JP2001212528A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JP2001212528A JP2000027847A JP2000027847A JP2001212528A JP 2001212528 A JP2001212528 A JP 2001212528A JP 2000027847 A JP2000027847 A JP 2000027847A JP 2000027847 A JP2000027847 A JP 2000027847A JP 2001212528 A JP2001212528 A JP 2001212528A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CMP処理等の加工処理した後の基板の表裏面
に付着した研磨屑等のパーティクルを除去する洗浄装置
での洗浄効果を高める。 【解決手段】ウェハWに洗浄処理を行う基板処理装置1
00であって、CMP装置200によりCMP処理され
たウェハWを洗浄するための複数の処理部30,40,
50へ基板Wを順次搬送する。処理部30では保持ハン
ド35aの本体部39上に保持用ローラ80(a〜c
)と周縁部洗浄手段90が配置される。ウェハWは保
持ハンド35aと同様の保持ハンド35bにより保持さ
れると同時に周縁部洗浄手段90が洗浄位置に配置され
る。ウェハWの周縁部は洗浄具91のブラシ毛が周縁部
の上方から移動して平面部と端面にかけて摺擦すること
により洗浄される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハ、液
晶表示用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板などの
薄板状の被処理体である基板に所定の洗浄処理を行う洗
浄装置に関する。特に基板の端部をも効率的に洗浄でき
る基板の洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から基板の一種であるウェハの処理
過程において、ウェハ(以下、基板という)の表面に形
成された多層構造化に伴う凹凸を取り除くために、化学
研磨剤(スラリー)やパッド等を使用してウェハの表面
を機械的に削ることにより、ウェハの表面の平坦化を行
うCMP(Chemical MechanicalP
olishing)処理を行っている。
【0003】CMP(化学機械研磨)処理が行われた基
板の表面には研磨によって研磨屑等が付着しているた
め、CMP処理後の基板に対する処理として基板を洗浄
して研磨屑等を除去する処理が行われる。このCMP洗
浄は、上記CMPにおいて、基板面を汚染させるスラリ
ーを除去するための後処理洗浄であり、下記のように、
ブラシスクラブ洗浄が一般に採用されている。
【0004】上述のような基板の洗浄を行うための従来
技術の概念的な構成は、図15および図16に示されて
いる。すなわち、基板Wの端面が一対の端面支持ハンド
210,211によって挟持されることにより、基板W
の支持が達成されている。そして、基板Wの上面は、円
板状のベース部212とその下面に固設された洗浄用ブ
ラシ214とからなるスクラブ洗浄部材216によって
スクラブ洗浄される。すなわち、洗浄用ブラシ214の
接触面218が基板Wの上面に接触した状態で、スクラ
ブ洗浄部材216が図示しない回転駆動機構によって回
転され、かつ洗浄用ブラシ214のほぼ中心に配置され
たノズル220から洗浄液が吐出されて、基板Wの上面
がスクラブ洗浄される。
【0005】また、基板Wの下面も同様に、円板状のベ
ース部213とその上面に固設された洗浄用ブラシ21
5とからなるスクラブ洗浄部材217が、洗浄用ブラシ
215の接触面219が基板Wの下面に接触した状態
で、図示しない回転駆動機構によって回転され、かつ洗
浄用ブラシ215のほぼ中心に配置されたノズル221
から洗浄液が吐出されて、基板Wの下面がスクラブ洗浄
される。
【0006】なお、この構成において、端面支持ハンド
210,211は、基板Wを保持しつつ、図15に示す
ように基板Wの中心OWが円軌道を描くように、基板W
を円運動させる。この結果、接触面218,219は、
基板Wのほぼ全面に接触することとなるから、基板Wの
ほぼ全面をスクラブ洗浄できる。
【0007】ところで、基板Wは、一般に、その表面全
体が半導体装置の形成に用いられるわけではなく、図1
7に示すように、周縁付近の上下面230および端面2
31を含む周縁部232を除く中央部233だけが半導
体装置の形成に用いられる有効エリアである。したがっ
て、基板Wの表面上に薄膜をパターン形成していくと、
基板Wの中央部233と周縁部232とでは膜厚や膜硬
などの膜質が異なってくる。そのため、本来なら、基板
Wの中央部233の洗浄の仕方と周縁部232の洗浄の
仕方とを変える必要がある。たとえば、用いられる洗浄
液の種類や濃度を変えることにより、中央部233に残
留しているスラリーを除去し、また、周縁部232に残
留しているスラリーや不要な薄膜を除去する必要があ
る。
【0008】しかし、上記従来技術の構成では、エッチ
ング処理による基板Wの薄膜に対するパターン形成にお
いて、基板Wの中央部233の有効エリア内にのみ注意
が払われているから、基板Wの周縁部232にエッチン
グ不足領域が残ったままとなり、これが、不要な薄膜と
なる場合がある。また、基板Wの周縁部232の全域、
特に端面231の洗浄が不充分となり、スラリーが基板
Wの周縁部232に残ってしまうことがある。
【0009】もしも、基板Wの周縁部232に不要な薄
膜およびスラリーが残っていると、当該薄膜とスラリー
とが反応し、その結果生成された物質が基板Wの周縁部
232に残る場合もある。このように、上記従来技術の
構成においては、基板Wの周縁部232に、不要な薄膜
やスラリー、薄膜とスラリーとの反応生成物が残るとい
う不具合がある。この場合、これらの物質はパーティク
ルとなるから、半導体装置の製造工程において歩留りの
低下につながり、大きな問題となっていた。
【0010】ところで、基板の清浄度は年々厳しくな
り、基板の周縁部汚染も無視できなくなってきており、
周縁部を洗浄する装置が開発されている。その一例とし
て、特開平11−625号公報には、基板の周縁部に接
触して基板を定位置に保持するとともに、基板を回転さ
せるための一対のエッジ部洗浄用ローラが開示されてい
る。このエッジ部洗浄用ローラの表面の洗浄用弾性部材
には、基板の周縁部が入り込むような略V字型の周溝が
形成されている。そして、回転するエッジ部洗浄用ロー
ラに基板の周縁部を押圧し、基板は回転しつつ全周の周
縁部がエッジ部洗浄用ローラの洗浄用弾性部材で擦られ
て洗浄される。
【0011】また、特開平6−45302号公報には、
基板の周縁部に接触して基板に付着している汚染物を擦
って洗浄除去する回転ブラシが開示されている。この回
転ブラシは、回転軸の周囲にナイロン毛等を植設したロ
ーラ形状のものを基板の周縁部に接触し基板と平行して
回転される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−625号公報に記載の洗浄装置は、基板に対
して回転駆動を与える構成上、基板の周縁部とエッジ部
洗浄用ローラの周速は同じである。そのため、洗浄用弾
性部材により周縁部の不要な薄膜やスラリーを充分に擦
り取るという洗浄力は発生せず、充分な洗浄が期待でき
ない。また、洗浄用弾性部材の洗浄領域が限られてしま
うので弾性部材の摩耗面での耐久性に問題があった。
【0013】更に、上記特開平6−45302号公報に
記載の洗浄装置は、ブラシ毛が基板の周縁部に押されて
表面上に横たわって擦られるだけなので充分な洗浄が達
成できないという問題があった。また、ブラシ毛が基板
の周縁部によって押されることで癖が付き、基板の表面
に対して押圧される十分な洗浄力が得られないという問
題もあった。
【0014】本発明は、かかる事情を鑑みてなされたも
のであって、上述の技術的課題を解決し、かつ基板の周
縁部の粒子汚染物を確実に除去できる基板の洗浄装置を
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記目的を達成するために、本発明は、薄板状の被処理体
を保持して処理する洗浄装置において、被処理体の端面
に沿って洗浄具が配置される周縁部洗浄手段と、前記周
縁部洗浄手段の洗浄具を被処理体の周縁部において平面
部上方から移動させて、平面部と端面にかけて洗浄具を
摺擦して洗浄する駆動手段と、を具備したことを特徴と
する洗浄装置である。
【0016】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
洗浄装置において、前記洗浄具は被処理体の平面部に対
して平行に植設されたブラシ毛で形成されたことを特徴
とする。
【0017】請求項3に係る発明は、請求項1または請
求項2に記載の洗浄装置において、前記駆動手段は洗浄
具を回転する回転駆動手段よりなることを特徴とする。
【0018】請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求
項3に記載の洗浄装置において、前記被処理体は、薄膜
が形成された表面を研磨する加工処理がされた基板であ
ることを特徴とする。
【0019】本発明の作用は次のとおりである。請求項
1に係る発明の洗浄装置においては、被処理体の周縁部
を良好に洗浄することができる。即ち、洗浄具を被処理
体の端面に沿って配置し被処理体の平面部上方から移動
することで、被処理体の周縁部において平面部と端面に
かけて摺擦により充分な洗浄効果を得ることができる。
また被処理板の周縁部において、平面部と端面にかけて
摺擦することで、付着物を被処理体外へ掻き出すように
洗浄できる。
【0020】請求項2記載の発明は、洗浄具はブラシ毛
で形成される。本発明によれば、被処理体の周縁部にお
いて平面部と端面にかけてブラシ毛が押し当てられる。
ブラシ毛はその弾性で被処理体の周縁部で必要な洗浄面
に当接する。したがって、被処理体の周縁部のすべてを
確実に洗浄することができる。そのため、被処理体を一
層良好に洗浄することができる。
【0021】請求項3記載の発明は、洗浄具が回転す
る。即ち、被処理体の一方(表面)の平面部から端面に
かけて洗浄した後、洗浄具は他方(裏面)の平面部から
端面にかけて被処理体に摺擦すように回転することで作
用する。即ち、洗浄具が回転することで被処理体の周縁
部の上下平面部を確実に洗浄することができる。
【0022】請求項4記載の発明は、被処理体が薄膜が
形成された表面を研磨する加工処理がされた基板であっ
ても周縁部のすべてをさらに確実に洗浄することができ
る。なお、ここでいう加工処理には、薄膜が形成された
基板の表面を研磨するCMP処理等の研磨処理が考えら
れる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係
る基板処理装置の一実施の形態について説明する。
【0024】図1は、本発明の実施の形態に係る基板処
理装置を示す平面図である。また、図2は、本発明の実
施の形態に係る基板処理装置のYZ平面における概略断
面図である。さらに、図3は、本発明の実施の形態に係
る基板処理装置のZX平面における概略断面図である。
【0025】この基板処理装置100では、薄板状の被
処理体である基板の一種であるウェハWを複数枚収納す
るポッド(POD)9が収納器として使用されCMP処
理の対象となる複数のウェハWがポッド9内に密閉され
た状態で基板収納部7に配置される。この基板収納部7
には、複数のポッド9がX軸方向に一列に配置されてい
る。なお、ポッド9の代わりにウェハカセットを用いて
もよい。
【0026】また、基板収納部7のX軸方向に沿って設
けられた搬送路15を挟んで、複数の処理部30,4
0,50が設けられている。これらの処理部30,4
0,50もX軸方向に沿って一列に配置されており、ウ
ェハWに対する処理手順に応じて隣接して設けられてい
る。
【0027】複数の処理部のうち一端側に配置された処
理部30は、詳細には後述するが図3に示すように、C
MP処理が終了した直後のウェハWを保持装置33が支
持した状態で、ウェハWの表面に接触してウェハWの表
面を洗浄する表面ブラシ31とウェハWの裏面に接触し
てウェハWの裏面を洗浄する裏面ブラシ32とを使用し
てウェハWの両面をブラッシングすることによって、C
MP処理によってウェハWに付着した研磨屑等のパーテ
ィクルを除去する処理を行う処理部である。この処理部
30では、表面ブラシ31及び裏面ブラシ32による洗
浄効果を高めるために、図示しないノズルによってアル
カリ液等の所定の処理液をウェハWの表面や裏面に供給
することが行われる。なお、この処理部30が、本発明
の洗浄装置に相当する。
【0028】また、処理部40は、さらにパーティクル
除去能力の高いブラシ41を使用してウェハWの表面に
付着している微細なパーティクルを取り除く処理部(表
面処理部)である。処理部40では、ブラシ41による
洗浄効果を高めるために、ノズル43よりウェハWの表
面に対して所定の処理液が吐出することができるととも
に、回転部42がウェハWを保持しながら回転させるこ
とも可能である。
【0029】さらに、複数の処理部の内、他端側に配置
された処理部50は、ウェハWが回転部52に回転可能
な状態に載置され、ウェハWを回転させながらノズル5
3より純水等のリンス液をウェハWの表面に向けて吐出
することにより、ウェハWに対する最終リンスを行った
後、リンス液の吐出を停止させてウェハWを高速に回転
させて、スピンドライ乾燥を行う処理部(リンス処理・
乾燥処理部)である。
【0030】なお、搬送路15と処理部30,40,5
0等との上方には、基板処理装置100の内部の雰囲気
を清浄に保つために、ファンフィルタユニットFFUが
設けられている。そして、ファンフィルタユニットFF
Uからは搬送路15や処理部30,40,50等に向け
てクリーンエアのダウンフローが形成されている。
【0031】この基板処理装置100では、図1に示す
ように、処理部30のX軸方向に隣接する部分をCMP
装置200とのインタフェース部分として構成してお
り、この部分に載置部20が設けられている。載置部2
0では、CMP装置200に設けられた搬送部210と
の間でウェハWの受け渡しを行うことができる位置とし
て、図3に示すように、上下方向に2箇所の受け渡し位
置La,Lbが設定されている。
【0032】受け渡し位置Lbは、ウェハWをCMP装
置200に受け渡す際に、ウェハWが一旦載置される位
置である。そして、CMP装置200の搬送部210の
搬送アーム(図示せず)が載置部20の受け渡し位置L
bに対してアクセスし、この搬送アームがウェハWをC
MP装置200側に搬送し、CMP装置200において
所定の研磨処理を行う。
【0033】また、受け渡し位置Laは、CMP処理が
終了したウェハWをCMP装置200の搬送部210の
搬送アームが基板処理装置100に渡す際に、ウェハW
を一旦載置する位置である。CMP装置200の搬送部
210の搬送アームが載置部20の受け渡し位置Laに
アクセスし、CMP処理が終了したウェハWを載置する
ように構成されている。
【0034】そして、処理部30,40,50等および
載置部20と、基板収納部7との間に設けられた搬送路
15には、X軸方向に沿って移動可能な搬送ロボット1
0が設けられている。この搬送ロボット10は、上下方
向に2つの搬送アーム11を備えており、この搬送アー
ム11がウェハWを保持した状態でウェハWの搬送を行
う。また、図2に示すように、基台部分14には、X軸
方向に設けられたボールネジ13が螺嵌されており、ボ
ールネジ13が回転することによって搬送ロボット10
がX軸方向に沿って移動可能となっている。また、搬送
ロボット10は、昇降部分12が伸縮することによって
ウェハWをZ軸方向(上下方向)にも搬送することがで
きるとともに、θ軸を中心とする回転動作も行うことが
可能となっている。したがって、搬送ロボット10の搬
送アーム11は、基板収納部7に配置された複数のポッ
ド9と、ウェハ載置部20と、処理部50とにアクセス
することができ、これらの処理部間でウェハWの搬送を
行う。
【0035】ここで、搬送ロボット10の搬送アーム1
1をポッド9にアクセスする際には、密閉状態のポッド
9を開放して搬送アーム11がアクセス可能な状態にす
る必要がある。そこで、基板処理装置100には、ポッ
ド9が載置されるそれぞれの位置にポッドオープナ8が
設けられている。基板収納部7にポッド9が配置される
と、図2に示す符号8aの状態のようにポッドオープナ
8はアームを伸ばしてポッド9の蓋のロックを解除す
る。そして、図2に示す符号8bの状態のように、アー
ムがポッド9の蓋を把持した状態でY軸方向に移動し
て、ポッド9を密閉状態から開放する。符号8bの状態
のままでは、搬送ロボット10の搬送アーム11がポッ
ド9内にアクセスすることができないので、図2に示す
8cの状態のように、ポッドオープナ9は蓋を保持して
いるアームを下降させる。
【0036】このような動作により、ポッド9の密閉状
態が開放され、搬送ロボット10の搬送アーム11は、
ポッド9内のウェハWにアクセスすることが可能とな
る。なお、ポッド9は、ウェハWを外気とは隔離した清
浄な雰囲気に保つことでウェハWの汚染をしないように
密閉されるものであるが、基板処理装置100の内部は
ポッド9内部と同様に清浄な雰囲気を維持するように構
成されており、ポッド9の開放動作は、基板処理装置1
00の内部で蓋を開放するため、ウェハWを汚染する問
題はない。
【0037】そして、搬送ロボット10は、搬送アーム
11をポッド9の内部に向けて伸ばし、ポッド9の内部
からウェハWを1枚取り出す。搬送ロボット10は、X
軸方向の移動やZ軸方向の移動を行うとともに、θ軸に
ついての回転動作を行い、搬送アーム11は、ポッド9
から取り出したウェハWを載置部20の受け渡し位置L
bに載置する。また、搬送ロボット10の搬送アーム1
1は、処理部50に対してアクセスし、全ての処理が完
了したウェハWを取り出す。そして、搬送ロボット10
は、X軸方向の移動やZ軸方向の移動を行うとともに、
θ軸についての回転動作を行い、搬送アーム11はポッ
ド9の所定位置にアクセスして、CMP処理後の洗浄処
理が終了したウェハWをポッド9内に収納する。
【0038】また、この基板処理装置100には、載置
部20に載置されたCMP処理後のウェハWを処理部3
0に搬送し、処理部30での処理が終了したウェハWを
処理部40に搬送し、処理部40での処理が終了したウ
ェハWを処理部50に搬送するためにシャトル搬送ロボ
ット60が設けられている。シャトル搬送ロボット60
は、後述するように、X軸方向に沿って移動可能であ
り、基板受け渡し位置Laに載置されているウェハWを
処理部30に、また、処理部30での処理が終了したウ
ェハWを処理部40に、さらに、処理部40での処理が
終了したウェハWを処理部50に搬送するので、それぞ
れの処理部間の搬送動作は一括して同時に行われる。
【0039】このように、この基板処理装置100にお
いては、搬送ロボット10がポッド9から載置部20へ
のウェハWの搬送動作を行い、シャトル搬送ロボット6
0が載置部20から処理部30,40,50へのウェハ
Wの搬送動作を行う。そして、処理部50からポッド9
へのウェハWの搬送は、再び搬送ロボット10が担当す
るように構成されている。
【0040】また、この基板処理装置100には、処理
部30,40,50における処理の際に使用される処理
液等が処理部外部へ飛散しないように、昇降可能なカバ
ー70が設けられている。このカバー70は、シャトル
搬送ロボット60によって各処理部間のウェハWの搬送
が行われる際には、図示しないシリンダやモータ等の昇
降駆動機構によって上昇し、シャトル搬送ロボット60
のX軸方向に沿った移動と緩衝しないように構成されて
おり、シャトル搬送ロボット60による処理部間搬送が
終了して各処理部において洗浄処理を行う際には、昇降
駆動機構によってカバー70が下降し、各処理部30,
40,50の側面等を覆う。したがって、各処理部にお
いてウェハWに対する処理を行っている際に、他の処理
部からの処理液やパーティクル等が付着することがな
く、清浄な処理を行うことができる。
【0041】この基板処理装置100の全体構成は上記
のごとくであり、ウェハWに対して処理を行うための複
数の処理部30,40,50をX軸方向に沿って隣接す
るように一列に配置しており、各処理部間のウェハWの
搬送を1台のシャトル搬送ロボット60で一括して行う
ことができるように構成されているため、基板処理装置
100のフットプリントを縮小することができる。ま
た、載置部20によって直接外部装置であるCMP装置
200とインライン化することができるため、基板処理
装置100とCMP装置200とをインライン化したと
きのフットプリントも縮小することができる。
【0042】次に、処理部30である洗浄装置の詳細な
構成について説明する。図4は、本発明の一実施形態で
ある洗浄装置の構成を示す平面図である。図5は、図4
のD−D断面図であり、一部を省略し、かつ一部を概念
的に示している。また、図6は、洗浄装置の構成を示す
要部を断面とした側面図である。
【0043】この洗浄装置は、ウェハWの表面に形成さ
れた薄膜を研磨するCMP処理が行われた後にウェハW
の表面に残っているスラリーおよび不要な薄膜を除去す
るためのもので、側壁30a,30b,30c,30d
によって囲まれた平面視においてほぼ矩形の処理室30
1、および処理室301内においてウェハWを水平に保
持し、かつこの状態でウェハWを回転させることができ
る保持装置(基板保持手段)33を備えている。
【0044】さらに、この処理部30は、保持装置33
により保持されたウェハWの上面および下面の各中央部
に残っているスラリーをスクラブして除去するための表
面ブラシ31と裏面ブラシ32よりなる両面洗浄装置3
4を備えている。
【0045】そして、処理室301は底壁30eにより
上記ウェハ保持装置33と両面洗浄装置34が配置され
る底壁30eより上部の処理区画302と、底壁30e
より下部で主に保持装置33の駆動部が配置される駆動
区画303より構成される。
【0046】保持装置33は、処理室301の側壁30
bまたは30dに対して直交する方向(以下「保持方
向」という。)A(A′)に関して対向配置された一対
の保持ハンド35a,35bを有している。
【0047】保持ハンド35aには保持されたウェハW
の周縁付近の上下の平面部および端面を含む周縁部のみ
を洗浄するため後述する周縁部洗浄手段90を備えてい
る。すなわち、周縁部洗浄手段90によってウェハWの
周縁部に残っているスラリーや不要な薄膜を除去するよ
うになっている。
【0048】保持ハンド35a,35bは周縁部洗浄手
段90を除いて本実施例において同一構造を採用し、図
5中左右対称であるので以下、一方の保持ハンド35a
をもって説明する。尚、他方の保持ハンド35bは同一
構造に同符号を付与して説明を省略する。
【0049】保持ハンド35aは図7に示すように、保
持方向Aに沿って移動可能なもので、ベース取付部36
に取り付けられたベース部37と、ベース部37の上方
に配置されるハンド軸38と、ウェハWを保持するため
の3つの保持用ローラ(保持具)80(a〜c)を配設
される本体部39をそれぞれ有している。尚、本体部3
9の上面に周縁部洗浄手段90が配置される。
【0050】ベース取付部36には、側壁30aに締結
された連結部材361を介して保持方向Aに沿って長く
形成され、ベース部37の下方まで延びた台部362の
一端が連結されている。台部362の一端には、L字状
の取付板363の立設面にシリンダ364が固定され、
シリンダ364のロッド364aが連結板371を介し
てベース部37に取り付けられている。ロッド364a
は、保持方向Aに沿って突出したり引っ込んだりできる
ようになっている。また、台部362上には保持方向A
に沿ってスライドレール365が配置される。
【0051】一方、ベース部37は、スライドレール3
65上に装着されるスライド部372と、スライド部3
72上に底板373を配置して構成される。底板373
には下面にブラケット374が装着され、このブラケッ
ト374にモータM1が支持される。また、底板373
の上面にはハンド軸38が固定される。
【0052】ハンド軸38は、2つの筒状体より構成さ
れ、底板373の挿通口373aの位置に合わせて底板
373上面に装着される外筒体381と、その内部に装
着される内筒体382により構成される。そして、内筒
体382の上部は底壁30eの挿通穴30fを通って処
理区画302に延在し、その内筒体382の上端に本体
部39が装着され支持される。
【0053】本体部39上面の保持用ローラ80(a〜
c)は、ウェハWを保持した状態でウェハWを回転させ
るべく、本体部39に回転可能に設けられている。これ
らの保持用ローラ80(a〜c)は、ウェハWの端面形
状に対応した円周上に配置されている。ウェハWは、保
持用ローラ80(a〜c)の側面にその端面が当接した
状態で保持される。すなわち、保持用ローラ80(a〜
c)は、本体部39に鉛直軸まわりの回転が自在である
ように支持されたローラ軸81(a〜c)と、ローラ軸
81(a〜c)の上端に固定されている保持具82(a
〜c)により構成される。
【0054】保持具82(a〜c)は同じ構成であり、
図8に示すように、軸部821と、外周面に略V字状の
周溝822が形成された駆動伝達部823により構成さ
れる。この周溝822にウェハWの端部が当接しながら
回転がウェハWに伝達される。保持具82は周縁部洗浄
具90a,90bの表面より硬度の高い樹脂等で一体成
形で形成される。これは、ウェハWの端部の当接によっ
ても傷がつかないような硬さに設定されている。
【0055】ウェハWを回転させるために必要な駆動力
は、保持用ローラ80bにのみ与えられるようになって
いる。すなわち、保持用ローラ80(a〜c)のうち中
央の保持用ローラ80bには、ベース部37の下端に取
り付けられたモータM1 の駆動力が連結部824とロー
ラ軸81bを介して伝達されるようになっている。
【0056】さらに詳述する。保持用ローラ80aのロ
ーラ軸81aは、図6に示すように、本体部39に形成
された挿通穴391aを通って本体部39の内部に形成
された空間392まで延ばされており、挿通穴391a
に配置された2つの軸受393a,393bを介して本
体部39に回転自在に支持されている。他の保持用ロー
ラ80cのローラ軸81cも同様に、挿通穴391cを
通って空間392まで延ばされ、かつ挿通穴391cに
配置された2つの軸受394a,394bを介して本体
部39に回転自在に支持されている。
【0057】中央の保持用ローラ80bのローラ軸81
bは、本体部39に形成された挿通穴391bを通って
本体部39の内部に形成された空間392まで延ばされ
ており、及び挿通穴395を介して本体部39の下方に
突出している。そして、挿通穴391bに配置された軸
受396aと、挿通穴395に配置された軸受396b
を介して本体部39に回転自在に支持されている。
【0058】中央のローラ軸81bには、2つのプーリ
83b,84bが取り付けられている。そして、2つの
プーリ83b,84bと他の2つのローラ軸81a,8
1cにそれぞれ取り付けられたプーリ83a,84cと
の間に、ベルト85,86がそれぞれ巻き掛けられてい
る。符号87,88はそれぞれのベルト85,86にテ
ンションを付与するテンション軸である。
【0059】以上の構成により、モータM1によって中
央の保持用ローラ80bが駆動されると、中央の保持用
ローラ80bに伝達されてきた駆動力は、ベルト85,
86を介して他の2つの保持用ローラ80a,80cに
も伝達され、これに伴って他の2つの保持用ローラ80
a,80cが駆動される。その結果、保持用ローラ80
に保持されているウェハWは回転を始める。このように
して、ウェハWは保持用ローラ80(a〜c)に保持さ
れた状態で回転方向Bに沿って回転する。この場合にお
けるウェハWの回転速度は、たとえば約10〜20(回
転/分)である。以上のように、この実施形態では、モ
ータM1およびベルト85,86が回転駆動部に対応し
ている。
【0060】周縁部洗浄手段90は、図9に示すように
ウェハWの端面に沿って配置される洗浄具91と、洗浄
具91が植設される円柱状の保持部92と、保持部92
を回転軸93で回転駆動可能に連結されるモータ等の回
転駆動手段(駆動手段)94より構成されている。本例
で洗浄具91はPVAによるブラシ毛が用いられるが、
PVAに限らず、弾性を有する樹脂部材を用いてもよ
い。95は周縁部洗浄手段90を保持ハンド35aの本
体部39上で高さ方向の位置を決める台座である。
【0061】周縁部洗浄手段90は図4に示すように、
ウェハWの端面形状に対応した円周上で保持用ローラ8
0aと80bの間に配置される。ウェハWは、その周縁
部が洗浄具91に押圧され、ウェハWの上下の平面部及
び端面を含む周縁部が洗浄具91により洗浄されるべ
く、洗浄具91は変形しながら平面部から端面にかねて
摺擦する。
【0062】この構成により、シリンダ364を駆動す
ることによって、ベース部37が連結板371を介して
スライドレール365上をスライド部372によって移
動し、保持ハンド35aを保持方向Aに沿って進退させ
ることができる。そして、保持ハンド35a,35bが
互いに反対方向に進退することでウェハWを保持用ロー
ラ70の間で挾持したり、この挾持を解放したりするこ
とができる。即ち、シリンダ364が保持装置33の駆
動手段を構成する。この際、底壁30eの挿通穴30f
はハンド軸38のスライド領域より大きく開孔されてお
り、保持ハンド35aの移動が妨げられることがない。
【0063】なお、参照符号300は、保持ハンド35
aの移動とともに変形及び伸縮自在なベローズであり、
両面洗浄装置34において使用される洗浄液ならびにそ
の雰囲気が、駆動部に影響を与えないようにするため、
あるいは処理区画302の外部に漏れるのを防ぐための
ものである。また、シリンダ364のロッド364aや
後述するハンド軸38から発生するパーティクルが処理
区画302の内部に侵入するのを防止するためのもので
もある。
【0064】図5に戻って、両面洗浄装置34は、保持
装置33により保持されたウェハWの上方および下方に
配置された表面ブラシ31および裏面ブラシ32を備え
ている。表面ブラシ31および裏面ブラシ32は、それ
ぞれ、保持ハンド35a,35bに干渉しない位置に、
ウェハWの中心部から周縁部に至るウェハWの平面領域
を覆うように配置されている。
【0065】表面ブラシ31および裏面ブラシ32は、
ウェハWに対向する側に取付面311,321を有する
ベース部312,322と、ベース部312,322に
取り付けられた回転軸313,323とを有し、回転駆
動部314,324により鉛直軸方向に沿う回転軸を中
心に回転方向Cに沿って回転できるようにされている。
さらに、表面ブラシ31および裏面ブラシ32は、それ
ぞれ、昇降駆動部315,325によって上下方向に移
動できるようになっている。これにより、ウェハ洗浄時
においてはウェハWを表面ブラシ31および裏面ブラシ
32で挟み込むことができ、また、ウェハ洗浄後におい
ては、ウェハWから表面ブラシ31および裏面ブラシ3
2を離すことができるようになっている。
【0066】ベース部312,322の各取付面31
1,321には、洗浄用ブラシ(両面スクラブ手段)3
16,326が設けられている。洗浄用ブラシ316,
326の中央付近には、ウェハWに洗浄液を供給するた
めの洗浄液供給ノズル317(a,b),327(a,
b)がそれぞれ配置されている。洗浄液は、フッ酸、硝
酸、塩酸、リン酸、酢酸、アンモニアなどの薬液、およ
び純水を含む。
【0067】洗浄液供給ノズル317(a,b),32
7(a,b)には、洗浄用パイプ318(a,b),3
28(a,b)が連結されている。洗浄用パイプ318
(a,b),328(a,b)は、回転軸313,32
3内に回転しないように挿通されており、その他端に
は、図示しない薬液用タンクから薬液が導かれる薬液供
給路319a,329a、および図示しない純水用タン
クから純水が導かれる純水供給路319b,329bが
開閉弁330(a,b),331(a,b)に接続され
ている。この構成により、薬液および純水を洗浄液供給
ノズル317(a,b),327(a,b)から選択的
に吐出させることができる。
【0068】次に、シャトル搬送ロボット60の構成に
ついて説明する。図10は、シャトル搬送ロボットの平
面図、図11(a),(b)はシャトル搬送ロボット6
0とウェハWの処理部との関係を示す概略側面図であ
る。
【0069】図10に示すシャトル搬送ロボット60に
は、ウェハWの処理部間搬送を行う際に、ウェハWを保
持する3個の保持部61,62,63が設けられている
が、このうち最も+X軸方向側に設けられている保持部
61は載置部20から処理部30へのウェハWの搬送を
担当し、中央に設けられている保持部62は処理部30
から処理部40へのウェハWの搬送を担当し、最も−X
軸方向側に設けられている保持部63は処理部40から
処理部50へのウェハWの搬送を担当する。
【0070】それぞれの保持部61,62,63は、第
1アーム61a,62a,63aと第2アーム61b,
62b,63bとを備えている。そして、各々のアーム
にはウェハWを周縁部で保持するための保持部材64が
各々2個設けられている。
【0071】そして、基板処理装置100内にある後述
する制御部が、図示しない駆動手段に対して駆動命令を
送ると、各第1アーム61a,62a,63aは+X軸
方向に移動する一方、各第2アーム61b,62b,6
3bは−X軸方向に移動する。この動作により、シャト
ル搬送ロボット60によるウェハWを保持する動作(す
なわち、ウェハWのチャッキング動作)が行われる。こ
のチャッキング動作は、第1アーム61a,62a,6
3aと第2アーム61b,62b,63bとの2本のア
ームによってウェハWを挟み込む動作であるため、ウェ
ハWの下面を支持するだけのものに比べると、各処理部
に対して搬送するウェハWの位置アライメントを行う。
【0072】また、逆に各第1アーム61a,62a,
63aは−X軸方向に移動する一方、各第2アーム61
b,62b,63bは+X軸方向に移動する動作によ
り、シャトル搬送ロボット60のウェハWの保持状態を
開放する動作が行われる。
【0073】また、図示しないモータ等の駆動によって
α方向に保持部61,62,63も回転軸65を中心に
して回転する。よって保持部61,62,63がウェハ
Wを保持した状態でモータを駆動することにより、ウェ
ハWもYZ平面での回転動作を行う。
【0074】ここで、図11(a)に示すように回転軸
65にα方向の微少量の回転を与えると、ウェハWの保
持状態の保持部61は、その状態でα方向に微少量の回
転を行う。したがって、載置部20に載置されているウ
ェハWは、保持部61に保持されてα方向に回転するこ
とによって、離脱することとなる。同様に、各処理部3
0,40で保持されていたウェハWについても、保持部
61,62,63に保持されてα方向に回転することに
よって各処理部30,40における保持状態から開放さ
れることになる。
【0075】そして、保持部61,62,63は下部に
移動台66が連結されており、移動台66は−X軸方向
に沿って移動する。したがって、同時に保持部61,6
2,63も−X軸方向に沿って移動する。
【0076】まず、図10に示すように、シャトル搬送
ロボット60は、載置部20と処理部30,40に対応
する側に位置する。処理部30,40におけるウェハW
の処理中は、保持部61,62,63は図中一点鎖線で
示す位置にある。そして、処理部30,40のおけるウ
ェハWの処理が終了すると、各保持部61はそれぞれ図
中実線で示す位置に移動し、載置部20,処理部30,
処理部40にあるウェハWの保持を行う。そして、各ウ
ェハWを上昇させた後、シャトル搬送ロボット60を−
X軸方向に移動させる。
【0077】そして、処理部30,処理部40,処理部
50へ搬送したウェハWを下降させた後、保持部61,
62,63を一点鎖線で示す位置に退避させることによ
って、各処理部へのウェハWの搬送動作を完了する。な
お、保持部61,62,63が退避する際には、各処理
部間等に設けられた退避位置67に退避する。
【0078】このように、このシャトル搬送ロボット6
0は、隣接する処理部間でのウェハWの搬送を同時に行
うようになっているため、効率的なウェハWの処理部間
の搬送を実現しているとともに、載置部20から処理部
30へのウェハWの搬送と、処理部30から処理部40
へのウェハWの搬送と、処理部40から処理部50への
ウェハWの搬送については個別に搬送ロボットを設ける
必要がなく、基板処理装置100のフットプリントを減
少させることが可能となる。
【0079】なお、処理部50からのウェハWの取り出
しは、上述のように搬送ロボット10の搬送アーム11
が行うように構成されている。
【0080】次に、カバー70について説明する。図1
0に示すように、カバー70は、処理部30,40,5
0におけるウェハWの処理の際に処理液等が飛散しない
ように各処理部を覆っている。また、カバー70は、下
降した際に、退避位置67に退避しているシャトル搬送
ロボット60の保持部61,62,63に緩衝しないよ
うに各退避位置67に対応する位置の凹部71が設けら
れている。したがって、シャトル搬送ロボット60の保
持部61,62,63が図10の一点鎖線で示す位置に
退避した場合に、カバー70を下降させれば、カバー7
0は保持部61,62,63に接触することなく各処理
部30,40,50を良好に覆うことができる。
【0081】また、シャトル搬送ロボット60の保持部
61,62,63が退避位置67に退避した直後にカバ
ー70を下降させれば、各処理部30,40,50にお
ける上述のウェハWの処理を開始することができる。
【0082】次に、図11(a),(b)に基づいて、
カバー70とシャトル搬送ロボット60との関係につい
て説明する。図11(a)に示すように、シャトル搬送
ロボット60の回転軸65がα方向に微少量回転し、保
持部61がウェハWを持ち上げた状態で処理部間搬送を
行う。このとき、カバー70は、シャトル搬送ロボット
60の搬送動作の際に緩衝しないように図示しない昇降
手段によって上昇した状態となっている。
【0083】ところで、ウェハWの処理部間搬送が終了
し、カバー70が下降して各処理部におけるウェハWの
処理が開始された際に、処理部30,40,50に対応
する位置にあるシャトル搬送ロボット60を次の処理部
間搬送に備えて、載置部20,処理部30,40に対応
する位置に予め移動させておくことが必要に応じて行わ
れる。
【0084】しかし、各処理部はウェハWの処理中であ
り、カバー70は閉じた状態であるため、保持部61が
退避位置67にある状態で、シャトル搬送ロボット60
を+X軸方向に移動させると、カバー70に衝突する。
【0085】そこで、このシャトル搬送ロボット60で
は、図11(b)に示すように、シャトル搬送ロボット
60の回転軸65を90度程度回転させることによって
保持部61を起立状態にし、側面視でカバー70と保持
部61とが重ならないような状態にする。こうすること
により、シャトル搬送ロボット60が+X軸方向に移動
しても保持部61がカバー70と緩衝しないようにな
り、各処理部におけるウェハWの処理中に、シャトル搬
送ロボット60を載置部20,処理部30,40に対応
する位置に予め移動させておくことが可能となる。
【0086】そして、シャトル搬送ロボット60がX軸
方向に移動して、載置部20,処理部30,40に対応
する位置に到達すると、起立状態の保持部61を再び略
水平状態に戻す。
【0087】なお、ウェハWの処理中に図10の一点鎖
線で示す保持部61の位置で待機しているときに保持部
61の洗浄を行う場合は、載置部20の近辺に載置部2
0内のウェハWをチャッキングする保持部61に対して
リンス液を吐出するノズル(図示せず)を設ければよ
い。そして、載置部20の近辺に設けられたノズルから
リンス液を吐出することにより、保持部61を洗浄する
ことが可能となる。また、保持部61,62,63の洗
浄は、それぞれの退避位置67内に配置されたノズル等
からのリンス液を吐出する手段を用いる事により洗浄す
ることが可能となる。
【0088】図12は、この基板処理装置100の主要
な電気的構成を示すブロック図である。この基板処理装
置100には、当該装置の制御中枢として機能するマイ
クロコンピュータなどで構成された制御部500が備え
られている。制御部500は、ROM501に格納され
た制御プログラムに従って、シリンダ364,364、
モータM1、回転駆動部314,324、昇降駆動部3
15,325、開閉弁330(a,b),331(a,
b)、および周縁部洗浄手段90の回転駆動手段94を
制御する。
【0089】次に、この基板処理装置100の洗浄動作
について説明する。洗浄前においては、保持ハンド35
a,35bはウェハWを保持する保持位置から退避した
位置で待機し、かつ表面ブラシ31および裏面ブラシ3
2も互いにウェハWから離れた状態で待機している。前
工程であるCMP処理が終了しシャトル搬送ロボット6
0によってウェハWが搬送されてくると、制御部500
は、シリンダ364のロッド364aを進出させる。そ
の結果、保持ハンド35a,35bは互いに近づく。こ
れにより、ウェハWがその端面において保持用ローラ8
0(a〜c)に保持される。同時に周縁部洗浄手段90
もウェハWの端部の洗浄位置に正確に配置されることと
なる。
【0090】その後、制御部500は、回転駆動部31
4,324を駆動し、表面ブラシ31および裏面ブラシ
32を回転させる。これと同時に、制御部500は、開
閉弁330a,331aを制御し、薬液供給路319
a,329aを接続させる。その結果、洗浄液供給ノズ
ル317a,327aから薬液がそれぞれウェハWの上
面および下面に供給される。
【0091】その後、制御部500は、モータM1を駆
動する。その結果、保持用ローラ80(a〜c)が回転
駆動される。これに伴って、ウェハWが低速回転する。
さらに、制御部500は、昇降駆動部315,325を
制御し、表面ブラシ31および裏面ブラシ32を互いに
近づく方向に移動させる。その結果、保持用ローラ80
(a〜c)に保持されているウェハWは、表面ブラシ3
1および裏面ブラシ32によって挟み込まれ、表面ブラ
シ31および裏面ブラシ32によりウェハWの上面およ
び下面が擦られる。これにより、ウェハWの上面および
下面に薬液が供給されつつ表面ブラシ31および裏面ブ
ラシ32によってスクラブ洗浄される。その結果、ウェ
ハWの上面および下面に残っていたスラリーが除去され
る。
【0092】同時にウェハWの周縁部は周縁部洗浄手段
90により洗浄される。図13を参照して詳細に説明す
る。周縁部洗浄手段90は円形に植設された洗浄具91
の回転中心θ2がウェハWと同等の位置となるように配
置されている。また、ウェハWの周縁部は洗浄具91の
ブラシ毛内に侵入する状態とされる。
【0093】この状態で洗浄具91が回転方向Eに回転
されると、ブラシ毛911は回転中心θ2より図中左側
ではウェハWの表面へ当接することとなる。一方、回転
中心θ2より図中右側ではウェハWの裏面においてブラ
シ毛911が当接することとなる。ブラシ毛911は可
撓性を有しているので、ウェハWの平面部に当接した
後、端面にかけて摺擦してウェハWの反対面へ移動す
る。そしてブラシ毛911は元の状態になる。
【0094】このように、洗浄具91がウェハWの平面
部の上方から移動して端面にかけて摺擦して洗浄するこ
とで充分な洗浄作用をウェハWの周縁部に対して行うこ
ととなる。また、洗浄具91が回転することで、ウェハ
Wの表裏面が回転中心θ2の両側において洗浄されるこ
ととなる。
【0095】所定の時間経過後、制御部500は、昇降
駆動部315,325を制御し、表面ブラシ31および
裏面ブラシ32を互いにウェハWから離れる方向に移動
させ、ウェハWから表面ブラシ31および裏面ブラシ3
2を離れさせる。その後、開閉弁319a,319bを
閉じて開閉弁329a,329bを開くよう制御し、洗
浄用パイプ318b,328bと純水供給路319b,
329bとを接続させる。その結果、洗浄液供給ノズル
317b,327bから純水がウェハWの上面および下
面に供給され、ウェハWの上面および下面に残っている
薬液等が洗い流される。
【0096】その後、制御部500は、開閉弁329
a,329bを制御し純水の吐出を停止させ、また、回
転駆動部314,324の駆動を停止して表面ブラシ3
1および裏面ブラシ32の回転を停止させる。さらに、
モータM1を停止させ、ウェハWの回転を停止させると
同時にと周縁部洗浄手段90の回転駆動手段94の回転
を停止させる。これにより、両面洗浄装置34における
スクラブ洗浄処理が終了する。その結果、ウェハWの周
縁部の表面上に残っているエッチング液が洗い流される
とともに、ウェハWの周縁部に残っていたスラリーが除
去されたり、不要な薄膜がエッチングされる。
【0097】洗浄処理終了後、制御部500は、シャト
ル搬送ロボット60をウェハWに向けて移動させる。こ
れにより、シャトル搬送ロボット60はウェハWを次の
処理部40へ搬送する。処理部40では、ブラシ41に
より表面洗浄処理を行う。そして、処理部50では、純
水等のリンス液を使用してウェハの最終リンスを行った
後、ウェハを高速に回転させて、スピンドライ乾燥(リ
ンス処理・乾燥処理)を行う。
【0098】さらに、搬送ロボット10は、処理部50
での最終リンス処理が行われて、乾燥処理されたウェハ
Wを取り出してウェハWを基板収納部7に設けられてい
るポッド9に収納する。
【0099】以上のように本実施形態によれば、ウェハ
Wの周縁部をウェハWの保持と同時に洗浄できるように
しているから、別途、周縁部の洗浄手段を洗浄位置まで
移動させる構造を必要とせずウェハWの周縁部の洗浄を
行うことができる。したがって、ウェハWの周縁部の不
要な薄膜が残っている場合であっても、当該薄膜を確実
に除去できる。また、ウェハWの周縁部にスラリーが残
っている場合であっても、当該スラリーを確実に除去で
きる。その結果、スラリーと薄膜との反応生成物が発生
することもなくなる。そのため、CMP処理後のウェハ
Wの全体を良好に洗浄できる。よって、高品質な半導体
製造装置を提供できる。
【0100】本発明の実施の一形態の説明は以上のとお
りであるが、本発明は上述の実施形態に限定されるもの
ではない。たとえば上記実施形態では、ウェハWの中央
部と周縁部とを1つの処理室301にて洗浄する場合を
例にとって説明しているが、たとえばウェハWの中央部
を第1の処理室にて洗浄した後、別の第2の処理室にて
ウェハWの周縁部を洗浄するようにしてもよい。この構
成によっても、ウェハWの中央部と周縁部とを洗浄する
ことができるから、上記実施形態と同様に、膜残り等の
不具合を解消でき、ウェハWの表面の全体を良好に洗浄
できる。
【0101】また、上記実施形態では、図4から図8ま
でに示すように、ウェハWを6つの保持用ローラ80に
よって保持する構成を例にとって説明しているが、ウェ
ハWを保持すべき保持用ローラは少なくとも3つ以上あ
ればよい。この場合、3つ以上の保持用ローラのうちい
ずれか1つに対してだけ駆動力を伝達するようにしても
よい。この構成によっても、ウェハWを端面にて保持し
つつ回転させることができる。
【0102】さらに、上記実施形態では、周縁部洗浄手
段90の洗浄具91を回転しているが、ウェハWを挟ん
で上下に往復動するようにしてもよい。即ち、図14に
示すように周縁部洗浄手段900は台座960内にモー
タ970と、このモータ970の出力軸970aに偏芯
カム980が取り付けてある。この偏芯カム980にバ
ネ991によりバネ付勢されたカムフォロア990が当
接され、カムフォロア990の他端が支持部材930を
介して洗浄具910の保持部920に連結されている。
950は溝部951にカムフォロア990の上下動を案
内する上下ガイド952が配置されたブロックで、一面
がバネ991の移動規制として機能するようにハウジン
グ940内に設置される。
【0103】この構成によれば、モータ970により偏
芯カム980が回転することでカムフォロア990がバ
ネ991に抗して上下ガイド952内を上下動し、洗浄
具910も上下動する。そしてこの周縁部洗浄手段90
0は、ウェハWの周縁部はブラシ毛の植設内に位置する
ことでブラシ毛が上動する時はその裏面から端面にかけ
て摺擦し、下動する時はウェハWの表面から端面にかけ
て摺擦することで洗浄効果を得るものである。尚、この
他の実施形態において洗浄具910を上下往復運動させ
るに加えて回転運動するように構成しても良い。
【0104】さらに、上記実施形態では、周縁部洗浄手
段90を保持用ローラ80aと80bの間に1個配置す
る構成としているが、保持用ローラ80bと80cの間
に配置してもよい。また、各々の保持ハンド35a,3
5bにそれぞれ1個もしくは多数の周縁部洗浄手段を配
置するようにしてもよい。これによって、ウェハWの周
縁部が充分洗浄されることとなる。
【0105】さらに、上記実施形態では、洗浄具91を
円形状に植設したが、長方形に植設しても良い。
【0106】さらに、上記実施形態では、保持ハンド3
5aと保持ハンド35bをそれぞれ保持方向Aと保持方
向A′に移動させるようにしているが、一方を固定して
他方を移動するように構成しウェハWを保持するように
してもよい。
【0107】さらに、上記実施形態では、CMP処理後
のウェハWの洗浄を行う場合を例にとって説明している
が、本発明は、CMP処理後に限らずに、ウェハWの中
央部と周縁部とを洗浄する必要のある場合に広く適用す
ることができる。
【0108】さらに、上記実施形態では、ウェハWの洗
浄が行われる場合について説明しているが、本発明は、
液晶表示装置用ガラス基板およびPDP(プラズマ・デ
ィスプレイ・パネル)基板など他の各種の基板の洗浄に
対して広く適用することができる。その他、特許請求の
範囲に記載された範囲で種々の設計変更を施すことが可
能である。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被処理体の周縁部を良好に洗浄することができる洗浄装
置が提供される。即ち、周縁部洗浄手段の洗浄具を被処
理体の端面に沿って配置し、被処理体の周縁部の上方か
ら移動させて平面部と端面にかけて摺擦することで、充
分な洗浄効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る基板処理装置を示す
平面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る基板処理装置のYZ
平面における概略断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る基板処理装置のZX
平面における概略断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る洗浄装置の構成を示
す平面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る洗浄装置を示す図4
のD−D矢視の断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る洗浄装置を示す要部
を断面とした側面図である。
【図7】図5の保持ハンド35aの拡大図である。
【図8】保持ローラを示す側面図である。
【図9】周縁部洗浄手段を示す側面図である。
【図10】シャトル搬送ロボットによる処理部間搬送の
様子を示す説明図である。
【図11】カバーと保持部との動作関係を示す概略側面
図で、(a)はウェハを保持した状態、(b)は保持部
を起立状態にした状態である。
【図12】基板処理装置の制御部の構成を示すブロック
図である。
【図13】洗浄具による洗浄状態を示す説明図である。
【図14】他の実施例を示す概略断面図である。
【図15】従来の洗浄装置の概略構成図である。
【図16】従来の洗浄装置の構成を示す側面図である。
【図17】従来の基板の周縁部の洗浄領域を示す説明図
である。
【符号の説明】
20 載置部 30、40、50 処理部 33 保持装置 34 両面洗浄装置 35a、35b 保持ハンド 36 ベース取付部 37 ベース部 38 ハンド軸 39 本体部 60 シャトル搬送ロボット 90、900 周縁部洗浄手段 91、911 洗浄具 100 基板処理装置 200 CMP装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半山 竜一 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 3B116 AA03 AB13 AB23 AB33 AB42 BA02 BA08 BA13 BA34 BB24 BB32 BB43 BB55 CC01 CC03 CD41

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板状の被処理体を保持して処理する洗
    浄装置において、 被処理体の端面に沿って洗浄具が配置される周縁部洗浄
    手段と、 前記周縁部洗浄手段の洗浄具を被処理体の周縁部におい
    て平面部上方から移動させて、平面部と端面にかけて洗
    浄具を摺擦して洗浄する駆動手段と、 を具備したことを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の洗浄装置において、 前記洗浄具は被処理体の平面部に対して平行に植設され
    たブラシ毛で形成されたことを特徴とする洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の洗浄装
    置において、 前記駆動手段は洗浄具を回転する回転駆動手段よりなる
    ことを特徴とする洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3に記載の洗浄装置
    において、 前記被処理体は、薄膜が形成された表面を研磨する加工
    処理がされた基板であることを特徴とする洗浄装置。
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