設定することができない。
そこで、この発明の目的は、交換を要することなく洗浄範囲を変更することができ、洗浄強さの設定も容易な基板洗浄ブラシ、ならびにこれを用いた基板処理装置および基板処理方法を提供することである。
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、基板(W)の端面(8)に押し当てられる端面洗浄面(15,29〜31,37,38)を有する端面洗浄部(16,22,24,35,36)と、この端面洗浄部に結合され、前記基板の主面(17)の周縁部(9)に押し当てられる周縁洗浄面(18,21,23,39〜42,46〜49)を有し、この周縁洗浄面の前記端面洗浄からの張出長(D1〜D8)を変更可能な周縁洗浄部(19,22,24,32〜34,43〜45)とを含むことを特徴とする基板洗浄ブラシ(10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g,10h,10i,10j)である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、端面洗浄面からの張出長の変更が可能な周縁洗浄面を含む基板洗浄ブラシを用いて、基板の周縁部等を洗浄することができる。周縁洗浄面の張出長に応じて、基板周縁部の洗浄範囲が定まるので、一つの基板洗浄ブラシによって洗浄範囲の大きさを変更することができる。また、端面洗浄面からの周縁洗浄面の張出長を変更することによって洗浄範囲を変更できるので、基板洗浄ブラシの基板への押圧力を自由に設定することができる。これにより、押圧力を洗浄範囲とは独立に設定して、基板の良好な洗浄を行うことができる。
請求項2記載の発明は、前記周縁洗浄部は、前記端面洗浄面から第1の距離(D1)だけ張り出した第1周縁洗浄面(21)を有する第1部分(22)と、前記端面洗浄面から前記第1の距離とは異なる第2の距離(D2)だけ張り出した第2周縁洗浄面(23)を有する第2部分(24)とを含むものであることを特徴とする請求項1記載の基板洗浄ブラシである。
この構成によれば、第1部分の第1周縁洗浄面を基板の周縁部に押し付けることにより、第1の距離に対応した洗浄範囲を設定できる。また、第2部分の第2周縁洗浄面を基板の周縁部に押し付けることにより、第2の距離に対応した洗浄範囲を設定できる。したがって、基板の周縁部の洗浄に際して、第1および第2部分のいずれかを適切に選択することによって、基板周縁部の洗浄範囲を変更することができる。これにより、一つの基板洗浄ブラシを用いながら、複数の洗浄範囲を設定することができる。
請求項3記載の発明は、前記周縁洗浄部は、前記端面洗浄面の縁部位置に応じて当該端面洗浄面からの張出長を連続的に異ならせた周縁洗浄面を有するものであることを特徴とする請求項1または2記載の基板洗浄ブラシである。
この構成によれば、端面洗浄面の縁部位置によって周縁洗浄面の張出長が連続的に異なっている。これにより、基板の端面に押圧される位置を適切に選択することによって、基板の周縁部の洗浄範囲を可変設定することができる。したがって、一つの基板洗浄ブラシを用いながら、複数の洗浄範囲を設定することができる。
請求項4記載の発明は、前記端面洗浄面は、ほぼ円筒面であることを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の基板洗浄ブラシである。
この構成によれば、円筒面からなる端面洗浄面を基板の端面に押圧させ、かつ、端面洗浄面から張り出した周縁洗浄面を基板の周縁部に押圧させて、基板の周縁部等の洗浄を行うことができる。これにより、基板の端面に対して一定の押し付け力で基板洗浄ブラシを押し付け、その一方で、洗浄範囲を容易に変更できる。
請求項5記載の発明は、前記周縁洗浄面は、前記端面洗浄面に対して偏心した円を形成していることを特徴とする請求項4記載の基板洗浄ブラシである。
この構成によれば、周縁洗浄面が端面洗浄面(円筒面)に対して偏心した円であるため、端面洗浄面の縁部位置によって、端面洗浄面からの張出長を、連続的に異ならせることができる。これにより、基板の端面に押圧される端面洗浄面の位置によって、基板の周縁部の洗浄範囲を変更することができる。したがって、一つの基板洗浄ブラシによって、複数の洗浄範囲を設定することができる。
請求項6記載の発明は、前記端面洗浄面は、径を異ならせた複数の円筒面(37,38)によって形成された段付き円筒外周面を形成していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板洗浄ブラシである。
この構成によれば、たとえば、軸方向の複数箇所に同径の円盤状鍔部を備えて、これを周縁洗浄部とする場合、円筒面からの張出長を個々の円盤状鍔部ごとに異ならせることができる。これにより、基板の周端面にいずれの円筒面を押圧させるかによって、基板の周縁部の洗浄範囲を変更することができる。したがって、一つの基板洗浄ブラシによって、複数の洗浄範囲を設定することができる。
請求項7記載の発明は、前記端面洗浄面は、楕円筒面を形成していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板洗浄ブラシである。
この構成の場合に、たとえば、請求項8記載の発明のように、前記周縁洗浄面が、前記端面洗浄面と同軸に配置された円を形成する構成とすることが好ましい。
この構成により、基板の端面に押圧される端面洗浄面の位置を変えることにより、基板の周縁部に押圧される周縁洗浄面の端面洗浄面からの張出長を異ならせることができる。これにより、端面洗浄面の押し付け位置によって、基板の周縁部の洗浄範囲を変更することができる。したがって、一つの基板洗浄ブラシによって、複数の洗浄範囲を設定することができる。
請求項9記載の発明は、前記周縁洗浄部は、基板の両主面(17)の周縁部にそれぞれ同時に押し付けられる第1周縁洗浄部(32〜34,43〜45)および第2周縁洗浄部(32〜34,43〜45)を含むことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の基板洗浄ブラシである。
この構成によれば、第1周縁洗浄部および第2周縁洗浄部を基板の両主面の周縁部にそれぞれ同時に押し付けて、基板の周縁部の洗浄を行うことができる。これにより、基板の両主面の周縁部を同時に洗浄できる。
請求項10記載の発明は、基板を保持する基板保持機構(1)と、請求項1ないし9のいずれかに記載の基板洗浄ブラシと、前記基板保持機構に保持された基板に対して前記基板洗浄ブラシを押し付けるブラシ押し付け機構(12,13)と、前記基板保持機構によって保持された基板と前記基板洗浄ブラシとを基板の端面に沿って相対移動させる相対移動機構(1)とを含むことを特徴とする基板処理装置(100)である。
この構成によれば、一つの基板洗浄ブラシで、基板周縁部の洗浄範囲を複数の異なる大きさに可変設定できる。
相対移動機構は、基板が円形基板の場合は、基板を回転させる基板回転機構であってもよい。この場合、回転させられている基板に基板洗浄ブラシを押し付けることにより、基板と基板洗浄ブラシとを相対移動させて、基板の洗浄が行われる。基板が角形基板の場合は、基板と基板洗浄ブラシとを基板の端辺に沿って直線的に相対移動させる直動機構を用いてもよい。これにより、基板と基板洗浄ブラシとが相対移動させられ、基板の洗浄が行われる。
請求項11記載の発明は、基板に対して、請求項1ないし9のいずれかに記載の基板洗浄ブラシを押し付けるブラシ押し付け工程と、基板と前記基板洗浄ブラシとを、基板の端面に沿って相対移動させる相対移動工程とを含むことを特徴とする基板処理方法である。
この発明によれば、一つの基板洗浄ブラシで、基板周縁部の洗浄範囲を複数の大きさに可変設定できる。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置の主要部の概略構成を示す平面図である。この基板処理装置100は、半導体ウエハのようなほぼ円形の基板Wを1枚ずつ処理する枚葉型の基板処理装置である。この基板処理装置100は、基板Wを保持して回転させる基板保持回転機構1と、基板Wをスクラブ洗浄するための基板洗浄機構2とを備えている。
基板保持回転機構1は、対向配置された一対の保持ハンド3を有している。保持ハンド3には、基板Wを保持するための各々3つの保持ローラ4a、4b、4cが立設されている。保持ローラ4a、4b、4cは、基板Wの端面形状に対応した円周上に配置されており、基板Wは、保持ローラ4a、4b、4cの側面にその端面8が当接した状態で水平に保持される。
3つの保持ローラ4a、4b、4cのうち、中央の1つの保持ローラ4aには、保持ローラ駆動モータ5の駆動力がベルト6aを介して伝達されるようになっている。また、中央の保持ローラ4aに与えられた駆動力が、ベルト6bを介して、保持ローラ4b、4cにそれぞれ伝達されるようになっている。これにより、保持ローラ駆動モータ5によって中央の保持ローラ4aが駆動されると、これに伴って他の2つの保持ローラ4b、4cも回転する。その結果、保持ローラ4a、4b、4cに保持されている基板Wが回転する。
また、一対の保持ハンド3は、それぞれ、保持ハンド3を水平方向に進退させ、保持ハンド3を互いに接近/離反させるための進退駆動機構としてのシリンダ7を備えている。これにより、保持ハンド3は、基板Wを保持ローラ4a、4b、4cの間で保持したり、この保持を解放したりすることができる。
基板洗浄機構2は、基板Wの端面8および周縁部9をスクラブするスポンジ状の基板洗浄ブラシ10aと、この基板洗浄ブラシ10aを下方に向けた状態で先端に保持した揺動アーム11と、この揺動アーム11を基板Wの回転範囲外に設定した鉛直軸線まわりに揺動させて、基板洗浄ブラシ10aを基板Wに水平方向に対して押し付ける揺動駆動機構12と、この揺動アーム11を上下動させて、基板洗浄ブラシ10aを基板Wに上下方向に対して押し付ける昇降駆動機構13と、基板洗浄ブラシ10aを鉛直軸線まわりに回転させる回転駆動機構52とを備えている。
この構成により、基板Wを基板保持回転機構1によって保持させて回転させている状態で、基板洗浄ブラシ10aを基板Wの端面8および周縁部9に押し付けて、基板Wの端面8および周縁部9を洗浄することができる。
図2は、前記基板処理装置の制御に関する構成を示すブロック図である。この基板処理装置100は、制御装置14を備えている。この制御装置14は、基板保持回転機構1の保持ローラ駆動モータ5およびシリンダ7の動作を制御する。また、制御装置14は基板洗浄機構2の揺動駆動機構12、昇降駆動機構13および回転駆動機構52の動作を制御する。
図3は、この発明の一実施形態に係る基板洗浄ブラシを使用状態における水平方向から見た構成の概略を示す正面図であり、図4は、この発明の一実施形態に係る基板洗浄ブラシを使用状態における鉛直方向から見た構成の概略を示す平面図である。
基板洗浄ブラシ10aは、たとえば、PVA(Poly-Vinyl Alcohol)などのスポンジ材で構成されている。基板洗浄ブラシ10aは、基板Wの端面8に押し付けられて、基板Wの端面8を洗浄する端面洗浄面15を含む円柱状の端面洗浄部16と、この端面洗浄部16に一体的に結合され、基板Wの一方の主面17の周縁部9に押し付けられる周縁洗浄面18を含む円盤状の鍔部をなす周縁洗浄部19とを備えている。この周縁洗浄面18は、端面洗浄面15から所定の距離で張り出されている。また、周縁洗浄面18によって基板Wの周縁部9が洗浄される。
端面洗浄部16は、円柱状に形成されており、一端に支軸20が取り付けられている。この支軸20を介して基板洗浄ブラシ10aが下方に向けられた状態で揺動アーム11に保持されている。また、支軸20を介して回転駆動機構52の駆動力が基板洗浄ブラシ10aに伝えられ、基板洗浄ブラシ10aが支軸20を回転軸として鉛直軸線まわりに回転させられる。ただし、基板洗浄ブラシ10aは、基板Wの周縁部9等を洗浄するときは、回転停止状態で基板Wに押し付けられる。
周縁洗浄部19は、それぞれ円盤状鍔部をなす第1部分22および第2部分24を備えており、これらは、端面洗浄部16の軸方向X1に間隔をあけて設けられている。第1部分22は、端面洗浄面15から第1の距離D1だけ張り出した第1周縁洗浄面21を有する。第2部分24は、端面洗浄面15から第1の距離D1とは異なる第2の距離D2だけ張り出した第2周縁洗浄面23を有する。
第1部分22は、端面洗浄面15を軸方向X1に隔てるように端面洗浄部16と略同軸に結合されている。第2部分24は、端面洗浄部16の支軸20が取り付けられている側と反対の端面に端面洗浄部16と略同軸に結合されている。
基板Wの洗浄を行う場合は、制御装置14が、図1に示す基板保持回転機構1によって基板Wを保持して回転させる。制御装置14は、基板洗浄ブラシ10aを揺動駆動機構12および昇降駆動機構13によって、回転させられている基板Wに押し付けさせる。これによって基板Wの周縁部9等の洗浄が行われる。このとき、制御装置14は回転駆動機構52を制御し、基板洗浄ブラシ10aを所定の回転角度位置に停止させた状態とする。
具体的には、図2および図3に示すように、基板Wは、デバイス(半導体デバイス)25が形成された側の主面(デバイス形成面)17が下方に向けられた状態で基板保持回転機構1によって保持されて回転される。この状態の基板Wの端面8に、基板洗浄ブラシ10aの端面洗浄面15が所定の押し付け力で押し付けられる。また、基板Wの下面(デバイス形成面)の周縁部9に第1周縁洗浄面21または第2周縁洗浄面23が所定の押し付け力で押し付けられる。これにより、基板Wに対して基板洗浄ブラシ10aを押し付けるブラシ押し付け工程と、その状態で基板洗浄ブラシ10aを基板Wの端面8に沿って移動させる相対移動工程とが行われ、基板Wの端面8および周縁部9が洗浄されることになる。
ここで、第1周縁洗浄面21または第2周縁洗浄面23によって洗浄される基板Wの周縁部9は、デバイス25が形成されていない、非デバイス形成領域26であり、その内側の中央領域はデバイス形成領域である。非デバイス形成領域26の幅27(洗浄が必要な範囲)は、一定ではなく、たとえば、ロット毎に異なる値(既知の値)をとる。
基板洗浄ブラシ10aは、端面洗浄面15からそれぞれ第1の距離D1だけ張り出した第1周縁洗浄面21および第1の距離D1とは異なる第2の距離D2だけ張り出した第2周縁洗浄面23を有している。したがって、第1周縁洗浄面21および第2周縁洗浄面23のいずれかを選択して用いることによって、第1および第2の距離D1,D2に応じた2種類の大きさの洗浄範囲を設定することができ、これにより、基板周縁部9における洗浄範囲の大きさを可変設定できる。
したがって、第1周縁洗浄面21または第2周縁洗浄面23を選択的に用いることにより、非デバイス形成領域26の幅27が異なる複数種類の基板Wの洗浄を、一つの基板洗浄ブラシ10aで行うことができる。
以上のように、この実施形態によれば、端面洗浄面15からの張出長の異なる第1周縁洗浄面21または第2周縁洗浄面23を選択的に用いることにより複数の大きさの洗浄範囲を設定することが可能である。これにより、非デバイス形成領域26の幅27の異なる基板Wの周縁部9等の洗浄を、一つの基板洗浄ブラシ10aで行うことができる。したがって、ロット毎に基板洗浄ブラシ10aを交換したりする必要がなく、生産性を向上することができる。
また、周縁洗浄面18の張出長を変更することによって洗浄範囲を変更する構成であるので、基板Wへの基板洗浄ブラシ10aの押圧力(端面洗浄面15および周縁洗浄面21,23の基板Wに対する押圧力)を自由に設定することができる。これにより、洗浄強さを洗浄範囲とは独立に設定して、基板Wの良好な洗浄を行うことができる。
さらに、基板洗浄ブラシ10aを回転させて、長寿命化を図ることもできる。すなわち、回転対称な形状を有している基板洗浄ブラシ10aを、回転駆動機構52によって支軸20を回転軸として所定角度だけ回転させる。これにより、基板洗浄ブラシ10aの同一箇所ばかりが基板Wの周縁部9等に摺接して摩耗する状態を回避することができ、基板洗浄ブラシ10aの寿命を長くすることができる。基板洗浄ブラシ10aの回転は、たとえば、ロットの切り替え時、または、この基板処理装置100において所定の基板Wの洗浄が終了した後であって次に洗浄されるべき基板Wの洗浄が開始されるまでの期間に行われる。また、基板洗浄ブラシ10aの回転は、基板Wに当接していない状態で行われることが好ましい。
図5は、この発明の他の実施形態に係る基板洗浄ブラシを使用状態における水平方向から見た構成の概略を示す正面図である。この図5において、前述の図3等に示された各部と同等の構成部分については、図3等と同一の参照符号を付して示す。また、前述の図1および図2を再び参照する。
この図5の構成における図3の構成との主要な相違点は、端面洗浄部16が第2部分24の下方にまで延びた円柱形状に形成されており、第2部分24の下方にも円筒面からなる端面洗浄面30が確保されていることである。第2部分24の下方の端面洗浄面30の軸方向X1の長さは、基板Wの厚み28以上とされている。
この実施形態では、デバイス形成面(デバイス25が形成された主面)を上方に向けた水平姿勢で基板Wが基板保持回転機構1によって保持され、その状態で基板Wの端面8および周縁部9が基板洗浄ブラシ10bによるスクラブ洗浄処理を受ける。
洗浄処理時には、基板Wの基板洗浄ブラシ10bに対する相対位置が、基板洗浄ブラシ10bの第1部分22と第2部分24との間、または第2部分24の下方に制御される。実際には、このような相対位置関係となるように、基板洗浄ブラシ10bの位置が制御される。
より具体的には、第1部分22の下面が第1周縁洗浄面21として用いられ、第2部分24の下面が第2周縁洗浄面23として用いられる。さらに、端面洗浄面15において、第1および第2部分22,24の間の領域が第1周縁洗浄面21とともに用いられる第1端面洗浄面29であり、第2部分24よりも下方側の領域が第2周縁洗浄面23とともに用いられる第2端面洗浄面30である。
基板Wの非デバイス形成領域の幅が比較的小さい場合には、第1部分22が用いられる。この場合、基板Wの上面の周縁部9が第1周縁洗浄面21に押し付けられ、さらに、基板Wの端面8は第1端面洗浄面29に押し付けられる。
一方、基板Wの非デバイス形成領域の幅が比較的大きい場合には、第2部分24が用いられる。この場合、基板Wの上面の周縁部9が第2周縁洗浄面23に押し付けられ、さらに、基板Wの端面8は第2端面洗浄面30に押し付けられる。
このようにして、この実施形態の構成によっても、第1および第2周縁洗浄面21,23を選択的に用いることによって、非デバイス形成領域の幅の異なる複数種類の基板Wの周縁部9を良好に洗浄することができる。
なお、図5の構成では、端面洗浄面15は、第1部分22の上方にも第3端面洗浄面31を備えている。したがって、この図5の構成は、デバイス形成面を下方に向けた水平姿勢で基板Wを保持する場合にも適用することができる。むろん、デバイス形成面を下方に向けた状態で基板Wの処理を行う必要がなければ、第3端面洗浄面31は不要である。
図6は、この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図である。この図6において、前述の図3等に示された各部と同等の部分には、図3等と同一の参照符号を付して示す。また、前述の図1および図2を再び参照する。
この実施形態の基板洗浄ブラシ10cは、基板Wの両主面17の周縁部9を同時に洗浄することができる構成となっている。具体的には、基板洗浄ブラシ10cは、端面洗浄部16と、この端面洗浄部16に対して軸方向X1に間隔を開けて一体的に結合された第1周縁洗浄部32、第2周縁洗浄部33および第3周縁洗浄部34とを備えている。
端面洗浄部16は、上方に小径部35を有し、下方に大径部36を有する段付き円柱形状に形成されており、小径部35および大径部36の側面はそれぞれ円筒面をなしていて、これらの円筒面は、基板Wの端面8を洗浄するための第4端面洗浄面37および第5端面洗浄面38となっている。また、第1〜第3周縁洗浄部32,33,34は、端面洗浄部16と同軸に配置された互いに同径の円盤状鍔部からなり、端面洗浄部16の軸方向X1と直交する方向に張り出した周縁洗浄面18をそれぞれ有している。そして、第1および第2周縁洗浄部32,33の間に小径部35が位置し、第2周縁洗浄部33および第3周縁洗浄部34の間に大径部36が位置している。
第1周縁洗浄部32の下面および第2周縁洗浄部33の上面は、端面洗浄部16の小径部35に対応する距離だけ離隔して対向する第3周縁洗浄面39および第4周縁洗浄面40を形成している。端面洗浄部16の小径部35の軸方向X1の長さは、基板Wの厚み28よりも若干短く設定されている。
第2周縁洗浄部33の下面および第3周縁洗浄部34の上面は、端面洗浄部16の大径部36に対応する距離だけ離隔して対向する第5周縁洗浄面41および第6周縁洗浄面42を形成している。端面洗浄部16の大径部36の軸方向X1の長さは、基板Wの厚み28よりも若干短く設定されている。
小径部35の両側に形成された第3周縁洗浄面39および第4周縁洗浄面40は、第4端面洗浄面37から距離D3だけ張り出しており、大径部36の両側に形成された第5周縁洗浄面41および第6周縁洗浄面42は、第5端面洗浄面38から距離D4(D3>D4)だけ張り出している。距離D3およびD4の差は、小径部35と大径部36との半径の差に等しい。
基板Wの端面8および周縁部9のスクラブ洗浄を行うときには、第4端面洗浄面37または第5端面洗浄面38が基板Wの周縁部分に押し付けられる。これにより、基板Wの端面8および両主面17の周縁部9を同時にスクラブすることができる。むろん、端面洗浄部16の小径部35および大径部36のいずれを端面洗浄に用いるかは、処理対象の基板Wの非デバイス形成領域の幅に応じて定めればよい。
図7は、この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図である。この図7において、前述の図3等に示された各部と同等の部分には、図3等と同一の参照符号を付して示す。また、前述の図1および図2を再び参照する。
この図7の構成における図6の構成との主要な相違点は、周面洗浄部19が、それぞれ外径の異なる3つの円盤状鍔部を備えていることである。
この実施形態の基板洗浄ブラシ10dは、基板Wの両主面17の周縁部9を同時に洗浄し、且つ基板Wの各主面17によって異なる大きさの洗浄範囲を設定することができる構成となっている。具体的には、基板洗浄ブラシ10dは、端面洗浄部16と、この端面洗浄部16に対して軸方向X1に間隔を開けて一体的に結合された第4周縁洗浄部43、第5周縁洗浄部44および第6周縁洗浄部45とを備えている。
第4〜第6周縁洗浄部43,44,45は、端面洗浄部16と同軸に配置された互いに異なる外径の円盤状鍔部からなり、端面洗浄部16の軸方向X1と直交する方向に張り出した周縁洗浄面18をそれぞれ有している。そして、第4および第5周縁洗浄部43,44の間に小径部35が位置し、第5周縁洗浄部44および第6周縁洗浄部45の間に大径部36が位置している。
第4周縁洗浄部43の下面および第5周縁洗浄部44の上面は、端面洗浄部16の小径部35に対応する距離だけ離隔して対向する第7周縁洗浄面46および第8周縁洗浄面47を形成している。第5周縁洗浄部44の下面および第6周縁洗浄部45の上面は、大径部36に対応する距離だけ離隔して対向する第9周縁洗浄面48および第10周縁洗浄面49を形成している。
第4周縁洗浄部43の下面に形成された第7周縁洗浄面46は第4端面洗浄面37から距離D5だけ張り出しており、第5周縁洗浄部44の上面に形成された第8周縁洗浄面47は第4端面洗浄面37から距離D6(D6>D5)だけ張り出している。また、第5周縁洗浄部44の下面に形成された第9周縁洗浄面48は第5端面洗浄面38から距離D7(D6>D7)だけ張り出しており、第6周縁洗浄部45の上面に形成された第10周縁洗浄面49は第5端面洗浄面38から距離D8(D8>D7)だけ張り出している。
基板Wの端面8および周縁部9のスクラブ洗浄を行うときには、端面洗浄部16の小径部35または大径部36が基板Wの端面8に押し付けられる。小径部35が基板Wの端面8に押し付けられる場合は、それと同時に、基板Wの上面の周縁部9に第7周縁洗浄面46が押し付けられ、基板Wの下面の周縁部9に第8周縁洗浄面47が押し付けられる。
一方、大径部36が基板Wの端面8に押し付けられる場合は、それと同時に、基板Wの上面の周縁部9に第9周縁洗浄面48が押し付けられ、基板Wの下面の周縁部9に第10周縁洗浄面49が押し付けられる。
これにより、基板洗浄ブラシ10dは、基板Wの両主面17の周縁部9を同時に洗浄し、且つ基板Wの各主面17によって異なる大きさの洗浄範囲を設定することができる。
図8は、この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図および平面図である。この図8において、前述の図3等に示された各部と同等の部分には、図3等と同一の参照符号を付して示す。また、前述の図1および図2を再び参照する。
この実施形態の基板洗浄ブラシ10eは、支軸20、円柱状の端面洗浄部16および円盤状の鍔部をなす周縁洗浄部19を備えている。支軸20と端面洗浄部16とは互いに同軸に結合されており、周縁洗浄部19は支軸20および端面洗浄部16に対して偏心して、端面洗浄部16の一端に結合されている。これにより、端面洗浄面15の縁部位置によって、端面洗浄面15からの張出長を、連続的に異ならせることができる。したがって、制御装置14により回転駆動機構52を制御し、基板洗浄ブラシ10eの回転角度位置を変更することにより基板Wの周縁部9の洗浄範囲を可変設定できる。また、基板洗浄ブラシ10eの回転軸である支軸20と端面洗浄部16が同軸であるため、基板洗浄ブラシ10eの回転角度位置によらずに、基板Wの端面8への押圧力をほぼ一定に保持できる。
図9は、この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図および平面図である。この図9において、前述の図3等に示された各部と同等の部分には、図3等と同一の参照符号を付して示す。また、前述の図1および図2を再び参照する。
この実施形態の基板洗浄ブラシ10fは、支軸20、円柱状の端面洗浄部16および円盤状の鍔部をなす周縁洗浄部19を備えている。支軸20と周縁洗浄部19とは互いに同軸に結合されており、端面洗浄部16は支軸20および周縁洗浄部19に対して偏心して、周縁洗浄部19の一端に結合されている。これにより、端面洗浄面15の縁部位置によって、端面洗浄面15からの張出長を、連続的に異ならせることができる。したがって、回転軸である支軸20を回転駆動機構52によって回転させて、基板Wの端面8に押圧される端面洗浄面15の位置を変更することにより、複数の洗浄範囲を設定することができる。
図10は、この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図および平面図である。この図10において、前述の図3等に示された各部と同等の部分には、図3等と同一の参照符号を付して示す。また、前述の図1および図2を再び参照する。
この実施形態の基板洗浄ブラシ10gは、支軸20、楕円筒面の端面洗浄面15を含む端面洗浄部16および円盤状の鍔部をなす周縁洗浄部19を備えている。支軸20、端面洗浄部16および周縁洗浄部19は互いに同軸に結合されている。これにより、端面洗浄面15の縁部位置によって、端面洗浄面15からの張出長を、連続的に異ならせることができる。したがって、回転軸である支軸20を回転駆動機構52によって回転させて、基板Wの端面8に押圧される端面洗浄面15の位置を変更することにより、複数の洗浄範囲を設定することができる。
図11は、この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図および平面図である。この図11において、前述の図3等に示された各部と同等の部分には、図3等と同一の参照符号を付して示す。また、前述の図1および図2を再び参照する。
この実施形態の基板洗浄ブラシ10hは、支軸20、円柱状の端面洗浄部16および外径の異なる複数(この実施形態では3つ)の扇状の周縁洗浄面50a,50b,50cを含む周縁洗浄部19を備えている。支軸20、端面洗浄部16および周縁洗浄部19は同軸に結合されている。扇状の周縁洗浄面50a,50b,50cはそれぞれ同一中心を有し、周方向にずらして配置されている。これにより、扇状の周縁洗浄面50a,50b,50cは、端面洗浄面15からの張出長が異なっている。したがって、基板洗浄ブラシ10hを回転駆動機構52で回転させ、扇状の周縁洗浄面50a,50b,50cのいずれかを選択して基板Wの周縁部9の洗浄に用いることによって、基板Wの周縁部9の洗浄範囲を変更することができる。
図12は、この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図および平面図である。この図12において、前述の図3等に示された各部と同等の部分には、図3等と同一の参照符号を付して示す。また、前述の図1および図2を再び参照する。
この実施形態の基板洗浄ブラシ10iは、支軸20、円柱状の端面洗浄部16および四角状に形成された周縁洗浄面18を含む周縁洗浄部19を備えている。支軸20、端面洗浄部16および周縁洗浄部19は同軸に結合されている。これにより、端面洗浄面15の縁部位置によって、端面洗浄面15からの張出長を、連続的に異ならせることができる。したがって、基板Wの端面8に押圧される端面洗浄面15の位置を変更することにより、複数の洗浄範囲を設定することができる。
図13は、この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図および平面図である。この図13において、前述の図3等に示された各部と同等の部分には、図3等と同一の参照符号を付して示す。また、前述の図1および図2を再び参照する。
この実施形態の基板洗浄ブラシ10jは、支軸20と、この支軸20に同軸に結合された円柱状の端面洗浄部16と、この端面洗浄部16に結合されたほぼ矩形の周縁洗浄部19とを備えている。端面洗浄部16は、円筒面からなる端面洗浄面15を有する。
周縁洗浄部19は、平面視において、支軸20方向に凹んだ4個の円弧51a,51b,51c,51dによって外形が規定されている。これらの円弧51a,51b,51c,51dと端面洗浄面15との間の距離D9,D10,D11,D12は、互いに異なっていて、D9>D10>D11>D12なる関係となっている。
周縁洗浄部19の端面洗浄部15側の表面は、基板Wの周縁部9に押し付けられるべき周縁洗浄面18である。この周縁洗浄面18は、前記4個の円弧51a,51b,51c,51dに対応した4個の周縁洗浄領域181,182,183,184を有している。周縁洗浄領域181は、円弧51aと、端面洗浄面15に接する別の円弧53aとによって区画される帯状領域である。円弧53aは、端面洗浄面15に向かって内方に凹んだ円弧であり、円弧51aと曲率中心を共有しているとともに、その曲率半径は基板Wの半径に等しい。同様に、周縁洗浄領域182,183,184は、それぞれ、円弧51b,51c,51dと、端面洗浄面15に接する別の円弧53b,53c,53dとによって区画される帯状領域である。そして、円弧53b,53c,53dは、端面洗浄面15に向かって内方に凹んだ円弧であり、それぞれ円弧51b,51c,51dと曲率中心を共有しているとともに、それらの曲率半径はいずれも基板Wの半径に等しい。
この基板洗浄ブラシ10jを用いるときは、制御装置14が回転駆動機構52を制御することによって、円弧51a〜51dのいずれかが基板Wの回転中心に対向するように基板洗浄ブラシ10jの回転角度位置を制御する。これにより、帯状の周縁洗浄領域181,182,183,184のいずれかが基板Wの周縁部9に押し付けられることになる。これらの周縁洗浄領域181,182,183,184の端面洗浄面15からの張出長は、それぞれ距離D9〜D12に等しく、したがって、周縁部9に対する洗浄範囲を4種類に切り換えて設定することができる。
周縁洗浄領域181,182,183,184を適切に選択することにより、円弧51a〜51dは、基板Wの主面に形成されたデバイス形成領域の周縁に沿う。これにより、基板Wの周縁部9を効率的に洗浄することができる。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、さらに他の形態で実施することもできる。たとえば、基板洗浄ブラシは、端面洗浄部と周縁洗浄部とが一体に成形されたものでなくてもよく、それぞれ別体の端面洗浄部および周縁洗浄部を一体に結合させてもよい。
また、上述の実施の形態では、円形の基板を処理する構成について説明したが、角形の基板についても、この発明を適用して上述と同様の効果が得られる。この場合、基板と基板洗浄ブラシとを直線的に相対移動させる直動機構を用いてもよい。具体的には、基板保持機構によって保持された基板に基板洗浄ブラシを押し付け、基板洗浄ブラシを固定しておく一方で、直動機構によって基板保持機構を移動させて、基板と基板洗浄ブラシとを直線的に相対移動させてもよい。また、基板を固定しておく一方で、直動機構によって基板洗浄ブラシを移動させて、基板と基板洗浄ブラシとを直線的に相対移動させてもよい。さらに、基板および基板洗浄ブラシの両方を直動機構によって互いに移動させて、基板と基板洗浄ブラシとを直線的に相対移動させてもよい。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
この発明の一実施形態に係る基板処理装置の主要部の概略構成を示す平面図である。 前記基板処理装置の制御に関する構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態に係る基板洗浄ブラシを使用状態における水平方向から見た構成の概略を示す正面図である。 この発明の一実施形態に係る基板洗浄ブラシを使用状態における鉛直方向から見た構成の概略を示す平面図である。 この発明の他の実施形態に係る基板洗浄ブラシを使用状態における水平方向から見た構成の概略を示す正面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図および平面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図および平面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図および平面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図および平面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図および平面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る基板洗浄ブラシの構成を説明するための正面図および平面図である。
符号の説明
1 基板保持回転機構(基板保持機構、相対移動機構)
8 端面
9 周縁部
10a,10b,10c,10e,10f,10g,10h,10i,10j 基板洗浄ブラシ
11 揺動駆動機構(ブラシ押し付け機構)
12 昇降駆動機構(ブラシ押し付け機構)
15 端面洗浄面
16 端面洗浄部
17 主面
18 周縁洗浄面
19 周縁洗浄部
21 第1周縁洗浄面
22 第1部分
23 第2周縁洗浄面
24 第2部分
32 第1周縁洗浄部
33 第2周縁洗浄部
100 基板処理装置
D1 第1の距離(張出長)
D2 第2の距離(張出長)
W 基板

Claims (11)

  1. 基板の端面に押し当てられる端面洗浄面を有する端面洗浄部と、
    この端面洗浄部に結合され、前記基板の主面の周縁部に押し当てられる周縁洗浄面を有し、この周縁洗浄面の前記端面洗浄面からの張出長を変更可能な周縁洗浄部とを含むことを特徴とする基板洗浄ブラシ。
  2. 前記周縁洗浄部は、前記端面洗浄面から第1の距離だけ張り出した第1周縁洗浄面を有する第1部分と、前記端面洗浄面から前記第1の距離とは異なる第2の距離だけ張り出した第2周縁洗浄面を有する第2部分とを含むものであることを特徴とする請求項1記載の基板洗浄ブラシ。
  3. 前記周縁洗浄部は、前記端面洗浄面の縁部位置に応じて当該端面洗浄面からの張出長を連続的に異ならせた周縁洗浄面を有するものであることを特徴とする請求項1または2記載の基板洗浄ブラシ。
  4. 前記端面洗浄面は、円筒面であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板洗浄ブラシ。
  5. 前記周縁洗浄面は、前記端面洗浄面に対して偏心した円を形成していることを特徴とする請求項4記載の基板洗浄ブラシ。
  6. 前記端面洗浄面は、径を異ならせた複数の円筒面によって形成された段付き円筒外周面を形成していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板洗浄ブラシ。
  7. 前記端面洗浄面は、楕円筒面を形成していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板洗浄ブラシ。
  8. 前記周縁洗浄面は、前記端面洗浄面の中心と同軸に配置された円を形成していることを特徴とする請求項7記載の基板洗浄ブラシ。
  9. 前記周縁洗浄部は、基板の両主面の周縁部にそれぞれ同時に押し付けられる第1周縁洗浄部および第2周縁洗浄部を含むことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の基板洗浄ブラシ。
  10. 基板を保持する基板保持機構と、
    請求項1ないし9のいずれかに記載の基板洗浄ブラシと、
    前記基板保持機構に保持された基板に対して前記基板洗浄ブラシを押し付けるブラシ押し付け機構と、
    前記基板保持機構によって保持された基板と前記基板洗浄ブラシとを基板の端面に沿って相対移動させる相対移動機構とを含むことを特徴とする基板処理装置。
  11. 基板に対して、請求項1ないし9のいずれかに記載の基板洗浄ブラシを押し付けるブラシ押し付け工程と、
    基板と前記基板洗浄ブラシとを、基板の端面に沿って相対移動させる相対移動工程とを含むことを特徴とする基板処理方法。
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