JP2007014925A - 農産物選別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】周回経路上に配列された各搬送体を高速且つ効率良く循環させることができる農産物選別装置を提供する。
【解決手段】搬送コンベヤ2が搬送するトレーBに載置された農産物Aの所定項目を計測装置4で計測し、その計測情報に基づいて、判定装置5により確定した農産物Aの仕分け先情報をトレーBの固有情報と関連付けて記憶する。判定装置5に記憶された仕分け先情報に基づいて、農産物Aが載置されたトレーBを搬送コンベヤ2から搬出し、各選別領域c…に配置した回帰コンベヤ7に移載する。回帰コンベヤ7が搬送するトレーBから農産物Aを取り出して箱詰め処理し、農産物Aが取り出された空のトレーBを、搬送コンベヤ2のトレーBが載置されていた番地と対応する空き場所に搬入する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば果実(林檎、梨、桃、トマト、柿等)、柑橘類等の農産物を選別する作業に用いられる農産物選別装置に関する。
従来、上述のような農産物を選別する装置としては、例えば農産物仕分けラインが搬送する各パンに載置された各農産物を、選別部通過時の選別結果に基づいて、その選別結果と対応する各搬出ラインに送り込み、各搬出ラインの各農産物取出し部で農産物が取り出された空の各パンを合流させて空パン返還ラインから農産物ストックラインに送り込み、農産物ストックラインにストックされた空の各パンを農産物仕分けラインに送り込む特許文献1の農産物選別装置があるが、農産物仕分けラインに送り込まれるパンが不足しないように、農産物が載置されるパンを沢山用意しなければならず、パンの総数が多くなるほど、装置全体の製作費が高くなる。また、空のパンをストックするためのライン数が多くなるため、装置全体が大型化し、広い設置スペースが必要になる。
他の装置としては、例えば多数の各物品を、搬送コンベヤ上に配列された各搬送体に載置して搬送し、計測工程で計測した選別情報に基づいて、項目別に振分けられた各搬送体から各物品を取り出して箱詰め処理した後、物品が取り除かれた空の各搬送体を合流させて搬送する特許文献2の物品の選別装置及び選別方法があるが、農産物が取り除かれた空の搬送体を合流させるための制御が複雑であり、制御の仕方よっては詰まりが生じる可能性がある。
特開平9−173994号公報 特開2001−187365号公報
この発明は上記問題に鑑み、周回経路上に配列された各搬送体を高速且つ効率良く循環させることができる農産物選別装置の提供を目的とする。
請求項1に記載した発明の農産物選別装置は、農産物が載置される搬送体を周回経路に沿って搬送する第1の搬送手段と、上記農産物の所定項目を計測する計測手段とを備え、上記周回経路上に、上記搬送体に農産物が載置される供給領域と、上記計測手段が設けられる計測領域と、上記農産物の選別情報に応じて区分された複数の各選別領域とが設定され、上記供給領域にて搬送体に載置された農産物を、上記計測手段の計測領域を通過させて各選別領域に搬送するとともに、上記計測手段による計測によって確定された農産物の選別情報に基づいて仕分け処理する農産物選別装置において、上記各選別領域に、上記周回経路から分岐して取出し領域を経て再び周回経路に接続する回帰経路に沿って搬送体を搬送する第2の搬送手段と、上記周回経路から回帰経路へ搬送体を搬出する搬出手段と、上記回帰経路から周回経路への搬送体の搬入を制御する搬入手段とを設け、上記搬出手段によって周回経路から回帰経路へ農産物が載置された搬送体が搬出されたら、上記搬入手段により当該搬送体が載置されていた周回経路上の場所に取出し領域にて農産物が取り出された空の搬送体を搬入するように構成したことを特徴とする。
この発明によると、農産物が載置される搬送体を第1の搬送手段の周回経路に沿って搬送し、多数の各農産物を、供給領域に搬送される各搬送体に1個ずつ載置する。計測領域を通過する際に、各搬送体に載置された各農産物の所定項目を計測手段で計測し、その計測情報に基づいて、農産物の選別情報を確定する。
次に、農産物の選別情報に応じて区分された選別領域に、その選別領域と異なる選別情報を持った農産物が搬送された場合、搬出手段を駆動せず、搬送体を所定位置に載置したまま下流側の選別領域に搬送する。
次に、農産物の選別情報に応じて区分された選別領域に、その選別領域と対応する選別情報を持った農産物が搬送された場合、搬出手段を駆動して、農産物が載置された搬送体を周回経路から第2の搬送手段の回帰経路に搬出し、回帰経路に沿って搬送される搬送体から農産物を取り出して箱詰め処理する。搬出手段によって周回経路から回帰経路に農産物が載置された搬送体が搬出されたら、取り出し領域にて農産物が取り出された空の搬送体を、搬入手段により当該搬送体が載置されていた周回経路上の場所に搬入する。
上述の農産物は、例えば果実(林檎、梨、桃、トマト、柿等)、柑橘類等で構成することができる。また、搬送体は、例えばトレー、パン、皿、バケット等の農産物が収容されるようなもので構成することができる。また、第1及び第2の搬送手段は、例えばベルトコンベヤ、ローラコンベヤ、スラストコンベヤ等で構成することができる。
また、計測手段は、例えば農産物の外部項目(色相、損傷、大きさ、形状、高さ、幅、体積、偏平度等)を検査する外部検査装置、農産物の内部項目(糖度、酸度、水分量、成熟度、腐り具合、空洞等)を検査する内部検査装置、農産物の重量を計測する重量検査装置、各装置で計測した計測情報に基づいて、農産物の選別情報を確定する判定装置(例えばパーソナルコンピューター、CPU、ROM、RAMを備えた装置等)で構成することができる。また、外部項目及び内部項目の計測には、例えば撮影カメラ、画像処理装置等を備えた光学的計測装置が用いられる。また、重量計測には、例えばロードセルや重量センサ等の計測装置が用いられる。
また、搬出手段は、例えば搬出装置及び板状、棒状の搬出部材と、その搬出部材を搬送体が搬出される方向に対して水平回動又は水平移動する例えばエアーシリンダ、ソレノイド、モータ等の駆動手段とで構成することができる。また、搬入手段は、例えば棒状や板状、爪状等のストッパと、そのストッパを上下移動又は水平移動する例えばエアーシリンダ、ソレノイド、モータ等の駆動手段とで構成することができる。或いは、搬送体が搬入される方向に常時回転又は搬出時のみ回転する複数の繰出し用ローラで構成するか、プッシャーや返還部材等の搬入部材と、その搬入部材を空の搬送体が搬入される方向に対して水平回動又は水平移動する例えばエアーシリンダ、ソレノイド、モータ等の駆動手段とで構成することもできる。
請求項2に記載した発明の農産物選別装置は、上記請求項1に記載の構成と併せて、上記各選別領域の回帰経路に、空の搬送体を予め供給し、上記搬入手段によって停留するようにしたことを特徴とする。
この発明によると、農産物を載置した搬送体が周回経路から回帰経路に搬出されたら、回帰経路上に貯留された空の搬送体を、周回経路上の搬送体が載置されていた場所にすぐに搬入するので、周回経路上に配列された搬送体の個数及び間隔を一定に保つことができる。
請求項3に記載した発明の農産物選別装置は、上記請求項1又は2に記載の構成と併せて、上記周回経路から回帰経路に搬送体が搬出されたことを検出する搬出検出手段を設けたことを特徴とする。
この発明によると、搬出検出手段を設けることにより、搬送体が搬出されたことを確実に検出することができ、その検出に基づいて、回帰経路に貯留された空の搬送体を、周回経路上の搬送体が載置されていた場所(又は載置面)に搬入する動作を実行することができる。
また、搬出検出手段は、例えば投受光部を有する光電センサ、近接スイッチ、リミットスイッチ、機械的にON・OFF動作されるスイッチ機構等の検出装置で構成することができる。
請求項4に記載した発明の農産物選別装置は、上記請求項1乃至3のいずれか1つに記載の構成と併せて、上記回帰経路上の取出し領域に、上記農産物が載置された搬送体を停留する搬送停止手段を設けたことを特徴とする。
この発明によると、農産物が載置された搬送体を、搬送停止手段により回帰経路上の取出し領域に一旦停留させるので、搬送体から農産物を取り出す作業及び箱詰めする作業が容易に効率よく行える。
また、搬送停止手段は、例えば棒状、板状、爪状のストッパと、そのストッパを上下移動又は水平移動する例えばエアーシリンダ、ソレノイド、モータ等の駆動手段とで構成することができる。
請求項5に記載した発明の農産物選別装置は、上記請求項1乃至4のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記取出し領域に、上記回帰経路上の搬送体から農産物を取り出して箱詰めする箱詰め手段を設けたことを特徴とする。
この発明によると、取出し領域において、回帰経路に搬出された搬送体上の農産物を箱詰め手段により取り出して箱詰めするので、農産物を箱詰めする作業が機械的に行え、人為的な作業が不要となり、作業の省力化及び能率アップを図ることができる。また、箱詰め手段は、例えば農産物を保持する吸着パッド、アーム等を備えた装置や機械で構成することができる。
この発明によれば、農産物が載置された搬送体を周回経路から回帰経路に搬出し、回帰経路上の取出し領域において農産物が取り出された空の搬送体を、搬送体が載置されていた周回経路上の場所に搬入するので、周回経路上に配列された搬送体の個数及び間隔を一定に保つことができ、搬入時において搬送体が詰まったり、搬送体が途切れることがなく連続して搬送されるため、農産物を搬送体に載置する載置作業、農産物の所定項目を計測する計測作業、農産物を選別する選別作業等が連続して行え、作業の能率アップを図ることができる。
また、従来型の選別装置よりも搬送体の総数が少なく、搬送体の貯留場所及び装置全体の設置スペースが狭くて済み、レイアウトが容易に行える。且つ、装置全体の製作費が安価となり、コストの低減を図ることができる。
この発明は、周回経路上に配列された各搬送体を高速且つ効率良く循環させることができるという目的を、農産物が載置された搬送体を周回経路から回帰経路に搬出し、回帰経路上の取出し領域において農産物が取り出された空の搬送体を、周回経路上の搬送体が載置されていた場所に搬入することで達成した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、多数の農産物を高速且つ効率良く選別するときに用いられる農産物選別装置を示し、図1において、この農産物選別装置1は、1個の農産物Aが載置されるフリーのトレーBを搬送コンベヤ2の周回経路上に多数配列して、ループ状の周回経路上に区分された供給領域aと、計測領域bと、選別情報(等級、階級等の情報)に応じて周回経路上に区分された複数の各選別領域c…とに周回搬送する。なお、最下流側に設定した最終の選別領域cは、格外品を選別する領域に設定している。
また、トレーBの載置位置を規制する凸状の規制部を、搬送コンベヤ2の載置面上に設けるとともに、搬送コンベヤ2の全長に対してトレーBが個々に載置される前後間隔に隔てて多数配列してもよい。
上記供給領域aに配置した作業者Dは、図2にも示すように、搬送コンベヤ2の供給領域a側部に併設した荷受コンベヤ3が搬送する各農産物A…を手で1個ずつ取り上げるとともに、農産物Aの外部項目(例えば大きさ、色合、形状、重量、糖度、軟化度、水化度、キズの有無等)を作業者Dの目で見て、個人的な判定基準に基づいて個々に判定する。
且つ、供給領域aの周回経路上に区分された等階級別の各手乗せ領域に各トレーB…が搬送されたとき、作業者Dによる個人的な判定に基づいて、各手乗せ領域と対応する等階級の農産物Aを作業者Dの手で1個ずつ積載する。また、搬送コンベヤ2上に設定した幅方向の複数の載置位置に、農産物Aが載置されたトレーBの載置位置を幅方向にずらせて等階級別に載置してもよい。この場合、計測領域bの手前側に、トレーBを1列に整列するための整列手段を設ける。
且つ、各手乗せ領域の各トレーB…に各農産物A…が載置されたとき、その載置と対応して、各手乗せ領域毎に設定された各選別情報を、各手乗せ領域に搬送された各トレーB…の固有情報と対応させて判定装置5に記憶する。
また、荷受コンベヤ3が搬送する容器に収容された複数の各農産物A…を作業者Dの手で取出すか、例えば吸着パッド、アーム等の移載手段で保持する等して、搬送コンベヤ2が搬送する各トレーB…に移載してもよい。
前記計測領域bに配置した計測装置4は、例えば上部周面、下部周面、側部周面等の農産物A外面を撮影カメラで撮影した外部計測情報と、農産物A内部を透過した透過光を撮影カメラで撮影した内部計測情報と、農産物Aを含むトレーB全体の重量をロードセルで計測して算出した農産物A自体の重量計測情報とを、各トレーB…の固有情報と対応させて判定装置5に記憶する。
前記判定装置5は、供給領域aの作業者Dによる人為的選別情報と、計測領域bの計測装置4による電気的計測情報とに基づいて、農産物Aを格付けするのに必要な項目(例えば色相、損傷、大きさ、形状、高さ、幅、体積、偏平度、糖度、酸度、水分量、成熟度、腐り具合、空洞、格外等)を個々に判定し、各トレーB…に載置された各農産物A…の仕分け先を確定するとともに、各農産物A…の格付け及び仕分け先の情報を、各トレーB…の固有情報と関連付けて記憶する。
また、判定装置5により判定された選別情報を、トレーB自体に付設された記録媒体に記録するか、トレーBと対応して移動する搬送コンベヤ2のトレー載置部に設定された番地情報と対応させて記憶するか、トレー載置部に付設された記録媒体に記録する等してもよい。
且つ、供給領域aに搬送される各トレーB…の固有情報を読取るとき、各トレーB…の固有情報と対応して判定装置5に記憶された各種情報を消去するか、新しい情報を上書きする等して、初期状態にリセットする。
一方、各選別領域c…において、トレーBの固有情報を、例えば非接触型通信装置等の読取り手段で読取るとともに、そのトレーBの固有情報と対応して記憶された農産物Aの格付け及び仕分け先の情報と、各選別領域c…毎に設定された等階級別の各選別情報とを判定装置5で比較して、同一の選別情報であるか否かを判定する。
前記各選別領域c…上流側端部の周回経路左側部に配置した一対の各搬出装置6,6は、図3にも示すように、搬送コンベヤ2の周回経路右側部に配置した回帰経路を構成する各供給コンベヤ7a,7aと対応して設けられ、トレーB側面に当接される板状の搬出部材6aを、選別領域c上流側端部の周回経路左側部に配置するとともに、搬出部材6aの基端部を搬送コンベヤ2の左側部に配置した基台6b上に軸支し、基台6bに取り付けた回動用シリンダ6cのロッド端部を搬出部材6aの中間部に連結して、回動用シリンダ6cの作動により、搬出部材6aを、搬送コンベヤ2が搬送するトレーBに対して当接が回避される待機位置と、搬送コンベヤ2の周回経路右側部に配置した供給コンベヤ7aに対してトレーBが移載される振分け位置とに水平回動する。
つまり、上記判定装置5によりトレーBに載置された農産物Aの選別情報と、選別領域cに設定された選別情報とが異なると判定された場合、一対の各搬出装置6,6を駆動せず、各搬出部材6a,6aを、搬送コンベヤ2が搬送するトレーBに対して当接が回避される待機位置に待機させる。なお、搬出部材6aを、例えばモータ、ソレノイド、流体圧シリンダ等の移動手段により水平回動又は水平移動させてもよい。
一方、トレーBに載置された農産物Aの選別情報と、選別領域cの選別情報とが一致すると判定された場合、いずれか一方の搬出装置6を駆動して、搬出部材6aを、搬送コンベヤ2が搬送するトレーB側面に当接される方向に水平回動するとともに、農産物Aが載置されたトレーBを、搬送コンベヤ2の周回経路右側部に搬出するとともに、該右側部に配置した供給コンベヤ7aに移載する。
また、格外の選別領域cに配置した一対の各搬出装置6,6は、判定装置5による判定に基づいて、格外の農産物Aが載置されたトレーBを、搬送コンベヤ2の周回経路右側部に配置した供給コンベヤ7aに移載する。格外の選別領域cに配置した作業者Eは、トレーB上の農産物Aを手で取り上げて回収又は除去する。また、農産物Aが取り出されたトレーBは、搬送コンベヤ2上のトレーBが載置されていた番地と対応する場所に搬入(又は返還)する。
且つ、各搬出装置6,6の上流側に配置した検出センサS1は、判定装置5による判定と対応する等階級の農産物Aを載置したトレーBが搬送されたか否かを検出し、選別領域cの選別情報と対応する農産物Aを載置したトレーBが搬送されたことを検出したとき、一方の搬出装置6を駆動して、農産物Aが載置されたトレーBを、搬送コンベヤ2から供給コンベヤ7aに搬出する。
且つ、各供給コンベヤ7a,7aの上流側端部に配置した検出センサS2は、搬送コンベヤ2から各供給コンベヤ7a,7aにトレーBが搬出されたか否かを検出し、一方の供給コンベヤ7aにトレーBが搬出されたことを検出(又は確認)する。
回帰コンベヤ7は、供給コンベヤ7aと、帰還コンベヤ7bと、連絡コンベヤ7cとから構成され、図3、図4、図5にも示すように、トレーBが貯留される2本の各供給コンベヤ7a,7aを、搬送コンベヤ2上に設定した選別領域c上流側端部の周回経路右側部に直交して配置し、農産物Aが載置されていない空のトレーBを貯留する1本の帰還コンベヤ7bを、選別領域c下流側端部の周回経路右側部に直交して配置し、回帰コンベヤ7の回帰経路上に設定した取出し領域dと対応する供給コンベヤ7aの端部と、帰還コンベヤ7bの端部との間を、供給コンベヤ7aから帰還コンベヤ7bにトレーBを搬送する連絡コンベヤ7cで接続して、搬送コンベヤ2の周回経路から分岐して取出し領域dを経て再び周回経路に連絡している。このように、回帰経路は、回帰コンベヤ7で構成している。
また、搬送コンベヤ2と、供給コンベヤ7aとの間に配置した各引込み用ローラ10a…は、搬送コンベヤ2から供給コンベヤ7aに向けてトレーBが搬出される方向に常時回転しているが、各搬出装置6,6の搬出動作と連動して、搬出時のみ回転してもよい。また、搬送コンベヤ2と、帰還コンベヤ7bとの間に配置した各繰出し用ローラ10b…は、帰還コンベヤ7bから搬送コンベヤ2に向けて空のトレーBが搬出される方向に常時回転しているが、搬入時のみ回転してもよい。
また、各供給コンベヤ7a,7aの箱詰め側端部に配置したストッパ11aは、経路下部に配置した上下用シリンダ11bにより供給コンベヤ7aを搬送されるトレーBに対して当接される上昇位置と、該トレーBに対して当接が回避される降下位置とに上下移動される。
且つ、各供給コンベヤ7a,7aの箱詰め側端部に配置した検出センサS3は、各供給コンベヤ7a,7a上の箱詰め側端部にストッパ11aで停留されたトレーB上に農産物Aが載っているか否かを検出し、トレーBに載置された農産物Aが作業者Eの手で取り出され、トレーB上に農産物Aが存在しないことを検出したとき、上下用シリンダ11bを降下駆動して、供給コンベヤ7a側のストッパ11aを降下させ、農産物Aが取り出された空のトレーBを、連絡コンベヤ7cを介して、供給コンベヤ7aから帰還コンベヤ7bに搬送する。なお、帰還コンベヤ7b上には、農産物Aが載置されていない空のトレーBを予め供給又は停留している。
また、帰還コンベヤ7bの回帰経路端部に配置したストッパ11aは、図6にも示すように、供給コンベヤ7a側のストッパ11aと同一の構成を有しており、コンベヤ下部に配置した上下用シリンダ11bにより帰還コンベヤ7bを搬送される空のトレーBに対して当接される上昇位置と、該空のトレーBに対して当接が回避される降下位置とに上下移動される。
且つ、選別領域cの下流側端部に配置した検出センサS4は、回帰経路の各供給コンベヤ7a,7aにトレーBが搬出されたことを検出(又は確認)する信号が検出センサS2から出力されたとき、搬送コンベヤ2上にトレーBが載置されているか否かを検出し、搬送コンベヤ2上のトレーBが載置されていた番地と対応する空き場所(又は載置面)が到来することを検出したとき、上下用シリンダ11bを降下駆動して、帰還コンベヤ7b側のストッパ11aを降下させ、帰還コンベヤ7b上に停留された空のトレーBを、搬送コンベヤ2上のトレーBが載置されていた番地と対応する空き場所にすぐに搬入する。
前記各取出し領域d…に配置した作業者Eは、前記判定装置5による判定に基づいて、回帰経路の各供給コンベヤ7a,7a上に停留された各トレーB,B上の各農産物A,Aを手で取り上げ、取出し領域d側部に配置した搬入コンベヤ8により供給される一つ又は二つの容器Cに整列して箱詰めする。且つ、所定数の各農産物A…が箱詰めされた容器Cを箱詰め部から搬出するときストッパで一旦停止させて、後述する搬出コンベヤ9が搬送する他の容器Cと合流させる。
実施例では、各選別領域c,cの各回帰経路に搬出された各トレーB…上の各農産物A…を1人で箱詰め処理するが、対象となる農産物Aの数量が多くなった場合、一つの選別領域cにおいて、1種類の農産物Aを1人で箱詰め処理する。また、1人の処理能力よりも農産物Aの数量が多くなった場合、複数の各選別領域c…において同一等階級の農産物Aを箱詰め処理すれば、農産物Aの等階級別数量に応じて、選別領域cを単数又は複数に設定すれば対応することができる。
また、トレーBに載置された農産物Aに関する情報(等級、階級、生産者番号等)を表示する表示器(例えばモニター、電光掲示盤等)を、取出し領域dに待機する作業者Eの目で読取るのに適した場所に設けてもよく、トレーサビリティシステムにも対応することができる。
且つ、取出し領域dの容器搬入側に配置した搬入コンベヤ8は、2種類の所定数の農産物Aが整列収容される大きさ及び形状に形成したコンテナ型の容器Cを供給する。例えば自動製函機又は製函作業場等の製函工程に接続され、また、容器Cに代わるものとして、例えば段ボール製の箱、合成樹脂製又は金属製の容器を用いてもよい。一方、取出し領域dの容器搬出側に配置した搬出コンベヤ9は、所定数の各農産物A…が箱詰めされた容器Cを、次工程(例えば出荷工程、保管工程等)に搬送する。
また、計測装置4による計測ミスが発生した場合、仕分けの対象とせず、トレーBに載置された取り残し分の農産物Aを、格外選別領域cと供給領域aとの間に配置した取り残しセンサS5で検出し、その検出に基づいて、次回又は次週において計測される農産物Aの計測結果を無効とし、1回目の計測時に確定した生産者情報、人為的選別情報を有効とする。
なお、上記容器Cは、例えば1個の農産物Aが収容される大きさ及び形状に形成した凹部を、容器C内部に敷設した柔軟性を有する緩衝部材の上面全体に対して所定間隔に隔てて複数配列するとともに、農産物Aの大きさ、形状、種類等に応じて、所定数の農産物Aが所望する配列状態(例えば千鳥状、升目状等)に整列収容されるように配列している。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、農産物選別装置1による農産物Aの選別方法を説明する。
先ず、図1、図2にも示すように、供給領域aにおいて、荷受コンベヤ3が搬送する多数の各農産物A…を作業者Dの手で1個ずつ取り上げ、農産物Aの外部項目を作業者Dの目で見て個々に判定するとともに、各手乗せ領域と対応する等階級の各農産物A…を、搬送コンベヤ2が搬送する各トレーB…に対して1個ずつ積載する。且つ、各手乗せ領域毎に設定した等階級と対応する各選別情報を、各手乗せ領域に搬送された各トレーB…の固有情報と対応させて判定装置5に記憶する。
次に、計測領域bにおいて、各トレーB…に載置された各農産物A…を格付けするのに必要な項目を計測装置4で計測し、その計測した農産物Aの計測情報を、各トレーB…の固有情報と対応させて判定装置5に記憶する。
判定装置5は、供給領域aの作業者Dによる人為的選別情報と、計測領域bの計測装置4による電気的計測情報とに基づいて、各農産物A…の等階級を個々に判定し、各トレーB…に載置された各農産物A…の仕分け先を確定するとともに、各農産物A…の格付け及び仕分け先の情報を、各トレーB…の固有情報と関連付けて記憶する。
次に、各選別領域c…に配置した各搬出装置6,6の上流側において、各トレーB…の固有情報を非接触型通信装置等の読取り手段で読取り、その各トレーB…の固有情報と対応して記憶された各農産物A…の格付け及び仕分け先の情報と、各選別領域c…毎に設定された等階級別の各選別情報とを判定装置5で比較して、同一の選別情報であるか否かを判定する。
トレーBに載置された農産物Aの選別情報と、選別領域cに設定された選別情報とが異なると判定された場合、また、トレーB上に農産物Aが無いと判定された場合、一対の各搬出装置6,6を駆動せず、農産物Aが載置されたトレーBを搬送コンベヤ2上に載置したまま下流側の各選別領域c…に搬送する。
トレーBに載置された農産物Aの選別情報と、選別領域cの選別情報とが一致すると判定され、農産物Aを載置したトレーBが搬送されたことを検出センサS1で検出した場合、図3にも示すように、一方の搬出装置6を駆動して、農産物Aが載置されたトレーBを、搬送コンベヤ2の周回経路右側部に搬出するとともに、該右側部に配置した回帰経路の供給コンベヤ7aに移載する。且つ、一方の供給コンベヤ7aにトレーBが搬出されたことを検出センサS2で確実に検出(又は確認)する。
また、各検出センサS1,S1による検出に基づいて、一対の各搬出装置6,6を交互に駆動して、回帰経路の各供給コンベヤ7a,7aに対してトレーBを1個ずつ供給するか、各供給コンベヤ7a,7aに供給されるトレーBの個数を計数する等して、各供給コンベヤ7a,7a上に貯留されるトレーBの個数が略同等数となるように振分け供給する。
次に、図4、図5にも示すように、回帰経路の各供給コンベヤ7a,7a上に振分けられた各トレーB,Bを、各供給コンベヤ7a,7a上の取出し領域dに各ストッパ11a,11aで停留させた後、各トレーB,Bに載置された各農産物A,Aを作業者Eの手で取り上げ、搬入コンベヤ8により供給された容器Cに1個ずつ箱詰めする。且つ、1人の作業者Eが隣り合う各選別領域c,cに移動して、2本の各供給コンベヤ7a,7aに搬出されて、取出し領域dに貯留された各トレーB…上の各農産物A…を1人で箱詰めする。
各トレーB,Bから各農産物A,Aを作業者Eの手で取り除くと、トレーB上に農産物Aが存在しないことを検出センサS3が検出し、その検出に基づいて、各供給コンベヤ7a,7a側の各ストッパ11a,11aを降下させ、各農産物A,Aが取り出された空の各トレーB,Bを、連絡コンベヤ7cを介して、供給コンベヤ7a,7aから帰還コンベヤ7bに搬送する。また、空の各トレーB,Bを帰還コンベヤ7b側に搬送すると、次の各トレーB,Bが各ストッパ11a,11aで停留される。
次に、供給コンベヤ7aにトレーBが搬出されたことを検出する信号が検出センサS2から出力されたとき、搬送コンベヤ2上にトレーBが載置されているか否かを検出センサS4で検出し、搬送コンベヤ2上のトレーBが載置されていた番地と対応する空き場所が到来することを検出したとき、帰還コンベヤ7b側のストッパ11aが降下し、帰還コンベヤ7b上に予め供給又は停留された空のトレーBを、トレーBが載置されていた番地と対応する搬送コンベヤ2の周回経路上の場所にすぐに搬入する。また、空のトレーBを搬入すると、次のトレーBがストッパ11aで停留される。
また、各供給コンベヤ7a,7a上が多数の各トレーB…で満杯になるか、帰還コンベヤ7b上に貯留されるトレーBが無くなった場合、選別領域cと対応する農産物Aが載置されたトレーBであっても、その選別領域cの各供給コンベヤ7a,7aには搬出せず、搬送コンベヤ2上を周回させて次回又は次週において排出処理する。且つ、取り残しセンサS5による農産物Aの検出に基づいて、次回又は次週において計測される農産物Aの計測結果を無効とし、1回目の計測時に確定した計測結果を保持する。
次に、所定数の各農産物A…が箱詰めされた容器Cを取出し領域dから搬出するときストッパで一旦停止させ、搬出コンベヤ9が搬送する他の容器Cと合流させて次工程(例えば出荷工程、保管工程等)に搬送する。
また、等階級の異なる2種類の農産物Aを選別する場合、一方の種類の農産物Aが載置されたトレーBと、他方の種類の農産物Aが載置されたトレーBとを、回帰経路の各供給コンベヤ7a,7aに対して等階級別に振分け供給する。各供給コンベヤ7a,7aに振分けられた各トレーB…から各農産物A…を取り出して、一方の種類の農産物Aを、箱詰め部に供給された一方の容器Cに箱詰めするとともに、他方の種類の農産物Aを、他方の容器Cに箱詰めする。
以下同様にして、各選別領域c…において、判定装置5による判定に基づいて、搬送コンベヤ2が搬送する各トレーB…に載置された各農産物A…を等階級別に選別及び箱詰めする作業を継続して行う。また、最終の格外選別領域cに搬送された格外の農産物Aは、作業者Eの手で取り上げて回収又は除去する。
以上のように、農産物Aが載置されたトレーBを搬送コンベヤ2の周回経路から回帰経路に搬出し、回帰経路上の取出し領域dにおいて農産物Aが取り出された空のトレーBを、トレーBが載置されていた搬送コンベヤ2の周回経路上の場所に搬入するので、搬送コンベヤ2上に配列されたトレーBの個数及び間隔を一定に保つことができるとともに、周回経路上に配列された各トレーB…を高速且つ効率良く循環させることができる。また、搬入時においてトレーBが詰まったり、トレーBが途切れることがなく連続して搬送されるため、農産物AをトレーBに載置する載置作業、農産物Aの所定項目を計測する計測作業、農産物Aを選別する選別作業等が連続して行え、作業の能率アップを図ることができる。
また、従来型の選別装置よりもトレーBの総数が少なく、トレーBの貯留場所及び装置全体の設置スペースが狭くて済み、レイアウトが容易に行える。且つ、装置全体の製作費が安価となり、コストの低減を図ることができる。
図7は、回帰経路上に設定した取出し領域dにおいて、トレーBに載置された農産物Aを箱詰め装置12により機械的に箱詰めする農産物選別装置1のその他の例を示し、箱詰め装置12は、例えば吸気ブロワ、真空ポンプ等の負圧発生装置(図示省略)に接続された複数(又は単数)の吸着パッド13を吸着ユニット14の下面側に垂設するとともに、吸着ユニット14全体を、回帰経路上に設定した取出し領域d内の吸着位置と、回帰経路側部に設定した収容位置とに往復移動自在に設けている。
つまり、農産物Aが載置されたトレーBを、回帰経路の各供給コンベヤ7a,7a上に設定した吸着位置に各ストッパ11a,11aで停留させた後、トレーBに載置された農産物Aを、吸着位置上部に待機する吸着ユニット14の吸着パッド13で吸着保持する。
次に、吸着パッド13で吸着保持した農産物Aを所定高さに持ち上げた後、吸着ユニット14全体を供給コンベヤ7a側部の収容位置に水平移動させ、吸着パッド13で吸着保持した農産物Aを、収容位置に供給された容器C内部に1個(又は2個)ずつ収容する。農産物Aを収容する動作が完了した後、吸着パッド13による吸着保持を解除して、吸着ユニット14を吸着位置上部に復帰移動させる。
以下、上述と同様にして、吸着ユニット14を往復移動させて、所定数の各農産物A…を容器C内部に整列収容するので、農産物Aを箱詰めする作業が機械的に行え、人為的な作業が不要となり、作業の省力化及び能率アップを図ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の搬送体は、実施例のトレーBに対応し、
以下同様に、
搬出検出手段は、検出センサS2に対応し、
第1の搬送手段は、搬送コンベヤ2に対応し、
第2の搬送手段は、供給コンベヤ7aと、帰還コンベヤ7bと、連絡コンベヤ7cからなる回帰コンベヤ7に対応し、
計測手段は、計測装置4及び判定装置5に対応し、
搬送停止手段は、供給コンベヤ7a側のストッパ11aに対応し、
搬出手段は、搬出装置6及び搬出部材6aと、引込み用ローラ10aに対応し、
搬入手段は、帰還コンベヤ7b側のストッパ11aと、繰出し用ローラ10bに対応し、
箱詰め手段は、箱詰め装置12に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
農産物選別装置の全体構成を示す平面図。 回帰コンベヤによるトレーの搬送動作を示す平面図。 トレーを回帰コンベヤに搬出する動作を示す平面図。 ストッパによるトレーの停留動作を示す平面図。 ストッパによるトレーの停留動作を示す正面図。 トレーを搬送コンベヤに搬入する動作を示す平面図。 箱詰め装置による農産物の箱詰め動作を示す側面図。
符号の説明
A…農産物
B…トレー
C…容器
D,E…作業者
S1,S2,S3,S4…検出センサ
1…農産物選別装置
2…搬送コンベヤ
4…計測装置
5…判定装置
6…搬出装置
7…回帰コンベヤ
12…箱詰め装置
13…吸着パッド
14…吸着ユニット

Claims (5)

  1. 農産物が載置される搬送体を周回経路に沿って搬送する第1の搬送手段と、
    上記農産物の所定項目を計測する計測手段とを備え、
    上記周回経路上に、
    上記搬送体に農産物が載置される供給領域と、
    上記計測手段が設けられる計測領域と、
    上記農産物の選別情報に応じて区分された複数の各選別領域とが設定され、
    上記供給領域にて搬送体に載置された農産物を、上記計測手段の計測領域を通過させて各選別領域に搬送するとともに、上記計測手段による計測によって確定された農産物の選別情報に基づいて仕分け処理する農産物選別装置において、
    上記各選別領域に、
    上記周回経路から分岐して取出し領域を経て再び周回経路に接続する回帰経路に沿って搬送体を搬送する第2の搬送手段と、
    上記周回経路から回帰経路へ搬送体を搬出する搬出手段と、
    上記回帰経路から周回経路への搬送体の搬入を制御する搬入手段とを設け、
    上記搬出手段によって周回経路から回帰経路へ農産物が載置された搬送体が搬出されたら、上記搬入手段により当該搬送体が載置されていた周回経路上の場所に取出し領域にて農産物が取り出された空の搬送体を搬入するように構成したことを特徴とする
    農産物選別装置。
  2. 上記各選別領域の回帰経路に、空の搬送体を予め供給し、上記搬入手段によって停留するようにした
    請求項1に記載の農産物選別装置。
  3. 上記周回経路から回帰経路に搬送体が搬出されたことを検出する搬出検出手段を設けた
    請求項1又は2に記載の農産物選別装置。
  4. 上記回帰経路上の取出し領域に、上記農産物が載置された搬送体を停留する搬送停止手段を設けた
    請求項1乃至3のいずれか1つに記載の農産物選別装置。
  5. 上記取出し領域に、上記回帰経路上の搬送体から農産物を取り出して箱詰めする箱詰め手段を設けた
    請求項1乃至4のいずれか一つに記載の農産物選別装置。
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