JP5454125B2 - 選別設備 - Google Patents

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本発明は、青果物等の物品の外観又は内部状態等をセンサー等によって検出した後、検出結果に対応する箱詰部へ物品を搬送して仕分ける選別設備に関する。
従来から、青果物等の物品を一定方向に搬送し、外観等をセンサー等によって検出した後、検出結果に対応する搬送部へ搬送する選別設備が知られている。例えば、特許文献1には、搬送コンベアにより搬送する青果物をカメラ装置により等階級を検出し、等階級の検出された青果物は、搬出合流手段により、等階級に対応する箱詰部へ搬送する選別装置が、実施例として示されている。
また、同様にして青果物を箱詰部へ搬送して仕分ける図5に示す選別設備1及び図6に示す選別設備2が考えられている。選別設備1は、受皿100に載置した青果物(物品)102を搬送する受皿搬送コンベア(第一種搬送コンベア)3と、受皿搬送コンベア3に沿って複数本配置された第一シュートコンベア4と、受皿搬送コンベア3と平行に配置され、小片104により支持する青果物9を搬送する小片支持式搬送コンベア(第二種搬送コンベア)5と、小片支持式搬送コンベア5に沿って複数本配置された第二シュートコンベア6と、を備え、受皿搬送コンベア3及び小片支持式搬送コンベア5に対して、第一シュートコンベア4の先端側と第二シュートコンベア6の先端側とが互いに反対側に位置している。これにより、受皿搬送コンベア3に対応する箱詰部7と小片支持式搬送コンベア5に対応する箱詰部8とが、受皿搬送コンベア3及び小片支持式搬送コンベア5に対して、互いに反対側に位置している。また、選別設備2は、選別設備1と同様に、受皿搬送コンベア3と、第一シュートコンベア4と、小片支持式搬送コンベア5と、第二シュートコンベア6と、を備えているが、第一シュートコンベア4の先端側と第二シュートコンベア6の先端側とが互いに対向して位置し、受皿搬送コンベア3に対応する箱詰部7と小片支持式搬送コンベア5に対応する箱詰部8とが、受皿搬送コンベア3と小片支持式搬送コンベア5との間に位置している。
特開平3−21382号公報
しかしながら、特許文献1に示す選別装置及び上記選別設備1によれば、箱詰部が受皿搬送コンベア3及び小片支持式搬送コンベア5等に対して両側に分断されるため、箱詰作業を行う作業者も両側に分断されることとなる。このため、2本の搬送コンベアに対して両側で作業者の人数を夫々確保しなければならず、作業人数の削減が困難であった。また、上記選別設備2についても、箱詰後の製品搬送ライン106を配置した場合には、箱詰部が製品搬送ライン106によって分断されるため、箱詰作業を行う作業者も両側に分断されることとなる。また、選別設備1及び2によれば、受皿搬送コンベア3と小片支持式搬送コンベア5とで同じ青果物について同様の選別を行う場合、同じ等階級の青果物が2箇所に分断されて箱詰され、箱詰め作業において端数品が生じ易くなり、作業効率が悪くなるという不具合も生じ得る。また、特許文献1に示す選別装置、選別設備1及び2の場合、搬送コンベアから箱詰部まで搬送するシュートコンベアを2箇所に配置するため、設置スペースが膨大となる。
そこで、本発明者は、このような課題の原因を究明してこのような課題を解決するべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明に至ったのである。
すなわち、本発明は、箱詰作業の作業者の人員の削減が可能となるとともに、選別ライン全体の作業効率を向上させ、設置スペースの削減ができる選別設備を提供することを目的とする。
本発明の選別設備は、一定方向に延び、物品を搬送する第一種搬送コンベアと、前記第一種搬送コンベアに沿って複数本配置され、後端部が該第一種搬送コンベアと交差し、先端部側の第一箱詰部へ前記物品を搬送する第一シュートコンベアと、前記物品を前記第一種搬送コンベアから前記第一シュートコンベアへ移転する第一移転手段と、前記第一種搬送コンベアと平行に配置され、物品を搬送する第二種搬送コンベアと、前記第二種搬送コンベアに沿って複数本配置され、後端部が該第二種搬送コンベアと交差し、先端部側の第二箱詰部へ前記物品を搬送する第二シュートコンベアと、前記物品を前記第二種搬送コンベアから前記第二シュートコンベアへ移転する第二移転手段と、を備えた選別設備において、前記第二シュートコンベアが、一の第一シュートコンベアと他の第一シュートコンベアとのピッチスペースに配置され、前記第一種搬送コンベア及び第二種搬送コンベアに対して片側に、前記第一シュートコンベア及び第二シュートコンベアの先端側が位置し、前記第二種搬送コンベアが、前記物品を搬送する搬送部を有し、該搬送部の下部に該搬送方向と逆方向へ戻るリターン部を有する無端回動部材から構成され、該搬送部とリターン部との間に、前記第一シュートコンベアが配置されたことを特徴とする。
また、本発明の選別設備は、前記選別設備において、前記第一種搬送コンベアにより搬送される物品を既定の第一シュートコンベアへ移転するように前記第一移転手段を制御し、前記第二種搬送コンベアにより搬送される物品を既定の第二シュートコンベアへ移転するように前記第二移転手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の選別設備は、前記選別設備において、前記第一シュートコンベア及び第二シュートコンベアが、前記第一種搬送コンベア及び第二種搬送コンベアに対して直角に配置されたことを特徴とする。
また、本発明の選別設備は、前記選別設備において、前記第一シュートコンベアが二本一対ずつ隣接して平行に配置され、前記第二シュートコンベアが、一の二本一対の第一シュートコンベアと他の二本一対の第一シュートコンベアとのピッチスペースに二本一対ずつ隣接して平行に配置されたことを特徴とする。
また、本発明の選別設備は、前記選別設備において、前記第一種搬送コンベアが、物品が載置された受皿を搬送する受皿搬送コンベアであり、前記第一移転手段が、前記物品が載置された受皿を前記第一種搬送コンベアから前記第一シュートコンベアへ方向変換することにより該物品を該第一シュートコンベアへ移転する方向変換手段であり、前記第二種搬送コンベアが、物品を小片により支持しながら搬送する小片支持式搬送コンベアであり、前記第二移転手段が、前記小片による物品の支持を解除させて該物品を前記第二シュートコンベア上へ移転する支持解除手段であることを特徴とする。
本発明の選別設備によれば、第一種搬送コンベア、第一シュートコンベア、第二種搬送コンベア、及び第二シュートコンベアについて、第二シュートコンベアが、一の第一シュートコンベアと他の第一シュートコンベアとのピッチスペースに配置し、第一種搬送コンベア及び第二種搬送コンベアに対して片側に、第一シュートコンベア及び第二シュートコンベアの先端側が位置する構成とすることにより、第一箱詰部及び第二箱詰部が、第一種搬送コンベア及び第二種搬送コンベアに対して片側に集約し、箱詰作業を行う作業者も第一種搬送コンベア及び第二種搬送コンベアに対して片側に集約することとなるため、箱詰作業を行う作業者が2箇所に分断する場合と異なり、作業者の削減が容易となる。また、同じ等階級の青果物が2箇所に分断されることがなくなるため、箱詰め作業において端数品が生じ難くなって作業効率を向上させることができる。また、端数品が生じても、端数品の数が減少することにより、端数品の処理が容易になる。また、第一シュートコンベア及び第二シュートコンベアが第一種搬送コンベア及び第二種搬送コンベアに対して片側に集約することにより、設置スペースを少なくすることができる。すなわち、本発明の選別設備によれば、箱詰作業の作業者の人員の削減が可能となるとともに、作業効率を向上させ、設置スペースの削減ができる。
本発明の選別設備を示す平面図である。 図1の選別設備を示す正面図である。 図1の選別設備を配置した示す青果物選別フロアーを示す平面図である。 図1の選別設備を周辺設備も含めて示す正面図である。 従来の選別設備を示す平面図である。 従来の選別設備を示す平面図である。
次に、本発明に係る選別設備について、図面に基づいて詳しく説明する。図1〜図4において、符号10は本発明の選別設備を示す。
本発明の選別設備10は、図1に示すように、一定方向に延び、青果物(物品)12を搬送する第一種搬送コンベア14と、第一種搬送コンベア14に沿って複数本配置され、後端部が第一種搬送コンベア14と交差し、先端部側の第一箱詰部16へ青果物12を搬送する第一シュートコンベア18と、青果物12を第一種搬送コンベア14から第一シュートコンベア18へ移転する第一移転手段20と、第一種搬送コンベア14と平行に配置され、青果物12を搬送する2本の第二種搬送コンベア22と、第二種搬送コンベア22に沿って複数本配置され、後端部が第二種搬送コンベア22と交差し、先端部側の第二箱詰部24へ青果物12を搬送する第二シュートコンベア26と、青果物12を第二種搬送コンベア22から第二シュートコンベア26へ移転する第二移転手段28と、を備えた選別設備に関する発明である。
本発明の選別装置10は、第二シュートコンベア26が、一の第一シュートコンベア18と他の第一シュートコンベア18とのピッチスペース30に配置され、第一種搬送コンベア14及び第二種搬送コンベア22に対して片側に、第一シュートコンベア18及び第二シュートコンベア26の先端側が位置することにより、第一箱詰部16及び第二箱詰部24を第一種搬送コンベア14及び第二種搬送コンベア22に対して片側に集約させて構成されている。また、第一シュートコンベア18及び第二シュートコンベア26は、第一種搬送コンベア14及び第二種搬送コンベア22に対して直角に配置されている。また、第一シュートコンベア18が二本一対ずつ隣接して、図1において平面視平行に配置され、第二シュートコンベア26が、一の二本一対の第一シュートコンベア18と他の二本一対の第一シュートコンベア18とのピッチスペース30に二本一対ずつ隣接して平行に配置されている。二本一対の第二シュートコンベア26の間には、中仕切部材100が設けられている。
また、選別設備10は、第一種搬送コンベア14により搬送される青果物12を既定の第一シュートコンベア18へ移転するように第一移転手段20を制御し、第二種搬送コンベア22により搬送される青果物12を既定の第二シュートコンベア26へ移転するように第二移転手段28を制御する図示しない制御手段を備えている。
第一種搬送コンベア14は、青果物12が載置された受皿32を搬送する受皿搬送コンベア(例えばベルトコンベア)であり、第一移転手段20は、青果物12が載置された受皿32を押圧して第一種搬送コンベア14から第一シュートコンベア18へ方向変換することにより青果物12を第一シュートコンベア18へ移転する方向変換手段である。第二種搬送コンベア22は、青果物12を小片34により支持しながら搬送する小片支持式搬送コンベアであり、第二移転手段28は、図2に示すように、小片34を傾倒することにより青果物12の支持を解除させて青果物12を第二シュートコンベア22上へ落下させて移転する支持解除手段である。
また、第二種搬送コンベア22は、図2に示すように、青果物12を搬送する搬送部36を有し、搬送部36の下部に搬送方向と逆方向へ戻るリターン部38を有する無端回動部材40から構成され、搬送部36とリターン部38との間に、第一シュートコンベア18が配置されている。これにより、第一シュートコンベア18を、第二種搬送コンベア22に対して交差させることが可能となり、第一箱詰部16及び第二箱詰部24を第一種搬送コンベア14及び第二種搬送コンベア22に対して片側に集約させる配置が可能となる。なお、図2において、第一シュートコンベア18が第二シュートコンベア26よりも下に位置するが、その上下関係は特に限定されない。また、無端回動部材40は、エンドレスベルトであってもエンドレスチェーンであってもよい。
なお、図3及び図4に示すように、第一箱詰部16及び第二箱詰部24において選別作業を行う作業者102の後方には、箱搬送ライン42が配置されている。箱搬送ライン42は、選別後の青果物12を箱詰した箱45を搬送する下段の製品搬送ライン44と、空の箱45を搬送する中段の空箱搬送ライン46と、上段の空箱搬送ライン48とから構成されている。また、図4に示すように、選別設備10の上方には、自動倉庫53から第一箱詰部16及び第二箱詰部24に図示しない副資材や副資材を入れた箱47又は空の箱45を供給するための流動棚50が配置されている。副資材とは、青果物のクッション材や青果物を固定する段ボール板等である。また、図2及び図4に示すように、第一シュートコンベア18の下部には、空の受皿32の返却ラインとして、図2及び図4においてリターン部38と同方向へ空の受皿32を搬送する返却ライン49(a)及び49(b)と、返却ライン49(b)から連続し図2及び図4において搬送部36と同方向へ空の受皿32を搬送する返却ライン49(c)とが設置されている。なお、返却ライン49(a)は返却ライン49(a)上の空の受皿32を返却ライン49(b)へと合流させるように構成されている。
このような構成の選別設備10であり、図3に示す青果物選別フロアー60に設置された選別設備10の作用を以下に説明する。
トマトや梨等の青果物12は、コンテナに入れられて、図3に示す一方のコンテナライン70(a)から一の種類の青果物12が一方の手選部72(a)へ搬送され、他方のコンテナライン70(b)から他の種類の青果物12が他方の手選部72(b)へ搬送され、各手選部72(a)及び(b)において作業者による等級及び/又は階級の目視検査が行われる。一方の手選部72(a)においては、青果物12が受皿32に載置され、青果物12の載置された受皿32は等級及び/又は階級に応じて作業者により移動され第一種搬送コンベア14へ移載される。他方の手選部72(b)においては、青果物12は、等級及び/又は階級に応じて、第二種搬送コンベア22の所定の小片34上に載置される。このようにして、第一種搬送コンベア14又は第二種搬送コンベア22に載置された各青果物12は、内部センサー74及び外観センサー76による検査が行われる。制御手段は、これらの検査結果を認識し、各青果物12の搬送先となる第一シュートコンベア18又は第二シュートコンベア26を決定し既定データとして記憶する。すなわち、この時点で、各青果物12が送られる箱詰部16又は24が決定される。次に、各青果物12は、第一種搬送コンベア14上の受皿32、又は第二種搬送コンベア22の小片34上に載置された状態で選別設備10において以下のように選別が行われる。なお、2本のコンテナライン70から同種類の青果物12が送られることがあり、1本のコンテナライン70のみを使用することもある。
選別設備10においては、図1に示すように、青果物12を載置した第一種搬送コンベア14上の受皿32は、制御手段の指令により、第一移転手段20によって既定の第一シュートコンベア18へ移転させられる。第一シュートコンベア18へ移転させられた受皿32は、第一シュートコンベア18の先端側の箱詰台80に向けて搬送され、箱詰部16に居る作業者102は、受皿32から青果物12を取り出して箱詰台80上で箱詰作業を行う。青果物12を詰める箱45は、空箱搬送ライン46又は48から作業者102によって取出される。箱詰作業に使用する副資材及び箱47は、流動棚50から作業者102の手元へ搬送され作業者102によって取り出されて使用される。副資材及び箱47は、一個受け取られたことをセンサー51が認識することにより、次の一個が流動させられる。なお、青果物12の種類や量によっては、空の箱45が流動棚50から作業者102の手元へ搬送されることもある。一定個数の青果物12の箱詰作業の終了した箱45は、作業者102の後方に位置する箱搬送ライン42の製品搬送ライン44に載置され、製品搬送ライン44上を下流へ搬送される。なお、青果物12を箱詰した箱45を搬送する製品搬送ライン44が、第一シュートコンベア18の下方に位置する場合は、引込コンベア又は押出プッシャー等の移載装置を使用して箱詰した箱45を製品搬送ライン44上に移載する必要性があることから、移載装置から製品搬送ライン44への箱45の合流による衝突を回避するために移載装置の作動を一時的に中断させる状況が生じることがあるが、作業者102が自ら箱45を後方の製品搬送ライン44へ移載していくため、作業者の載置作業及び箱詰作業が制限を受けることがない。また、製品搬送ライン44が箱詰台80の下方ではなく、作業者の後方に位置するため、箱詰台80と干渉しないように箱サイズが制限されることがない。
一方、第二種搬送コンベア22の小片34上に載置された青果物12は、制御手段の指令により、所定位置で小片34が傾倒させられて、既定の第二シュートコンベア26上へ落下させられて移転させられる。第二シュートコンベア26へ移転させられた青果物12は、第二シュートコンベア26の先端側の箱詰台80に向けて搬送され、箱詰部24に居る作業者102は、第二シュートコンベア26から青果物12を取り出して、箱詰台80上で、空箱搬送ライン46若しくは48又は流動棚50から搬送された箱45への箱詰作業を行い、箱詰の終了した箱45を製品搬送ライン44に載置する。
このようにして、第一種搬送コンベア14から第一シュートコンベア18へ移転された青果物12は箱詰部16において、第二種搬送コンベア22から第二シュートコンベア26へ移転された青果物12は箱詰部24において、各々箱詰作業が行われる。第一箱詰部16及び第二箱詰部24は、第一種搬送コンベア14及び第二種搬送コンベア22に対して片側に集約しているため、箱詰作業を行う作業者も第一種搬送コンベア14及び第二種搬送コンベア22に対して片側に集約することとなる。
このような選別設備10によれば、第一箱詰部16及び第二箱詰部24が、第一種搬送コンベア14及び第二種搬送コンベア22に対して片側に集約し、箱詰作業を行う作業者も第一種搬送コンベア14及び第二種搬送コンベア22に対して片側に集約することとなるため、箱詰作業を行う作業者が2箇所に分断する場合と異なり、作業者の削減が容易となる。また、同一の等階級の青果物12を隣接する第一箱詰部16又は第二箱詰部24へ搬送することにより、箱詰め作業において端数品となる青果物12が生じ難くなる。
また、第一シュートコンベア18が二本一対ずつ隣接して平面視平行に配置され、第二シュートコンベア26が、一の二本一対の第一シュートコンベア18と他の二本一対の第一シュートコンベア18とのピッチスペース30に二本一対ずつ隣接して平面視平行に配置されているため、作業者の配置等の理由により生じるピッチスペース30を有効に利用して第二シュートコンベア26を配置することにより、選別設備10全体の設置スペースを極力少なくすることができる。例えば、図5の選別設備1及び図6の選別設備2に対して、約半分の設置スペースで足りることとなる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はその他の態様でも実施できる。例えば、第一種搬送コンベア及び第二種搬送コンベアは、両者間で方式が異なれば、その態様は、上述の受皿搬送コンベア及び小片支持式搬送コンベアの態様の他、物品をローラーコンベア上で移動させる態様、物品を無端回動チェーンに保持された載置台に載置して移動させる態様、受皿を用いず物品を直接無端回動ベルト上に載置して移動させる態様等、特に限定されない。また、第一移転手段及び第二移転手段の態様は、上述の方向変換手段及び支持解除手段の他、搬送コンベアが備える皿に物品を載置しておき皿を傾倒することによりシュートコンベアへ物品を移転する態様、スライド部材又は回動部材によって物品を押圧してシュートコンベアへ物品を移転する態様等、特に限定されない。また、第一シュートコンベア及び第二シュートコンベアは、両者間で方式が異なっても同一でもよく、その態様は、物品をローラーコンベア上で移動させる態様、物品を無端回動チェーンに保持された載置台に載置して移動させる態様、物品を無端回動ベルト上に載置して移動させる態様等、特に限定されない。その他、本発明の技術的範囲には、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様も含まれる。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内で、いずれかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良い。
本発明の選別設備によれば、箱詰作業の作業者の人員の削減が可能となるとともに、作業効率を向上させ、設置スペースの削減ができるため、物品の選別作業のために広く利用できる。
10:選別設備
12:青果物(物品)
14:受皿搬送コンベア(第一種搬送コンベア)
16:第一箱詰部
18:第一シュートコンベア
20:方向変換手段(第一移転手段)
22:小片支持式搬送コンベア(第二種搬送コンベア)
24:第二箱詰部
26:第二シュートコンベア
28:支持解除手段(第二移転手段)
30:ピッチスペース
32:受皿
34:小片
36:搬送部
38:リターン部

Claims (5)

  1. 一定方向に延び、物品を搬送する第一種搬送コンベアと、
    前記第一種搬送コンベアに沿って複数本配置され、後端部が該第一種搬送コンベアと交差し、先端部側の第一箱詰部へ前記物品を搬送する第一シュートコンベアと、
    前記物品を前記第一種搬送コンベアから前記第一シュートコンベアへ移転する第一移転手段と、
    前記第一種搬送コンベアと平行に配置され、物品を搬送する第二種搬送コンベアと、
    前記第二種搬送コンベアに沿って複数本配置され、後端部が該第二種搬送コンベアと交差し、先端部側の第二箱詰部へ前記物品を搬送する第二シュートコンベアと、
    前記物品を前記第二種搬送コンベアから前記第二シュートコンベアへ移転する第二移転手段と、
    を備えた選別設備において、
    前記第二シュートコンベアが、一の第一シュートコンベアと他の第一シュートコンベアとのピッチスペースに配置され、
    前記第一種搬送コンベア及び第二種搬送コンベアに対して片側に、前記第一シュートコンベア及び第二シュートコンベアの先端側が位置し、
    前記第二種搬送コンベアが、前記物品を搬送する搬送部を有し、該搬送部の下部に該搬送方向と逆方向へ戻るリターン部を有する無端回動部材から構成され、該搬送部とリターン部との間に、前記第一シュートコンベアが配置された選別設備。
  2. 前記第一種搬送コンベアにより搬送される物品を既定の第一シュートコンベアへ移転するように前記第一移転手段を制御し、前記第二種搬送コンベアにより搬送される物品を既定の第二シュートコンベアへ移転するように前記第二移転手段を制御する制御手段を備えた請求項1に記載する選別設備。
  3. 前記第一シュートコンベア及び第二シュートコンベアが、前記第一種搬送コンベア及び第二種搬送コンベアに対して直角に配置された請求項1又は請求項2に記載する選別設備。
  4. 前記第一シュートコンベアが二本一対ずつ隣接して平行に配置され、前記第二シュートコンベアが、一の二本一対の第一シュートコンベアと他の二本一対の第一シュートコンベアとのピッチスペースに二本一対ずつ隣接して平行に配置された請求項1〜請求項3のいずれかに記載する選別設備。
  5. 前記第一種搬送コンベアが、物品が載置された受皿を搬送する受皿搬送コンベアであり、
    前記第一移転手段が、前記物品が載置された受皿を前記第一種搬送コンベアから前記第一シュートコンベアへ方向変換することにより該物品を該第一シュートコンベアへ移転する方向変換手段であり、
    前記第二種搬送コンベアが、物品を小片により支持しながら搬送する小片支持式搬送コンベアであり、
    前記第二移転手段が、前記小片による物品の支持を解除させて該物品を前記第二シュートコンベア上へ移転する支持解除手段である請求項1〜請求項4のいずれかに記載する選別設備。
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