JP2536179Y2 - 計量装置の物品相載り防止装置 - Google Patents

計量装置の物品相載り防止装置

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、形状、寸法、表面状
態等が各物品ごとに異なる例えば水産物の重量を1個ず
つ又は1組ずつ計量する計量装置において、計量装置に
物品が1個ずつ又は1組ずつ供給されるようにする計量
装置の物品相載り防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記水産物(例えば魚、魚の切り
身)等の物品の重量を計量して、予め定めた6つの重量
別ランクのうち適合する重量別ランクにこの計量した物
品を振り分ける重量選別装置として図4に示すものがあ
る。図4の右端に示す受入れトレイ1は多数の物品3が
入れられており、作業者がこの物品を適量ずつ後段の直
進フィーダ2に供給すると、これら物品3は直進フィー
ダ2により更に後段のパーツフィーダ4に送り込まれ
る。パーツフィーダ4は、これら送り込まれた物品3を
略一定間隔で1個ずつその後段の送り込みコンベア5に
供給し、送り込みコンベア5はパーツフィーダ4から供
給されてくる物品をその後段の計量コンベア6に送り込
む。計量コンベア6に送り込まれた物品は、計量用光電
スイッチ26により感知されて、計量コンベア6により
搬送される。そして、光電スイッチ26が物品を感知す
ると、その感知した時から所定の時間の経過後に計量装
置18が計量コンベア6上の物品の重量を順次計量す
る。
【0003】この計量装置18により計量された物品の
重量は、予め設定されている6つの重量別ランクの各重
量範囲と演算制御部(図示せず)により比較演算され
て、この物品の重量と対応する重量範囲のランクが決定
される。そして、計量済物品は計量コンベア6によって
振り分けコンベア7に送り込まれる。この計量済物品
は、順次振り分けコンベア7によって搬送され、各ラン
ク位置ごとに設けた各光電スイッチ8、8・・・・のう
ち対応するランク位置に設けた光電スイッチ8を遮光す
ると、この計量済物品がそのランク位置に設けた振り分
け用エアージェットノズル9の位置に移動したとき、そ
のノズル9から圧縮エアーが吹き出され、この吹き出さ
れた圧縮エアーによってこのノズル9と対向する位置に
設けた振り分けシュート10に押し入れられる。そし
て、この計量済物品は、振り分けシュート10を滑り落
ちて、下側に配置されている対応する振り分け物品回収
箱11に回収される。
【0004】ただし、パーツフィーダ4の時間当たりの
物品供給個数(物品供給能力)は、計量装置18が物品
を1個ずつ計量することができる時間当たりの個数(計
量能力)よりも少なくなるように設定してあり、これに
より計量コンベア6上に物品が2個以上載らないように
している。従って、物品は1個ずつ計量される。そし
て、計量コンベア6のコンベア速度は、物品が計量コン
ベア6により搬送される時間が計量時間と略等しいか、
それよりも少し長くなるように設定されている。しか
し、例えばパーツフィーダ4の物品供給能力の変動によ
り、計量コンベア6上に2個以上の物品が載った状態で
重量を計量する場合がある。この場合、それらの物品を
重量別ランクごとに設けられている振り分け物品回収箱
11に振り分けずに、振り分けコンベア7の後端部の下
側に配置したミス計量物品回収箱12に搬送して回収す
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記選別装置では、計
量コンベア6上に2個以上の物品が載らないようにする
ために、パーツフィーダ4の時間当たりの物品供給個数
(物品供給能力)を計量装置18の時間当たりの計量個
数(計量能力)未満となるように設定しているが、上述
したように例えばパーツフィーダ4の物品供給能力の変
動により、計量コンベア6上に2個以上の物品が載るこ
とがあり、この場合、これらの物品はミス計量物品回収
箱12に回収される。そのために、パーツフィーダ4の
物品供給能力の変動による物品供給不良回数が多くなれ
ば、それにつれて各ランクに振り分けられずにミス計量
物品回収箱12に回収される物品の個数が多くなり、作
業能率が悪くなるという問題がある。そして、ミス計量
物品回収箱12に回収される物品の個数が多くなると、
作業者がその物品を受入れトレイ1の位置まで運び、再
び受入れトレイ1に投入する回数が増加し、手間がかか
るという問題もある。
【0006】本考案は、上記問題点を解決する計量装置
の相載り防止装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、供給装置によ
り非定形物品(以下、単に「物品」という。)が所定の
間隔を隔てて順次供給され、これら供給される物品を順
次重量計量する計量装置において、上記供給装置により
供給される物品が上記計量装置に供給されるまでの間で
それら物品を順次感知しこの順次感知した物品の供給方
向の間隔を検出する供給間隔検出装置と、この供給間隔
検出装置により検出された物品の供給間隔が上記計量装
置により物品の重量を計量するために必要な或る一定の
計量間隔未満であるときその間隔を隔てて供給されてい
る物品のうちいずれか一方の物品を排除して上記計量装
置に供給されないようにする排除装置と、上記排除装置
により排除された物品を受け入れて上記供給装置に搬送
し上記供給装置により再び上記計量装置に供給させる回
収装置と、を具備することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】供給装置は、例えば水産物のように形状、寸法
及び表面形状が夫々異なる物品を所定の間隔を隔てて順
次計量装置に供給する。計量装置はこの順次供給される
各物品の重量を計量する。供給間隔検出装置は、供給装
置により供給される物品が計量装置に供給されるまでの
間でそれら物品を順次感知し、この順次感知した物品の
供給方向の間隔を検出する。排除装置は、この供給間隔
検出装置により検出された物品の供給間隔が計量装置に
より物品の重量を計量するために必要な或る一定の計量
間隔未満であるとき、その間隔を隔てて供給されている
物品のうちいずれか一方の物品を排除して計量装置に供
給されないようにする。従って、計量装置に供給される
全ての物品は、計量に必要な或る一定の計量間隔以上の
間隔を隔てて順次供給されることになる。なお、排除さ
れた物品は回収装置により回収されて、この回収装置に
より供給装置に供給され、再び計量装置に供給される。
【0009】
【実施例】この実施例は、本考案の計量装置の相載り防
止装置を重量選別装置に適用したものであり、以下図1
乃至図3を参照して説明する。ただし、この実施例の重
量選別装置は、図4に示す従来の重量選別装置と相違す
るところがあり、その相違するところは、従来の重量選
別装置では計量した物品を6つの重量別ランクに選別
し、これら選別した物品を夫々6つの振り分け物品回収
箱11に振り分けると共に、計量コンベア6に2個以上
の物品が載った状態で計量された場合はいっしょに計量
されたこれらの物品をミス計量物品計量箱12に回収し
たのに対して、この実施例の重量選別装置では従来の6
つの重量別ランクに加えて従来のミス計量物品計量箱1
2を7つ目の重量ランクに設定して合計7つの重量別ラ
ンクを設け、計量した物品を7つの重量別ランクに振り
分けているところである。つまり、従来の重量選別装置
では、例えばパーツフィーダ4よる物品供給速度の変動
により計量コンベア6に2個以上の物品が載った状態で
計量する場合があり、この場合これらの物品をミス計量
物品計量箱12に回収する必要があったが、この実施例
では相載り防止装置を設けてあるので計量コンベア6に
2個以上の物品が載らないようにすることができるの
で、ミス計量物品計量箱12を設ける必要が無くなり、
この回収箱12を7つ目の振り分け物品回収箱11とし
ている。
【0010】また、この実施例の7つの振り分けシュー
ト10の夫々の下端部にはシャッタ16を設けてあり、
この各シャッタ16は振り分けシュート10の各下端部
を開閉することができる。このシャッタ16は、振り分
け物品回収箱11が物品により満杯になったときに、こ
のシャッタ16を閉状態にして、この間に振り分け物品
回収箱11を空のものと取り替えることができるように
するためのものである。つまり、シャッタ16を閉状態
にすると、振り分けコンベア7から振り分けシュート1
0に押し入れられてくる物品を振り分けシュート10内
に保持することができる。
【0011】ただし、その他の部分は図4と同等であ
り、同等部分は同じ図面符号で示し、その詳細な説明を
省略する。各図に示す13は供給間隔検出用光電スイッ
チ、14は相載り排除用エアージェットノズル、15は
回収装置である。図1は相載り防止装置を設けた重量選
別装置の平面図である。
【0012】供給間隔検出用光電スイッチ13は、図1
に示すように送り込みコンベア5の入口に設けられてお
り、パーツフィーダ4から送り出されてくる物品を順次
感知し、この感知信号をこの光電スイッチ13と接続さ
れている演算制御部17に供給する。演算制御部17
は、この順次受信する感知信号の受信の時間間隔が計量
装置18により物品の重量を計量するために必要な所定
の計量時間よりも短いか否かを判断する機能を備えてい
る。そして、演算制御部17には後述するシーケンサ1
9も電気的に接続されている。
【0013】相載り排除用エアージェットノズル14
は、図1に示すように送り込みコンベア5の略中央の図
の上側の縁部に取り付けられており、ノズル14の方向
は送り込みコンベア5の上面と略平行した状態でコンベ
ア方向と略直交している。このノズル14は、エアー供
給管及び電磁弁(図示せず)を介して加圧タンク(図示
せず)と接続されており、電磁弁はシーケンサ19と電
気的に接続している。即ち、供給間隔検出用光電スイッ
チ13から順次送られてくる感知信号の時間間隔が計量
装置18による物品の所定の計量時間よりも短いと演算
制御部17が判断したときは、演算制御部17がその旨
の信号をシーケンサ19に送り、これによりシーケンサ
19が電磁弁にその弁を開放させる信号を送る。電磁弁
がその弁を開放すると、加圧タンク内の圧縮エアーが電
磁弁及びエアー供給管を通過して、ノズル14から吹き
出される。なお、圧縮エアーのノズル14から吹き出さ
れるタイミングは、上記短い時間間隔で送り出されてく
る物品のうち後ろ側の物品がノズル14と対向する位置
に移動してきたときに圧縮エアーが吹き出されるように
設定されている。この圧縮エアーの吹き出しにより、こ
の後ろ側の物品を送り込みコンベア5上からノズル14
と反対側に押し出して、計量コンベア6に供給されない
ようにすることができる。そして、その間隔で送り出さ
れてくる前側の物品を計量コンベア6に送り出すことが
できる。ただし、光電スイッチ13から送られてくる感
知信号の時間間隔が計量装置18による計量時間よりも
長いと演算制御部17が判断したときは、シーケンサ1
9に上記信号を送らない。従って、電磁弁は閉塞した状
態であり、加圧タンク内の圧縮エアーがノズル14から
吹き出ないようになっている。これにより、その間隔で
送りだされてくる物品を計量コンベア6に送り出すこと
ができる。
【0014】つまり、図3に示すように、物品3が計量
コンベア6により矢印の方向に搬送される際に計量が行
われるが、この計量に必要な時間をT1 とする。そし
て、パーツフィーダ4により送り出される物品の時間間
隔がT2 に設定されているとする。この時間間隔T
2 は、この間に物品3の計量ができるように時間T1
りも長く設定されている。しかし、例えばパーツフィー
ダ4による物品3の供給速度の変動等によりパーツフィ
ーダ4から送りだされる物品3の時間間隔が計量時間T
1 よりも短い時間間隔T3 となり、演算制御部17が時
間間隔T3 <計量時間T1 と判断したときは、その間隔
で送り出されてくる物品3a、3bの供給方向に対して
後ろ側の物品3bを圧縮エアーの吹き出し力により送り
込みコンベア5上から排除し、前側の物品3aを計量コ
ンベア6に送り出す。
【0015】回収装置15は、図1及び図2に示すよう
にシュート20と回収コンベア21とからなっている。
シュート20は、断面が矩形の筒状をなしている。図1
に示すように相載り排除用エアージェットノズル14と
対向する位置であって、送り込みコンベア5の図の下側
の縁部に設けられている。そして、送り込みコンベア5
と隣接する側壁の上部には切欠き22を設けてあり、シ
ュート20の内面にはクッションシート27を取り付け
てある。ノズル14から吹き出された圧縮エアーによっ
て送り込みコンベア5から押し出された物品はこの切欠
き22を通り、クッションシート27により押し出され
る際の衝撃が吸収されてシュート20内に落下する。回
収コンベア21は、下端部(図に示す左側端部)がシュ
ート20の下側開口部の下方に位置しており、上端部
(図に示す右側端部)がパーツフィーダ4の上方に位置
し、図2に示すように右上がりの状態で架台23に固定
されている。回収コンベア21は、シュート20内に落
下してきた物品を受け止めて保持し、図1の右方向に搬
送してパーツフィーダ4のボール内に戻す。なお、回収
コンベア21のベルトの表面には搬送方向と直交する方
向に桟24が突設されている。この桟24は、回収コン
ベア21により物品を搬送する際に物品が回収コンベア
21のベルト上で滑り落ちないようにしている。
【0016】次に、この計量装置の物品相載り防止装置
を設けた重量選別装置により、例えば魚のような水産物
の重量選別をする手順を説明する。まず、作業者が図1
の右端に示す受入れトレイ1に物品3を供給して、この
物品3を適量ずつ後段の直進フィーダ2上に押し出す
と、これら物品3は直進フィーダ2により更に後段のパ
ーツフィーダ4に送り込まれる。ただし、パーツフィー
ダ4内に或る一定量の物品が供給されると、検出スイッ
チ25が作動して直進フィーダ2による物品の供給が停
止する。そして、パーツフィーダ4内の物品の量が或る
一定の量以下になると検出スイッチ25が作動して停止
している直進フィーダ2を駆動させることができる。こ
れにより、物品がパーツフィーダ4に供給される。パー
ツフィーダ4は、これら送り込まれた物品を略一定間隔
で1個ずつその後段の送り込みコンベア5に供給する。
この送り込みコンベア5に送り込まれた物品は、供給間
隔検出用光電スイッチ13により順次検出される。そし
て、物品の供給間隔が計量装置18による所定の計量時
間よりも短いと演算制御部17が判断したときは、ノズ
ル14から圧縮エアーを吹き出させて、その間隔で供給
されている物品のうち後ろ側の物品を送り込みコンベア
5上から排除して、シュート20内に押し入れる。この
シュート20内に押し入れられた物品は、下側開口部か
ら回収コンベア21上に落下し、回収コンベア21によ
り搬送されてパーツフィーダ4のボール内に回収され、
そしてこのパーツフィーダ4により再び送り込みコンベ
ア5に供給される。なお、その間隔で送り出されている
物品のうち前側の物品はそのまま計量コンベア6に送り
出される。ただし、パーツフィーダ4により順次送り出
される物品の供給間隔が計量装置18による計量時間よ
りも長いと演算制御部17が判断したときは、その間隔
で送り出されてくる両方の物品を送り込みコンベア5上
から排除せずに後段の計量コンベア6に送り出す。従っ
て、送り込みコンベア5により計量コンベア6に順次送
り込まれている各物品の間隔は、所定の計量時間よりも
長い間隔であるから、計量コンベア6に送り込まれた物
品はこの計量コンベア6を支持する計量装置18により
順次重量が正確に計量される。なお、従来と同様に計量
コンベア6に送り込まれた物品は、計量用光電スイッチ
26により感知されて、計量コンベア6により搬送され
る。そして、光電スイッチ26が物品を感知すると、そ
の感知した時から所定の時間の経過後に計量装置18が
計量コンベア6上の物品の重量を順次計量する。
【0017】そして、この計量装置18により計量され
た物品の重量は、予め設定されている7つの重量別ラン
クの各重量範囲と演算制御部17により比較演算され
て、この物品の重量と対応する重量範囲のランクが決定
される。そして、ランクの決定された計量済物品は計量
コンベア6によって振り分けコンベア7に送り込まれ
る。この計量済物品は、順次振り分けコンベア7によっ
て搬送され、これら計量済物品が図1及び図2に示す各
ランク位置ごとに設けた各光電スイッチ8、8・・・・
のうち対応するランク位置に設けた光電スイッチ8を遮
光すると、そのランク位置に設けた振り分け用エアージ
ェットノズル9から所定のタイミングで圧縮エアーが吹
き出され、この吹き出された圧縮エアーによってこのノ
ズル9と対向する位置に設けた振り分けシュート10に
計量済物品が押し入れられる。そして、この計量済物品
は、振り分けシュート10を滑り落ちて、下側に配置さ
れている対応する振り分け物品回収箱11に回収され
る。なお、振り分けコンベア7の後端部に配置した振り
分け物品回収箱11に振り分けられる物品は、この振り
分けコンベア7によって後端部に搬送されて、振り分け
シュート10を通って回収される。
【0018】ただし、上記実施例では、本考案の相載り
防止装置を重量選別装置に設けた例を示したが、このよ
うな重量選別装置以外の計量装置を備える他の装置にも
取り付けることができる。そして、被計量物品として魚
等の水産物を例として挙げたが、これ以外の加工食品、
プラスチック成形品等の重量を計量する計量装置にも適
用することができる。更に、上記実施例では、計量に必
要な計量間隔未満の間隔で供給されてくる物品のうち後
ろ側の物品を排除したが、後ろ側の物品を排除せずに、
前側の物品を排除してもよい。
【0019】また、上記実施例では、1個ずつ所定の間
隔を隔てて供給されてくる物品の重量を計量する計量装
置にこの考案の相載り防止装置を取り付けた例を示した
が、複数個の物品が結合して1組をなし、このように組
になった物品が1組ずつ所定の間隔を隔てて供給されて
くる各組をなす物品の重量を計量する計量装置にこの考
案の相載り防止装置を取り付けることもできる。このよ
うな物品には、例えば加工食品、プラスチック成形品が
ある。
【0020】
【考案の効果】本考案によると、供給装置により順次供
給される物品のうち、計量装置により物品を計量するた
めに必要な或る一定の計量間隔未満の間隔で供給される
物品があるとき、その間隔を隔てて供給されている物品
のうちいずれか一方の物品を排除して、計量装置に2個
以上の物品が載らないように(相載りしないように)す
ることができる。これにより、計量装置に供給される物
品は全て計量に必要な或る一定の間隔を隔てて供給され
ることになり、計量装置に供給される物品は全て正確に
計量されるという効果がある。従って、定形物と比較し
て所定の間隔を隔てて順次計量装置に供給することが難
しいとされている水産物等の非定形物の重量を計量する
場合、実施例に示したように計量装置に本考案の相載り
防止装置を取り付けることによりそのような物品の重量
を1個ずつ又は1組ずつ正確に計量することができる。
【0021】そして、上記或る一定の計量間隔未満の間
隔で供給される物品のうちいずれか一方を排除している
ので、従来のように両方を排除する場合と比較して、排
除される物品の個数を従来の半数にすることができるの
で、計量能率(時間当たりの計量個数)の向上を図るこ
とができるという効果もある。更に、この排除された物
品は回収装置により回収されて、供給装置に搬送され、
再び計量装置に供給されるので、従来のようにミス計量
物品回収箱に回収された物品を人手により受入れトレイ
の位置まで運び、再び受入れトレイに投入する手間を省
くことができるという効果もある。また、物品が例えば
冷凍食品である場合、従来ではこのような冷凍食品がミ
ス計量物品回収箱に長く放置されると、解凍することが
あり、品質に悪影響を与えることがあるが、本願による
と排除された物品はただちに供給装置に搬送されるの
で、上記問題点を解消できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る計量装置の物品相載
り防止装置を設けた重量選別装置の平面図である。
【図2】図1に示す同実施例の正面図である。
【図3】同実施例の計量装置の物品相載り防止装置の拡
大平面図である。
【図4】従来の重量選別装置の平面図である。
【符号の説明】
4 パーツフィーダ 5 送り込みコンベア 6 計量コンベア 13 供給間隔検出用光電スイッチ 14 相載り排除用エアージェットノズル 15 回収装置 17 演算制御部 18 計量装置 19 シーケンサ 20 シュート 21 回収コンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−229679(JP,A) 特開 昭57−166516(JP,A) 実開 昭59−95022(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給装置により非定形物品(以下、単に
    「物品」という。)が所定の間隔を隔てて順次供給さ
    れ、これら供給される物品を順次重量計量する計量装置
    において、上記供給装置により供給される物品が上記計
    量装置に供給されるまでの間でそれら物品を順次感知し
    この順次感知した物品の供給方向の間隔を検出する供給
    間隔検出装置と、この供給間隔検出装置により検出され
    た物品の供給間隔が上記計量装置により物品の重量を計
    量するために必要な或る一定の計量間隔未満であるとき
    その間隔を隔てて供給されている物品のうちいずれか一
    方の物品を排除して上記計量装置に供給されないように
    する排除装置と、上記排除装置により排除された物品を
    受け入れて上記供給装置に搬送し上記供給装置により再
    び上記計量装置に供給させる回収装置と、を具備するこ
    とを特徴とする計量装置の物品相載り防止装置。
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