JP2763177B2 - 選別装置 - Google Patents
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Description
しくは、循環使用するための受皿を用いて被選別物を選
別仕分けする選別装置に関する。
ば、特開平1−189380号公報によって開示された青果物
の選別装置がある。
とのできる被検出部として押釦,レバー,トグル式等の
表示スイッチを配設しておりそれの変位や変化によって
等級を表示する如く構成したものである。
おいて、等級検出手段によって受皿の等級を検出すると
共に測定手段によって青果物の大きさを計測して夫々の
信号が演算処理手段へ入力される。そして、演算処理手
段は、前記計測信号に基づいて青果物の階級を判定する
と共に、前記等級信号と合わせて等級別階級別の仕分け
信号を受皿の進行と同期して出力し、これにより該当す
る排出装置を作動させ青果物を受皿ごと転動することな
く排出するようになしたものである。
変化をセンサー等で読み取るもので、読み取りのために
表示スイッチとセンサーとが正確に対応することが必要
となり調整が面倒であった。また、表示スイッチの被検
出面がゴミやホコリ等で汚れたとき等は読取ミスを発生
することもあった。
とは操作性、経済性、外観等の点で難があった。
定の仕分け順序に従って仕分け排出するもので、近年の
多様化する消費者の要求に対応できない欠点を有してい
た。
ミやホコリまたは水滴等の異物が付着するような状況に
おいても簡単な調整で正確に読み取ることができるよう
にすることにある。
部の演算記憶手段を用いて記憶しておくと共にこの仕分
情報に基づいてフレキシブルな仕分けができるようにす
ることにある。
一部に固有情報を電波として発信する手段を有する多数
の受皿と、該受皿を搬送すると共にこの受皿に被選別物
が載せられる搬送手段と、この搬送手段の搬送路に沿っ
た所定位置に設けられ、前記受皿から発信される電波を
受信して固有情報を読み取ると共に該受皿上の被選別物
の所定項目を計測する読取計測手段と、前記受皿の固有
情報と前記計測した結果とを入力し、該計測結果を予め
設定した区分値と比較して仕分情報を算出し、この仕分
情報を前記固有情報と共に更新記憶する演算処理手段
と、前記読取計測手段を通過後の後工程で前記受皿から
発信される電波を受信して固有情報を読み取る仕分読取
装置と、からなりこの仕分読取装置により読み取った固
有情報から前記記憶された仕分情報を読み出し、該仕分
情報に基づいて被選別物入受皿を仕分けるように構成し
たことを特徴とするものである。
受皿は固有情報を有する如く構成したため、夫々の受皿
に背番号付けするなどして区別できる。このことによ
り、受皿以外の外部の記憶させる手段を用いて受皿の固
有情報とこの受皿上の被選別物の仕分け情報とを合わせ
て記憶することができる。また、この受皿の固有情報を
電波として発信する如く構成したため受皿の汚れ等には
関係なく正確に読み取ることができる。
搬送され、該搬送される途中に該読取計測手段は、該受
皿から発信される電波を受信して固有情報を読み取ると
共に受皿上の被選別物の所定項目を計測して夫々の信号
を演算処理手段へ入力する。そして、演算処理手段は、
前記計測した信号から予め設定した区分値と比較して仕
分け情報を算出し、この仕分け情報を前記入力した受皿
の固有情報と共に更新記憶する。そして、前記読取計測
手段を通過後の被選別物入り受皿に対し、仕分読取装置
は、該受皿から発信される電波を受信して固有情報を読
み取ってこの信号を演算処理手段に入力する。そして、
演算処理手段は、この受皿の固有情報から前記記憶され
た仕分け情報を読み出して仕分排出信号を出力し、これ
により被選別物入り受皿を搬送手段上から排出して選別
することができる。
明する。
斜視図である。
た状態で載置するため上面の中央部にすりばち状の載部
11を形成している。この形状は青果物100の種類や形状
に応じて任意に形成することが好ましい。12は受皿1の
一部に設けられた電波を発信する手段としての発信装置
であり、例えば、背番号等の固有情報を電波として発信
するようになっている。
で開示されているIDユニットを用いて構成することがで
きる。このIDユニットは、電磁誘導作用により誘導起電
力を発生して出力する電源受給用ループコイルを有して
おり、この誘導起電力を作動のための電源とし、予め設
定されたデータ信号(固有情報)が電波として発信され
るようになっている。
電波を受信してデータ信号(固有情報)を後述の演算処
理手段5のコード番号抽出回路510へ入力するもので、
前記IDユニットの電源受給用ループコイルと電磁結合す
るアンテナを有している。
簡単に説明する。
に達すると、IDユニットは、電磁誘導作用によって誘導
起電力を発生してデータ信号(固有情報)を電波として
発信する。そして、この電波は受信装置2のアンテナで
受信されてデータ信号(固有情報)を後述の演算処理手
段5のコード番号抽出回路510へ入力する。そして、移
動中の受皿1が受信装置2の電界エリアを通過すると受
皿1のIDユニットは電磁誘導作用が停止して電波の発信
を中止する。
な受皿1の側面に限定するものではなく、例えば第2図
の如く受皿1の底面に埋込み式に設けてもよい。また、
取付の方法は受皿1に一体型に形成するか又は、近年、
薄形にカード化されたIDカードを脱着可能に設けるか又
は埋込一体型に設けることもできる。
は図示と異なる多角形やその他任意の形状で実施するこ
とができる。
トで構成する如く説明したが限定するものではなく電池
内蔵型のIDユニットとしてもよい。
成を示す平面図。第4図は第3図のA−Aに沿って矢印
方向から視た一部破断した側面図。第5図は第3図のB
矢印方向から視た断面図である。この選別装置は、被選
別物としての青果物100が載せられた受皿1を搬送さ
せ、この搬送途中に青果物100の特徴を計測して所定の
仕分け位置から青果物100を転動することなく受皿ごと
仕分け排出するものである。
送路に沿って上流側から供給部31,計測部32,第一仕分部
33の各部が設けられている。
示しない供給作業者により青果物100が供給される作業
スペースであり、この作業スペースには図示しないコン
テナによって荷受けされた青果物100を、所定の供給位
置まで送り込むため荷受コンベア311を搬送手段3の側
方に所定の配置で設けている。
距離隔てた位置に読取計測手段4を設ける。この読取計
測手段4は、受皿1から発信する電波を受信して固有情
報を読み取る読取装置41と受皿1上の青果物100の所定
項目を計測する計測手段42とから構成されている。
に排出装置7aを仕分区分に応じて複数配設して構成す
る。
物100の特徴を計測した信号が入力されると、この結果
に基ずいて仕分情報を算出すると共にこの仕分情報を前
記受皿1の固有情報と合わせて更新記憶するようになっ
ている。また、この演算処理手段5は、後述の仕分読取
装置6a,6bによって受皿1の固有情報を読み取った信号
が入力されると、この固有情報と共に先に記憶された仕
分情報を読み出し仕分排出信号を出力するようになって
いる。尚、この実施例の仕分情報は、一例として青果物
100の等級,階級をいう。
あり、該装置と受皿1とが対応したとき受皿1の固有情
報を読み取るようになっている。
流装置であり、実施例では階級別に等級を混在してプー
ルするようになっている。
直交する方向に設けられた所定機長の第二搬送手段であ
り、前記搬送手段3と同様の構成で用いられる。そし
て、この第二搬送手段9は、下流側の所定長さの搬送路
を、等級別に仕分けるための第二仕分部90に指定し、こ
の第二仕分部90に等級別に第二排出装置7bを夫々所定間
隔で配設して構成している。この第二排出装置7bは、前
記第一仕分部33で用いた排出装置7aと同様の構成で用い
られる。
置であり、前記第一仕分部33の前段に設けた仕分読取装
置6aと同様の構成で用いられる。
詰プール装置であり、終端部10aの近傍を箱詰のための
作業部11としている。
100を階級別に等級を混在排出してプールすると共に、
この等級混在した青果物100を等級別に排出して等級別
階級別に分類することができる。
青果物100が等級別に隣りあってプールされているの
で、同じ大きさの包装パックや段ボール箱等を共用する
ことができ、箱詰包装のための資材や箱詰施設等を共通
化でき効率がよく経済的である。
するもので、例えば、チェンコンベア,ローラコンベ
ア,ベルトコンベア等各種のコンベアを用いて構成する
ことができる。
一仕分部33までの全行路を、左右および上下方向に屈曲
自在なコンベアを用いて無端の連続ラインで構成する
か、または曲線走行路だけを屈曲自在なコンベアを用い
る他、傾斜部,水平部,仕分部には夫々各種のコンベア
を組み合わせて必要な方向へ所定の位置まで搬送する如
く構成することもできる。
しているが異なる複数の条か又は一条であってもよい。
この条数は、被選別物の処理量に応じて任意に設定する
ことが好ましい。
(→方向)の左側の搬送手段3aは、第4図に示す如く計
測部32を通過したあと所定の上り傾斜に設けられ、第一
仕分部33で二条(3a,3b)が上下に所定間隔で並設する
ようになっている。さらに、この二条の搬送手段3a,3b
の同一排出口は、上下で対応するようになっており、こ
の上下の排出口から排出される同一区分の青果物100を
合算排出可能に構成する。
41と計測装置42とを組み合わせて構成する。
定位置に達したときに該受皿1の発信装置12から発信さ
れる電波を受信してデータ信号(固有情報)を演算処理
手段5のコード番号抽出回路510に入力するもので、前
記受信装置2を搬送路の側方に配置して構成している。
定位置にカメラ装置421と照明装置422とを組み合わせて
光学的撮像手段を構成している。この光学的撮像手段
は、例えば、特開昭63−42411号公報に示されている技
術を用いて、青果物100の形状寸法や表面状態(色,
傷,汚れ,模様等)等の選別のための特徴を計測するこ
とができる。この計測により得られた計測信号は演算処
理手段5に入力されるようになっている。
に例えばロードセル等の荷重センサによって青果物100
の重量を計測する公知の重量計測装置等(図示せず)を
用いることもできる。
記重量計測装置(図示せず)とを併用して構成してもよ
い。
と重量計測装置との組み合わせの他に、メロンやスイカ
等の青果物の熟度や糖度等の内部品質を計測する装置を
組み合わせて構成することもできる。
配置順序に限定するものではなく、前後に入れ換わって
もよくまた同一位置であってもよい。
もので、第6図に示す如く演算部51と仕分制御部52とか
ら概略構成されている。
号(固有情報)から受皿1の固有情報としてのコード番
号を抽出するコード番号抽出回路510を有している。
処理手段5の演算部51に含む如く構成したが、前記読取
装置41と組み合わせて構成することもできる。
区分値と比較して仕分けのための情報(等級,階級)を
算出する比較判定回路511と、アドレス毎に仕分情報を
記憶する記憶部としてのアドレスメモリ512とを有して
いる。
が、この記憶方式は、特に限定するものではなく、単に
メモリ部であってもよい。
力されるデータ信号(固有情報)に基ずいて仕分情報
(等級,階級)を読み出す読出回路521a,521bと、この
読み出した仕分情報(等級,階級)を仕分排出信号とし
て出力するシフトレジスターとしての排出制御回路522
a,522bとを有している。
作の説明で詳述する。
読取装置41と同様の装置(受信装置2)を用いることが
でき、第一仕分部33の前段と階級毎の第二仕分部90の前
段に夫々設けられている。
521aに接続し、仕分読取装置6bは等級を読み出すための
読出回路521bに接続されている。
a,522bから夫々出力される仕分排出信号によって夫々を
作動させ、この作動により搬送手段3及び第二搬送搬送
手段9上の受皿1を搬送路の側方に排出するようになっ
ている。この排出装置7は、例えばシリンダやソレノイ
ド等のアクチュエータによって受皿1を搬送路外に押し
出す方式や又は、切り換えレバーや分岐アームによって
受皿1を分岐させる方式等公知の排出装置を用いること
ができる。好ましくは、特開平2−62313号公報で開示
されている仕分排出装置が用いられる。
出装置7a,7aによって搬送手段3上から排出された青果
物100入り受皿1を、搬出合流装置8上に移送するため
接続コンベア用として設けられている。この搬出装置70
a,70bは単にテーブルでもよい。尚、実施例では前記搬
送手段3と搬出合流装置8とを接続するために用いた
が、この搬出装置70a,70bは、搬出合流装置8と一体で
構成することもできる。
搬出装置70a,70bに隣接して設けられており、搬出部81
a,81bと合流貯溜部82とからなる。この搬出合流装置8
は、ローラコンベア,チェンコンベア等のアキュームレ
ート可能なコンベアを組み合わせて構成することができ
る。
れており、上下に並設された搬送手段3a,3bの同一排出
口から階級別に等級が混在して排出される青果物100入
り受皿1を、合流貯溜部82で同一面上にプールさせるた
め、上段の搬出装置70aに隣接する搬出部81aを所定の下
り傾斜に形成して終端部上面を下段の搬出部81bの搬送
面と同一面に構成している。
果物100入り受皿1を、横一列毎に後述の第二搬送手段
9上に送り出す如くストッパ装置83を組み合わせてい
る。
うる容積を有しており、受皿1一個当たりの大きさ(平
面積)と予め設定されたプール数から算出して機幅およ
び機長を構成する。
応じて、各階級毎にその大きさを設定することが好まし
い。
搬送方向が直交する方向に設けられていて、合流貯溜部
82の終端部82aから横一列で送り出される所定数の青果
物100入り受皿1を図中矢印方向に一列で搬送する如く
構成する。この第二搬送手段9は、前記搬送手段3と同
様のコンベアを用いることができる。そして、下流側の
第二仕分部90には、青果物100入り受皿1を等級別に仕
分けるための排出装置7bが夫々等級別に配置されてい
る。また、この第二仕分部90の前段には、前記仕分読取
装置6aと同様の仕分読取装置6bが搬送路の側方に配置さ
れている。
に夫々対応して設けられ、この排出装置7bによって排出
された青果物100入り受皿1を等級別に夫々貯溜するも
ので、アキュームレート可能なローラコンベア,チェン
コンベア等を用いることができる。
に示す如く自動箱詰装置12を配置することができる。こ
の自動箱詰装置12は、分布率が高く集中して仕分けられ
る区分に配置すれば効率的な箱詰ができる。
げ移動して所定位置で待機する段ボール箱13に箱詰めす
る真空吸着式の取り上げヘッド14と、段ボール箱13を所
定位置で上昇待機させると共に製品15を降下させる昇降
リフト16とを組み合わせて構成することができる。
分の箱詰プール装置10の作業部11には箱詰台(図示せ
ず)等を配置して人手の作業で箱詰めすることもでき
る。
ための搬出装置である。この搬出装置17は公知のコンベ
ア装置を用いて構成することができる。19は箱詰プール
装置10の下方に設けられた空受皿搬送装置であり、ロー
ラコンベアや滑走台等を下り傾斜に設け、箱詰プール装
置10上で青果物100が取り上げられて空になった受皿1
を第二搬送手段9の下方に設けた回収コンベア20上へ合
流搬送する如く、図示しないストッパ装置を組み合わせ
て構成している。
置8と搬送手段3の下方に搬送方向を逆にして設け、終
端部20bは前記搬送手段3の始端部30に接続されて空の
受皿1の自動回収ラインを構成する。
ブロック図を参照して以下説明する。
作業により青果物100が載せられた青果物100入り受皿1
は、搬送途中に読取装置41により、受皿1から発信され
る電波を受信してデータ信号(固有情報)を演算処理手
段5の演算部51に入力する。そして計測装置42により、
受皿1上の青果物100の形状寸法等の階級項目や色,傷
等の外観表面状態の等級項目を計測し、夫々の計測信号
を演算処理手段5の演算部51へ入力する。演算部51は、
前記入力された計測信号から色,傷,大きさについて比
較判定回路511により予め設定した区分値と比較して仕
分けのための情報として青果物100の等級および階級を
判定する。
が演算部51に入力されると、コード番号抽出回路510に
より、固有情報としてのコード番号を抽出しこの信号を
前記比較判定回路511から出力される判定信号(等級,
階級)と合わせてアドレスメモリ512に記憶しておく。
皿1が、仕分読取装置6aと対応すると、この仕分読取装
置6aは、受皿1の発信装置12から発信する電波を受信し
てデータ信号(固有情報)を演算部51へ入力する。演算
部51は、前記仕分読取装置6aから入力されたデータ信号
(固有情報)からコード番号抽出回路510により、固有
情報としてのコード番号を抽出しこの信号を仕分制御部
52の読出回路521aへ入力する。そして、読出回路521a
は、仕分読取装置6aが読み取ったコード番号を認識する
と共に、この番号のアドレスに記憶された階級を読み出
して排出制御回路522aへ階級信号を送る。そして、この
排出制御回路522aは、階級別の仕分排出信号を該当する
排出装置7aへ受皿1の進行と同期させて出力する。この
仕分排出信号により該当する階級の排出装置7aが作動し
て搬送手段3上で搬送される青果物100入り受皿1を、
搬出合流装置8に向けて階級別に等級を混在して排出す
ることができる。
送られた青果物100入り受皿1は、仕分読取装置6bによ
り、受皿1から発信する電波を受信してデータ信号(固
有信号)が演算部51へ入力する。演算部51は、前記仕分
読取装置6bから入力されたデータ信号(固有情報)から
コード番号抽出回路510により、固有情報としてのコー
ド番号を抽出してこの信号を仕分制御部52の読出回路52
1bへ入力する。そして、読出回路521bは、仕分読取装置
6bが読み取ったコード番号を認識すると共に、この番号
のアドレスに記憶された等級を読み出して排出制御回路
522bへ等級信号を送る。そして、この排出制御回路522b
は、等級別の仕分排出信号を該当する排出装置7bへ受皿
1の進行と同期させて出力する。この仕上排出信号によ
り該当する等級の排出装置7bが作動して第二搬送手段9
で搬送される青果物100入り受皿1を等級別に仕分ける
ことができる。
ない選別装置の実施例である。
0入り受皿1を、第一仕分部33の所定の仕分位置までシ
フト送り制御や順次送り制御等によって仕分信号と共に
同期させて送り、受皿1が仕分位置に達したとき排出装
置7aを作動させて仕分けるようになしたものである。
実施例の選別装置と同様であり同一符号を用いて説明を
省略する。
傷,形状寸法を計測した結果に基づき青果物100の等級
および階級を判定したが、特に限定するものではなく、
例えば、色を計測した結果に基づき着色区分別に分けて
仕分けのための情報とすることや、計測装置41に内部品
質検査装置(図示せず)を組み込んで用いて青果物100
の熟度,糖度を計測してこれらを仕分けのための情報と
することもできる。
度)の中から仕分けのために任意の項目を組み合わせて
仕分信号とすることもできる。
を示すものであり、発明を制限するものではなく、特許
請求の範囲に記載した内容であれば他の形状,配置に適
用されることは勿論である。
固有情報を有する如く構成したため、受皿に背番号付け
する如くなして夫々を区別できる。この結果受皿以外の
外部の記憶手段により受皿の固有情報と被選別物の選別
情報とをセットで記憶することができる。又、固有情報
を電波として発信する如くなしたため、ホコリやゴミ,
水滴等が付着する状況の場所等においても汚れ等に全く
影響されることなく正確に受皿の固有情報を読み取るこ
とができる。
物を計測したときの仕分情報を受皿の固有情報と共に外
部の記憶手段を用いて記憶しておき、仕分け時に受皿の
固有情報を読み取ってこの固有情報と共に記憶された仕
分情報を読み出す如く構成したため、計測後の被選別物
入り受皿を夫々を混在して貯溜することができる特徴を
有している。
別,階級別に同一容積の貯溜装置を設けて分布率の違い
によるアンバランスな貯溜を行っていた施設に比較し、
分布率の異なる各区分の被選別物を混在して貯溜できる
ので各区分毎に貯溜装置を設ける必要がなくスペースの
無駄を除き効率の良いレイアウトが行える。
に予め決められた仕分け方式(例えば、等級別,階級
別)で仕分けるに対し、複数の仕分情報を外部の記憶さ
せる手段によって記憶しておき、仕分けはこの仕分情報
を夫々任意に組み合わせて仕分排出信号として出力し仕
分けすることができるものである。例えば、等級,階
級,着色度,熟度等の複数の仕分情報の中から、等級
物,階級別に仕分けることや着色度別に仕分けること、
または熟度を優先して仕分けること等、仕分け方式を任
意に組み合わせることができる。
されたものに対し、仕分けを任意に組み立てて行なうこ
とができ消費者の多様化する要求を満足することができ
た。
図は受皿の他の例を示す一部破断した正面図、第3図は
選別装置の平面図、第4図は第3図のA−Aに沿って矢
印方向から視た一部破断した側面図、第5図は第3図の
B矢印方向から視た断面図、第6図は選別装置及び演算
処理手段の概略ブロック図、第7図は搬出合流装置の平
面図、第8図は自動箱詰装置の説明図、第9図は他の実
施例を示す選別装置の平面図である。 1……選別機用受皿、11……載部 12……発信装置、100……青果物 2……受信装置 3……搬送手段、30……始端部 31……供給部、32……計測部 33……第一仕分部、311……荷受けコンベア 4……読取計測手段、41……読取装置 42……計測装置 421……カメラ装置、422……照明装置 5……演算処理手段、51……演算部 510……コード番号抽出回路 511……比較判定回路、512……アドレスメモリ 52……仕分制御部 521……読出回路、522……排出制御回路 6……仕分読取装置、7……排出装置 70……搬出装置、8……搬出合流装置 81……搬出部 82……合流貯溜部、82a……終端部 83……ストッパ装置、9……第二搬送手段 90……第二仕分部、10……箱詰プール装置 11……作業部、12……自動箱詰装置 13……段ボール箱、14……取り上げヘッド 15……製品、16……昇降リフト 17……搬出装置、18……製品搬送コンベア 19……空受皿搬送装置、20……回収コンベア 20b……終端部
Claims (1)
- 【請求項1】個々にその一部に固有情報を電波として発
信する手段を有する多数の受皿と、該受皿を搬送すると
共にこの受皿に被選別物が載せられる搬送手段と、 この搬送手段の搬送路に沿った所定位置に設けられ、前
記受皿から発信される電波を受信して固有情報を読み取
ると共に該受皿上の被選別物の所定項目を計測する読取
計測手段と、 前記受皿の固有情報と前記計測した結果とを入力し、該
計測結果を予め設定した区分値と比較して仕分情報を算
出し、この仕分情報を前記固有情報と共に更新記憶する
演算処理手段と、 前記読取計測手段を通過後の後工程で前記受皿から発信
される電波を受信して固有情報を読み取る仕分読取装置
と、からなりこの仕分読取装置により読み取った固有情
報から前記記憶された仕分情報を読み出し、該仕分情報
に基づいて被選別物入受皿を仕分けるように構成したこ
とを特徴とする選別装置。
Priority Applications (1)
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JP2111220A JP2763177B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 選別装置 |
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JP2111220A JP2763177B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 選別装置 |
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JPS61280127A (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-10 | Omron Tateisi Electronics Co | Idユニツト |
JPH01139419A (ja) * | 1987-11-27 | 1989-05-31 | Kubota Ltd | シートパレット |
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1990
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JPH0411975A (ja) | 1992-01-16 |
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