JP4904648B2 - 長物野菜選別箱詰装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キュウリ、人参、ナス等の長物野菜の選別箱詰装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、野菜等の選果装置が種々知られている。この選果装置は、生産農家から出荷された野菜、果物等を農協等に集め、これらを等級階級選別するとともに、各等級階級別に複数の仕分けコンベア上に供給し、それぞれ箱詰めを行うものである。
【0003】
ところで、キュウリ、人参、ナス等の長物野菜の場合、等級階級選別された後の、コンベア上での向きが不揃いであると、一々向きを揃えながら箱詰めしなければならず、箱詰め作業の能率が悪くなるという問題が従来から指摘されていた。
【0004】
そのため、例えば、特開平7−291216号公報には、選別され、落下した長物野菜の向きを矯正し、配列間隔を詰めて箱詰めする自動箱詰装置が開示され、また、特開平7−257508号公報には、選別コンベアから仕分け、排出された長物野菜をパレットに順次供給し、所定配列で箱内へ詰める自動箱詰装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記自動箱詰装置は、人手作業を省き自動的に箱詰することを目的としているため、装置が大掛かりで高価となるため、初期設備投資を抑えたい選果施設にあっては、作業員数を少なくし、構造簡単にして廉価で、作業効率のよい箱詰め作業を可能とする長物野菜選別箱詰装置が切望されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を達成するため、本発明は、長物野菜を等級及び階級選別する選別コンベアと、該選別コンベアに略直角に配置された引出コンベアと、前記選別コンベアにより選別し、落下された長物野菜を、前記引出コンベアに所定本数ずつ整列させる整列コンベアを設けた長物野菜選別箱詰装置において、
整列コンベアは引出コンベアに対して遠近移動させる駆動装置を設けると共に、引出コンベア側先端に長物野菜が通過したことを検出する光電スイッチを設け、
コンベア側先端を長物野菜が通過したことを光電スイッチが検出すると、整列コンベアは長物野菜一個分に相当する距離だけ後退し、所定本数の長物野菜を整列したことをカウントすると引出コンベアは下流側のコンベアに長物野菜を移送することを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、選別コンベアによって等級及び階級選別され、所定の落下位置から下方の整列手段上に落ちた長物野菜は、ほぼ選別コンベアに直角に配置され、整列手段に並設した引出コンベアへ、整列手段によって順次搬送され、整列される
【0008】
【発明の効果】
このように構成すると、引出コンベアから整列された状態で長物野菜が搬送されてくるので、少人数の作業員で箱詰め作業がおこなえる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係わる長物野菜選別箱詰施設の平面図であり、ここでは選別ラインが2条の場合(ラインAとラインB)を示しており、両ラインとも構成は同じため同一符号を付して説明する。
【0010】
この施設は生産農家が出荷したキュウリ、人参、ナス等の長物野菜1を専用のコンテナに収納して集める荷受部(N)が設けられており、この長物野菜1を収納するコンテナ2は、ベルトコンベア3を介して重量計測が行われるコンテナスケール4に接続されている。続いてコンテナスケール4は、通常コンテナダンパあるいはオートダンパなどと呼ばれている反転コンベア5に接続されると共に、予め設定した重量を越えるコンテナ2を排除する分岐コンベア6に接続され、反転コンベア5は、さらに、ベルトコンベア7に接続されている。ベルトコンベア7は、例えば特開昭58−188228号公報のように、複数のベルトコンベアを移送方向に順次並べ、前記反転コンベア5から取り出された山積み状態の長物野菜1を、順次崩し、整列させるベルトコンベアであって、該ベルトコンベア7の側部には搬送された長物野菜1を形、つや、キズなどにより目視で判断して、良品と良品以外の格外品とに仕分けて、格外品を選別除去する等級評価部8が設置されている。等級評価部8では等級評価員9が前記評価を行うと同時に、ベルトコンベア7に続く選別コンベア10のバケット(受皿)11上に、長物野菜1が一本ずつ載置されるか監視している。
【0011】
選別コンベア10は無端チェーンコンベアに、中央部が下方に窪み、長物野菜1を受ける前記バケット11を多数装着したコンベアであって、ベルトコンベア7に近い始端側から下流に向けて、長物野菜1の大きさ、太さ、そり等を計測するCCDカメラ12’が内蔵されたカメラ装置12、次ぎに、前記計測に基づいて長物野菜1を等級階級別に分配する分配部13が配設されている。
【0012】
分配部13では、最も供給量が多い等階級部では、既知の自動箱詰装置14が設置され、前記自動箱詰装置14より下流では、手作業により箱詰め作業を行う分配区間が順次配設されている。例えば、自動箱詰装置14が配設された分配部13では、良品ランクM(中)が割り当てられ、その下流から、順次、「良品ランクS(小)」、「良品ランクL(大)」、「良品ランクLL(特大)」等と区分されている。
【0013】
前記区分された位置における、選別コンベア10の下流で、前記二条のラインAとラインBの間には、手作業により箱詰めを行う箱詰作業員15が配置されており、前記選別コンベア10により分配された長物野菜1を箱詰作業員15に搬送する引出コンベア16が、選別コンベア10にほぼ直角で、相互に対向すべく配置されている。
【0014】
また、選別コンベア10の下方で、等級及び/または階級選別毎に設けられた選別コンベア10の落下部と、引出コンベア16との間には、整列コンベア17と該整列コンベア17を引出コンベア16に対して遠近移動させる駆動装置を有した整列手段が設けられている。
【0015】
図2,3により、整列コンベア17について説明する。整列コンベア17は、整列コンベア17の機枠18の前後に設けたローラ19に無端搬送ベルト20を巻き掛けしたコンベアで、整列コンベア17の機枠18下面には、選別コンベア機枠41に固定されたレール41aを移動する移動用車輪21を備えている。該移動用車輪21は機枠18に固定したモータ22によりタイミングベルト23を介して前後に移動されるべく構成され、モータ22はコントローラ25と接続されており、該コントローラ25の制御により、整列コンベア17はレール41a上を前後移動可能にしている。
【0016】
なお、整列コンベア17の引出コンベア16側先端に設けた傾斜板26の両側には、例えば一対の光電スイッチ27が設けられ、光が遮られると長物野菜1が通過したと判断し、整列コンベア17を長物野菜1一個分に相当する距離だけ後退する制御をコントローラ25により行っている。
【0017】
引出コンベア16に所定本数の長物野菜1を整列したことをカウントしたコントローラ25は、次ぎに、引出コンベア16の下流側に配設した複数段のコンベア(28a,28b,..)を連設してなる貯留用多段コンベア28へ長物野菜1を移動する。
【0018】
図4は引出コンベア16と貯留用多段コンベア28の構成を示す図であり、貯留用多段コンベア28の各コンベア28a,28b,..には長物野菜1の有無を検出するセンサ43が設けられ、引出コンベア16から長物野菜1を移されると、下流側のコンベアに整列された長物野菜1が貯留されていない場合に限り、整列された長物野菜1を下流側へ搬送するように構成されており、前記センサ43により引出コンベア16に隣接する多段コンベア28に、空きがないことを検出したときは、警報を発するか、または、選別コンベア10の移動を停止するように構成しており、貯留用多段コンベア28の終端には、空箱に長物野菜1を詰める箱詰作業員15が待機している。
【0019】
つぎに、選別コンベア10のバケット11およびバケット11を回動するためのソレノイドについて図5により説明する。バケット11は両端を選別コンベア10のチエンリンクプレート29により軸支された、下方に窪み30を有し、表面に弾性体31を有す受皿であって、バケット11の片側側部32と前記チエンリンクプレート29間には、バケット11姿勢を水平に維持したり、下方に回動するためのブロック33が設けられている。このブロック33は、バケット11を下方に回動させるときのガイドとなるガイド溝34を有し、一端が軸支された落下体35と、該落下体35を係止するための係止レバー36、および該落下体35と係止レバー36を軸支するためのフレーム37からなり、落下体35は、落下体35に設けたフック39a、及び、前記係止レバー36に設けたスプリング39と支持ピン36aにより、常時、係止状態に保持されている。
【0020】
また、前記係止レバー上端40は、バケット上面よりも上方に突出しており、選別コンベア機枠41には、前記バケット11を下方に回動するためのソレノイド38(46,47)が装着されている。ソレノイド38(46,47)には先端がL字状のレバー42を設けており、該ソレノイド38(46,47)はコントローラ25から信号が送られると、レバー42を下方に向け、下方に向けられたレバー42と前記係止レバー上端40とが当接する構成となっている。
【0021】
前記ソレノイド38(46,47)は、等級及び/または階級の区分毎に設けられるが、本実施例では、区分毎に3箇所設けており、分配区分内で選別された長物野菜1の落下位置を3箇所設定可能になっている。(図2参照)次ぎに、荷受けから選別コンベア10に送られ、選別コンベア10から落下した長物野菜1を整列コンベア17により、引出コンベア16に送り、引出コンベア16から搬送された長物野菜1を箱詰めする動作および箱詰め作業について説明する。
【0022】
生産農家により、ベルトコンベア3に降ろされた長物野菜1を詰めたコンテナ2は、コンテナスケール4によって重量計測が行われ、ここで所定範囲重量以外のコンテナ2は分岐コンベア6によりラインから外され、所定重量のコンテナ2は、反転コンベア5によって反転され、ベルトコンベア7および等級評価員9より整列され、選別コンベア10のバケット11上に一本ずつ載置される。
【0023】
バケット11上の長物野菜1は、次に、カメラ装置12により、大きさ、太さ、そり等が計測され、良品の「S(小)」、「M(中)」、「L(大)」、「LL(特大)」に区分される。コントローラ25は前記区分された信号を受け、例えば「L」階級の区分信号を受信したときは、「L」階級の区分におけるソレノイド38のレバーを下方に回転する。
【0024】
前記信号に区分されたバケット11がソレノイド位置に移動すると、バケット11のブロック33に設けた係止レバーの上端40が、ソレノイド38のレバー42に当接し、この結果、係止レバー36により、落下体35のフック39aが支持ピン36aから外れ、落下体35の落下移動に伴って、バケット11はガイド溝34に沿って下方に回動し、バケット11の水平姿勢は解除される。そして、バケット11に載った長物野菜1を下方に位置する整列コンベア17に落下する。
【0025】
整列コンベア17先端の初期位置は、引出コンベア16の一側に設けたストッパ45に近接した位置で、選別された長物野菜1が整列コンベア17で搬送され、先端に設けた傾斜板26の光電スイッチ27を長物野菜1が通過すると、整列コンベア17は長物野菜1一個分に相当する距離だけ後退する。
【0026】
この動作を所定本数(例えば、ソレノイドを区分毎に3箇所設置したときは、引出コンベア16に整列する予定本数の1/3)繰り返すと、コントローラ25はソレノイド38のレバーを上方に回転し、次ぎに「L」階級の信号を受けたときは、ソレノイド46のレバーを下方に回転し、以後、「L」階級の長物野菜1の信号を受信すると、コントローラ25はソレノイド46位置から長物野菜1を落下するように、ソレノイド46のレバー42を下方に回転する制御を行う。
【0027】
このとき、選別コンベア10の先端は、ソレノイド38による落下、整列動作を行った最後の長物野菜1の近傍に位置している。そして、前記同様に所定本数の選別、整列を繰り返すと、コントローラ25は、前記同様の動作によって、ソレノイド47位置から長物野菜1を落下するように制御する。
【0028】
このように構成すると、整列コンベア17の搬送距離を極めて短く構成することができる。即ち、ソレノイドによる長物野菜1の落下位置を一箇所にした場合は、整列コンベア17の長さは、図6のように、少なくとも、引出コンベア16の幅以上にする必要があるのに対して、前記のように、長物野菜1の落下位置を複数箇所にすると、引出コンベア16の幅によらず、任意の本数を引出コンベア16上に、極めて搬送距離の短い整列コンベア17によって整列することができる。
【0029】
前記光電スイッチ27により、引出コンベア16に所定本数の長物野菜1を整列したことをカウントしたコントローラ25は、次ぎに、貯留用多段コンベア28へ長物野菜1を移動する。この結果、長物野菜1は貯留用多段コンベア28の下流側のコンベアから順に整列され、貯留される。
【0030】
箱詰作業員15は、多段コンベア28終端に整列している長物野菜1を、順次、多段コンベア28と隣接して設置している昇降式箱載台48に載った空箱に詰め、長物野菜1を詰めた箱は、梱包機械49を経由し、出荷ライン50を通って出荷される。
【0031】
この昇降式箱載台48は、箱を載せる昇降自在のテーブルを備えており、空箱を載せたテーブルを作業者の作業の最適位置まで上昇させ、箱詰めを終了するとテーブルを所定位置まで下降させ、出荷ライン50上に箱を移送するものである。
【0032】
本実施例では、被選別物のサイズは通常はMサイズのものが一番多く、S,L及びLLサイズのものはそれと比べると量が少ないので、図1に示す施設では、Mサイズについては機械詰めを、S,L及びLLサイズについては1人又は複数人の箱詰め作業者による手詰めを行うようにしているが、これはあくまでも一例であってこれに限定される必要はないことは勿論である。
【0033】
また、実施例では等級を良品ランクのみとしたが、選別コンベア10を複数列併設し、等級を複数ランク(秀品、優品等)に選別可能にしてもよい。このように、ラインAとラインBの二条の選別コンベア10により長物野菜1を等級及び階級選別し、箱詰めするとき、二条の選別コンベア10の間で、選別コンベア10の処理量が少ない等級および選別区分側に、手作業により箱詰め作業を行う箱詰作業員15を配置し、選別された長物野菜1が、選別コンベア10に略直角に配設された引出コンベア16により、待機している箱詰作業員15に向かって、整列された状態で搬送されるように構成したため、少人数で、二条の選別コンベア10から移送された長物野菜1を、ラインごとに箱詰めすることができ、また、箱詰め時は、長物野菜1が整然と整列しているため容易に箱詰めすることができる。
【0034】
このため、構成簡単で廉価でありながら、作業効率のよい長物野菜箱詰装置を得ることができる。つぎに、生産農家が荷受けに使用したコンテナの回収装置について説明する。従来の、荷受け後の空コンテナ60は、図7に示すように、空コンテナ置き場61に移送され、荷受場59と空コンテナ置場61とは別々に配置されていた。これは、空コンテナ回収農家と荷受け農家とが一場所において混雑を避けるための措置であったが、空コンテナ置き場61に空コンテナ60を整理する要員Wが必要であった。
【0035】
この空コンテナ回収装置70は、このような課題を解決するため、荷受けコンベア64の上方には、荷受けコンベア64と平行に空コンテナ搬送用コンベア65が配置され、該空コンテナ搬送用コンベアの終端部65bは荷受けコンベアの始端部64aに臨み、該空コンテナ搬送用コンベア65の始端部65aは前記荷受けコンベアの終端部64bに設けられ、空コンテナ搬送用コンベア65の搬送速度を荷受けコンベア64の搬送速度よりも、荷受けコンベア64の荷受け量と搬送長さに基づいて速く設定可能にしたことを特徴とする。
【0036】
このように構成すると、図8(1)に示すように、荷受けコンベア64に長物野菜1等を積んだコンテナ2を載せ、荷受け搬送作業を行うと、コンテナ2は荷受けコンベア64終端部に設けられた反転コンベア5により空状態になり、空コンテナ搬送用コンベアの始端部65aに移され、空コンテナ60は荷受け量と搬送長さ(L)に基づいて、荷受けコンベア64よりも速く設定された速度で空コンテナ搬送用コンベア65により荷受けコンベアの始端部64aである荷受け作業位置(荷受場59)に帰ってくる。
【0037】
このとき、同時に、荷受場59に持ち込む生産農家が多く、荷受け量が多い場合、あるいは荷受場59に持ち込む生産農家が少なくても、搬送長さLが長い場合は、例えば、空コンテナ搬送用コンベア65の搬送速度を荷受けコンベア64搬送速度の1.1から2倍の範囲で速く設定可能にし、選別部71での空コンテナの溜まりを防止し、空コンテナ搬送用コンベア65の始端部である選別部71上方の空箱載置部にはコンテナがない状態にすることにより、空コンテナを載せやすくすることができる。
【0038】
また、荷受け作業を行いながら、帰ってきた空コンテナ60を回収することができるため、従来のように、空コンテナ置き場61まで出向いてコンテナ60を回収する必要が無く、また、整理用の作業員が不要で、且つ、コンテナ回収作業を荷受け作業の若干の遅れにより開始することができるため、荷受け農家と空コンテナ回収農家とが混雑することがないという特徴がある。
【0039】
また、図8(2)のように、空コンテナ搬送用コンベア65は荷受けコンベア64の上方に位置しているため荷受け作業に支障を来さない。図9は、長ネギの施設における空コンテナ回収装置70の実施例を示す図であり、図9(1)は荷受場59から選別部71までの搬送を示し、図9(2)は選別部71から荷受場59間での空コンテナ60の回収搬送を示す。
【0040】
生産農家は荷受場59において、持参した長ネギを皮剥ぎ機72に投入し、選別部71から回収されたコンテナ60に、皮剥処理された長ネギを入れる。このコンテナ2はローラコンベア73により選別部71に搬送され、選別処理により空になったコンテナ60が、選別部71のローラコンベア上方に配置された空コンテナ搬送用コンベア65に載せられ、再び、荷受場59に移送される。
【0041】
このように空コンテナ回収装置70を構成しているので、最低個数のコンテナで荷受け処理することができ、また、空コンテナ60処理専用の作業員を配置する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる長物野菜選別箱詰め施設の全体平面図である。
【図2】整列コンベアの実施形態を示す構成図である。
【図3】整列コンベア先端部の実施形態を示す構成図である。
【図4】引出コンベアおよび貯留用多段コンベアの実施形態を示す構成図である。
【図5】選別コンベアのバケットの実施形態を示す構成図である。
【図6】長物野菜の落下位置が固定されている場合の、従来の整列コンベアを示す図である。
【図7】従来の施設を示す全体平面図である。
【図8】(1)空コンテナ回収装置を示す全体平面図である。
(2)空コンテナ回収装置の配置を示す立面図である。
【図9】(1)荷受搬送を示す施設の平面図である。
(2)空コンテナ回収装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1長物野菜
2コンテナ
3ベルトコンベア
4コンテナスケール
5反転コンベア
6分岐コンベア
7ベルトコンベア
8等階級評価部
9等階級評価員
10選別コンベア
11バケット(受皿)
12カメラ装置
13分配部
14自動箱詰装置
15箱詰作業員
16引出コンベア
17整列コンベア
25コントローラ
28貯留用多段コンベア
38ソレノイド
42L字状のレバー
44箱詰作業員
46ソレノイド
47ソレノイド
50出荷ライン

Claims (1)

  1. 長物野菜を等級及び階級選別する選別コンベアと、該選別コンベアに略直角に配置された引出コンベアと、前記選別コンベアにより選別し、落下された長物野菜を、前記引出コンベアに所定本数ずつ整列させる整列コンベアを設けた長物野菜選別箱詰装置において、
    整列コンベアは引出コンベアに対して遠近移動させる駆動装置を設けると共に、引出コンベア側先端に長物野菜が通過したことを検出する光電スイッチを設け、
    コンベア側先端を長物野菜が通過したことを光電スイッチが検出すると、整列コンベアは長物野菜一個分に相当する距離だけ後退し、所定本数の長物野菜を整列したことをカウントすると引出コンベアは下流側のコンベアに長物野菜を移送することを特徴とする長物野菜選別箱詰装置。
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