JP2015126033A - 洗浄装置および加工装置 - Google Patents

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Tomohiro Shirahama
智宏 白濱
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Abstract

【課題】ウェーハの下面の周縁部を洗浄することができる洗浄装置および加工装置を提供すること。【解決手段】洗浄装置1は、ウェーハの周縁部を少なくとも3箇所で支持し、水平に保持しながら回転させる回転保持手段10と、回転保持手段10で保持されたウェーハの下面を洗浄する洗浄手段20と、を備える。洗浄手段20は、水平方向に回転軸を備えたローラ211でウェーハの中心を含む領域に接触して下面を洗浄する洗浄部21と、ウェーハの下面の周縁部に接触する弾性部材を備えた周縁洗浄部22と、から構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄装置および加工装置に関し、特に研削加工後または研磨加工後のウェーハの裏面の洗浄装置および加工装置に関する。
半導体ウェーハ等のウェーハを薄化する薄化加工を実施する装置として、ウェーハの裏面(パターン面とは反対側の面)を研削砥石で研削し、その後ウェーハの裏面をCMP(Chemical Mechanical Polishing)等により研磨する、研削装置と呼ばれる加工装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような加工装置では、ウェーハの外径よりやや小さい保持面により、ウェーハの鉛直方向の下面を吸引保持する。そのため、薄化加工後のウェーハは、保持面からはみだしたウェーハの下面の周縁部に研削屑やスラリーが付着する。このような加工装置による薄化加工の次工程では、ウェーハの下面の洗浄が実施される。
薄化加工の次工程でウェーハの下面を洗浄するものとして、ウェーハの上面に異物が付着することを防ぐためにウェーハの上面を押圧せず、ウェーハの自重によって洗浄ブラシにウェーハの下面を接触させる洗浄装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2010−98093号公報 特願2012−110068号
ウェーハの自重によって洗浄ブラシにウェーハの下面を接触させる洗浄装置では、洗浄ブラシに対してウェーハの下面を押し付けないため、ウェーハの下面の周縁部に対して十分に洗浄することができない虞がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ウェーハの下面の周縁部を洗浄することができる洗浄装置および加工装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ウェーハの周縁部を少なくとも3箇所で支持し、水平に保持しながら回転させる回転保持手段と、回転保持手段で保持されたウェーハの下面を洗浄する洗浄手段と、を備えた洗浄装置であって、洗浄手段は、水平方向に回転軸を備えたローラでウェーハの中心を含む領域に接触して下面を洗浄する洗浄部と、ウェーハの下面の周縁部に接触する弾性部材を備えた周縁洗浄部と、から構成されることを特徴とする。
また、上記洗浄装置において、周縁洗浄部の弾性部材は、鉛直方向の回転軸で回転しつつウェーハの下面の周縁部を洗浄することが好ましい。
また、上記洗浄装置において、回転保持手段は、ウェーハの側面が突き当たる軸部と、ウェーハの下面の周縁部を支持する支持部とを有し、鉛直方向の回転軸で回転する支持ローラを備え、周縁洗浄部は、支持ローラであることが好ましい。
また、上記洗浄装置において、ウェーハは、下面に保護部材が配設されている保護部材付ウェーハであることが好ましい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ウェーハの下面を吸引して保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持されたウェーハを加工する加工手段と、を備えた加工装置であって、加工手段は、ウェーハを研削または研磨し、上記の洗浄装置を有することを特徴とする。
本発明によれば、ウェーハの周縁部を少なくとも3箇所で支持し、水平に保持しながら回転させる回転保持手段を備え、洗浄手段がウェーハの下面を洗浄する洗浄部と、ウェーハの下面の周縁部に接触する弾性部材を備えた周縁洗浄部と、から構成されるので、回転保持手段により回転するウェーハの下面の周縁部に弾性部材を接触させることができる。つまり、本発明によれば、回転保持手段によりウェーハを回転させつつ、ウェーハの下面の周縁部に弾性部材を接触させることができるので、ウェーハの下面の周縁部を洗浄することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る洗浄装置(小径保持位置)の平面図である。 図2は、図1に示す洗浄装置の一部を切欠いた正面図である。 図3は、実施形態1に係る洗浄装置(大径保持位置)の平面図である。 図4は、図3に示す洗浄装置の一部を切欠いた正面図である。 図5は、保護部材付ウェーハ(小径)を説明するための説明図である。 図6は、保護部材付ウェーハ(大径)を説明するための説明図である。 図7は、保護部材付ウェーハの周縁部を示す図である。 図8は、実施形態2に係る洗浄装置の平面図である。 図9は、図8に示す洗浄装置の一部を切欠いた正面図である。 図10は、図8に示す洗浄装置の洗浄部を示す断面図である。 図11は、実施形態3に係る加工装置の構成例を示す斜視図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換または変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
図1は、実施形態1に係る洗浄装置(小径保持位置)の平面図である。図2は、図1に示す洗浄装置の一部を切欠いた正面図である。図3は、実施形態1に係る洗浄装置(大径保持位置)の平面図である。図4は、図3に示す洗浄装置の一部を切欠いた正面図である。図5は、保護部材付ウェーハ(小径)を説明するための説明図である。図6は、保護部材付ウェーハ(大径)を説明するための説明図である。図7は、保護部材付ウェーハの周縁部を示す図である。
図1から図4に示す洗浄装置1は、図5および図6に示すウェーハW1、W2の下面を洗浄する装置である。本実施形態では、洗浄装置1は、ウェーハW1、W2の下面に保護部材T1、T2が配設された保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面を洗浄する。洗浄装置1は、図1から図4に示すように、回転保持手段10と、洗浄手段20と、を含んで構成されている。
ここで、保護部材付ウェーハTW1、TW2は、図5および図6に示すように、円板状に形成されている。保護部材付ウェーハTW1は、図5に示すように、ウェーハW1と、ウェーハW1の下面(パターンの形成された表面Waとは反対側になる裏面Wb)に貼着された保護部材T1と、を含んで構成されている。保護部材付ウェーハTW1は、直径D1の円板状に形成されており、ウェーハW1と保護部材T1とが同じ直径D1で形成されている。保護部材付ウェーハTW1は、図6に示す保護部材付ウェーハTW2の直径D2よりも小径であり、例えばφ8インチである。保護部材付ウェーハTW2は、図6に示すように、ウェーハW2と、ウェーハW2の下面(保護部材付ウェーハTW1と同様に、パターンの形成された表面Waとは反対側になる裏面Wb)に貼着された保護部材T2と、を含んで構成されている。保護部材付ウェーハTW2は、直径D2の円板状に形成されており、ウェーハW2と保護部材T2とが同じ直径D2で形成されている。保護部材付ウェーハTW2は、図5に示す保護部材付ウェーハTW1の直径D1よりも大径であり、例えばφ12インチである。ウェーハW1、W2は、例えばシリコン、サファイア、ガリウム等を母材とする半導体ウェーハである。保護部材T1、T2は、ウェーハW1、W2のパターンが形成された表面Waを保護するものである。本実施形態では、保護部材T1、T2は、いわゆるBG(Back Grinding)用表面保護テープである。
回転保持手段10は、図1から図4に示すように、保護部材付ウェーハTW1、TW2の周縁部TWc(図7参照)を水平に保持しながら回転させるものである。回転保持手段10は、鉛直方向視で、保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdに沿って、保護部材付ウェーハTW1、TW2の周方向に等間隔で4つ配設されている。回転保持手段10は、支持ローラ11と、回転基台12と、回転駆動源13と、位置変更機構14と、固定基台15と、回転センサ16と、小径規制ピン17と、大径規制ピン18と、を含んで構成されている。
支持ローラ11は、4つの支持ローラ111〜114を含んで構成されている。各支持ローラ111〜114は、保護部材付ウェーハTW1、TW2の周縁部TWcに接触することで、保護部材付ウェーハTW1、TW2を支持する。各支持ローラ111〜114は、鉛直方向の各回転軸111c〜114c周りに回転自在である。各支持ローラ111〜114は、保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdに沿って、保護部材付ウェーハTW1、TW2の周方向に等間隔で配置されている。各支持ローラ111〜114は、支持ローラ111、114と支持ローラ112、113とが洗浄手段20の後述する洗浄ローラ211を挟んで対向して配置されている。各支持ローラ111〜114は、ウレタンゴムなどの弾性部材で構成されている。各支持ローラ111〜114は、円筒状に形成されている。各支持ローラ111〜114は、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcと対向する支持部111b〜114bから、保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdに接触する軸部111a〜114aが鉛直方向の上方に突出して形成されている。つまり、各支持ローラ111〜114は、支持部111b〜114bが保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcに接触することで保護部材付ウェーハTW1、TW2を支持し、軸部111a〜114aが保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdに接触する(突き当たる)ことで保護部材付ウェーハTW1、TW2を保持する。各軸部111a〜114aは、各回転軸111c〜114cと同軸上に配設されており、鉛直方向の上方から下方に向けて外径が大きくなる円錐台形状に形成されている。各支持部111b〜114bは、水平面に平行な平坦に形成され、同一の水平面に位置している。各支持部111b〜114bは、各支持ローラ111〜114が後述する小径保持位置および大径保持位置において、軸部111a〜114aが保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdと接触するように配置される。つまり、回転保持手段10は、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcを少なくとも3箇所で支持し、保護部材付ウェーハTW1、TW2を水平に保持しながら回転させる。このため、本実施形態では、回転保持手段10は、回転保持手段10の各支持部111b〜114cに保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcが重ねて載置されると、保護部材付ウェーハTW1、TW2の自重によって、保護部材付ウェーハTW1、TW2を保持する。
なお、本実施形態では、回転保持手段10で保護部材付ウェーハTW1、TW2を保持する際には、各支持ローラ111〜114の各軸部111a〜114aを保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdに突き当てることにより、各支持ローラ111〜114の各回転軸111c〜114cの中心を通る円の中心と、保護部材付ウェーハTW1、TW2の中心とが鉛直方向視で重なるように設定されている。一方、回転保持手段10で保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面および周縁部TWcを洗浄する際には、保護部材付ウェーハTW1、TW2の自重によって周縁部TWcが支持部111b〜114bに接触するように、各軸部111a〜114aが保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdを挟持しないように設定されている。
回転基台12は、4つの回転基台121〜124を含んで構成されている。各回転基台121〜124は、各支持ローラ111〜114を各回転軸111c〜114c周りに回転自在に支持する。各回転基台121〜124は、回転基台121、124と回転基台122、123とが洗浄ローラ211を挟んで対向して配置されている。各回転基台121〜124は、鉛直方向視で、各支持ローラ111〜114の回転軸111c〜114cとは異なる位置にある鉛直方向の基台回動軸121a〜124a周りに回動する。各回転基台121〜124は、鉛直方向視で、洗浄ローラ211との干渉を抑制するために、洗浄ローラ211側となる一辺が各支持ローラ111〜114に沿う円弧状に湾曲した矩形状に形成されている。各基台回動軸121a〜124aは、各回転軸111c〜114cとの距離が同じである。各基台回動軸121a〜124aは、鉛直方向視で、矩形状の各頂点に配置されている。本実施形態では、各基台回動軸121a〜124aは、各回転軸111c〜114cを通る円を中心とする同心円上に配置されている。各基台回動軸121a〜124aは、鉛直方向視で、各回転基台121〜124において、洗浄ローラ211とは反対側となる端部、かつ回転基台121、124同士が互いに近接する側の端部、回転基台122、123同士が互いに近接する側の端部に形成されている。
回転駆動源13は、3つの回転駆動源131〜133を含んで構成されている。各回転駆動源131〜133は、各支持ローラ111〜113に装着されている。各回転駆動源131〜133は、各支持ローラ111〜113を各回転基台121〜123に対して回転軸111c〜113c周りに回転させるものである(図1および図3に示す矢印A)。各回転駆動源131〜133は、例えば、モータ等である。各回転駆動源131〜133は、洗浄装置1の各構成要素を制御する図示しない制御手段に接続されており、制御手段により駆動制御される。
位置変更機構14は、2つの位置変更機構141、142を含んで構成されている。各位置変更機構141、142は、各支持ローラ111〜114を小径保持位置および大径保持位置の2つの位置に位置付けるものである。位置変更機構141は、回転基台121、124を基台回動軸121a、124a周りに回動させ(図1に示す矢印F、図3に示す矢印J)、支持ローラ111、114間の相対距離を変更可能である。位置変更機構142は、回転基台122、123を基台回動軸122a、123a周りに回動させ(図1に示す矢印F、図3に示す矢印J)、支持ローラ112、113間の相対距離を変更可能である。本実施形態では、小径保持位置とは、図1に示すように、各支持ローラ111〜114の中心を通る円の直径が、図5に示す直径D1の保護部材付ウェーハTW1の側面TWdを各軸部111a〜114aに当接させることができる長さとなる位置であり、各位置変更機構141、142が伸びた状態となる位置である。一方、大径保持位置とは、図3に示すように、各支持ローラ111〜114の中心を通る円の直径が、図6に示す直径D2の保護部材付ウェーハTW2の側面TWdを各軸部111a〜114aに当接させることができる長さとなる位置であり、各位置変更機構141、142が縮んだ状態となる位置である。
各位置変更機構141、142は、いわゆるアクチュエータである。本実施形態では、各位置変更機構141、142は、図示しない圧縮空気供給源から供給される圧縮空気により伸縮(図1に示す矢印E、図3に示す矢印I)するエアシリンダーである。各位置変更機構141、142は、図示しないピストンを有するシャフト141a、142aと、シリンダ本体141b、142bとで構成されている。各位置変更機構141、142は、圧縮空気の供給が制御手段により制御されており、各シャフト141a、142aの伸縮量が同期するように制御される。位置変更機構141は、シャフト141aの先端部が回転基台121に形成された取付部121bに対して、鉛直方向のシャフト側回動軸141c周りに回動自在に取り付けられ、シリンダ本体141bのシャフト141aとは反対側の端部が回転基台124に形成された取付部124bに対して、鉛直方向のシリンダ側回動軸141d周りに回動自在に取り付けられている。つまり、位置変更機構141は、回転基台121と回転基台124とに連結されている。位置変更機構142は、シャフト142aの先端部が回転基台122に形成された取付部122bに対して、鉛直方向のシャフト側回動軸142c周りに回動自在に取り付けられ、シリンダ本体142bのシャフト142aとは反対側の端部が回転基台123に形成された取付部123bに対して、鉛直方向のシリンダ側回動軸142d周りに回動自在に取り付けられている。つまり、位置変更機構142は、回転基台122と回転基台123とに連結されている。各取付部121b〜124bは、鉛直方向視で、各回転基台121〜124において、洗浄ローラ211から離間する側の端部、かつ各回転基台121〜124同士が互いに離間する側の端部に形成されている。
固定基台15は、2つの固定基台151、152を含んで構成されている。各固定基台151、152は、洗浄装置1の図示しない筐体に固定されている。各固定基台151、152は、洗浄ローラ211を挟んで対向して配置されている。各固定基台151、152は、鉛直方向視で、洗浄ローラ211の回転軸方向に長い矩形状に形成されている。各固定基台151、152は、鉛直方向視で、各支持ローラ111〜114が小径保持位置(図1に示す位置)および大径保持位置(図3に示す位置)において、各支持ローラ111〜114の回転軸111c〜114cの少なくとも一部と重なるように形成されている。固定基台151は、各回転基台121、124を各回転軸111c、114c周りに回転自在に支持する。固定基台152は、各回転基台122、123を各回転軸112c、123c周りに回転自在に支持する。
回転センサ16は、図1および図3に示すように、支持ローラ114に設けられている。回転センサ16は、支持ローラ114の回転(同図の矢印C)を検出することで、各支持ローラ111〜114に支持および保持された保護部材付ウェーハTW1、TW2の回転(同図矢印B)を検出するものである。回転センサ16は、制御手段に接続されている。ここで、制御手段は、回転センサ16に基づいて、保護部材付ウェーハTW1、TW2の回転の有無を判定する。
小径規制ピン17は、4つの小径規制ピン171〜174を含んで構成されている。各小径規制ピン171〜174は、各固定基台151、152の鉛直方向の上面から上方に突出して形成されている。小径規制ピン171〜174は、鉛直方向視で、各固定基台151、152において、洗浄ローラ211側の端部側に設けられている。小径規制ピン171〜174は、各位置変更機構141、142を縮める(図3に示す矢印I)ことで、各回転基台121〜124が回転(図3に示す矢印J)し、各支持ローラ111〜114が図1に示す小径保持位置に向かって移動し、小径保持位置に位置した際に、図1に示すように、各回転基台121〜124の外周面に当接するように配設されている。つまり、小径規制ピン171〜174は、各支持ローラ111〜114が小径保持位置に位置した後、各回転基台121〜124のそれ以上の回転を規制することで、各支持ローラ111〜114の小径保持位置における位置決め精度を向上させる。
大径規制ピン18は、4つの大径規制ピン181〜184を含んで構成されている。各大径規制ピン181〜184は、各固定基台151、152の鉛直方向の上面から上方に突出して形成されている。大径規制ピン181〜184は、鉛直方向視で、各固定基台151、152において、洗浄ローラ211とは反対側の端部側に設けられている。大径規制ピン181〜184は、各位置変更機構141、142を伸ばす(図1に示す矢印E)ことで、各回転基台121〜124が回転(図1に示す矢印F)し、各支持ローラ111〜114が図3に示す大径保持位置に向かって移動し、大径保持位置に位置した際に、図3に示すように、各回転基台121〜124の外周面に当接するように配設されている。つまり、大径規制ピン181〜184は、各支持ローラ111〜114が大径保持位置に位置した後、各回転基台121〜124のそれ以上の回転を規制することで、各支持ローラ111〜114の大径保持位置における位置決め精度を向上させる。
洗浄手段20は、回転保持手段10で保持された保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面、および保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcを洗浄するものである。洗浄手段20は、洗浄部21と、周縁洗浄部22と、を含んで構成されている。
洗浄部21は、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面を洗浄するものである。洗浄部21は、洗浄ローラ211と、回転シャフト212と、ローラ回転駆動源213と、を備えている。洗浄ローラ211は、水平方向の回転軸周りに回転自在である。洗浄ローラ211は、各支持ローラ111〜114に支持された保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面に接触しながら回転する。洗浄ローラ211は、鉛直方向視で、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の中心(中央)を含む領域に接触するように、筐体に対する鉛直方向の高さが設定されている。つまり、洗浄ローラ211は、保護部材付ウェーハTW1、TW2の鉛直方向の下方に配設され、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の中心を含む領域に接触する鉛直方向の高さに配設されている。洗浄ローラ211は、図示しない洗浄液供給源から洗浄液が供給される。洗浄ローラ211は、回転軸方向における長さが、図6に示す保護部材付ウェーハTW2の直径D2よりも長く形成されている。つまり、洗浄ローラ211は、保護部材付ウェーハTW1、TW2が回転保持手段10で保持されると、回転軸方向における両端部が保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdよりも径方向に突出する。このため、洗浄ローラ211は、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の洗浄時、回転(図1および図3に示す矢印B)する保護部材付ウェーハTW1、TW2の中心を通る直径D1、D2分を長さとする領域に接触する。回転シャフト212は、洗浄ローラ211の水平方向の回転軸である。回転シャフト212は、回転軸方向の両端部が回転自在に支持されている。回転シャフト212は、その外周に洗浄ローラ211を固定している。ローラ回転駆動源213は、例えば、モータ等である。ローラ回転駆動源213は、制御手段に接続されており、制御手段により駆動制御される。ローラ回転駆動源213は、洗浄ローラ211を回転(図1および図3に示す矢印D)させる。なお、洗浄液は、洗浄ローラ211の内部から供給されてもよいし、図示しない洗浄液ノズルなどにより外部から洗浄ローラ211に供給されてもよい。
周縁洗浄部22は、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcを洗浄するものである。周縁洗浄部22は、鉛直方向視で、洗浄ローラ211と回転基台124との間に配設され、筐体に固定されている。周縁洗浄部22は、接触部221と、軸部222と、周縁洗浄部駆動源223を備えている。接触部221は、鉛直方向の回転軸周りに回転自在である。接触部221は、回転保持手段10に支持された保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcに接触しながら回転する。接触部221は、鉛直方向視で、周縁部TWcにおける周方向に対して、接触部221の周方向が直交するような直径、かつ洗浄ローラ211および回転基台124への干渉を抑制する直径の円柱状に形成されている。接触部221は、図1および図3に示すように、鉛直方向視で、回転軸の回転中心上に保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdが位置するように、保護部材付ウェーハTW1、TW2の直径D1、D2に応じて径方向に移動可能である。接触部221は、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcに接触するように、筐体に対する鉛直方向の高さが設定されている。接触部221は、洗浄液供給源から洗浄液が供給される。接触部221は、回転保持手段10で保持された保護部材付ウェーハTW1、TW2の重量で弾性変形可能であり、周縁部TWcに付着した研削屑やスラリーを除去可能な弾性部材で構成されている。本実施形態では、接触部221は、PVC(Polyvinyl Chloride)スポンジや、ウレタンゴム、ブラシなどの弾性部材で構成されている。軸部222は、接触部221の鉛直方向の回転軸である。軸部222は、鉛直方向の上端部に接触部221を固定している。周縁洗浄部駆動源223は、接触部221を鉛直方向の回転軸周りに回転(図1および図3に示す矢印H)させるものであり、接触部221を保護部材付ウェーハTW1、TW2の径方向に往復(図1に示す矢印G、図3に示す矢印K)させるものである。周縁洗浄部駆動源223は、軸部222を回転自在、かつ往復自在に支持している。周縁洗浄部駆動源223は、例えば、モータ等を有しており、このモータにより、軸部222を回転駆動または往復駆動させる。周縁洗浄部駆動源223は、各支持ローラ111〜114が図1に示す小径保持位置に位置した状態で図5に示す保護部材付ウェーハTW1を保持する場合、軸部222を径方向の内側に移動(図3に示す矢印K)させることで、図1に示すように、鉛直方向視で、接触部221を周縁部TWc(図7参照)と重なる位置に配置する。一方、周縁洗浄部駆動源223は、各支持ローラ111〜114が図3に示す大径保持位置に位置した状態で図6に示す保護部材付ウェーハTW2を保持する場合、軸部222を径方向の外側に移動(図1に示す矢印G)させることで、図3に示すように、鉛直方向視で、接触部221を周縁部TWc(図7参照)と重なる位置に配置する。周縁洗浄部駆動源223は、制御手段に接続されており、制御手段により駆動制御される。なお、洗浄液は、接触部221の内部から供給されてもよいし、洗浄液ノズルなどにより外部から接触部221に供給されてもよい。また、図7に示す周縁部TWcは、図面上でのわかりやすさを強調したものであって、径方向の幅は、例えば数mm程度である。
次に、実施形態1に係る洗浄装置1の動作について説明する。ここで、洗浄装置1による洗浄工程の前工程は、例えばウェーハW1、W2の裏面Wbを研削加工または研磨加工により所定の厚みに薄化した場合のように保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面および周縁部TWcに研削屑やスラリー等が付着する可能性が生じる工程である。
洗浄装置1は、制御手段により、小径の保護部材付ウェーハTW1を洗浄するか、大径の保護部材付ウェーハTW2を洗浄するか判定する。この判定は、例えば、洗浄動作の開始前に予め作業員による保護部材付ウェーハTW1、TW2の指定指示が図示しない指示入力手段から入力されることで実施される。
洗浄装置1が小径の保護部材付ウェーハTW1を洗浄すると判定した場合、洗浄装置1は、各支持ローラ111〜114が大径保持位置に位置している場合には小径保持位置に移動させ、接触部221が大径保持位置に位置している場合には小径保持位置に移動させる。ここで、制御手段は、各位置変更機構141、142を縮める(図3に示す矢印I)ことで、各回転基台121〜124を、洗浄ローラ211の軸方向に隣り合う支持ローラ111、114同士の間隔、および洗浄ローラ211の軸方向に隣り合う支持ローラ112、113同士の間隔が縮むように回転(図3に示す矢印J)させる。これにより、各支持ローラ111〜114が小径保持位置に位置すると、各回転基台121〜124が各小径規制ピン171〜174と当接した状態となり、制御手段は、各位置変更機構141、142を縮めることを停止し、各支持ローラ111〜114の位置を保持する。また、制御手段は、周縁洗浄部駆動源223により軸部222を保護部材付ウェーハTW1の径方向の内側に移動(図3に示す矢印K)させ、接触部221が小径保持位置に位置すると、軸部222を保護部材付ウェーハTW1の径方向の内側に移動させることを停止し、接触部221の位置を保持する。これにより、図1および図2に示すように、各支持ローラ111〜114および接触部221は小径保持位置に位置する。
一方、洗浄装置1が大径の保護部材付ウェーハTW2を洗浄すると判定した場合、洗浄装置1は、各支持ローラ111〜114が小径保持位置に位置している場合には大径保持位置に移動させ、接触部221が小径保持位置に位置している場合には大径保持位置に移動させる。ここで、制御手段は、各位置変更機構141、142を伸ばす(図1に示す矢印E)ことで、各回転基台121〜124を、洗浄ローラ211の軸方向に隣り合う支持ローラ111、114同士の間隔、および洗浄ローラ211の軸方向に隣り合う支持ローラ112、113同士の間隔が拡がるように回転(図1に示す矢印F)させる。これにより、各支持ローラ111〜114が大径保持位置に位置すると、各回転基台121〜124が各大径規制ピン181〜184と当接した状態となり、制御手段は、各位置変更機構141、142を伸ばすことを停止し、各支持ローラ111〜114の位置を保持する。また、制御手段は、周縁洗浄部駆動源223により軸部222を保護部材付ウェーハTW2の径方向の外側に移動(図1に示す矢印G)させ、接触部221が大径保持位置に位置すると、軸部222を保護部材付ウェーハTW2の径方向の外側に移動させることを停止し、接触部221の位置を保持する。これにより、図3および図4に示すように、各支持ローラ111〜114および接触部221は大径保持位置に位置する。
洗浄装置1は、各支持ローラ111〜114が保護部材付ウェーハTW1、TW2に対応する保持位置(小径保持位置または大径保持位置)に位置した状態で、各支持ローラ111〜114により保護部材付ウェーハTW1、TW2が保持されると、洗浄液を洗浄ローラ211および接触部221に供給する。また、洗浄装置1は、各回転駆動源131〜133により各支持ローラ111〜113を回転(図1および図3に示す矢印A)させ、ローラ回転駆動源213により洗浄ローラ211を回転(図1および図3に示す矢印D)させるとともに、周縁洗浄部駆動源223により接触部221を回転(図1および図3に示す矢印H)させる。ここで、洗浄ローラ211は、保護部材付ウェーハTW1、TW2が各支持ローラ111〜113につれまわって回転(図1および図3に示す矢印B)するため、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の全面と接触し、下面に付着している研削屑やスラリーを洗浄して除去する。また、接触部221は、保護部材付ウェーハTW1、TW2が各支持ローラ111〜113につれまわって回転(図1および図3に示す矢印B)するため、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcの全域と接触し、周縁部TWcに付着している研削屑やスラリーを洗浄して除去する。また、回転センサ16は、支持ローラ114が保護部材付ウェーハTW1、TW2につれまわって回転(図1および図3に示す矢印C)するため、保護部材付ウェーハTW1、TW2の回転を検出する。
なお、洗浄装置1は、各回転駆動源131〜133により各支持ローラ111〜113を回転させても、制御手段により支持ローラ114が回転していないと判定すると、保護部材付ウェーハTW1、TW2が各支持ローラ111〜114に保持されていない、あるいは故障などの異常が発生していると判定し、各支持ローラ111〜113の回転を停止し、作業員に図示しない報知手段により報知する。
洗浄装置1により下面および周縁部TWcの洗浄が行われた保護部材付ウェーハTW1、TW2は、保護部材付ウェーハTW1、TW2の上面(ウェーハW1、W2の裏面Wb)の洗浄工程や乾燥工程などの後工程に搬送される。
以上のように、実施形態1に係る洗浄装置1によれば、各回転軸111c〜114c周りに回転する支持ローラ111〜114により保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcを支持し、保護部材付ウェーハTW1、TW2を水平面内で回転させつつ、水平方向の回転シャフト212周りに回転する洗浄ローラ211を保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面に接触させるとともに、鉛直方向の軸部222周りに回転する弾性部材で構成された接触部221を保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcに接触させる。つまり、洗浄装置1によれば、保護部材付ウェーハTW1、TW2を回転させつつ、洗浄ローラ211を保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面に接触させ、かつ接触部221を保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcに接触させることにより、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の全面に洗浄ローラ211を接触させることができ、かつ保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcの全域に接触部221を接触させることができる。このため、洗浄装置1によれば、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の全面を洗浄ローラ211により洗浄することができ、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcの全域を接触部221により洗浄することができる。したがって、洗浄装置1によれば、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面および周縁部TWcに付着している研削屑やスラリー等を洗浄・除去することができる。すなわち、洗浄装置1によれば、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcを洗浄することができるという効果を奏する。
また、洗浄装置1によれば、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcに対して、鉛直方向の軸部222周りに回転する接触部221を接触させるので、周縁部TWcの周方向に対して、接触部221の回転方向を直交(ほぼ直交も含む)させることができる。このため、洗浄装置1によれば、周縁部TWcに付着している研削屑やスラリーに対して、保護部材付ウェーハTW1、TW2の径方向に沿う方向で接触部221が接触するので、周方向に沿う方向で接触する場合よりも、周縁部TWcに付着している研削屑やスラリー等をより確実に洗浄・除去することができるという効果を奏する。
また、洗浄装置1によれば、接触部221を鉛直方向の軸部222周りに回転させるので、水平方向の回転軸周りに回転させる場合よりも、水平方向の接触部221を小型化することができ、洗浄ローラ211や回転基台124との干渉を抑制することができる。
〔実施形態2〕
次に、図8から図10を参照して、実施形態2に係る洗浄装置1Aについて説明する。図8は、実施形態2に係る洗浄装置の平面図である。図9は、図8に示す洗浄装置の一部を切欠いた正面図である。図10は、図8に示す洗浄装置の洗浄部を示す断面図である。実施形態2に係る洗浄装置1Aは、各支持ローラ191〜194が各周縁洗浄部191c〜194cを含む点で実施形態1に係る洗浄装置1とは異なっている。その他、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する(以下で説明する他の実施形態も同様である。)。
洗浄装置1Aは、図8および図9に示すように、回転保持手段10Aの支持ローラ19が周縁洗浄部191c〜194cを含んでいる。各支持ローラ191〜194は、保護部材付ウェーハTW1、TW2の周縁部TWc(図7参照)を水平に保持しながら回転させるものであり、周縁洗浄部191c〜194cが保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcに接触することで、保護部材付ウェーハTW1、TW2を支持するものである。支持ローラ19は、4つの支持ローラ191〜194を含んでおり、本実施形態では、より詳しくは軸部191a〜194aと、固定部191b〜194bと、周縁洗浄部191c〜194cと、ローラ本体部191d〜194dと、回転軸191e〜194eと、を含んで構成されている。
各支持ローラ191〜194は、円筒状に形成されている。各支持ローラ191〜194は、上記の実施形態1に係る洗浄装置1の各支持ローラ111〜114と同様に、鉛直方向の各回転軸191e〜194e周りに回転自在である。各支持ローラ191〜193は、回転駆動源131〜133により回転駆動される。各支持ローラ191〜194は、鉛直方向の上部に各周縁洗浄部191c〜194cが配設され、各周縁洗浄部191c〜194cの下部に各ローラ本体部191d〜194dが配設されている。各支持ローラ191〜194は、周縁洗浄部191c〜194cと対向するローラ本体部191d〜194dから、軸部191a〜194aが鉛直方向の上方に突出して形成されている。各支持ローラ191〜194は、各軸部191a〜194aに取り付けられる有蓋筒状の各固定部191b〜194bにより、各周縁洗浄部191c〜194cを固定している。各支持ローラ191〜194は、周縁洗浄部191c〜194cが保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcに接触することで保護部材付ウェーハTW1、TW2を支持し、各軸部191a〜194aに取り付けられた各固定部191b〜194bが保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdに接触する(突き当たる)ことで保護部材付ウェーハTW1、TW2を保持する。各軸部191a〜194aは、各回転軸191e〜194eと同軸上に配設されており、円柱状に形成されている。
各周縁洗浄部191c〜194cは、鉛直方向の上面が水平面に平行な平坦に形成され、同一の水平面に位置している。各周縁洗浄部191c〜194cは、円板状に形成されており、各軸部191a〜194aが貫通する貫通穴hを有している。各周縁洗浄部191c〜194cは、各支持ローラ191〜194で保持された保護部材付ウェーハTW1、TW2の重量で弾性変形可能であり、周縁部TWcに付着した研削屑やスラリーを除去可能な弾性部材で構成されている。本実施形態では、各周縁洗浄部191c〜194cは、PVCスポンジやウレタンゴム、ブラシなどの弾性部材で構成されている。
また、各周縁洗浄部191c〜194cは、各支持ローラ191〜194が小径保持位置および大径保持位置に位置すると、鉛直方向視で、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcと重なる。各周縁洗浄部191c〜194cは、図示しない洗浄液供給手段から洗浄液が供給される。
なお、本実施形態では、回転保持手段10Aで保護部材付ウェーハTW1、TW2を保持する際には、各支持ローラ191〜194の各固定部191b〜194bを保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdに突き当てることにより、各支持ローラ191〜194の各回転軸191e〜194eの中心を通る円の中心と、保護部材付ウェーハTW1、TW2の中心とが鉛直方向視で重なるように設定されている。一方、回転保持手段10Aで保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面および周縁部TWcを洗浄する際には、保護部材付ウェーハTW1、TW2の自重によって周縁部TWcが周縁洗浄部191c〜194cに接触するように、各固定部191b〜194bが保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdを挟持しないように設定されている。
次に、実施形態2に係る洗浄装置1Aの動作について説明する。ここで、洗浄装置1Aによる洗浄工程の前工程は、実施形態1に係る洗浄装置1による洗浄工程の前工程と同様に、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面および周縁部TWcに研削屑やスラリー等が付着する可能性が生じる工程である。
洗浄装置1Aが小径の保護部材付ウェーハTW1を洗浄すると判定した場合、洗浄装置1Aは、各支持ローラ191〜194が大径保持位置に位置している場合には小径保持位置に移動させる。一方、洗浄装置1Aが大径の保護部材付ウェーハTW2を洗浄すると判定した場合、洗浄装置1Aは、各支持ローラ191〜194が小径保持位置に位置している場合には大径保持位置に移動させる。ここで、洗浄装置1Aは、各支持ローラ191〜194を小径保持位置に移動、または大径保持位置に移動させる際に、保護部材付ウェーハTW1、TW2の自重によって周縁部TWcが各周縁洗浄部191c〜194cに接触するように、各軸部191a〜194aが保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdを挟持しないように各支持ローラ191〜194を位置決めする。
洗浄装置1Aは、各支持ローラ191〜194が保護部材付ウェーハTW1、TW2に対応する保持位置(小径保持位置または大径保持位置)に位置した状態で、各支持ローラ191〜194の各周縁洗浄部191c〜194cにより保護部材付ウェーハTW1、TW2が保持されると、洗浄液を洗浄ローラ211および各周縁洗浄部191c〜194cに供給する。また、洗浄装置1Aは、各回転駆動源131〜133により各支持ローラ191〜193上の各周縁洗浄部191c〜194cを回転(図8に示す矢印A)させるとともに、ローラ回転駆動源213により洗浄ローラ211を回転(図8に示す矢印D)させる。ここで、洗浄ローラ211は、保護部材付ウェーハTW1、TW2が各支持ローラ191〜193の各周縁洗浄部191c〜193cにつれまわって回転(図8に示す矢印B)するため、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の全面と接触し、下面に付着している研削屑やスラリーを洗浄して除去する。また、各周縁洗浄部191c〜194cは、保護部材付ウェーハTW1、TW2が各支持ローラ191〜193上の各周縁洗浄部191c〜193cにつれまわって回転(図8に示す矢印B)し、周縁洗浄部194cが保護部材付ウェーハTW1、TW2につれまわって回転(図8に示す矢印C)するため、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcの全域と接触し、周縁部TWcに付着している研削屑やスラリーを洗浄して除去する。
以上のように、実施形態2に係る洗浄装置1Aによれば、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcを4つの周縁洗浄部191c〜194cで支持するので、4つの周縁洗浄部191c〜194cにより周縁部TWcを洗浄することができる。つまり、洗浄装置1Aによれば、4つの周縁洗浄部191c〜194cにより周縁部TWcを洗浄するので、周縁部TWcに付着している研削屑やスラリーを確実に洗浄・除去することができるという効果を奏する。
また、洗浄装置1Aによれば、4つの支持ローラ191〜194が4つの周縁洗浄部191c〜194cを含んでいるので、上記の実施形態1に係る洗浄装置1のように周縁洗浄部22を別途配設しなくてよい。
〔実施形態3〕
次に、図11を参照して、実施形態3に係る加工装置300について説明する。図11は、実施形態3に係る加工装置の構成例を示す斜視図である。
図11に示す加工装置300は、保護部材付ウェーハTW1、TW2のウェーハW1、W2の裏面Wb(図5および図6に示す)を研削して所定の厚みに薄化する装置である。加工装置300は、図11に示すように、カセット310と、搬出入手段320と、ターンテーブル330と、チャックテーブル340と、加工手段350と、搬送手段360と、下面洗浄手段370と、上面洗浄手段380と、中心合わせ手段390と、を含んで構成されている。
カセット310は、保護部材付ウェーハTW1、TW2を複数枚収納する収納容器である。本実施形態では、カセット310は、保護部材付ウェーハTW1、TW2において、上面がウェーハW1、W2、下面が保護部材T1、T2となるように収容する。搬出入手段320は、加工前の保護部材付ウェーハTW1、TW2をカセット310から搬出したり、加工後の保護部材付ウェーハTW1、TW2をカセット310に搬入したりする装置である。ターンテーブル330は、複数のチャックテーブル340を回転自在に支持している。ターンテーブル330は、図示しないモータ等の回転駆動手段により、その中心軸周りに水平面内で回転する。
チャックテーブル340は、ウェーハW1、W2の下面、本実施形態では保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面を吸引して保持するものである。チャックテーブル340は、ポーラスセラミックで円盤状に形成されており、図示しないモータ等の回転駆動手段により、その中心軸周りに水平面内で回転する。
加工手段350は、チャックテーブル340に保持されたウェーハW1、W2、本実施形態では保護部材付ウェーハTW1、TW2のウェーハW1、W2の裏面Wbを加工するものである。本実施形態では、加工手段350は、保護部材付ウェーハTW1、TW2のウェーハW1、W2の裏面Wbを研削するものである。加工手段350は、保護部材付ウェーハTW1、TW2のウェーハW1、W2の裏面Wbに対して粗研削を施す第1加工手段351と、第1加工手段351で粗研削されたウェーハW1、W2の裏面Wbに対して仕上げ研削を施す第2加工手段352と、を備えている。なお、加工手段350は、第1加工手段351で研削加工、第2加工手段352で研磨加工を施すものであってもよいし、第1加工手段351および第2加工手段352で研磨加工を実施するものであってもよい。また、CMP(Chemical Mechanical Polishing)であってもよく、これらを組み合わせたものであってもよい。
搬送手段360は、2つの搬送チャック361、362を備えている。各搬送チャック361、362は、加工前後のそれぞれの保護部材付ウェーハTW1、TW2を搬送するものである。
下面洗浄手段370は、保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面の周縁部TWcを少なくとも3箇所で支持し、水平に保持しながら回転させる回転保持手段10と、回転保持手段10で保持された保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面を洗浄する洗浄手段20と、を備えた洗浄装置である。本実施形態では、下面洗浄手段370は、上記の実施形態1に係る洗浄装置1である。
上面洗浄手段380は、保護部材付ウェーハTW1、TW2の上面、すなわちウェーハW1、W2の裏面Wbを洗浄する洗浄装置である。上面洗浄手段380は、スピンナテーブルにより保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面を吸引保持し、洗浄水供給ノズルにより保護部材付ウェーハTW1、TW2の上面に洗浄水を噴射する。中心合わせ手段390は、周方向に等間隔で配置され、径方向に移動可能な複数本のピンを備えており、複数本のピンを保護部材付ウェーハTW1、TW2の側面TWdに当接させて中心位置を合わせる。
次に、実施形態3に係る加工装置300の動作について説明する。
加工装置300は、研削加工前の保護部材付ウェーハTW1、TW2を搬出入手段320によりカセット310から取り出して中心合わせ手段390により中心位置を合わせた後、中心位置が合わされた保護部材付ウェーハTW1、TW2を搬送チャック361によりチャックテーブル340に載置する。ここで、チャックテーブル340には、ウェーハW1、W2が上面となって露出する保護部材付ウェーハTW1、TW2が載置される。
次に、加工装置300は、ターンテーブル330によりチャックテーブル340を適宜タイミングで移動させつつ、第1加工手段351で保護部材付ウェーハTW1、TW2のウェーハW1、W2の裏面Wbを粗研削し、第2加工手段352で保護部材付ウェーハTW1、TW2のウェーハW1、W2の裏面Wbを仕上げ研削する。
次に、加工装置300は、仕上げ研削された保護部材付ウェーハTW1、TW2を搬送チャック361により下面洗浄手段370、すなわち洗浄装置1に搬送し、回転保持手段10で保護部材付ウェーハTW1、TW2を保持する。ここで、洗浄装置1の回転保持手段10には、ウェーハW1、W2が上面となって露出する保護部材付ウェーハTW1、TW2が保持される。
次に、加工装置300は、上記の実施形態1と同様に、洗浄装置1により保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面および周縁部TWcを洗浄した後、下面および周縁部TWcが洗浄された保護部材付ウェーハTW1、TW2を搬送チャック362により上面洗浄手段380のスピンナテーブルに載置する。ここで、スピンナテーブルには、ウェーハW1、W2が上面となって露出する保護部材付ウェーハTW1、TW2が載置される。次に、加工装置300は、上面洗浄手段380のスピンナテーブルに保護部材付ウェーハTW1、TW2を吸着させて高速で回転しつつ洗浄水供給ノズルから保護部材付ウェーハTW1、TW2の上面に洗浄水を噴射し、保護部材付ウェーハTW1、TW2の上面を洗浄する。
次に、加工装置300は、上面が洗浄された保護部材付ウェーハTW1、TW2を図示しない乾燥手段により乾燥させた後、乾燥された保護部材付ウェーハTW1、TW2を搬出入手段320によりカセット310に搬入する。
以上のように、実施形態3に係る加工装置300によれば、チャックテーブル340と、加工手段350と、を備え、加工手段350が保護部材付ウェーハTW1、TW2のウェーハW1、W2を研削し、上記の洗浄装置1を有するので、加工手段350による研削加工で発生した研削屑が保護部材付ウェーハTW1、TW2の下面や周縁部TWcに付着していても、その下面や周縁部TWcに付着している研削屑を洗浄・除去することができるという効果を奏する。
なお、上記の実施形態1および実施形態2では、洗浄装置1、1Aは、ウェーハW1、W2の下面に保護部材T1、T2が配設された保護部材付ウェーハTW1、TW2を洗浄していたが、ウェーハW1、W2の表面Waにデバイスが形成されていない場合には、これに限定されず、ウェーハW1、W2の下面(表面Wa)の洗浄に用いることもできる。
また、上記の実施形態3では、加工装置300は、実施形態1に係る洗浄装置1を有していたが、実施形態2に係る洗浄装置1Aを有してもよい。
また、上記の実施形態1から実施形態3では、保護部材付ウェーハTW1、TW2の保護部材T1、T2は、BG用表面保護テープであったが、ガラス等の支持基板(いわゆるサブストレート)であってもよい。
1 洗浄装置
10 回転保持手段
20 洗浄手段
21 洗浄部
211 洗浄ローラ(ローラ)
22 周縁洗浄部
11、111〜114、19、191〜194 支持ローラ
111a〜114a 軸部
111b〜114b 支持部
300 加工装置
340 チャックテーブル
350 加工手段
T1、T2 保護部材
TW1、TW2 保護部材付ウェーハ
TWc 周縁部
W1、W2 ウェーハ

Claims (5)

  1. ウェーハの周縁部を少なくとも3箇所で支持し、水平に保持しながら回転させる回転保持手段と、前記回転保持手段で保持されたウェーハの下面を洗浄する洗浄手段と、を備えた洗浄装置であって、
    前記洗浄手段は、
    水平方向に回転軸を備えたローラでウェーハの中心を含む領域に接触して下面を洗浄する洗浄部と、
    ウェーハの下面の周縁部に接触する弾性部材を備えた周縁洗浄部と、から構成される洗浄装置。
  2. 前記周縁洗浄部の前記弾性部材は、鉛直方向の回転軸で回転しつつウェーハの下面の周縁部を洗浄する請求項1記載の洗浄装置。
  3. 前記回転保持手段は、
    ウェーハの側面が突き当たる軸部と、ウェーハの下面の周縁部を支持する支持部とを有し、鉛直方向の回転軸で回転する支持ローラを備え、
    前記周縁洗浄部は、前記支持ローラである請求項1または2記載の洗浄装置。
  4. 前記ウェーハは、下面に保護部材が配設されている保護部材付ウェーハである請求項1から3のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  5. ウェーハの下面を吸引して保持するチャックテーブルと、前記チャックテーブルに保持されたウェーハを加工する加工手段と、を備えた加工装置であって、
    前記加工手段は、ウェーハを研削または研磨し、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の洗浄装置を有する加工装置。
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